【研 究 発 表 の 実 績】

【研 究 発 表 の 実 績】
平成 24 年度から平成 26 年度までに発表した研究発表の実績は,次の通りで
ある。研究代表者,研究分担者,研究協力者の氏名には下線を引き,それぞれ
二重線,一重線,点線で示している。
[平成 26 年(2014 年)]
1. 宮川健・真野祐輔・岩崎秀樹・國宗進・溝口達也・石井英真・阿部好貴,
「中
等教育を一貫する数学的活動に基づく論証指導の理論的基盤:カリキュラム
開発に向けた枠組みの設定」
,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,21(1),
印刷中,査読有
2. 岩崎秀樹・真野祐輔「算数と数学の接続における 2 つの一般化に関する開発
研究」,日本数学教育学会誌・数学教育,96(7),40-43.2014.査読有
3. 溝口達也,“Function and Equation as Tools for Future Construction”,Proceedings
of the he 7th International Conference on Educational Research (ICER2014),
430-441. 2014.査読有
4. 溝口達也・他 3 名「中学校数学科における教育課程の開発研究:単元『関数
と方程式』の構成とその実践」,日本教育大学協会研究年報,第 32 集,157-172.
2014.
5. 宮川健,「研究者と実践者の協働による‘授業化’の仕組みについて:証明する
ことのカリキュラム開発の事例から」,日本数学教育学会誌・数学教育学論究
臨時増刊,Vol. 96. 印刷中.査読有
6. 宮川健 “Functions of proof: a comparative analysis of French and Japanese national
curricula and textbooks”. In Proceedings of International Conference on
Mathematics Textbook Research and Development 2014. University of Southampton,
UK. 印刷中.査読有
7. 宮川健 “What is a "good lesson" in Japan? An analysis of a lesson”. In I. Maitree,
M. et al. (Eds.) Lesson Study: Challenges in Mathematics Education. Singapore:
World Scientific Publishing. 印刷中,著書
8. 石井英真「学力」,日本教育方法学会編『教育方法学研究ハンドブック』学文
社,2014. 著書
9. 石井英真「SGH は高校教育に何をもたらすか」
『月刊高校教育』,47(8), 42-45,
2014. 査読無
10.真野祐輔・國宗進「理論的枠組みに基づく『単元を通した数学的活動』の構
想:単元「数列における論証指導の系列と課題」,日本数学教育学会・第 2 回
春期研究大会論文集,49-56,2014.査読無
11.真野祐輔「数学的帰納法の指導における限量詞の扱いと課題」,全国数学教育
学会第 40 回研究発表会・ポスター発表,2014. 査読無
12.真野祐輔,「無理数の学習指導における数学的ディスコースの進展:具象化
(reification)の記号論的分析,日本科学教育学会誌『数学教育学論究』,第 96
巻・臨時増刊,81-88,2014.査読有
13.阿部好貴・石井英真「数学的リテラシーとしての論証の必要性」,日本数学教
育学会・第 2 回春期研究大会論文集,57-60,2014.査読無
14.岩知道秀樹・杉野本勇気・大滝孝治,「論証教材としての Sylvester の自然数
定理」,日本数学教育学会・第 2 回春期研究大会論文集,37-40,2014.査読
無
15.大滝孝治,
「確率ミスコンセプションのコモグニション論的解釈:小数の法則
に焦点をあてて」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,20(2),1-9,2014.
査読有
[平成 25 年(2013 年)]
16.岩崎秀樹・大滝孝治・杉野本勇気・岩知道秀樹,
「数学教師を目指す教育学部
初年次学生の論証認識に関する考察」,日本科学教育学会誌『科学教育研究』,
37(3),226-234,2013.査読有
17.服部裕一郎・岩崎秀樹,
「数学教育におけるクリティカルシンキング育成のた
めの教育課程の開発研究:数学科における総合的な学習の時間の授業実践」,
全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,19(2),63-71,2013.査読有
18.國宗進・熊倉啓之・柗元新一郎「図形の論証の理解とその学習指導:図形の
相似に関する補助線を引く方法の意識化」, 日本数学教育学会誌・数学教育
学論究臨時増刊, Vol. 96,113-120,2013. 査読有
19.溝口達也“Design of problem solving lesson and teacher's assistance: Based on
refining and elaborating mathematical activities”,Proceedings of the 6th East Asia
Regional Conference on Mathematics Education, vol.2, 194-203, 2013.査読有
20.溝口達也・F. Peck・M.Matassa,
「『傾き』の確かな理解を求めて」,
『新しい算
数研究』,No.511,38-39,2013. 査読無
21.山脇雅也・山本靖・溝口達也,
「中学校数学科における関数と方程式の統合カ
リキュラムの開発研究:第 2 学年及び第 3 学年の授業研究をもとに」,全国数
学教育学会誌・数学教育学研究,19(2),185-201,2013.査読有
22.宮川健「幾何領域における証明の存在理由:フランスと日本の場合」,日本数
学教育学会誌・数学教育学論究臨時増刊,Vol. 95, 345-352, 2013.査読有
23.五十嵐慶太・宮川健「学校数学における確率を捉える枠組みの一提案:数学
的モデルとしての確率という視点から」
,日本数学教育学会誌・数学教育学論
究臨時増刊, Vol. 95, 17-24, 2013. 査読有
24.宮 川 健 & Winsløw, C., “Developing mathematics teacher knowledge: the
paradidactic infrastructure of "open lesson" in Japan”. Journal of Mathematics
Teacher Education, 16 (3), 185-209, 2013.査読有
25.石井英真「これからの社会に求められる学力とその評価:
『真正の学力』の追
求」『初等教育資料』第 898 号,28-31,2013.査読無
26.真野祐輔 “Semiotic chaining and reification in learning of square root numbers: on
the development of mathematical discourse”, Proceedings of the 37th Conference of
the International Group for the Psychology of Mathematics Education, Vol. 4,
209-216, 2013.査読有
27.真野祐輔「平方根の加法の学習における記号論的連鎖と具象化の分析:A.
Sfard の数学的ディスコース論の視座から」,日本数学教育学会誌・数学教育
学論究臨時増刊,Vol. 95,193-200,2013,査読有
28.柳本朋子・真野祐輔・宇野勝博「小学校教師を志望する大学生の論証認識に
関する研究:カードの敷き詰め問題に関連した「教科内容知(SMK)」に焦点
をあてて」,日本数学教育学会誌・数学教育学論究臨時増刊, Vol. 95, 385-392,
2013. 査読有
29.阿部好貴「数学的モデル化からみた数学的リテラシーの捉え方」,日本数学教
育学会誌・数学教育学論究臨時増刊, Vol. 95,9-16,2013. 査読有
30.大滝孝治,
「確率単元の構造に関するコモグニション論的考察:中学校数学教
科書の分析を通して」,日本数学教育学会誌・数学教育学論究臨時増刊, Vol. 95,
349-56, 2013. 査読有
[平成 24 年(2012 年)]
31.岩崎秀樹・入川義克,
「数学科教員養成における学部・大学院連携の教職プロ
グラムの課題と展望」,全国数学教育学会誌『数学教育学研究』,18(1),107-117,
2012.査読有
32.岩崎秀樹・大滝孝治・新居広平,「数学教育における目的・目標論再考」,日
本数学教育学会誌『数学教育』,94(11),26-29,2012.査読有
33.岡崎正和・岩崎秀樹・影山和也・和田信哉「図形の動的な見方の構造につい
て:比喩的認識の視点から」, 『日本教科教育学会誌』, 35(2),53-62,2012.
査読有
34.入川義克・杉野本勇気・岩崎秀樹「数学科教員養成における学部・大学院連
携のカリキュラム・モデルの研究」, 『日本教科教育学会誌』, 35(2),31-40,
2012.査読有
35.Jones, K.・藤田太郎・國宗進 “Promoting Productive Reasoning in the Teaching of
Geometry in Lower Secondary School: Towards A Future Research Agenda”,
Proceedings of the 12th International Congress on Mathematical Education,
pp.2222-2231. Seoul, Korea: ICME. 2012. 査読有
36.溝口達也「『論証指導』の基盤としての『説明の指導』
:研究ノート」,鳥取大
学数学教育研究,15(3),1-9,2012.
37.石川実,宮川健「手続きの説明」の学習における伝言ゲームの可能性:中学
校図形領域における教授実験を通して. 日本数学教育学会誌・数学教育,
94(11), 2-11, 2012. 査読有
38.宮川健「認識論と算数・数学の授業:基本認識論的モデルの視点から」,日本
数学教育学会・第 45 回数学教育論文発表会論文集(第 1 巻), 15-20, 2012. 査
読無
39.宮川健「フランス前期中等学校平面幾何領域における証明の生態:教科書分
析から」.日本数学教育学会誌・数学教育, 94(9), 2-11, 2012. 査読有
40.宮 川 健 “Proof in geometry: a comparative analysis of French and Japanese
textbooks”. In Tai-Yih Tso (Ed.), Proceedings of the 36th Conference of the
International Group for the Psychology of Mathematics Education (Vol.3, pp.
225-232), 2012.査読有
41.石井英真・神原一之「高次の学力を伸長する指導のあり方に関する一考察:
パフォーマンス評価を取り入れた『平方根』の授業実践の分析を通して」,全
国数学教育学会・数学教育学研究,18(2),91-98,2012.査読有
42.石井英真「算数・数学教育の立場から:
『数学する活動』を軸にした目標と評
価のあり方」『教育目標・評価学会紀要』第 22 号,1-8,2012.査読有
43.石井英真「新しい評価の動向:思考力・判断力・表現力を育てるパフォーマ
ンス評価」『教育展望』
,58(7),36-40,2012.査読無
44.真野祐輔「数量関係の学習における操作的表記の構造化の諸相:教授実験に
基づくディスコースの変容の分析」,日本数学教育学会・第 45 回数学教育論
文発表会論文集,第 2 巻,743-748,2012.査読有
45.真野祐輔 “Characterizing the reification phase of variables in functional relation
through a teaching experiment in a sixth grade classroom”, Proceedings of the 36th
Conference of the International Group for the Psychology of Mathematics Education,
Vol. 4, 83-90, 2012.査読有
46.真野祐輔・柳本朋子・宇野勝博“Issues on prospective teachers’ argumentation for
teaching and evaluating at primary school level”, Proceedings of the 12th
International Conference on Mathematics Education, Topic Study Group 23,
4714-4727, 2012. 査読有
47.真野祐輔「具象化理論に基づく変数性のコンセプションの変容に関する研
究:小学校第 6 学年における教授実験のデザイン」,全国数学教育学会誌・数
学教育学研究,18(2),23-33,2012.査読有
48. 阿部好貴「数学的リテラシーという視点からの教授・学習内容の考察:関数
領域に焦点をあてて」,全国数学教育学会誌・数学教育学研究,18(1),23-30,2012.
査読有
49. 杉野本勇気,
「数学教師教育のための授業研究の方法論に関する検討:数学教
育研究を基盤にした取り組みに向けて」,全国数学教育学会誌『数学教育学研
究』,18(2),153-160,2012.査読有