要綱要領基準編(H27.4.1改定)

要綱・要領・基準編
24.∼ 26.
要綱・要領・基準編
24.
要
24. 1
25.
綱
…………………………………………………………………………… 1
水道メーター取扱要綱
要
領
………………………………………………………………………… 1
………………………………………………………………………… 13
25. 1
給水装置工事手数料取扱要領
25. 2
給水装置の更生工事等に関する取扱要領
26.
取扱基準
…………………………………………………………… 13
……………………………………………… 18
……………………………………………………………………………… 34
26. 1
各戸検針にかかる私設水道メーター取扱基準
………………………………………… 34
26. 2
特定施設水道連結型スプリンクラー設備の設置基準
………………………………… 37
24.
24. 1
要
綱
水 道 メーター取 扱 要 綱
水 道 メーターの選 定 及 び貸 与 並 びに設 置 に関 する取 扱 いを次 のとおり定 める。
第 1章
メーターの種 類
(メーターの種 類 )
第 1条
使 用 するメーターは,次 に示 すものとする(表 -1)。
表-1
メーター口径
メーターの種類
計量方式
呼
称
備
考
発電式翼車型
発電式単接続型
直読式翼車型
φ13~φ25
接線流羽根車式
電子式翼車型
電子式単接続型
電子式翼車型(受信器無)
電子式翼車型(ミニカウンター)
φ40
発電式竪型
たて型軸流羽根車式
直読式竪型
継 手 :ユニオンナット式
電子式竪型
電子式竪型(受信器無)
φ50以上
副 管 付 たて型 軸 流 羽
発電式副竪型
根車式
直読式副竪型
継 手 :フランジ式
発電式竪型
たて型軸流羽根車式
直読式竪型
継 手 :フランジ式
電子式竪型
電子式竪型(受信器無)
電磁式
電磁式
継手:フランジ式
●上記のうち,新たに貸与しているメーターは,第4条のとおり電子式各種及び電磁式である。
●備 考 に参 照 図 あり。
第 2章
メーターの選 定
(選 定 )
第 2条
(1)
水 道 メーターの口 径 選 定 にあたっては,次 の各 号 を総 合 して行 うこと。
「給 水 装 置 設 計 施 工 指 針
設 計 編 6.
計 画 使 用 水 量 及 び給 水 管 の口 径 」に基 づく水 量
3
計 算 において算 出 した計 画 使 用 水 量 〔m /月 〕が,適 正 使 用 流 量 表 (表 -2)「1か月 当 たりの
使 用 量 〔m 3 /月 〕」の範 囲 内 になるように選 定 すること。また,場 合 に応 じて同 表 の「瞬 時 的 使
-1-
用 の場 合 〔m 3 /h〕」に示 された数 値 と算 出 した同 時 使 用 水 量 〔m 3 /h〕を比 較 して,適 切 なメー
ターを選 定 すること。
(2)
月 間 の実 績 使 用 水 量 が想 定 できる施 設 については,実 績 値 を参 考 に選 定 すること。
(3)
使 用 水 量 が一 般 の家 事 用 (1戸 口 )又 は,それと同 等 の施 設 の場 合 ,φ 13 ㎜のメーターを
採 用 すること。
(4)
既 設 給 水 装 置 の改 造 において水 の使 用 形 態 に変 更 が生 じた場 合 は,前 各 号 に基 づき既
設 メーターの適 正 を判 断 し,必 要 に応 じてメーター口 径 の変 更 等 を施 すこと。
表-2
適正使用流量表
口径
適正使用流量範囲
一 時 的 使 用 の許 容 流 量
〔㎜〕
〔m 3 /h〕
〔m 3 /h〕
1時間/日
以内使用の
場合
1ヶ月 当た
1日 当 たりの使 用 量 〔m 3/日〕
りの使 用 量
瞬時的使用 1日使用時 1日使用時間 1日24 時間
の場合
間の合計が の合計が10 使用のとき
5時間のとき 時間のとき
〔m 3 /月〕
13
0.1 ~
0.8
1
1.5
3
5
10
85
20
0.2 ~
1.6
2
3
6
10
20
170
25
0.23~
1.8
2.3
3.4
7
11
22
190
40
0.4 ~
6.5
8
12
24
39
78
700
50
1.25 ~
15
25
37
56
90
180
2,100
75
2.5
~
30
50
75
112
180
360
4,200
100
4
~
48
80
120
180
288
576
6,700
150
7.5
~
90
150
225
335
540
1,080
12,500
260
390
585
936
1,872
21,700
350
525
785
1,260
2,520
29,200
200
13
~ 156
250
17.5
~ 210
(日 本メーター工 業 会 資 料 による)
第 3章
メーターの貸 与
(対 象 工 事 )
第 3条
旭 川 市 水 道 事 業 管 理 者 が旭 川 市 水 道 事 業 給 水 条 例 (昭 和 33 年 旭 川 市 条 例 第 29 条 。
以 下 「条 例 」という。)第 4条 に基 づき,新 たなメーターを貸 与 する対 象 給 水 装 置 工 事 は次 のとおり
とする。
(1)
新設工事
(2)
改 造 工 事 のうち次に掲 げるもの
ア
給 水 装 置 の改 造 に伴 いメーターの口 径 が変 更 となる場 合
イ
既 設 メーターが使 用 不 可 能 な場 合
ウ
既 設 メーターの検 定 有 効 期 間 が申 請 のあった年 の 12 月までに満 了 する場 合
エ
既 設 メーターの移 設 を伴 う工 事 のうち,当 該 メーターが「給 水 装 置 の構 造 及 び材 質 の 基
準に関する省令」(平成9年厚生省令第14号)第2条第1項に規定する基準に適合しない場合※1
※1
メーター番 号 が’02 以 前 のもの(2002 年 度 ・平 成 14 年 度 以 前 に貸 与 又 は設 置 され
たもの)で,φ13~40 ㎜が適 合 しないメーターである。
(3)
臨時工事
-2-
(貸 与 するメーターの種 類 )
第 4条
(1)
前 条 において貸 与 するメーターは,次 のとおりとする。
次 に該 当 する場 合 は,表 -3に示 すメーターで,受 信 器 を不 要 (直 読 式 )とする。
ア
公園又はそれに類するもの(以下「公園等」という。)で次の条件にすべて適合する場合。
(ア)
冬 期 間 ,水 を使 用 しないこと。
(イ)
水 飲 み場 等 建 物 がなく,受 信 器 を設 置 する適 当 な箇 所 がないこと。
イ
(2)
第 7条 第 1項 第 2号 に該 当 する集 合 住 宅 等 で,受 信 器 が設 置 できない場 合 。
前 号 に該 当 しない場 合 は,表 -3に示 すメーターで遠 隔 指 示 式 (ケーブル長 は最 長
20m)とする。ただし,次 の条 件 にすべて適 合 する場 合 は,受 信 器 を集 中 検 針 盤 用 (ミニカウ
ンター)とすることができる。なお,この場 合 のケーブル長 は1.5m とする。
2
ア
第 7条 第 1項 第 2号 に該 当 する集 合 住 宅 等 であること。
イ
設 置 するメーターが複 数 であること。
ウ
別 に定 める集 中 検 針 盤 を設 置 すること。また,その鍵 を2本 ,水 道 局 に渡 せること。
前 項 において貸 与 するメーターのうち,受 信 器 無 し及 び集 中 検 針 盤 用 (ミニカウンター)を適 用
する場 合 は,事 前 に水 道 局 と協 議 すること。
表-3
貸与するメーターの種類
給水工事区分
貸与するメーター
新設工事及び改造工事
電子式翼車型,電子式竪型,電磁式
臨
時
工
事
上記のほか
電子式単接続型
●貸 与 メーターの受 信 器 有 無 判 断 については,備 考 に判 断 フローあり。
●受 信 器 無 し及 び集 中 検 針 盤 用 (ミニカウンター)及 びφ50㎜以 上 の電 子 式 竪 型 ・電 磁 式
のメーターは,連 絡 票 提 出 より1ヵ月 半 程 度 の納 期 がかかる。
(メーター受 領 手 続 )
第 5条
第 3条 において貸 与 するメーターがある場 合 ,メーター受 領 の手 続 きは次 のとおりとする。な
お,手 続 きはすべて旭 川 市 給 水 工 事 指 定 店 が申 込 者 に代 わり行 うこと。
(1)
給 水 装 置 工 事 申 込 後 ,当 該 工 事 の承 認 を経 て「貸 与 資 材 (メーター)出 庫 要 求 票 」(以 下
「出 庫 票 」という。)を水 道 局 から受 け取 る。
(2)
メーター受 領 時 の前 日 までにサービス課 へ提 出 し,貸 与 メーターのメーター番 号 発 行 を受 け
る。また,サービス課 備 え付 けの「水 道 メーター払 出 受 付 簿 」に給 水 装 置 工 事 受 付 番 号 等 を
記 入 する。ただし,やむを得 ず前 日 までに提 出 できない場 合 は,この限 りではない。
(3)
ア
「給 ・排 水 使 用 開 始 連 絡 票 」
イ
「給 水 装 置 ・排 水 設 備 工 事 設 計 図 書 」
ウ
「給 水 装 置 ・排 水 設 備 工 事 設 計 図 (2)」(メーターが複 数 の場 合 )
エ
前 号 で受 領 した「出 庫 票 」
前 号 の処 理 を経 た出 庫 票 をサービス課 に提 出 し,資 材 庫 (水 道 局 1階 )でメーターを受 領 す
る。
2
前 項 第 2号 におけるメーター番 号 発 行 は,当 該 メーターを受 領 する1週 間 前 から受 け付 ける。ま
た,受 付 時 間 は,土 日 祝 日 及 び年 末 年 始 (12 月 30 日 から翌 年 1月 4日 )(以 下 「土 日 祝 日 等 」と
いう。)を除 く8時 45 分 から 17 時 15 分 までとする。
-3-
3
第 1項 第 2号 アの備 考 欄 に,工 事 完 了 予 定 日 (例 「工 事 完 了 予 定 H16.4.1」)を記 入 すること。
4
第 1項 第 2号 エについて,次 の事 項 が見 込 める場 合 は,省 略 することができる。
5
(1)
工 事 完 了 の届 出 が,工 事 完 了 から2週 間 以 内
(2)
工 事 検 査 の完 了 が,工 事 完 了 から3週 間 以 内
第 1項 第 3号 におけるメーターの払 出 は,当 該 メーターを設 置 する工 事 の社 内 検 査 日 (現 地 )の
2日 前 (土 日 祝 日 等 を除 く)から受 け付 ける。また,受 付 時 間 は,土 日 祝 日 を除 く8時 45 分 から 11
時 30 分 までとする。
第 4章
メーターの設 置 箇 所 及 び方 法
(メーターの設 置 )
第 6条
給 水 装 置 には,1棟 (1世 帯 )又 は1箇 所 ごとにメーターを設 置 すること。ただし,次 による場
合 は,共 用 のメーターを設 置 することができる。
(1)
建 物 の構 造 上 ・技 術 的 に給 水 管 の布 設 が困 難 な場 合
(2)
各室に給水栓を設置する共同住宅等において,共同便所又は共同台所等に給水する場合
(3)
会 社 (工 場 等 )・官 公 庁 等 ,特 定 の共 同 住 宅 又 は施 設 において,特 に共 用 メーターの設 置
を要 望 される場 合
(4)
その他 ,必 要 と認 められたとき
(メーター(本 体 )の設 置 位 置 )
第 7条
メーター(本 体 )の設 置 位 置 は次 のとおりとする。
(1)
宅 地 内 の公 道 寄 り 1.0m付 近 (屋 外 )とする。ただし,その位 置 に設 置 できない場 合 は,宅 地
内 の屋 外 で,より公 道 に近 い部 分 とする。
(2)
集 合 住 宅 等 において,次 の条 件 を満 たす場 合 は,パイプシャフト又 はピット内 とする。この場
合 ,事 前 に水 道 局 と協 議 すること。
ア
パ イプシャフト 及 び ピット(いずれも扉 部 分 含 む)は,各 階 共 有 部 分 に設 置 していること
(各 戸 の玄 関 内 に設 置 している場 合 は認 めない。)。
イ
パイプシャフト及 びピット内 で,メーター取 替 え等 のスペースがあること。
ウ
維 持 管 理 に支 障 がないように,止 水 ・メーターは平 行 又 は段 違 い平 行 に設 置 し,他 のメ
ーター及 び配 管 が近 接 していないこと。
エ
メーターの下 流 にガスケット付 逆 止 弁 及 び水 抜 き装 置 を設 置 していること。
オ
共同玄関がオートロックの場合は,メーターの検針・取替等による入室承諾が
得られること。
カ
パイプシャフト(全 扉 )は,鍵 がかからない構 造 とすること。ただし,やむを得 ず鍵 がかかる
構 造 とするときは,全 扉 共 通 の鍵 を2本 ,水 道 局 に提 出 すこと。
2
(3)
メーターは水 平 に設 置 し,メーター内 に空 気 が混 入 及 び残 留 しない場 所 とすること。
(4)
汚 水 桝 の近 くや車 両 が直 接 メーターボックスに乗 らない場 所 を選 定 すること。
前 項 に該 当 しない場 合 は,管 理 者 が認 める箇 所 に設 置 することができる。
(受 信 器 の設 置 位 置 )
第 8条
受 信 器 (集 中 検 針 盤 〔ミニカウンター〕を含 む)を設 置 する場 合 の設 置 位 置 は次 のとおりと
-4-
する。
(1)
受 信 器 の設 置 位 置 は水 道 使 用 者 等 と十 分 協 議 し,建 物 の構 造 ・美 観 等 に支 障 のない外 壁
等 とすること。なお,受 信 器 の設 置 に適 当 な構 造 物 がない場 合 は,メーター格 納 ボックス又 は
メーターポールを使 用 するなどして,受 信 器 を設 置 すること。
(2)
検 針 が容 易 で将 来 の維 持 管 理 を考 慮 した場 所 とすること。
(3)
受 信 器 は,落 雪 ・落 氷 等 により破 損 される恐 れのない位 置 とし,受 信 器 板 を含 め,しっかりと
固 定 できること。
(4)
第 7条 第 1項 第 2号 に該 当 する集 合 住 宅 等 の場 合 ,各 戸 の郵 便 受 け等 に近 接 した位 置 と
すること。ただし,共 同 玄 関 にオートロック機 能 がある場 合 で管 理 組 合 等 の入 室 承 諾 が得 られ
ない場 合 は,その手 前 までに受 信 器 及 び郵 便 受 け等 を設 置 すること。
(5)
電 気 メーター及 び電 力 線 の付 近 に受 信 器 及 びケーブルを設 置 する場 合 は, 50cm 以 上 離
すこと。なお,困 難 な場 合 は,事 前 に水 道 局 と協 議 すること。
(メーターボックス(筐 体 )の選 定 )
第 9条
メーターを屋 外 に設 置 する場 合 は,管 理 者 が指 定 したもののうち,使 用 区 分 に応 じたメータ
ーボックスを使 用 すること(表 -4)。
表-4
メーターボックスの型式及び使用区分
使 用 区 分
メーターボックス
戸 建 専 用 住 宅 又 はその他の施 設 において,φ13~25㎜のメーターを
BC型 又 はBF型
1台 設 置 する場 合
(BC型 又はBF型 の選 択は
・ 集 合 住 宅 又 は1棟 に複 数 の事 業 主 が存 在 する施 設において,複 数 の
,施 設 の使 用 形 態 を考 慮
メーターを1箇 所 にまとめて設 置 できない(設 置 しない)場 合 ,かつ,φ13
し,水 道 使 用 者 等 と十 分協
~25㎜のメーターを設置する場合
議した上で行うこと)
・ 集合住宅において,1箇所にまとめて5台までのφ13~25㎜のメーターを
設置する場合
・ φ40~50㎜のメーターを設置する場合
・ ガソリンスタンド等,維持管理上メーター設置後メーターボックス周辺の掘
L1-1型
削が困難な場合(φ13~25㎜)
・ 維持管理上設置する必要があると判断された場合,又は,水道使用者等
からの要望があった場合(φ13~25㎜)
・ 集合住宅において,1箇所にまとめて6台までのφ13~25㎜のメーターを
設置する場合
・ φ75㎜のメーターを設置する場合
L1-2型
・ 維持管理上設置する必要があると判断された場合,又は,水道使用者等
からの要望があった場合(φ13~50㎜)
・ φ100㎜以上のメーターを設置する場合
L2型
・ 維持管理上設置する必要があると判断された場合,又は,水道使用者等 (現場打設によるコンクリ
からの要望があった場合(φ13~75㎜)
ート製)
・ φ40㎜のメーターを設置する場合
※ 車両等の荷重による破損の恐れのない場所に設置し,必要に応じて
大型量水器ボックス
L1-1型の設置を考慮すること
・ 既にS1型又はS3型又はM2型のいずれかが設置されている給水装置にお
S1型又はS3型又は
いて,新たにメーターが貸与されない改造工事を行う場合
M2型
・
-5-
(メーター等 の設 置 方 法 )
第 10 条
メーター等の設 置 方 法 は次 による(表 -5)。
表-5
項
メーター等の設置方法
目
方
第 4条 第 1項 第 1号 アに該 当 する公 園 等
取 付 深 度
屋
外
に
メ
ー
タ
ー
を
設
置
す
る
場
合
土砂混入対策
土 被 り0.6m
で,受 信 器 を設 置 しない場 合
積 雪 の期 待 ができない場 合
土 被 り1.2m以 上
上 記 のいずれにも該 当 しない場 合
土 被 り1.0m以 上
BC・BF・S1・S3・M2型のメーターボックス
メーターボックスの周 囲 に
設 置 の場 合
土 砂 混 入 防 止 シートを設 置
全 てのメーターボックス
防 寒 工 法
メーターボックス内 に防 寒
内 蓋 を設 置
L1-1・L1-2・L2型 のメーターボックス設
置 の場 合
メーターボックス
法
メーターボックスの周 囲 に
断 熱 材 を設 置
ガソリンスタンドに設 置 する場 合
(蓋 )の高 さ等
油 が流 入 しないよう措 置
を講 ずる
上 記 に該 当 しない場 合
仕 上 がり地 上 面 と同 一 に
する
BC・BF型 のメーターボックスに電 子 式 翼
簡易着脱装置
及び逆止弁
車 型 を設 置 する場 合
簡 易 着 脱 装 置 を用 いて
メーターを設 置
上記に該当しない場合
メーターの下流に逆止弁※2
を設置
-6-
項
屋
外
に
メ
ー
タ
ー
を
設
置
す
る
場
合
を
設
置
合 す
る
場
屋
内
に
メ
ー
タ
ー
方
法
メーターより下 流 側 に定
受 水 槽 又 はそれに類 するものに給 水 す 流 量 弁 又 はバルブ等 を設 け
流 量 調 整 る場 合
,瞬 間 流 量 が適 正 使 用 流
量 表 (表 -2)の適 正 使 用 流
量 範 囲 内 になるように設 定
する
直 管 部 (メーターと
メーターの上 流
メーター口 径 の5倍 以 上
同 口 径 )の設 け
メーターの下 流
メーター口 径 の3倍 以 上
第 4条 第 1項 第 1号 アに該 当 する公 園
メーター付 近 に設 備 番 号
等 で,受 信 器 を設 置 しない場 合
プレートを設 置
BC・BF・S1・S3・M2型のメーターボック
ボックス(内 壁 )に設 備 番
設備番号の
スを設 置 し,メーターが複 数 の場 合
号 及 び部 屋 番 号 等 を記 入
表示
メーター付 近 に設 備 番 号
L1-1・L1-2・L2型 のメーターボックス設 プレートを設 置 し,筐 体 (内
置 し,メーターが複 数 の場 合
壁 )に設 備 番 号 及 び部 屋 番
号 等 を記 入
ケーブル保
埋設部分
PFφ16・φ22㎜
護 管 の種 類
立 上 り部 分
PFφ16㎜
ケーブルの
メーターボックス内 におけるケーブル
2m以 上 確 保
長さ
の余 裕
(
BC・BF・S1・S3・M2型のメーター
ケーブルの一 部 分 が地 上
受
ケーブル
ボックス内
まで取
り出 せるようにし,ビニ
信
ールテープ等 で束 ねる
器 の 状 態
を
上 記 に該 当 しないメーターボックス内
ビニールテープ等で束ねる
設
ケーブル保 護 管 内
容 易 にスライドできる状 態
置
VCT-F 0.5㎜ 2×4 C 又
集 中 検 針 盤 (ミニカウンター)を除 く受 信
す ケーブル
はメーターに付 属 しているケ
る
場 の 種 類 器接続部分
ーブル
合
上 記 に該 当 しない部 分
0.5㎜ 2以 上 のより線 で,上
)
記 と同 等 品 以 上 のもの
集
中
検
針
盤
(ミニカウンター)を設
置
す
ケーブル
1メーターに付 き2本 (芯 )
る場
合
の本(芯 )数
上記に該当しない場合
1メーターに付き4本(芯)
使用端子
全ての箇所
裸圧着端子(Y型)
ケーブル
メーターボックス内 にて指
の接続方法
ケーブルを延 長 する場 合
定 する防 水 接 続 材 料 ※3を用
いて接続
受 信 器
地 上 1.6m(受 信 器 〈複 数
の 高 さ
全 て(屋 外 )
の場 合 は最 上 列 〉の積 算 値
表示部分)
取 付 高 さ
全て
床上1.0m以内
防 寒 工 法
目
全て
メーターに保 温 カバーを
設置
逆
止
弁
メーターの下流に逆止弁※2
全て
を設置
-7-
項
目
方
法
メーターより下 流 側 に定 流
受 水 槽 又 はそれに類 するものに給 水 する 量 弁 又 はバルブ等 を設 け,
流 量 調 整
場合
瞬 間 流 量 が適 正 使 用 流 量 表
(表 -2)の適 正 使 用 流 量 範
囲 内 になるように設 定 する
屋
内
に
メ
ー
タ
ー
を
設
置
す
る
場
合
直 管 部 (メーターと
メーターの上 流
メーター口 径 の5倍 以 上
同 口 径 )の設 け
メーターの下 流
メーター口 径 の3倍 以 上
作 業 スペースを確 保 すると
配
管
配 管 ライン
ともに,上 下 で重 ならないよう
並 行 又 は段 違 い平 行 に配 管
すること
メーター付 近 に設 備 番 号
建 物 に複 数 のメーターを設 置 する場 合 プレート及 び部 屋 番 号 のプレ
設 備 番 号 の表 示
ート等 を設 置
上 記 に該 当 しない場 合
メーター付 近 に設 備 番 号
プレートを設 置
ケーブル保 護
埋設部分
PFφ16・φ22㎜
管 の 種 類
屋内配管部分
VE又 はCDφ16㎜以 上
屋 外 配 管 (立 上 り)部 分
PFφ16㎜
メーター部におけるケーブルの余 裕
2m以 上 確 保
メーター部
ビニールテープ等 で束 ねる
ケーブル
の 長 さ
(
受
信
器
を
設
置
す
る
場
合
)
容 易 にスライドできる状 態 と
ケーブル
の 状 態
するが,ケーブルが長 いため
ケーブル保 護 管 内
にスライド不 可 の場 合 は,メー
ター部 及 び受 信 器 部 に中 継
ボックス等 (ケーブルの接 続
集 中 検 針 盤 (ミニカウンター)を除 く受
ケーブル
の 種 類
ケーブル
の本(芯)数
使 用 端 子
ケーブル
の接続方法
信器接続部分
上 記 に該 当 しない部 分
集 中 検 針 盤 (ミニカウンター)を設 置 す
る場 合
方 法 参 照 )を設 ける
VCT-F 0.5㎜ 2×4 C 又 は
メーターに付 属 しているケー
ブル
0.5㎜ 2以 上 のより線 で,上
記 と同 等 品 以 上 のもの
1メーターに付 き2本 (芯 )
上記に該当しない場合
1メーターに付き4本(芯)
全ての箇所
裸圧着端子(Y型)
ケーブルを延 長 する場 合 で,湿 度 が高
メーター部にて指定する防水
接続材料※3を用いて接続
いと想 定 される場 合
ケーブルを延 長 する場 合 で,上 記 に該
当しない場合
メーター部にて中 継 ボック
スを用いて接続
-8-
項
屋内にメー
ターを設置
する場合
(受 信 器 を
設 置 する
場合)
目
方
法
地 上 1.6m(受 信 器 〈複 数 の
屋 外 に設 置 する場 合 場 合 は最 上 列 〉の積 算 値 表 示
受 信 器 の高 さ
部分)
床 上 1.8m以 内 (検 針 が容
屋内に設置する場合
易 な高さ)
※2
(財 )日 本 水 道 協 会 型 式 承 認 品 で単 式 逆 止 弁 またはそれに類 するもの。
※3
指 定 材 料 ~住 友 スリーエム㈱製 スコッチキャストWS-2型
(水 道 使 用 者 等 への説 明 )
第 11 条
水 道 使 用 者 等 に対 して,次 に示 す事 項 について説 明 し,理 解 を得 ること。
(1)
電 子 メーターの各 種 機 能 (メーター付 属 の説 明 書 を用 いる)
(2)
水 道 使 用 者 等 によるメーターの維 持 管 理
(3)
8年 毎 の検 定 有 効 期 間 満 了 によるメーター取 替
(4)
その他 ,特 に必 要 な事 項
(メーターの戻 入 )
第 12 条
各 種 工 事 により撤 去 すべきメーターがある場 合 ,現 地 から取 り外 して,次 により水 道 局 に
戻 入 すること。ただし,やむを得 ず現 地 でメーターを発 見 できない場 合 は,メーターを不 明 とし,前
記 と同 様 に処 理 すること。
(1)
2
次 の書 類 及 び撤 去 メーター(メーターがある場 合 )をサービス課に提 出 する。
ア
「給 ・排 水 使 用 開 始 連 絡 票 」(連 絡 票 がある場 合 )
イ
「給 水 装 置 ・排 水 設 備 工 事 設 計 図 書 」
ウ
「給 排 水 工 事 撤 去 設 計 図 」(工 種 が撤 去 の場 合 )
エ
ア・イ・ウいずれかのコピー1部
前 項 における戻 入 は,取 り外 した日 から受 け付 ける。また,受 付 時 間 は,土 日 祝 日 等 を除 く8時
45 分 から 11 時 30 分 までとする。
(メーター取 扱 い説 明 )
第 13 条
メーターの取 扱 い方 法 については,別 冊 「電 子 式 水 道 メーター説 明 書 」を参 照 のこと。
第 5章
維持管理
(メーターの管 理 )
第 14 条
貸 与 したメーターは,条 例 第 14条 に基 づき所 有 者 又 は使 用 者 が管 理 しなければならな
い。
(弁 償 )
第 15 条
貸 与 したメーターを給 水 工 事 指 定 店 が毀 損 又 は紛 失 した場 合 は,条 例 14 条 第 3項 に準
じてその損 害 額 を弁 償 するものとする。
2
前 項 及 び条 例 第 14 条 第 3項 の損 害 額 は,管 理 者 が別 に定める。
-9-
附
則
1
この要 綱 は,平 成 16 年 4月 1日 から施 行 する。
2
水 道 メーター貸 与 取 扱 い要 領 (平 成 15 年 4月 1日 施 行 )は,廃 止 する。
附
則
この要 綱 は,平 成 20 年 6月 1日 から施 行 する。
附
則
1
この要 綱 は,平 成 21 年 6月 1日 から施 行 する。
2
3階 直 結 給 水 及 び直 結 加 圧 給 水 方 式 の集 合 住 宅 における受 信 器 無 し水 道 メーター(直 読 式 )
貸 与 基 準 (平 成 16 年 4月 1日 施 行 )は,廃 止 する。
- 10 -
備
○
考
メーターの種 類 参 照 図 (第 1条 及 び第 4条 関 係 )
発 電 式 翼 車 型 (φ20 ㎜)
電 子 式 翼 車 型 (φ13 ㎜)
発 電 式 単 接 続 型 (φ20 ㎜)
電 子 式 翼 車 型 (φ20 ㎜)
直 読 式 副 竪 型 (φ100 ㎜)
電 子 式 竪 型 (φ50 ㎜)
電 磁 式 (φ100 ㎜)
- 11 -
○
メーター設置箇所及び貸与メーター受信器有無の判断フロー図(第4条及び第7条関係)
宅地内公道寄り1.0m付近(屋外)にメーター設置が可能か
YES
NO
屋外にメーター設置が可能か
YES
NO
メーターは1箇所か
条件1にすべて適合する
公園等か
YES
YES
条件1にすべて適合する
公園等か
NO
YES
NO(複数)
条件2にすべて適合する建物か
NO
NO
YES
条件3にすべて適合する
建物か
YES
公道寄り1.0mに
屋外に
公道寄り1.0mに
屋外に
メーターボックス
メーターボックス
メーターボックス
メーターボックス
水道局と
設置
設置
設置
設置
協議
受信器なし
受信器あり
受信器なし
受信器あり
NO
屋内の
屋内の
パイプシャフト内
パイプシャフト内
受信器なし
受信器あり
※
条 件 1(第 4条 第 1項 第 1号 ア)
(1)
冬期間,水を使用しないこと。
(2)
水飲み場等建物がなく,受信器を設置する適当な箇所がないこと。
条件2(第7条第1項第2号)
(1)
パイプシャフト及びピット(いずれも扉部分含む)は,各階共有部分に設置していること
(各戸の玄関内に設置している場合は認めない。)。
(2)
パイプシャフト及びピット内で,メーター取替え等のスペースがあること。
(3)
止水・メーターは平行又は段違い平行に設置し,他のメーター及び配管が接近していなく,
維持管理に支障がないこと。
(4)
メーターの下流にガスケット付逆止弁及び水抜き装置を設置していること。
(5)
共同玄関がオートロックの場合は,メーターの検針・取替等による入室承諾が得られ
ること。
(6)
パイプシャフト(全扉)は,鍵がかからない構造とすること。ただし,やむを得ず鍵がかかる構
造とするときは,全扉共通の鍵を2本,水道局に提出すこと。
条件3(第4条第1項第1号イ)
第7条第1項第2号(条件2)に該当する集合住宅等で,受信器が設置できない場合。
※
次の条件により,集中検針盤用の受信器(ミニカウンター)を選ぶことができる(第4条第1項第2
号)。
(1)
設置するメーターが複数であること。
(2)
別に定める集中検針盤を設置すること。また,その鍵を2本水道局に渡せること。
- 12 -
25.
25. 1
要
領
給水装置工事手数料取扱要領
1.目的
旭川市水道事業給水条例第27条第2項により規定された手数料は給水装置工事の新設
工事,改造工事,臨時給水工事において徴収できるものであり,本要領は給水装置工事の
工事内容(工種)並びに手数料について定めるものである。
第27条
管 理 者 は ,法 第 1 6 条 の 2 第 1 項 の 指 定 を す る と き は ,指 定 を 受 け る も の か ら
手数料として10,000円を指定の際徴収する。
2 管理者は,第5条第2項の設計審査及び工事検査をするときは,申込者から次の表に
規 定 す る 手 数 料 を 申 込 の 際 徴 収 す る 。た だ し ,管 理 者 が 特 別 の 理 由 が あ る
と認めた申
込者からは,申込後徴収することができる。
工事の内容
手数料
(メ ー タ ー 1 個 に つ き )
新設工事
メーターの 口 径 40 ミリメートル以 上
22,700円
メーターの 口 径 40 ミリメートル未 満
14,500円
改造工事
7,000円
簡易な改造工事
2,000円
2.給水装置工事の手数料に関わる工事の内容は次のとおり分類する。
(1)新設工事
ア.新たに給水装置を設置する工事。(臨時給水含む)
(2)改造工事
ア.既設給水装置の原形を変える工事で,新設及び撤去,取り出し工事以外は全て改
造工事の取扱いとする。(臨時給水含む)
イ.親メーターを撤去し,新たに各戸に調定メーターを設置する工事。
ウ.給水装置の更生工事。
エ.受水槽以下の給水設備を給水装置に切り替える工事。
(3 ) 簡 易 な 改 造 工 事
屋内での配管のみの工事。
3.手数料対象外工事
修繕工事,撤去工事,その他取り出し工事は給水条例第27条第2項に該当しない。
(1)修繕工事
給水装置の原形を変えない工事で給水管,給水栓等の部分的な破損箇所を修理する工事。
- 13 -
(2)撤去工事
ア.不要になった給水装置を配水管等から全て取り外す工事。
イ.家屋解体に伴う給水装置撤去工事において,設備番号及びメーターを撤去し,給
特 )
水管を取り出し管として残す工事。( □
特 )
(3)取り出し工事( ○
ア.開発行為等宅地造成に伴う給水管の取り出し工事。
(附則)
こ の 要 領 は 平 成 10 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
こ の 要 領 は 平 成 18 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
- 14 -
給水装置工事の種別(新設・例)
(A) ●新たに給水装置を設置する工事
M
(B) ●新設工事と撤去工事
M
旧設備番号廃止
1001
新設備番号
1002
M
(C) ●新設工事と撤去工事
ただし,既設分水栓再使用の場合は改造工事とする。
M
旧設備番号廃止
1001
M
新設備番号
1002
- 15 -
(D) ●既設給水管から分岐して,新たに給水装置を設置する工事
M
M
給水装置工事の種別(改造・例)
(E) ●メーター以前の既設給水管を使用し,既設給水装置の原型を変える工事
M
M
(F) ●メーター以降で既設給水装置の原型を変える工事
M
- 16 -
(G) ●1棟2世帯住宅等にメーター1個で給水している場合において,新たに
調定メーターを増設する場合。ただし,2世帯共に給水装置が備わって
いない場合は,新設工事とする。
M
M
2世帯住宅等
(H) ●改造工事と撤去工事
集合住宅で親メーターを撤去し,戸別に調定メーター設置の工事
M
M
M
M
M
M
M
旧設備番号を廃止し,新設備番号
給水装置工事の種別(改造・例)
(I) ●受水槽給水から直結給水に切り替える工事は改造工事とする。
ただし,屋外及び屋内の給水管を全て布設替えする場合は,新
設工事とする。
M
貯水槽水道施設
直結給水
- 17 -
25. 2
1
給 水 装 置 の更 生 工 事 等 に関 する取 扱 要 領
給 水 装 置 の更 生 工 事
1.1
更 生 工 事 の定 義
更 生 工 事 とは,経 年 使 用 により給 水 管 の内 面 に付 着 した錆 及 び付 着 物 を,給 水 管 が布 設 された
ままの状 態 で排 除 (クリーニング)し通 水 量 を確 保 するとともに,防 錆 をかねた樹 脂 系 塗 料 等 を管 内
面 に塗 布 (ライニング)することにより,機 能 の回 復 と延 命 を図 る。
1.2
更 生 工 事 の種 類
更 生 工 事 には多 種 多 様 な工 法 がある。主 な工 法 はエポキシ樹 脂 ライニング工 法 で,大 まかに4工
法 に分 類 される。
エポキシ樹 脂 ライニング工 法
工
法
研 磨
工 程
ライニング工 程
研 磨 材
作業内容
作業内容
気 流 (Ⅰ)
珪 砂 ・焼 砕 石 ・黒 カスミ
1方 向 研 磨
1回 塗 り
気 流 (Ⅱ)
珪 砂 ・砕 石 ・銅 カラミ・
2方 向 研 磨
2回 塗 り
セラミックス
ピ
グ
スチールグリット・珪 砂
2方 向 研 磨
真
空
珪砂
2方 向 研 磨
1.3
2回 塗 り又 は1回 塗 り
2回 塗 り
更生工事共通事項
更 生 工 事 を施 工 する際には下 記 事 項 を遵 守 するものとする。
1.3.1
更 生 工 事 の適 用 範 囲
(1)給 水 装 置 及 び直 結 給 水 方 式 に切 り替 える設 備 。
(2)金 属 管 であること。(亜 鉛 メッキ鋼 管 ,塩 ビ・ポリ粉 体 ライニング鋼 管 及 び樹 脂 コーティング(エ
ポキシ)管 継 手 ・管 端 防 食 継 手 含 む)
(3)給 水 工 事 指 定 店 が事 前 調 査 (可 否 判 断 )を行 い,施 工 可 能 と判 断 されたもの。
(4)水 道 事 業 管 理 者 の確 認 を受 けられるもの。
1.3.2
更 生 工 事 の適 用 条 件
(1)給 水 装 置 及 び受 水 槽 以 下 の給 水 設 備 は所 有 者 の責 任 において施 工 されるもの。
(2)更 生 工 事 は日 本 更 生 工 業 会 会 員 等 ,責 任 を持 って施 工 できる業 者 において行 われること。
(3)工 事 中 の生 活 用 水 として,仮 設 配 管 により必 要 な水 量 を確 保 すること。
(4)配 水 管 への逆 流 防 止 装 置 が講 じられること。
1.3.3
更 生 工 事 の適 用 除 外
(1)著 しく腐 食 が進 行 している配 管 。
- 18 -
(2)伸 縮 部 分 を有 する給 水 用 具 。
(3)事 前 調 査 (可 否 判 断 )により給 水 工 事 指 定 店 が施 工 困 難 と判 断 したもの。
(4)水 道 事 業 管 理 者 の確 認 を受 けられないもの。
1.4
ライニングに使 用 する塗 料
ライニングに 使 用 する 塗 料 は「 給 水 装 置 の 構 造 及 び 材 質 の 基 準 」 ( 以 下 「 構 造 材 質 基 準 」 と い
う。)に定 める浸 出 等 に関 する基 準 に適 合 していること。
1.5
更 生 工 事 の事 前 確 認
給 水 工 事 指 定 店 は更 生 工 事 施 工 説 明 書 及 び下 記 ①②の証 明 書 類 を提 出 し,水 道 事 業 管 理 者
の確 認 を受 けるものとする。
①事 前 調 査 (可 否 判 断 )結 果 表 (給 水 管 内 の腐 食 状 況 写 真 等 の添 付 )
②ライニングに使 用 する塗 料 の浸 出 性 能 基 準 適 合 報 告 書 は,自 己 認 証 (1年 以 内 )
または第 三 者 認 証 機 関 の認 証 品 であること。
ただし,自 己 認 証 については「構 造 材 質 基 準 」に定 める性 能 基 準 に適 合 していること。
※ 第 三 者 認 証 機 関 (日 本 水 道 協 会 ,日 本 燃 焼 器 検 査 協 会 ,電 気 安 全 環 境 研 究 所 ,日 本
ガス機 器 検 査 協 会 )
1.6
給 水 装 置 工 事 (更 生 工 事 )の申 込 み
給 水 装 置 の更 生 工 事 は,水 道 法 第 3条 (用 語 の定 義 )第 1項 第 9号 及 び第 11号 により給 水 装 置
の変 更 (改 造 工 事 )とみなし,「構 造 材 質 基 準 」に適 合 しなければならない。
給 水 工 事 指 定 店 は水 道 事 業 管 理 者 に対 し以 下 の書 類 を作 成 し,給 水 装 置 改 造 工 事 の申 込 み
をしなければならない。
①給 水 装 置 工 事 申 込 書 (申 込 書 及 びしゅん功 図 に給 水 装 置 (更 生 工 事 )の表 示 をする。
②事 前 調 査 (可 否 判 断 )結 果 表 (給 水 管 内 の腐 食 状 況 写 真 等 の添 付 )
③施 行 計 画 書 (工 法 ・塗 料 ・工 程 表 )
④施 工 図 面 (配 管 図 ・施 工 範 囲 )
⑤塗 料 の浸 出 性 能 基 準 適 合 証 明 書 (1年 以 内 )
製 造 業 者 が自 ら得 た検 査 データ,または製 品 試 験 機 関 等 で性 能 基 準 適 合 品 であるこ との
証 明 書 は,味 ・臭 気 ・色 度 ・濁 度 のほか「構 造 材 質 基 準 」の浸 出 等 に関 する基 準 JISS3200-7
水 道 用 器 具 -浸 出 性 能 試 験 方 法 表 1(試 験 項 目 )のすべての項 目 で解 説 表 3浸 出 性 能 の判
定 基 準 (厚 生 労 働 省 令 第 6号 平 成 16 年 1 月 26 日 )によるものとする。
なお,塗 料 が第 三 者 認 証 品 である場 合 は浸 出 性 能 基 準 適 合 証 明 書 に代 えて認 証 登 録 証
の写 しとすることができる。
⑥水 質 試 験 結 果 報 告 書 (施 行 前 ・施 行 後 )
水 質 試 験 は厚 生 労 働 省 令 の定める地 方 公 共 団 体 の機 関 及 び厚 生 労 働 大 臣 の登 録 を受
けた者 が行 った証 明 書 の試 験 項 目 は,味 ・臭 気 ・色 度 ・濁 度 のほか,更 生 工 事 に使 用 された塗
料 から浸 出 する可 能 性 のある項 目 で厚 生 労 働 省 令 第 101号 (平 成 15 年 5 月 30 日 )水 道 基 準
に関する省 令 に適 合 していること。
- 19 -
※ 厚 生 労 働 省 令 の定 める地 方 公 共 団 体 の機 関 及 び厚 生 労 働 大 臣 の登 録 を受 けた水 質
検 査 機 関 は表 4によるものとする。
⑧誓 約 書 (施 工 後 の責 任 等 )必 要 に応 じて
2
受 水 槽 以 下 の給 水 設 備 を給 水 装 置 に切 り替 える工 事 について
受 水 槽 以 下 の給 水 設 備 を給 水 装 置 に使 用 する場 合 の手 続 きについて(平 成 17 年 9 月 5 日 厚
生労働省健康局水道課長通達)
受 水 槽 以 下 の既 設 給 水 設 備 を給 水 装 置 に切 り替 える場 合 ,水 道 事 業 管 理 者 は事 前 に「構 造 材
質 基 準 」に適 合 しているか確 認 をしなければならない。
※ 「構 造 材 質 基 準 」は,解 説 表 2給 水 装 置 の構 造 及 び材 質 に関 する基 準 (水 道 法 施 行 令
第 5条 の構 造 ・材 質 の基 準 )によるものとする。
既 に更 生 工 事 を実 施 している受 水 槽 以 下 の給 水 設 備 を給 水 装 置 に切 り替 える場 合 ,給 水 工 事 指
定 店 は給 水 装 置 工 事 申 込 に際 して,塗 料 の浸 出 性 能 試 験 結 果 報 告 書 及 び水 質 試 験 結 果 報 告 書
を水 道 事 業 管 理 者 に提 出 し事 前 協 議 を行 う。
2.1
事前確認
給 水 工 事 指 定 店 は受 水 槽 以 下 の給 水 設 備 を直 結 給 水 方 式 に変 更 する工 事 の承 認 にあたり,
給 水 装 置 工 事 を申 し込 む前に2.2項 から2.4項 に該 当 する事 項 を実 施 確 認 する。
なお,水 道 事 業 管 理 者 は耐 圧 試 験 について当 該 地 域 内 の夜 間 を通 した一 日 の最 大 水 圧 に安
全 を考 慮 した圧 力 を加 えたものとすることができることから,受 水 槽 以 下 既 設 配 管 の耐 圧 試 験 の水
圧 は0.75MPa とする。
2.2
更 生 工 事 の履 歴 のない受 水 槽 以 下 の給 水 設 備 から,直 結 給 水 方 式 に切 り替 え
る場 合 の実 施 確 認 事 項 。
①既 設 配 管 の材 質
「構 造 材 質 基 準 」に適 合 した製 品 (認 証 品 )が使 用 されていることを現 場 及 び図 面 にて確
認 する。
「構 造 材 質 基 準 」に適 合 しない製 品 が使 用 されている場 合 は,構 造 及 び材 質 の基 準 に適
合 した給 水 管 ・給 水 用 具 に取 り替 える。
埋 め込 み等 (隠 蔽 配 管 )により目 視 確 認 が困 難 な場 合 は,水 道 事 業 管 理 者 の判 断 を求 め
る。
②既 設 配 管 の耐 圧 試 験
受 水 槽 以 下 既 設 配 管 の耐 圧 試 験 の水 圧 は0.75MPa で1分 間 水 圧 を加 えた後 ,水 漏 れ,
変 形 ,破 損 その他 異 常 が生 じないこと。
③水 質 試 験
直 結 給 水 への切 り替 え前 において,水 道 法 第 20条 第 3項 に規 定 する者 (厚 生 労 働 省 令 の
定 める地 方 公 共 団 体 の機 関 及 び厚 生 労 働 大 臣 の登 録 を受 けた者 )による水 質 試 験 を行 い,
水 道 法 第 4条 に定 める水 質 基 準 を満 足 していることを確 認 する。
※ 厚 生 労 働 省 令 の定 める地 方 公 共 団 体 の機 関 及 び厚 生 労 働 大 臣 の登 録 を受 けた水 質
- 20 -
検 査 機 関 は表 4によるものとする。
採水方法は,毎分5L の流量で5分間流して捨て,その後15分間滞留させた後採水する。
水 質 試 験 の項 目 は,味 ・臭 気 ・色 度 ・濁 度 のほか,水 道 事 業 管 理 者 との協 議 結 果 に応 じ
て, 鉄 ・PH 等の水 質 試 験 を実 施 し,厚 生 労 働 省 令 第 101号 (平 成 15 年 5 月 30 日 )水 道 基
準 に関 する省 令 に適 合 していること。
なお,遊 離 残 留 塩 素 については,施 工 後 0.1mg/L 以 上 保 持 していること。
2.3
更 生 工 事 を施 工 した履 歴 があるライニングして使 用 された塗 料 ・工 法 及 び施 工
状 況 が明 らかな場 合 の実 施 確 認 事 項
①既 設 配 管 の材 質
ライニングに使 用 された塗 料 が「構 造 材 質 基 準 」に定 める浸 出 性 能 基 準 に適 合 した製 品 で
ある場 合 は,施 行 計 画 書 (工 法 ・塗 料 ・工 程 表 等 )及 び施 行 計 画 に基 づく施 行 報 告 書 (写 真
添 付 )並 びに塗 料 の浸 出 性 能 基 準 適 合 証 明 書 の確 認 を行 う。
なお,塗 料 が第 三 者 認 証 品 である場 合 は,浸 出 性 能 基 準 適 合 証 明 書 に代 えて認 証 登 録
証 の写 しとすることができる。
②既 設 配 管 の耐 圧 試 験
受 水 槽 以 下 既 設 配 管 の耐 圧 試 験 の水 圧 は0.75MPa で1分 間 水 圧 を加 えた後 ,水 漏 れ,
変 形 ,破 損 その他 異 常 が生 じないこと。
③浸 出 性 能 確 認 の水 質 試 験
適 切 な施 工 が行 われているか確 認 するため,現 地 にて水 道 水 を毎 分 5 L の流 量 で5分 間 流
して捨 て,その後 15分 間 滞 留 させたのち採 水 するとともに,管 内 の水 を全 て入 れ替 えた後 に
対 照 水 (ブランク)として水 を採 取 し,厚 生 労 働 省 令 の定 める機 関 及 び厚 生 労 働 大 臣 の登 録
を受 けた機 関 で浸 出 性 能 確 認 の水 質 試 験 を行 い,「構 造 材 質 基 準 」に定 める浸 出 性 能 基 準
を満 足 していることを確 認 する。
※ 水 質 検 査 機 関 は表 4によるものとする。
水 質 試 験 項 目 は,味 ・臭 気 ・色 度 ・濁 度 のほか,更 生 工 事 に使 用 された塗 料 から浸 出 する
可 能 性 のある項 目 とする。
なお,遊 離 残 留 塩 素 については,施 工 後 0.1mg/L 以 上 保 持 していること。
2.4
更 生 工 事 を施 行 した履 歴 があり,ライニングに使 用 された塗 料 ・工 法 及 び施 行 状
況 が確 認 できない場 合 の実 施 確 認 事 項
①既 設 配 管 の耐 圧 試 験
受 水 槽 以 下 既 設 配 管 の耐 圧 試 験 の水 圧 は0.75MPa で1分 間 水 圧 を加 えた後 ,水 漏 れ,
変 形 ,破 損 その他 異 常 が生 じないこと。
②浸 出 性 能 試 験
ライニングに使 用 された塗 料 については,既 設 給 水 管 の一 部 をサンプリングし,それを供 試
体 として第 三 者 認 証 機 関 で「構 造 材 質 基 準 」に基 づく浸 出 性 能 試 験 を行 い,浸 出 等 に関 する
基 準 に適 合 していることを確 認 する。
既 設 給 水 管 のサンプリングが困 難 であり,浸 出 性 能 試 験 が実 施 できない場 合 は,現 地 にて
- 21 -
水 道 水 を16時 間 滞 留 させライニング管 路 内 の水 を採 取 するものとし受 水 槽 等 の水 を混 入 させ
ない。また,管 内 の水 を全 て入 れ替 えた後 の水 を対 照 水 (ブランク)として採 取 し,厚 生 労 働 省
令 の 定 める 地 方 公 共 団 体 の 機 関 及 び 厚 生 労 働 大 臣 の 登 録 を受 けた 機 関 で 水 質 試 験 を行
い,浸 出 等 に関 する基 準 に適 合 しているか確 認 する。
※ 水 質 検 査 機 関 は表 4によるものとする。
この場 合 において一 度 の採 水 で5L の水 量 を確 保 できない場 合 は,同 じ操 作 を繰 り返 し行 い
水 量 を確 保 する。
浸 出 性 能 項 目 は,味 ・臭 気 ・色 度 ・濁 度 のほか,「構 造 材 質 基 準 」の浸 出 等 に関する基 準
JIS S3200-7 水 道 用 器 具 -浸 出 性 能 試 験 方 法 表 1(試 験 の項 目 )のすべてを行 う。
※ 浸 出 性 能 の判 定 基 準 は解 説 表 3(厚 生 労 働 省 令 第 6号 平 成 16 年 1 月 26 日 )によるも
のとする。
なお,遊 離 残 留 塩 素 については,施 工 後 0.1mg/L 以 上 保 持 していること。
3
給 水 装 置 工 事 の申 込 み
受 水 槽 以 下 の給 水 設 備 を給 水 装 置 に切 り替 える工 事 は給 水 装 置 改 造 工 事 の取 扱 いとする。
給 水 工 事 指 定 店 は,当 該 工 事 にあたって3.1から3.3の書 類 を作 成 提 出 し,水 道 事 業 管 理 者 に
給 水 装 置 改 造 工 事 を申 し込 む。
3.1
更 生 工 事 の履 歴 のない受 水 槽 以 下 給 水 設 備 から直 結 給 水 方 式 に切 り替 える場
合 の提 出 書 類
①給 水 装 置 工 事 申 込 書 (申 込 書 及 びしゅん功 図 に更 生 工 事 履 歴 なしの表 示 をする)
②既 設 配 管 の材 質 確 認 書 (図 面 及 び現 場 確 認 )
③耐 圧 試 験 結 果 (写 真 )
④水 質 試 験 成 績 証 明 書
⑤誓 約 書 (必 要 に応 じて)
⑥その他 水 道 事 業 管 理 者 が指 示 した図 書
3.2
更 生 工 事 を施 工 した履 歴 があるライニングに使 用 された塗 料 ・工 法 及 び施 行 状
況 が明 らかな場 合 の提 出 書 類
① 給 水 装 置 工 事 申 込 書 (申 込 書 及 びしゅん功 図 に更 生 工 事 履 歴 ありの表 示 をする)
② 塗 料 の浸 出 性 能 基 準 適 合 証 明 書 ,ただし,第 三 者 認 証 品 の場 合 は当 該 機 関 の認 証 登
録 証 の写 し
③ 耐 圧 試 験 結 果 (写 真 )
④ ライニングによる更 生 工 事 施 工 時 の施 行 計 画 書
⑤ 同 上 施 行 報 告 書 (写 真 添 付 )
⑥ 浸 出 性 能 確 認 の水 質 試 験 成 績 証 明 書
⑦ 誓 約 書 (必 要 に応 じて)
⑧ その他 水 道 事 業 管 理 者 が指 示 した図 書
- 22 -
3.3
更 生 工 事 を施 工 した履 歴 があり,ライニングに使 用 された塗 料 ・工 法 及 び施 行 状
況 が確 認 できない場 合 の提 出 書 類
①給 水 装 置 工 事 申 込 書 (申 込 書 及 びしゅん功 図 に更 生 工 事 履 歴 ありの表 示 をする)
②浸 出 性 能 試 験 成 績 証 明 書
③耐 圧 試 験 結 果 (写 真 )
④誓 約 書 (必 要 に応 じて)
⑤その他 水 道 事 業 管 理 者 が指 示 した図 書
4
水 道 事 業 管 理 者 の対 応
水 道 事 業 管 理 者 は,給 水 装 置 の改 造 工 事 申 込 みの際 に提 出 された水 質 試 験 等 の結 果 及 び既
設 配 管 の材 質 等 の情 報 に基 づき,必 要 に応 じて給 水 装 置 の維 持 管 理 等 に関 する留 意 事 項 を所 有
者 等 に周 知 し,指 導 を行 う。
5
更 生 工 事 完 成 後 の検 査
給 水 工 事 指 定 店 は工 事 検 査 申 込 みにおいて下 記 の施 工 報 告 書 及 び試 験 結 果 証 明 書 を水 道
局 に提 出 しなければならない。
①施 工 報 告 書 (写 真 添 付 )
施 工 計 画 書 記 載 の内 容 について,実 工 程 (ライニングに使 用 された塗 料 乾 燥 方 法 及 び時
間 ),施 工 結 果 (特 に塗 膜 厚 確 認 結 果 )等 の施 工 報 告 書 の作 成 。
②耐 圧 性 能 試 験 結 果 (写 真 添 付 )
受 水 槽 以 下 既 設 配 管 の耐 圧 性 能 試 験 の水 圧 は0.75MPa で1分 間 水 圧 を加 えた後 ,水
漏 れ・変 形 ・破 損 その他 異 常 がないこと。
③水 質 試 験 結 果 報 告 書 (完 成 後 添 付 書 類 )
更 生 工 事 終 了 後 において,「構 造 材 質 基 準 」の浸 出 性 能 基 準 に適 合 する塗 料 が使 用 さ
れ,適 切 な施 工 が行 われたか確 認 しなければならない。
このことの確 認 として試 験 通 水 時 の15分 間 滞 留 水 において水 質 試 験 を実 施 する。
水 質 試 験 の試 験 項 目 は,味 ・臭 気 ・色 度 ・濁 度 のほか,更 生 工 事 に使 用 される塗 料 から浸
出 する可 能 性 のある項 目 について行 い,「構 造 材 質 基 準 」における浸 出 性 能 基 準 値 を満 足 し
なければならない。また,採 水 は鉛 の水 質 検 査 方 法 に準 じて行 うこと。
なお,遊 離 残 留 塩 素 については,施 工 後 0.1mg/L 以 上 を保 持 していること。
附
則
この要 領 は,平 成 18年4月 1日 から施 行 する。
附
則
この要 領 は,平 成 21年6月 1日 から施 行 する。
- 23 -
S 3200-7:2004
表 1
項
目
試験の項目
分析方法
項
目
分析方法
カドミウム及びその化 合 物
附属書1
ナトリウム及びその化 合 物
附属書1
水 銀 及 びその化 合 物
附属書2
マンガン及びその化 合 物
附属書1
セレン及びその化 合 物
附属書3
塩 化 物 イオン
附属書6
鉛 及 びその化 合 物
附属書1
蒸発残留物
附属書11
ひ素 及びその化 合 物
附属書4
陰 イオン界 面 活 性 剤
附属書12
六 価 クロム化 合 物
附属書1
非 イオン界 面 活 性 剤
附属書12
シアン化 物 イオン及び塩 化シアン
附属書5
フェノール類
附属書13
硝 酸 態 窒 素 及 び亜 硝 酸 態 窒 素
附属書6
有 機 物 [ 全 有 機 炭 素 ( T O C ) の量] または 附 属 書 1 4
ふっ素 及びその化 合 物
附属書6
有 機 物 等 ( 過 マンガン酸カリウム消 費 量 )
ほう素 及びその化 合 物
附属書1
四塩化炭素
附属書7
味
附属書16
1 . 4 - ジオキサン
附属書8
臭気
附属書17
1 . 2 - ジクロロエタン
附属書7
色度
附属書18
1 . 1 - ジクロロエチレン
附属書7
濁度
附属書19
シス- 1 . 2 - ジクロロエチレン
附属書7
エピクロロヒドリン
附属書22
ジクロロメタン
附属書7
アミン類
附属書23
テトラクロロエチレン
附属書7
2 . 4 - トルエンジアミン
附属書24
1 . 1 . 2 - トリクロロエタン
附属書7
2 . 6 - トルエンジアミン
附属書24
トリクロロエチレン
附属書7
ホルムアルデヒド
附属書9
ベンゼン
附属書7
酢 酸 ビニル
附属書25
亜 鉛 及 びその化 合 物
附属書1
スチレン
附属書26
アルミニウム及 びその化 合 物
附属書1
1 . 2 - ブタジエン
附属書27
鉄 及 びその化 合 物
附属書1
1 . 3 - ブタジエン
附属書27
銅 及 びその化 合 物
附属書1
( 1)
注( 1 )有 機 物 等 (過マンガン酸カリウム消 費 量 )は,平 成 17 年 3 月 31 日まで適 用する。
- 24 -
S 3200-7:2004 解 説
解説表 2
水道法施行令第5条の構造
・材質の基準
第1号
第2号
第3号
第4号
配水管への取付口の位
置は,他の給水装置の取
付口の位置から30cm 以
上離れていること。
配 水 管 への取 付 口 にお
ける給 水 管 の口 径は,水
の使 用 量 比 し,著 しく過
大でないこと。
配 水 管 の水 圧 に影 響 を
及ぼすおそれのあるポン
プに直 接 連 結されていな
いこと。
土圧その他の荷重に対し
十分な耐力を有すること。
給水装置の構造及び材質に関する基準
項目
-
給 水 管 及 び給 水 用 具 の性 能 基 準
適用対象
判定基準
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
水圧に対し十分な耐力を 耐圧性能
有すること。
すべての給水管
及 び給 水 用 具
(最 終 の止 水 機
構 の流 出 側 に設
置されるものを除
く)
給 水 管 及 び給 水 用 具 の流 出 側 を閉 止(流
出 側 が大 気 に解 放され,かつ止 水 機 構 を有
するものについては止 水 機 構 を閉 止)し,流
入 側 から1.75MPaの試 験 水 圧 を1分 間
かけたとき,水 漏れ,変 形 ,破 損 その他 の異
常 が認 められないこと。
ただし,貯 湯 湯 沸 器(一 缶 二 水 路 型 のもの
にあっては,熱 交 換 機 内 の二 次 側 水 路 は一
体 成 型 (溶 接も含 む)に限 ることとし二 次 側
水 路 の試 験 条 件 は,試 験 水 圧 1.75MPa,試
験 時 間 1分 間とする。)及び貯 湯 湯 沸 器 と併
用される逃し弁 等 にあっては,試 験 水 圧を
0.3MPa,試験時間を1分間とする。
水の漏れるおそれがない
こと。
水圧で圧縮するこ
とにより水密性を
確保する給水用
具(伸縮継手,伸
縮可とう継手等)
水圧でOリング等を圧縮することにより水密性
を確保する構造の給水用具にあっては,上記
に加え流入側から20KPaの試験水圧を1分間
かけたとき,水漏れその他の異常が認められ
ないこと。
水が汚染されるおそれが
ないこと。
浸出性能
飲用に供する水と 滞留状態で浸出試験を行い,各々の使用実
接触する給水管
態に応じて試験結果の補正を行った値が,別
及び給水用具
添の判定基準に適合すること。
ただし,試験項目は味,臭気,色度,濁度及
び接水部分の材料または材料の原料に含ま
れ,水質に影響を及ぼすおそれのある物質に
限定する。
※材質が同等で,構造及び製造方法が類似
している製品群については,一括して評価を
行うことができる。
- 25 -
S 3200-7:2004 解 説
解説表 2
給水装置の構造及び材質に関する基準(続き)
水道法施行令第5条の構造
・材質の基準
第5号
項目
凍 結 を防 止 するための
耐寒性能
適当な措置を講ぜられて
いること。
破壊を防止するための適 水撃限界
当な措置を講ぜられてい 性能
ること。
第6号
第7号
浸食を防止するための適
当な措置が講ぜられてい
ること。
当該給水装置以外の水
管その他の設備に直接
連結されていないこと。
給 水 管 及 び給 水 用 具 の性 能 基 準
適用対象
判定基準
寒 冷 地 仕 様 の給 凍 結 防 止 措 置 を講 じた条 件 において,温 度
水用具
を徐々に低 下 させ,-20℃±2℃の達した状
態で1時 間 保 持 した後 再 通 水 したとき,他 の
性 能 基 準 項 目 (浸 出 性 能 を除 く)を満 足 す
ること。なお,再 通 水 に当たっては,加 熱等
を行ってもよい。
水撃発生防止仕 管内流速2m/ 秒または動水圧0.15MPaの条
様 の給 水 用 具
件 において,0.5秒を標 準 として給 水 用 具 の
止 水 機 構 を閉 止 したときの水 撃 による上 昇
圧 力 が,1.5MPa以 下 であること。
閉 止 動 作 が自 動 的 に行 われる給 水 用 具 に
あっては,止 水 機 構 を自 動 閉 止 したときの水
撃による上昇圧力が1.5MPa以下であること。
-
-
-
-
-
-
水の逆流を防止するため 逆流防止
の適当な講ぜられている 性能
こと。
負圧破壊
性能
逆止弁
流 水 側 から,3kPa及び1.5kPa静 水 圧 を1分
間かけたとき,水 漏れ,変 形 ,破 損 その他 の
異 常 が認 められないこと。減 圧 式 逆 流 防 止
装 置 にあっては,これに加え,バキュームブ
レーカと同 様 の負 圧 破 壊 性 能 試 験 を行 った
とき,水 位 上 昇 が3mmを超 えないこと。
逆流防止装置内
蔵 型 の給 水 用 具
逆 流 防 止 装 置 内 蔵 型 の給 水 用 具 にあって
は,逆 止 弁 と同 様 の性 能 を有 すること。
ただし,これらの給 水 用 具 のうち,
・減 圧 弁 にあっては,試 験 水 圧 を3kPa及び
当 該 減 圧 弁 の設 定 圧 力 とすること。
・逆 流 防 止 装 置 の流 出 側 に止 水 機 構 がなく
,大 気 に開 口されている給 水 用 具 にあって
は,試 験 水 圧 を3kPa(ただし,浴 槽 に直 結 し
自 動 給 湯 する給 湯 器 及 び給 湯 付 き風 呂 釜
にあっては,試 験 水 圧 を3kPa及 び50kPaとす
るが,このうち逆 流 防 止 装 置 の流 出 側 に循
環 ポンプを有するものにあっては,試 験 水 圧
を3kPa及び当 該 ポンプの最 大 吐 出 圧 力 また
は50kPaのいずれか高 いほう)とすることとす
る。
負圧破壊性能試験により流入側から-54kPa
の圧力を加えたとき,水位上昇が75mmを超
えないこと。
負圧破壊装置
- 26 -
S 3200-7:2004 解 説
解説表 2
水道法施行令第5条の構造
・材質の基準
第7号
水 の逆 流 を防 止するた
めの適 当な措 置 が講 ぜ
られていること。
共通
解説表 3
給水装置の構造及び材質に関する基準(続き)
項目
負圧破壊
性能
耐久性能
給 水 管 及 び給 水 用 具 の性 能 基 準
適用対象
判定基準
負 圧 破 壊 装 置 内 負 圧 破 壊 装 置 内 蔵 型 の給 水 用 具 にあって
蔵 型 の給 水 用 具 は,負 圧 破 壊 性 能 試 験 を行 ったときの水 位
上 昇 が負 圧 破 壊 装 置 の空 気 吸 入シート面
から水 面までの垂 直 距 離 の2分 の1を超 えな
いこと。
吐 水 口 空 間 により 水 受け容 器 と吐 水 口 が一 体 となった給 水 用
逆 流 を防 止 する
具であって吐 水 口 空 間 の確 保 により逆 流 を
構 造 の給 水 用 具 防 止 する構 造 のものにあっては,負 圧 破 壊
(ロータンク,ウオ 性 能 試 験 により,吐 水 口 から水 を引 き込まな
ータークーラー等 いこと。
)
ただし,規 定 の吐 水 口 空 間 が確 保されてい
る場合は,負圧破壊性能基準を満足するもの
とみなす。
減圧弁・逃し弁・
10万回の開閉操作を繰り返した後,他の性能
逆止弁・空気弁・ 基準項目(浸出性能を除く)を満足すること。
電磁弁
浸出性能の判定基準(厚生労働省令第6号)
基準項目
(平成26年4月1日施行)
判定基準
給水管等
末端給水器具
カド ミ ウム 及 びそ の 化 合物
0.003mg/L 以 下
0.0003mg/L 以 下
水銀 及 びそ の 化合 物
0.0005mg/L 以 下
0.00005mg/L 以 下
セレ ン 及び そ の化 合 物
0.01mg/L 以下
0.001mg/L 以 下
鉛及 び その 化 合物
0.01mg/L 以下
0.001mg/L 以 下
ヒ素 及 びそ の 化合 物
0.01mg/L 以下
0.001mg/L 以 下
六価 ク ロム 化 合物
0.05mg/L 以下
0.005mg/L 以 下
亜硝 酸 態窒 素
0.04mg/L 以下
0.004mg/L 以 下
シア ン 化物 イ オン 及 び 塩化 シ アン
0.01mg/L 以下
0.001mg/L 以 下
硝酸 態 窒素 及 び亜 硝 酸 態窒 素
10mg/L 以 下
1mg/L 以 下
フッ 素 及び そ の化 合 物
0.8mg/L 以下
0.08mg/L 以下
ホウ 素 及び そ の化 合 物
1mg/L 以 下
0.1mg/L 以下
四塩 化 炭素
0.002mg/L 以 下
0.0002mg/L 以 下
1・4― ジオ キ サン
0.05mg/L 以下
0.005mg/L 以 下
シス ―1・2― ジク ロ ロ エチ レ ン及 び トラ
0.04mg/L 以下
0.004mg/L 以 下
ジク ロ ロメ タ ン
0.02mg/L 以下
0.002mg/L 以 下
テト ラ クロ ロ エチ レ ン
0.01mg/L 以下
0.001mg/L 以 下
トリ ク ロロ エ チレ ン
0.01mg/L 以下
0.001mg/L 以 下
ベン ゼ ン
0.01mg/L 以下
0.001mg/L 以 下
ンス ―1・2― ジク ロ ロ エチ レ ン
- 27 -
3200-7:2004 解 説
解説表 3
浸出性能の判定基準(厚生労働省令第6号)
(平成26年4月1日施行)( 続き)
基準項目
判定基準
給水管等
末端給水器具
ホル ム アル デ ヒド
0.08mg/L 以下
0.008mg/L 以 下
亜鉛 及 びそ の 化合 物
1mg/L 以 下
0.1mg/L 以下
アル ミ ニウ ム 及び そ の 化合 物
0.2mg/L 以下
0.02mg/L 以下
鉄及 び その 化 合物
0.3mg/L 以下
0.03mg/L 以下
銅及 び その 化 合物
1mg/L 以 下
0.1mg/L 以下
ナト リ ウム 及 びそ の 化 合物
200mg/L 以下
20mg/L 以 下
マン ガ ン及 び その 化 合 物
0.05mg/L 以下
0.005mg/L 以 下
塩化 物 イオ ン
200mg/L 以下
20mg/L 以 下
蒸発 残 留物
500mg/L 以下
50mg/L 以 下
陰イ オ ン界 面 活性 剤
0.2mg/L 以下
0.02mg/L 以下
非イ オ ン界 面 活性 剤
0.02mg/L 以下
0.005mg/L 以 下
フェ ノ ール 類
0.005mg/L 以 下
0.0005mg/L 以 下
有機 物 (全 有 機炭 素 ( TO C )の 量 )
3mg/L 以 下
0.5mg/L 以下
味
異常 で ない こ と。
異常 で ない こ と。
臭気
異常 で ない こ と。
異常 で ない こ と。
色度
5 度以下であるこ
0.5 度 以 下 で あ る こ
と。
と。
2 度以下であるこ
0.2 度 以 下 で あ る こ
と。
と。
1・2― ジク ロ ロエ タ ン
0.004mg/L 以 下
0.0004mg/L 以 下
アミ ン 類
0.01mg/L 以下
0.01mg/L 以下
エピ ク ロロ ヒ ドリ ン
0.01mg/L 以下
0.01mg/L 以下
酢酸 ビ ニル
0.01mg/L 以下
0.01mg/L 以下
スチ レ ン
0.002mg/L 以 下
0.002mg/L 以 下
2・4― トル エ ンジ ア ミ ン
0.002mg/L 以 下
0.002mg/L 以 下
2・6― トル エ ンジ ア ミ ン
0.001mg/L 以 下
0.001mg/L 以 下
1・2― ブタ ジ エン
0.001mg/L 以 下
0.001mg/L 以 下
1・3― ブタ ジ エン
0.001mg/L 以 下
0.001mg/L 以 下
濁度
主要部品の材料として銅合金を使用している水栓その他給水装置の末端に設置されてい
る給水用具の浸出液に係る基準にあっては,
この表鉛及びその化合物の項中「0.001 ㎎/l」とあるのは「0.007 ㎎/l」と,
亜鉛及びその化合物の項中「0.1 ㎎/l」とあるのは「0.97 ㎎/l」と,
銅及びその化合物の項中「0.1 ㎎/l」とあるのは「0.98 ㎎/l」とする。
- 28 -
厚 生 労 働 省 令 第 101号
水 道 法 (昭 和 32 年 法 律 第 177 号 )第 4条 第 2項 の規 定 に基 づき,水 質 基 準 に関 する省 令 を次 の
ように定 める。
水 道 基 準 に関 する省 令
水道により供給される水は,次の左欄に掲げる事項につき,厚生労働省大臣が定める方法 によって
行う検査において,同表の右欄に掲げる基準に適合するものでなければならない。
(平成27年4月1日施行)
1
一般細菌
1m l の 検 水 で 形 成 さ れ
る 集 落 数 が 100 以 下 で あ
ること。
2
大腸菌
検出されないこと。
3
カドミウム及びその化合物
0.003 ㎎ / l 以 下
4
水銀及びその化合物
0.0005 ㎎ / l 以 下
5
セレン及びその化合物
0.01 ㎎ / l 以 下
6
鉛及びその化合物
0.01 ㎎ / l 以 下
7
ヒ素及びその化合物
0.01 ㎎ / l 以 下
8
六価クロム化合物
0.05 ㎎ / l 以 下
9
亜硝酸態窒素
0.04 ㎎ / l 以 下
10
シアン化物イオン及び塩化シアン
0.01 ㎎ / l 以 下
11
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
10 ㎎ / l 以 下
12
フッ素及びその化合物
0.8 ㎎ / l 以 下
13
ホウ素及びその化合物
1.0 ㎎ / l 以 下
14
四塩化炭素
0.002 ㎎ / l 以 下
15
1・ 4― ジ オ キ サ ン
0.05 ㎎ / l 以 下
16
シ ス ― 1・2― ジ ク ロ ロ エ チ レ ン 及 び ト ラ ン ス ― 1・2― ジ ク ロ ロ エ チ レ ン
0.04 ㎎ / l 以 下
17
ジクロロメタン
0.02 ㎎ / l 以 下
18
テトラクロロエチレン
0.01 ㎎ / l 以 下
19
トリクロロエチレン
0.01 ㎎ / l 以 下
20
ベンゼン
0.01 ㎎ / l 以 下
21
塩素酸
0.6 ㎎ / l 以 下
22
クロロ酢酸
0.02 ㎎ / l 以 下
23
クロロホルム
0.06 ㎎ / l 以 下
24
ジクロロ酢酸
0.03 ㎎ / l 以 下
25
ジブロモクロロメタン
0.1 ㎎ / l 以 下
26
臭素酸
0.01 ㎎ / l 以 下
27
総 ト リ ハ ロ メ タ ン( ク ロ ロ ホ ル ム 、ジ ブ ロ モ ク ロ ロ メ タ ン 、ブ ロ 0.1 ㎎ / l 以 下
モジクロロメタン及びブロモホルムのそれぞれの濃度の総和)
28
トリクロロ酢酸
0.03 ㎎ / l 以 下
29
ブロモジクロロメタン
0.03 ㎎ / l 以 下
- 29 -
30
ブロモホルム
0.09 ㎎ / l 以 下
31
ホルムアルデヒド
0.08 ㎎ / l 以 下
32
亜鉛及びその化合物
1.0 ㎎ / l 以 下
33
アルミニウム及びその化合物
0.2 ㎎ / l 以 下
34
鉄及びその化合物
0.3 ㎎ / l 以 下
35
銅及びその化合物
1.0 ㎎ / l 以 下
36
ナトリウム及びその化合物
200 ㎎ / l 以 下
37
マンガン及びその化合物
0.05 ㎎ / l 以 下
38
塩化物イオン
200 ㎎ / l 以 下
39
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
300 ㎎ / l 以 下
40
蒸発残留物
500 ㎎ / l 以 下
41
陰イオン界面活性剤
0.2 ㎎ / l 以 下
42
( 4S ・ 4a S ・ 8a R ) ― オ ク タ ヒ ド ロ ― 4・ 8a ― ジ メ チ ル ナ フ 0.00001 ㎎ / l 以 下
タ レ ン ― 4a ( 2H ) ― オ ー ル ( 別 名 ジ ェ オ ス ミ ン )
43
1・2・ 7・7― テ ト ラ メ チ ル ビ シ ク ロ[ 2・2・ 1]ヘ プ タ ン ― 2― オ 0.00001 ㎎ / l 以 下
ー ル ( 別 名 2― メ チ ル イ ソ ボ ル ネ オ ー ル )
44
非イオン界面活性剤
0.02 ㎎ / l 以 下
45
フェノール類
0.005 ㎎ / l 以 下
46
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
3 ㎎/l以下
47
pH値
5.8 以 上 8.6 以 下
48
味
異常でないこと。
49
臭気
異常でないこと。
50
色度
5 度以下であること。
51
濁度
2 度以下であること。
- 30 -
表-4
厚生労働省令の定める地方公共団体の機関及び厚生大臣の登録を受けた者
水質検査機関登録簿(水質検査を行う区域が道内分)
平 成 27 年 1 月 1 日 現 在
登録
番号
事業者名
検査を行う事業所の所在地
初回登録年月日
旭川市保健所
旭 川 市 7 条 通 10 丁 目
※ 50 種 の 検 査 は 不 可
上川保健所
旭 川 市 6 条 19 丁 目
※ 50 種 の 検 査 は 不 可
北海道立衛生研究所
札 幌 市 北 区 北 19 条 西 12 丁 目
※ 50 種 の 検 査 可 能
公共
機関
公共
機関
公共
機関
(一 財 )北 海 道 薬 剤 師 会
29
公衆衛生検査センター
札幌市豊平区平岸 1 条 8 丁目 6 番 6 号
平 成 16 年 3 月 31 日
34
(一社)青森県薬剤師会
青 森 県 大 字 野 木 字 山 口 164-43
平 成 16 年 3 月 31 日
133
(株 )環 境 科 学 研 究 所
函 館 市 西 桔 梗 町 28-1
平 成 16 年 3 月 31 日
165
日本衛生株式会社
札 幌 市 清 田 区 平 岡 1 条 1 丁 目 1-40
平 成 16 年 3 月 31 日
166
株式会社ウェルシィ
東 京 都 東 村 山 市 恩 多 町 1-14-1
平 成 16 年 3 月 31 日
184
(株 )ビ ー ・ エ ム ・ エ ル
埼 玉 県 川 越 市 的 場 1361 番 地 1
平 成 16 年 3 月 31 日
185
(株 )環 境 リ サ ー チ
札幌市豊平区中の島 2 条 9 丁目 1 番 1 号
平 成 16 年 3 月 31 日
188
(株 )北 炭 ゼ ネ ラ ル サ ー ビ ス
苫小牧市あけぼの町 1 丁目 3 番 3 号
平 成 16 年 8 月 13 日
202
カンエイ実業株式会社
札 幌 市 南 区 真 駒 内 本 町 6 丁 目 1-24
平 成 17 年 8 月 10 日
205
協業組合
札 幌 市 中 央 区 北 1 条 東 12 丁 目 22
平 成 17 年 12 月 28 日
209
環 境 コ ン サ ル タ ン ト (株 )
釧 路 郡 釧 路 町 中 央 6 丁 目 15 番 地 2
平 成 18 年 3 月 28 日
234
北 海 道 エ ア ・ ウ ォ ー タ ー (株 )
札 幌 市 白 石 区 菊 水 5 条 2 丁 目 3-12
平 成 21 年 8 月 26 日
244
(株 )第 一 岸 本 臨 床 検 査 セ ン タ ー
苫小牧市日吉町 2 丁目 3 番 9 号
平 成 23 年 4 月 1 日
253
株式会社イオ
東 京 都 日 野 市 旭 が 丘 4 丁 目 7 番 地 107
平 成 25 年 6 月 11 日
公清企業
- 31 -
給 水 装 置 の更 生 工 事 フロー
申込者
更生工事施工業者
給水工事指定店
更生工事依頼
更生工事申込依頼
事前調査
水道局
更生工事の施工が可能であるかの確認を行う
事前協議
事前協議
提出書類
①更生工事施工説明書
②事前調査(可否判断)結果表(給水管内の腐食状況写
真等の添付)
③耐圧試験結果(写真添付)
④ライニングに使用する塗料の浸出性能基準適合報告書
(自己認証は1年以内)または第三者認証機関の認証品
であることの証明書
工事申込み
受付
提出書類
①給水装置工事申込書
②事前調査(可否判断)結果表
(給水管内の腐食状況写真等の添付)
③施工計画書(工法・塗料・工程表)
④施工図面(配管図・施工範囲)
⑤塗料の浸出性能基準適合証明書(1年以内)
⑥水質試験結果報告書(施工前)
⑦誓約書(施工後の責任等)必要に応じて
審査
工事着工
工事承認・確認通知書受領
承認
完了
検査書類提出
検査
提出書類
①給水装置工事検査書類一式
現地検査は必要に応じて行う
②施工報告書(ライニングに使用された塗料乾燥方法
及び時間並びに塗膜厚確認結果等の報告書)
③水質試験結果報告書(完了後)
- 32 -
受水槽以下の給水設備から給水装置への切り替え工事フロー
申込者
更生工事施工業者
給水工事指定店
更生工事依頼
更生工事申込依頼
事前調査
水道局
更生工事の可否判断の確認を行う
1 受水槽以下既設給水設備が「構造材質基準」に適合するか
否かの確認を行う
(1) 更生工事の履歴のない受水槽以下の給水設備から,
直結給水方式に切り替える場合
実施確認事項
①既設配管の材質
②既設配管の耐圧試験
③水質試験
(2) 更生工事を施工した履歴があり,ライニングに使用
された塗料・工法及び施工状況が明らかな場合
実施確認事項
①既設配管の材質
②既設配管の耐圧試験
③浸出性能確認の水質試験
(3) 更生工事を施工した履歴があり,ライニングに使用
された塗料・工法及び施工状況が確認できない場合
実施確認事項
①既設配管の耐圧試験
②浸出性能試験
工事申込み
受付
受水槽以下の給水設備を給水装置に切り替える工事は,
給水装置改造工事とする
1 更生工事の履歴のない受水槽以下の給水設備から,
直結給水方式に切り替える場合
提出書類
①給水装置工事申込書
②既設配管の材質確認書(図面及び現場確認)
③水質試験成績証明書
④耐圧試験結果(写真添付)
⑤誓約書(必要に応じて)
⑥その他水道事業者が指示した図書
2 更生工事を施工した履歴があり,ライニングに使用
された塗料・工法及び施工状況が明らかな場合
提出書類
①給水装置工事申込書
②塗料の浸出性能基準適合証明書。ただし,第三者
認証品の場合は当該機関の認証登録証の写し
③ライニングによる更生工事施工時の施工計画書
④同上施工報告書
⑤浸出性能確認の水質試験成績証明書
⑥耐圧試験結果(写真添付)
⑦誓約書(必要に応じて)
⑧その他水道事業者が指示した図書
3 更生工事を施工した履歴があり,ライニングに使用
された塗料・工法及び施工状況が確認できない場合
提出書類
①給水装置工事申込書
②浸出性能試験成績証明書
③耐圧試験結果(写真添付)
④誓約書(必要に応じて)
⑤その他水道事業が指示した図書
審査
工事着工
工事承認・確認通知書受領
完了
検査書類提出
承認
検査
提出書類
①給水装置工事検査書類一式
②水質試験結果報告書(完成後)
- 33 -
現地検査は必要に応じて行う
26.
26. 1
(目
第1条
取扱基準
各 戸 検 針 にかかる私 設 水 道 メーター取 扱 基 準
的)
本 基準は,共 同住 宅にかかる各戸 検 針業 務 等取 扱 要 綱(以 下「要 綱」という。)に関 連
した貯 水槽 水 道以 下の設置 基 準等を定めるものとする。
(私設 水 道メーター)
第 2条
要 綱 第 2条 第 2号 において,旭 川 市 水 道 事 業 管 理 者 (以 下 「管 理 者 」という。)が承 認
する水 道メーターとは,計量 法(平成4年法 律 第 51 号)その他関 係 法 令(以 下「計 量 法等」と
いう。)に適合するメーターとする。
2
私設 水 道メーターは,水 道メーター取 扱い要 綱第2条に準じて,適切 な口径のメーターを選
定すること。
(設備 条件)
第3条
(1)
要綱 第2条第3号における貯水 槽 水道 以下の設 備については,次のとおりとする。
私 設 水 道 メーターの上 流 側 に近 接 して止 水 用 バルブ(以 下 「止 水 栓 」という。)を設 置
すること。
(2)
私設 水道メーター及び止 水栓は,パイプシャフト又はピット内に設 置すること。
(3)
私 設 水 道 メーターの設 置 箇 所 は,メーター取 替 等 による水 漏 れにより,階 下 に被 害 を
及ぼさないように必 要な措置を施すこと。
(4)
私 設 水 道 メーター及び止 水 栓 は検 針 等 に支 障 がないように,平 行 又 は段 違 い平 行 に
設置し,他のメーター及 び配管が近接していないこと。
(5)
私設 水道メーターは給水 栓より低 位 置(床 上 1.0m 以内とする。)で,水平に設 置する
こと。
(6)
私設 水道メーターは,保温カバー等を設 置して,凍 結防 止の措 置を講ずること。
(7)
私設 水 道メーター及び受 信器 及び郵 便 受 けの見やすい位 置に水 道 設 備 番号 及び部
屋番 号を明 示すること。
2
前 項 第 2号 におけるパイプシャフト又 はピット(いずれも扉 部 分 含 む。)は,各 階 共 有 部 分 に
設 置 していること(各 戸 の玄 関 内 に設 置 している場 合 は認 めない。)。またその内 部 は,メータ
ー取替 等のスペースがあること。
3
第1項のほか,メーターの種類により追 加する設備 条 件は,次のとおりとする。
(1)
直読 式(受 信器 なし)を設置する場合
ア
パイプシャフト内に私設 水 道メーターを設 置すること。
イ
共同 玄 関にオートロック機能がないこと。
ウ
パイプシャフト(全 扉 )は,鍵 がかからない構 造 とすること。ただし,やむを得 ず鍵 がかか
る構造とするときは,全扉共 通の鍵を2本水 道 局に渡すこと。
- 34 -
エ
私設 水 道メーターは,デジタル式若しくは電子 式を使 用すること(円読 式の私設 水 道メ
ーターは認めない。)。
(2)
ア
遠隔 式(ミニカウンター等の受 信器あり)を設置する場 合
受 信 器 は,各 戸 の郵 便 受け等 に近 接した位 置とすること。ただし,共 同 玄 関 にオートロ
ック機能がある場 合は,その手前までに受信 器 及び郵 便受け等を設 置 すること。
イ
4
受信 器の高さは,地 上又は床 上 1.8m 以 内 で検針が容 易な高さとすること。
前各 号において,管 理者が認めた場 合はこの限りでない。
(私設 水道メーターの取替)
第4条
次の各 号について,要 綱 第3条 第 1号 及び第4条 に基づき,所 有 者 等は,善 良 な維持
管理を行うこと。
2
(1)
私設 水道メーターが故障 等の場合における調査 及び補 修等
(2)
計量 法等に基づく検定 有 効期 間 満了に伴 う私設 水道メーターの取 替
前項において,私設 水道メーターを取替えるときは,次により承 認申 請・報 告を行うこと。
(1)
取 替 前に,使 用するメーター等について「私 設 水 道メーター取 替 実 施 予 定 書」(様 式1)
を用いて,承認の申 請を行う。
(2)
取 替 後 速 やかに,取 替 時 指 針 等 について「私 設 水 道 メーター取 替 報 告 書 」(様 式 2)及
び「私設メーター取替 内 訳」(様 式3)を用いて報告を行う。
3
管 理 者は,第1項において私 設 水 道メーターを取替えたときに,取 外 メーターの指 針 等を確
認することができる。
(申請 時の書類)
第5条
要綱 第 10 条に基づき管理 者に承認 申 請を行うときは,次に掲 げる書類を管 理者に提
出しなければならない。
(1)
申請 書(様 式4)
(2)
施工 箇所 位 置図
(3)
民・公 営住 宅(各 戸検 針)調査 表(様 式5)
(4)
貯水 槽水 道 以下 の配管 設 備図
(受水 槽 配置 図 及び全 体の配 管 状況 図)
(5)
私設 水道メーター部詳 細 図
(私 設水 道メーターの配置 図及び配管を記入した平 面 図)
(6)
受信 器及び郵便 受け配 置図(設 置位 置 の平面 図 及び正 面図)
(7)
受信 器配 列 図
(私 設水 道メーターの配列 図及び私設 水 道メーターから受信 器までの配 線図)
(8)
私設 水道メーター及び受 信器の製 品仕 様 書
- 35 -
附
則
1
この基準は,平 成 16 年 4 月 1 日から施 行 する。
2
「受水 槽以 下 共同 住 宅各 戸 検針の私 設メーター取扱 基準」は,廃止 する。
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特定施設水道連結型 スプリンクラー設備 の設置基準
1. 小 規 模 社 会 福 祉 施 設 の水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の設 置 について
消 防 法 施 行 規 則 の一 部 改 正 省 令 (平 成 19年 6月 13日 公 布 )に伴 い,275㎡以 上 1,000㎡未
満 の小 規 模 福 祉 施 設 に対 してスプリンクラー設 備 の設 置 が義 務 付 けられ,平 成 21年 4月 1日 から
施 行 される。
したがって,水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 で水 道 法 第 3条 第 9項 に規 定 する給 水 装 置 に該 当
するものは水 道 法 の適 用 となるので,給 水 工 事 指 定 店 (以 下 「指 定 店 」という。)は水 道 直 結 式 ス
プリンクラーの申 込 を受 けた時 及 び設 置 にあったては下 記 の事 項 を遵 守 すること。
(1) 消 防 法 令 に基 づく水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 工 事 は,消 防 法 の規 定 により消 防 設 備 士
が責 任 を負 うことから,指 定 店 は消 防 設 備 士 の指 導 に従 い,必 要 な事 項 について十 分 打 合
せを行 うこと。
(2) 配 水 管 及 び給 水 管 から分 岐 して設 置 する場 合 ,配 水 管 分 岐 からスプリンクラーヘッドまでの
水 理 計 算 は消 防 設 備 士 が行 うものとし,当 該 地 区 の最 小 動 水 圧 等 ,配 水 管 の布 設 状 況 及 び
給 水 用 直 結 増 圧 ポンプ設 置 の可 否 等 について,消 防 設 備 士 に情 報 を提 供 すること。
(3) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 は,消 防 法 令 適 合 品 を使 用 し,給 水 装 置 の構 造 及 び材 質 の
基 準 に適 合 するものであること。
(4) 寒 冷 地 において,凍 結 防 止 のための水が抜 ける構 造 であること。
(5) 消 防 設 備 士 及 び指 定 店 は,水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の設 置 者 に対 して,配 水 管 等 の
工 事 に伴 う断 水 又 は水 圧 低 下 により,設 備 の正 常 な効 果 が得 られない場 合 がある旨 を設 置
者 に確 実 に了 知 させ,申 請 時 に確 認 書 (様 式 1)を提 出 すること。
ア 災 害 その他 正 当 な理 由 による断 水 や水 圧 低 下 等 により,水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備
の性 能が十 分 発 揮 されない状 況が生 じても,水 道 事 業 管 理 者 に責 任 がないこと。
イ 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 が設 置 された家 屋 又 は部 屋 を賃 貸 する場 合 は,借 家 人 等
に上 記 アの条 件 が付 いている旨 を熟 知 させること。
ウ 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の所 有 者 を変 更 するときは,上 記 ア及 びイの事 項 につい
て,譲 受 人 に書 面 等 で引 継 を行 い,熟 知 させること。
(6) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の火 災 時 以 外 における作 動 及 び火 災 時 の水 道 事 業 管 理 者
にその責 を求 めることのできない非 作 動 に係 る影 響 に関 する責 任 は,水 道 事 業 管 理 者 が負 わ
ない旨 を設 置 者 に十 分 説 明 し,了 解 を得 ること。
(7) 寒 冷 地 における凍 結 防 止 のための水 抜 きが行 われる施 設 については,水 抜 き時 にも正 常 に
作 動 するようなスプリンクラー設 備 を設 置 すること。
2. 給 水 装 置 工 事 の設 計 に当たっての遵 守 事 項
給 水 装 置 の設 計 に当 たっては,下 記 の事 項 を遵 守 すること。なお,消 防 法 令 に規 定 された事 項
については,消 防 法 に規 定 された消 防 設 備 士 が責 任 を負 い,所 管 消 防 署 等 に届 け出ること。
(1) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 を伴 う場 合 の水 理 計 算 は,消 防 設 備 士 が行 った水 理 計 算 を
考 慮 し,給 水 管 及 びメーターの口 径 を決 定 すること。なお,火 災 時 の同 時 使 用 は考 慮 しなくて
も良い。
(2) 配 水 管 等 から分 岐 する場 合 は,水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 に必 要 な水 圧 ・水 量 が得 ら
- 37 -
れること。ただし,配 水 管 に影 響 を与 える過 大 な水 量 を必 要 とする場 合 は,受 水 槽 方 式 とす
る。
(3) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 のスプリンクラーヘッド各 栓 の放 水 量 は15㍑/分 (火 災 予 防
上 支 障 のある場 合 にあると認 められる場 合 にあっては30㍑/分 )以 上 の放 水 量 が必 要 である
こと。また,スプリンクラーヘッドが最 大 4個 同 時 に開 放 する場 合 を想 定 し設 計 されることがある
ため,その際 は,合 計 の放 水 量 は60(120)㍑/分 以 上 を確 保 すること。
(4) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の設 計 に当 たっては,利 用 者 に周 知 すること。また ,他 の給
水 用 具 (水 栓 等 )を閉 栓 した状 態 での使 用 を想 定 できること。
(5) 停 滞 水 及 び停 滞 空 気 の発 生 しない構 造 とすること。
(6) 結 露 現 象 が生 じ,天 井 等 ,周 囲 に影 響 を及 ぼす恐 れがある場 合 は,防 露 措 置 を施 すこと。
(7) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 には湿 式 と乾 式 があり,寒 冷 地 においては凍 結 防 止 を考 慮
した乾 式 を使 用 することが望 ましい。
※湿 式 ~生 活 用 (一 般 用 )水 道 配 管 を利 用 する場 合 は常 時 通 水 常 態 となることから,停 滞
水 の防 止 措 置 及 び逆 流 防 止 措 置 並 びに凍 結 防 止 措 置 が必 要 となる方 式 。
(図 -1参 照 )
※乾 式 ~スプリンクラー設 備 専 用 の電 動 弁 を設 置 し,制 御 盤 と電 動 弁 との連 結 により,自 動
的 に通 水 する方 式 。(通 常 時 は水 抜 き常 態 )(図 -2参 照 )
3. 給 水 装 置 工 事 の申 請 に当たっての遵 守 事 項
給 水 装 置 工 事 の申 し込 みの際 は,次 の書 類 を添 付 すること。
(1) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の設 置 についての「確 認 書 」(様 式 1)
(2) 消 防 署 で水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 設 置 工 事 の承 認 を得 た「工 事 整 備 対 象 等 着 工 届
出 書 」の写 し(平 面 図 ・配 管 立 体 図 ・水 量 計 算 書 を含 む)。
なお,この際 ,水 道 局 は提 出 書 類 に 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の押 印 をして別 途 保 管
する。
4. その他の留 意 事 項
(1) 消 防 設 備 士 及 び指 定 店 は,防 火 管 理 者 に対 し水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の維 持 管 理
上 の必 要 事 項 及 び連 絡 先 を見 やすい場 所 に表 示 するよう指 導 すること。
(2) 消 防 設 備 士 及 び指 定 店 は,水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 の所 有 者 又 は使 用 者 に対 し,
当 該 設 備 を介 して連 結 している水 栓 からの通 水 の状 態 に留 意 し,異 常 があった場 合 は,水 道
事 業 管 理 者 又 は設 置 工 事 をした者に連 絡 するよう指 導 する。
(3) 2の(1)及 び(2)の事 項 が満 たされない場 合 は,配 水 管 から分 岐 する給 水 管 口 径 の増 径 ,
受 水 槽 や 増 圧 ポン プの設 置 ,建 築 物 内 装 の 耐 火 性 を向 上 させる 等 の 措 置 が 必 要 となるの
で,消 防 署 等 に相 談 するよう設 置 者 に対 し指 導 すること。
(4) 水 道 直 結 式 スプリンクラー設 備 を設 置 した場 合 は,その状 況 を把 握 できるしゅん功 図 を作 成
し,水 道 事 業 管 理 者 に提 出 すること。
附
則
1.この基準は平成21年 4 月 1 日から施行する。
- 38 -
図-1
特定施設水道連結型スプリンクラー設備の給水方式(湿式)
(厚生労働省健康局資料適用)
①直結直圧式
※ 水の停滞防止、スプリンクラー
としての放水確認のため給水
栓等を設置
スプリンクラーヘット
給水栓等
※ 冬期間,立上り管等の凍結が
生じるおそれがある場合は、
防寒対策を講じること。
水抜栓
※一般の給水とスプリンクラーを系統分けする方法
配水管
②直結増圧式(直送式)
※ 水の停滞防止、スプリンクラー
としての放水確認のため給水
栓等を設置
スプリンクラーヘット
給水栓等
※ 冬期間,立上り管等の凍結が
生じるおそれがある場合は、
防寒対策を講じること。
BP 直結増圧装置
BP
配水管
※一般の給水とスプリンクラーを系統分けする方法
③直結増圧式(高架水槽式)
高架水槽
※ 水の停滞防止、スプリンクラー
としての放水確認のため給水
栓等を設置
スプリンクラーヘット
給水栓等
※ 冬期間,立上り管等の凍結が
生じるおそれがある場合は、
防寒対策を講じること。
BP 直結増圧装置
配水管
BP
※一般の給水とスプリンクラーを系統分けする方法
- 39 -
図-2
特定施設水道連結型スプリンクラー設備の給水方式(乾式)
①電動弁が1個で単独水抜栓の場合
※ 冬期間,立上り管等の凍結が
生じるおそれがある場合は、
防寒対策を講じること。
電動弁
スプリンクラーヘット
給水栓等
電動弁以降は通常時
水抜き状態
水抜栓
配水管
②電動弁が1個で水抜栓が一般給水と併用の場合
※ 冬期間,立上り管等の凍結が
生じるおそれがある場合は、
防寒対策を講じること。
電動弁
スプリンクラーヘット
給水栓等
電動弁以降は通常時
水抜き状態
水抜栓
配水管
③各階に電動弁を設置する場合
※ 立上り管は通水状態となるた
め、水の停滞防止として給水
栓又はL.Tを接続する。
電動弁
スプリンクラーヘット
※ 冬期間,立上り管等の凍結が
生じるおそれがある場合は、
防寒対策を講じること。
給水栓等
屋内水抜バルブ
電動弁以降は通常時
水抜き状態
配水管
- 40 -
(様式1)
確 認 書
平成 年 月 日
旭川市水道事業管理者 様
設置者
印
設置場所
受付番号
設備番号
水道直結式スプリンクラー設備の設置について
水道直結式スプリンクラー設備を設置するに当たり,下記の遵守事項を十分
理解し,設備を運用します。
① 災害その他正当な理由による断水や水圧低下等により,水道直結式スプリ
ンクラー設備の性能が十分発揮されない状況が生じても,水道事業管理者
に責任を求めません。
② 水道直結式スプリンクラー設備が設置された家屋又は部屋を賃貸する場合
は,借家人等に上記①の条件が付帯していることを了承させます。
③ 水道直結式スプリンクラー設備の所有者を変更するときは,上記①及び②
の事項について,譲渡人に了承させ書面等で引継をします。
④ 水道直結式スプリンクラー設備の火災時以外の誤作動及び,火災時の水
道事業管理者にその責を求めることのできない非作動に係わる影響に関す
る責任は,水道事業管理者に求めません。
⑤ 寒冷地における凍結防止のための水抜きが行われる施設については,水
抜き時にも正常に作動するようなスプリンクラー設備を設置します。
⑥ 生活用(一般用)水道配管を利用する場合は,トイレ等日常生活に使用さ
れる給水管に接続し,停滞水が生じない構造とします。
なお,通水状態に異常があった場合は,速やかに施工業者に連絡し的確
な措置を致します。
旭川市給水工事指定店
主任技術者
- 41 -
印