授業コード:2355902 授業科目 栄養教育論実習Ⅱ 履 選択 関連資格 栄養士 管理栄養士 栄教一種免 開講年次 3年 開講時期 後期 担当教員 久保 由紀子、手嶋 英津子 修 単位 該当DP 1 ナンバリング NT22104J DP1-1 DP1-2 DP2-1 DP3-1 DP4-1 DP4-2 DP5-1 個人栄養教育を行う中で、カウンセリング技法の取り入れ方や対象者の食生活の状況やその背景、問題点の整理 と介入目標設定、行動科学的アプローチによる生活習慣改善の技法の実際について、ロールプレイングを通して学ぶ。 傷病者に対する食事療法を支援する集団栄養教育の模擬指導を行い、栄養教育マネジメントの実際について学ぶ。 授業概要 1.栄養カウンセリングに必要なカウンセリングマインドと傾聴のための技術を獲得することができる。 学生が達成すべき 行動目標 2.ロールプレイングを通して、栄養カウンセリングの流れを理解することができる。 3.病態、食事療法について理解し、対象者へ適切な栄養教育ができる。 4.グループ学習を通して多職種協働を理解し、コミュニケーションスキルを獲得することができる。 達成度評価 評価と評価割合/ 評価方法 試験 総合評価割合 0 小テスト 0 レポート 0 発表(口 頭、プレ ゼンテ ーショ ン) 70 知識・理解 (DP1-1) 5 知識・理解 (DP1-2) 5 レポート 外の提 出物 20 その他 合計 10 100 10 15 5 10 10 10 5 10 備考 知識・理解 (DP1-3) 思考・判断 (DP2-1) 思考・判断 (DP2-2) 関心・意欲 (DP3-1) 5 関心・意欲 (DP3-2) 態度 (DP4-1) 5 5 態度 (DP4-2) 10 10 態度 (DP4-3) 40 40 技能・表現 (DP5-1) 技能・表現 (DP5-2) 技能・表現 (DP5-3) 具体的な達成の目安 理想的レベル 標準的なレベル 標準的レベル1~4の全てを達成したうえで、本実習以外の対 象についても応用することができる。 1.栄養カウンセリングに必要なカウンセリングマインドと傾聴 のための技術を獲得することができる。 2.ロールプレイングを通して、栄養カウンセリングの流れを理 解することができる。 3.病態、食事療法について理解し、対象者へ適切な栄養教育 をすることができる。 4.グループ学習を通して多職種協働を理解し、コミュニケーシ ョンスキルを獲得することができる。 授業計画 進行 テーマ・講義内容 授業の運営方法 学習課題(予習・復習) 予習・復 習時間 (分) 授業コード:2355902 テーマ:オリエンテーション、臨床栄養教育の症例検 1 2 3 4 講義・実習 討(手嶋) CD教材を使って臨床栄養教育の実際を体験する。 予習:テーマの予習をし、まと める。 復習:テーマの復習をし、まと める。 30 60 テーマ:傾聴する技術(手嶋) 言語的、非言語的コミュニケーションの実際をロール プレイングで体験する。 講義・実習 予習:テーマの予習をし、まと 30 める。 60 復習:テーマの復習をし、まと める。 テーマ:場面構成(手嶋) 傾聴に必要な場面構成の技術についてロールプレイ ングを通して体験する。 講義・実習 予習:テーマの予習をし、まと 30 める。 60 復習:テーマの復習をし、まと める。 テーマ:気持ちを受け止める(手嶋) クライエントの気持ちの受け止め方について、事例を グループワークで検討する。 講義・実習 予習:テーマの予習をし、まと 30 める。 60 復習:テーマの復習をし、まと める。 5 6 7 テーマ:開かれた質問、閉じられた質問(手嶋) 様々な場面を設定して、その使用方法についてロー ルプレイイングを通じて学ぶ。 講義・実習 予習:テーマの予習をし、まと 30 める。 60 復習:テーマの復習をし、まと める。 テーマ:ロールプレイング1(手嶋) ロールプレイングを通して生活習慣病患者に対する栄 養カウンセリングを体験する。 実習 予習:テーマの予習をし、まと 30 める。 60 復習:テーマの復習をし、まと める。 テーマ:ロールプレイング2(手嶋) ロールプレイングを通して生活習慣病患者に対する栄 養カウンセリングを体験する。 実習 予習:テーマの予習をし、まと 30 める。 60 復習:テーマの復習をし、まと める。 テーマ:ロールプレイング3(手嶋) 8 ロールプレイングを通して生活習慣病患者に対して栄 養カウンセリングを体験する。 9 テーマ:栄養教育アセスメント(久保) 傷病者(糖尿病・腎臓病)に対する集団栄養教育の特 性、方法について解説し、既存資料から現状把握、問 題行動の要因分析、目標設定をする。 10 11 実習 予習:テーマの予習をし、まと 30 める。 復習:これまでの授業全体の 復習をする。 60 講義・実習 予習:テーマの予習し、まと める。 復習:テーマの復習し、まとめ る。 30 60 テーマ:計画「プログラムの作成」(久保) プログラムについて解説し、目標を改善するための教 育内容を検討してプログラムを作成する。 講義・実習 予習:テーマの予習をし、ま とめる。 復習:テーマの復習をし、まと める。 30 60 テーマ:計画「教育指導計画案の作成」(久保) 目標設定について解説し、プログラムの内容から教育 指導計画案を作成する。 講義・実習 予習:テーマの予習をし、ま とめる。 復習:テーマの復習をし、まと 30 60 める。 12 13 テーマ:計画「教材・媒体・シナリオの作成」(久保) 「糖尿病食事療法のための食品交換表」「腎臓病食品 交換表」について解説し、交換表を使用した教材・媒 体を作成する。 講義・実習 予習:テーマの予習をし、ま とめる。 復習:テーマの復習をし、まと める。 30 60 テーマ:実施と評価(久保) 「糖尿病教室」「腎臓病教室」の模擬指導をし、実施に 対する意見交換を行い、改善点を見つける。 実習 予習:テーマの予習をし、ま とめる。 復習:テーマの復習をし、まと める。 30 60 授業コード:2355902 テーマ:実施と評価(久保) 14 「糖尿病教室」「腎臓病教室」の模擬指導をし、実施に 対する意見交換を行い、改善点を見つける。 15 テーマ:実施と評価(久保) 「糖尿病教室」「腎臓病教室」の模擬指導をし、実施に 対する意見交換を行い、改善点を見つける。 実習 予習:テーマの予習をし、ま とめる。 復習:テーマの復習をし、まと める。 実習 復習:これまでの授業全体 の復習をする。 30 60 60 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 理解に必要な予備 知識や技能 テキスト 栄養教育論 1・2、栄養カウンセリング論、栄養治療学 1・2 を復習し、理解したうえで授業に臨む姿勢が必要 です。 小松啓子、大谷貴美子編:「栄養カウンセリング論」(講談社サイエンティフィク) 丸山千鶴子他編:「栄養教育論」(南江堂) 日本栄養士会編:「管理栄養士・栄養士必携」(第一出版) 日本糖尿病学会編:「糖尿病食事療法のための食品交換表」(文光堂) 平田清文他編:「腎臓病食品交換表」(医歯薬出版) 必要に応じて資料を配布する 参考図書・教材/ データベース・雑誌 等の紹介 栄養教育を実施するには、これまで学んだ科目を関連づけて対象者の課題を的確に把握し、行動変容でき るよう支援する知識・技術が必要です。また対象者に対応する態度も重要となります。栄養カウンセリング論 で学んだ内容を基に、ロールプレイイングを通して、コミュニケーションスキル、カウンセリングスキルを高めて 授業以外の学習 いきましょう。 方法・受講生への メッセージ 授業コード:2355902 評価については、授業の中で説明する。 達成度評価に関す るコメント
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