ADC16DX370EVM の TSW14J56EVM 接続時の設定手順

ADC16DX370EVM の TSW14J56EVM 接続時の設定手順
ソフトウェアのインストール
High Speed Data Converter Pro (HSDP) Software
1. www.ti.com/tool/dataconverterpro-sw から最新版をダウンロードする。
2. PC へインストールする。
ADC16DX370EVM の Configuration GUI Software
1. www.ti.com/lit/zip/slac657 から最新版をダウンロードする。
2. PC へインストールする。
TSW14J56EVM のスイッチの状態の確認
1. 各スイッチが以下の表の状態になっているか確認する。
(ADC16DX370EVM User’s Guide 17 ページ Appendix A)
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EVM の接続
EVM のセットアップ例 (設定手順確認用)
1. TSW14J56EVM と ADC16DX370EVM を接続する。
2. TSW14J56EVM の power switch を OFF する。
3. TSW14J56EVM へ 5V の電源供給アダプタを接続する。
4. ADC16DX370EVM の power connector へ規定電圧を供給する電源の出力を OFF し、
規定電圧 4V 及び電流リミット 2A をセットする。
(ADC16DX379EVM に power switch は無い)
5. 電源を ADC16DX370EVM へ接続する。
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6. 信号発生器の出力を OFF し、値を設定する。
<設定例>
・クロック出力(to CLK):
370MHz,600mVpp
・アナログ出力(to VINA-):
1.8MHz,1Vpp (正弦波)
7. 信号発生器を ADC16DX370EVM へ接続する。
パワ-オン
1. TSW14J56EVM の power switch を ON する。<U17PG D17: OFF → ON>
2. TSW14J56EVM と PC を接続する。
CPU_RESET ボタンを押す。
3. ADC16DX370EVM への電源出力を ON する。 <SYNC LED: OFF → ON>
4. ADC16DX370EVM と PC を接続する。
5. 信号発生器の出力を ON する。
ソフトウェアの立ち上げ
1. HSDC
Software をオープンする。
(1)TSW14J56EVM のシリアルナンバーを確認して OK をクリックする。
ここで、 “ No firmware, Please select a device to load firmware into the board”
が表示されるが、 device の firmware は HSDC の GUI で指定するので、
OK をクリックする。
ADC16DX370EVM の Configuration GUI Software は単独ではオープンせず、
HSDC での対象 ADC の指定によりオープンすると HSDC の GUI ですべて
設定することができます。
単独でオープンした場合は GUI の window が2つになってしまいます。
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HSDC の GUI 上での設定
1. ADC16DX370EVM の Configuration GUI Software のオープン
開いている”ADC”画面の
“Select ADC”で”ADC16DX370_LMF_222”を選択する。
→この選択により画面右上に”ADC16DX370EVM”タブが現れる。
<SYNC LED: ON → OFF>
尚、PC がインターネット環境下にある場合、
“Do you want to update Firmware for ADC” が表示される場合がありますが、
これは PC にインストールされている Firmware が最新版ではないということを
意味していますので、YES をクリックすると最新版がインストールされます。
2. TSW14J56EVM の Status LED の確認
(1)CPU_RESET ボタンを押す。
(2)Status LED が以下の状態になっているか確認する。
LED
Status
D1
On
D2
Blinking
D3
On
D4
Blinking
D5
On
D6
Off
D7
Off
D8
On
FPGA_CONF_DONE
On
U17
On
3. ADC16DX370EVM 上の PLL(LMK04828)の設定
(1) “ADC16DX370EVM”タブをクリックして ADC16DX370EVM の設定画面を開く
(2) “CLOCK DIST”
sub タブをクリックして開き、”Configuration 1”ボタンを押す。
4. ADC16DX370 の Calibration
(1) “INTRO” sub タブをクリックして開き、”Configuration 1”ボタンを押す。
(2) “Calibrate ADC”ボタンを押す。
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5. TEST 設定
(1) “ADC”タブをクリックして”ADC”画面を開き、“Test Selection”にてテストを
選択する。(ex. Time Domain)
(2) “Data View”を選択する。(ex. CODES)
(3) “Channel”を選択する。 (ex. Channel 1/2)
(4) “Auto Calibrate Coherent Frequencies”のボックスにチェックを入れる。
(5) “Analysis Window(samples)”を選択する。 (ex. 65536)
(6) “ADC Output Data Rate”を入力する。(ex. 370M)
“New lane rate is 7.4Gto ADC Output Data Rate change.
JESD reference clock from device EVM to TSW14J56 needs
To be set at 185M”
が表示されるので、”OK”ボタンを押す。
(7) “ADC Input Target Frequency を入力する。(ex. 1.8M)
尚、Test 設定を変更した場合は、TSW14J56EVM の CPU_RESET ボタンを押す。
TSW14J56EVM の CPU_RESET は以下の場合必要です。
・パワーアップの後
・Test 設定を変更した後
・ADC16DX370EVM の設定を変更した後
6. ADC/JESD204B の STATUS の確認
(1) “ADC16DX370EVM”タブをクリックして ADC16DX370EVM の設定画面を開く
(2) “JESD204B” sub タブクリックして開き、ADC/JESD204B Status の
“READ Register”ボタンを押して STATUS を確認する。
OFF Link
OFF SYNCb
ON
SYSREF R0-Align
OFF SYSREF Align
ON
PLL Lock
ON
Calibration Done
ON
Calibration Done
ON
Clock Detection
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7. Test の実行
“ADC”画面にて、”Capture”ボタンを押して Test を実行する。
<SYNC LED: ON → OFF>
Test 結果 (Analysis Window (samples)を 65536 から 1024 へ変更)
パワ-オフ
1. 信号発生器の出力を OFF する。
2. ADC16DX379EVM と PC を切り離す(USB コードを外す)。
3. ADC16DX379EVM への電源出力を OFF する。
4. TSW14J56EVM と PC を切り離す(USB コードを外す)。
5. TSW14J56EVM の power switch を OFF する。
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