1 9 9 7 年 2 月号の表紙。この時も岩井さんはレイバンの偏光グラスをかけていた『decola TOKYO』店内には、さまざまなフレームがずらり。愛用のフレームを持ち込んでリメイクしてもらうだけでなく、もちろん新たに購入することも可能だ（右）専門のスタッフが丁寧にフィッティングを行なってくれる。眼鏡店で偏光グラスを購入する、大きなメリットだ（左）趣味人というのはどうも、一生モノという言葉に弱い。ちょ磨いてやったりするほどに、道いちょいと油を差したり、布で具との関係はより親密になっていく。他人にとっては古ぼけた革靴やライターなのに、本人だ浦壮一郎＝写真 Photography by Souichiro Ura Text by FlyFisher そんなフライフィッシャーにあるフレームを手放すのはもっすい。しかし、そのたびに愛着けは目を細めて撫でている ⋮⋮。たぶん読者も、身に覚えたいない。というわけで、今回したい。はこのリメイクの流れを紹介とってありがたいのが、タレッ新品のタレックス偏光レンズをテム。愛着のあるフレームに、まずは、タレックスの偏光レ手放せない相棒だ。そもそも眼入れられるサービスである。河鏡は﹁顔の一部﹂と某ＣＭでいわれていたとおり、フィットしてれはタレックスのホームページ内で﹁全国のプロショップ﹂を確ンズを扱う眼鏡店を捜す。こ認すればすぐに分かる。あとり、あるいはレンズカラーや度を変更したい時に便利だ。は愛用のフレームを持参して、原で落としてレンズが傷ついたどんなに優れたレンズにも、各社は優れたフレームを開発している。しかしフライフィッシ寿命はある。ことに過酷な状況いないと困るもの。そのためにると、やはり慣れ親しんだフレ雑光カット率90％可視光線透過率40％マヅメ時など光量が少ない時でも、コントラスト性能と明るさを確保している。エアリーパープル NEW 雑光カット率99％可視光線透過率25％快晴時のオープンウオーターなどで、水面の反射を大幅にカットする。ボトムの変化などをとらえやすい。 074 075 生まれ変わったレイバンを手にする岩井さん。レンズはイーズグリーンをチョイスしたクスの〝リメイク〟というシス可視光線透過率32％偏光グラスは釣り人にとって雑光カット率95％のひとつやふたつあるのでは。ラスターオレンジ NEW ャーのような偏屈な趣味人にな可視光線透過率30％なみに、フレームの形状や状態コントラスト性能を高めたカラー。沈んだ石などの輪郭がはっきり見やすい。ショップに足を運べばよい。ち雑光カット率99％は、どうしても傷ついたりしやアクションコパーで使われる釣りの偏光レンズ木が被さったような渓流域で力を発揮するカラー。明るい視界で、フライフィッシャーに愛用者が多い。ームでないと満足できない、とイーズグリーンいうこだわりも出てくる。岩井渓一郎さんが選んだイーズグリーン以外にも、フライフィッシングに適したカラーはたくさんある。光量、あるいは何をはっきり見たいのかによって、最適なカラーは変わるのだ。ここで紹介するのは、そのほんの一部。実際に店頭で試してみて、最適なカラーを選んでほしい。タレックスのレンズカラーバリエーション岩井渓一郎年をとるとローライトに弱くなりましたね。若いころはあまり気にしなかったんだけど、朝夕の薄暗い時はもちろんですが、晴れた日にも明るいレンズを使うようになりまし用しています。特に歳を過ぎてから、レた。そこで、いつも私はイーズグリーンを愛ンズカラーにはこだわりはじめましたね。グラッシーズの代表取締役／JOA認定眼竹中太一︵デコラ東京を運営する株式会社鏡士︶たしかに、イーズグリーンは光量の少ない中でも森の中や日陰などのシチュエーショイブニング時の釣りにもおすすめです。日ンで活躍してくれるカラーです。まぶしさに定位している魚や流下するフライがしっ岩井渓流のフライフィッシングでは水中ますね。かりと見えていることも大切な要素ですかが含まれると、輪郭が明確に見えるほか、はしっかり抑えてくれますが、やはり黄色岩井イーズグリーンは車の運転でもそのグでも明るめのレンズが好みです。らね。最近は、渓流でもシーバスフィッシンが見えることはもちろんですが、流れの中まま着用しています。行き帰りからの運転竹中私の場合シーズン中は、北海道などイバン。額に当たる部分には汗のも、もちろん古いタイプのレ老眼が進んでいるような場合はる。一般の度付きはもちろん、ーダーできることが挙げられスウェットバーの付いたクラッシックなスタイルのレイバン。イーズグリーンの明るい色もよく似合う場合もあるので相談してみるによってはレンズ交換できない遠近両用のレンズを選ぶことも視力に問題がなければ、度を可能だ。で日本中の川を釣り歩いてきましたが、や伝統のフォルムである。止めのスウェットバーが付く、ショップでは、まず自分の目とよい。に合ったレンズカラーを選ぶこが、渓流釣りでは北陸や中部を中心に楽しを変えるように偏光グラスも替えます。もとから始まる。瞳の色がそれぞのフィールドで湖や本流にも足を運びますちろんカラーを変える意味もありますが、はり何か1つ選べといわれればイーズグリやはり遊びの時こそ気に入っているフレー一郎さんの偏光グラスをリメイさて、今回は実際に、岩井渓た使用するのが山間か、それといと感じる色は人それぞれ。まれ異なるように、自分が見やす１、２週間でできあがるが、度ちなみに度を入れない場合はグリーンをリメイクにセレクト。ェックを経て、度なしのイーズ今回、岩井さんはさまざまなチ入れないという選択肢もある。んでいます。フィールドによって、タックル竹中たしかにこのカラーは、まぶしさをムを掛けていたいですから。その時の気分に入れていたのも、やはり似たようなカラしっかり抑えてくれるので、明るい所で掛で選んだりもしていますね。そういった時クしてもらった。岩井さんといもオープンエリアかなど、どのに、自分の持っている好きなフレームに機ようなシチュエーションなのかす。私の場合はアクションコパーを選ぶ時えば、おそらく長年フライフィ能性の高い偏光レンズを組み合わせられるッシングを楽しんでいる人な釣りではおすすめです。ポストにエアロドが多いですね。特に渓流のドライフライの熟練のプロによるレンズ加工をくらいの時間はみておきたい。付きにするなら完成まで３週間らおう。経て、自分だけのリメイクサンを伝え、プロのアドバイスをも眼鏡店で購入する魅力のひとら、レイバンをかけて渓流でキつに、度付きの偏光レンズをオ岩井今回レンズを入れてもらったレイバサービスはぴったりだと思います。かぶだろう。丸の内にある﹃デンと同じフレームだけで、以前は５つくらいこのレンズは特にコントラスト性能が高い持っていましたね︵笑︶。とはいえ、最新のレコラ東京﹄に持参してもらったライウィングを使うことが多いのですが、ので、よりポストを際立たせてくれます。エりに使うのが楽しみです。ンズを入れてもらったこのフレーム、久しぶ荒川のC&R区間でキャスティングを繰り返す岩井さん。岩井さんは晴天でもイーズグリーンを使用することが多く、実際にフライや水中のようすを見やすいというにしても、しっかりと見えるはずですよ。玉県の秩父。この時期でも釣りャストする姿がすぐに思い浮ーでしたよ。年フライフィッシングを楽しんでいるんでけても違和感はないですよね。実は私も長ーンですね。以前このレイバンのフレームから釣り場まで、すべてこのカラー。今ま肉眼よりも明るく見えるという特徴があり『decola TOKYO』で対談する、竹中太一さん（左）と岩井渓一郎さん対談アロドライウィングの量をこれまでの半分グラスが完成するわけだ。れた空の下、のんびりとフライが可能なＣ＆Ｒ区間だ。よく晴ロッドを振る岩井さん。時おりな﹂と思うかもしれないが、実はこの後にも重要な工程があには等間隔にフライフィッシャライズもあり、人気のポイント﹁送ってもらったほうがラクだ人間の顔は、実は左右対称でる。それがフィッティングだ。のせいか並んでいる人たちのロ時おりライズはあるが、晴天ッドはなかなか曲がらない。ーが並んでいた。正常な位置にセッティングするある。このズレに対し、眼鏡をが、それでもいいのだ。解禁前はない。鼻を中心に見ると目の必要があるのだ。専門家の技術んはキャスティングを繰り返しの予行練習とばかりに、岩井さ位置や耳の高さに微妙なズレがまつ毛にレンズが当たったり、でフィッティングしてもらえば、岩井さんのレイバンに入ってていた。リーンというレンズカラー。フいるのは、タレックスのイーズグ頬に枠が接触することもなくなイフィッシングを楽しむためにるわけだ。つまり、快適にフラは、この工程は必須といえる。番ともいえる、明るいカラーだ。といっても、晴天時にまぶしすライフィッシャーにとっては定ッフの方が、鼻に当たる部分やぎるわけでもなく、一日中かけ岩井さんは生まれ変わったレ耳にかける部分などをチェッらく読者の多くも、このカラーていても目が疲れにくい。おそイバンをかけて満足そう。スタよ岩井さんの手に⋮⋮。ク。微調整を行なって、いよいを愛用しているのではないか。﹁なんだかんだで、この色が一番は、やはりレイバンがよく似合そう言って笑う岩井さんに見やすいね﹂っていた。 ● 所在地東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル2F ● 営業時間 11∼21時（平日・土曜）、 11∼20時（日曜・祝日） ● 定休日なし（不定休館日あり） ● 問合先 ☎ 03･3211･3201 新たな偏光レンズを入れたレ今回、レイバンのリメイクに協力していただいたショップ。もちろん店頭でフレームを選び、これから長年付き合える偏光グラスを作ることも可能だ。知識豊富なスタッフが親切なアドバイスをしてくれるので安心。イバンをかけ、向かったのは埼 decora TOKYO ● 問合先タレックス ☎0120･608･860 http://www.talex.co.jp/index.html 077 50