フルコントルスディオ

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2 東京都大田区大森東4
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TEL(03)
5436‐2550 FAX(03)
5436‐2551
ウエルツ株式会社
建設機械機器
電子メール [email protected]
油圧ショベル用 小型表面切削アタッチメント
ホームページ http : //homepage3.nifty.com/welltz/
フルコントルスディオ
資料請求先 TEL(03)
5436‐2550
(NETIS 登録番号:KT‐
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‐A)
油圧配管+電気配線
深さ調整シム
製品写真(油圧+配線と深さ調整シム)
概
要
「フルコントルスディオ」は、ブレーカー配管がされてい
れば全てのメーカーの油圧ショベルに取り付けられるアタッ
チメントで、油圧による切削部分と電動による旋回部分(付
属の配線キットで簡単に接続できる)とを連動させながら、
縁石周りやマンホール周り等の曲線部分を簡単に切削でき
る、小型表面切削アタッチメントである。
アスファルト切削について
車道切削工事では、大型切削機(幅2.
5m×全長1
3m 程度)
が一般的に使用されているが、大型化により歩留りは高まる
反面、マンホールや電柱等の障害物を避けるため、大きな削
り残しができてしまう。このような削り残しはハンドブレー
カー等の人力ハツリや専用小型切削機で処理され、作業者へ
の負担はもとより振動騒音などの弊害も生じる。
コンクリート切削について
旧コンクリートに新コンクリートを打ち継ぐ場合(嵩上げ
工事)
、打ち継ぎ目の処理が重要となる。例えば床板の改良
増し厚工事では必ず表面を切削し、新しいコンクリートを打
設する。しかし人力施工では一定のはつり深さが維持できな
いため、マイクロクラックが多く、水分の侵入を許して出来
形について悪影響を生じることもある。
「フルコントルスディオ」は、ハツリ作業を機械化し、人
力施工よりも出来形が良くマイクロクラックの少ない処理表
面を作り出し、打ち継ぎ目の強度を安定させるとともに、作
業時間を短縮し作業の安全性を向上させることができる。チ
ッピングというよりも研削に近く、人力施工よりもきれいな
仕上がり面が得られる。
広がる用途
従来の人力作業に代わる方法として、騒音振動が少なく、
細かい所や長い距離、電動旋回を使ってテーバーカット(擦
り付けの代わりの斜め切削)の切削もできる。ブレーカー等
の人力施工に比べ、施工性・出来形が良い。さらに人力作業
より安全性が高く、騒音や振動も低減できる。
従って、人手が足りない時の大型切削機の補助としてだけ
でなく、切削業者を呼ぶほどでない小規模補修や応急処置、
製品写真(打継ぎ面処理状況)
さらには段差取り、こぶ取り、轍取り等の道路や橋の長寿命
化修繕に有効である。また、コンクリートやタイルなども切
削できるので商店街や公園等のタイル除去、古くなると開削
して交換していた街渠のエプロン部の補修作業や、バリアフ
リー作業等は、安価でしかも通行止めの時間も短縮できる。
「フルコントルスディオ」は、自重3t の油圧ショベルに
搭載できるので4t トラックで搬送できるとともに、道路を
片側開放するだけで作業ができる(ただし増量のカウンター
ウエイトの装着を要す)
。重量が軽く、県道や市町村道など
の小規模補修や、小さな橋の床板出し補修工事に最適である。
ブレーカーよりはるかに小さな音なので、住宅街の作業や
夜間作業であっても近隣の苦情を軽減できる。また油圧ショ
ベルが操作できれば誰でも作業できる。
現在、舗装工事業者が保有しているほか、全国の建機レン
タル店がおのおの保有している。
特
長
1.壁面切削の場合、高所でも足場の必要がなく、作業時間
と作業費用を大幅に削減することができる。
2.深さ調整シムを交換すれば、切削深さを1
0!・2
5!のど
ちらかに変更できる。切削深さが常に一定のため、埋め戻
すときのコンクリートの量も平準化できる。
3.鉄筋を切らず骨材も傷めない。マイクロクラックの発生
が少なく打ち継ぎ目の強度が安定する。
4.ブレーカーよりはるかに小さい音なので夜間作業も可能。
仕様表
寸
名
称
フルコントルスディオ15
重
量
300㎏f
550㎏f
全高 A
1300㎜
1450㎜
560㎜
法
フルコントルスディオ25
全長 B
520㎜
全幅 C
390㎜
480㎜
電動旋回部
カルポス15
カルポス25
旋回電圧
12ボルト
24ボルト
切削幅
200㎜
300㎜
切削ビット数
24本
旋回部
切削深さ
切削部
油圧
定格圧力
最大許容圧力
最大流量
適合ショベルのクラス
36本
10㎜∼25㎜
10㎜∼25㎜
170㎏/㎝2以下
170㎏/㎝2以下
200㎏/㎝2
200㎏/㎝2
120!/min
120!/min
バックホウ重量3∼5t
バックホウ重量5∼8t
※仕様は改良のため予告なく変更することがある。
なお、適応ショベルは履帯方向の下向き作業に限定して選定した。