SMAM・バランスファンドVA株40型(適格機関投資家専用)

投資信託運用レポート
作成基準日 :
平成27年6月30日
SMAM・バランスファンドVA株40型(適格機関投資家専用)
【投信協会商品分類】 追加型投信/内外/資産複合
1/5
*当資料に記載されている数値は小数点第2位以下を四捨五入したものです。
①主として、国内株式マザーファンド(A号)受益証券、国内債券マザーファンド(B号)受益証券、外国株式マザーファンド(A号)受益証券および外国債券
マザーファンド(A号)受益証券への投資を通じて、国内株式、国内債券、外国株式および外国債券に分散投資を行うことにより、投資信託財産の中長期
的な成長を目指します。
②基本資産配分比率は下記の通りです。ただし、それぞれの資産の時価変動等に伴う各資産比率の変化については一定の範囲を設け、調整を行いま
す。
株 式
40% 債 券
60%
国 内
25%
国 内
45%
外 国
15%
外 国
15%
③実質外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わないことを基本とします。
● 基準価額および純資産総額
● 基準価額の推移
基準価額(円)
純資産総額(百万円)
(ファンド設定日 H15.11.21 )
前月比
6月30日
16,794
-212
3
-0
20,000
18,000
※ 基準価額は1万口当りに換算した価額です。
16,000
● 騰落率
基準日
14,000
騰落率
1ヵ月
H27.5.29
-1.25%
3ヵ月
H27.3.31
1.68%
6ヵ月
H26.12.30
2.99%
1年
H26.6.30
12.98%
3年
H24.6.29
52.00%
設定来
H15.11.21
67.94%
※ 騰落率を算出する基準価額は、信託報酬控除後です。
※上記騰落率は、実際の投資家利回りとは異なります。
12,000
10,000
8,000
H15.11
H17.11
H19.11
H21.11
H23.11
H25.11
■ 基準価額は、信託報酬控除後です。当ファンドの信託報酬は年率0.55%+消費税です。
■ 上記グラフは過去の実績を示したものであり将来の成果をお約束するものではありません。
● 資産構成
比率
基本資産配分
国内株式マザーファンド(A号)
24.9%
25%
外国株式マザーファンド(A号)
14.7%
15%
39.6%
40%
株式合計
国内債券マザーファンド(B号)
45.0%
45%
外国債券マザーファンド(A号)
14.6%
15%
59.6%
60%
債券合計
現預金等
合 計
0.8%
-
100.0%
100 %
★ 三井生命からのお知らせ
●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている投資信託の運用状況に関するものです。したがいまして、特別勘定のユニット価
格等につきましては「特別勘定の運用概況」をご覧ください。また、ご契約者さまご自身のご契約内容につきましては、年4回郵送される「ご契約内
容のお知らせ」をご覧ください。●当ページの運用実績に関する内容は全て過去の実績を示すものであり、将来の運用実績を保証もしくは予想する
ものではありません。●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている当投資信託を運用する三井住友アセットマネジメント株式会社
が、当投資信託の運用報告として三井生命宛に作成したものをもとに、三井生命が提供するものであり、三井生命がその正確性・完全性を保証す
るものではありません。●当投資信託は、三井生命の変額商品において投資対象としているものであり、お客さまが当投資信託を購入・保有すると
いうことではありません。●他の特別勘定から当投資信託を主な投資対象とする特別勘定への積立金の移転をご検討される場合は、当社商品パ
ンフレット、特別勘定のしおり、ご契約のしおり-約款等を必ずご覧ください。
■このレポートの内容は作成基準日のものであり、将来予告なく変更されることがあります。また、運用実績等に関するグラフ・数
値等は過去の実績を示すものであり将来の運用成果をお約束するものではありません。■当ファンドは、直接またはマザーファン
ド受益証券を通じて、株式等値動きのある証券(外国証券には為替リスクもあります)に投資しますので基準価額は変動致します。
■投資信託は、元本や利回りが保証されているものではありません。■投資した資産の価値の減少を含むリスク(価格変動リス
ク、為替リスク、信用リスク等)は、投資信託をご購入のお客様が負うこととなります。
SMAM・バランスファンドVA株40・60・80型(適格機関投資家専用)
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平成27年6月30日
作成基準日 :
【国内株式 : 国内株式マザーファンド(A号) 】
● 基準価額および純資産総額
6月30日
10,706
基準価額(円)
889
純資産総額(百万円)
● 基準価額の推移
前月比
-172
-182
※基準価額は1万口当りに換算した価額です。
(ファンド設定日 H12.4.3 )
25,000
22,500
20,000
17,500
● 騰落率
1ヵ月
3ヵ月
6ヵ月
1年
3年
設定来
15,000
基準日
H27.5.29
H27.3.31
H26.12.30
H26.6.30
H24.6.29
H15.11.21
ファンド ベンチマーク(*)
-2.42%
-1.58%
5.84%
6.86%
16.98%
17.11%
31.55%
33.74%
125.01% 124.97%
112.89% 105.16%
※上記騰落率は、実際の投資家利回りとは異なります。
※“設定来”の騰落率は、「SMAM・バランスファンドVA」
設定日前日を基準としております。
● 資産構成 ※1
6月30日
97.7 %
株式
0.0 %
先物等
2.3 %
現預金等
100.0 %
合 計
※1 マザーファンド純資産総額対比
※2 マザーファンド現物株式評価額対比
12,500
10,000
7,500
5,000
H15.11
H17.11
H19.11
H21.11
H23.11
H25.11
■ 基準価額は、H15.11.20を10000として指数化しております。
■ 上記グラフは過去の実績を示したものであり将来の成果をお約束するものではありません。
*当ファンドはTOPIX(東証株価指数、配当込み)をベンチマークとします。「TOPI
X」に関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。また、
当ファンドを東京証券取引所が保証するものではありません。
● 上位組入業種 ※2
業種名
1 電気機器
2 輸送用機器
3 銀行業
4 化学
5 情報・通信業
6 機械
7 小売業
8 陸運業
9 保険業
10 建設業
その他
合 計
比率
11.8 %
10.7 %
10.5 %
6.3 %
6.2 %
5.7 %
4.9 %
4.3 %
3.9 %
3.8 %
31.9 %
100.0 %
(組入全銘柄数 115 )
● 上位組入銘柄 ※1
銘柄名
比率
1 トヨタ自動車
4.6 %
2 三菱UFJフィナンシャル・グループ
3.7 %
3 みずほフィナンシャルグループ
2.6 %
4 三井住友フィナンシャルグループ
2.5 %
5 日本電信電話
2.0 %
6 伊藤忠商事
1.7 %
7 第一生命保険
1.7 %
8 富士重工業
1.6 %
9 三菱商事
1.5 %
10 塩野義製薬
1.5 %
その他
74.3 %
合 計
97.7 %
● ファンドマネージャーコメント (国内株式)
TOPIX(東証株価指数、配当込み)は月間で2.42%の下落となりました。
月前半は、欧米長期金利の上昇や日銀総裁発言を受けた円高進行などが嫌気され下落しました。月後半は、ギリシャ債
務交渉の動向に神経質な展開となり、月末には交渉決裂によるデフォルト(債務不履行)懸念から大幅下落となりました。業
種別では、小売業、水産・農林業、精密機器などが上昇する一方、ゴム製品、鉄鋼、海運業などが下落しました。
<運用経過>
当月は、個別銘柄の売買が中心となりました。具体的には、企業価値に対し株価水準が割安と判断される銘柄や先行き
の業績拡大が見込める銘柄などを中心に買い入れる一方、これまで株価が堅調に推移してきた銘柄や業績改善が相対的
に見劣りする銘柄などを売却しました。
個別銘柄の主な売買では、堅調な業績が期待される西日本旅客鉄道や日本ハム、相対的に株価の出遅れ感が強いANA
ホールディングスなどの買い入れを行いました。一方、オリックスやファナックなどを売却しました。
★ 三井生命からのお知らせ
●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている投資信託の運用状況に関するものです。したがいまして、特別勘定のユニット価
格等につきましては「特別勘定の運用概況」をご覧ください。また、ご契約者さまご自身のご契約内容につきましては、年4回郵送される「ご契約内
容のお知らせ」をご覧ください。●当ページの運用実績に関する内容は全て過去の実績を示すものであり、将来の運用実績を保証もしくは予想す
るものではありません。●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている当投資信託を運用する三井住友アセットマネジメント株式会
社が、当投資信託の運用報告として三井生命宛に作成したものをもとに、三井生命が提供するものであり、三井生命がその正確性・完全性を保
証するものではありません。●当投資信託は、三井生命の変額商品において投資対象としているものであり、お客さまが当投資信託を購入・保有
するということではありません。●他の特別勘定から当投資信託を主な投資対象とする特別勘定への積立金の移転をご検討される場合は、当社
商品パンフレット、特別勘定のしおり、ご契約のしおり-約款等を必ずご覧ください。
SMAM・バランスファンドVA株40・60・80型(適格機関投資家専用)
作成基準日 :
3/5
平成27年6月30日
【国内債券 : 国内債券マザーファンド(B号) 】
● 基準価額および純資産総額
6月30日
13,100
基準価額(円)
49,630
純資産総額(百万円)
● 基準価額の推移
前月比
-8
3,324
※基準価額は1万口当りに換算した価額です。
(ファンド設定日 H12.9.19 )
10,050
10,000
● 騰落率
基準日
1ヵ月
3ヵ月
6ヵ月
1年
3年
組入開始来 H27.6.2
ファンド
ベンチマーク(*)
9,950
9,900
H27.6
0.06%
0.06%
※上記騰落率は、実際の投資家利回りとは異なります。
※“組入開始来”の騰落率は、「SMAM・バランスファンド
VA」で国内債券マザーファンド(B号)の組入を開始した日
(H27.6.3)の前日を基準としております。
●資産構成 ※1
6月30日
債券現物
97.6 %
先物等
0.0 %
現預金等
2.4 %
合 計
100.0 %
(未収利息等を含みません)
平均残存年数(年)
9.46
平均利回り
0.49%
● 満期構成 ※2
7.6 %
1年未満
9.8 %
1-3年
16.4 %
3-5年
1.6 %
5-7年
34.5 %
7-10年
30.1 %
10年以上
100.0 %
合 計
※1 マザーファンド純資産総額対比
※2 マザーファンド債券評価額対比
■ 基準価額は、H27.6.2を10000として指数化しております。
■ 上記グラフは過去の実績を示したものであり将来の成果をお約束するものではありません。
*当ファンドはNOMURA-BPI(総合)をベンチマークとします。
NOMURA-BPI(総合)は、野村證券株式会社が公表する指数であり、NOMURA-B
PI(総合)に関する一切の知的財産権その他一切の権利は野村證券株式会社に帰属しておりま
す。また、野村證券株式会社は、ファンドの運用成果に対して一切の責任を負うものではあり
ません。また、当ファンドを同社が保証するものではありません。
● 種別構成 ※2
76.8 %
国債
1.0 %
政府保証債
0.2 %
地方債
1.7 %
金融債
16.2 %
事業債
1.0 %
円建外債
3.2 %
その他
100.0 %
合 計
(組入全銘柄数 105 )
● 上位組入銘柄 ※1
銘柄名
比率
1 第329回利付国債(10年)
13.9 %
2 第335回利付国債(10年)
4.3 %
3 第151回利付国債(20年)
4.1 %
4 第350回利付国債(2年)
4.0 %
5 第122回利付国債(5年)
3.8 %
6 第338回利付国債(10年)
3.6 %
7 第280回利付国債(10年)
3.4 %
8 第327回利付国債(10年)
3.1 %
9 第123回利付国債(5年)
3.1 %
10 第332回利付国債(10年)
2.9 %
51.5 %
その他
合 計
97.8 %
(未収利息等を含みます)
● ファンドマネージャーコメント (国内債券)
長期金利(10年国債利回り)は前月末の0.390%から0.455%へと上昇しました。
長期金利は0.4%付近で取引が始まったものの、欧米金利の急上昇を受けて、初旬に0.5%付近へと上昇しました。9日に行われた流動性
供給入札(市場で品薄となっている国債銘柄を追加発行すること)が好調な結果となると、長期金利は一時0.4%台半ばまで上昇幅を縮小
しました。しかしその後もポジション調整の売りが継続した欧州や、景気回復を背景に利上げ観測が高まった米国で金利上昇が続いたこと
で、国内でもリスク削減のためのポジション調整の売りや国債入札に向けたヘッジ売りが優勢となったため、中旬にかけて長期金利は再度
上昇し、一時0.545%をつける場面もありました。その後、11日の20年国債入札を無難に終えると、月後半に向けて需給が好転するとの期
待を背景に長期金利は低下に転じました。FOMC(米連邦公開市場委員会)で緩やかなペースでの利上げが示唆され、欧米金利の上昇が
一服すると、国内長期金利は下旬に0.415%まで上昇幅を縮小しました。その後月末にかけては、欧米金利の上昇懸念が残るなか、海外
金利やギリシャの債務問題に左右され、0.4%台でボラタイル(変動の激しい)な展開が続き、0.4%台半ばで引けました。
<運用経過>
長期金利は一時的な振れはあるものの基調的には低位で推移すると判断し、ベンチマーク対比で長めのデュレーション(投資資金の平
均回収期間)を継続しました。残存期間構成は、長期ゾーンのオーバーウェイトを継続しました。種別セクター戦略では、事業債とMBS(不
動産担保証券)のオーバーウェイト及び政府保証債、地方債のアンダーウェイトを継続しました。
★ 三井生命からのお知らせ
●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている投資信託の運用状況に関するものです。したがいまして、特別勘定のユニット価格
等につきましては「特別勘定の運用概況」をご覧ください。また、ご契約者さまご自身のご契約内容につきましては、年4回郵送される「ご契約内容の
お知らせ」をご覧ください。●当ページの運用実績に関する内容は全て過去の実績を示すものであり、将来の運用実績を保証もしくは予想するもの
ではありません。●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている当投資信託を運用する三井住友アセットマネジメント株式会社が、当投
資信託の運用報告として三井生命宛に作成したものをもとに、三井生命が提供するものであり、三井生命がその正確性・完全性を保証するものでは
ありません。●当投資信託は、三井生命の変額商品において投資対象としているものであり、お客さまが当投資信託を購入・保有するということでは
ありません。●他の特別勘定から当投資信託を主な投資対象とする特別勘定への積立金の移転をご検討される場合は、当社商品パンフレット、特
別勘定のしおり、ご契約のしおり-約款等を必ずご覧ください。
SMAM・バランスファンドVA株40・60・80型(適格機関投資家専用)
4/5
平成27年6月30日
作成基準日 :
【外国株式 : 外国株式マザーファンド(A号) 】
● 基準価額および純資産総額
6月30日
19,113
基準価額(円)
1,143
純資産総額(百万円)
● 基準価額の推移
前月比
-774
-62
30,000
※基準価額は1万口当りに換算した価額です。
25,000
● 騰落率
20,000
1ヵ月
3ヵ月
6ヵ月
1年
3年
設定来
基準日
H27.5.29
H27.3.31
H26.12.30
H26.6.30
H24.6.29
H15.11.21
ファンド ベンチマーク(*)
-3.89%
-3.95%
1.79%
1.41%
3.41%
2.57%
23.52%
22.86%
133.74% 142.93%
172.69% 184.06%
※上記騰落率は、実際の投資家利回りとは異なります。
● 資産構成 ※1
株式
先物等
現預金等
合計
● 国別組入比率※2
アメリカ
イギリス
フランス
ドイツ
カナダ
その他
合計
6月30日
97.9 %
0.0 %
2.1 %
100.0 %
54.2 %
7.8 %
6.0 %
5.3 %
4.3 %
22.4 %
100.0 %
(ファンド設定日 H12.4.3 )
35,000
15,000
10,000
5,000
H15.11
H17.11
H19.11
H21.11
H23.11
H25.11
■ 基準価額は、H15.11.21を10000として指数化しております。
■ 上記グラフは過去の実績を示したものであり将来の成果をお約束するものではありません。
*当ファンドはMSCIコクサイインデックス(配当込み、円べ-ス)をベンチマークとします。
MSCIコクサイインデックス(配当込み、円べ-ス)は、MSCIInc.が開発・公表する指数を当
社が独自に円換算したものです。また、当ファンドを同社が保証するものではありません。
● 上位組入銘柄 ※1
銘柄名
1 シェブロン
2 アップル
3 USバンコープ
4 コムキャスト
5 ウォルト・ディズニー
6 ハートフォード・フィナンシャル・サービシズ
7 センサータ・テクノロジーズ・ホールディング
8 PNCファイナンシャル・サービシーズ
9 ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ
10 イートン
その他
(組入全銘柄数 125 )
国名
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
オランダ
アメリカ
アメリカ
アイルランド
合 計
業種
エネルギー
テクノロジ・ハードウェア・機器
銀行
メディア
メディア
保険
資本財
銀行
各種金融
資本財
比率
2.0 %
1.9 %
1.7 %
1.7 %
1.7 %
1.6 %
1.5 %
1.5 %
1.4 %
1.4 %
81.4 %
97.9 %
※1 マザーファンド純資産総額対比、※2 マザーファンド株式評価額対比
● ファンドマネージャーコメント (外国株式)
6月の米国市場は下落しました。利上げ時期を巡る思惑に左右されたほか、ギリシャ債務問題の悪化が株価の重石となりました。月前半は、雇用統計な
ど良好な米経済指標を受け、利上げ時期の前倒し懸念が高まったことから株価は下落しました。その後、FOMC(米連邦公開市場委員会)会合が全体とし
てハト派(景気を重視する立場)的な内容となったことが好感され、株価は反発しました。しかし、月末にかけては、ギリシャ情勢の悪化から、株式市場は大
きく下落しました。
欧州市場も下落しました。ギリシャ支援プログラムの失効が6月末に迫る中、欧州市場は月を通してギリシャ債務問題に左右される展開となりました。一
時、債権団との協議進展期待から反発する局面もありましたが、最終的に欧州連合はギリシャへの金融支援の延長を拒否し、ギリシャは財政緊縮策の受
け入れを巡り国民投票の実施を発表しました。これを受けてギリシャのIMF(国際通貨基金)債務の不履行やユーロ圏離脱の懸念が強まり、月末にかけて
欧州市場は大きく下落しました。
(為替)当月末の米ドル/円は前月末よりやや円高の122円台となり、ユーロ/円は前月末よりやや円安の137円台となりました。日銀の大規模な金融緩和
などが円安材料でしたが、日米の政府高官や日銀総裁などから速すぎる円安の動きに対する牽制発言があったことなどから、円安の動きは抑制されまし
た。ただし、市場のショートポジションが大きかったユーロには買い戻しの動きが見られました。
<運用経過>
地域配分は、経済見通し、企業業績、バリュエーション(株価評価)の観点から主要株式市場間で投資魅力度の格差を見出し難いと判断し、中立を維持
しました。
銘柄選択では、北米で、景気拡大による業績改善余地や利益の中期成長性を重視しました。具体的には、雇用の回復と所得環境の改善の恩恵を受け
る個人消費関連、新薬の売上増やM&A(企業の合併・買収)による業容拡大が期待できる特殊医薬などを高位に組み入れました。また、金融政策が変更
された場合に業績拡大が期待される銀行も多めに配分しました。長期金利の上昇が株価の下落要因となる公益などの高配当業種には慎重なスタンスを
維持しました。欧州では、景気回復の恩恵が大きい消費関連や銀行などに多めに配分する前月の方針を維持しました。
★ 三井生命からのお知らせ
●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている投資信託の運用状況に関するものです。したがいまして、特別勘定のユニット価
格等につきましては「特別勘定の運用概況」をご覧ください。また、ご契約者さまご自身のご契約内容につきましては、年4回郵送される「ご契約内
容のお知らせ」をご覧ください。●当ページの運用実績に関する内容は全て過去の実績を示すものであり、将来の運用実績を保証もしくは予想す
るものではありません。●当ページは、三井生命の変額商品において投資対象としている当投資信託を運用する三井住友アセットマネジメント株式会
社が、当投資信託の運用報告として三井生命宛に作成したものをもとに、三井生命が提供するものであり、三井生命がその正確性・完全性を保
証するものではありません。●当投資信託は、三井生命の変額商品において投資対象としているものであり、お客さまが当投資信託を購入・保有
するということではありません。●他の特別勘定から当投資信託を主な投資対象とする特別勘定への積立金の移転をご検討される場合は、当社
商品パンフレット、特別勘定のしおり、ご契約のしおり-約款等を必ずご覧ください。
SMAM・バランスファンドVA株40・60・80型(適格機関投資家専用)
5/5
平成27年6月30日
作成基準日 :
【外国債券 : 外国債券マザーファンド(A号) 】
● 基準価額および純資産総額
6月30日
27,636
基準価額(円)
3,811
純資産総額(百万円)
● 基準価額の推移
前月比
-428
-10
※基準価額は1万口当りに換算した価額です。
● 騰落率
1ヵ月
3ヵ月
6ヵ月
1年
3年
設定来
(ファンド設定日 H12.4.3 )
20,000
18,000
16,000
14,000
基準日
H27.5.29
H27.3.31
H26.12.30
H26.6.30
H24.6.29
H15.11.21
ベンチマーク(*)
ファンド
-1.53%
-1.47%
0.14%
0.45%
-2.72%
-2.67%
12.99%
12.85%
59.22%
62.25%
86.58%
80.73%
※上記騰落率は、実際の投資家利回りとは異なります。
● 資産構成 ※1
6月30日
債券
96.0 %
先物等
0.0 %
現預金等
4.0 %
合 計
100.0 %
(未収利息等を含みません)
平均残存年数(年)
7.77
平均利回り
1.31%
● 満期構成 ※2
10.8 %
1年未満
11.4 %
1-3年
18.9 %
3-5年
24.7 %
5-7年
13.3 %
7-10年
20.9 %
10年以上
合 計 100.0 %
※1 マザーファンド純資産総額対比
※2 マザーファンド現物債券評価額対比
12,000
10,000
8,000
H15.11
H17.11
H19.11
H21.11
H23.11
H25.11
■ 基準価額は、H15.11.21を10000として指数化しております。
■ 上記グラフは過去の実績を示したものであり将来の成果をお約束するものではありません。
*当ファンドはシティ世界国債インデックス(除く日本、円ベ-ス)をベンチマークとします。
シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)は、Citigroup Index LLCの開発した指数
を当社が独自に円換算したものです。また、当ファンドを同社が保証するものではありません。
● 通貨別構成 ※2
42.0 %
アメリカドル
41.9 %
ユーロ
イギリス ポンド
8.8 %
2.1 %
カナダドル
オーストラリアドル
1.7 %
3.4 %
その他
100.0 %
合 計
● 上位組入銘柄 ※1
(組入全銘柄数 50 )
銘柄
通貨
比率
1
フランス国債 2.5% 2020/10/25
ユーロ
7.3 %
2
アメリカ国債 0.25% 2015/12/15
アメリカドル
7.0 %
3
アメリカ国債 1% 2019/08/31
アメリカドル
5.9 %
4
ベルギー国債 3.75% 2020/09/28
ユーロ
5.2 %
5
アメリカ国債 2.125% 2021/08/15
アメリカドル
4.9 %
6
ベルギー国債 1.25% 2018/06/22
ユーロ
4.8 %
7
フランス国債 5.5% 2029/04/25
ユーロ
3.9 %
8
アメリカ国債 3.75% 2041/08/15
アメリカドル
3.9 %
9
アイルランド国債 5% 2020/10/18
ユーロ
3.8 %
10
フランス国債 4.25% 2018/10/25
ユーロ
その他
3.8 %
46.5 %
合計
97.0 %
(未収利息等を含みます)
● ファンドマネージャーコメント (外国債券)
(債券)当月末(現地6月29日)の米国10年国債利回りは前月末より高水準の2.33%となり、ドイツ10年国債利回りも前月末より高水準の0.80%となりました。
米国では、雇用統計などの重要経済指標が堅調だったことで長期金利は一時2.5%程度まで上昇しました。しかし、FOMC(米連邦公開市場委員会)で利
上げを急がないスタンスが示されたことなどもあり、その後は長期金利が低下し、上昇幅を縮小しました。ユーロ圏では、ECB(欧州中央銀行)が量的金融
緩和策を継続しているものの、消費者物価指数の上昇などを背景としてドイツの長期金利は上昇しました。
(為替)当月末(6月30日)の米ドル/円は前月末よりやや円高の122円台となり、ユーロ/円は前月末よりやや円安の137円台となりました。日銀の大規模な
金融緩和などが円安材料でしたが、日米の政府高官や日銀総裁などから速すぎる円安の動きに対する牽制発言があったことなどから、円安の動きは抑
制されました。ただし、市場のショートポジションが大きかったユーロには買い戻しの動きが見られました。
<運用経過>
債券国別配分は、ベンチマーク対比で概ね中立の方針を継続しました。ユーロ圏内の国別配分では、格付けの低いイタリアやスペイン、および利回りの
低いオランダやオーストリアなどをアンダーウェイトとし、フランスとベルギーをオーバーウェイトとしました。
通貨配分は、相対的には景況感が強く利上げも視野に入っている米ドルのオーバーウェイトやECBの金融緩和スタンスが強まっているユーロなどのアン
ダーウェイトを基本としながら、局面に応じて、コモディティ(商品)価格上昇の恩恵を受ける豪ドルをオーバーウェイトし、買われ過ぎ感の出ている英国ポン
ドをアンダーウェイトするなど、機動的に対応しました。
デュレーション(投資資金の平均回収期間)は、米欧ともに長期金利のもみ合い推移を想定し、金利水準などに応じてベンチマーク対比で短期化もしくは
長期化のポジションを取りました。
残存構成は、米欧ともにデュレーション方針に合わせて適宜調整しました。
種別配分では、利回りの向上を図る目的で国債以外の債券の組入れを継続しました。
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