授 業 計 画 授 業 計 画 平 成 平 成 27 年 度 年 度 27 福島学院大学 短期大学部 食物栄養科 短 期 大 学 部 食 物 栄 養 科 福島学院大学 本学で学ぶために 1.建学の精神「真心こそすべてのすべて」 本学の開設に当たり創立者が抱いた教育への信念は、「真心をもって行動し、社会に貢献できる人材 を育成すること」でした。そこで建学の精神を「真心こそすべてのすべて」と表現されました。 この言葉は、創立者が日常の実践において体得し、自ら身をもって実現しようと努められた信念です。 本学ではこの深遠な思いを大切にし、教員が自ら実践し、学生諸君にも学び取ってもらうことを切に願っ ています。 食物栄養科で学ぶ諸君は社会に出ると、直ちに食と健康を提供する立場に立つことになります。本学 の卒業生として、創立者が抱いた教育への信念とそれより発したこの建学の精神を遺憾なく発揮される よう期待して止みません。授業としては給食管理校外実習が自分を試す打って付けの場です。無意識の うちに「真心をもった行動」が取れるよう日々心掛けて身につけておいてください。 建学の精神に基づき、教育理念が定められています(学則第2条)。そこに示された学是を具体化し た教育目標は以下の通りです。 2.食物栄養科の教育目標 食物栄養科は、建学の精神を尊ぶとともに幅広い教養と豊かな人間性の涵養を図り、食を通して社 会に貢献できる人材を養成することを教育目標として、知識や技術をもとに様々なライフスタイル・ 身体状況にある人々の健康の保持・増進のために食生活の側からサポートできる総合的能力を身につ けた『栄養士』の養成を教育目標としています。 3.皆さんの努力目標 ⑴ 栄養士として仕事をする上で、実践的な教養を身につけ、人の健康を支える上で必要な総合的判断 力を身につけること。 ⑵ 将来、食に関する職業人として活躍するために、入学後、何を勉強するのか明確な目的意識を持つこと。 ⑶ 食品の製造や分析に対して応用力を身につけると同時に、もの作りに対する創造性を養うこと。 ⑷ 科学的思考力と人間性の調和を図り、それらを基盤とした生活態度を身につけること。 4.授業時間及び自学自習時間 各授業科目の単位数は、1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを 標準とし、実際の授業時間は授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間以外に必要な学修 を考慮して定められております。教師による指導時間及び自学自習の時間を単純計算すると次のように なります。自学自習の成果はおのずから宿題、レポート、発表及びテスト等の成績に現れます。大学で の学修において自学自習は大切で欠くことのできないものです。 1.講義科目は教師による15時間(7 . 5コマ)の指導と30時間の自学自習をもって1単位とします。 2.演習科目は30時間(15コマ)の指導及び15時間の自学自習をもって1単位とします。 3.実験・実習及び実技は45時間(22 . 5コマ)の指導をもって1単位とします。ただし、30コマ実施します。 5.履修科目について 2年間で学ぶ全ての授業科目は、教育課程表にまとめられています。この中から卒業、及び栄養士資 格を取得するために必要な科目と単位数を確認して、履修する授業科目を決めていきます。 ⑴ 必修科目と選択科目 教育課程表の中の卒業に必要な単位数で「必修」とある欄の科目は、卒業のためには必ず履修し単 位を取得する必要のある科目です。それ以外の科目は選択科目で、履修するかしないかは各自で判断 して下さい。 ⑵ 進級及び卒業認定について 各科目の成績評価は、100点を満点として、60点以上で単位認定、59点以下は不認定となります。 成績は6段階となっており、評点ごとの点数は下記の表の通りとなっています。進級及び卒業のため には、 さらに成績評定平均点(GPA ※2)の条件を満たさなければなりません。進級については65点以上、 卒業には70点以上が必要条件です。また、授業科目によっては単位の認定・不認定のみを記載するこ とがあります。その場合は成績評定点の計算には加えられません。 (評価点ごとの点数) 評価 A+ A 点 数 100~90点 89~80点 評価 B C※1 点 数 79~70点 69~60点 評価 D F 点 数 59~50点 49点未満 ※1 C評価以下の評価点の授業科目については、履修届を提出し再履修することができる。 ※2 GPA とは、グレードポイントアベレージの略で単位取得科目の成績評価点(素点)に単位数 を乗じた数を単位取得科目全てについて積算し、それを総取得単位数で除して算出した、1単位当 たりの平均点です。 6.栄養士資格取得について 栄養士の資格を取得するための必要単位数は、国の定める栄養士施行規則では、専門教育科目につい ては最低限50単位以上の取得が必要となっていますが、本学では、実力があり社会に出て活躍できる栄 養士の養成を目指していることから、本学における栄養士資格取得には本学の教育課程によって所定の 科目を履修し、取得単位の合計が75単位以上(下表参照のこと)になることが必要です。 尚、栄養士資格取得に必要な科目は、卒業に必要な科目とともに教育課程表(後頁に掲載)に掲げて あります。参考にして履修方法を検討してください。 科目別 教養教育科目 専門教育科目 合計単位数 最 低 必 要 単 位 数 卒 業 必 修 選 択 必 修 選 択 15単位 29単位 15単位 51単位 9単位 21単位 65単位 栄 養 士 75単位 7.授業の出欠と単位認定 単位認定を受けるためには履修届、学習成績、学費納入の諸条件の外に、授業の出欠に関する以下の 条件が付されています。 通常の授業(通年30回、半期15回)については、必要回数の3分の2以上を出席した者が単位認定対 象となります。授業回数の3分の1を超える回数を欠席した場合は期末試験を受けることはできません。 そして、単位認定は行われず当該科目が欠格となります。実習や病気等でやむを得ない場合を除き、欠 席はしないようにして下さい。 ただし、学外(校外・海外)実習(研修)の事前・事後指導(授業)については5分の4以上とします。 8.授業受講上の留意点 授業を受ける上での留意点は「学生受講規程」に定められており、Campus Life にも記載されていま す。また事前・事後の学修についてもシラバスに記載していますので、予習・復習を励行して下さい。 以下に記す「成績評価への補足的対応措置」についても留意して下さい。 成績評価への補足的対応措置 成績評価の際、私語や欠席などに対して、以下の措置が取られ、成績評価点から減点されます。また、 教員が禁止した事項等によっても、減点されることもありますので注意が必要です。 1.授業内容に関係のない私語、授業の流れを阻害した場合 ◦注意1回につき1点減点 ※ 同一学生の注意3回以降は1回につき2点減点。そして、授業担当教員が必要と判断した場合 は履修制限に関する細則に従い、退席指示、履修取消などの措置がとられます。 2.遅刻・早退・欠席 ◦遅刻・早退1回につき1点減点 ◦欠席1回につき3点減点 ※ 遅刻・早退3回で1回の欠席となった場合は、その欠席分は減点されません。また、次の場合 の欠席等は減点の対象から除外されます。該当したときは、各授業担当教員に事前、もしくは事 後に「事由書」を文書(書式自由)で提出してください。 ① 学内外における本学所定の実習を実施する場合(基本実習、保育実習、教育実習等) ② 学校保健安全法の規定に基づく、学長による出席停止の指示に従う場合 ③ 裁判員制度による裁判員に選任された場合 ④ 就職試験(面接を含む)を受験する場合 ⑤ 公共交通機関の遅延や運休による場合 ⑥ 悪天候または事故等によりやむを得ない場合 ⑦ 親族の不幸等、やむを得ない場合 3.欠 格 定められた授業回数の3分の1を超える回数を欠席した場合は、上記、①から⑦までの場合を含 めて欠格とし、期末試験への出席は認められず、単位認定は行われません。 9.オフィスアワー オフィスアワーとは、 教員が学生の質問や相談に応じるために研究室 (オフィス) に待機している時間帯 (ア ワー)のことです。各研究室のドア近くの小連絡板に表示してありますが、一年中同じということではなく、 都合により変更することもあります。また、来訪者が重なることもありますので予約してください。 なお、相談を受ける教員を一応クラスごとに決めておきますが、相談内容に応じて適当と思われる教 員を選ぶことは自由です。気軽に相談してください。 1年次生:阿部教授、田中教授、中村講師 2年次生:田中教授、鈴木准教授、境助教 食 物 栄 養 科 教 育 課 程 授業 履 修 年 次 卒 業 に 栄 養 士 に 及 び 単 位 数 必要な単位数 必要な単位数 回数 1年 義 15 2 2 2 現 講義・演習 30 4 4 4 2 2 2 2 2 4 4 講義・演習 実 習の 別 授業科目 本 学 の 教 育 講 国 教 養 語 表 情報機器操作Ⅰ 演 習 30 情報機器操作Ⅱ 演 習 30 養 講義・演習 30 生 活 教 職場の人間関係 演 習 2年 2 4 15 必修 1 選択 必修 備 考 選択 いずれか 2単位必修 1 1 教 職 場 体 験 実 習 時間割外 1 1 1 1年次生対象 育 音 楽 演 習 演 習 30 2 2 2 鑑賞 美 術 演 習 演 習 30 2 2 2 国 際 理 解 論 講 義 15 国際理 解 演 習 演 習 時間割外 健 科 目 康 2 2 2 2 2 2 1・2年次生対象 休講 学 講 義 30 4 4 4 話 演 習 30 2 2 2 技 実 習 23 1 食 生 活 論 講 義 15 2 公衆衛生学 講 義 15 2 公衆衛生学Ⅱ 講 義 15 2 社会福祉概論 講 義 15 2 解剖生理学 講 義 15 解剖生理学実習 実 習 30 1 1 運動生理学 講 義 15 2 2 生 学 講 義 30 4 生化学実験 実 習 30 1 食品学総論 講 義 15 2 2 2 食品学総論実験 実 習 30 1 1 1 科 食 食品学各論 講 義 15 2 2 2 品 食品学各論実験 実 習 30 1 1 1 と 食品加工学 講 義 15 2 衛 食品加工学Ⅱ 講 義 15 2 2 生 食品加工学実習 実 習 30 1 1 食品衛生学 講 義 15 食品衛生学実験 習 30 英 体 社会生活と健康 門 教 育 目 人体の構造と機能 専 科 2 会 育 実 化 実 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 1 2 4 1 2 1 2 2 1 2 2 4 2 2 2 1 2 1 1 授業 履 修 年 次 卒 業 に 栄 養 士 に 及 び 単 位 数 必要な単位数 必要な単位数 回数 1年 義 15 2 講 義 15 2 2 2 実 習 30 1 1 1 講 義 15 2 講 義 15 2 2 2 実 習 30 1 1 1 栄養指導論 講 義 30 栄養指導論実習 実 習 60 2 2 2 公衆栄養学 講 義 15 2 2 2 講 義 15 2 実 習 60 2 実 習 30 1 講 義 15 2 実 習 45 4 4 演 習 時間割外 2 2 講義・演習 実 習の 別 授業科目 栄養学総論 講 栄 栄養学各論 養 栄養学各論実習 と 専 健 臨床栄養学 康 臨床栄養学Ⅱ 門 臨床栄養学実習 育 栄養の指導 教 調 理 学 給 調理学実習 食 目 の 調理学実習Ⅱ 運 営 給 食 管 理 給食管理実習 科 特 別 研 究 2年 選択 2 4 2 必修 必修 備 考 選択 2 2 2 4 4 2 2 2 2 1 1 2 2 学内・校外実習は時間割外 4 2 1・2年次生合同 最 低 必 要 単 位 数 卒 業 科目別 必 修 教養教育科目 15単位 専門教育科目 29単位 合計単位数 栄 養 士 選 択 必 修 選 択 15単位 21単位 65単位 9単位 51単位 75単位 シ ラ バ ス 平成27年度 授 業 計 画 授業科目 本 国 学 の 語 教 表 履修年次 担当教員 1年 2年 必修 選択 授業 内容 頁 阿 部 正 前期 遠 藤 貞 子 2 キャンパスマナーを含む 卒業必修・栄養士必修 2 現 佐 4 卒業必修・栄養士必修 5 1年次単位未修得者 8 11 2 卒業必修・栄養士必修 Ⅰ・Ⅱいずれか2単位必修 科目 14 4 卒業必修・栄養士必修 16 藤 晴 川 雄 通年 守 通年(4) 梅 宮 れいか 通年 教 情 報 機 器 操 作 Ⅱ 河 野 賢 一 養 生 渡 辺 雅 子 通年 情 報 機 器 操 作 Ⅰ 教 備 考 育 国 語 表 現( 再 ) 荒 活 単位数 養 2 通年 玉 井 寛 職 場 体 験 中 村 啓 子 1 1年次生対象(時間割外) 22 音 楽 演 習 三 浦 尚 之 通年 2 鑑賞 23 美 術 演 習 片 山 邦 子 通年 2 論 呂 学 如 教 職 場 の 人 間 関 係 育 科 目 国 際 理 解 前期 前期 1 2 2 国 際 理 解 演 習 小 (シンガポール) 2 英 会 話 由 美 前期 前期 ブレント・スコット 通年 体 育 実 技 通年 食 生 活 論 五十嵐 敬 司 前期 学 織 田 正 昭 前期 専 公 衆 衛 生 学 Ⅱ 織 田 正 昭 後期 門 社 会 福 祉 概 論 吉 田 渡 後期 解 剖 生 理 学 本 多 たかし 前期 運 動 生 理 学 杉 生 学 田 中 かづ子 通年 公 衆 衛 生 教 育 科 目 化 浦 弘 一 25 卒業必修・栄養士必修 国 際 理 解 演 習 三 浦 尚 之 ( 個 人 旅 行 ) 松 20 海外研修(短期集中、時間 割外)、1・2年次生対象 2 28 30 31 33 卒業必修・栄養士必修 別に配布する「体育授業計 画」を参照のこと 1 2 2 38 卒業必修・栄養士必修 2 41 43 2 卒業必修・栄養士必修 45 2 卒業必修・栄養士必修 47 栄養士必修 49 卒業必修・栄養士必修 51 栄養士必修 57 後期 2 4 生 化 学 実 験 田 中 かづ子 後期 1 食 品 学 総 論 和 田 安 郎 前期 2 卒業必修・栄養士必修 61 食 品 学 総 論 実 験 和 田 安 郎 前期 1 卒業必修・栄養士必修 63 授業科目 食 品 1年 2年 必修 選択 備 考 授業 内容 頁 和 田 安 郎 後期 2 65 食 品 学 各 論 実 験 阿 部 正 後期 1 67 食 学 阿 部 正 前期 食 品 加 工 学 Ⅱ 阿 部 正 後期 2 食 品 加 工 学 実 習 阿 部 正 前期 1 食 和 田 郎 後期 品 加 衛 各 単位数 論 品 学 履修年次 担当教員 工 生 学 安 専 門 食 品 衛 生 学 実 験 田 中 かづ子 栄 養 学 総 論 田 中 かづ子 前期 栄 養 学 各 論 中 2 前期 1 2 69 71 栄養士必修 73 卒業必修・栄養士必修 75 栄養士必修 77 卒業必修・栄養士必修 80 教 育 科 目 前期 2 栄養士必修 84 栄 養 学 各 論 実 習 橋 本 ヨシイ 後期 1 栄養士必修 86 臨 学 菅 井 尚 則 前期 卒業必修・栄養士必修 88 臨 床 栄 養 学 Ⅱ 菅 井 尚 則 後期 2 栄養士必修 90 臨 床 栄 養 学 実 習 中 村 啓 子 後期 1 栄養士必修 92 栄 論 鈴 木 礼 子 通年 卒業必修・栄養士必修 94 栄 養 指 導 論 実 習 鈴 木 礼 子 通年 2 栄養士必修 97 公 学 境 道 子 後期 2 栄養士必修 100 学 中 村 啓 子 前期 卒業必修・栄養士必修 102 習 中 村 啓 子 通年 調 理 学 実 習 Ⅱ 中 村 啓 子 鈴 木 礼 子 養 衆 調 調 給 栄 指 栄 養 導 養 理 理 食 学 実 管 理 給 食 管 理 実 習 特 別 研 究 啓 卒業必修・栄養士必修 子 床 村 2 境 道 子 鈴 木 礼 子 木 礼 4 2 後期 前期 2 栄養士必修、ゲストスピー 104 カー 1 栄養士必修、オムニバス、 108 ゲストスピーカー 2 卒業必修・栄養士必修 111 通年 4 栄養士必修、学内、校外各 113 2単位一括認定 子 前期 前期 2 1・2年次生合同(時間割 117 外) 境 道 子 鈴 2 ① 教養教育科目の修得必要単位数は15単位以上です。 ② 栄養士資格取得のためには次頁に示すように必修科目と選択科目を合わせて75単位以上必要です。 ③ 国際理解演習・特別研究は、辞退などで履修者が最少催行人数を割り込んだ場合、学期途中であっ ても休講となるため、卒業単位数には見込まないようにして下さい。 最 低 必 要 単 位 数 卒 業 科目別 必 修 教養教育科目 15単位 専門教育科目 29単位 合計単位数 栄 養 士 選 択 必 修 選 択 15単位 21単位 65単位 9単位 51単位 75単位 教養教育科目 ― ― 1 本 学 の 教 育 あ べ えん どう ただし 教 授 阿 部 正 さだ こ 非常勤講師 遠 藤 貞 子 【本務:ウィリング・マナー・コンシェルジュ代表・講師】 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 本学の建学の精神は「真心こそすべてのすべて」が基本理念である。「真心を持って行動し社会に貢献 できる人材の育成」を目指すことを意味する。本学食物栄養科に学ぶ学生として、建学の精神「真心・お もいやり」について考え、「真心溢れる栄養士とは」を中心テーマにディスカッションする。 阿部担当授業では演習的要素を取り入れた授業展開として、テーマに沿ってディスカスションする。 遠藤担当の授業ではマナーを身に付けるために大切な想像力、観察力を養うことを目的とした実技演習 を行う。 ◦目 標 建学の精神の理解に努め、学生生活の充実を図るとともに、社会的貢献について考えることができる人 材育成を目標とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 1 【阿部担当】 学生便覧 オリエンテーション(どんな授業か、授業 の進め方、単位とは、評価方法、受講にあ たっての留意点など) 授業時間外の必要な学修 レポート(私が考える思いや り・真心とは) 入学前提出 2 短期大学とは 短期大学の性格と目的 本学の特色 同上 3 本学の教育 建学の精神 学是 学科教育との関係 同上 4 学生生活のマナー 大学での生活 授業受講のマナー 挨拶と自己紹介 同上 大学での生活 (学生生活のマナー) ◦諸規程集(学生受講規程) を読む ディスカスション (テーマ:アルバイトと学業・ 自分の未来) 5 本学のカリキュラムとGAP・栄養士養成① 履修とキャリア・デザイン 同上 ディスカッション (テーマ:理想の栄養士像) 6 本学のカリキュラムとGAP・栄養士養成② 同上 ディスカッション (テーマ:同上) ― ― 2 ディスカッション (テーマ:何を学ぶか) 同上 回数 授 業 内 7 真心あふれる栄養士とは (テーマとレポート) 8 本学で学ぶ決意・目標 容 9 【遠藤担当】 今後の授業内容及び評価の説明 日常生活で身に付けたいマナー ◦マナーについて考える ◦マナーとルールの相異 授業方法・教材等 同上 授業時間外の必要な学修 ディスカッション (レポート作成) ディスカッション テーマ:同左 プリント(マナーとは?) 日常の生活の中でマナーが大 マナーとは何か? 切だと感じたことについてま マナーはなぜ必要なのか?を とめてくる 各自まとめてきたものに沿っ て話し合う ※「H27度授業計画」持参 10 第一印象の大切さ ◦表情(表情により相手に伝わる印象を考 える) ◦身だしなみ(清潔感とは?) プリント(第一印象を磨く) 第一印象の大切な理由につい 実技演習 て考える 小テスト実施① ※スーツ着用 ※手鏡持参 11 印象力を磨く ◦挨拶(挨拶の効果を考える) ◦立ち居振る舞い(正しい理解で美しいお 辞儀、所作を身に付ける) プリント(あいさつ) 実技演習 小テスト実施② ※スーツ着用 プリント(第一印象を磨く) の復習 12 言葉遣い・敬語 ◦正しい敬語と接遇用語 プリント(言葉遣い) 実技演習 敬語の種類を予習する 13 好感を持たれる言葉遣い 前回配布のプリント(言葉遣 プリントの復習 ◦相手の気持ちに寄り添う言葉遣いとは? い)を使用 実技演習 小テスト実施③ 14 コミュニケーション力を高める プリント(話し方・聞き方) コミュニケーションに必要な ◦良好な人間関係を築く(好感を持たれる 実技演習 要素を考える ための話し方・聞き方) ◦他者へのインタビュー(他者への配慮) ◦実技テストの説明 15 コミュニケーション力を高める ◦他者を尊重し、快適環境は自分で作る 前回配布のプリント(話し方・ 前回出された課題を考える 聞き方)を使用 実技テスト実施 *授業内容は進行状況により変更することがあるので注意。なお、授業時間外の必要な学習の詳細については、 授業時に説明する。 ◦評価方法 担当教員が2人となることから、評価は担当教員の協議によるが、原則2人の評価平均とする。 阿部担当(8回)授業評価は ⑴ レポート評価(2回)70%、授業姿勢(意欲・出席・ディスカッション)30% ⑵ 出席状況:1回欠席につき3点減点、遅刻・早退1回につき1点減点。授業の流れを妨げる私語に ついては、注意1回につき1点減点とする。必要と判断した場合には履修制限に関する規則に従い、 退席指示、履修取消などの措置を取ることがある。教室外の学習としてレポート作成・調査に各30時 間。計60時間を見込む。 ― ― 3 遠藤担当(7回)授業評価は ⑴ 小テスト(3回・筆記)25%×3回 実技テスト(1回)25% ⑵ 出席状況:本学の規程に準じて行う ※ ⑴⑵について初回授業に於いて説明 ◦教 科 書 書 名 学生便覧「福島学院大学短期大学部CampusLife2015年」 発行所 福島学院大学 価 格 入学時配布 ◦そ の 他 必要に応じ、服装(スーツ着用)の指示を行う。その際に指定された服装以外で出席している場合は減 点対象とすることがある。 ゲストスピーカーを招聘することがある(阿部)。レポート提出期限は授業で説明する。 ― ― 4 国 語 表 現 さ とう はる お 教 授 佐 藤 晴 雄 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 講義・演習 4単位 30回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 国語表現力は、社会人として必要なコミュニケーション能力を高める。社会人に求められる文章作成の 基本を習得するため、講義と演習を展開する。漢字の小テストと小論文の提出も実施する。 ◦目 標 わかりやすい文章を書くための基本事項を習得する。就職活動の際に志望動機を記述する文書、社会人 になってから作成する連絡文書など、さまざま種類の実用文に対応した国語表現力の養成を目標とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 ガイダンス 正しい文章を書くために必要なこと 授業ノート 2 正しい文章を書く ①主語と述語 授業ノート テキスト 文法の確認 漢字学修 3 正しい文章を書く ②「は」と「が」 授業ノート テキスト 文法の確認 漢字学修 4 正しい文章を書く ③文は短く 授業ノート テキスト 小テスト(漢字) 漢字学修 5 わかりやすい文章にする ①修飾語の場所に注意 授業ノート テキスト 漢字学修 6 わかりやすい文章にする ②句読点 授業ノート テキスト 提出(小論文) 漢字学修 7 わかりやすい文章にする ③常用漢字を使う 授業ノート テキスト 小論文の推敲 漢字学修 8 わかりやすい文章にする ④漢字とひらがなを使い分ける 授業ノート テキスト 小テスト(漢字) 漢字学修 9 わかりやすい文章にする ⑤接続詞を多用しない 授業ノート テキスト 漢字学修 10 わかりやすい文章にする ⑥「い」抜き、 「ら」抜きに注意 授業ノート テキスト 提出(小論文) 漢字学修 ― ― 5 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 11 話す力 ①敬語の使い方 上司、先輩への言葉遣い 授業ノート 資料配付 小論文の推敲 漢字学修 12 話す力 ②話題を持つ。聞く力 授業ノート 資料配付 小テスト(漢字) 漢字学修 13 すらすら読ませる文章にする ①カタカナ語を乱用しない 授業ノート テキスト 漢字学修 14 すらすら読ませる文章にする ②同音異義語、変換ミスに注意する 授業ノート テキスト 提出(小論文) 漢字学修 15 文章に仕上げる ①自分しか書けないことを中心に 授業ノート テキスト 小論文の推敲 漢字学修 16 文章に仕上げる ②起承転結 授業ノート テキスト 小テスト(漢字) 漢字学修 17 ビジネス文書 ①書く前の準備 授業ノート テキスト 漢字学修 18 ビジネス文書 ②社外・社内、書式 授業ノート テキスト 提出(実用文) 漢字学修 19 ビジネス文書 ③頭語と結語、時候のあいさつ 授業ノート テキスト 実用文の推敲 漢字学修 20 ビジネス文書 ④社名、団体名は正確に 授業ノート テキスト 小テスト(漢字) 漢字学修 21 ビジネス文書 ⑤敬語は正しく 授業ノート テキスト 漢字学修 22 ビジネス文書 ⑥相手に好印象を 授業ノート テキスト 提出(実用文) 漢字学修 23 ビジネス文書 ⑦安易な話し言葉は避ける 授業ノート テキスト 実用文の推敲 漢字学修 24 ビジネス文書 ⑧メールの注意 授業ノート テキスト 漢字学修 25 就職活動での文書作成 ①エントリーシートの書き方と演習 授業ノート テキスト エントリーシートの修正 漢字学修 26 就職活動での文書作成 ②履歴書の書き方と演習 授業ノート テキスト 履歴書の修正 漢字学修 27 就職活動での文書作成 ③志望動機の書き方と演習 授業ノート テキスト 志望動機の修正 漢字学修 28 期末まとめ ①小論文作成 授業ノート 小論文推敲 ― ― 6 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 29 期末まとめ ②小論文作成 授業ノート 小論文推敲 30 期末まとめ ③小論文作成 授業ノート 小論文推敲 31 後期末試験 ◦評価方法 ① 後期末試験 30% ② 授業への取り組みなど 20% ③ 漢字小テストと小論文提出 50% ④ 欠席、遅刻、授業中の態度等に関わる減点については規程(学生便覧と本シラバスの「授業計画に ついて」に記載)に沿う。詳細については初回授業時に説明を行う。 ◦教 科 書 書 名 文章のコツ80 著 者 高橋 俊一 発行所 成美堂出版 価 格 1 , 100円+税 書 名 ビジネス文章のコツ75 著 者 高橋 俊一 発行所 成美堂出版 価 格 1 , 000円+税 ― ― 7 国 語 表 現(再) あら かわ まもる 非常勤講師 荒 川 守 【本務:㈲オフィスゼロワン 代表取締役】 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 通 年 講 義 4単位 30回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 1年次不合格となった統一テスト科目「文字成語」「小論文」にグループ分けをして指導する。 語彙力・文章力・国語表現を高める為に ⑴ 漢字の読み書き・書き方・用法など、小テスト演習を交えながら学習する。 ⑵ 文章の表記・構成・叙述の方法など小論文演習を交えながら学習する。 ⑶ テキストに沿いながら、小テスト演習を交え学習する。 ◦目 標 文字・語句についての基本的な理解を深め、国語表現の能力向上を図り、統一テスト合格を目指す。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 ■オリエンテーション ◦統一テスト不合格科目別グループ分け ◦年間授業計画と評価方法について 漢 字 ― 読み方P35まで 小論文 ― 小論文の書き方について A漢字 B漢字・小論文 C小論文 2 漢 字 ― 読み方P132〜151まで 小論文 ― テーマ:小論文の書き方 読み方テキスト/演習 小論文の書き方 テキストの予習・復習予告 「社会人」について 3 漢 字 ― 読み方P236〜253まで 「社会人」について 小論文 ― テーマ: 調べる 読み方テキスト/演習 「社会人」について テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 4 漢 字 ― 小テスト・書き取り P104〜131まで 「社会人」とは 小論文 ― テーマ: 書き取りテキスト/演習 「社会人」とは テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 5 漢 字 ― 書き取り P210〜235まで 「社会人」とは 小論文 ― テーマ: 書き取りテキスト/演習 「社会人」とは テキストの予習・復習予告 「思いやり」について 6 書き取りテキスト/演習 漢 字 ― 書き取り P308〜327まで 「思いやり」について 「思いやり」について 小論文 ― テーマ: テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 7 漢 字 ― 小テスト・四字他P56〜74まで 四字・対義/テキスト演習 「思いやり」とは 「思いやり」について 小論文 ― テーマ: 8 漢 字 ― 同音・誤字他P76〜102まで 「将来の抱負」につ 小論文 ― テーマ: いて 同音・誤字/テキスト演習 「将来の抱負」とは ― ― 8 テキストのまとめ 小論文の書き方のまとめ テキストの予習・復習予告 「将来の抱負」について テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 9 漢 字 ― 四字他P172〜187まで 小論文 ― テーマ: 「将来の抱負」につ いて 四字・対義/テキスト演習 「将来の抱負」とは テキストの予習・復習予告 テーマ「私のたからもの」 10 漢 字 ― 同音・誤字他P188〜209まで 小論文 ― テーマ: 「私のたからもの」 同音他テキスト/演習 「私のたからもの」 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 11 漢 字 ― 小テスト・四字他 P272〜287まで 小論文 ― テーマ: 「私のたからもの」 四字他テキスト/演習 「私のたからもの」とは テキストの予習・復習予告 「私の生き方」について 12 漢 字 ― 同音・誤字他P288〜307まで 小論文 ― テーマ: 「私の生き方」 同音他テキスト/演習 「私の生き方」 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 13 漢 字 ― 対義他P286〜297まで 小論文 ― テーマ: 「私の生き方」 対義他テキスト/演習 「私の生き方」について テキストの予習・復習予告 テーマ「食の安全・安心」 14 漢 字 ― 小テスト 小論文 ― テーマ: 「食の安全・安心」 テキスト/演習 「食の安全・安心」 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 15 まとめ テスト 「食の安全・安心」 テキスト 「食の安全・安心」 総合的に漢字・文章力が身 についたかを見直す 16 前期不合格者の再編成 漢 字 ― 読み方P35まで 小論文 ― 小論文の書き方について A漢字 B漢字・小論文 C小論文 テキストのまとめ 小論文の書き方のまとめ 17 漢 字 ― 読み方P132〜151まで 小論文 ― テーマ: 「もっとも感動した こと」 18 漢 字 ― 読み方P236〜253まで 小論文 ― テーマ: 「もっとも感動した こと」 19 漢 字 ― 小テスト・書き取り P104〜131まで 小論文 ― テーマ: 「ニュースで関心の あること」 書き取りテキスト/演習 テキストの予習・復習予告 「ニュースで関心のあること」 テーマについてまとめる 20 漢 字 ― 書き取り P210〜235まで 小論文 ― テーマ: 「ニュースで関心の あること」 書き取りテキスト/演習 テキストの予習・復習予告 「ニュースで関心のあること」 「心豊か」について 21 漢 字 ― 書き取り P308〜327まで 小論文 ― テーマ: 「心豊か」とは 書き取りテキスト/演習 「心豊か」とは 22 漢 字 ― 小テスト・四字他P56〜74まで 四字・対義/テキスト演習 小論文 ― テーマ: 「心豊か」とは 「心豊か」とは 23 漢 字 ― 同音・誤字他P76〜102まで 小論文 ― テーマ: 「言葉の持つ力」 同音・誤字/テキスト演習 「言葉の持つ力」 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 24 漢 字 ― 四字他P172〜187まで 小論文 ― テーマ: 「言葉の持つ力」 四字・対義/テキスト演習 「言葉の持つ力」 テキストの予習・復習予告 「女性と職業」について 25 漢 字 ― 同音・誤字他P188〜209まで 小論文 ― テーマ: 「女性と職業」 同音他テキスト/演習 「女性と職業」 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 26 漢 字 ― 小テスト・四字他 P272〜287まで 小論文 ― テーマ: 「女性と職業」 四字他テキスト/演習 「女性と職業」 テキストの予習・復習予告 「自由と責任」について 読み方テキスト/演習 「もっとも感動したこと」 読み方テキスト/演習 もっとも感動したこと ― ― 9 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる テキストの予習・復習予告 「ニュースで関心のあること」 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる テキストの予習・復習予告 「言葉の持つ力」について 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 27 漢 字 ― 同音・誤字他P288〜307まで 「自由と責任」 小論文 ― テーマ: 同音他テキスト/演習 「自由と責任」 テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 28 漢 字 ― 対義他P286〜297まで 「自由と責任」 小論文 ― テーマ: 対義他テキスト/演習 「自由と責任」 テキストの予習・復習予告 「友情」について 29 漢 字 ― 小テスト 「友情」とは 小論文 ― テーマ: テキスト/演習 「友情」 30 まとめテスト 「幸福」とは 各人で整理する 「幸福」とは テキストの予習・復習予告 テーマについてまとめる 漢字・文章力が身についた かを見直す。(復習) ◦評価方法 小テスト及び小論文などの提出物80%、出席状況・授業取組態度20%で判定する。 ただし単位の認定は「統一テスト」に合格することが条件。 ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 1年次に使用した統一テスト用テキストを継続使用 ― ― 10 情報機器操作Ⅰ うめ みや 兼担教授 梅 宮 れいか 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 演 習 2単位 30回 卒業・栄養士 ⅠかⅡのいずれか必修 ◦授業の概要 パソコンの使い方の初歩を習得し、業務使用の基礎を作る。 ◦目 標(到達点) ① ワープロ(ワード)、表計算(エクセル)、プレゼンソフト(パワーポイント)、インターネットの使 い方を習得する。 ② 調査用紙の設計の基本を学び、調査を実施し集計ができるようにする。 ◦授業の内容 PC の操作等のスキルに関しては個人対応をおこなう。授業は全員理解(修得)を確認しながら進める。 回数 授 項 目 業 内 容 内容(理解すべき課題) 授業方法・教材 授 業 外 の 学 修 1 ガイダンス 操作の基本 大 学PC設 備 の 使 い 方 演習 の概略説明 講義 ウインドウズの基本操 作の習得 実習室にて時間外になるべく多くパソコン を使うこと。 2 インターネッ インターネットでの検 演習 トの使い方 索技術の習得 講義 実習室にて時間外になるべく多くパソコン を使うこと。 3 ワードの操作 基本操作(入力・編集・ 演習 保存・呼び出し・印刷) 実習室にて時間外になるべく多くパソコン を使うこと。 4 文章を美しくみせるた めの操作 予習:課題の作成。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 5 編集をするための操作 作表の方法 予習:課題の作成。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 6 課題レポー トの作成 課題ビデオを視聴して VTR「NHKドキュメント 予習:フルーツ市場について、事前に調べ ておく。 レポートを作成する。 フルーツハンター」 43分 復習:課題レポートを作成する。 7 課題レポートの作成 8 課題レポートの作成 (印刷物にて提出) 予習:課題レポートを作成する。 復習:ワードの使用法で修得した内容の確認。 演習 予習:課題レポートを作成する。 復習:ワードの使用法で修得した内容の確認。 ― ― 11 回数 9 授 項 目 内 容 内容(理解すべき課題) 授業方法・教材 授 業 外 の 学 修 基本操作(入力・編集) 演習 予習:“プレゼンテーション”について調 べておく。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 10 画面構成とスライドの 設計 予習:配付資料の通読。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 11 写真の活用 予習:配付資料の通読。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 12 印刷物への応用 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 演習 栄養指導での応用 栄養指導時の媒体を作る。 復習:課題を進める。 ネットワークで提出 予習:課題を進める。 復習:発表用シナリオを作る。 13 パワーポイ ントの操作 業 課題の作成 14 15 予習:課題を進める。 復習:課題を進める。 16 発表 各自発表を行う 17 エクセルの 操作 基本操作(入力、 編集、 演習 印刷) 予習:配付資料の通読。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 18 単純集計、並び替えの 操作 予習:配付資料の通読。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 19 グラフ作成操作 予習:配付資料の通読。 復習:授業で取り上げた操作法をマスター しておく。 調査用紙設計と実施、 講義 集計 ① デモグラフィック 項目 ② 単純統計量と平均 値、標準偏差 予習:配付資料の通読。 復習:専門用語の理解。 ③ クロス表 演習 ④ 尺度 ⑤ 調査の倫理的問題 予習:配付資料の通読。 復習:専門用語の理解。 食事調査を実際におこ 演習 なう。 調査用紙の設計。 5人程度のグループに 分かれ、調査用紙を設 計する。 調査用紙の妥当性や工 夫について、グループ 毎に指導を行う。 予習:20、 21回で用いた資料を理解しておく。 復習:調査用紙の制作。 20 調査の基本 21 22 23 調査用紙の 設計 演習 ― ― 12 予習:調査用紙の制作。 復習:調査用紙の制作。 回数 授 項 目 業 内 容 内容(理解すべき課題) 授業方法・教材 授 業 外 の 学 修 24 調査の実施 学内で実際に調査を行う。 演習 25 調査集計 入力と集計 27 調査報告書 の作成 28 調査報告書 の提出 ワード、エクセルを用 演習 予習:集計結果を各自でコピーしておくこと。 いて調査報告書を作成 復習:報告書作成を進める。 する。 グループでえた統計量 を共有し、各自報告書 を作る。統計的な解釈 は配付資料を基に講義 する。 29 まとめ課題 の制作 予習:配付資料の通読。 復習:時間外になるべく多くのサンプルを 調査をお願いする場合 確保する。 のエチケット・マナー を実践を通して身につ ける。 26 演習 予習:エクセルでの集計の方法を復習して グループで手分けして おく。 入力し、基礎的な統計 復習:入力、集計を進める。 量を算出する。 予習:入力、集計を進める。 復習:入力、集計を完成する。 予習:課題作成の準備。 復習:課題の作成を進める。 30 予習:課題の作成を進める。 ◦評価方法 授業出席(態度を含む)40% 授業時カードレポート30% 課題レポート30% 尚、詳しい評価の方法に関しては、初回ガイダンス時に行う。 ◦教 科 書 プリントを配布する。 ◦参 考 書 授業時間内に適宜紹介する。 ◦そ の 他 USBメモリスティック(1 , 000円程度のものでよい)を各自で用意すること。 ― ― 13 情報機器操作Ⅱ こう の けん いち 非常勤講師 河 野 賢 一 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 通 年 演 習 2単位 30回 卒業・栄養士 ⅠかⅡのいずれか必修 ◦授業の概要 情報機器操作Ⅰで習得した基本的知識と情報機器操作スキルを基にして、中級レベルの情報機器操作ス キルを習得するための科目である。より具体的には、Word、Excel、PowerPoint等を使用した実習や、ショー トムービーの作成、栄養計算ソフトウェアの活用などを通じて中級レベルの情報機器操作スキルを習得す る。 ◦目 標 1)中級レベルの情報機器操作スキルを習得する。 2)情報を主体的に選択・活用する能力を習得する。 3)基本的なデータ分析スキルを習得する。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 オリエンテーション Word の基本操作の復習⑴ ― ビジネス文書の作成 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 2 Word の基本操作の復習⑵ ― 図や表が入った文書の作成 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 3 Excel の基本操作の復習 ― 基本操作 ― オートSUM ― グラフの作成 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 4 表とグラフが入った文書の作成 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 5 Excel⑴ ― 数式の基本 ― セル名を使った計算式 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 6 Excel⑵ ― 関数の基本 ― 簡単な統計処理⑴ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 7 Excel⑶ ― 簡単な統計処理⑵ ― 絶対参照・相対参照 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 8 Excel⑷ ― 様々な関数⑴ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 ― ― 14 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 9 Excel⑸ ― 様々な関数⑵ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 10 Excel⑹ ― 様々な関数⑶ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 11 Excel⑺ ― 分析ツール⑴ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 12 Excel⑻ ― 分析ツール⑵ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 13 Excel⑼ ― 分析ツール⑶ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 14 Excel⑽ ― ピボットテーブル ― ピボットグラフ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 15 前期のまとめ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 16 PowerPoint⑴ ― 基本操作 ― スライド作成のポイント ― プレゼン資料の作成⑴ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 17 PowerPoint⑵ ― プレゼン資料の作成⑵ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 18 ~ 22 ショートムービーの作成 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 ― フリーソフトウェアを利用し、ショート う。教材はプリントを使用。 課題作成 ムービーの作成方法を習得する ― 作成した作品について簡単なプレゼン テーションを行う 23 ~ 25 栄養計算ソフトの活用 ― 栄養計算ソフトを使って献立を作成する ― 作成した献立について簡単なプレゼン テーションを行う 26 ~ 29 栄養学分野における統計処理 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 ― パソコンを使って、栄養学分野におけ う。教材はプリントを使用。 課題作成 る統計処理を学ぶ 30 後期のまとめ パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 パソコンを使って演習を行 授業内容の復習 う。教材はプリントを使用。 課題作成 ◦評価方法 課題の提出状況・完成度(100%)で評価する。欠席、遅刻、授業中の態度等に関わる減点については規程(学 生便覧に記載)に沿う。なお、欠席が11回以上に及ぶ場合、単位認定は行わないものとする。詳細につい ては第1回の授業のときに説明する。 ◦教 科 書 使用しない。必要に応じてプリントや参考資料を配布する。 ◦そ の 他 授業の内容は履修者の理解度や要望に応じて適宜変更されることがある。 ― ― 15 生 活 教 養 わた なべ まさ こ 准教授 渡 辺 雅 子 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 講義・演習 4単位 30回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 現代社会において大学生の一般的なマナーの悪さが取り沙汰されている。大学在学中、学外実習や就職 活動の際も実習先や企業側から学生のマナーの欠如が指摘される。実習先や企業側からは、コミュニケー ション能力が求められ、その能力を高めるためには「マナー」が不可欠である。 本授業では、社会生活をおくる上で必要な、人間関係を円滑に図るためのマナー(社会人としての基本 マナー、言葉のマナー、訪問と対応のマナー、電話のマナー、冠婚葬祭お付き合いのマナー、会食のマナー 等)を学ぶ。 ◦目 標 ⑴ 社会人に求められる基本的なマナーを学ぶことにより、教養や知識を高めていく。そして、品格ある 教養を兼ね備えた社会人への育成を目指す。 ⑵ これからの日常や学生生活の中でも十分活用できるよう、ケース・スタディ(事例研究)を取り入れ がら身につけていく。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 オリエンテーション ◦授業概要と目標、授業内容と評価方法 について他 ◦あなたのマナー好感度はどれくらい? 訪問のマナー⑴ 事前準備、玄関先でのマナー 授業計画 ◆パワーポイントを毎回使用 まる得マガジン:訪問のマ ナー5分 まる得マガジン:スマート なマナー①5分 2 訪問のマナー⑵ 席次のマナー、客間でのマナー① ◎事例研究① まる得マガジン:和室での ふるまい5分 京都の作法7分 Qさま「上座・下座」5分 課 題: 事 例 研 究( 実 習 先 で の言葉遣い) 予 習: 教 科 書 P32~35、44 ~48 3 訪問のマナー⑶ 客間でのマナー②、辞去のマナー ◎事例研究② まる得マガジン:スマート なマナー②5分 課 題: 事 例 研 究( 就 職 活 動 での言葉遣い) 予 習: 配 付 資 料「 訪 問 の マ ナー」 4 訪問のマナー⑷ 茶菓のいただき方 まる得マガジン:スマート なマナー③5分 茶器等を使用してのいただ き方の演習 予 習: 配 付 資 料「 茶 菓 の い ただき方」 予習:教科書P36 5 訪問のマナー⑸ もてなしのマナー ま る 得 マ ガ ジ ン: 和 菓 子・ お茶5分 まる得マガジン:おもてな 予 習: 配 付 資 料「 茶 菓 の 出 しのマナー③5分 し方」 茶器等を使用しての出し方 予習:教科書P39~43 の演習 1 ― ― 16 予習:教科書P27~29 回数 6 授 業 内 容 訪問のマナー小テスト⑴ 電話のマナー⑴ 応対のポイント、かけ方の基本 ◎事例研究① 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 めざせ会社の星「電話」5分 電話機を使用しての演習 予習:教科書P70~76 課 題: 事 例 研 究( 実 習 先 に 電話をかける際の言 葉遣い) 7 電話のマナー⑵ うけ方の基本、伝言メモ① ◎事例研究② 電話機を使用しての演習 予習:教科書P77~81 課 題: 事 例 研 究( 就 職 活 動 で電話をかける際の 言葉遣い) 課題:事例研究(電話を受け る)伝言メモ作成① 8 電話のマナー⑶ うけ方の応用①、伝言メモ② ◎事例研究③ スマステーション「電話の マナー」3分 電話機を使用しての演習 予 習: 配 付 資 料「 電 話 の 受 け方(事例研究)」 課 題: 事 例 研 究( 電 話 を 受 ける際の言葉遣い①) 課題:事例研究(電話を受け る)伝言メモ作成② 9 電話のマナー⑷ うけ方の応用②、伝言メモ③ ◎事例研究④ 電話機を使用しての演習 予 習: 配 付 資 料「 電 話 の 受 け方(事例研究)」 課 題: 事 例 研 究( 電 話 を 受 ける際の言葉遣い②) 10 電話のマナー⑸ うけ方の応用③、伝言メモ④ ◎事例研究⑤ 電話機を使用しての演習 予 習: 配 付 資 料「 電 話 の 受 け方(事例研究)」 課 題: 事 例 研 究( 電 話 を 受 ける際の言葉遣い③) 11 電話のマナー小テスト⑵ めざせ会社の星「名刺」5分 名刺を使用しての演習 予 習: 配 付 資 料「 来 客 応 対 の マ ナ ー」( お 迎 え、 取次) 課題:名刺の受け渡しの演習 応対のマナー⑴ 受付、名刺の受け渡し(演習) 12 応対のマナー⑵ 案内、見送り 訪問と応対のマナー実技テストの説明 スマステーション「エレベー ターの案内」3分 名刺を使用しての演習 予習:配付資料「来客応対の マナー」 (案内、見送り) 課題:実技テストの練習(二 人一組) 13 言葉のマナー⑴ 敬語について 間違えやすい言葉づかい① 違っていません?敬語の使 い方15分 予習:教科書P50~53 課題:言葉遣いの練習問題① 14 言葉のマナー⑵ 間違えやすい言葉づかい② 予習:教科書P54~60 課題:言葉遣いの練習問題② 訪問と応対のマナー実技テスト⑴ 課題:実技テストの練習(二 人一組) 言葉のマナー⑶ 間違えやすい言葉づかい③ 予習:教科書P61~68 課題:言葉遣いの練習問題③ 訪問と応対のマナー実技テスト⑵ 課題:実技テストの練習(二 人一組) 15 16 前期末試験 17 食事のマナー 西洋料理のマナー⑴ メニュー、テーブルセッティング、レ ストランでのマナー プロに学ぶフランス料理の テーブルマナー10分 ― ― 17 予習:教科書P128~131 課題:ナプキンの使い方の 演習 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 18 食事のマナー 西洋料理のマナー⑵ 食べ方のマナー① まる得マガジン:スマート な食べ方の流儀25分 予習:教科書P132~134 課題:カトラリーの使い方 の演習 19 食事のマナー 西洋料理のマナー⑶ 食べ方のマナー②、お酒の基礎知識 プロに学ぶフランス料理の テーブルマナー15分 予習:教科書P135~136 予 習: 配 付 資 料「 西 洋 料 理 におけるお酒の知識」 20 冠婚葬祭:結婚式に招待されたときのマ ナー⑴ 祝電、祝品 クイズガリベン!「六曜」 7分 予 習: 配 付 資 料「 婚: 金 品 を贈るときのマナー」 21 冠婚葬祭:結婚式に招待されたときのマ ナー⑵ 祝金、服装のマナー 結婚に招かれたとき招待客 の礼儀8分 晴れの日の服装選び~礼装 の基本20分 予 習: 配 付 資 料「 婚: 金 品 を贈るときのマナー」 教科書P138 22 冠婚葬祭:結婚式に招待されたときのマ ナー⑶ 当日のマナー 冠婚葬祭女王決定「テーブ ルスピーチ」5分 めざせ会社の星「招待客の マナー」15分 予 習: 配 付 資 料「 婚: 結 婚 式、 招 待 客 の 当 日 の マナー」 23 食事のマナー 日本料理のマナー⑴ 和食のタブー、箸づかい 和風総本家「意外と知らな い箸のマナー」20分 予習:教科書P112~115 課題:箸づかいの演習 24 食事のマナー 日本料理のマナー⑵ 日本料理の種類、食べ方のマナー 京のいっぴん物語「会席と 予習:教科書P115~120 懐石」7分 課題:器と箸の扱い方の演習 おしゃれ工房「和食のマナー」 12分 25 食事のマナー 中国料理のマナー 中国料理の種類、回転台の使い方、 食べ方のマナー、飲茶の楽しみ方 もっとおいしく中国料理の 楽しみ方15分 日経おとなの OFF中国茶 7分 予習:教科書P124~127 課題:箸とちりれんげの使 い方の演習 26 食事のマナー 立食パーティーのマナー 立食パーティー4つのポイント、料理 の取り方 会 社 の 星「 会 食 マ ナ ー」 ① 7分 予 習: 配 付 資 料「 立 食 パ ー ティーのマナー」 27 食事のマナー小テスト⑶グループワーク 冠婚葬祭:年中行事⑴ 正月、節分、雛祭り 会 社 の 星「 会 食 マ ナ ー」 ② 5分 和風総本家「お正月の過ご し方」20分 和風総本家「節分」3分 親子で楽しむひな祭り10分 28 冠婚葬祭:年中行事⑵ 端午の節句、七夕、月見等の祝い方 五月人形と鯉のぼり7分 七夕さまの祝い:6分 29 冠婚葬祭:人生の祝い事 赤ちゃん・子ども・大人の祝い事 冠婚葬祭女王決定「内祝い」 予習:教科書P158~165 7分 30 お葬式の心得 冠婚葬祭:弔問のマナー お葬式の手順、お悔やみの言葉、弔電、 お香典・お焼香悩み解決 弔慰金、供物・供花、服装のマナー、 12分 告別式・通夜でのマナー 31 後期末試験 予習:配付資料「葬:葬式の 手順、忌み言葉、喪服、 拝礼の仕方他」 *1.DVD等は、最新のものに変更する場合がある。 2.記載した以外の 「授業時間外の必要な学修」については、その都度、指示する。 ― ― 18 ◦評価方法 ◦前期末試験(ペーパーテスト)……35% ◦後期末試験(ペーパーテスト)……40% ◦小テスト(3回)……………………15% ◦実技テスト(2項目)………………10% ※ なお欠席した場合、1回につき成績評価から3点減点する。 (遅刻・早退3回で、欠席1回として扱う) ◦教 科 書 書 名 新 生活教養 ― 社会人としての基本マナー ― 著 者 近喰 晴子・三村 善美 他 発行所 建帛社 価 格 2 , 0 00円+税 ※ 授業内容に応じて、参考資料を配付する ◦そ の 他 ⑴ 参考資料を整理するためのファイルを準備すること。 ⑵ 実技テストなど指定された場合には、スーツを着用すること。なお、指定されたスーツ以外で出席し ている場合は、1回につき成績評価から1点ずつ減点する。 ⑶ 学科行事(テーブルマナーなど)の日程や授業の進捗状況により、授業の入れ替えや内容を変更する 場合がある。 ⑷ 遅刻をした場合は授業終了時に必ず申し出ること。(申し出がなかったら出席扱いとはしないので注 意をすること) ― ― 19 職場の人間関係 たま い ひろし 教 授 玉 井 寛 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 演 習 1単位 15回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 職場における人間関係について精神的健康を中心に学んでいく。社会に出て初めて出くわす組織や集団 における個人の特性が変化を遂げていく様相を心理学的観点で整理し問題解決に向けての方法を考える。 講義と共に心の問題を自分に引き付けて考える素材としてチェックリストなどを用い、アクテイブ・ラー ニングを取り入れてデイスカッションなども行う。 ◦目 標 職場や組織で予想される具体的な事例を基に、自分が遭遇した場面での対応の知識や解決に向けての方 法の習得を目標とする。他者との関係や心の健康について正しく理解することを目標とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 本授業のガイダンス 授業の進め方について 出欠、成績評価の方法等 配布資料 シラバスの確認等 次回の事前学習について指示 2 Ⅰ 職場の人間関係 ⑴ メンバー間の相互依存関係 配布資料 次回の事前学習について指示 3 Ⅰ 職場の人間関係 ⑵ メンバーに及ぼす集団の影響 配布資料 次回の事前学習について指示 4 Ⅰ 職場の人間関係 ⑶ 情報がもたらす影響 配布資料 次回のミニテストについて 5 Ⅱ 職場構造の特徴 ⑴ 集団の特性 6 Ⅱ 職場構造の特徴 ⑵ 職場で期待されるもの 配布資料 次回の事前学習について指示 7 Ⅱ 職場構造の特徴 ⑶ 集団とコミュニケーション 配布資料 次回のミニテストについて 8 Ⅲ 職場とメンタルヘルスケア ⑴ ストレスとメンタルヘルス 9 Ⅲ 職場とメンタルヘルスケア ⑵ 職場におけるストレッサー 配布資料 次回の事前学習について指示 10 Ⅲ 職場とメンタルヘルスケア ⑶ ストレスへの反応 配布資料 次回の事前学習について指示 配布資料 (ミニテスト) 配布資料 (ミニテスト) ― ― 20 次回の事前学習について指示 次回の事前学習について指示 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 配布資料 授業時間外の必要な学修 11 Ⅲ 職場とメンタルヘルスケア ⑷ ストレスの調整要因 12 Ⅳ 心の病気を正しく理解するために ⑴ 精神病について 13 Ⅳ 心の病気を正しく理解するために ⑵ うつ病、気分障害 配布資料 次回の事前学習について指示 14 Ⅳ 心の病気を正しく理解するために ⑶ 神経症について 配布資料 次回の事前学習について指示 15 まとめと補足 配布資料 補足と期末試験のポイント 16 期末試験 配布資料 (ミニテスト) 次回のミニテストについて 次回の事前学習について指示 ◦評価方法 期末試験の成績70%、ミニレポート30%。 詳細は第1回目の授業時に説明する。 ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 毎回のテーマに関する配布資料 ◦そ の 他 心理学や精神保健の入門部分を読み、予備知識をもって授業に出ましょう。 授業の感想などを記した出席表を提出してもらい、みなさんの理解の程度を把握します。 ― ― 21 職 場 体 験 なか むら けい こ 講 師 中 村 啓 子 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 実 習 1単位 時間割外 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 さまざまな職場のアルバイト体験を通し、地域社会への理解を深めるとともに自ら社会性を身につけ 人間的成長を図ることを目的としており、事前指導とアルバイト及び成果を示すレポート提出からなって いる。 ◦目 標 アルバイトを在学中の社会参加学習の一つとして位置づけ、学生が自ら人間的成長を図ること、及び卒 業後の就職に備え、社会で働くということを実感として理解することを目標とする。 ◦授業の内容 ⑴ オリエンテーション(4月中に2回) ⑵ 事前指導(3時間) ◦履修者への個別ガイダンス(社会的基本マナーを含む) ◦実習予定の学期の初めに履修届で登録し、実習1ヶ月前迄に「実習計画書」を担当教員に提出、その 承認のもとに履修するものとする。 ⑶ アルバイト先における体験学習(40時間) ◦アルバイト先の出勤を証明するもの(コピーでも可) ◦アルバイト記録の作成 ⑷ 個別指導(2時間、必要に応じて随時行う) ◦評価方法 評価はアルバイト先の出勤を証明するものとアルバイト記録及びレポート(1 , 600字)により評価する。 評価結果は単位の「認定」「不認定」とし、評価点数を記載しない。従って GAP には反映しない。 ◦そ の 他 ⑴ 実習は、集中して行うことが効果的と考えられるため、1年次の夏季又は冬季の休業期間に行うこと とする。 ⑵ アルバイト先の確保は学生自身が交渉し決定する。アルバイト先を学生課へ報告する。 ⑶ アルバイトの実施に当たっては campuslife の「アルバイト規程」を遵守すること。 ⑷ 年度初めのオリエンテーションで履修説明を行う。 ― ― 22 音 楽 演 習 み うら なお ゆき 兼担教授 三 浦 尚 之 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 演 習 2単位 30回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 演奏会、レザーディスク、DVD 、CD 、ビデオ等を通して多様な音楽を鑑賞する。また、アーティスト を各自選択し、その時代的背景等を調査し、クラスにて発表する。 ◦目 標 音楽に対する積極的な興味と理解、鑑賞力を深めると共に豊かな情操と磨かれた感性を養う。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 導入・自己紹介 授業内容の説明 ビデオ(リンカーンセンター 及び三浦ドキュメンタリー) 2 魅惑のクラッシック(ロマンはどこへ) 音楽起源(音探しから物語へ) 音楽の歴史(プリント) 3 古代ギリシャ音楽 中世の音楽 ルネッサンス音楽 CD グレゴリオ聖歌 パレストリーナ ルネサンス・モテトゥス集 4 バロック音楽(ヘンデル、バッハ他) CD 、モンテベルディ ヘンデル バッハ LD 5 古典派音楽(モーツアルトⅠ) LD アマデウス(映画) モーツアルトの調査レポート 作成 6 古典派音楽(モーツアルトⅡ) LD アマデウス(映画) モーツアルトの調査レポート 作成 7 古典派音楽(ベートーベン他) LD ハイドン ベートーベン(第九) クラシック全般の感想文作成 8 ロマン派音楽(ショパン他) CD 、LD 協奏曲 前奏曲集 ノクターン集 9 国民楽派音楽(チャイコフスキー他) CD 、LD ムソルグスキー 10 印象楽派音楽(ラベル他) CD 、LD サティ ドビッシー 11 現代音楽(モンク他) ビデオ等 音楽劇場とは 12 夢のステージ(華麗なるオペラ) モーツアルト ビデオ等 フィガロの結婚 13 プッチーニ LD等 ラ・ボエーム トゥーランドット ― ― 23 音探しの感想文作成 音楽劇場の感想文作成 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 14 (美の祭典 ― バレエ) 白鳥の湖 ジゼル LD等 チャイコフスキー集 15 (躍動のミュージカル) サウンド オブ ミュージック LD等 ミュージカルの美学⑴ 16 LD等 ミュージカルの美学⑵ 17 マイ フェア レディ コーラスライン ポップスの世界 (ロック音楽の変遷) (プレスリー) 授業時間外の必要な学修 ミュージカルの感想文作成 ビデオ等 ロックの変遷 洋楽の感想文作成 18 ビートルズ ビデオⅠ ビートルズの集大成⑴ ビートルズの調査レポート作成 19 ビートルズ ビデオⅡ ビートルズの集大成⑵ ビートルズの調査レポート作成 20 ローリングストーンズ ビデオ等 ストーンズの歴史 21 グラムロック、パンクロック ビデオ等 新しいロック音楽とは 22 マイケル・ジャクソン マドンナ ビデオ等 華やかな舞台芸術 23 日本の歌謡曲の変遷 CD等 中山晋平 古賀政男 服部良一 24 日本のニューミュージックの変遷 CD等 井上陽水から尾崎豊まで 25 グループ・レポート発表(調査研究) 好きなアーティストの調査 26 グループ・レポート発表(調査研究) 好きなアーティストの調査 27 グループ・レポート発表(調査研究) 好きなアーティストの調査 28 J.ポップス B'Z・コブクロ・ケツメイシ DVD等 日本のポップスか ら韓国まで⑴ 29 EXILE・グリーン DVD等 日本のポップスか ら韓国まで⑵ 30 ディスカッションとまとめ J.ポップスの感想文作成 ◦評価方法 レポート提出(60%)、レポート発表(40%)。尚、定期試験は実施しない。 ※ 詳しい評価の方法に関しては、初回授業時に説明しますが、最初の「本学で学ぶために」の7.授 業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦そ の 他 年3回程度の学外授業として生の音楽鑑賞会に参加する予定。 参加費として1人3 , 000円の実費徴収をします。 授業時間外の必要な学修、予定・復習については、第1回目の授業時間で説明します。 ― ― 24 美 術 演 習 かた やま くに こ 教 授 片 山 邦 子 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 演 習 2単位 30回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 美術演習 副題「デコパージュ・ステンドランプまたはフラワーアレンジ」 「デコパージュ」とは、フランス語で「切り抜く」という意味で、切り抜いた絵や模様を素材に貼り、 ニスなどを塗り込み誰にでも手軽にできる技法(石鹸・マスク・立体額など) A「ステンドランプ」 、B「フラワーアレンジ」のどちらかを選択し制作する。 A「ステンドランプ」では、特製ステンドカラーを使用してランプシェードを制作し、照明によるコー ディネートを学ぶ。 B「フラワーアレンジ」では、ダブルペーパーでバラを制作・デザインし、ウエディングブーケ、フ ラワーアレンジメントの技法を学ぶ。 ◦目 標 ⑴ 様々な表現方法を学ぶ。 ⑵ 音楽を聞きながらイメージを膨らませ、発想を豊かにする。 ⑶ 感性を磨き、創造性を育てる。 ⑷ 個性を生かし、コミュニケーションを大切に楽しく学ぶ。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業計画 オリエンテーション 授業の進め方、授業概要、成績評価方法 配布資料 説明 2 ペーパーアートとパッチクラフト ◦色々な紙で「ちょうちょ」を作る① 3 ◦クラフトパンチや 「ちょうちょ」 を使っ 色画用紙・クラフト・パンチ 「ちょうちょ」のデザイン構 て構成する② など 成を考える 4 ◦クラフトパンチや 「ちょうちょ」 を使っ て構成する③ 5 ◦ラメのり、ポスカなどを使用して仕上 のりパネ・ラメのり・リボン・ 完成作品を発表する げる④ ビーズなど 6 やってみよう石鹸デコパージュ ◦「転写」の技法とは① 配布資料・石鹸 転写剤など 7 ◦石鹸にデコパージュする② 転写剤・中性洗剤など 8 ◦石鹸にデコパージュする③ デコパージュの基礎を覚える 配布資料・折り紙・のり・モー ルなど 空き時間を使い、作品を制作 する 「転写」の技法を覚える 空き時間を使い、作品を制作 する ― ― 25 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 9 ◦きれいにラッピングしよう④ ラメのり・リボン・セロハン 完成作品を発表する 袋など 10 タマゴのデコパージュ ◦飾りタマゴを作ろう① タマゴ・アクリル絵具など 11 ◦飾りタマゴを作ろう② 12 ◦タマゴに飾り付けをする③ ソフトワイヤー・羽根・リボ 完成作品を発表する ンなど 13 マスク(仮面)を作る ◦下絵を考える① 配布資料 時間内に下絵が終わらない時 VTR「世界の化粧(ベニス)」 は次回まで書いてくる 25分 14 ◦ペインティングや紙粘土を付けたり、 アクリル絵具・紙粘土など 色々な素材を使用して制作する② 15 ◦色々な素材を使用して制作する③ ビーズ・スパンコール・リボ 空き時間を使い、作品を制作 ン・羽根など する 16 ◦仕上げをする④ ラメのり・ブレードなど 17 パネルを使用してデザイン構成する ◦下絵を考える① 配布資料 パネル(F 6) 18 19 ◦紙粘土、ビーズなど色々な素材を使用 アクリル絵具・紙粘土・ビー し立体的な作品を制作する② ズ・スパンコール・リボン・ 折り紙・ソフトワイヤー・羽 ◦デザイン構成する③ 根・ラメのりなど 20 ◦デザイン構成する④ 21 ◦デザイン構成する⑤ 空き時間を使い、作品を制作 する 22 ◦仕上げをする⑥ 完成作品を発表する 23 A「ステンドランプ」 ・B「フラワーアレン 配布資料 ジ」のどちらかを選択 8回 24 A「ステンドランプ」 B「フラワーアレン 作品制作 ジ」作品制作 ◦暮らしに照明を取 ◦フラワーデザイン り入れ癒しの空間 の基礎(フローラ に飾る テープ、ワイヤー ◦特製ステンドカ の使い方) ラ ー を 使 用 し て ◦ダブルペーパーを 「ステンドランプ」 使用し「バラ」を を制作する 制作する ◦ブーケやアレンジ の技法を学ぶ ◦制作した「バラ」 を色々な材料を使 用しアレンジする A「ステンド ランプ」 ◦ステンドセット ◦マーカーペン ◦ペン型カッター ◦スタンド ◦金具 など 作品の仕上げ 1年間のまとめ それぞれの作品を鑑賞し意見 完成作品を発表する 交換をする 25 26 27 28 29 30 空き時間を使い、作品を制作 する 完成作品を発表する B「フラワー アレンジ」 ◦ダブルペーバー ◦ワイヤー ◦フローラテープ ◦ドライフラワー ◦ラッピング ペーパー ◦リボン など 空き時間を使い、作品を制作 する ― ― 26 ◦評価方法 課題提出70%、授業態度20%(私語、居眠りなど学生受講規程に反した場合)、出席状況10%により評 価する。 ※ 詳しい評価の方法に関しては、初回授業時に説明しますが、最初の「本学で学ぶために」の7.授 業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 教科書は使用しない。その都度、資料を配布する。 ◦参 考 書 その都度、授業内容に関する参考書を用意する。 ◦そ の 他 材料費として3 , 300円程度の実費を徴収する。 ― ― 27 国 際 理 解 論 ろ がく じょ 准教授 呂 学 如 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 「地球村」 、 「グローバル」、「多文化共生」など、新聞やテレビに登場しない日はないほど、われわれ の目や耳に触れることの多い言葉であり、いまや国際化推進のキーワードとして馴染まれている表現と なっているが、真の国際化とは何か、なぜいまでも世界中に紛争や対立が消えず、戦火が絶えないのか、 FTA や TPP とは何の意味なのか、国際理解がなぜ必要なのか…。政治、経済はじめ、歴史、文化文明、 宗教、人種民族、自然環境などの視点で世界の今を直視し、平和で共生共栄の世界を築くにはどうすれば よいか、共に考え、理解を深めていく。 ◦目 標 世界の現状はどうなっているか、国・地域によって異なる人種・民族、異なる文化文明、そして拡大す る一方の経済格差や政治体制の違い等について確認し、地球や人類が抱えている問題課題、その深層に潜 んでいる背景等について探求しながら、問題課題の解決に必要なのはなにかをめぐって議論し、理解を深 めていくことを目標とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法◦教材等 授業時間外の必要な学修 1 ガイダンス ◦プリント配布 ① 授業の内容・進め方・評価方法等の説明 ◦パワーポイント ② 世界の現状について理解する ◦世界地図、地球儀 地球儀や世界地図を見る 日本の位置を確認する 周辺諸国を確認する 2 世界の現状 ◦パワーポイント ◦国々・人口・政治体制・経済発展状況等 ◦板書 世界の国々や政治体制の違い について調べる。 3 「地球村」 ◦人種・民族・文化文明・環境問題等 ◦パワーポイント ◦板書 世界中の人種や民族について 調べる。 4 国連組織 ◦パワーポイント ◦組織概要、役割、活動状況、問題課題等 ◦板書 国連設立の歴史敬意や役割に ついて調べる。 5 アフリカ・オセアニア ◦パワーポイント ◦人類発祥の地、新興国、内紛内乱問題等 ◦板書 アフリカの国、オセアニアの 国について調べる。 6 ヨロッパ・アメリカ ◦先進国、産業革命、世界大戦、EU等 EUやユーロについて調べる。 7 アジア ◦パワーポイント ◦人口大国、経済発展、テロ、湾岸戦争等 ◦板書 8 調査学修① ◦ある国について:グループ発表 ◦パワーポイント ◦板書 アジアの範囲や国々の数など について調べる。 図書館に出向いて調べる:地 興味のある国について調べる。 図や PC を使う ― ― 28 回数 授 業 内 容 授業方法◦教材等 授業時間外の必要な学修 9 映像鑑賞 ◦世界遺産:日本やその他の国々 DVD を視聴する 世界遺産の認定手続きについ て調べる。 10 政治体制 ◦異なる政治体制:事例として ◦パワーポイント ◦板書 政治体制の違いについて日本 と他国を比較して。 11 宗教 ◦世界中の宗教:三大宗教等について ◦パワーポイント ◦板書 仏教と神道について調べる。 12 文化文明 ◦4大古代文明、現代文化の諸様相 ◦パワーポイント ◦板書 現代文明について事例を挙げ て説明する練習を。 13 調査学修② ◦事前準備 ◦文化の違い:カルチャショックについて ◦グループ発表 文化の違いとは何か、調べて ください。 14 ディスカッション ◦私たちの「国際理解論」 問題提起について考え、討論 の準備をする。 15 まとめ ◦パワーポイント ◦地球、世界、国際社会、地域、隣国関係 ◦板書 等について 16 筆記試験 ◦グループ討論 授業を振り返り、問題意識を 確認、問題解決法について提 言する。 ◦評価方法 ① 試験の成績と、授業中の発表やレポートの提出等をあわせて総合的に判断し最終評価を行う。 ② 欠席、遅刻、授業中の態度等にかかわる減点については、規程(学生便覧に記載)に沿う。 ※ 詳細は、最初の授業時に説明する。 ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 ※ 必要に応じてプリントを配布する。 ― ― 29 国際理解演習(個人旅行) み うら なお ゆき 兼担教授 三 浦 尚 之 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1・2年生 通 年 演 習 2単位 時間割外 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 「体験を通しての国際理解」 本学在学中に外国に旅行もしくは滞在した学生が、その実際の体験に基づいて、各自の研究テーマに沿っ て個別指導を受けながらレポートの作成を行う。 ◦目 標 各自の研究テーマに沿った事前研究、外国における実地体験、レポート作成を通して、物事に対する探 求心、諸外国の社会や文化への理解を深めることを目標とする。 ◦授業の内容 本科目は、時間割に記載されない短期集中、個別指導の科目である。本学企画の海外研修旅行に参加、 あるいは個人旅行、ホームステイなどを行う学生が履修できる。履修申告の後、各人の問題関心に基づい て研究テーマと指導教員を決定し、関連文献及び映像資料それぞれ2つ以上をもとに事前研究を行う。そ して、外国での実地体験を経た上で、レポート作成に向け事後指導を受けながら、最終的なレポート作成 を行う。 ◦評価方法 最終レポートの評価による。ただし、本学海外研修旅行参加者については旅行中の行動態度を加味する。 (履修確定時に担当教員から指示される評価方法書による) ※ 詳しい評価の方法に関しては、初回授業時に説明しますが、最初の「本学で学ぶために」の7.授 業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 別途指示する。 ◦そ の 他 1年次もしくは2年次に履修可。ただし、年度末に旅行が実施される場合、2年次については、単位認 定時期が3月以降となるため、本科目の単位を卒業単位に含めることができないので特に注意すること。 なお、本科目を含め、海外研修旅行への参加を履修の条件とする科目の場合、同一の旅行への参加によっ て2科目以上を同時に履修することはできない。 履修申告は、前期の仮申し込みは5月11日、正式な教務課申し込みは、例年通り5月20日、後期仮申し 込みが9月10日。なお、後期本申し込みは、前期の成績発表での履修確定時となります。 また、海外研修旅行の実施にあたり、国際情勢の変更により十分な安全を確保できないと判断された場 合、海外研修旅行を中止または延期することもある。 なお、履修者が決められた最少催行人数に達しない場合、または履修放棄などによって履修者が最少催 行人数を割り込んだ場合は、学期の途中であっても休講になる。 ― ― 30 国際理解演習(シンガポール) こ まつ ゆ み 教 授 小 松 由 美 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1・2年生 前 期 演 習 2単位 時間割外 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 「体験を通しての国際理解」 「国際理解演習“シンガポール研修旅行”」を実施(平成27年8月19日㈬〜8月24日㈪6日間を予定)。 実地研修を行う。 事前授業ではシンガポールの歴史や文化について学ぶほか、各自が設定したテーマに基づき、個別指導 も行う。 ◦目 標 旅行を通じ、集団行動に関するマナーの習得、旅行計画の立案などを学習する。国際色豊かなシンガポー ルで、2020年の東京オリンピックを視野に入れたホスピタリティと、今後の地域活性化の一因ともなるイ ンバウンドの在り方を学ぶ。各自が興味ある分野(ビジネス、観光、デザイン、建築など)を事前に調査 し、現地体験することによって理解を深める。また現地にて、海外で働く入社1~3年目くらいの若手日 本人社員の話を聞き、各自のキャリアデザインを考える契機とする。 ◦授業の内容 回数 1 授 業 内 容 授業方法◦教材等 オリエンテーション 授業計画 ⑴ 授業の概要と目標(研修の目的) 資料配付 ⑵ 授業内容と評価方法(研修日程、 内容) 事前説明 ⑶ その他(本科目の留意点、事前指導に ついて) 授業時間外の必要な学修 シンガポールに関する文献・ 資料を読む。 2 シンガポール共和国の歴史 (歴史・人種・言語) 全体事前指導 シンガポールに関する文献・ 資料を読む。 3 シンガポールの地理・気候 全体事前指導 個別研究テーマを考える。 4 シンガポールの経済・産業 (貿易国・観光国) 映像資料視聴 全体事前指導 個別研究テーマを考える。 5 シンガポールの街並みと建築 映像資料視聴 全体事前指導 個別研究テーマを考える。 6 シンガポールの交通事情 全体事前指導 個別研究テーマを考える。 7 シンガポールの食文化 全体事前指導 個別研究テーマを考える。 8 入国手続きほか事前準備について 全体事前指導 資料配付 ガイドブック等を用いて情報 収集する。 ― ― 31 回数 授 業 9 現地での行動について (渡航前の最終確認) 内 容 授業方法◦教材等 授業時間外の必要な学修 全体事前指導 ガイドブック等を用いて情報 収集する。 10 現地体験① 全体及び個別指導 現地調査 11 現地体験② 全体及び個別指導 現地調査 12 現地体験③ 全体及び個別指導 現地調査 13 現地体験④ 全体及び個別指導 現地調査 14 現地体験⑤ 全体及び個別指導 現地調査 15 最終レポート発表 最終評価 発表・レポート提出 ◦評価方法 事前レポート20%、旅行中の行動態度40%、最終レポート40%で評価する。 *詳細は初回授業時に示す。 ◦教 科 書 プリント資料を適宜配付し、各自の研究テーマに沿って指導する。 ◦そ の 他 ⑴ 最少催行人数を15名、最多催行人数を20名程度とする。なお、履修者が15名に達しない場合、または 履修放棄などによって履修者が15名を割り込んだ場合は、学期の途中であっても休講となることがある。 ⑵ 履修希望受付は5月初旬より開始し、事前授業は6月初旬より指導を開始する。 ― ― 32 英 会 話 非常勤講師 ブレント・ スコット 教養教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 通 年 演 習 2単位 30回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 本英会話講座は、基礎的な英語を修得し、日常的な事柄を英語で聞き、話すことが出来る能力を身につ ける講座である。英語の発音、リスニングに重点を置き、学生が楽しく英会話を修得することが出来るよ う授業を進めていく。また、欧米の文化や習慣を学び国際的な視野を持つことが出来るよう指導する。 ◦目 標 日常的な事柄を英語で話し、聞くことが出来る基礎的な語彙力、構文を修得し、通常会話での最低限の コミュニケーションが出来ることを目的とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 ●はタイトル ★は授業内容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 ●オリエンテーション 講話、テキストの使用法 授業の進め方、英語上達のコツ、評価方 法等 2 ●Introduction 自己紹介⑴ ★お名前は?出身地は?電話番号は? アルファベットの読み方 テキスト使用 Unit1の予習・復習 3 ●Introduction 自己紹介⑵ ★お名前は?出身地は?電話番号は? アルファベットの読み方 テキスト使用 Unit1の予習・復習 4 テキスト使用 ●ClassroomObjects クラスで、部屋で、町での会話⑴ ★~はどこにありますか、~はどこにい ますか等の質問と応答 Unit2の予習・復習 5 テキスト使用 ●ClassroomObjects クラスで、部屋で、町での会話⑵ ★~はどこにありますか、~はどこにい ますか等の質問と応答 Unit2の予習・復習 6 テキスト使用 ●EverydayActivities 毎日の行動・進行形⑴ ★今何をしていますか、朝ご飯を食べて います等の質問・応答 Unit3の予習・復習 7 テキスト使用 ●EverydayActivities 毎日の行動・進行形⑵ ★今何をしていますか、朝ご飯を食べて います等の質問・応答 Unit3の予習・復習 ― ― 33 回数 授 業 内 容 ●はタイトル ★は授業内容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 8 ●PossessiveAdjectives 所有格⑴ ★my 、his 、her 、its 、our 、your 、their などの所有格 テキスト使用 Unit4の予習・復習 9 ●PossessiveAdjectives 所有格⑵ ★my 、his 、her 、its 、our 、your 、their などの所有格 テキスト使用 Unit4の予習・復習 10 ●Yes / Noquestions 人の特徴、状態⑴ ★背丈、年齢、結婚している等 テキスト使用 Unit5の予習・復習 11 ●Yes / Noquestions 人の特徴、状態⑵ ★背丈、年齢、結婚している等 テキスト使用 Unit5の予習・復習 12 ●Familymembers 写真をみながら家族紹介⑴ ★両親、兄弟、親戚など テキスト使用 Unit6の予習・復習 13 ●Familymembers 写真をみながら家族紹介⑵ ★両親、兄弟、親戚など テキスト使用 Unit6の予習・復習 14 ●Prepositions 前置詞、単数・複数⑴ テキスト使用 ★レストランはどこにありますか。銀行 の隣にあります。などの質問・応答 Unit7の予習・復習 15 前期まとめ 16 ●Prepositions 前置詞、単数・複数⑵ テキスト使用 ★レストランはどこにありますか。銀行 の隣にあります。などの質問・応答 Unit7の予習・復習 17 ●Adjectives 形容詞、単数。複数形⑴ ★衣類、色などを説明 テキスト使用 Unit8の予習・復習 18 ●Adjectives 形容詞、単数。複数形⑵ ★衣類、色などを説明 テキスト使用 Unit8の予習・復習 19 ●PresentTense 現在時制⑴ ★国名と使われている言語 テキスト使用 Unit9の予習・復習 20 ●PresentTense 現在時制⑵ ★国名と使われている言語 テキスト使用 CD使用 Unit9の予習・復習 21 ●Negatives,Shortanswers 否定文⑴ ★料理をしますか。いいえ、しません。 テキスト使用 CD使用 Unit10の予習・復習 22 ●Negatives,Shortanswers 否定文⑵ ★料理をしますか。いいえ、しません。 毎日の日課・活動 テキスト使用 Unit10の予習・復習 23 ● 動 詞 の 変 化、 3 人 称・ 単 数・ 現 在 形、 テキスト使用 頻度を表す副詞⑴ ★リンダは夕食後いつもテレビをみます か。 ― はい、時々見ます。 Unit11の予習・復習 24 ● 動 詞 の 変 化、 3 人 称・ 単 数・ 現 在 形、 テキスト使用 頻度を表す副詞⑵ ★リンダは夕食後いつもテレビをみます か。 ― はい、時々見ます。 Unit11の予習・復習 ― ― 34 授 回数 業 内 容 ●はタイトル ★は授業内容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 25 ●現在形・進行形⑴ ★なぜ泣いているの。悲しいから。 悲しいときはいつも泣きます。 Unit12の予習・復習 26 ●現在形・進行形⑵ ★なぜ泣いているの。悲しいから。 悲しいときはいつも泣きます。 テキスト使用 Unit12の予習・復習 27 ●能力表現、職業、職探し⑴ テキスト使用 ★ベティは何が出来ますか。コンピュー ターが出来ます。どんな職業に就きた いですか。秘書になりたいです。 Unit13の予習・復習 28 ●能力表現、職業、職探し⑵ テキスト使用 ★ベティは何が出来ますか。コンピュー ターが出来ます。どんな職業に就きた いですか。秘書になりたいです。 Unit13の予習・復習 29 ●未来形・天気予測・時間 テキスト使用 ★明日、 何をしますか。車の修理をします。 Unit14の予習・復習 30 文法の確認 名詞・動詞・形容詞・副詞等 31 期末試験 プリント使用 ◦評価方法 ◦前期、後期末試験(各40%) ◦出席率(10%)欠席1回1点減点、(欠席届提出による実習欠席は除く) ◦授業態度(10%)私語・居眠りなど学生受講規程に反した場合、注意1回1点減点 ◦定められた授業回数の1/3を超える回数を欠席した場合、単位認定は行わない。 ※ 詳しい評価の方法に関しては、初回授業時に説明しますが、最初の「本学で学ぶために」の7.授 業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 書 名 SIDEbySIDEInternationalEdition(ThirdEdition) 著 者 StevenJ.Molinsky,BillBliss 発行所 PearsonLongman 定 価 1 , 985円 ◦そ の 他 授業には必ず英和辞典を持参すること。 ― ― 35 ― ― 36 専門教育科目 ― ― 37 食 生 活 論 い が ら し けい じ 非常勤講師 五十嵐 敬 司 【本務:寺院経営 住職】 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 健康の基本である食生活について、文化・心理・栄養・環境・食料等の面から、現在抱える問題を含め、 実生活とどう関わっているか講義をする。 ◦目 標 食生活において、食品の安全及び健康維持等を確保するための知識及び情報を身に付けて、正しい食物 の選択、適切な調理等を実践していくこと。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 教科書(P95-102)と資料 (栄養士法概説)を用い、栄 養士の職業上の位置づけな どを講義する。 (レポート提出) 授業時間外の必要な学修 1 栄養士論⑴:栄養士とその養成 2 栄養士論⑵:栄養士の歴史、栄養士の役 教科書(P103-116)と資料 栄養士の役割を復習する。 割と将来 (栄養士制度の経緯)を用い、 栄養士の歴史や役割などを 講義する。 ビ デ オ「 食 べ て 治 す 患 者 を支える栄養サポートチー ム」(20分) 3 食生活の概念 教科書(P3-10)と資料(① 自分の食事内容を検討する。 朝食の欠食率②壊れる食卓) を用い、食生活の現状と問 題点を調べる。(レポート提 出) 4 食生活と文化 教 科 書(P11-24) を 用 い、 身の回りの食習慣を調べる。 人類の進化と食生活(地域 の食習慣を含めた)の変化 を講義する。(小テスト) 5 日本における食文化の形成 栄養士法全般を一読する。 教科書(P25-38)と資料(食 食育の重要性を復習して再 育基本法等)を用い、日本 確認する。 の食文化の経緯と現在に至 った食生活を知ること。ビ デオ: 「食育は何故必要か?」 (20分)(レポート提出) ― ― 38 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 教科書(P39-44)と資料(① 味と香りと食欲②食欲と食 物選択行動)を用い、食行 動や食の嗜好などから食生 活を考える。(小テスト) 授業時間外の必要な学修 6 食の心理 教科書を予習、復習する。 7 食品とその食物化 8 食の生理と代謝 9 食生活と栄養 10 食生活と環境 教科書(P67-72)と資料(ホ 食品公害を熟考する。 ル モ ン っ て 何 で す か?) を 用い、食品公害などを理解 する。 ビデオ: 「地球温暖化」 (20分) 11 食料の供給と消費 教科書(P73-80)と資料(① 食料自給率目標達成のため の課題)を用い、食料自給 率の減少から食生活の変化 を理解する。 12 食生活と健康⑴:栄養摂取と身体状況・ 教 科 書( P81-85) と 資 料 教科書を予習、復習する。 日本型食生活 (①栄養素等摂取量の推移② 資料を復習する。 肥満者の割合の推移③身長・ 体 重 の 年 次 推 移 ) を 用 い、 栄養素の摂取状況と身体状 況を講義する。 13 食生活と健康⑵:健康づくりと食生活指針 教科書(P86-91)と資料(① 平均寿命の推移と死亡に関 する疫学的変遷②健康日本 21「 栄 養・ 食 生 活 」 分 野 の 目標値)を用い、健康づく りの取り組みを講義する。 14 食品表示と食品の選択 法律による食品表示の規制 市販の食品で表示を確認し の 資 料( 平 成27年 6 月 施 行 復習する。 の食品表示法の動向を見る) を用い、食品表示から適切 な食品の選択ができるよう 講義する。 15 レポートのまとめと資料の検討 いままでの講義内容の復習 と確認 16 期末試験 教 科 書( P45-52) と 資 料 用語の違いを資料により復 (①遺伝子組み換え食品②特 習する。 別用途食品③保健機能食品) を用い、食品の種類や成分 を理解すること。 教科書(P53-60)と資料(① 糖質②脂質③蛋白質)を用 い、それぞれの構造式や組 成を含め、栄養素の種類と 仕組みを理解すること。(小 テスト) 栄養素を科学的に理解する。 教 科 書( P61-66) と 資 料 栄養を科学的見地から理解 (①日本人の食事摂取基準② する。 日常生活の動作強度の目安) を用い、栄養素と栄養障害 を講義する。 (レポート提出) ― ― 39 低い食料自給率の現状を認 識する。 教科書を予習、復習する。 資料を復習する。 ◦評価方法 期末テスト70%、レポート10%、小テスト10%、授業態度10% ◦教 科 書 書 名 食生活論 著 者 林 淳三 発行所 建帛社(ケンパクシャ) 価 格 1 , 700円+税 ◦参 考 書 書 名 食生活論 著 者 遠藤 金次 発行所 南江堂 価 格 1 , 800円+税 ◦そ の 他 教科書の授業範囲を示しておくので、予習・復習に励み、いつもノートの整理に努めること。なお、教 材内容は都合により一部変更することがある。 ― ― 40 公 衆 衛 生 学 お だ まさ あき 兼担教授 織 田 正 昭 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 個を対象とする臨床医学に対して、公衆衛生学は、集団を対象としてその保健・衛生を学ぶ社会医学の 一分野であり、その内容は非常に多岐に渡る。本科目では、健康の概念の理解から入り、保健統計(人口 統計、疾病統計など)、疾患の理解、疫学の方法、保健行政など対象年齢、分野に共通する基礎知識を教 科書を用いて講義する。講義を通して公衆衛生学・保健学を総合的に考えられるよう、討論や意見交換を 積極的に取り入れる。 ◦目 標 1)栄養士は公衆衛生学・保健学とどのように関わる学問であるかを理解する 2)公衆衛生学と現代社会のかかわりを理解する 3)栄養士資格取得に通じる基礎知識を習得する ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 総論~健康の概念、公衆衛生学の理解 テキスト第1章を中心に講義 講義を踏まえ、公衆衛生の歴 史を簡易年表にしてまとめる。 2 環境保健⑴~環境衛生 テキスト第2章を中心に講義 子どもと大人の生活環境の違 いを考えてみる。講義後の復 習をする。 3 環境保健⑵~環境汚染、環境破壊 テキスト第2章を中心に講義 環境汚染に関する実例をマス コミ報道を通して調べてみ る。講義後の復習をする。 4 衛生統計~人口統計、疾病統計 テキスト第3章を中心に講義 自分で関心ある衛生関連デー タを調べてみる。講義後の復 習をする。 5 疫学の基礎~統計データの見方、 解釈の仕方 テキスト第4章を中心に講義 事前の予習と講義後の復習を ミニテスト実施 する。 6 慢性疾患と生活習慣病~悪性腫瘍、 糖尿病、 テキスト第5章~6章を中心 がん検診について事前にしら 高血圧などを中心に に講義 べてみる。講義後の復習をす る。 7 微生物と感染・免疫~微生物による感染症 テキスト第6章⑸と配布資 自分がこれまでに罹った感染 とその予防に関する理解 料、スライドにより講義 症を思い出してメモしてみ る。講義後の復習をする。 8 公衆衛生からみた事故、自殺~事故原因と テキスト第6章⑻を中心に講義 背景、自殺の背景要因の理解 ― ― 41 近年の自殺に関する報道を調 べてみる。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 9 先天異常とその対応~先天奇形、染色体異 配布資料とスライドを用いて 衆院で見聞きする先天異常児 常、先天代謝異常を中心に 講義 についてまとめておく。講義 後の復習をする。 10 精神疾患~公衆衛生の課題としての精神・ テキスト第6章⑹を中心に講義 ミニテスト実施 神経疾患の理解 精神疾患患者に関して見聞き した経験をまとめておく。講 義後の復習をする。 11 母子保健総論~母子の健康と疾患に関する テキスト第7章⑹を中心に講義 基礎知識の習得 母子保健関連施設について調 べてみる。講義後の復習をす る。 12 成人保健総論~成人の健康と疾患に関する テキスト第7章⑺を中心に講義 基礎知識の習得 周囲で経験する生活習慣病を 調べて見る。講義後の復習を する。 13 学校保健総論 テキスト第7章⑽を中心に講義 中学校や高校時代に経験した 公衆衛生活動をメモしてお く。講義後の復習をする。 14 地域保健総論、保健行政・医療制度 テキスト第7章(1~5)を 公衆衛生関係の法律や制度を 中心に講義 調べてみる。講義後の復習を ミニテスト実施 する。 15 まとめと総合討論 受講者間で総合討論 事前の予習と講義後の復習を する。事前に討論に参加でき るようにしておく。 ◦評価方法 期末試験70%、授業態度(発表、討論)10%、小レポート20%とし、欠席・遅刻の扱いについては大学 の方針に従う。 ◦教 科 書 書 名 公衆衛生学 著 者 吉田 勉 監修 栗原 伸公 編著 発行所 学文社 価 格 2 , 500円+税 ◦参 考 書 書 名 社会・環境と健康 著 者 日本栄養士会 監修 苫米地孝之助・中谷弥栄子 著 発行所 第一出版 価 格 1 , 900円+税 ― ― 42 公衆衛生学Ⅱ お だ まさ あき 兼担教授 織 田 正 昭 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 『公衆衛生学』で学んだ基礎知識をテキストを通じて更に深め、社会と公衆衛生のかかわりを実例を通 して学び、受講者間で討論しあう。また公衆衛生関連データを用いて作表・作図を行なうことにより視覚 効果を高め、理解を深める。 ◦目 標 1)公衆衛生学が社会に果たす役割を理解する 2)公衆衛生行政の問題点を考え、対応法を提言できるようにする 3)公衆衛生を通じてどのような国際協力が可能か理解する ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 公衆衛生学の理解(復習) テキスト第1~2章を講義 事前に講義内容の予習をし、 復習テスト (自己採点) を実施 講義後は講義内容を復習する。 2 保健統計、人口統計衛生統計データの統計 テキスト第3~4章を講義 解釈⑴ 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 3 衛生統計データの統計解釈⑵ テキスト第3~4章を講義 データの作図をする 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 4 疫学の応用 テキスト第5章を講義 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 5 感染症と予防接種(各論) テキスト第8章⑷を講義 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 6 母子保健各論~学校保健行政、健診 テキスト第8章⑵を講義 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 7 成人保健各論~健康習慣、 高齢者と公衆衛生 テキスト第9章を講義 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 8 学校保健各論~不登校、いじめ、自殺など テキスト第11章を講義 の実例 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 9 環境と健康~環境汚染と環境破壊の現状 10 公衆衛生と放射線汚染~福島の原発事故・ スライドと配布資料により学 事前に講義内容の予習をし、 汚染と公衆衛生⑴ 習する 講義後は講義内容を復習する。 テキスト第13章を講義 事前に講義内容の予習をし、 自己採点式のミニテスト実施 講義後は講義内容を復習する。 ― ― 43 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 11 公衆衛生と放射線汚染~福島の原発事故・ スライドと配布資料により学 事前に講義内容の予習をし、 汚染と公衆衛生⑵ 習する 講義後は講義内容を復習する。 12 精神保健、難病と公衆衛生 テキスト第8章(5~6)を 事前に講義内容の予習をし、 講義 講義後は講義内容を復習する。 13 地域保健と保健行政、衛生法規 テキスト第7章を講義 14 国際保健~公衆衛生と国際協力 テキスト第15章を講義 事前に講義内容の予習をし、 自己採点式のミニテスト実施 講義後は講義内容を復習する。 15 今後の課題とまとめ、総合討論 受講者間の討論を中心として 事前に講義内容の予習をし、 授業する 講義後は講義内容を復習する。 事前に講義内容の予習をし、 講義後は講義内容を復習する。 ◦評価方法 規定回数以上の出席を条件にして、期末テスト60%、ミニテスト20%、授業態度20%の割合で評価する。 欠席・遅刻の扱いは大学の方針による。 ◦教 科 書 書 名 公衆衛生学 2015年版 著 者 柳川 洋・簔輪 眞澄 編著 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 600円+税 ◦参 考 書 1)書 名 公衆衛生学(『公衆衛生学』での教科書) 著 者 吉田 勉・栗原 伸公 発行所 学文社 価 格 2 , 500円+税 2)書 名 公衆衛生マニュアル 著 者 柳川 洋・中村 好一 発行所 南山堂 価 格 5 , 500円+税 ◦そ の 他 参考書1)は『公衆衛生学』の教科書としても使用する。 ― ― 44 社会福祉概論 よし だ わたる 非常勤講師 吉 田 渡 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 本授業では、人間の生活基盤である 「食」 にかかわる専門職である栄養士に求められる健康の維持・推進、 および自立支援といった概念を社会福祉の立場から学ぶ。最終的には、ノーマライゼーションの視点を獲 得し、生活援助の理解へ進むことを目指す。 ◦目 標 ⑴ 人間の尊厳と社会福祉の意義および思想との関係を理解する ⑵ 社会福祉の基本原理と形成過程およびその体系を理解する ⑶ 栄養士が社会福祉を学ぶ意味を理解する ⑷ 栄養士と社会福祉の専門職が連携する必要性について理解する ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業オリエンテーション 生活を支える 「食」 と「社会福祉」 講義 教科書P13-23 次週予定のテキスト予習 2 社会福祉の意味と対象 講義 教科書P24-36 次週予定のテキスト予習 3 私たちの生活と社会保障 講義 教科書P37-55 次週予定のテキスト予習 4 公的扶助 講義 教科書P56-68 次週予定のテキスト予習 5 高齢者の福祉 講義 教科書P69-86 次週予定のテキスト予習 6 児童家庭福祉 講義 教科書P87-104 次週予定のテキスト予習 7 障害者の福祉 講義 教科書P105-127 次週予定のテキスト予習 8 地域福祉 講義 教科書P128-144 次週予定のテキスト予習 9 社会福祉基礎構造改革と権利擁護 講義 教科書P145-155 次週予定のテキスト予習 10 社会福祉における援助の方法 講義 教科書P156-167 次週予定のテキスト予習 ― ― 45 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 11 社会福祉実践の場 講義 教科書P168-179 次週予定のテキスト予習 12 社会福祉の専門職 講義 教科書P180-195 次週予定のテキスト予習 13 社会福祉の分野で働く栄養士 講義 教科書P196-211 次週予定のテキスト予習 14 東日本大震災と社会福祉 講義 プリント 次週予定のテキスト予習 15 まとめ 講義 プリント 16 期末試験 ◦評価方法 各期末試験等(70%)と出席および各回の振り返りシートへの記載(30%)をもとに評価する。 ◦教 科 書 書 名 栄養士・管理栄養士をめざす人の社会福祉 ― 人の生活を支える食と社会福祉を学ぶ 著 者 岩松 珠美・三谷 嘉明 編 発行所 ㈱みらい 価 格 2 , 310円+税 ― ― 46 解 剖 生 理 学 ほん だ 非常勤講師 本 多 たかし 【本務:福島県立医科大学 看護学部教授】 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 解剖生理学とは、「生きている」とはどのようなことか、「ひと」とはどのような存在なのかを自然科学 的に解明する唯一無二の手段である。本講では人体の構造と成り立ち、また、それぞれの働きとその連携 を系統的に学ぶ。これらの知識が、食と栄養が人体に及ぼす影響を真に理解する礎となることを期待する。 ◦目 標 栄養学を学ぶために必要な、人体の構造と機能を理解する。 ◦授業の内容 回数 1 授 業 内 容 オリエンテーション 「生命」とは何か 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 講義 演習問題の自主学習 2 人体の概観 身体の構成と各部の名称、体液 講義 演習問題の自主学習 3 身体の支持 骨、関節、骨格 講義 演習問題の自主学習 4 運動 筋肉、全身の骨格筋 講義 演習問題の自主学習 5 循環① 心臓の構造と機能 講義 演習問題の自主学習 6 循環② 血管の構造と機能 講義 演習問題の自主学習 7 呼吸 呼吸器の構造と機能 講義 演習問題の自主学習 8 消化と吸収 消化管の構造と機能 講義 演習問題の自主学習 9 消化と吸収 肝臓、胆嚢、消化腺の構造と機能 講義 演習問題の自主学習 10 排泄 尿の生理的意義と泌尿器の構造 講義 演習問題の自主学習 11 神経 中枢神経、末梢神経、伝導路 講義 演習問題の自主学習 12 身体機能の調節① ホルモンと自律神経 講義 演習問題の自主学習 ― ― 47 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 13 身体機能の調節② 体温 講義 演習問題の自主学習 14 感覚 視覚を中心に 講義 演習問題の自主学習 15 生殖 生殖器の構造と生殖生理 講義 演習問題の自主学習 16 試験 ◦評価方法 定期試験の結果、60点以上を獲得した者を合格とする。 講義の欠席は原則として認めない、止むを得ず欠席した者は、次週の講義日までに欠席した講義の主題 についてレポートを作成し、提出すること。レポートの内容によっては、再提出を求めることがある。 未提出者には受験資格を与えない。 ◦教 科 書 書 名 ぜんぶわかる人体解剖図 著 者 坂井 建雄・橋本 尚詞 発行所 成美堂出版 価 格 1 , 995円+税 ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 講義ノート、演習問題及び画像ファイルを印刷して配布する。 ◦参 考 書 書 名 管理栄養士を目指す学生のための 解剖生理学テキスト 著 者 岩堀 修明 発行所 文光堂 価 格 3 , 000円+税 ― ― 48 運 動 生 理 学 すぎ うら こう いち 非常勤講師 杉 浦 弘 一 【本務:福島大学人間発達文化学類 准教授】 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 身体を動かすための仕組みについて概説する。 運動(身体活動)が身体にもたらす効果や、健康の維持増進のための運動についても概説する。 ◦目 標 身体が動く仕組み、および運動が身体にもたらす効果について、理解を深める。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 運動の必要性 テキストp 1-7 テキストを一読して授業に臨 むこと。 2 筋収縮の仕組み テキストp 8-22 テキストを一読して授業に臨 むこと。 3 小テスト1 呼吸・循環・内分泌 テキストp23-32 テキストを一読して授業に臨 むこと。 4 エネルギー代謝 テキストp33-42 テキストを一読して授業に臨 むこと。 5 小テスト2 運動と栄養素 テキストp43-59 テキストを一読して授業に臨 むこと。 6 運動と食事 テキストp60-72 テキストを一読して授業に臨 むこと。 7 運動と疲労 テキストp73-83 テキストを一読して授業に臨 むこと。 8 小テスト3 運動と環境 テキストp84-91 テキストを一読して授業に臨 むこと。 9 メディカルチェック テキストp92-97 テキストを一読して授業に臨 むこと。 10 運動処方 テキストp98-109 テキストを一読して授業に臨 むこと。 11 健康のための運動 テキストp110-118 テキストを一読して授業に臨 むこと。 12 小テスト4 身体トレーニング テキストp119-126 テキストを一読して授業に臨 むこと。 ― ― 49 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 テキストp127-144 授業時間外の必要な学修 13 運動療法 テキストを一読して授業に臨 むこと。 14 プレゼンテーション これまで学んだことの中から 定められたテーマで発表・質 疑応答 15 小テスト5 まとめ テキストを一読して授業に臨 むこと。 後期末試験 十分に勉強をして試験に臨む こと。 ◦評価方法 小テスト(6回)20%、期末試験80%として評価する。 全授業実施回数の3分の2以上の出席、および積極的な授業への参加を成績評価の条件とする。 遅刻・早退3回で欠席1回と同等の扱いとする。 詳細については初回授業時に示す。 ◦教 科 書 書 名 栄養科学シリーズ NEXT 運動生理学(第2版) 著 者 岸 恭一 他 発行所 講談社サイエンティフィック 価 格 2 , 600円+税 ― ― 50 生 化 学 た なか こ 教 授 田 中 かづ子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 講 義 4単位 30回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 生命現象である「栄養」を化学の立場 ― 原子・分子・電子のレベル ― から解説する。 生体物質の構造・性質・働き(物質生化学)、細胞内での生体物質の合成経路、機能の作用機序、そし てどのように分解・排泄されていくのか(代謝生化学・遺伝生化学)を通して生命現象の本質を解説する。 また、個体レベルでの生命維持機能(器官生化学)や間違ったエネルギー摂取・栄養バランスが関与する 異常(病態・健康危害)と健康との関連も解説する。 ◦目 標 1) 栄養について理解するためには生化学の知識が必要である。栄養とは? 栄養素とは? その働きは? さらに進んで生命現象とは? これらについて、生物学、化学、分子生物学を統合する生化学の知識に より説明できるようになる。 2)得られた生化学の知識を、自らの能動的な学びで発展させ、自身に定着させ他の栄養学分野とのリン クを可能にする。 ◦授業の内容 下表中の AL はアクティヴラーニングの略である。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 はじめに ◦授業の進め方、アクティヴラーニング について 人体の仕組み① ◦人体の構成 ◦器官系の種類と機能 ◦真核細胞の構造 ◦細胞内小器官とその働き 講義:パワーポイントと教 科書(1~6頁) 予習 細 胞 の 構 造 に つ い て 調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 2 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 人体の仕組み② ◦細胞膜の構造と働き ◦生体内の元素、高・低分子化合物 ◦物質代謝:異化反応、同化反応 ◦エネルギー代謝:生物エネルギー AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(6~11頁) 予習 体 を 構 成 す る 元 素 に ついて調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 3 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) タンパク質① ◦体タンパク質の役割と存在場所 ◦アミノ酸の構造と分類 ◦アミノ酸の一般的性質 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(13~17頁) 予習 ア ミ ノ 酸 の 構 造、 必 須アミノ酸について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める ― ― 51 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 4 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) タンパク質② ◦タンパク質の構造 ◦タンパク質の分類 ◦タンパク質の一般的性質 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(17~26頁) 予習 ヘ モ グ ロ ビ ン の 構 造 を調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 5 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) タンパク質③ ◦タンパク質とアミノ酸の代謝 ◦アミノ酸の代謝異常(症) AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(26~31頁) 予習 尿 素 生 成 回 路 に つ い て調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 6 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 糖質① ◦糖質の構造 ◦単糖類の一般的性質 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(33~39頁) 7 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 糖質② ◦糖質の代謝 ◦解糖系、TCA回路、電子伝達系 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(39~47頁) 予習 ピ ル ビ ン 酸 に つ い て 調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 8 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 糖質③ ◦ペントースリン酸回路 ◦糖新生反応 ◦グリコーゲンの合成・分解と血糖調節 ◦光合成 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(47~50頁) 予習 血糖について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 脂質① ◦食品の油 ◦生体内脂質の構造と種類 ◦脂質の性質 ◦飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(51~54頁) 10 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 脂質②脂質の代謝 ◦中性脂肪と肥満 ◦細胞膜リン脂質と生理活性物質 ◦糖脂質と脳・神経組織 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(54~58頁) 予習 カ ル ニ チ ン に つ い て 調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 11 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 脂質③脂質の代謝 ◦コレステロールの生成 ◦ケトン体の生成 ◦生理活性物質(エイコサイド)の生成 ◦体内における脂質の運搬 ◦LP の構造・種類・働き・代謝 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(59~62頁) 予習 エ イ コ サ ノ イ ド( 脂 肪酸からつくられる生理活 性物質)について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 9 ― ― 52 予習 糖 の 定 義 に つ い て 調 べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 予習 内 臓 脂 肪 に つ い て 調 べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 回数 12 13 授 業 内 容 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 核酸① ◦核酸の構成成分 ◦AMP 、ADP 、ATP 、DNA 、RNA ◦核酸の代謝 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(63~68頁) 予習 DNA について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 学生による復習プレゼンテーションと全 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い 体質疑応答(AL) て復習プレゼンし全体で 核酸② の質疑応答に対応する ◦遺伝物質の複製と遺伝情報の発現 講義:パワーポイントと教 ◦DNA の複製と転写 科書(68~71頁) ◦タンパク質の生合成、m-RNA 、t-RNA 、 r-RNA 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 予習 RNA について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 14 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 核酸③ ◦核酸の異常、突然変異、遺伝病 ◦遺伝子工学、ヒトインスリンの製造 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(72~75頁) 予習 遺 伝 子 工 学 に つ い て 調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 15 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) レポート提出:夏期休暇中 の課題 小テスト:前期まとめ AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:教科書 ◦夏期休暇中の課題レポー ト を 完 成 さ せ、 小 テ ス ト に備える 学生による復習プレゼンテーションと全 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い 体質疑応答(AL) て復習プレゼンし全体で 酵素① の質疑応答に対応する ◦酵素の構造 ◦酵素反応、特異性、酵素、基質、生成物、 講義:パワーポイントと教 科書76~81頁) 反応条件、影響因子 予習 酵素について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 前期のまとめ 16 ◦「 小 テ ス ト の 模 範 解 答 」 を配布するので疑問点の 解明に努める 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 17 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 酵素② ◦酵素の阻害と活性化 ◦酵素反応の調節 ◦酵素の命名と分類 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(81~88頁) 予習 酵 素 反 応 の 阻 害 に つ いて調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 18 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) ビタミン① ◦水溶性ビタミン(総論) ◦水溶性ビタミン(各論) ◦栄養素の代謝とビタミンの関係 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(95~99頁) 予習 水 溶 性 ビタミン の 種 類・含有食物について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 19 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) ビタミン② ◦脂溶性ビタミン(総論) 分類と性質、含有する食物 ◦脂溶性ビタミン(各論) ビタミンA・D・E・K AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(89~95頁) 予習 脂 溶 性 ビ タ ミ ン の 種 類について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める ― ― 53 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 20 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 水・無機質のはたらき① ◦体を構成する元素(総論) ◦細胞内液・組織間液・血漿の構成成分 浸透圧 ◦無機質の働き(各論) AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(106~114頁) 予習 血 漿 の 主 な 構 成 成 分 について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 21 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 水・無機質のはたらき② ◦水の構造と特性 ◦水の電離と pH 、緩衝作用 ◦体内の水の働き、 水の出納調節、 代謝水 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(101~106頁) 予習 体 の 水 の 出 納 に つ い て調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 22 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 栄養素の消化・吸収① ◦消化・吸収の役割 ◦消化の種類と関与する臓器 ◦吸収の種類と関与する臓器 ◦栄養素の細胞膜透過 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(115~121頁) 予習 消 化・ 吸 収 に つ い て 調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 23 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 栄養素の消化・吸収② ◦糖質の消化と吸収 ◦酵素と消化液 ◦膜消化、吸収後の経過 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(122頁) 予習 唾 液 ア ミ ラ ー ゼ に つ 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 栄養素の消化・吸収③ ◦脂質の消化と吸収 ◦膜消化、吸収後の経過 ◦胆汁酸の腸肝循環 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(123頁) 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(121~122頁) 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(124頁) 予習 食 物 ア レ ル ギ ー に つ いて調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 24 25 栄養素の消化吸収④ ◦タンパク質の消化と吸収 ◦酵素と消化液 ◦膜消化、吸収後の経過 26 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 栄養素の消化吸収⑤ ◦食物アレルギー ◦食品衛生法施行規則 ◦食物アレルギー発症機構、IgE抗体 ◦異物の利用と排泄・免疫による処理 ― ― 54 いて調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 予習 胆汁酸について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 予習 門脈について調べる 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 27 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) 生体の恒常性 ◦個体レベルでの代謝調節 ◦神経系とホルモン系による情報伝達 ◦自律神経失調症 ◦ホルモン分泌異常症 ◦細胞レベルでの代謝調節 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(127~135頁) 予習 ホ メ オ ス タ シ ス に つ いて調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 28 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) エネルギーの消費と供給① ◦ATP産生と利用 ◦ヘスのエネルギー保存の法則 ◦栄養素のエネルギー ◦基礎・活動代謝、エネルギー所要量 レポート提出:冬期休暇中 の課題 小テスト:後期まとめ AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:教科書(137~147頁) 予習 ア ト ウ ォ ー タ ー 係 数 について調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 29 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) エネルギーの消費と供給② ◦食べ過ぎた食物の行方 ◦BMI値・体脂肪率、エネルギー所要量 ◦肥満はなぜいけないのか、生活習慣病 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(148~149頁) 予習 リ ン ゴ 型 肥 満 に つ い て調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 30 学生による復習プレゼンテーションと全 体質疑応答(AL) AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用い て復習プレゼンし全体で の質疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教 科書(151~158頁) 予習 マ ク ロ フ ァ ー ジ に つ いて調べる 復習 プ リ ン ト「 今 日 の 講 義要旨」と教科書、ノート を参考にして授業内容の整 理・疑問点の解明に努める 生体防御システム ◦免疫の担い手 ◦抗体による生体防御、抗原・抗体反応 ◦免疫異常疾患 ◦免疫学的予防・治療法 ◦後期のまとめ 31 期末試験 *授業内容は進行状況により変更することがあります。 ◦評価方法 1)小テスト2回(15点×2)、レポート2回(15点× 2)、期末テスト(40点)合計100点とする。 2)欠席1回につき3点減点する。遅刻・早退は3回で1回の欠席とする。出席回数が定められた授業回 数の3分の2以上にならない場合は単位を認定しない。 3)期限遅れのレポート提出は点検指導はするが、評価は0点とする。 4)私語、居眠りなどで注意を受けた場合はその都度1点減点する。 ― ― 55 ◦教 科 書 書 名 生化学入門 生化学 改訂 第3版 著 者 相良 英孝 他 発行所 東京教学社 価 格 2 , 200円+税 ◦参 考 書 書 名 マッキー生化学 著 者 Trudy Mckee(監訳 福岡伸一) 発行所 化学同人社 価 格 7 , 200円+税 ◦そ の 他 1)本科目「生化学」専用のノートを用意すること。レポートは A 4版レポート用紙を用いること。期 限切れのレポートは、点検指導はするが、評価は0点とする。 2)授業計画の授業方法欄に教科書の範囲を、また、授業時間外の必要な学習蘭の予習の項には理解の助 力となるキーワードを示したので十分に予習をした上で授業に臨むこと。 3)毎回の講義時に講義内容を理解し易いようにまとめたプリントを配布するので十分な理解を得るよう に活用すること。 4)毎回の授業終了時に「今日のまとめ」を出題するので、学習内容の理解度の自己診断に役立てること。 5)アクティヴラーニング(能動的な学び)の一環として、「復習プレゼン担当グループ」を順番で割り 当てるので、次回授業での全体質疑応答に対応できるようよく学習・復習したのち、配布資料を作成・ 用意して当日授業に臨み復習プレゼンを行うこと。 ― ― 56 生 化 学 実 験 た なか こ 教 授 田 中 かづ子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 後 期 実 習 1単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 イコール 生命現象の基礎には必ず化学物質や化学反応が介在している。“生命現象を支える化学物質 = 栄養素 (蛋白質・糖質・脂質など)”の視点から、それら栄養素および生体物質の化学的特性と代謝について分子 レベルで実験し、検索していく。 テーマに沿った実験のあと、得られた結果について全体討論を行い、原理・設問・考察などを積極的に 論じ合うことにより栄養士として、また日常生活の中で、生化学の理論を活用できるよう解説する。 ◦目 標 1)栄養素および、種々の生体物質を対象に実験を行うことにより、それらの性質、反応性、生体内にお ける役割などを具体的にとらえ、生命化学・栄養生化学的内容の理解を深める。 2)生化学的実験方法や技術、それと関連する化学や物理学、生物学の実験方法や技術を習得する。 3)得られた知識を自らの能動的な学びで発展させ、他の栄養学分野とのリンクを可能にする。 ◦授業の内容 下表中の AL はアクティヴラーニングの略である。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 はじめに 講義:テキスト「実験を始め 予習 専用の実習ノートを用 意し、テキストの「生命とは? ◦授業の進め方、アクティヴラーニングに る前に」を用い、を行う ついて AL:モル濃度、%濃度の計 生命現象とは?」を読み、実 生化学実験の予備知識 算に関してグループ討論し 習ノートに要点を記述する ◦実験時の諸注意 た後、全体討論での発表、 復習 溶液の濃度に関する課 題を与えるので、講義内容の ◦単位、濃度、誤差 質疑応答に対応する 理解、疑問点の解明に努めな ◦試薬と溶液の調製法 小テスト:濃度計算 がら報告書を作成し次回の実 ◦試薬の廃棄と環境衛生 習時に提出する 実験結果に関するグループ討論後、全体討 論での発表と質疑応答に対応する(AL) 小テスト 「濃度計算」 2 体液の酸塩基平衡① 講義と実験:テキスト「指示 予習 テ キ ス ト の「pH実 験 ◦細胞外液のイオン組成と pH 薬を用いるpHの測定」、 「血 に関する予備知識」を読み、 ◦酸性、アルカリ性、中性、中和の意味 漿成分溶液の調製」を用い 実習ノートに要点を記述する 復習 実習内容の理解、疑問 ◦緩衝液実験の準備 る ◦pHメーターの原理と使用法および管理 AL:実験結果に関する全体 点の解明に努めながら報告書 を作成し2・3・4回分を合 ◦生体成分のサンプリング法① 討論を行う 算して5回実習時に提出する 実験結果に関するグループ討論後、全体討 論での発表と質疑応答に対応する(AL) ― ― 57 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 3 講義と実験:テキスト「リン 予習 テキストの「体液の組 体液の酸塩基平衡② 酸緩衝液の調製」、「血漿成 成に関する基礎知識を読み、 ◦リン酸緩衝液の調製 分溶液の緩衝能(力)」を 実習ノートに要点を記述する ◦血漿成分溶液の緩衝能(力) 復習 実習内容の理解、疑問 用いる ◦マイクロピペットの原理と使用法および AL:実験結果に関する全体 点の解明に努めながら報告書 管理 討論を行う 実験結果に関するグループ討論後、全体討 (結果のグラフ示図を添付) 論での発表と質疑応答に対応する(AL) を作成し2・3・4回分を合 算して5回実習時に提出する 4 講義と実験:テキスト「リン 予習 テ キ ス ト の「 緩 衝 能 体液の酸塩基平衡③ 酸緩衝液の緩衝能力」を用 (力)に関する基礎知識」を ◦リン酸緩衝液の緩衝能(力) いる ◦緩衝能(力)の表し方 読み、実習ノートに要点を記 AL:実験結果に関する全体 述する ◦体成分溶液の緩衝能(力)の比較 復習 実習内容の理解、疑問 討論を行う ◦実験データの表現法 実験結果に関するグループ討論後、全体討 小テスト:体液の酸塩基平衡 点の解明に努めながら報告書 ユニット全体に関する内容 (結果のグラフ示図を添付) 論での発表と質疑応答に対応する(AL) 小テスト:体液の酸塩基平衡 を作成し2・3・4回分を合 算して5回実習時に提出する 5 講義と実験:テキスト「タン 予習 テキストの「タンパク タンパク質① パク質の変性」、「塩析によ 質実験に関する予備知識」を ◦可逆的、不可逆的沈殿反応 るタンパク質の単離」を用 読み、実習ノートに要点をま ◦塩析による卵白アルブミン、グロブリン いる の分離 とめる AL:実験結果に関する全体 復習 実習内容の理解、疑問 ◦遠心分離機の原理と使用法および管理 討論を行う 実験結果に関するグループ討論後、全体討 点の解明に努めながら報告書 論での発表と質疑応答に対応する(AL) を作成し次回の実習時に提出 する 6 講義と実験:テキスト「タン 予習 テキストの「電気泳動 タンパク質② パク質の電気泳動」を用い の基礎知識」を読み、実習ノ ◦アルブミン、ミオグロビンの電気泳動 る ◦未知検体の解明方法、物質名の決定 ートに要点を記述する ◦電気泳動装置の原理と使用法および管理 AL:実験結果に関する全体 復習 実習内容の理解、疑問 討論を行う 実験結果に関するグループ討論後、全体討 点の解明に努めながら報告書 論での発表と質疑応答に対応する(AL) を作成し次回の実習時に提出 する 7 講義と実験:テキスト「消化 予習 テキストの「タンパク タンパク質③ 酵素によるタンパク質の加 質の消化酵素に関する基礎知 ◦トリプシンによるカゼインの加水分解 水分解」を用いる ◦Lambert Beer の法則 識」を読み、実習ノートに要 AL:実験結果に関する全体 点を記述する ◦吸光度計の原理と使用法および管理 復習 実習内容の理解、疑問 討論を行う 実験結果に関するグループ討論後、全体討 小テスト:タンパク質ユニッ 点の解明に努めながら報告書 論での発表と質疑応答に対応する(AL) ト全体に関する内容 小テスト:タンパク質 (結果のグラフ示図を添付) を作成し、次回の実習時に提 出する 8 講義と実験:テキスト「消化 予習 テキストの「糖質実験 糖質① 酵 素 に よ る 糖 質 の 加 水 分 に関する予備知識」を読み、 ◦唾液アミラーゼによるデンプンの加水分解 解」を用いる ◦反応初期段階の確認試験と反応経過後の 実習ノートに要点を記述する AL:実験結果に関する全体 復習 実習内容の理解、疑問 確認実験の準備、次回実習へ継続 討論を行う ◦還元糖、非還元糖の定性反応 点の解明に努めながら反応初 ◦生体成分のサンプリング法② 期段階の実験の整理をしてお ◦透析法の原理と方法、注意点 く.報告書は次回・糖質②の 実験結果に関するグループ討論後、全体討 報告書と合纂して提出する 論での発表と質疑応答に対応する(AL) ― ― 58 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 9 糖質② 講義と実験:テキスト「消化 予習 テキストの「糖質の消 ◦唾液アミラーゼによるデンプンの加水分 酵 素 に よ る 糖 質 の 加 水 分 化酵素に関する基礎知識」を 読み、実習ノートに要点を記 解(前回実験からの継続実験) 解」を用いる ◦反応経過後の確認実験 AL:実験結果に関する全体 述する 復習 実習内容の理解、疑問 ◦単糖類、二糖類、多糖類の構造 討論を行う 点の解明に努めながら報告書 ◦還元糖、非還元糖の定性反応 を糖質①の結果と合わせて作 実験結果に関するグループ討論後、全体討 成(糖質①②合纂)し次回の 論での発表と質疑応答に対応する(AL) 実習時に提出する 10 糖質③ 講義と実験:テキスト「肝臓、 ◦ブタの肝臓、筋肉からのグリコーゲンの 筋肉からのグリコーゲンの 分離 分離」を用いる ◦生体物質のホモジナイズ、その方法と注 AL:実験結果に関する全体 意点 討論を行う ◦含有量、収量、収率の求め方 小テスト:糖質実験ユニット 実験結果に関するグループ討論後、全体討 全体に関する内容 論での発表と質疑応答に対応する(AL) 11 脂質 講義と実験:テキスト「消化 予習 テキストの「脂質実験 ◦膵臓リパーゼによる脂質の加水分解 酵 素 に よ る 脂 質 の 加 水 分 に関する予備知識」を読み、 実習ノートに要点を記述する ◦脂質の構造 解」を用いる ◦適定法による定量操作 AL:実験結果に関する全体 復習 実習内容の理解、疑問 点の解明に努めながら報告書 ◦反応生成物量の定量値計算法 討論を行う ◦酵素活性の求め方、表し方 小テスト:脂質実験に関する を作成し次回の実習時に提出 する 実験結果に関するグループ討論後、全体討 内容 論での発表と質疑応答に対応する(AL) 12 酵素① 講義と実験:テキスト「アス 予習 テキストの「酵素実験 ◦酵素と基質 コルビン酸オキシダーゼの に関する予備知識①」を読み、 ◦キウリからのアスコルビン酸オキシダー 分 離 」「 酵 素 の 触 媒 反 応 」 実習ノートに要点を記述する 復習 実習内容の理解、疑問 ゼの分離 を用いる ◦アスコルビン酸オキシダーゼの触媒反応 AL:実験結果に関する全体 点の解明に努めながら報告書 を作成し次回の実習時に提出 ◦ウレアーゼの触媒反応 討論を行う する 実験結果に関するグループ討論後、全体討 論での発表と質疑応答に対応する(AL) 13 酵素② 講義と実験:テキスト「カタ 予習 1.テキストの「酵素 ◦鶏肝臓からのカタラーゼの分離 ラーゼの分離」「酵素の触 実験に関する予備知識②」を ◦カタラーゼの触媒反応とその阻害 媒反応と阻害条件」「生物 読み、実習ノートに要点をま とめる ◦無機触媒と生体触媒 エネルギー」を用いる ◦酵素の活性中心 AL:実験結果に関する全体 2.テキストの「ホタルの発 光にはどんな仕組みが隠され 生物エネルギー 討論を行う ◦生物学的なエネルギー変換 小テスト:酵素実験ユニット ているのか」を読み、実習ノ ートに要点をまとめる ◦ルシフェリン 全体に関する内容 復習 実習内容の理解、疑問 実験結果に関するグループ討論後、全体討 点の解明に努めながら報告書 論での発表と質疑応答に対応する(AL) を作成し次回の実習時に提出 小テスト:酵素 する 14 核酸 講義と実験:テキスト「DNA ◦サケの精巣からの DNA の分離 の分離」を用いる ◦生体物質ホモジナイズ時の条件と留意点 AL:実験結果に関する全体 ◦DNA の存在場所と存在状態、存在形体 討論を行う の確認 小テスト:DNA実験に関す 実験結果に関するグループ討論後、全体討 る内容 論での発表と質疑応答に対応する(AL) 小テスト:DNA ― ― 59 予習 テキストの「グリコー ゲ ン、 グ ル コ ー ス、ATP に 関する基礎知識」を読み、実 習ノートに要点を記述する 復習 実習内容の理解、疑問 点の解明に努めながら報告書 を作成し次回の実習時に提出 する 予習 テキストの「核酸実験 に関する予備知識」を読み、 実習ノートに要点を記述する 復習 実習内容の理解、疑問 点の解明に努めながら報告書 を作成し次回の実習時に提出 する 回数 15 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 尿に関する実験 講義と実験:テキスト「排泄 予習 テキストの「尿に関す る実験の予備知識」を読み、 ◦排泄のしくみ…利用されたあとの余分な のしくみ」を用いる 栄養素や老廃物のゆくえ AL:実験結果に関する全体 実習ノートに要点を記述する 復習 実習内容の理解、疑問 ◦尿酸、尿素(尿素窒素)の定量 討論を行う ◦尿の正常成分と異常成分の簡易定量 実技試験:尿素(尿素窒素) 点の解明に努めながら報告書 実験結果に関するグループ討論後、全体討 の定量操作・結果を評価す (検量線のグラフ示図を添付) を作成し提出する(提出期限・ 論での発表と質疑応答に対応する(AL) る 場所は決定次第連絡する) *授業内容は進行状況により変更することがあります。 ◦評価方法 ① 実習報告書56%(14部)、小テスト21%(7回)、実技テスト5%(1回)、実習態度18%として評価する。 ② 欠席が多く、出席が定められた時間数の3分2未満の場合は、評価をしないので0点となる。 ③ 実習態度の評価については、欠席1回につき4点を減点、学則に定められる遅刻・早退はそれぞれ1 回につき2点を減点、その他に、私語・居眠りなどで注意を受けた場合は、その都度1点減点する。な お、実習態度の減点評価の合計が18%を超過した場合は、他の評価領域から減点を行うことになる。そ の他、詳細は第一回実習時に説明をする。 ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 担当教員が作成したプリントテキストを用いる ◦参 考 書 ① 書 名 マッキー生化学 著 者 Trudy Mckee(監訳 福岡伸一) 発行所 化学同人社 価 格 7 , 200円+税 ② 書 名 イラスト生化学入門 著 者 相原 英考 他6名 発行所 東京教学社 価 格 2 , 000円+税 ◦そ の 他 ① 実習ノートとして、 B 5版大学ノート(ルーズリーフ型は不可)を各自で用意する。この実習ノートは、 各回実習の予習や講義内容の記録、実験中の結果や疑問点などの記録のために必須である。 ② 実験報告書の用紙は A 4版レポート用紙を用いること。期限切れのレポートは、点検指導はするが、 評価は0点とする。 ③ 実験機器・試薬等の都合から授業内容を変更する場合がある。 ― ― 60 食 品 学 総 論 わ だ やす ろう 非常勤講師 和 田 安 郎 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 人は生きるために物を食べなければならない(食事)。ただ単に生きるだけでなく、健康で快適に生き るためにはよりよい食事を摂らなければならない。よりよい食事とは栄養的で美味で安全で、かつ安くて 豊富な食事のことであり、各種の食品から栄養素をバランスよく摂取することが必要である。食事に供さ れるものが食物であり、食物は食品から作られることを大前提に、本講義では食品の有する特性、および 栄養面での機能などについて広く考える。 ◦目 標 よりよい食事を摂り健康で快適な生活を営むには、食品に関する知識と知恵を深めなければならない。 そのような観点から、また、食事を楽しむためにも、食品が持つ多様な性質を理解させたい。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 食品学を学ぶための基礎知識 ~有機化学を主テーマに~ 関連資料を配布 高校で習った化学を復習し ておくこと 2 食品とは 食品の成分、食品の分類 教科書使用 関連資料 教科書の講義該当項目を予 習してくること 3 食品の栄養成分(食品の一次機能) 水分:水分子、自由水、結合水 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 4 炭水化物Ⅰ:単糖類の構造と性質、少糖 類の構造と性質 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 5 炭水化物Ⅱ:多糖類の構造と性質、炭水 化物の栄養 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 6 脂質Ⅰ:脂肪酸、単純脂質、複合脂質 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 7 脂質Ⅱ:油脂の理化学的性質 脂質の酸化、脂質の栄養 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 8 タンパク質Ⅰ:アミノ酸の構造と性質 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 9 タンパク質Ⅱ:タンパク質の構造(タン パク質の二次、三次、四次構造) 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 10 タンパク質Ⅲ:タンパク質の分類と性質 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること ― ― 61 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 11 食品と酵素:名称と分類、触媒作用、酵 素の特性、酵素の種類など 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 12 灰分と無機質:灰分、主な無機質、酸性 食品、アルカリ食品 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 13 ビタミン:脂溶性ビタミンの構造と性質、 教科書使用 水様性ビタミンの構造と性質 教科書の講義該当項目を予 習してくること 14 嗜好成分の化学(食品の二次機能) :色素 成分、香り成分、味成分 教科書使用 教科書の講義該当項目を予 習してくること 15 食品成分の反応特性(食品の三次機能): 教科書使用 炭水化物、脂質、タンパク質の変化など 教科書の講義該当項目を予 習してくること 16 前期末試験 ペーパーテスト ◦評価方法 筆記試験(70%)、および出席状況(30%)で評価する。なお、具体的内容については第1回目の講義 の際に説明するが、「本学で学ぶために」の7.授業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績 評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 書 名 食品学Ⅰ 著 者 菅原 龍幸・福澤美喜男 編著 発行所 建帛社 価 格 2 , 600円+税 ◦そ の 他 ◦講義内容は進捗状況により変更することがある。 ◦毎回予習、復習に励み、ノートの整理に努めること。 ◦外部講師を招聘することがある。 ― ― 62 食品学総論実験 わ だ やす ろう 非常勤講師 和 田 安 郎 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 前 期 実 習 1単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 化学分析の基礎知識を修得して食品成分の定性・定量するための化学分析手法と機器分析の原理を学ぶ。 また、 食品の放射線量測定では実際に測定機器を使用して野菜・果物・加工食品等の線量を測定する。なお、 最初に原理、方法等の説明をしてから、実験は1班3名程度の小グループに分けて行う。実験結果、考察 等をまとめ、翌週の実験開始時にレポートを提出する。 ◦目 標 実験では食品成分表に記載されている分析値はどのように求められているのかについて、分析化学の基 礎理論と基本操作を通して理解させる。また、食品の主要成分であるタンパク質や糖類、さらに食塩含有 量等の分析、および放射能測定器を使用して食品等の放射線量の測定を実施するなど、実験を通して食品 に対する理解を深める。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 実験内容のガイダンスと基礎知識 実験概要説明 実験レポートの書き方の説明 実験原理、目的、操作方法は 参考書等で化学実験器具器材 プリントを使用して解説する の名称等を予習しておくこ と。 2 実験を始めるための基礎 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ 実験における一般的諸注意、心得 プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 実験器具器材の名称、薬品・ガラス器具 結果等を記載しておくこと。 の取扱いと洗浄 3 試験溶液の調製方法、試薬濃度の計算方法 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ と化学天秤の使用法 プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 4 ビューレット、ピペット、ガスバーナー等 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ の取扱いについて プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 5 酸と塩基、pH(水素イオン濃度) 中和滴定に関する基礎的知識の習得 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 6 中和反応と中和滴定:規定液の作成 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 7 酸の定量:食酢中の酢酸の定量、ヨーグル 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ トの酸度滴定 プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 ― ― 63 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 8 食塩の定量Ⅰ:規定液の作成(モール法) 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 9 食塩の定量Ⅱ:モール法による食品中の食 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ 塩の定量 プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 10 還元糖の定量Ⅰ:規定液の作成 (Somogyi法) 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 11 還元糖の定量Ⅱ:Somogyi法による食品中 の還元糖の定量 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 12 牛乳中の乳脂肪の定量:ゲルベル乳脂計を 実験原理、目的、操作方法は 配布資料を一読しておくこ 用いた定量 プリントを使用して解説する と。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 13 食品中の放射線量の測定Ⅰ:野菜 実験原理、目的、操作方法は 放射線について予習しておく プリントを使用して解説する こと。実験ノートに操作方法、 結果等を記載しておくこと。 14 食品中の放射線量の測定Ⅱ:果物 実験原理、目的、操作方法は 放射線について復習しておく プリントを使用して解説する こと。実験ノートに結果等を 記載しておくこと。 15 まとめの講義 講義、その後グループ討議等 1~14回目までの実験ノート を整理しておくこと。 ◦評価方法 出席状況(欠席1回につき3点減点)、実験態度、および実験レポートによって評価する。 特にレポート中の「考察」の内容を重視する。詳しい評価方法に関しては初回講義時に説明するが、「本 学で学ぶために」の7.授業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への補足的対応措置」 を読んでおくこと。 ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 担当教員が作成したプリントを使用する。 ◦そ の 他 ◦実験に際しての注意事項などについては第1回目のガイダンス時に説明する。 ◦実験内容は都合により変更することがある。 ― ― 64 食 品 学 各 論 わ だ やす ろう 非常勤講師 和 田 安 郎 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 日本食品標準成分表の食品分類に沿って、基本的な食品についての構成成分や特徴的な性質を栄養や調 理加工と関連づけながら解説する。 ◦目 標 各種の食品に関する基礎的な知識を習得し、他の専門科目との関連性を意識しながら身近な食品への理 解を深める。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 ガイダンス(授業内容、評価方法などの 説明) 、食品の分類 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 2 穀類の栄養的特徴と主な穀物について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 穀類についての予習と復習 を行うこと 3 イモ類の栄養的特徴と主なイモについて 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 イモ類についての予習と復 習を行うこと 4 豆類の栄養的特徴と主な豆について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 豆類についての予習と復習 を行うこと 5 野菜類の栄養的特徴と主な野菜について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 野菜類についての予習と復 習を行うこと 6 果実類の栄養的特徴と主な果実について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 果実類についての予習と復 習を行うこと 7 種実類、きのこ類の栄養的特徴と主な種 実、きのこについて 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 種実類、きのこ類等につい ての予習と復習を行うこと 8 藻類の栄養的特徴と主な藻類について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 藻類についての予習と復習 を行うこと 9 食肉類の栄養的特徴と主な食肉について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 食肉類についての予習と復 習を行うこと 10 魚介類の栄養的特徴と主な魚介類につい て 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 魚介類についての予習と復 習を行うこと 11 卵類の栄養的特徴と主な卵について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 卵類についての予習と復習 を行うこと ― ― 65 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 12 乳類の栄養的特徴と主な乳・乳製品につ いて 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 乳類についての予習と復習 を行うこと 13 甘味料、調味料の栄養的特徴と主な甘味 料と調味料について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 甘味料、調味料についての 予習と復習を行うこと 14 発酵食品について 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 発酵食品についての予習と 復習を行うこと 15 まとめ 教 科 書、 資 料、 食 材 等 に よ る講義 全体の復習を行うこと 16 後期末試験 ペーパーテスト ◦評価方法 筆記試験(70%)、および出席状況(30%)で評価する。なお、具体的内容については第1回目の講義 の際に説明するが、「本学で学ぶために」の7.授業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績 評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 書 名 わかりやすい食物と健康2 食品の分類と特性 第2版 著 者 吉田 勉 監修 発行所 三共出版 価 格 2 , 500円+税 ◦そ の 他 ◦講義内容は都合により変更することがある。 ◦毎週予習・復習に励み、ノートの整理に努めること。 ◦外部講師を招聘することがある。 ― ― 66 食品学各論実験 あ べ ただし 教 授 阿 部 正 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 後 期 実 習 1単位 15回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 理化学実験における分析技術の実地指導を行うとともに、食品中の主な成分を分離抽出し定性、定量分 析を行う。また、それらの成分の化学的性状について解説する。さらに、福島原発事故以来社会問題化し ている食品、特に福島県産食材(本学の柿・リンゴ)の放射線量測定を行う。 ◦目 標 食品成分の分析技術を修得するとともに「段取り」等実験手順の大切さを体得する。 食品に微量含まれる成分を定量分析し、これらの生体での機能を理解する。また、さらに食品の放射線 量の実態を認識する。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 1 ~ 3 実験の全体説明(実験にあたって) 4 ~ 7 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 実験プリント 廃液の処理 脂肪酸、酸価、ケン化価、ヨ ウ素価について事前学習して くること。 牛乳中のミネラル(Ca 、Mg 、P)の測定 キレート滴定法と比色法の原理 実験プリント キレート滴定法および比色定 量について事前学習してくる こと。ミネラルの働きは? 実験ノートに記載 8 食品成分の分離抽出 マンニットの分離、結晶化 実験プリント マンニットの機能について実 験ノートに記載 9 タンパク質の定量と検量線の作成 ビューレット法による 実験プリント タンパク質の種類を実験ノー トに記載 ノートチェック 10 ~ 13 牛乳中のビタミンB2の定量 蛍光分光法による 実験プリント ビタミンB 2について事前学 習してくること。 14 薄層クロマトグラフィーによる ホウレンソウの色素 実験プリント 15 食品の放射線量測定とノート整理 NaIシンチレーションによる 配布資料 油脂の化学的試験 ヨウ素価、ケン化価、酸価 ― ― 67 食品の放射線量基準値を事前 学習してくること。 ノート提出 ◦評価方法 出席状況、および実験ノート、実験態度により評価する。特に実験ノート中の「考察」の内容を重視す る。 (欠席1回につき3点減点する。ただし、欠席日数が1/3を超えた場合は単位認定は行わない。) ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 実験プリントによる。 ◦そ の 他 ◦実験内容は都合により一部変更することがある。 ◦外部講師を招聘することがある。 ◦実験項目は原則ローテ―ションで行う。次回実験の試薬の調整や使用器具の事前確認が重要。 ◦専用の実験ノートを用意すること。ルーズリーフ式が望ましい。第9回にノートチェックを行う予定。 ただし、回にかかわらず、適宜グループごとに行う場合もある。 ― ― 68 食 品 加 工 学 あ べ ただし 教 授 阿 部 正 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 食品の加工・貯蔵法の原理と製造法等の実際について講義する。また、関係する法規、特に加工食品の 表示(JAS法・食品衛生法等)の問題を解説する。 ◦目 標 各種加工食品の製造法の実際を学習し、加工法の原理と食品成分等の変化を食品化学的に理解する。ま た、加工食品の表示についても学習する。 ◦授業の内容 特記事項:関連専門分野のゲストスピーカーを招聘し、特別講演的な授業を予定。 学科が主催する市民講座が開催された場合は出席を義務付ける。その場合は事前に案内する。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 1 食品の役割と加工の意味 ~食べ物の認知と特性~ 2 食品の劣化・変質の理解 ~水分活性・pH・浸透圧・冷凍冷蔵~ 3 加工食品製造技術 ~物理・化学・生物的方法~ 4 食品加工の原理と実際(農産物) ~穀物~ VTR視聴(米) 原材料の視認 5 食品加工の原理と実際(農産物) ~野菜・果実・豆類~ VTR視聴(芋・醤油) 6 食品加工の原理と実際 (畜産物) と栄養成分 ① 食肉製品(ハム・ソーセージ) VTR視聴(ソーセージ) 7 ② 乳製品(牛乳・チーズ) VTR視聴(チーズ) 8 ③ 乳製品(発酵乳製品・粉乳) 乳酸菌とは 9 ④ 卵製品(マヨネーズ) ⑤ 食肉製品(ハム・ソーセージ) 10 乳製品の製造技術と乳等省令 殺菌・食品衛生法 VTR視聴(ソーセージ) 11 進捗状況により講義内容の調整(補完) VTR視聴(小麦)予定 VTR視聴 授業時間外の必要な学修 宿題(ノート整理・2 . 5h自 学自習) ノートチェック① 宿題(ノート整理・2 . 5h自 学自習) レポート提出・25h (自学自習) 夏季休業中を予定 ― ― 69 ノートチェック② 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 12 食品加工の原理と実際(水産物) ~海藻類~ 13 食品添加物 14 加工食品表示 パンフレット 宿題(ノート整理・2 . 5h自 学自習) ノートチェック③ 15 食の安全とは ~食品安全委員会~ VTR視聴 放射線量検査 レ ポ ー ト 提 出・25h( 自 学 自習) 宿題(ノート整理・2 . 5h自 学自習) 進捗状況により単元の順序を変更する場合がある。 ◦評価方法 成績評価は①レポート作成(調査を含む)と②講義ノートに重点を置く。各自のノートを3回点検する。 講義の理解とノート整理状況ならびに課題(宿題・自学自習分)をチェックする。なお、定期期末試験は 実施しない。評価方法は以下のとおり。 ◦レポート:出席状況(講義ノート整理を含む)=60:40を基本とし、欠席1回につき3点減点。遅刻・ 早退は1回につき1点減点する。ただし、6回以上の欠席は単位認定しない。 ◦レポート提出は2回実施する。期限厳守とし、期日外は受け付けない。課題に対しての調査の視点(調 査の内容、論述の展開)を重視する。参考資料(文献)、特にネット検索の場合は、出典を明らかに すること。ただし、「丸写し(コピー)の継ぎはぎ」は避けること。課題等は授業で案内する。 ◦レポート作成・調査ならびに課題(宿題)は、教室での講義学習のほか、自学自習の結果として重要 な意味を持ち、3段階に評価することとし、60時間を想定している。 ◦宿題・ノート整理(教室外学習)は授業中に課題を指定し、各自ノートに記載すること。 ◦教 科 書 書 名 食べ物と健康 著 者 國崎 直道 他 発行所 同文書院 価 格 2 , 500円+税 ◦そ の 他 ◦後期開講科目「食品加工学Ⅱ」の履修を望む。教室内での30時間のほか、授業時間外の必要な学修として、 ノート整理の時間(宿題・予習・復習)を2 . 5時間、レポート作成・調査(自学自習)に必要な時間として、 約1週間(25時間)を想定し、合計60時間を見込んでいる。 ◦授業内容は進捗状況により変更する場合がある。 ― ― 70 食品加工学Ⅱ あ べ ただし 教 授 阿 部 正 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 食品加工学の総論的講義(前期)に続き、主な製造技術の原理を学ぶ。 各自興味のあるテーマを選び、調査研究内容の発表に伴う対話方式(質疑応答)を取り入れた演習的授 業とする。さらに、実際の簡易な実習(試食を含む)を行い、加工原理の理解を深める。 履修者の人数により、食品工場の見学を予定。また、加工食品の放射性物質線量検査(モニタリング) を行う。 ◦目 標 与えられたテーマに沿った調査から食品加工技術と食品化学的理解の深化と調査法ならびに発表技術を 学ぶ。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 1 食品製造技術 加熱・殺菌・乾燥 テキスト 2 食品製造技術 濃縮・塩浸ほか テキスト 3 食品製造技術 凝固のメカニズム 豆腐・こんにゃく・チーズ 食品製造の実際(豆腐・リンゴジャム) テキスト・(加工室) 4 食品製造技術「こし」 :食品機能の解説 食品製造の実際(うどん) テ キ ス ト・ う ど ん 製 造( 加 工室) 5 ~ 12 調査発表および食品工場見学(予定) 例;発酵調味料製造法の特徴 発酵調味料の比較食文化論(韓国との) 甘味料の世界 酒造りの不思議 コピー食品とは ヨーグルトと健康 世界のチーズ事情 ワインのいろは トクホとは 食肉製品のいろいろ など興味あるテーマを協議して決める 工場見学:氷菓・味噌・醤油・清酒醸造、 乳製品製造工場を予定 履修者数位より、食品製造の実際(柿酢) ソバ打ち体験・試食 テ ー マ( 2 ~ 3 名 個 人・ グ ループ) 履修者数により調整する 食品添加物(保存料・防カビ剤) テキスト 13 授業時間外の必要な学修 本学収穫リンゴ 調査・発表準備 本学収穫柿 ― ― 71 VTR視聴 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 14 放射性物質線量理解と検査 リンゴジャムなど 15 食品表示違反 ~最近の事例~ 新聞記事等 レポート作成・提出 授業時間外の必要な学修 60時間(レポート作成) ◦評価方法 成績評価は調査発表に重きをおく。定期期末試験は実施しない。評価方法は以下の通り。 ◦調査発表:レポート=70:30:を基本とし、欠席1回につき3点減点、遅刻・早退は1回につき1点 減点する。ただし、6回以上の欠席は単位認定しない。 発表内容はレポートとしてまとめる。発表態度・内容等学生の意見を評価の参考とする。 ◦レポート提出は最終授業に受け付ける。期限厳守とし、期日外は受け付けない。課題に対しての調査 の視点(調査の内容、論述の展開)と発表(プレゼン)を重視する。参考資料(文献)、特にネット 検索の場合は、出典を明らかにすること。テーマは授業中で協議して決定する。 ◦レポート作成・調査発表は、教室内での学習(30時間)と同様に、自学自習(調査)として重要な意 味を持ち、60時間を設定している。 ◦教 科 書 書 名 食べ物と健康 著 者 國崎 直道 他 発行所 同文書院 価 格 2 , 500円+税 ◦そ の 他 ◦授業時間外の必要な学修として、おおむねレポート作成・調査(自学自習)に必要な時間として、約3 週間を想定し(3h/日)、合計60時間を見込んでいる。 ◦発表に伴う媒体(パワーポイント・模造紙・コピー等)は各自自由とする(申し出ること)。 ◦授業内容は進捗状況により変更する場合がある。 ◦テキストは前期開講科目「食品加工学」と同じ。 ◦講義室のほか加工実習室で授業を実施する。その都度案内する。 ◦リンゴ、柿は収穫量により実施しない場合がある。 ◦実技指導(そば打ち)のため特別指導者を招聘することがある。 ― ― 72 食品加工学実習 あ べ ただし 教 授 阿 部 正 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 実 習 1単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 食品加工の基本的な原理、製造工程、食品成分の加工中の変化などについて、身近な代表的な加工食品 を実際に製造し、理解を深める。加工食品の簡易検査も行う。 ◦目 標 食材の特性を生かした食品加工技術とその加工品について加工の原理を学習する。同時に作業手順、段 取り等の作業効率も体得する。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 食品加工学実習の準備と清掃 実習の全体説明 プリント配布 2 製造編 食品保蔵⑴ 酢漬け ピクルスの製造 2週間後試食 3 食品保蔵⑵ 糖蔵と水分活性 イチゴジャムの製造 糖度測定 袋詰め 水分活性とは レポートに記載 4 麺類の加工 うどんの製造 試食 めんつゆとは レポートに記載 5 大豆加工 豆腐の製造 試食 おからは各自 にがりとは レポートに記載 6 イモ類の加工 こんにゃくの製造 もしくは米味噌の製造 試食 凝固(ゲル化)とはまたは発 酵とは レポートに記載 7 ※特設授業(食品工場見学) アサヒビール、奥の松酒造(予定) 9月の特設授業予定 AB合同授業 貸切バスにて 8 学外現場授業(工場見学) 内池醸造、ヤクルト工場(予定) AB合同授業の場合もある 原則各自、現地集合 詳しくは別途説明 9 乳製品製造⑴ バターの製造 冷蔵保存 W/Oエマルジョンとは レポートに記載 10 乳製品製造⑵ アイスクリーム製造 冷蔵保存(後日試食) 乳等省令:アイスの規格とは レポートに記載 11 肉製品の製造 ソーセージ製造 ― ― 73 回数 12 ~ 15 授 業 内 容 授業方法・教材等 検査編 精米の新旧判定 油脂の劣化POV等 水分活性(新米・古米) 牛乳のアルコールテスト プリンのテクスチャーまたはヨーグルトの 乳酸 授業時間外の必要な学修 班ごとにレポートを作成し 提出 留意事項;3回の実習ですべ て終了させること(順不同) ◦評価方法 共同作業(グループ)となるので班ごとの提出する実習レポートで評価する(6割)。なお、欠席した 場合は2点減点。出席条件を満たし実習を終了しても、レポートの提出がないグループには単位認定は行 わない。また、実習中の取り組み態度等(意欲、積極性、チームワーク、段取り)も評価する(4割)。 ◦そ の 他 ◦上履き(シューズ等)と白衣を準備しておくこと。 ◦実習プリントを配布する。 ◦授業内容は進捗状況により変更する場合がある。 ◦原則クラスを2班(A・B)にわける。AB合同の場合もある。 ◦工場見学は先方の都合により日程・見学先の変更がある。 ◦特別講師を招聘して実技指導をする場合がある。 ― ― 74 食 品 衛 生 学 わ だ やす ろう 非常勤講師 和 田 安 郎 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 教科書主体の講義ではあるが、時には食材や食品を教室に持ち込み、食品の表示を含め現物を確認しな がら食品衛生の重要性を解説する。食の基本は「食品の安全性の確保」であることを念頭にその具体的方 策を考える。 ◦目 標 栄養士としてカロリー計算や栄養のバランス、そして味付けなど、苦労して献立を作成し、 「美味しい!」 と喜んで食べてもらっても、万が一調理の際の食品衛生対策がおろそかで食中毒などの食品事故を発生さ せてしまっては、それまでの苦労はすべて水の泡となる。そればかりか、食べてくれた人の命を奪うこと さえあり得る。栄養士としてばかりではなく一般消費者としても「食を考えるうえで最も重要なことは食 品衛生対策である」ということを理解させる。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 食品衛生の概念Ⅰ ◦食品衛生とは ◦食中毒の定義と分類 教科書による講義 予め教科書を読んで予習して くること。 2 食品衛生の概念Ⅱ ◦食中毒の発生状況 ◦食品の安全性の考え方 教科書、資料による講義 予め教科書を読んで予習して くること。 3 微生物性食中毒Ⅰ ◦食品衛生と微生物 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 4 微生物性食中毒Ⅱ ◦微生物の増殖 ◦増殖に影響を与える因子 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 5 微生物性食中毒Ⅲ ◦微生物の分布と汚染 ◦微生物性食中毒各論① 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 6 微生物性食中毒Ⅳ ◦微生物性食中毒各論② 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 7 微生物性食中毒Ⅴ ◦食中毒と経口性感染症 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 8 自然毒食中毒 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 ― ― 75 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 9 化学性食中毒 ◦食品汚染化学物質 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 10 食品の腐敗Ⅰ ◦腐敗とは ◦食品に特有の腐敗微生物 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 11 食品の腐敗Ⅱ ◦腐敗の防止対策 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 12 食品添加物 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 13 食品衛生管理Ⅰ ◦施設の衛生と食品の取り扱い 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 14 食品衛生管理Ⅱ ◦家庭における食品衛生管理 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 教科書、資料、食材等による 講義 予め教科書を読んで予習して くること。 15 16 その他の食品の安全性諸問題 (HACCP を含む) 筆記試験 ペーパーテスト ◦評価方法 筆記試験(70%)、および出席状況(30%)で評価する。具体的な評価方法に関しては初回講義時に説 明するが、 「本学で学ぶために」の7.授業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への 補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 書 名 わかりやすい食物と健康4~食品の安全性~ 著 者 吉田 勉 編著 発行所 ㈱三共出版 価 格 2 , 500円+税 ◦そ の 他 ◦講義内容は都合により変更することがある。 ◦外部講師を招聘することがある。 ◦毎回予習。復習に励み、ノートの整理に努めること。 ― ― 76 食品衛生学実験 た なか こ 教 授 田 中 かづ子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 実 習 1単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 飲食物による健康上の危害(細菌や化学物質による食中毒など)を防ぎ、安全性を担保するための食品 や器具・容器に関する検査方法や手段を習得します。さらに、調理人などの食品関係者の健康状態や調理 場などの環境についても食の安全性を保障する方法を学びます。 ◦目 標 1)食品の衛生検査を行う場合の原則的・基本的手技と方法を確実に習得すること。 2)得られた結果について正確な判断ができるようになること。 3)得られた知識を、自らの能動的な学びで発展させ、自身に定着させ他の栄養学分野とのリンクを可能 にすること。 ◦授業の内容 下表中の AL はアクティヴラーニングの略である。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 はじめに ◦授業の進め方、アクティヴラーニングに ついて 食品衛生検査の目的と意義 ◦目的、意義 ◦検査の種類 検体とサンプリング ◦検体の由来と経緯その記録 ◦サンプリング方式 飲料水の水質検査 ◦化学的検査 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 小テスト 「食品衛生検査の目的」 講義と実験:プリント「食品 衛生検査の目的と意義」 「検 体とサンプリング」 「飲料 水の水質検査」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 小テスト 予習 専 用 の 実 習 ノ ー ト を 用意し、 「最近の食品事故」 に関してまとめる。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告書を作成し次回の実習時 に提出する。 2 HACCP について 食器洗浄の検査 ◦食品成分残留物(糖質・蛋白質・脂質) ◦中性洗剤(陰イオン界面活性剤) 食器の有害物質検査 ◦蛍光染料 ◦上絵付け染料 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 講義と実験:プリント 「HACCP とは」 「食器洗浄 の検査」 「食器の有害物質 検査」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 予習 「普段、使用している 食器の名称と材質」を列挙 する。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告書を作成し次回の実習時 に提出する。 3 食品の鮮度検査 ◦官能試験 ◦アンモニアの検出 ◦ヒスタミンの検出 ◦油脂の変敗 過酸化物価と酸価の測定 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 小テスト 「官能試験」 講 義 と 実 験: プ リ ン ト「 食 品の鮮度検査」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 小テスト 予習 「中性脂肪の分子構 造」を確認し記述する。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告書を作成し次回の実習時 に提出する。 ― ― 77 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 4 自然毒に関する検査 ◦青酸の検査 ◦ソラニンの検査 ◦硝酸塩の簡易定量 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 講義と実験:プリント「自然 毒に関する検査」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 予習 「ヒトに有害な成分を 含む動植物食品」を調べ記 述する。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告書を作成し次回の実習時 に提出する。 5 ~ 6 食品添加物の検査① 化学分析 ◦酸化防止剤 ◦漂白剤 ◦殺菌料 ◦甘味料 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 講義と実験:プリント「食品 添加物の検査」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 予習 「食品の発色剤とは」 を調べ記述する。 復習 実習内容の理解、疑問 点の解明に努めながら報告 書を作成する。ただし、第5、 6回分を合算して第7回実 習時に提出する。 7 ~ 9 講 義 と 実 験: テ キ ス ト「 分 食品添加物の検査② 析機器の基本」「着色料の 機器分析 検査」 「保存料の検査」 「吸 分光光度法の原理 光度法による発色剤の定 ◦吸光度法による発色剤の定量(実技試験 量」を用いる。 を兼ねる) AL:自ら実験した結果につ クロマトグラフィー法の原理 い て、 グ ル ー プ 討 論 し た ◦TLC(薄層クロマトグラフィー)によ 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 る着色料の検査 質疑応答に対応する ◦HPLC(高速液体クロマトグラフィー) による食品中の保存料:安息香酸、ソ ルビン酸、デヒドロ酢酸等の分析 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 予習 「食品の保存料とは」 調べ記述する。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告 書 を 作 成 す る。 た だ し、 第7~9回分を合纂して第 10回実習時に提出する。 10 微生物実験① ◦基本操作 手指と器具の洗浄、 消毒、 滅菌、 無菌操作 ◦培地の作成 ◦洗浄前後のまな板の生菌数測定(培養実 験) 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 小テスト 「微生物を取り扱う試験で特に 注意しなければならないこと」 講 義 と 実 験: プ リ ン ト「 微 生物実験を行うにあたっ て 」「 培 地 と 培 養 法 」「 ま な 板、 包 丁 の 洗 浄 法 と 消 毒法」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 小テスト 予習 「自分はまな板や包丁 をどのように洗浄している か」確認しておく。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告書を作成し、次回の実習 時に提出する。 11 微生物実験② ◦洗浄前後のまな板の生菌数測定(結果と 考察) ◦手指の洗浄と消毒薬の効果の検討(培 養実験) ◦落下細菌の測定と環境衛生の検討(培 養実験) ◦グラム染色法と鏡検 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 講義と実験:プリント「手 指の洗浄と消毒」「空気中の 微生物とその測定」「グラ ム染色と顕微鏡による細 菌細菌の観察」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 予習 「自分の食事前・調理 前の手の洗い方はどのよう にしているか」確認してお く。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告 書 を 作 成 す る。 た だ し、 第11、12回 分 を 合 纂 し て 第 13回実習時に提出する。 12 微生物実験③ ◦手指の洗浄と消毒薬の効果の検討(結果 と考察) ◦落下細菌の測定と環境衛生の検討(結 果と考察) ◦食品中の生菌数測定(培養実験) 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 講 義 と 実 験: プ リ ン ト「 食 品中の生菌数測定法」を 用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 予習 「食品から分離される 菌種」を調べ記述する。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告 書 を 作 成 す る。 た だ し、 第11、12回 分 を 合 纂 し て 第 13回実習時に提出する。 ― ― 78 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 13 微生物実験③のつづき ◦食品中の生菌数測定(結果と考察) 食品中の放射性物質試験法 ◦試料の前処理 ◦測定 ◦機器の校正 実験結果についてのグループ討論と全体 討論での発表と質疑応答(AL) 講 義 と 実 験: プ リ ン ト「 食 品中の放射性物質と測定 方法」を用いる AL:自ら実験した結果につ い て、 グ ル ー プ 討 論 し た 後、 全 体 討 論 で の 発 表、 質疑応答に対応する 予習 「放射性物質とは」調 べ記述する。 復習 実 習 内 容 の 理 解、 疑 問点の解明に努めながら報 告書を作成し次回の実習時 に提出する。 14 福島県食肉衛生検査所見学 ◦食肉・食鳥肉等の検査・安全確保の実態 研修先について事前調査、研修後のレポ ーチ、アンケート提出(AL) 学 外 研 修: プ リ ン ト「 福 島 県食肉衛生検査所の概要」 を配布する。 AL:事前調査と研修後のレ ポートとアンケート提出 予習 プ リ ン ト「 福 島 県 食 肉衛生検査所の概要」を配 布するので読んで施設見学 に臨む。 復習 見 学 報 告 書 を 作 成 し 次回の実習時に提出する。 15 福島県衛生研究所見学 ◦食品の安全性確保の実態 ◦事故の原因究明の実態 ◦放射性物質検査の実態 研修先について事前調査、研修後のレポ ート、アンケート提出(AL) 学 外 研 修: プ リ ン ト「 福 島 県衛生研究所の概要」を 配布する。 AL:事前調査と研修後のレ ポートとアンケート提出 予習 プ リ ン ト「 福 島 県 衛 生研究所の概要」と「福島 県原子力センター福島支所 の概要」を配布するので読 んで施設見学に臨む。 復習 見 学 報 告 書 を 作 成 す る。 提 出 期 限・ 場 所 は 追 っ て通知する。 *授業内容は進行状況により変更することがあります。 ◦評価方法 1)実習報告書55%(11部)、小テスト15%(3回)、実技テスト5%(1回)、実習態度25%として評価する。 2)欠席が多く、出席が定められた時間数の3分2未満の場合は、評価をしないので0点となる。 3)実習態度の評価については、欠席1回につき4点を減点、学則に定められる遅刻・早退はそれぞれ1 回につき2点を減点、その他に、私語・居眠りなどで注意を受けた場合は、その都度1点減点する。な お、実習態度の減点評価の合計が25%を超過した場合は、他の評価領域から減点を行うことになる。そ の他、詳細は第一回実習時に説明をする。 ◦教科書を使用しない場合の代替教材等 担当教員が作成したプリントテキストを用いる。 ◦参 考 書 書 名 食品安全・衛生学実験 著 者 岡崎 眞・大澤 朗・川添 禎浩 編 発行所 講談社 価 格 2 , 600円+税 ◦そ の 他 1)実習ノートとして、 B 5版大学ノート(ルーズリーフ型は不可)を各自で用意する。この実習ノートは、 各回実習の予習や講義内容の記録、実験中の結果や疑問点などの記録のために必須である。 2)実験報告書の用紙は A 4版レポート用紙を用いること。期限切れのレポートは、点検指導はするが、 評価は0点とする。 3)実験機器・試薬等の都合から授業内容を変更する場合がある。 ― ― 79 栄 養 学 総 論 た なか こ 教 授 田 中 かづ子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 「生命を維持するための栄養」の視点から摂食行動、消化・吸収・代謝、八大栄養素、エネルギー代謝 など栄養学の基礎知識を、次に「健康の維持・増進に対応する栄養」の視点から生活習慣病などの発症に 関与する多様な因子について、つづいて「健康を保つ食習慣・予防栄養」の視点から食事管理、食行動、 食生活、食育などについて解説する。 ◦目 標 1)生命を維持するために必要な栄養素の機能について理解し、日々、摂取している食の内容が適切なも のとなっているか判断でき、自分の健康を自身で守るための正しい食行動を実践できるようになる。 2)授業で得られた知識を、自らの能動的な学びで発展させ [他の人に教えられる・活用できる・忘れない ] 知識として自身に定着させ、他の栄養学分野とのリンクを可能にする。 ◦授業の内容 下表中の AL はアクティヴラーニングの略である。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 「栄養とは何か」自分 はじめに 講義:パワーポイントと教科 予習 なりに考察しておく。 ◦授業の進め方、アクティヴラーニングに 書(1~17頁) 復習 プリント「今日の講義 ついて 要旨」と教科書、ノートを参 栄養学総論について 考にして授業内容の整理・疑 ◦栄養とは 問点の解明に努める。 ◦栄養学の歴史 2 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 栄養素と食物① 復習プレゼンし全体での質 ◦人体の成分 疑応答に対応する ◦人体のしくみ 講義:パワーポイントと教科 書(19~20頁) 予習 「人体はどのような物 質でできているか」調べ、記 述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 3 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 栄養素と食物② 復習プレゼンし全体での質 ◦食物の成分 疑応答に対応する ◦食品の機能性 講義:パワーポイントと教科 書(20~26頁) 予習 「白飯と豆腐はどんな 成分を含有しているのか」食 品成分表で調べ記す。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 ― ― 80 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 4 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 食物の摂取 復習プレゼンし全体での質 ◦食欲 疑応答に対応する ◦消化と吸収 講義:パワーポイントと教科 小テスト①食物の成分について 書(27~34頁) 小テスト 予習 「好きな食材、嫌いな 食 材 」 の100g中 の 成 分 を 成 分表で調べ記す。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 5 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 炭水化物とその栄養 復習プレゼンし全体での質 ◦炭水化物の化学 疑応答に対応する ◦炭水化物の消化・吸収・代謝 講義:パワーポイントと教科 ◦炭水化物の摂取量計算(予習課題の食事 書(35~48頁) 記録) 予習 「自分の1日分の食事 記録」を作成する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 6 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 脂質とその栄養 復習プレゼンし全体での質 ◦脂質の化学 疑応答に対応する ◦脂質の消化・吸収・脂質の代謝 講義:パワーポイントと教科 ◦脂質の摂取量計算 (予習課題の食事記録) 書(49~63頁) 予習 前回予習で作成した食 事記録中の脂質の摂取量につ いて調べ、記述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 7 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 課された配布資料を用いて 質疑応答(AL) 復習プレゼンし全体での質 蛋白質とその栄養 疑応答に対応する ◦蛋白質の化学 講義:パワーポイントと教科 ◦蛋白質の消化・吸収・代謝 ◦蛋白質の摂取量計算(予習課題の食事記録) 書(64~80頁) 予習 前回予習で作成した食 事記録中の脂質の摂取量につ いて調べ、記述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 8 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 復習プレゼンし全体での質 無機質、水とその栄養 疑応答に対応する ◦無機質の定義と種類 講義:パワーポイントと教科 ◦無機質の機能 書(81~93頁) ◦水の機能 ◦水の出納 ◦運動と水分平衡 予習 「無機質とは何か」調 べ、記述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 9 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて ビタミンとその栄養 復習プレゼンし全体での質 ◦ビタミンの定義と種類 疑応答に対応する ◦脂溶性ビタミン 講義:パワーポイントと教科 ◦水溶性ビタミン 書(95~110頁) 食物繊維 ファイトケミカル 予習 「ビタミンとはなにか」 調べ、記述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 10 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて エネルギー代謝 復習プレゼンし全体での質 ◦エネルギー消費 疑応答に対応する ◦基礎代謝 講義:パワーポイントと教科 ◦活動エネルギー 書(111~125頁) ◦1日の消費エネルギー ◦エネルギーの補給 予習 「自分の活動量はどれ ほどか」確認しておく。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 ― ― 81 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 11 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 栄養評価 復習プレゼンし全体での質 ◦栄養評価判定 疑応答に対応する ◦栄養評価法 講義:パワーポイントと教科 日本人の食事摂取基準① 書(127~135頁) ◦指標の種類 ◦策定栄養素と年齢区分別体位 予習 「幼児期からの自分の 成長」を思い起こして記述す る。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 12 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 日本人の食事摂取基準② 復習プレゼンし全体での質 ◦エネルギー 疑応答に対応する ◦三大栄養素 講義:パワーポイントと教科 ◦ビタミン類 書(135~184頁) ◦ミネラル類 ◦食事摂取基準の活用 予習 先の予習で作成した食 事記録中のエネルギー摂取量 について計算し記述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 13 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 栄養補給 復習プレゼンし全体での質 ◦健常者の栄養補給 疑応答に対応する ◦強制栄養法 講義:パワーポイントと教科 低栄養における健康状態 書(184~189頁) ◦体重減少 ◦断食の限界 生活習慣と栄養① ◦生体リズム ◦生体の順応性 予習 「生体リズム」につい 14 学生による復習プレゼンテーションと全体 AL:発表グループが作成を 質疑応答(AL) 課された配布資料を用いて 生活習慣と栄養② 復習プレゼンし全体での質 ◦ストレス、免疫、疲労 疑応答に対応する ◦肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動 講義:パワーポイントと教科 脈硬化、悪性新生物 書(189~193頁) 寿命と健康寿命 遺伝子と栄養 ◦分子生物学の発展 ◦遺伝子と栄養学の関係 15 小テスト② 食事摂取基準について レポート提出:夏期休暇中の 予習 現代の食生活を表すキ ーワード「コショク」につい 学生による復習プレゼンテーションと全体 課題 て漢字を当てはめてみる。幾 質疑応答(AL) 小テスト 疾病予防と食生活 AL:発表グループが作成を つできるか。 ◦我が国の食生活の問題点 課された配布資料を用いて 復習 プリント「今日の講義 ◦食生活指針と食事バランスガイド 復習プレゼンし全体での質 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 総括 健康維持のための栄養学 疑応答に対応する 講義:パワーポイントと教科 問点の解明に努める。 書(193~196頁) 16 期末テスト *授業内容は進行状況により変更することがあります。 ― ― 82 て調べ記述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 予習 「寿命と健康寿命」に ついて調べ記述する。 復習 プリント「今日の講義 要旨」と教科書、ノートを参 考にして授業内容の整理・疑 問点の解明に努める。 ◦評価方法 1)小テスト2回(15点×2)、レポート1回(15点)、期末テスト(55点)合計100点とする。 2)欠席1回につき3点減点する。遅刻・早退は3回で1回の欠席とする。欠席が6回以上の場合は単位 を認定しない。 3)期限遅れのレポート提出は点検指導はするが、評価は0点とする。 4)私語、居眠りなどで注意を受けた場合はその都度1点減点する。 ◦教 科 書 書 名 栄養学総論 著者名 林 淳三・高橋 徹三 発行所 建帛社 価 格 2 , 300円+税 ◦そ の 他 1)本科目「栄養学総論」専用のノートを用意すること。レポートは A 4版レポート用紙を用いること。 期限切れのレポートは、点検指導はするが、評価は0点とする。 2)授業計画の授業方法欄に教科書の範囲を、また、授業時間外の必要な学習蘭の予習の項には理解の助 力となるキーワードを示したので十分に予習をした上で授業に臨むこと。 3)毎回の講義時に講義内容を理解し易いようにまとめたプリントを配布するので十分な理解を得るよう に活用すること。 4)毎回の授業終了時に「今日のまとめ」を出題するので、学習内容の理解度の自己診断に役立てること。 さらに、後に示す「今日のまとめ模範解答」を参考にして、誤回答や疑問箇所について必ず復習をして おくこと。 5)アクティヴラーニング(能動的な学び)の一環として、「復習プレゼン担当グループ」を順番で決め るので、次回授業での全体質疑応答に対応できるようよく学習・復習したのち、配布資料を作成・用意 して当日授業に臨み復習プレゼンをすること。 ― ― 83 栄 養 学 各 論 なか むら けい こ 講 師 中 村 啓 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 個体の身体の形態と機能、疾病の発症、食生活、栄養環境、社会経済的環境など特徴と、それらの総合 関係を各ライフステージについて、講義する。 ◦目 標 身体的、社会的状況等ライフステージ及びライフスタイルに応じた食生活のあり方について修得する。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業内容、評価方法について説明 栄養マネジメント 成長・発達、加齢 教科書P 1~ P12 教科書を一読して授業に臨む こと。 2 妊娠期の栄養 ◦母性の特徴 ◦栄養と疾病・疾患 教科書P14~ P34 教科書を一読して授業に臨む こと。 3 授乳期の栄養 ◦授乳婦の生理的特徴 ◦栄養アセスメント 教科書P36~ P41 教科書を一読して授業に臨む こと。 4 新生児期、乳児期の栄養 ◦新生児期、乳児期の特徴 ◦新生児、乳児の栄養 教科書P45~ P54 教科書を一読して授業に臨む こと。 5 幼児期の栄養 ◦幼児期の身体的特徴と食事 ◦保育所における給食 ◦ミニテスト 教科書P58~ P74 課題発表 保育所給食の実際について調 べる。 6 学童期の栄養 ◦学童期の成長、発達と栄養 ◦学校給食 教科書P78~ P92 福島市内の学校給食の実際に ついて調べる。 7 思春期の栄養 ◦思春期の成長と発達 ◦栄養ケアのあり方 教科書P96~111 課題発表 各自3日間の食事調査をして くること。 8 成人期の栄養 ◦成人期の特徴 ◦生活習慣病 教科書P114~129 教科書を一読して授業に臨む こと。 9 更年期の栄養 ◦身体の変化 ◦栄養ケア 教科書P132~136 更年期について予習しておく。 ― ― 84 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 10 高齢期の栄養 ◦生体の加齢変化と栄養 ◦食生活の特徴と栄養管理 ◦ミニテスト 教科書P138~ P145 福島県の高齢化率について事 前学習をしておく。 11 高齢期の栄養 ◦高齢期の疾病予防 教科書P146~ P151 高齢化の疾病の特徴について 調べておくこと。 12 高齢期の栄養 ◦食を介した QOL の改善 教科書P151~154 教科書を一読して授業に臨む こと。 13 運動・スポーツと栄養 ◦運動とエネルギー代謝 ◦健康増進と運動 教科書P156~ P167 教科書を一読して授業に臨む こと。 14 運動・スポーツと栄養 ◦スポーツと体力 ◦トレーニングと栄養補給 教科書P168~ P176 競技種目別特徴についてまと める。 15 環境と栄養 ◦ストレスと栄養 ◦生体リズムと栄養 教科書P180~193 ストレスの要因について調べ 授業に臨むこと。 16 期末テスト ※授業内容は進行状況により変更することがあるので注意。 ※グループワーク等による授業がありますので積極的参加に心がけること。 ◦評価方法 ミニテスト(2回)30% 、期末テスト70%で評価する。ただし欠席1回につき2点減点(遅刻・早退 は3回で欠席1回とみます)。私語、居眠り等注意1回につき1点減点とする。 ◦教 科 書 書 名 応用栄養学 著 者 江指 隆年・中嶋 洋子 編著 発行所 同文書院 価 格 2 , 400円+税 ◦そ の 他 教科書の授業範囲を示したので、毎回予習復習に励むこと。ノートを整理しておくこと。 ― ― 85 栄養学各論実習 はし もと 非常勤講師 橋 本 ヨシイ 【本務:ヘルシークッキング教室 主宰】 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 講義・実習 1単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 乳幼児期から高齢期、および妊娠・授乳期、スポーツ時、特殊環境における栄養管理のポイントを把握 するとともに、各ライフステージに向けた献立を作成し、実習を行う。 ◦目 標 ライフステージ別の栄養管理における正しい知識を習得し、それぞれの対象者が栄養面のみならず、精 神面までも満足できるような食事作りの実現を目指す。 ◦授業の内容(1回2コマ) 回数 1 授 業 内 容 授業内容・評価方法についての説明 食事摂取基準 献立作成の注意事項 妊娠期・授乳期の栄養 妊娠初期の献立作成 2 妊娠初期の食事 実習 3 乳児期・離乳期の栄養 離乳食(後期)献立作成 4 調乳 離乳食 実習 5 幼児期の栄養 幼児食献立作成 6 幼児食 実習 7 学童期の栄養 学童食(学校給食)の献立作成 8 学童食の実習 授業方法・教材等 シラバス 教科書 パワーポイント 食品成分表 献立レポート 調理実習室Ⅰ 教科書 パワーポイント 食品成分表 献立レポート 調理実習室Ⅰ 教科書 パワーポイント 食品成分表 献立レポート 調理実習室Ⅰ 教科書 パワーポイント 食品成分表 献立レポート 調理実習室Ⅰ ― ― 86 授業時間外の必要な学修 シラバスの確認 教科書を一読して授業に臨む こと。 基本料理技術の習得、鍛錬、 及び料理のレパートリーを増 やす。 教科書P1~14 実習献立の確認 教科書一読 P15~33 実習献立の確認 教科書一読 P33~58 実習献立の確認 教科書一読 P59~69 実習献立の確認 回数 授 業 内 容 9 思春期の栄養 思春期の貧血予防・改善に適した食事の献 立作成 10 貧血予防・改善の食事 実習 11 成人期の栄養 生活習慣病と食事 肥満を改善する食事の献立作成 12 肥満を改善する食事の実習 13 高齢期の栄養 高齢期栄養の実態と諸問題 骨粗鬆症予防の食事の献立作成 14 骨粗鬆症予防の食事 実習 15 スポーツ栄養 特殊環境と栄養 16 期末試験 授業方法・教材等 教科書 パワーポイント 食品成分表 献立レポート 調理実習室Ⅰ 教科書 パワーポイント 食品成分表 献立レポート 調理実習室Ⅰ 教科書 パワーポイント 食品成分表 献立レポート 調理実習室Ⅰ 教科書 パワーポイント 食品成分表 授業時間外の必要な学修 教科書一読 P69~78 実習献立の確認 教科書一読 P79~98 実習献立の確認 教科書一読 P99~125 実習献立の確認 教科書一読 P126~136 但し、授業内容および順序は理解度や進捗状況により変更する場合がある。 ◦評価方法 ① 献立レポート(7回)20%、授業、及び実習中の取り組み姿勢10%、期末テスト(1回)70%で評価する。 ② 欠席は1回につき2点減点、遅刻、早退は1回につき1点減点とする。 ③ 定められた授業回数の1/3を超える回数を欠席した場合、単位認定は行わない。 ④ 私語、居眠り、周囲への迷惑行為など学生受講規定に反した場合は注意1回1点減点とする。 ⑤ レポート提出は提出期日を過ぎた場合は1回につき、2点減点とする。 ◦教 科 書 書 名 改訂 応用栄養学実習書 著 者 柳沢 幸江 他 発行所 建帛社 価 格 2 , 200円+税 ◦参 考 書 書 名 調理のためのベーシックデータ 第4版 著 者 松本 仲子 監修 発行所 女子栄養大学出版部 価 格 1 , 800円+税 ◦そ の 他 *講義の日は必ず食品成分表と電卓を持参すること。 *実習教材費として3 , 500円が必要である。 ― ― 87 臨 床 栄 養 学 すが い なお のり 客員教授 菅 井 尚 則 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 医療や疾病に関する基礎的な知識を基礎に、疾病と食事療法について学ぶ。 授業内容としては、社団法人全国栄養士養成施設協会作成のコアカリキュラム(試案)に出来るだけ沿っ た形で授業を展開することにする。 ◦目 標 病態の正確な理解と栄養状態の的確な評価をもとにした栄養管理を行えるようにすること。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 教科書を何回も読み、理解で きない言葉を書き出し、それ について教科書あるいはそれ 以外の本などで調べ理解する ようにする。また、分からな いところは先生に尋ねるのも 一つの方法です。 1 臨床栄養学の意義と目的:内部環境恒常性 と栄養 自然治癒の促進 2 疾患と栄養:栄養摂取と栄養摂取の基準、 教科書、板書、パワーポイン その基準の決め方 トに説明 3 栄養不足と疾病、エネルギー摂取過剰と生 活習慣病 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 4 臨床栄養と医療 栄養ケアプラン、チーム医療と NST 、臨床 栄養管理とクリニカルパス 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 5 医療倫理と障害者の権利:医療保険制度 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 6 栄養ケアマネジメント、栄養スクリーニン グと栄養アセスメント、栄養ケアの計画と 実施 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 7 疾患の病態生理⑴:疾病を理解するための 基礎的概念と病因 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 8 疾患の病態生理⑵:2大疾患(炎症と腫瘍) 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 ― ― 88 疑問を持つこと、好奇心を発 揚することは、勉学の要点で す。疑問が出てこないならば、 学修が足らないと認識してく ださい。 ミニテスト予定 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 9 疾患の病態生理⑵:2大疾患(炎症と腫瘍) 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 10 疾患の病態生理⑶:感染症 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 11 疾患の病態生理⑷:変性疾患と細胞死 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 12 臨床の実際⑴:診断と治療 身体兆候と食事調査 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 13 臨床の実際⑵:臨床検査、栄養補給経路と 適用:経口栄養補給、経腸栄養補給、静脈 栄養補給 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 14 臨床栄養学各論 消化管の疾病⑴:消化管の生理と病態 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 15 消化管の疾病⑵:口腔、食道 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 16 試 験 授業時間外の必要な学修 ミニテスト予定 ミニテスト予定 (授業の進捗状況により、授業内容が変わることがあります。また、ミニテストは予定と異なる期日に行われ る場合もあることを了承してください。これについては、授業のなかでお知らせいたします。) ◦評価方法 試験の結果を70%、ミニテスト20%、レポート10%とする。欠席1回につき、1点を減ずる。6回以上 の欠席は学則により試験の結果は0点とされる。 ※ 詳しい評価の方法に関しては、初回授業時に説明しますが、最初の「本学で学ぶために」の7.授 業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 書 名 臨床栄養学 第7版 著 者 佐藤 和人・本間 健・小松 龍史 発行所 医歯薬出版株式会社 価 格 3 , 500円+税 (臨床栄養学と臨床栄養学Ⅱとの授業に使用する) ― ― 89 臨床栄養学Ⅱ すが い なお のり 客員教授 菅 井 尚 則 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 臨床栄養学Ⅱは臨床栄養学各論に相当する。消化器官、心臓・血管系、泌尿器系、呼吸器系などの代 表的な疾病と代謝性疾患について、その病因や症状、予後などについて学ぶ。また、それらの疾病の食 事療法について、理解を深めることになる。臨床栄養学はⅠとⅡとに分かれているが、実際はひとつの ものであり、臨床栄養学と臨床栄養学Ⅱをともに学習することが疾病を理解し、臨床栄養学の実際を知 る上で重要である。 授業内容としては、社団法人全国栄養士養成施設協会作成のコアカリキュラム(試案)に出来るだけ沿っ た形で授業を展開することにする。 ◦目 標 病態の正確な理解と栄養状態の的確な評価をもとにした栄養管理を行えるようにする、あるいは、そ の補助的仕事を十分に果たすだけの知識を身につけることを目標とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 消化器疾患⑶:胃 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 解剖生理学および生化学の教 科書を復習し、代謝について 理 解を深め、次いで 教 科書 を読み、分からないところを 書き出し、図書館やインター ネットで調べて、理解を深め るようにすること。 2 消化器疾患⑷:大腸 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 また、各臓器の特徴を解剖生 理学の教科書を読み直し、理 解すること。さらに、臨床栄 養学の教科書を読み、各疾病 についての理解を深めること。 3 消化器疾患⑸:肝臓 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 ミニテスト 4 消化器疾患⑹:膵臓 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 5 代謝性疾患⑴:肥満、糖尿病 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 6 代謝性疾患⑵:脂質異常症、高尿酸血症 (痛風) 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 ― ― 90 ミニテスト 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 7 代謝性疾患⑶:甲状腺機能亢進症・低下症 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 8 心臓・血管系の疾患⑴:心臓・血管系の生 理と病態 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 9 心臓・血管系の疾患⑵:循環器系疾患の症 状と診断 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 10 心臓・血管系の疾患⑶:動脈硬化症、高血 圧症、心不全 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 11 心臓・血管系の疾患⑷:虚血性心疾患、脳 卒中 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 12 呼吸器の疾患⑴ 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 13 呼吸器の疾患⑵ 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 14 腎臓の構造と疾患 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 15 腎臓の疾患 教科書、板書、パワーポイン トによる説明 16 試 験 授業時間外の必要な学修 ミニテスト ミニテスト (授業の進捗状況により、授業内容が変わることがあります。また、ミニテストは予定と異なる期日に行われ る場合もあることを了承してください。これについては、授業のなかでお知らせいたします。) ◦評価方法 試験の結果を70%、ミニテスト30%とする(レポート提出を求めた場合には、ミニテストの点数を削 りレポートの評価に回す)。欠席1回につき、1点を減ずる。6回以上の欠席は学則により試験の結果は 0点とされる。 ※ 詳しい評価の方法に関しては、初回授業時に説明しますが、最初の「本学で学ぶために」の7.授 業の出欠と単位認定、8.授業受講上の留意点「成績評価への補足的対応措置」を読んでおくこと。 ◦教 科 書 書 名 臨床栄養学 第7版 著 者 佐藤 和人・本間 健・小松 龍史 発行所 医歯薬出版株式会社 価 格 3 , 500円+税 (臨床栄養学と臨床栄養学Ⅱとの授業に使用する) ― ― 91 臨床栄養学実習 なか むら けい こ 講 師 中 村 啓 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 実 習 1単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 臨床栄養管理は食事計画の手順を各コントロール食別に学び、さらに基本献立からの展開の方法を演習 する。その上で各コントロール食の特性を理解し献立作成及び実習を行う。 ◦目 標 臨床調理の調理理論を十分に理解し治療効果を高め、食べる人の立場に立った治療食のノウハウを修得 することを目標とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法◦教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業内容・評価方法についての説明 臨床管理の基本 ◦栄養管理の考え方 ◦臨床調理のめざすもの ◦臨床調理の考え方 ◦臨床調理の食事プラン シラバス 教科書p 2~14 ◦教 科 書p 2 ~14を 一 読 し、 予習しておく。 ◦臨床栄養の意義と重要性に ついて復習する。 2 食事計画と献立の実際 エネルギーコントロールのための調理 ◦エネルギーバランス食 ◦考え方 ◦食品の選び方 ◦食事計画と献立の実際 教科書 プリント ◦教 科 書p15~19を 一 読 し、 予習しておく。 ◦エネルギーバランス食の献 立提出。 3 エネルギーバランス食について実習 プリント グループワーク ◦エネルギーバランス食の実 習結果をレポートにまとめ 提出。 4 エネルギーコントロールのための調理 ◦低エネルギー食 ◦食事計画と献立の実際 教科書p20~34 プリント ◦教 科 書p20~34を 一 読 し、 予習しておく。 ◦1日、1 , 200キロカロリー 食の献立提出。 5 エネルギーコントロール食について実習 プリント グループワーク ◦低エネルギー食の実習結果 をレポートにまとめ提出。 6 脂質コントロールのための調理 ◦適応症 ◦考え方 ◦食事計画と献立の実際 教科書p37~50 プリント ◦教 科 書p37~50を 一 読 し、 予習しておく。 ◦脂質コントロール食の献立 提出。 7 脂質コントロール食について実習 プリント グループワーク ◦脂質コントロール食の実習 結果をレポートにまとめ提 出。 ― ― 92 回数 授 業 内 容 授業方法◦教材等 授業時間外の必要な学修 8 高たんぱく質食 ◦適応症 ◦調理上の注意と工夫 ◦食事計画と献立の実際 教科書p51~58 プリント ◦教 科 書p51~58を 一 読 し、 予習しておく。 ◦高たんぱく質食の献立作成 提出。 9 高たんぱく食について実習 プリント グループワーク ◦高たんぱく質食の実習結果 をレポートにまとめ提出。 10 低たんぱく質食 ◦適応症 ◦考え方 ◦食品の選び方 ◦食事計画と献立の実際 教科書p59~77 プリント ◦教 科 書p59~77を 一 読 し、 予習しておく。 ◦低たんぱく質食の献立作成 提出。 11 低たんぱく質食について実習 プリント グループワーク ◦低たんぱく質食のエネル ギーの増やし方について、 まとめ提出。 12 食塩を減らすための調理 ◦目的 ◦考え方 ◦調理上の注意と工夫 ◦食事計画と献立の実際 教科書p78~93 プリント ◦教 科 書p78~93を 一 読 し、 予習しておく。 ◦1日塩分6 g の減塩食の献 立作成提出。 13 減塩食について実習 プリント グループワーク ◦調理方法と塩味の感じ方を 実習結果からまとめ提出。 14 軟菜食のための調理 ◦目的 ◦考え方 ◦食品の選び方 ◦食事計画と献立の実際 摂食障害時の食事の工夫 教科書p94~115 プリント ◦教科書p94~115を一読し、 予習しておく。 ◦軟菜食の献立作成提出。 15 軟菜食について実習 プリント ◦嚥下障害の程度と適した食 事の特徴についてまとめ提 出。 16 期末試験 ※授業内容は進行状況により一部変更になることがあるので注意。 ※グループワーク等による授業がありますので積極的参加に心がけること。 ◦評価方法 期末テスト60%、献立・レポート(14回)40%として評価する。ただし欠席1回につき2点減点とする。 (30分以上の遅刻、早退は3回で1回の欠席とみなす。)また私語、居眠りなどの学生受講規程に違反し、 注意を受けた場合はその都度1点を減点する。提出物は指定期日を過ぎた場合は1回につき2点減点する。 ◦教 科 書 書 名 臨床調理 第6版 著 者 玉川 和子・口羽 章子・木地 明子 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 400円+税 ◦そ の 他 実習内容及び順序は都合により一部変更になることもある。 教材費として3 , 500円が必要です。 ― ― 93 栄 養 指 導 論 すず き れい こ 准教授 鈴 木 礼 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 講 義 4単位 30回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 「栄養士法第一条、この法律で栄養士とは、都道府県知事の免許を受けて、栄養士の名称を用いて栄養 の指導に従事することを業とする者を言う」と、あるように栄養指導は栄養士業務の根幹をなすものであ る。この授業は人の生命を維持し、疾病を予防し、心身の健全発育と健康を保持増進するために、個人や 集団を対象に適正な食生活に導くための手段や方法を講ずる。 ◦目 標 個人、集団での栄養指導の基本的役割について理解する。また、基本的な栄養指導の方法について習得 し、健康・栄養状態、食行動、食環境等の評価判定に基づき、栄養指導プログラムの作成実施評価を総合 的にマネジメントする能力を身につける。 ◦授業の内容 1回目の事業で詳細は説明するが講義中心の基礎的な授業である。また、授業時間外の必要な学修につ いては、随時指示するが、「自分の食生活を振り返る」のように授業外での自分の調査をしてから授業に 臨まないと、理解不十分になってしまうので、指示に注意すること。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業の進め方授業説明 授業方法・講義 教材・プリント テキスト目次 2 栄養指導の概念(栄養指導の意義 栄養指 導の目標) 授業方法・講義 教材・プリント パンフレット「栄養士への道」 を読み栄養士とは何かを考え てくる 3 自分の食生活を振り返る(短期・長期・将来) 授業方法・自分の食を中心と した生活を客観する 教材・プリント 4 食生活に影響する諸要因 授業方法・講義 教材・前回の自分の食生活調査 5 ~ 6 栄養指導の沿革 日本の栄養指導の歴史 授業方法・講義 教材・テキスト テキストp1~p11 7 栄養指導の沿革 栄養指導の将来展望 8 栄養教育のための基礎知識 栄養指導と関係法規 授業方法・講義 教材・プリント国民健康栄養 調査結果等、テキスト テキストp12~p25、p53~ p59 ― ― 94 個人の食生活調査 回数 授 業 内 容 9 ~ 10 栄養教育のための基礎知識 食生活・栄養に関する諸調査(対象状況 把握) 集団を対象とした栄養調査 個人を対象とした栄養調査 11 栄養教育のための基礎知識 国民健康・栄養調査 12 栄養教育のための基礎知識⑵ 食事バランスガイド・日本標準食品成分 表・食育 13 栄養教育のための基礎知識 食糧需給表・健康日本21趣旨と基本方針・ 健康づくりのためのいろいろな指針(食 生活指針・運動指針・休養指針・睡眠指針) 14 栄養教育のための基礎知識 情報の収集・処理栄養指導に必要な情報 項目 15 栄養教育のための基礎知識 人間の行動 16 ~ 17 指導の方法と技術 栄養指導の一般原則・教材、媒体活用 18 指導の方法と技術 カウンセリング 19 指導の方法と技術 個別指導 集団指導 20 ~ 21 指導の方法と技術 指導の実際(アセスメント、指導方法、 評価の選択) 22 活動分野における栄養指導 活動分野一般・開業 23 活動分野における栄養指導 病 院 24 活動分野における栄養指導 学校・児童福祉施設 25 活動分野における栄養指導 社会福祉施設 26 活動分野における栄養指導 事業所 27 活動分野における栄養指導 行 政 28 活動分野における栄養指導 運 動 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 授業方法・講義 教材・プリント国民健康栄養 調査結果等、テキスト テキストp12~p25、p53~ p59 授業方法・講義 テキストp34~p69 教材・プリント、テキスト、 DVD( 「食生活指針」食生活 情報サービスセンター) 授業方法・講義 教材・テキスト、プリント DVD(面接レッスン) テキストp70~p110 授 業 方 法・ 講 義、 疾 病 の 理 解は時間外学修のレポート の発表 教材・テキスト、プリント テキストp194~p228、疾病 の理解(p142~p185)はレ ポート及び発表 テキスト授業方法・講義 教材・テキスト、プリント テキストp228~p237 ― ― 95 回数 29 ~ 30 授 業 内 容 外国における栄養問題 先進諸国における栄養問題・開発途上国 における栄養問題 まとめ 授業方法・教材等 テキスト授業方法・講義 教材・パンフレット「栄養士 への道」 、プリント 授業時間外の必要な学修 テキストp27~p31 授業内容は栄養士養成課程コアカリキュラム(全国栄養士養成施設協会)を参考にしている。 授業内容は進行及び時宜により一部変更することがある。 出欠については福島学院大学短期大学部履修規程に則る。 ◦評価方法 まめテストを含むテスト(4回程度)80% レポート20%(3回程度) ◦教 科 書 書 名 栄養教育・栄養指導論 著 者 大野 知子 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 800円+税 (栄養指導論実習でも同じものを使用する) 書 名 食品成分表2015 著 者 香川 芳子 発行所 女子栄養大出版部 価 格 1 , 352円+税 ◦参 考 書 書 名 日本人の食事摂取基準 著 者 第一出版編集部 発行所 第一出版 価 格 2 , 300円+税 書 名 国民衛生の動向 著 者 厚生統計協会 発行所 厚生統計協会 価 格 2 , 400円+税 ― ― 96 栄養指導論実習 すず き れい こ 准教授 鈴 木 礼 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 通 年 実 習 2単位 30回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 「栄養士法第一条、この法律で栄養士とは、都道府県知事の免許を受けて、栄養士の名称を用いて栄養 の指導に従事することを業とする者を言う」と、あるように栄養指導は栄養士業務の根幹をなすものであ る。この授業は栄養指導論で修得した知識・技術の実務を体験する。 ◦目 標 栄養指導論で修得した知識・技術の実務を実習することにより、実践力向上を図る。 個人、集団での栄養指導の基本的役割について理解する。また、基本的な栄養指導の方法について習得 し、健康・栄養状態、食行動、食環境等の評価判定に基づき、栄養指導プログラムの作成実施評価を総合 的にマネジメントする能力を身につける。 ◦授業の内容 授業詳細については1回目授業で説明し、授業時間外の必要な学修については随時指示する。特に「自 分の生活分析(身長・体重・食事摂取量・生活活動量などを調査)」のようにプライベートなサンプルを 使用する場合があるので、了知すること。 また、内容によりグループワーク等による学習があるので積極的に下調べの上参加すること。計算を要 する内容には携帯電話の計算機能ではなく、電卓を使用することが効率的で望ましい。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業の進め方授業説明 授業方法・講義及び実習 栄養アセスメントの基礎 (調査物の中間提出) 自分の身体・生活状況調査及びその整理 教材・テキスト・プリント 調査内容が教材となる 指導論テキスト「栄養教育の ための基礎知識⑵」 「食生活・ 栄養に関する諸調査」 2 栄養アセスメントの基礎 自分の食物摂取状況調査及びその整理 授業方法・講義及び実習 教材・テキスト・プリント 同上テキスト 3 栄養アセスメントの基礎 調査結果の判断(算定方法と計算実務) 授業方法・講義及び実習 教材・テキスト・プリント 同上 4 ~ 5 栄養アセスメントの基礎 授業方法・講義及び実習 同上 調査結果の判断(問題点の抽出・重要度・ 教材・テキスト・プリント・ 緊急性・実施の可能性など判断方法に 1~3で作成した各自の資料 添って実施) 6 ~ 7 栄養指導プログラムの基礎 企画方法及び企画書作成(6の判断に従 い栄養指導の計画をする) 授業方法・講義及び実習 同上 教材・テキスト・プリント・ 1~5で作成した各自の資料 ― ― 97 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 8 ~ 9 栄養指導の実際 授業方法・講義及び実習 同上テキスト 企画に応じた媒体計画及び作成(栄養指 教材・同上・2~6で作成し 「指導の方法と技術」 導企画書に従い必要な媒体を作成するた た各自の資料 めの計画と実際の作成) (アセスメント・判断・企画提 栄養アセスメントの基礎・栄養指導プログ 出①) ラムの基礎・栄養指導の実際のまとめ (媒体計画・作成媒体提出②) 10 ~ 11 成人期における栄養指導 生活習慣病をめぐって 仮定の住民アセスメントを各人無作為に配 付するので、そこから指導企画作成 12 ~ 14 成人期における栄養指導 授業方法・講義及び実習 生活習慣病をめぐって (アセスメント、プログラム提 各人の企画をグループで検討し、企画力を 出④) 深め、グループ内でのプレゼンテーション 中間のまとめ を検討 教材・プリント グループ発表(ロールプレイング体験) (提出物を資料とする) 15 ~ 16 成人期における栄養指導 授業方法・講義及び実習 同上 生活習慣病のうちハイリスクアプローチ 教 材・プリント及 び パンフ 例、耐糖能異常の個別指導例 レット「糖尿病はこうして予 生活習慣病のうちポピュレーションアプ 防」ビデオ:福島県医師会編 ローチ例情報提供例 「あなたが守るあなたの健康」 17 ~ 24 アセスメントに応じた栄養指導 食事媒体の理解 成長期の食事 高齢期の食事 働く人の食事 エネルギーをコントロールする食事 それぞれの栄養成分(たんぱく質・脂質・ 塩分水分)をコントロールする食事 嚥下困難の方の食事を献立作成により理 解する 授業方法・講義及び実習(ア セスメントに応じた栄養指導 提出⑤) 教材・プリント テキスト「ライフサイクルに 応じた栄養指導」 25 ~ 28 活動分野における栄養指導 各グループのテーマに応じて企画・具体 的シナリオ・媒体作成・発表 授業方法・講義及び実習(グ ループで企画・具体的シナリ オ提出⑥) 教材・学生作成の企画書 発表練習 29 ~ 30 食育の実際(映像使用・食物使用・レクス プリント授業方法・講義及び ポーツ・カラーコ―ディネート等から選択) 実習まとめ まとめ 教材・プリントその他 授業方法・講義及び実習 教材・プリント テキスト及びプリント 「健康増進法・高齢者医療確 保法・労働安全衛生法・介護 保険法」 「簡単な生化学的検 査の見方」 「行動」 11~12のプリント 授業内容は栄養士養成課程コアカリキュラム(全国栄養士養成施設協会)を参考にしている。時宜により一部 順の変更をすることがある。 ◦評価方法 まめテストを含むテスト(4回程度)60%・レポート(6回程度)30%・発表内容10% ― ― 98 ◦教 科 書 書 名 栄養教育・栄養指導論 著 者 大野 知子 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 800円+税 (栄養指導論で使用したものを再使用) ◦参 考 書 書 名 日本人の食事摂取基準 著 者 第一出版編集部 発行所 第一出版 価 格 2 , 300円+税 書 名 耐糖能異常の個別健康教育 著 者 岡山 明 発行所 保健同人社 価 格 2 , 333円+税 書 名 腎臓病食品交換表 著 者 中尾 俊之 他 発行所 医歯薬出版 価 格 1 , 200円+税 書 名 糖尿病食事療法指導の手引き 著 者 日本糖尿病学会 発行所 文光堂 価 格 600円+税 書 名 食品成分表2015 著 者 香川 芳子 発行所 女子栄養大出版部 価 格 1 , 352円+税 (脂肪酸組成など基本的なものが記載されていれば、手持ちのも出も良い。栄養指導論・給食管理 実習でも頻繁に使用する。 ) 栄養指導論は各科目で履修した内容を応用してクライエントに提案するので、各科目のテキスト・ ノートが大切な参考資料となる ― ― 99 公 衆 栄 養 学 さかい みち こ 助 教 境 道 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 講 義 2単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 公衆栄養学とは栄養学の実践の基礎である。公衆栄養の主目的は、健康の維持増進、疾病の一次予防で、 この目的達成のために、実践活動を行うことであり、現在日本では国民健康づくりはじめ各施策がなされ ている。実践活動は地球環境をふくめた広い思考が要求される。 ◦目 標 地域や職域等の健康栄養問題と、それを取り巻く自然、社会、経済、文化的要因に関する情報を収集分 析し、それらを総合的に評価判定する能力を養う。 また、適切な栄養関連サービスを提供するプログラムの作成・実施・評価の総合的マネジメントに必要 な理論と方法を習得する。 ◦授業の内容 DVD やビデオ、また時宜により新聞切抜きを使用した授業もあるが、公衆栄養の視点からのレポート を課す。詳細は1回目の授業で説明する。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 ~ 2 授業の進め方授業説明・栄養士教育過程に おける公衆栄養学の位置づけ 公衆栄養の概念⑴ 公衆栄養学の概念と発展過程 公衆栄養活動の目的 テキストp1~p12 授業方法・講義 教材・テキストプリント ビデオ( 「朝ごはんたべてき た?」食生活情報センター編) 3 公衆栄養の概念⑵ 国際機関の健康政策 WHO FAO等 授業方法・講義、まめテスト 及びレポート 教材・テキスト、プリント テキストp1~p12 4 ~ 5 公衆栄養マネージメント⑴ 公衆栄養のマネージメントサイクルの概念 循環システム及び公衆栄養プログラム立案 授業方法・講義 教材・テキストプリント テキストp61~p88 6 ~ 8 公衆栄養マネージメント⑵ 公衆栄養活動の進め方 公衆栄養活動と行政栄養士の業務 授業方法・講義、まめテスト 及びレポート 教材・テキストプリント テキストp61~p88 9 ~ 10 栄養疫学 栄養疫学の概要 栄養疫学の目的と意義 食習慣と健康 栄養疫学調査 疫学の手法 栄養疫学調査食事調査法 主な疫学指標 授業方法・講義 教材・テキスト、プリント DVD「スーパーサイズミー」 指定します ― ― 100 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 11 ~ 12 わが国の健康・栄養問題の現状と課題 人口動態統計、 医療統計等から見た健康課題 生活習慣病 少子・高齢社会の健康問題 食料需給の課題と現状 放射性物質と食環境 授業方法・講義 教材・テキストプリント テキストp13~p60 指定します 13 わが国の栄養政策栄養行政・健康行政及び 公衆栄養関係法規 食生活の変遷 国民栄養健康づくり施策 健康日本21 日本人の食事摂取基準 健やか親子21 食生活、運動、休養等の ガイドライン 授業方法・講義、まめテスト 及びレポート 教材・テキストプリント テキストp89~p158 指定します 14 ~ 15 世界の健康・栄養問題の現状と課題 栄養・食料の現状と栄養政策 世界の人口と食料栄養問題 諸外国の栄養士制度 まとめ 授業方法・講義 教材・テキストプリント テキストp159~p171 授業内容は栄養士養成課程コアカリキュラム(全国栄養士養成施設協会)を参考にしている。時宜により一部 に順の変更をすることがある。 出欠については福島学院大学短期大学部履修規程に則る。 ◦評価方法 まめテストを含むテスト(3回程度)80% レポート(2回程度)20% ◦教 科 書 書 名 公衆栄養学 著 者 二見 大介 発行所 同文書院 価 格 2 , 400円+税 ◦参 考 書 書 名 国民衛生の動向 著 者 厚生統計協会 発行所 厚生統計協会 価 格 2 , 400円+税 書 名 厚生労働白書 著 者 厚生労働省 発行所 ぎょうせい 価 格 2 , 762円+税 書 名 食生活と栄養の百科事典 著 者 中村 丁次 発行所 丸 善 価 格 12 , 000円+税 書 名 栄養教育・栄養指導論 著 者 大野 知子 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 800円+税 (栄養指導論で使用したもの、巻末の法規部分などをこの授業でも使用) ― ― 101 調 理 学 なか むら けい こ 講 師 中 村 啓 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 人間が生命を維持していく上で食べ物を調整する調理、操作は極めて重要な生活のためのひとつである。 調理過程によって食品中の成分の変化や合理的な調理方法を学ぶ。物と心の接点である“食べ物”を対象 とし、人々の心身と健康を願いながら調理に関する事柄を科学的に研究し、法則性を見い出し、調理技術 の向上や食生活の実践に役立つ理論について講述する。 ◦目 標 調理操作を科学的に解明し、食物の機能性を総合的に生かす調理法を学ぶ。また調理することを文化的 に捉えて、健康と生活文化に資する知識の習得を目標とする。 ◦授業の内容 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 調理の意義と食事計画 教科書P1~14 教科書 教科書の目次を概観しておく こと。 2 食物のおいしさ P15~34 食べ物の美味しさに関する要因 食べ物の特性要因 その他の要因 教科書 演習問題を解いてくること。 3 調理操作 P37~50 調理操作の分類 加熱操作 非加熱操作 教科書 加 熱 操 作、 非 加 熱 操 作 をレ ポートにまとめる。 演習問題を解いてくる。 4 調理機器 P51~60 食品の成分と調理 P63~70 植物性食品 米の調理 教科書 日本の食事の歴史と文化につ 日本の食事の歴史と文化につ いて事前学習しノートにまと いて発表 めてくる。 5 小麦粉の調理 P70~86 いもの調理 教科書 小麦粉生地の調製についてま とめる。 6 豆の調理 P86~105 野菜の調理 ミニテスト 教科書 旬の野菜について調べノート してくること。 7 きのこの調理 P106~113 藻類の調理 教科書 演習問題を解いてくること。 8 食品の成分と調理 P117~125 動物性食品 肉類 教科書 肉の部位と用途についてまと める。 ― ― 102 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 9 動物性食品 魚介類 P125~133 教科書 魚肉の脂肪酸組成についてま とめる。 10 動物性食品 卵類 P133~144 教科書 卵の調理性についてまとめる。 11 動物性食品 乳・乳製品 P144~147 教科書 乳類の調理性についてまとめ る。 12 食品の成分と調理 P149~154 澱 粉 ミニテスト 教科書 澱粉の特性と利用についてま とめる。 13 食品の成分と調理 P154~160 油 脂 砂 糖 教科書 砂糖の加熱による変化につい てまとめる。 14 食品の成分と調理 P160~164 ゲル化剤 教科書 ゲル化剤の特徴についてまと める。 15 調理と安全 P167~177 教科書 グループワーク 調理と食の安全について事前 学習をして授業に臨む。 16 期末テスト ※授業内容は進行状況により変更することがあるので注意。 ◦評価方法 ミニテスト(2回)30%、期末テスト70%で評価する。ただし欠席1回につき2点減点(遅刻・早退は 3回で欠席1回とみます)。私語、居眠り等注意1回につき1点減点とする。 ◦教 科 書 書 名 食べ物と健康 ― 調理学 ― 著 者 渋川 祥子 編著 発行所 同文書院 価 格 1 , 905円+税 ◦そ の 他 教科書の授業範囲を示したので、毎回予習復習に励むこと。ノートを整理しておくこと。 ― ― 103 調 理 学 実 習 なか むら けい こ 講 師 中 村 啓 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1年生 通 年 実 習 2単位 30回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 和・洋・中国三様式の一般料理行事食の特性と由来を学び実習を行う。また調理操作の料理の科学的知 識を基礎として、嗜好性、栄養効率、安全性を高める実習をする。 ◦目 標 実習を通して献立作成から調理・大量調理・食事療法などへの応用展開へと幅を広げる能力と調理技術 を習得する。さらに献立・調理・配膳・食事のマナーに至る「食」の学習を目標とする。 ◦授業の内容(1回2コマ) 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業内容・評価方法についての説明 調理学実習の基礎⑴ ◦目的と意義 シラバス 教科書p1~2 プリント ◦教 科 書p 1~2を一 読し、 予習しておく。 ◦調理の目的と意義の重要性 を復習する。 2 調理学実習の基礎⑵ ◦実習の心得、準備操作について ◦各種計量器具で測定 教科書p2 プリント グループ発表 ◦容量と重量について復習する。 3 調理の基本⑴ ◦調理の割合、食品重量表 教科書p3~5 プリント グループ発表 ◦教 科 書p 3~5を一 読し、 予習しておく。 ◦調理基準について復習する。 4 調理の基本⑵ ◦食材の切り方、乾物の戻し方 ◦調理温度と時間 ◦食物のし好温度 教科書p6~7 プリント グループ発表 ◦教 科 書p 6~7を一 読し、 予習しておく。 ◦基本の切り方を復習する。 5 日本料理 教科書p11~16 ◦ 教 科 書p11~16を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p35 プリント ◦教科書p35を一読し、予習 しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 プリント ◦プリントを一読し、予習し ておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 炊飯・だしの取り方・青物の茹で方を 学ぶ ― 実施献立:白米・味噌汁・ほうれん草のお 浸し ― 6 日本料理 麦飯・だしの取り方・焼き方・含め煮 について学ぶ ― 実施献立:麦飯・なめこの味噌汁・魚の塩 焼き・若竹煮 ― 7 日本料理 肉の焼き方・和え物について学ぶ ― 実施献立:白飯・豚肉の生姜焼き・粉吹き いも・ナムル ― ― ― 104 回数 8 授 業 内 容 授業方法・教材等 日本料理 教科書p12~17 ◦ 教 科 書p12~17を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p18~22 ◦ 教 科 書p18~22を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p69~77 ◦ 教 科 書p69~77を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p55~58 ◦ 教 科 書p55~58を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 予定講師:中国四川料理石林 日比野恒夫 氏 ◦中国料理の特徴について予 習しておく。 ◦専門家による調理のポイン ト、感想をまとめレポート 提出。 教科書p78~83 ◦ 教 科 書p78~83を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p50~54 ◦ 教 科 書p50~54を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果についてレポート にまとめ提出。 だしの取り方・蒸し物・和え物につい て学ぶ ― 実施献立:白飯・吉野鶏のすまし汁・茶碗 蒸し・ごま和え ― 9 日本料理 飯・乾物の扱い方・酢の物について 学ぶ ― 実施献立:塩味飯・炊き合わせ・酢の物 ― 10 西洋料理 パンの扱い方・サラダドレッシング・ 紅茶について学ぶ ― 実施献立:サンドウィッチ・グリーンサラ ダ・紅茶 ― 11 日本料理 そうめん・白玉粉の扱い方・こしあん の作り方について学ぶ ― 実施献立:七夕そうめん・白玉あんみつ ― 12 中国料理 中国料理の四川料理について学ぶ 専門家による特別実習 ― 13 ― 西洋料理 ブイヨンのとり方・オムレツ・プディ ングについて学ぶ ― 実施献立:コンソメジュリエンヌ・プレー ンオムレツ・カスタードプディング ― 14 日本料理 授業時間外の必要な学修 すし飯・潮汁・貝の取り扱い・くず粉 の扱い方について学ぶ ― 実施献立:ちらし寿司・蛤の潮汁・葛桜 ― 15 スパゲッティの扱い方・サラダについ て学ぶ ― 実施献立:スパゲッティミートソース・ミ モザサラダ プリント ◦プリントを一読し、予習し ておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 16 日本料理 教科書p41~45 ◦ 教 科 書p41~45を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p110~114 ◦ 教 科 書p110 ~ 114 を 一 読 し、予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 ― ― 炊き込みご飯・寒天の扱い方について 学ぶ ― 実施献立:五目炊き込みご飯・締め卵の清 汁・白和え・水羊羹 17 中国料理 魚の扱い方・上湯の取り方・寒天の 扱い方について学ぶ ― 実施献立:魚の甘酢あんかけ・四宝湯・ 杏仁豆腐 ― ― ― 105 回数 18 授 業 内 容 授業方法・教材等 郷土料理 プリント ◦実習結果と自身の郷土料理 についてレポートにまと め提出。 教科書p120~122 ◦ 教 科 書p120 ~ 122 を 一 読 し、予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p46~49 ◦教科書46~49を一読し、予 習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p23~29 ◦教 科 書p23~29を 一 読 し、 予習しておく。 ◦実習結果をレポートにまと め提出。 教科書p140~142 ◦ 教 科 書p140 ~ 142 を 一 読 し、予習しておく。 ◦地中海料理について実習結 果をレポートにまとめ提 出。 予定講師:福島県綜合調理師 会長 高橋 博行 氏 ◦専門家の指導による調理の ポ イ ン ト・ 感 想 を ま と め レポート提出。 プリント ◦鶏肉の扱い方を復習する。 ◦実習結果についてレポート にまとめ提出。 教科書p60~62 ◦教 科 書p60~62を 一 読 し、 予習しておく。 ◦おせち料理についてレ ポート提出。 プリント ◦実習結果についてレポート にまとめ提出。 教科書p95~101 ◦教科書p95~101を一読し、 予習しておく。 ◦実習結果についてレポート にまとめ提出。 福島県の郷土料理について学ぶ 実施献立:さんまのぽうぽう焼き・いか にんじん・こづゆ ― 19 ― 中国料理 炒飯・中国料理の調味料について学 ぶ― 実施献立:什錦炒飯・蕃茄蛋花湯・麻婆豆腐 ― 20 日本料理 丼物・すり流し汁・わらび粉の扱い 方を学ぶ ― 実施献立:親子丼・かつおのすり流し汁・ わらび餅 ― 21 日本料理 強飯・とろみのつけ方・炒り煮につ いて学ぶ ― 実施献立:赤飯・村雲汁・あじの姿焼き・ 筑前煮 ― 22 地中海料理 ― 野菜の切り方・ハーブについて学ぶ ― 実施献立:ラタトゥユ・エリンギのスパゲ ティ・鶏もも肉の香草焼き 23 日本料理 日本料理の供応食について学ぶ 専門家による特別実習 ― 24 25 ― ― 鶏肉の扱い方・野菜スープについて 学ぶ ― 実施献立:ローストチキン・ミネストロー ネ・フルーツサラダ 日本料理 おせちについて学ぶ ― 実施献立:松風焼き・伊達巻・栗きんとん・ 紅白なます ― 26 日本料理 ― おせち料理について学ぶ ― 実施献立:雑煮・いかのうに焼き・たた きごぼう・裏白、松葉銀杏 27 西洋料理 ― ルウ・共立て法について学ぶ ― 実施献立:ビーフストロガノフ・マセド アンサラダ・ブッシュドノエル 28 日本料理テーブルマナー演習 日本料理に関するテーブルマナーの 基礎を学ぶ ― ― 授業時間外の必要な学修 実習予定先:ホテル福島グリー ◦テーブルマナーの基本、箸 ンパレス の 扱 い 方、 演 習 の 感 想 を まとめレポート提出。 ― ― 106 回数 29 30 授 業 内 容 ― そば粉の扱い方について学ぶ ― 専門家による特別実習 実施献立:ざるそば、そば粉を使ったデ ザート 西洋料理テーブルマナー演習 ― 西洋料理に関するテーブルマナーの 基礎を学ぶ ― 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 予定講師:食楽研究家 吉成 和己 氏 ◦専門家による指導の調理の ポ イ ン ト・ 感 想 を レ ポ ー トにまとめ提出。 実習予定先:ホテル福島グリー ◦西洋料理の特徴、食卓の整 ンパレス え 方、 テ ー ブ ル マ ナ ー 演 習、 感 想 を ま と め レ ポ ー ト提出。 ※授業内容は進行状況により変更することがあるので注意 ◦評価方法 レポート60%(26回)、課題達成度・授業態度40%で評価する。 ただし欠席につき2点減点(30分以上の遅刻・早退は3回で1回の欠席とみなす)。また私語などで学 生受講規程に抵触し、注意を受けた場合はその都度1点を減点する。提出物も提出期日を過ぎた場合は受 け付けない。 ◦教 科 書 書 名 一食献立による調理実習25 著 者 永嶋久美子・福永 淑子 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 300円+税 ◦参 考 書 書 名 食品成分表2015 著 者 香川 良子 発行所 女子栄養大学出版部 価 格 1 , 352円+税 ◦そ の 他 白衣(調理帽組み)約4 , 500円・調理靴約3 , 500円、実習教材18 , 000円・包丁(牛刀、ペティナイフ組み) 7 , 000円が必要です。 ― ― 107 調理学実習Ⅱ なか むら けい こ 講 師 中 村 啓 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 後 期 実 習 1単位 15回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 1年次で行った「調理学実習」の応用として、さらに高度な調理技術を習得することを目的とする。ま た、食材の特性を十分に理解し、調理科学に基づいた調理のコツを学ぶ。オムニバス形式により授業を展 開する。 ◦目 標 ① 専門家による特別実習を体験させることにより、学生に対して意欲と自信を与える。 ② 食材の特性を理解し、食材の持ち味を活かした調理方法を習得する。 ③ 調味料の性質を把握し、味付けの目的だけではない料理にもたらす作用・効果について学習する。 ◦授業の内容(1回2コマ) 回数 1 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業内容・評価方法についての説明 シラバス 日本料理 プリント ◦豆ご飯、卵豆腐、けんちん 汁の作り方についてプリン トを一読し、 予習をしておく。 ◦卵を用いた蒸し物のコツを まとめ、レポートを提出。 予定講師:中国四川料理石林 日比野恒夫 氏 ◦専門家の指導による調理の コツをまとめレポート提出。 教科書p35~40 ◦教科書を一読し、予習をし ておく。 ◦揚げ物の調理、含め煮につ いてまとめレポートを提出。 卵を用いた蒸し物のコツを学ぶ ― *実施献立* 豆ご飯、卵豆腐、大根を使って簡単にでき る副菜、けんちん汁 (中村) ― 2 中国料理 ― 専門家による実習 ― *実施献立* 肉まん、えびとキウイフルーツのマヨネー ズ和え、もやしとセロリーの和え物 (日比野) 3 日本料理 揚げ物(てんぷら) 、 含め煮について学ぶ ― *実施予定献立* てんぷら、かぼちゃの含め煮、豆腐の田楽 (中村) ― 4 授業時間外の必要な学修 教科書p90~93 プリント ベシャメルソースのコツを学ぶ ― *実施献立* マカロニグラタン、 グラタンに合う副菜(学 生による考案) (中村) 西洋料理 ― ― ― 108 ◦教科書p90~93を一読し、 予習をしておく。 ◦グラタンに合う副菜をグルー プごとに考案し、発表する。 ◦ベシャメルソースのコツに ついてまとめ、レポートを 提出。 回数 5 授 業 内 容 授業方法・教材等 日本料理 プリント ◦すし飯の調味は、すしの種 類で加減することについて、 まとめレポート提出する。 教科書p134~138 ◦ 教 科 書 p134~138を 一 読 し、予習をしておく。 ◦エビの下処理方法と小麦粉 の特性についてまとめ、レ ポートを提出。 プリント ◦白飯、カレイの煮付け、い り煮3種(ひじき、おから、 切干大根) 、きのこ汁の作 り方についてプリントを一 読し、予習をしておく。 ◦いり煮の文化と調理法につ いてまとめ、 レポートを提出。 教科書p115~118 ◦ 教 科 書 p115~118を 一 読 し、予習をしておく。 ◦くらげの扱い方、魚のすり 身についての調理のコツに ついてまとめ、レポートを 提出。 プリント ◦オ ード ヴ ル ヴ ァリエ( カ ナッペを中心に) 、ロース トチキン、フルーツポンチ の作り方についてプリント を一読し、予習をしておく。 ◦オードブルの基本、オーブ ン料理のコツについてまと め、レポートを提出。 教科書p59~65 プリント ◦教科書p59~65およびプリ ントを一読し、田作り、数 の子、手綱かまぼこ、えび の鬼殻焼き、二色卵、梅花 人参、亀甲椎茸の作り方に ついて予習をしておく。 ◦正月料理の歴史、文化につ いてまとめ、 レポートを提出。 教科書p148~149 プリント ◦教科書p148~149およびプ リントを一読し、ビビンバ (韓国料理) 、生春巻き(タ イ料理)の作り方について 予習をしておく。 ◦エスニック料理の文化、調 理 法の 特 徴についてまと め、レポートを提出。 すし飯、巻きすしについて学ぶ *実施献立* すし(巻すし、いなりすし)すまし汁(菊 花豆腐) (中村) ― 6 ― 中国料理 エビの下処理方法と餃子の皮の 作り方について学ぶ ― *実施献立* えびのトースト揚げ、焼き餃子、きゅうり の冷やし和え物 (中村) ― 7 日本料理 いり煮の文化と調理法について学ぶ *実施献立* 白飯、 カレイの煮付け、 いり煮3種(ひじき、 おから、切干大根) 、きのこ汁 (中村) ― 8 ― 中国料理 くらげの扱い方、魚のすり身、 絲の練習 ― *実施予定献立* くらげの酢の物、青椒牛肉絲、魚丸子湯、 炸菊花餅 (中村) ― 9 クリスマスパーティー料理 オードヴルの基本と オーブン料理の応用 ― *実施献立* オードヴルヴァリエ(カナッペを中心に) 、 ローストチキン、フルーツポンチ (中村) ― 10 日本の正月料理 おせち料理について学ぶ (おせち料理の歴史と重詰めの基本) ― *実施献立* 田作り、数の子、手綱かまぼこ、えびの鬼 殻焼き、二色卵、梅花人参、亀甲椎茸 (中村) ― 11 エスニック料理 エスニック料理の文化と 調理法について学ぶ ― *実施献立* ビビンバ(韓国料理) 、 生春巻き(タイ料理) (中村) ― 授業時間外の必要な学修 ― ― 109 回数 12 授 業 内 容 授業方法・教材等 スペイン料理 豆スープの扱い方、 オリーブオイルの使い方について学ぶ 教科書p144~146 ◦教科書を一読し、予習をし ておく。 ◦オリーブオイルの特性につ いて理解しポイントをまと めレポートを提出。 予定講師:中国四川料理石林 日比野恒夫 氏 ◦専門家の指導による調理の コツをまとめレポート提出。 予定講師:食楽研究家 吉成 和己 氏 ◦専門家の指導による調理の コツをまとめレポート提出。 ― ― *実施献立* トマトの前菜、エジプト豆の煮込みスープ、 えびのマリネ (中村) 13 中国料理 専門家による調理実習 *実施献立* ジャージャー麺、餃子、卵のタルトレット (日比野) ― 14 ― 日本料理 専門家による調理実習 *実施献立* ざるそば、そば粉を使ったデザート ― 15 ― 中国料理テーブルマナー演習 中国料理に関する 食事作法の基礎を学ぶ ― *実施献立* ◦中華前菜盛り ◦若鶏と紋甲烏賊の黒豆炒め ◦鴨のスモークの揚物 中華バーンズ包み ◦小海老のチリソース ◦麻婆豆腐 ◦炒 飯 ◦青菜のスープ ◦杏仁豆腐 ― 授業時間外の必要な学修 実施予定先:ホテル福島グリー ◦中国料理における食事作法 ンパレス の基本(席次の決め方、食 器の並べ方)を理解し、中 国料理の特徴・歴史につい てまとめ、レポートを提出。 ※授業内容は理解度や進度により変更することがあるので注意すること。 ◦評価方法 ◦レポート(15回提出)50%、課題達成度30%、授業態度20%、として評価する。 ◦欠席は1回につき2点減点とする(遅刻・早退は1回につき1点減点)。 ◦私語・居眠りなど学生受講規定に反した場合、注意1回1点減点とする。 ◦レポートは、提出期日を過ぎた場合は、1回につき2点減点する。 ◦定められた授業回数の1/3を超える回数を欠席した場合、単位認定は行わないものとする。 ◦教 科 書 書 名 1食献立による調理実習25 著 者 永嶋久美子・福永 淑子 発行所 医歯薬出版株式会社 価 格 2 , 300円+税 ◦そ の 他 ◦授業内容および順序は、理解度や進度により変更することがある。 ◦教科書の授業範囲を示したので、毎回予習復習に励むこと。 ◦実習材料費11 , 000円が必要である。 ― ― 110 給 食 管 理 すず き れい こ みち こ 准教授 鈴 木 礼 子 さかい 助 教 境 道 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 前 期 講 義 2単位 15回 卒業必修・栄養士必修 ◦授業の概要 「健康増進法第20条」に特定給食施設における栄養管理の重要が述べられており、栄養士が従事する業 務の一つとなっている。この授業では、喫食対象者の心身の健全な発育、疾病予防、健康の維持増進をす るための食事計画及び給食業務を行うために必要な各管理について、基礎的知識と適正運営のための手段 や方法を講ずる。 ◦目 標 給食業務を行うために必要な食事計画、管理等給食サービス提供に関する知識とマネジメント能力を身 につける。 ◦授業の内容 1回目の授業で詳細は説明する。授業時間外の学修については随時指示するが、少なくても下表に示し た部分のテキストは読んでくること。また、学内給食管理実習開始までに1~10回目の内容を理解する必 要があるため、補講や時間割交換で対応するので、諸連絡に注意すること。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業の進め方・授業説明・栄養士養成課程 の位置付け 給食管理の概念 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp 1~p11・健康増 進法 2 給食における栄養管理 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp12~p22・食事摂 取基準 3 給食における献立管理 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp23~p3411 4 給食における食材管理 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp35~p461 5 給食における大量調理 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp47~p60 6 給食における作業管理 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp63~p71 7 給食における衛生管理 ~ (大量調理施設衛生マニュアル) 8 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp73~p91 9 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストP93~p106 給食における施設・設備管理 ― ― 111 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 10 給食の経営管理概要 給食運営の基礎知識のまとめ 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストP107~p120 11 病院給食の特徴 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp121~p136 復習:病院における栄養指導 12 学校給食の特徴及び児童福祉給食の特徴 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp137~p164 復習:学校における栄養指導 福祉における栄養指導 13 社会福祉施設の給食の特徴及び老人福祉・ 授業方法:講義 介護保険施設給食の特徴 教材:プリント・テキスト テキストp165~p180 復習:福祉における栄養指導 14 事業所給食の特徴及びその他の給食施設の 特徴 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp181~p192 復習:事業所における栄養指導 15 災害時給食の特徴及び各施設における給食 の特徴のまとめ 授業方法:講義 教材:プリント・テキスト テキストp192 授業内容は栄養士養成コアカリキュラム(全国栄養士養成施設協会)を参考にしている。 授業順は進行により一部変更することがある。 出欠については福島学院大学短期大学部履修規程に則る。 ◦評価方法 豆テストを含むテスト(3回程度)80%・レポート(2回程度)20% ◦教 科 書 書 名 New給食管理 著 者 伊藤 和枝 他 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 500円+税 ◦参 考 書 書 名 ヘルス21栄養指導論 著 者 大野 知子 他 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 800円+税 書 名 日本人の食事摂取基準 著 者 第一出版編集部 発行所 第一出版 価 格 2 , 300円+税 書 名 食品成分表2015 著 者 香川 芳子 発行所 女子栄養大出版部 価 格 1 , 352円+税 その他「食品衛生学」「調理学」等、各科目で使用しているテキスト ― ― 112 給食管理実習 すず き れい こ みち こ 准教授 鈴 木 礼 子 さかい 助 教 境 道 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 2年生 通 年 実 習 4単位 45回 卒業選択・栄養士必修 ◦授業の概要 学内実習、校外実習、それぞれの事前事後指導の計4単位で構成される。食事計画・調理を含めた給食 サービス提供に関する実習をすることで、授業で修得した知識・技術を体験する。 ◦目 標 給食管理及び関係科目で修得した知識、技術の実務を実習することにより、実践力アップを図る。 ◦授業の内容 1回目の授業で詳細は説明するが学内・校外実習ともに小グループで進めるので、順序は変更になるこ とがある。学内・校外実習前に終了しておくべき内容は補講や時間割交換で対応するので、諸連絡に注意 すること。また、この授業はできるまでやることが基本となるので、グループによって終了時刻が遅くな ることがある。授業時間外の学修についても進行状況により指示する。 校外実習先については栄養士法に則った施設で行うが、学校・病院・福祉施設・事業所の種別で希望を 取り、 本学周辺(福島県北部)で施設の受け入れ可能人数により調整する。希望調書は複数回とる(例年、 第1または第2希望で決定)。 プリントは実習の履修、進め方、指定レポート提出に重要であるから注意し扱うこと。また諸帳票はグ ループでの実習進行に必要不可欠であるので、責任を持って作成、保管すること。学習のまとめにはコン ピュターを使用することがある。 また、グループワーク等による学習となるので積極的に下調べの上参加すること。計算を要する内容に は携帯電話の計算機能ではなく、電卓を使用することが効率的で望ましい。 学内実習事前事後実習 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 ~ 2 年間実習のオリエンテーション(実習の意 ノート・プリント・テキスト 義・役割・栄養士養成としての位置付けなど) 学内実習全体オリエンテーション、班編成、 喫食者アセスメント 給食施設における栄養士役割 の復習 3 ~ 6 班献立調整、月間献立バランス検討 グループ活動・ノート・プリ 献立つくり、1週間のバランス(栄養価・ ント・テキスト 食品・調理法など)検討 全体検討(各班献立からの月間調整) 献立とはについて復習 ― ― 113 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 7 ~ 10 献立に添った材料、調理法の検討(予定献 グループ活動・ノート・プリ 同上 立表案作成・材料購入予定価格・作業工程・ ント・テキスト 食品について復習 器・盛り付け・メッセージ案など作成) 、実 調理について復習 試作するものの調理工程を復習 施及び試作の役割分担 試作準備、買い物、焼き時間の測定など細 部の日程等調整 11 ~ 13 試 作 献立・器などの修正及び決定 グループ活動・ノート・プリ ント・テキスト 試作後の決定結果を良く見て おくこと 14 ~ 20 実施日の各担当など一連の決定 グループ活動・ノート・プリ 喫食者アンケート・工程表・材料発注書・ ント・テキスト 消耗品出庫表・衛生管理票などの帳簿類各 作成 喫食者アセスメント・食品衛 生学の復習 21 ~ 22 喫食者に対する提供栄養情報(テーブルメ グループ活動・ノート・プリ モまたはパネル・献立・栄養価等) ント・テキスト 提供栄養情報企画 23 ~ 30 支払い・費用及び実施献立栄養価等の算出 各実施内容の考察はじめ実習の客観的及び 主観的評価等の作成とまとめ グループ活動・ノート・プリ ント・テキスト 31 ~ 32 校外実習全体オリエンテーション、校外実 習箇所について及び予習 希望調書作成 ノート・プリント・テキスト 33 ~ 36 校外実習の予習・現場の栄養士さんの講話 特設授業・ノート・プリント・ 同上 テキスト 37 ~ 38 校外実習の予習(実習先に応じた理解・自 主テーマの検討) ノート・プリント・テキスト 39 ~ 40 校外実習先との訪問打合せ・訪問打合せ内 容報告と実習先から指示された課題作成 (大 学からの物品借用等含む)校外実習の予習 グループ活動・ノート・プリ 指示された課題の資料集め及 ント・テキスト び読み取り 41 ~ 42 校外実習まとめ 自主テーマ等の考察及び評価 発表内容の検討と資料作成 グループ・自主テーマのレポー ト提出・まとめと発表の資料 提出 個人ノート提出 43 ~ 45 学内及び校外実習発表会 学会の形態をとり、座長、副座長を立て、 時間を決めて実施する 講評・学内校外全体及び個別の講評・実際 の職場での心構え 提出された発表資料集 発表会には1年生及び食物栄 養科の教職員が出席すること がある 個人まとめ提出 ― ― 114 給食施設における栄養士役割 の復習 実習先施設の喫食者について 理解を深めるまとめの準備及 び資料整理発表練習 学内実習 回数 授 業 内 容 1 ~ 3 給食管理諸帳簿について、栄養管理諸帳 簿について、栄養指導資料について、衛 生確認、服装手洗い、消毒方法とその運 用等の衛生管理 調理工程表のチェック 器 具 器 材、 食 器、 材 料 に よ る 違 い な ど チェック 調味料測定など 4 ~ 6 給食業務の実際 大量調理、給食及び栄養管理諸帳簿整 理の実際 7 ~ 9 給食業務の実際 大量調理、給食及び栄養管理諸帳簿整 理の実際 10 ~ 12 給食業務の実際 大量調理、給食及び栄養管理諸帳簿整 理の実際 13 ~ 15 給食業務の実際 給食及び栄養管理諸帳簿整理及びアン ケート等評価(客観・主観)の実際 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 グ ル ー プ 活 動・ ノ ー ト・ プ リント・テキスト 各帳票を実際に使用し、器 具器材、食器も実際に動か し、110~120食 の 食 事 を 作 成し、食物栄養科1~2年 生及び教職員に喫食しても らう、実務実習。 白衣その他の衛生管理が必要 給食管理の講義のうち実務部 分の復習・実習オリエンテー ション及び事前実習の復習 各班月~金曜日までの実習期間は全ての授業が欠席になる。 校外実習 回数 授 業 1 ~ 3 各給食施設の理解 給食運営の基本業務 4 ~ 6 給食運営の基本業務 7 ~ 9 給食運営の基本業務 10 ~ 12 給食運営の基本業務 13 ~ 15 給食運営の基本業務 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 グループ活動・ノート・プリ 実習先の指導者の指示に従う ント・テキスト こと 白衣その他・また衛生管理が 必要 校外実習の期間5日間は全ての授業が設定されていない時期(9月)に実施する。 ― ― 115 ◦評価方法 ノート(指示とおりの記載か、実習から学ぶべきものを的確に学んでいるか) 50% レポート(日本人の食事摂取から喫食者を理解し、思いやりのある献立となっているか) 10% まとめと発表(まとめ内容と発表態度・グループ評価を含む) 20% 実習状況(給食として成立したか・校外自主テーマの完成・グループ評価を含む) 20% ◦教 科 書 書 名 New給食管理 著 者 伊藤 和枝 他 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 500円+税 (給食管理で使用したものを再利用。新規購入不要) ◦参 考 書 書 名 ヘルス21栄養指導論 著 者 大野 知子 他 発行所 医歯薬出版 価 格 2 , 800円+税 書 名 日本人の食事摂取基準 著 者 第一出版編集部 発行所 第一出版 価 格 2 , 300円+税 書 名 食品成分表2015 著 者 香川 芳子 発行所 女子栄養大出版部 価 格 1 , 352円+税 ◦そ の 他 給食管理実習費は実費徴収となり、例年10 , 000円程度である。試食は1年生にも義務としており、例年 5 , 000円程度徴収する。 ― ― 116 特 別 研 究 すず き れい こ 准教授 鈴 木 礼 子 専門教育科目 開講年次 開講期 授業形態 単位数 授業回数 必修・選択の別 1・2年生 前 期 演 習 2単位 15回(時間割外) 卒業選択・栄養士選択 ◦授業の概要 「沖縄研修旅行」を実施(9月中旬3泊4日を予定)。日本の中でも東北と文化的、地理的に違いのある 県を訪問し、文化の理解をし、視野を広げる。また、テーマ研究とし、グループごとの研究成果を発表す ると同時に個人レポートを提出する。 ◦目 標 事前演習として、文化的に伴う食生活、また地域による食材など食に関する知識を修得する。現地を訪 問し、見学体験学習を実施して各テーマ研究をする。帰校後、事後指導を受けながら、レポートを作成す る。また、グループごとに発表を行う。 ◦授業の内容 1回目の授業で詳細は説明する。また、授業時間外の学修については随時指示するが、補講や時間割交 換で対応するので、諸連絡に注意すること。 回数 授 業 内 容 授業方法・教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業の進め方・授業説明 沖縄研修旅行の目的、研修内容について 授業方法:講義 教材:プリント 2 ~ 3 沖縄の歴史・文化・社会に関する基礎学習 授業方法:講義及びグループ 指示する 沖縄の地理・農産物・海産物に関する基礎 ワーク(以下GW) 学習 教材:プリント 4 沖縄の伝統食と健康、近年の食生活と健康 授業方法:講義及び GW 教材:プリント 5 ~ 7 グループ研究テーマ設定及び研究経過発表 授業方法:GW及び旅行代理 店の担当者説明 教材:研究経過を印刷 8 現地での行動・最終チェック 授業方法:全体指導・旅行代 理店の担当者チェックを含む 9 ~ 12 現地研修①②③④ 授業方法:全体指導及び個別 指導 13 ~ 14 グループ研究まとめ及び研究発表準備 授業方法:GW 教材:学生研究事項 15 グループ研究まとめ(発表)による 授業方法:発表 教材:学生研究結果印刷物 ― ― 117 発表方法時間等は指示する レポート提出 授業内容は進行状況により変更することがあるので注意すること。 グループによる学習が多くなるので、積極的に事前・現場・事後のワークに参加すること。 出欠については福島学院大学短期大学部履修規程に則る。 ◦評価方法 事前学習20%・現場での行動態度40%・事後レポート(含発表)40% ◦そ の 他 1年生2年生とも履修申告は5月10日まで担当教員に「仮申し込み書」を提出し、内諾を得て正式の履 修届を教務課の指定する日まで提出すること。催行人数は15人とする。なお、履修者が催行人数である15 人に達しない場合、履修放棄等によって履修者が催行人数を割り込んだ場合は、楽器中途であっても休講 になることがある。この場合、本科目での単位は取得できないので注意すること。特に、卒業単位との関 係には十分留意すること。 ― ― 118
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