【2015年4月18日更新】

公開質問状をお送りしたのは以下の方々です。(敬称略・順不同)
・現職 =全員
・候補者=小沢 彰一、篠原 敏宏、中野 重則、平間 正治、村田 茂之
【2015年4月18日更新】
市町村
塩尻市
塩尻市
前職
現職
現職
氏名
宮田 伸子
横沢 英一
質問①
質問②
質問③
質問④
今後、原子力発電所を再稼働すべきだと考え 原子力発電所の稼働に必要な地元同意は立 原発関連事故における自治体の避難計画を 各事業所、家庭での電気エネルギーの使用
ますか?
地自治体以外に、30km圏内の自治体同意も 作成し、放射能事故に対する訓練を実施す に自然エネルギーを活用するための予算を
必要だと考えますか?
べきだと考えますか?
自治体で補助するべきだと考えますか?
回答
理由
現実に原発が稼働せずとも、皆の
協力と努力により夏や冬の需要期
を乗り切れました。今後代替エネル
ギーの利用や技術の進歩により、
また家電製品や産業用機器も、さら
に省電力が進むと考えられます。
技術に「絶対」がない以上、事故は
いいえ
不回避であり、あまりにもハイリスク
であり、また、放射性廃棄物の最終
処分地のあてもない中での再稼働
は無責任であり、子を持つ一人の
母として原子力に頼らない日本にな
ることを心から望みます。
3.11福島原子力発電所の被害の中
で、最悪のシナリオを考えると恐ろ
しくなる。広範囲で人が住めなくなり
(化石燃料の輸入により貿易収支
いいえ が赤字が続くことも心配ですが)ま
た廃炉を含めた、最終処分までの
課題も多いことから、それを上回る
リスクがあるため。
回答
はい
塩尻市
塩尻市
塩尻市
塩尻市
塩尻市
塩尻市
現職
現職
現職
現職
現職
現職
現職
西條 富雄
いいえ
はい
務台 昭
3.11福島原子力発電所の被害の中
で、最悪のシナリオを考えると恐ろ
しくなる。広範囲で人が住めなくなり
(化石燃料の輸入により貿易収支
が赤字が続くことも心配ですが)ま
た廃炉を含めた、最終処分までの
課題も多いことから、それを上回る
リスクがあるため。
金子 勝寿
古畑 秀夫
永井 泰仁
青柳 充茂
はい
・福島第一原発事故の原因究明も
収束もされていない。
・核と人類は共存できない。使用済
いいえ み核燃料の処理もできていない。
原発事故が発生すると事故処理対
応は大変困難ですが、現状での発
電燃料は、外国からの原油や
シェールガスの輸入に頼っており、
突発事情によるリスクや国内企業
向けの電気料金を高くすると海外
いいえ 進出が進み、製品価格や雇用等に
大きく影響するので、安全性の
チェックを厳しくする前提で最小限
の原発再稼働はやむを得ないが、
今後は段階的に廃炉にすべきであ
り、再稼働は基本的に反対です。
不都合な真実であっても包み隠す
ことなく情報公開した上で国民的議
論を尽くすべき。まだ再稼働すべき
いいえ でないのはもちろんだが、事実を正
しく知らない一方的な議論では話は
通らない。
放射能を適正に管理することがで
きない上に廃棄物処理や廃炉の方
法も未確定である。人類への影響
を考え全廃すべきなので、再稼働
いいえ には反対。
当市も本年度まで、太陽光発電
10kW未満の家庭に対し、補助金
(申請予算内)を出していたが、今
年度から中止となり、住宅用省エネ
ルギー設備設置補助金(家庭用蓄
電池等)や、木質バイオマス設置設
備等補助金に変更になる。これは
太陽光パネルの設置が急増し、発
電量が増加し、また設置費用が大
幅に減額となり、固定価格買い取り
により安定化等によるものです。
天変地異、有名な地震国、唯一の
原爆被災国でもあり、3.11の収束も
できていない現状、30km圏内自治
体同意は必要。
週・月1の数値が出ますが、あくま
でも現在は平地の値です。年数に
より高まる恐れありで、避難計画は
必要です。
自然エネルギー使用は理想ではあ
りますが、経費が高額であり、又、
年数(耐要)後の処分も考慮する
に、予算が大きな負担になるか?と
懸念される。
はい
事故が起きたら大変だから。
現職
柴田 博
再稼働すれば「核のごみ」が増え続
けることになる。これ以上処理でき
いいえ ない核のごみを増やすことは許せ
ない。
はい
塩尻市
現職
永田 公由
いいえ
はい
塩尻市
候補者
小沢 彰一
はい
地元の同意がとれたら再稼働とい
うのはおかしい。30km圏内はもち
ろん隣接の自治体や県の同意もと
るべき。放射能は大気中で拡散し
ている。食物や、水への影響や健
康被害は自治体ごとに区切ること
はできない。
事故が発生した時には、立地自治
体だけでなく広範囲に影響が及ぶ
ことになるため。
はい
原発事故を事前にシュミレーション
して、放射能の影響のない安全な
場所に誘導できるよう自治体避難
計画を樹立し、短時間に大勢の人
が避難できる移送手段や避難先施
設を事前に確保しておく必要があ
り、これに関わる避難訓練も当然と
考えます。
実際に可能な計画であるかどうか
は、より実際に近い形でシミュレー
ションしてみないとわからない。
はい
はい
はい
過去に起きた国内での関連事故に
おける手記を読んだが、事故後に
雨の中を子どもたちが帰宅した例も
あると知り、正しい知識と情報の大
切さを思う。目に見えない放射能で
あるだけに、大人も子供も知識と訓
練が必要。
原発が運転していなくても、事故が
発生する可能性はあるため。避難
計画や訓練は必要と考えます。
はい
生活権からすれば当然。国民投票
にかける必要すらある。
はい
・代替エネルギーの活用による、循
環型社会の構築が必要。
・住民の皆様の理解と参加が大
事。
はい
はい
事故発生時に受ける被害は行政区
割で差があるべきではない。地元と
いう場合の範囲についても必要な
規定を明文化すべき。
はい
危機管理を常に持ち、それに対す
る訓練は実施すべき。
はい
はい
塩尻市
安全性がまったく保障されず、維持
すること自体、人類の負の遺産とな
いいえ る。もっともコストがかかるエネル
ギーである。
福島やチェルノブイリの事故でも大
きく報道されたが、重大な事故が起
きると人間や動植物等に致命的ダ
メージを与えるリスクがあります。万
が一の事故の為にハグ(避難図上
訓練)や地域の防災訓練等で放射
性物質に対する行動や知識を学ぶ
ことは大切だと思う。(例:ヨウ素131
への対応、安全ヨウ素剤の服用、
内部被ばく対策)
原発事故が発生した場合に、放射
能の影響範囲が大きく施設の安全
性や事故対策を事前に協議して確
認する必要があり、30km圏内の自
治体同意も必要と考えます。
はい
はい
原発依存率を可能な限りゼロに近
づけるため、自給自足できる(地産
地消?)自然エネルギーを有効活
用させる為に必要な補助は、国主
導で県から市町村へと連携したも
のにする。
再稼働については、原子力規制委
員会に審議を厳格に行っていただ
く。万が一、再稼働する場合は、地
元自治体の同意や影響が及ぶ自
治体との話し合い、同意も必要だと
考えます。立地自治体は長年、原
発の恩恵を受けてきた。財政、経済
的打撃や、費用の不安定等の問題
が発生することも対処していかなけ
ればならないと思う。
はい
丸山 寿子
・代替エネルギーの活用による、循
環型社会の構築が必要。
・住民の皆様の理解と参加が大
事。
同左
今回の事故でも明らかなように広
範囲に拡散するから。
現職
はい
理由
もちろん、国からの補助も必要と考
えます。各自治体は補助金交付に
より、それぞれの地域に適した自然
エネルギー(太陽光発電、地熱発
電、風力発電、水力発電、バイオマ
ス発電など)の普及に努め、また、
電気エネルギー削減のための工夫
(太陽熱利用、薪・ペレットストーブ
(ボイラー)、冷暖房時のエネル
ギー使用を抑える断熱材使用の新
築・リフォーム)に対しても補助をす
べきと考えます。
はい
はい
はい
塩尻市
回答
危機管理を常に持ち、それに対す
る訓練は実施すべき。
原発のリスクは大きいので、関係住
民の同意は必要。
はい
理由
事故は必ず起きるものと考え、最小
限の被害にとどめるためにも、繰り
返し訓練を行うことは必要であると
考えます。様々な状況を想定し、対
処方法を明確にしておくことは原子
力発電所を保有する国としての責
任でもあると思います。
はい
はい
いいえ
はい
どの程度の被害状況になるか、未
確定な原発である。
いきなり全てを停止(廃炉)すると経
済的に大きな影響が出る。しかし、
徐々に減らしていき、最終的にはす
べて無くすことがベターだと考えま
す。2013年7月施行策で原発の運
転期間は40年と規定されている。規
定を厳格に適用すれば建設中の炉
を除き、2030年に原発20基に、40
年代にはゼロになる。電力小売の
自由化、発送電分離を柱とした、電
力改革を着実に進めれば、原発依
存度を下げることができると感じま
す。
青木 博文
回答
原発のリスクは大きいので、関係住
民の同意は必要。
今の安全基準で合格とした原発を
再稼働すると、同じ過ちを繰り返す
ことになる。
塩尻市
理由
実際に今回の事故でも30km圏内と
言わず、もっと広範囲に被害が及
びました。したがって、原子力発電
所の稼働は、立地自治体だけでの
問題ではないと考えます。立地自
治体には国から多額の交付金が入
ることなどからも、あからさまに利益
誘導に左右される立地自治体だけ
の同意ではならないと考えます。
はい
はい
・原発をなくすため。
・地球温暖化にこれ以上させないた
め、自然エネルギーの普及を図る。
財政的に余裕があれば補助も可能
ですが、経済産業省などが後押しし
ている「バイオマス産業都市」の指
定を目指して、市の政策にバイオマ
スタウン構想を掲げ、地域循環型
社会の構築に向けて、本格的に取
り組む時期だと考えます。
日本の再生エネ買取価格は高すぎ
るという問題がある。消費者負担額
を減らすためには、先ずFIT改革が
いいえ 適正に行われるべき。負担はその
上で誰がどう行うべきか議論し、実
行しながら改善していく必要がある
のではないか。
はい
当市でもすでに補助金等も実施し
ているが、今後さらにPRして導入
促進を図り、予算も増やすべき。自
治体もだが、国は本腰をいれて取り
組んでほしい。合わせて省エネで豊
かに暮らせる知恵と文化を伝える
べき。
エネルギーについても地産地消を
目指すべきと考えます。
はい
はい
現在停止している原発がすでに危
険であり、廃炉が終わるまで避難計
画・訓練は必要。
はい
再生可能エネルギーが軌道にのる
までは必要。発送電分離など大き
な制度改革が早急に必要。
塩尻市
塩尻市
塩尻市
候補者
候補者
候補者
中野 重則
平間 正治
村田 茂之
火力発電所に頼るCO2 の発生に懸
念されます。将来的には経済的な
いいえ 面も考慮し原発ゼロにするべき。
有史にも希な大地震であったとは
いえ、東日本大震災による福島原
発の状況やこれに対する対応策
(建物の耐震強度、メルトダウンへ
の対応策等々)が検証、確立されて
いない中で、安易に再稼働を推進
いいえ
すべきではないと考えます。同時に
原子力に頼らない自然エネルギー
などの活用や低コスト化を進めるこ
とが必要と考えます。
まず、大きな社会問題に貴組合が
取り組んでおられることに敬意を表
します。再稼働の是非については、
理想的には「いいえ」と考えます。た
だ、エネルギー供給の立場からは、
いいえ 現実的に政府・経産省の進め方が
現実的と考えます。
最悪の事態を考えた時に必要と思
います。
はい
事前の準備は大切です。
はい
原子力発電所有事の際における影
響は広範囲にわたることから、基本
的には周辺自治体の同意が必要と
考えます。
はい
はい
但し、30kmのしきい値について、適
切な距離なのかの知見は持ち合わ
せておりません。30kmの根拠はお
持ちですか。
はい
自然エネルギーの活用が拡まる。
はい
放射能事故のみならず災害全般に
対応していくことが必要と考えま
す。特に震災に対する訓練や備品
等の備えは必要であり、定期的な
繰り返しの訓練などにより、特に人
的被害を最小限とすることが是非と
も必要と考えます。
はい
リスクマネジメント、危機管理の優
先度の中で決定すべきと考えます。
はい
以下の方々へも公開質問状を送付しましたが、期日までに回答をいただけませんでした。(以下の方が含まれます)
塩尻市 現職
五味 東条
・「回答しない」と積極的意思表示のあった方
塩尻市 現職
山口 恵子
・立候補しないので回答は差し控えると意思表示のあった方
塩尻市 現職
牧野 直樹
・期日までに回答をいただけなかった方
塩尻市 現職
金田 興一
塩尻市 現職
森川 雄三
塩尻市 現職
中原 巳年男
塩尻市 現職
鈴木 明子
塩尻市 現職
中村 努
塩尻市 現職
塩原 政治
塩尻市 現職
中原 輝明
塩尻市 候補者 篠原 敏宏
はい
自然エネルギー活動推進について
は大賛成です。自治体からの補助
については、その自治体の財政状
況やら補助限度額などいろいろな
課題があると思いますが、議会など
で十分に検討されることが必要と考
えます。
まず、その必要性を感じられるので
あれば、自治体補助の有無に関係
なく自己で対応するのが基本です。
自治体も資金に制約がある訳なの
で、優先順位が決められるはずで
す。アンケートを記入している中で、
やや質問の流れ、意図が見えなく
なりました。もっと目的に合わせた
アンケート質問をして下さい。