講座チラシ - 福岡大学

平成27年度福岡大学市民カレッジ
教育・臨床心理学科セミナー 2015
■講座内容
福岡大学人文学部教育・臨床心理学科の教員は、子ど
もの学校教育や成人の生涯学習、学校や企業におけるメ
ンタルヘルスなどの研究・教育に取り組んでいます。現
代社会における課題を、教育学及び臨床心理学の視点か
ら取り上げ、その現状や背景の理解を深めます。
対象・定員
■講師(2015年)
第1講:添田 祥史
第2講:皿田 洋子
第3講:伊藤亜希子
第4講:松永 邦裕
人文学部准教授
人文学部教授
人文学部講師
人文学部教授
■講義内容
講
月
日
開講日時
10
17
福岡大学
受講料
各講1,000円
申込方法
※ご希望のテーマを選んで、各講ご
とにお申し込みください。
受付方法
先着順
3ページの申込方法参照
10
17
皿田
※開講日当日、現金でお支払いください。
講義内容
対象:一般の方
夜間中学には、戦争、貧困、病気や不登校などの理由で、学齢期に十分に学べなかった人々が集
います。時代時代の社会や教育の矛盾を引き受けつつ、豊かな学びあいを続けてきた夜間中学。
なぜ夜間中学があるのか。なぜ夜間中学生は生み出されたのか。夜間中学での学びとはなにか。
当日の講義では、映像資料や生徒さんの作文などを紹介しながら、そうした問いについて考えて
いきます。
対人関係スキルトレーニングとは
2
※第4講はこれに加えて、特に教育関係者
会場
担当
添田
教育や臨床心理に関心のある一般・
学生
各講100人
夜間中学から教育を考える
1
第1講 10/17(土)10:20~12:00
第2講 10/17(土)13:10~14:50
第3講 11/21(土)10:20~12:00
第4講 11/21(土)13:10~14:50
対象:教育に関心のある一般市民・学生
認知行動療法、学習理論をベースにしたSocial skills training(SST)を紹介します。医療、教育、
産業などあらゆる場で活用されています。コミュニケーションのスキルを高めて、楽しい生活が
送れるよう援助するものです。
※治療を目的としたものではありませんので、メンタルクリニック等で相談希望の方はご遠慮ください。
アンネ・フランクからのメッセージ~現代ドイツにおける差別と偏見への取り組み~
対象:一般の方
3
4
11
11
21
21
伊藤
松永
ナチス・ドイツ時代のホロコーストに至るユダヤ人迫害の歴史を持つドイツは、どのように過去
に向き合い、そして今日の多文化社会における差別や偏見に対して取り組もうとしているので
しょうか。ホロコーストの犠牲者の一人であるアンネ・フランクが残した日記から発せられる
メッセージをもとに、ベルリンにあるアンネ・フランク・センターは過去と現在における差別と
偏見に対し、とりわけ青少年を対象にさまざまな取り組みを展開しています。これらの取り組み
を紹介し、多文化社会日本における差別や偏見に対する取り組みや他者とともに生きる社会を実
現するための教育のあり方について考えていきます。
子どもの問題をどう理解する?(関係発達の視点から)
対象:教育や臨床心理に関心のある一般の方、特に教育関係者
子どもの発達、特に養育者や仲間との関係性の視点から「子どものそだち」について、理論的な
内容も含め紹介します。さらに、不登校・被虐待・発達障害などの子どものさまざまな問題につ
いて、子どものそだちや発達の視点から理解を深めます。