科目コード 科 目 名 選択区分 急性期看護方法論 (Acute Care Nursing Methods) 必修 単位数(時間) 美由紀、中西 純子、小西 美鈴、西森 旬恵 2単位(60時間) 円、宮宇地 秀代、 212 開講学科 看護学科 履修時期 3年次前期 科目区分 専門科目 担当教員 松井 島田 授業目標 急性期にある患者の看護を実践するために基礎的な知識と方法を修得する。 授業概要 急性期にある患者の看護(特に周手術期看護)の方法と実際について教授する。 事例やグループワークを通して必要な知識と技術を習得できるように、積極的かつ主体的に学ぶ。 授業内容は、実践的な学習ができるようにシミュレーション教育を施しながらすすめていく。 授業内容 回 項 目 内 容 担当者 看 護 学 科 第1回 急性期看護概論 急性期にある人の特徴と理解 《生体侵襲理論・モニタリング・疼痛管理・危機介入》 第2回 周手術期看護概論 周手術期にある人の特徴と理解(術前~退院まで) 手術侵襲の回復過程 患者家族の心理過程と援助 第3回 周手術期過程に応じた看 護【術前】 意思決定支援・術前評価・術前準備(心理・身体面) 第4回 周手術期過程に応じた看 護【術中】 手術室の環境・手術室看護師の役割・感染防止・安全管 理・術中管理 小西円 第5回 周手術期看護の技術演習 【体位固定】 硬膜外麻酔と手術体位におけるリスクとポジショニン グの実際 小西円 島田美鈴 第6回 周手術期看護の技術演習 【モニタリング】 生体監視装置(モニター)による観察点と測定方法 心電図 12 誘導の装着 第7回 周手術期過程に応じた看 護【術後】 術直後の看護(術後循環不全・術後出血) 術後疼痛管理・早期離床促進ケア・術後創傷管理 第8回 起こりうる術後合併症へ の看護(1) 術後合併症の発生メカニズムと症状 術後合併症のケア《肺合併症・イレウス》 第9回 起こりうる術後合併症へ の看護(2) 術後合併症の発生メカニズムと症状 術後合併症のケア《術後感染・縫合不全》 第 10 回 ドレーン管理 ドレナージの目的・種類・ドレーン留置時の看護 第 11 回 起こりうる術後合併症へ の看護(3) 術後合併症の発生メカニズムと症状 術後合併症のケア《術後せん妄・DVT》 第 12 回 術式別による看護(1) 【開胸術】 事例から肺葉切除術をうける患者の看護を考える ※グループワーク学習 第 13 回 術式別による看護(1) 肺葉切除術をうける患者の看護 - 109 - 松井美由紀 西森旬恵 松井美由紀 宮宇地秀代 松井美由紀 回 項 目 術式別による看護(2) 【開腹術】 第 14 回 内 容 担当者 事例から胃切除術を受ける患者の看護を考える ※グループワーク学習 松井美由紀 第 15 回 術式別による看護(2) 胃切除術を受ける患者の看護 第 16 回 術式別による看護(3) 人工骨頭置換術をうける患者の看護を考える ※グループワーク学習 第 17 回 術式別による看護(4) 【人工肛門造設術】 ストーマリハビリテーションの基礎知識と実際 第 18 回 輸液ポンプとシリンジポ ンプの基礎知識 輸液ポンプとシリンジによる輸液管理方法の基礎知識 《機器メカニズムと操作方法》 第 19 回 周手術期看護の技術演習 【ストーマケア】 ストーマケアの実際 第 20 回 クリティカルケアの技術 演習【輸液管理】 輸液ポンプとシリンジによる輸液管理方法の実際 《機器メカニズムと操作方法》 小西円 西森旬恵 島田美鈴 第 21 回 術式別による看護(3) 人工骨頭置換術をうける患者の看護 中西純子 担当者 第 22 回 救急看護の概念と特徴 救急医療体制と救急医療の特徴 第 23 回 急性病態と看護 ショック時のアセスメントと看護 第 24 回 人工呼吸器装着患者への 看護 人工呼吸器装着時のケアと管理 第 25 回 吸引と排痰促進ケア 吸引法の基礎知識と実際・その他の排痰促進ケア 第 26 回 救急看護の技術演習 【救命処置(BLS ALS)】 救命処置と看護 第 27 回 クリティカルケア・救急看 護の技術演習【吸引】 口腔・鼻腔吸引と気管吸引(開放式・閉鎖式)の実際 第 28・29 回 知識と技術の統合【演習】 術直後の看護ケアの事例シミュレーション体験 まとめ グループワーク 成 績 評 価 方 法 教科書 参考図書等 備 考 宮宇地秀代 小西円 宮宇地秀代 松井美由紀 松井美由紀 小西円 松井美由紀 小西円 島田美鈴 松井美由紀 宮宇地秀代 西森旬恵 松井美由紀 担当者全員 定期試験 80%、学習課題 20% 雄西智恵美・秋元典子(2014)「周手術期看護論[第3版]」(ヌーヴェルヒロカワ) 医療情報科学研究所編集(2013)「看護技術がみえる vol.2 臨床看護技術」(メディックメ ディア) 本庄恵子・吉田みつ子(2012)「写真でわかる臨床看護技術2」(インターメディカ) 山勢博彰(2013)「救急看護学」(医学書院) 池松裕子・山勢善江(2005)「急性期看護論」(ヌーヴェルヒロカワ) *授業は、時間割の都合上、日程等が変更になる可能性があります。 *予習および事前課題に取り組んでから、講義に出席すること。演習や学習課題に主体的に取 り組むことを期待します。 - 110 - 看 護 学 科 第 30 回 中西純子
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