商学部 - 慶應義塾大学 学部入学案内

商学部
Faculty of Business and Commerce
商学科
「実学」の精神で、未来の組 織リーダーを育 成
商学部の教育・研究の特色は、
「 実学」
という言葉に象徴されます。
「実学」
とは、福澤諭吉の実学の精神を継承するもので、
「 現実の社会現象の解明
または実社会での実践のために、合理的・実証的精神に基づいて、
既存の知識体系を再構成すること」
を意味しています。現実の諸問題を自ら発見し、
解明に向けて仮説を構築・検証し、創造的な発想をも兼ね備えた
説得力ある解決策を導き、発信する。
そのような時代の一歩先を見通せる
組織のリーダーを養成することが、商学部の教育目標です。
ホームページで、より深く商 学 部を知る
Pick Up Menu
カリキュラムのコンセプト / 研究会 / 国際交流 / 教員の紹介 / 学部紹介ビデオ ほか
http://www.fbc.keio.ac.jp/
*慶應義塾ホームページから 教育 ▶ 大学学部等一覧 ▶ 商学部 とアクセスすることもできます。
40
慶應の商学部は、多くの他大学の商学部とは異なる特徴を持っています。
それは、
「 商学」の研究対象を現代の産業
社会全般ととらえているためで、非常に幅広い領域に多様な教育・研究が展開されています。コアとなる領域は、
①企業活動を経営的側面からとらえる経営、②お金の動きから経営活動をとらえる会計、③商品の流通過程を研究
する商業、④企業活動の総体としてのマクロ経済や個々の産業分野を研究する経済・産業、の 4 つに分類されます。
学 部インデックス 文 学 部
産 業 社 会 を 科 学 する 4 つ の 視 点
時 代 に 応 えるカリキュラム再 編
幅に増やし、問題発見・解決能力、情報発信能力、コミュニケーション能力などの知的鍛錬を強化する、②外国語科目と
経済学部
商学部では、時代の進展に対応したカリキュラムを実施しています。現在の目的は、①少人数制の演習形式の科目を大
総合教育科目を一層充実し、国際性と豊かな教養を養うことを目指す、③入学後の早い段階から商学各分野の専門科
目を学べるようにカリキュラムを編成する、④現代社会の新たな課題に対応する複合的・学際的科目を設置する、です。
法学部
グロー バ ルに 活 躍 する人 材を育 成 するた めに
さらに、全学部 3・4 年生を対象に英語で行う選抜型プログラム
「Global Passport Program」
を実施しています。
理解度を育む教育の実践にあります。
また、卒業に必要な科目や単位を工夫して組むことで、専門分野である商学
以外に、外国語や数学といった特定分野を系統的に学ぶことができる
「強化プログラム」を設置しています。履修
商学部
その目的は、グローバルに活躍する人材に求められる高い知的レベル、チャレンジ精神、自立心や多様性に対する
学生は、卒業後に社会で求められる基礎力としての語学力や応用力を重点的に強化することができます。
医学部
カリキュラムのコンセプト
商学部の学問のコアは、経営、会計、商業、経済・産業という大きな 4 つの領域から構成されています。4 領域のあいだに制度的な
垣根はなく、各領域は相互に補完的な関係にあります。
また、これらの 4 領域を柱に、選択科目が豊富に用意されており、学生
理工 学 部
将 来の目標に合わせ履修を自らデザイン
各自の知的関心と希望する将来の進路にそって、
自主的かつ個性的に専攻分野や科目を選択し、履修することが可能です。
例えば、トップ・マネジメントの意思決定プロセスに関心があれば経営領域を中心に、また公認会計士を目指すなら会計領域を、
あるいは流通・広告に興味があるのなら商業領域を中心に履修できます。
また、グローバルなビジネス環境に興味を持つ学生が
経済・産業領域から国際経済関連科目を中心に履修することも考えられます。一方、広範な視野の中で問題発見と問題解決の
カリキュラムのコンセプト
経済活動の結果をお金の側面から
とらえた測定・記録・評価
学際的・
総合的科目
外国語科目
隣接諸科目
国際経済
体育系科目
フランス語
スペイン語
A
経営学
計量経済
B
金融・保険
交通・
公共政策・
産業組織
中国語
社会全体の問題に対する高い意識と関心、
自分の考えを世界に伝えるための情報発信力を養う
D
経済・産業
会計学
財務会計各論
管理会計各論
など
現代企業経営各論
経営管理各論
など
C
商業学
マクロ・マーケティング論
ミクロ・マーケティング論
労働・社会
など
産業史・経営史
社会の経済活動
全体が対象
想定される進路
ビジネスパーソン・起業家
公務員
専門職
(公認会計士・税理士など)
大学院
(高度職業専門人・研究者養成)
中学校・高等学校教員
(社会、地理歴史、公民、商業)
など
薬学部
自主強化科目
企業や非営利団体の
経営活動が対象
看護医療学部
自然科学系科目
英語
人文・
社会科学系
科目
総合教育科目 ドイツ語
環境情報学部
知的な鍛錬を希望するなら、
ひとつの領域に偏らず、幅広く科目を選んで学ぶこともできます。
総合政策学部
興 味・関 心と専攻分野選択の例
企業の創造する生産物やサービスが
消費者までたどり着く流通過程が対象
41
4 年 間のカリキュラム
総 合 教 育も情報処理教育も充実
総合的な知識やものの見方、判断力を養成する総合教育科目はもちろん、情報処理教育の科目が充実していることも商学部の
カリキュラムの特色です。
まず、
「 情報リテラシー基礎」で情報処理に関する基本的技能を身につけます。
さらに、商学部の柱となる
分野別に複数の講座が開設されている
「データとの対話」
では、より実践的な解析処理を学びます。
また外国語科目では、1・2 学年
で英語、
ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語の 5 カ国語から2 カ国語を履修します。
いずれも各自のレベルや関心に合わせた
多様な授業科目が設置されています。
4 領 域の土 台となる基礎科目
基礎科目は、商学部の柱となる経営、会計、商業、経済・産業の 4 領域を学ぶうえで共通の土台となる科目です。必修科目である
「経済学基礎Ⅰ・Ⅱ」
「微積分Ⅰ・Ⅱ」
「統計学Ⅰ・Ⅱ」
は、いずれも4 領域に欠かせない基本的な理論および分析ツールを学ぶ科目です。
また、選択必修科目の「経済史Ⅰ・Ⅱ」
「 社会経済学Ⅰ・Ⅱ」
「 私法基礎Ⅰ・Ⅱ」は、経済社会を時間的・空間的な広がりの中でとらえ、
あるいは経済社会を規定している法体系の基礎を学習します。
多 様な専 攻 科目・商学関連科目
専攻科目は 4 領域を柱に、A 経営、B 会計、C 商業、D1 国際経済、D2 計量経済、D3 金融・保険、D4 交通・公共政策・産業組織、
D5 労働・社会、D6 産業史・経営史の 9 つに分類された専門分野と、英語で実施される E
グローバルから構成されています。
1・2 学年にこの領域の基本的な科目を、3・4 学年では各専門分野の多くの科目を履修します。
2 年 間のゼミナールで研究に集中
生きた学問を実感できるよう、専攻科目では、演習的な授業として外国語演習、専攻演習、研究会、関連課題研究などを設置して
います。
それぞれ少人数制で、教員から個別的指導を受けながら、中身の濃い研究が行われています。特に研究会(ゼミナール)
は、多数の学生が三田での学びの中心と位置づける最も重要な科目で、原則 2 年間連続して学びます。
1 年 早く大 学院へ進学する道
上位 5%の成績優秀者については、第 3 学年終了時に大学院受験のチャンスが与えられます。合格すれば第 4 学年を飛ばして
大学院生になれます。
また、成績優秀な 4 年生には大学院への推薦入学制度があり、学科試験が免除されます。
学年
キャンパス
1
2
総合教育科目、外国語科目とともに
商学の基礎となる科目、数学などを
学ぶ。
総合教育科目
類 自然科学系科目→ 6 単位以上必要
Ⅰ
Ⅱ類 人文・社会科学系科目
Ⅲ類 学際的・総合的科目
基礎科目
4
三田
1 年次の対象 領 域に加え、
商学の専門知 識を広げていく。
カリキュラム
の流れ
外国語科目
3
日吉
研 究 会(ゼミナール)などの少 人 数
演習に所属し、大半の学生の活動が
研究会を中心に進む。
Ⅳ類 自主強化科目
Ⅴ類 体育系科目→最高 4 単位まで
研 究 会の集 大 成として、
卒 業 論 文を作 成 。
* 4 年間通して学べる。
合計 20 単位以上必要(うち指定演習科目 2 単位以上必要)
英、独、仏、中国、
スペイン語の中から2 カ国語履修 ※自主強化科目および専攻・関連演習科目として外国語中・上級のクラスがある。 合計 16 単位必要
Ⅰ類(基礎必修科目)経済学基礎Ⅰ・Ⅱ、微積分Ⅰ・Ⅱ、統計学Ⅰ・Ⅱ
※合計 12 単位以上必要
Ⅱ類(基礎基盤科目)経済史Ⅰ・Ⅱ、社会経済学Ⅰ・Ⅱ、私法基礎Ⅰ・Ⅱ
※合計 4 単位以上必要
Ⅰ類(専攻核科目)合計 10 単位以上必要
経営学(環境と戦略)、経営学(組織と管理)、商業学Ⅰ・Ⅱ
基本簿記と財務諸表の見方、産業経済論 a・b
Ⅱ類(専攻基本科目)合計 4 単位以上必要
専攻科目
※合計 18 単位以上必要
応用簿記、応用経営学(企業をめぐる諸課題)、財務会計論、
管理会計論、監査論、企業法、
マーケティング・マネジメント論、経済学Ⅰ・Ⅱ
Ⅲ類(専攻選択科目)
※Ⅳ類とあわせて46 単位以上必要
A 経営 B
会計 C 商業 D1 国際経済 D2 計量経済 D3 金融・保険
D4 交通・公共政策・産業組織 D5 労働・社会 D6 産業史・経営史
E
グローバル
Ⅳ類(専攻・関連演習科目)専攻演習、外国語演習、専門外国書研究、
研究会(ゼミナール)、関連課題研究、Passport Members' Workshop D
の中から 2 単位以上必要
商学関連科目
経済数学基礎、経済数学Ⅰ・Ⅱ、ゲーム理論、法学各論、経済学史 a・b、
その他教授会が適当と認める授業科目または商学部設置科目のうち
商学関連科目として履修申告したもの(合計 12 単位以上必要)
(2015年4月1日現在)
42
牛島利明研究会
いま現在の問題を、その歴史的背景から解き明かす
牛島 利明 教授
研究会の専門領域は産業史・経営史です。
その重要な課題のひとつは、“ いま
現在 ” 私たちが抱える問題を歴史的な背景から読み解き、新たな展望を獲得
することにあります。ある物事がどのような社会的・経済的要因の相互作用の
学 部インデックス 文 学 部
研究会 Pick Up
中で形成され、今なぜ変化しつつあるのか(またはなぜ変化しないのか)、その
理由を解き明かすことが重要な視角の一つであり、魅力です。そういった意味
といったアカデミックなプログラムに加え、
( 1)年齢や性別、障がいの有無に関
わらずすべての人が楽しめるまちづくり、
( 2)新しい都市と地方の関係を考える
ための限界集落での活動、
( 3)
「 食」の分野で生産者と消費者を結ぶ商品開発、
( 4)
ライフキャリア教育という4 つのテーマ
経済学部
では現在を対象とする学問とも言えます。研究会では、ディベートや共同研究
で、学生が自主的に活動を企画・運営するソーシャル・プロジェクトを行っています。
そもそも商学部での学びは現実を扱うも
学生からのメッセージ
法学部
のです。自分から新しい世界に飛び込み、自分の目で社会をしっかりと見て、自分で問題を発見する力を養うのは大切なこと
だと思います。
それは「実学」
としての学問を深めるきっかけにもなると考えています。
産業史・経営史の研究においては、過去を学ぶことではなく、まず経済社会の実情を知ることが出発点に
なんと
なります。私はその活動の一環として、富山県南 砺市にある限界集落でフィールドワークを行い、村の生活を体験し、産業や
状況」に問題意識を持ちました。そこで東京都内において、知られていない村の魅力を伝えるワークショップ
や、村へのツアー企画などを実施しています。研究会ではグループワークの時間が多いため、何事にも一人で
商学部
経済社会の実情を学んでいます。
その中で私は、
「 観光資源や特産品などの魅力が外部に発信されていない
取り組む以上の責任感を持たなくてはなりません。
その責任が大きいからこそ、みんなで「やりとげた感覚」は
何ものにも代えがたいものがあります。
商学部 商学科 3 年(福岡県・県立筑紫丘高等学校 出身)
医学部
トピックス
商学部では、卒業に必要な科目や単位を工夫して組むことで、専門分野である商学以外の特定分野を系統的に学ぶことがで
理工 学 部
基 礎力としての語学力や応用力を高める『強化プログラム』
きる
『強化プログラム』を設置しています。強化プログラムには英語、
ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語と数学があり、履
修学生は、卒業後に社会で求められる基礎力としての語学力や応用力を重点的に強化することができます。
形式の授業まで、幅広い内容の授業が用意されています。
また、商学部に限らず、他学部や国際センター、外国語教育研究セン
ターで提供されている指定科目や海外研修もプログラムの対象となっており、日吉・三田のキャンパスで学生自身の興味や目
的に合わせた履修をすることが可能です。所定の条件を満たしつつ、強化プログラムを構成する授業から必要な単位数を取得
2014 年度から商学部で新たに 3・4 年生向けに設置された専門的な国際プログラム、Global Passport Program(GPP)
と英語の強化プログラムとの連携も始まりました。GPP では、専門性の高いコースワークを提供するために、原則英語で授業
を行います。そのため 2016 年度から GPP に応募する学生は、1・2 学年配当の英語強化プログラム認定科目を少なくとも2 つ
のエリアから合計 4 単位以上取得していることが応募条件となります。
また、GPP の全科目が英語の強化プログラムの認定対
強化プログラム全教科の概要を商学部 HP(→「特色ある教育プログラム」→「強化プログラム」)に掲載しています。履修生の声
も掲載していますので、そちらもご参照ください(http://www.gakuji.keio.ac.jp/hiyoshi/sho/kyokaprogram.html)。
複 眼 的 思 考を養うオムニバス講座
講師がそれぞれ異なる角度から取り上げて講義するもので、教員ひとりによる通常の授業とは違った面白さがあります。2014 年
薬学部
ビジネスや国際事情の最新動向に精通するために、様々な総合講座が開かれています。
これは特定の総合的なテーマを複数の
看護医療学部
象となり、GPP の修了と英語強化プログラムの認定を両立させやすくなりました。
環境情報学部
した学生には、
「 認定書」が発行されます。
総合政策学部
強化プログラムには、特定のスキルを強化できるアラカルト科目から、体系的に思考力、分析力、理解力を強化できるセミナー
度は「21 世紀の実学」
「 国際競争のもとでの企業の成長戦略(経済広報センター寄附講座)」
「 現代の企業金融(みずほフィナン
シャルグループ寄附講座)」
「ダイレクト・マーケティング論(日本通信販売協会寄附講座)」
「 障害者雇用の現状と今後の方向性
(e キャリア・雇用プロジェクトK 寄附講座)」など、多彩なテーマが取り上げられました。
43
「 世 界の」未来を先導する志のために
G l o b a l P a ssport Program
経済・産業界が急速にグローバル化する現在、多くの学生の皆さんは慶應義塾から世界へと飛び立ち、
「 世界の」未来を先導す
る高い志を持っていることでしょう。
これまでも商学部では福澤諭吉の「実学の精神」に則り、現実社会における諸問題の発見か
らその具体的解決に至るまでの総合的判断能力を持つ人材の育成・教育に力を入れてきました。
しかし
「世界の」未来を先導す
るためには、さらに広い視野で世界の事象を理解し分析できる高い知的レベル、世界レベルの課題に果敢に取り組んでいくチャ
レンジ精神などが求められています。
「世界の」未来を先導する志に応えるだけでなく、このような志を持つ学生を多く育てたいという気持ちから、商学部では全学部
3・4 年生を対象に英語で提供する選抜型プログラム
「Global Passport Program」
を実施しています。
その目的は、
「グローバル
に活躍する人材に求められる高い知的レベル、チャレンジ精神、自立心や多様性に対する理解度を育む教育の実践」にあります。
この目的を達成するために、①専門性の高いコースワーク、②理論と現実の接点を強く意識したワークショップ、③経験知を学ぶ
アクティビティ、
という3 つの特徴を持つカリキュラムで学んでいきます。
①については、大学院生に入門レベルとして提供している科目の履修を通じ、高度な専門知識を英語で学びます。②については、
外国人教員による少人数のゼミ形式授業を履修し、理論に即して現実の問題を解決するプロジェクトに取り組みます。
コースワー
ク、ワークショップともに多くの留学生が履修しており、三田キャンパスにいながら世界の多様性を学ぶことができます。③につい
ては、キャンパス内外での活動を通じ、世界に通じる道を体験し経験知を蓄積していきます。2014 年度は、グローバル企業の工
場見学、国際機関で活躍するリーダーによる講演会、約 1 週間の米国・シリコンバレーでの海外研修を実施しました。
プログラムに参加するには、各学期に実施する選考に応募し、合格しなければなりません。2014 年度では、TOEICとGPA(成
績評価)を用い、応募者の中から上位 40 名を選抜しました。修了要件を満たした学生には、商学部長よりGlobal Passport
Holderとしての認証が授与されます。
Global Passport Holderという
認証制度
英語で提供される
選抜型プログラム
Global Passport Program
構成要素①
専門性の高いコースワーク
構成要素③
経験知を学ぶアクティビティ
構成要素②
理論と現実の接点を強く意識した
ワークショップ
卒 業 後の進路
国内外の組 織リーダーとして活躍
商学部の卒業生数は、学部創設以来 3 万人を超えます。
この卒業生たちは現在、経済界を中心に国内外を問わず広範な分野で
積極的に活躍しています。近年は、ジャーナリズム、情報産業、官公庁に進む者も次第に増える傾向にあります。
公 認 会 計 士試験 大学別合格者数、40年連続1位
公認会計士試験の大学別合格者数では 40 年連続 1 位となっています。本学出身の会計士による結びつきは強く、公認会計士
三田会が組織され、研修の実施など活発な活動を行っており、心強い存在です。
2010 年度
2011 年度
2012 年度
2013 年度
2014 年度
1位
慶應義塾大学(251 名)
慶應義塾大学(210 名)
慶應義塾大学(161 名)
慶應義塾大学(121 名)
慶應義塾大学(120 名)
2位
早稲田大学(221 名)
早稲田大学(169 名)
早稲田大学(109 名)
早稲田大学(93 名)
早稲田大学(94 名)
3位
中央大学(152 名)
中央大学(96 名)
中央大学(99 名)
中央大学(77 名)
中央大学(87 名)
(公認会計士三田会調べ)
44
経営
分 野 会計史Ⅰ・会計史Ⅱ
財務会計各論
会計監査各論
管理会計各論
商品やサービスを中心として起こる市場の問題を、理論的・経験的に解明する
ことを目指しています。その対象は、
マーケティング意思決定、流通・小売、広告・
コミュニケーション、サービス、消費者行動等々にまでおよんでいます。
マーケティング学説史
マーケティング史
マクロ・マーケティング論
ミ
クロ・マーケティング論
マクロ・マーケティング各論
ミ
クロ・マーケティング各論
D1
国際化時代の今日、世界経済と不可分の関係にある日本経済を見据えながら、
貿易、資本移動、技術移転、国際通貨制度といった問題の理論的・実証的解明、
政策的提言を図ります。
国際経済学Ⅰ・国際経済学Ⅱ
国際経済学各論
世界経済論Ⅰ・世界経済論Ⅱ
世界経済各論
国際金融論Ⅰ・国際金融論Ⅱ
国際金融各論
D2
理論とデータを使って企業や家計の行動を定性的・定量的に分析し、社会の
変化に対応した市場や政策の在り方を考察します。
理論経済学Ⅰ・理論経済学Ⅱ
理論経済学各論
経済政策Ⅰ・経済政策Ⅱ
経済政策各論
経済統計各論
計量経済学Ⅰ・計量経済学Ⅱ
計量経済学各論
D3
金融の分野は、個々の経済主体の金融問題から国民経済全体の貨幣的側面
まで幅広く研究対象を包摂します。保険の分野は経済的保障のうちでもっとも
重要な保険制度を対象とし、その制度の経済的、機能的、数理的な諸側面が
分析の対象になります。
金融論Ⅰ・金融論Ⅱ
金融各論
財政学Ⅰ・財政学Ⅱ
証券経済各論
保険学Ⅰ・保険学Ⅱ
保険学各論
リスク・マネジメント各論
D4
資本主義経済における望ましい市場競争のあり方-競争と独占-を究明する
ことを目指します。
また、交通などの公益事業を取り上げ、政府規制の在り方を
分析の対象とします。
産業組織論
産業組織各論
交通経済論Ⅰ・交通経済論Ⅱ
交通経済各論
D5
仕事と暮らしの経済学です。具体的には個人の就業行動、企業の雇用行動、それ
らが調整される労働市場の分析です。またその中での労使関係、組織心理、さら
に仕事と暮らしを社会的に支える社会保障などについても考えます。
労働経済学Ⅰ・労働経済学Ⅱ
産業関係論Ⅰ・産業関係論Ⅱ
産業関係各論
産業社会学Ⅰ・産業社会学Ⅱ
産業社会学各論
組織心理学 a・組織心理学 b
社会保障論Ⅰ・社会保障論Ⅱ
社会保障各論
D6
経済生活の歴史を産業発展、経営活動、金融といった個別の視点からとらえ、
解明していくことを目指します。
産業史
産業史各論
経営史
経営史各論
B
商業
C
医学部
金 融・保 険
看護医療学部
薬学部
Consumer Behavior and Marketing
e-Marketing
Global Marketing
Marketing Data Analysis
Research on Marketing
環境情報学部
IFRS Basic
International Accounting
Intermediate Financial Accounting
総合政策学部
Business and Strategic Management in Asia
Introduction to Management Strategy
Japanese Corporations in the Global Economy
Organizational Analysis and Management Theory
Advanced Study of International Economic Policy
Choice Analysis Technique(Analysis for Economics, Marketing, and Organizational Research)
Corporate Governance in Major Countries
Domestic Tax Law(Comparative Studies on Tax Systems)
Essentials of Regression Analysis Using R
Globalization and Human Resources Management
International Economics: Empirical Studies on Trade and FDI
International Economy: Policy Implications of Globalization
Japanese Economy
Japanese Business and Society
Macroeconomics
Macroeconomic Aspects of Public Finance
Managerial Economics
Microeconomics of Taxation
Organizational Architecture
Policy Implications of Economic Integration
Spatial Economics(City Formation, Firm and Residential Location Choice)
Theoretical Study on Development, Trade and Environment
理工 学 部
労 働・社 会
グローバル
E
商学部
計量経済
産業 史・
経 営 史
Global Passport Program(GPP)におけるコースワークとして英語で実施
される科目です。商学研究科とのコードシェア科目
(併設科目)を中心に、経営、
会計、商業、経済・産業分野から提供され、理論の修得と知的レベルの向上を
目指します。
Advanced Academic Writing for Undergraduates
Consumer Psychology in Global Markets
The Role of Culture in Communication
法学部
国際経済
経 済・産 業
D
経済学部
洋式簿記の最初の紹介者である福澤諭吉を祖として、その伝統を守っています。
財務会計、管理会計、会計監査を対象に、国際的、戦略的、歴史的観点から取り
上げています。
会計
現代企業経営各論
経営管理各論
経営学説史各論
交通・公共政策・
産業組織
A
科 目
企業経営や組織についての理論的また方法論的研究だけでなく、現代日本の
企業に対する実証的・計量的研究を含めた広範な問題を扱っています。そこで
扱われるアプローチもアメリカ経営管理論からドイツの経営経済学にまでおよん
でいます。
学 部インデックス 文 学 部
設 置 専 攻 科目
45
専 任 教員一覧
授業科目
職位
氏名
教授
石光 輝子
フォーグル,ヴァルター
准教授 足 立 典 子
専任講師 北 川 千 香 子
分野 職位
教授
准教授
教授
会計
外国語科目
教授
ドイツ語
専門(研究)領域
中世後期の英詩、散文
イギリス文学
理論言語学、言語哲学
英文学
アメリカ文学
シェイクスピアの受容史
アメリカ文学
異文化間コミュニケーション
理論言語学(音韻論)・認知科学
言語学(音韻論、
コーパス言語学、社会言語学)
語学教育、外国語教育、バイリンガル教育
消費者心理学、人間発達学、比較文化
第二言語習得、心理言語学
中世英文学、比較庭園精神史、比較文学
中世日本史、現代金融
経営
英 語
浅川 順子
英 知明
宇津木愛子
ハンリー,マシューM.
朝比奈 緑
大矢 玲子
竹内美佳子
吉田 友子
深澤はるか
准教授 佐 野 真 一 郎
シェイ,デビット
森吉 直子
佐々木美帆
西川 正二
専任講師 クラシゲ,ジェフリーヨシオ
ドイツ文学・ドイツ文化論
オーストリア・ドイツ・スイス現代文学、
政治学
現代ドイツ文化
演劇学、オペラ/音楽劇研究、演出美学
准教授
日本近代文学
コミネッティ,フィリップ 比較文学、19 世紀仏文学、
フランス文学
原 大 地 フランス語、
フランス語
専任講師 渡 名 喜 庸 哲 フランス哲学、社会思想
准教授
中国語
准教授
歴 史
准教授
准教授
民俗的視点による詩語と歌語の考察、中国語教授法
清朝考証学、詩経解釈学史
中国近現代政治史、日中関係史、現代中国政治
経済発展論
中国現代文学
金代詩文
横山和加子
瀧本佳容子
安井 伸
松田 健児
ラテンアメリカ史
スペイン文学
ラテンアメリカ現代史、比較政治
スペイン美術史
佐 藤 望 西洋音楽史
倫理学
教授
成 田 和 信 英語圏の倫理学
数 学
物理学
心理学
准教授
凸解析学
論理学・数学基礎論
確率論
グラフ理論・組合せ論
数理統計学
新 田 宗 土 素粒子論、場の理論、弦理論、物性系(冷
却原子気体や超伝導)、特に渦やソリトン
松 浦 壮 素粒子物理学、超対称性、超弦理論
教授
福 澤 利 彦 細胞生物学、発生生物学
准教授 上 村 佳 孝 進化生物学、昆虫学
専任講師 新 屋 み の り 発生遺伝学
准教授
木 島 伸 彦 パーソナリティ心理学、異常心理学、産業・組織心理学
准教授
交 通・公 共 政 策・産 業 組 織
生物学
小宮 英敏
白旗 優
安田 公美
准教授 藤 沢 潤
専任講師 丸 山 芳 人
金 融・保 険
総合教育科目
近代思想史 准教授 川 添 美 央 子 西洋政治思想史、17 世紀精神史
教授
計量経済
教授
教授
准教授
伏 見 岳 志 環大西洋とラテンアメリカの歴史
新 井 和 広 インド洋におけるアラブの移民活動
音 楽
教授
准教授
国際経済
教授
スペイン語
許 曼麗
種村 和史
段 瑞聡
孟 若燕
櫻庭ゆみ子
髙橋 幸吉
商業
教授
教授
氏名
専門(研究)領域
岡本 大輔
榊原 研互
菊澤 研宗
佐藤 和
谷口 和弘
三橋 平
神戸 和雄
梅津 光弘
井口 知栄
計量経営学、企業評価論
経営学説史、経営学方法論
経営学、組織の経済学、比較コーポレート・ガバナンス論
計量経営学、組織文化論、比較経営論
比較制度分析、戦略経営論、会社と持続可能性
経営学、
マクロ組織論、
マクロ組織行動
経営情報論
企業倫理学、経営社会政策論、応用倫理学
国際経営論、
グローバルイノベーション論、東南アジア研究
黒川 行治
友岡 賛
横田 絵理
園田 智昭
永見 尊
髙久 隆太
西川 郁生
吉田 栄介
深井 忠
前川 千春
財務会計論、会計情報論、経営分析論、公共会計論
会計学(財務会計論、会計史)
マネジメント・コントロール、組織行動、管理会計
管理会計論
監査論(会計士監査)
国際課税
財務会計論、国際会計論、会計基準論
管理会計論、原価管理・計算論、組織変革論
財務会計、会計監査
財務会計
髙橋 郁夫
堀越比呂志
濱岡 豊
清水 聰
小野 晃典
里村 卓也
白井美由里
斎藤 通貴
鄭 潤澈
髙田 英亮
流通論、
マーケティング論、消費者行動論
マーケティング方法論、
マーケティング学説史
マーケティング・サイエンス、製品開発論
消費者行動論、
マーケティング戦略
マーケティング論(広告論・消費者行動論)
マーケティング・サイエンス、消費者行動
消費者行動、
マーケティング
消費者行動論、
マーケティング戦略論
マーケティング、応用ミクロ経済学
マーケティング論、流通論
深尾 光洋
遠藤 正寛
大東 一郎
※柏木 茂雄
※鶴 光太郎
安藤 光代
金融論、国際金融論、
コーポレート・ガバナンス
国際経済学
経済発展(成長)論、国際貿易論、環境経済論
経済政策、国際経済、国際金融
比較制度分析、企業統治、雇用システム
国際経済学(国際貿易論)、開発経済学
樋口 美雄
中島 隆信
早見 均
新保 一成
渡部 和孝
山本 勲
藪 友良
大野由香子
寺西 勇生
計量経済学、労働経済学
経済学の実証分析
計量経済学、産業連関分析
計量経済学、産業連関分析
銀行行動、企業金融、応用マクロ経済学
応用ミクロ経済学、労働経済学
国際金融論、計量経済学
応用ミクロ経済学、都市経済学、産業組織論
金融政策理論、
マクロ経済学、金融論
教授
金子 隆
堀田 一吉
辻 幸民
和田 賢治
専任講師 富 田 信 太 郎
労 働・社 会
産 業 史・経 営 史
数 理・情 報
教授
中条 潮
髙橋 美樹
田邉 勝巳
加藤 一誠
規制と補助の経済学、社会問題の経済学、交通経済論
産業組織論、中小・ベンチャー企業論
交通経済学、公益事業論、産業組織論
交通経済(特に、空港、航空、道路)
教授
清家 篤
権丈 善一
八代 充史
吉川 肇子
労働経済学、家計行動、社会保障、人事管理
再分配政策の政治経済学―社会保障と税制
人的資源管理論、労働経済学
組織心理学、社会心理学
教授
平 野 隆 産業史・経営史(日本・近代)
牛 島 利 明 近代日本経済史、産業史、経営史、地域経済論
日 高 千 景 経営史
教授
木 戸 一 夫 補完性の理論、ゲーム理論、非線形関数解析学
※商学研究科チェアシップ教授
46
ファイナンス
(企業金融論)
保険学、保険政策論、生活保障論
ファイナンス
(企業金融および証券市場)
ファイナンス、資産価格理論、応用計量経済学
企業金融
(2015 年 4 月1日現在)
学 部インデックス 文 学 部
学 生パーソナルライフ
~商学部編~
授 業をぜったい休まないように、体 調をしっかりと管 理
商学部は、福澤諭吉の「実学」の精神を最も受け継いでいる学
部で、公認会計士試験の合格者数も多く、自分の興味あることを
自由に実践的に学べる学部だと思いました。入学してみると、自
分の学びたい科目だけでなく、興味ある他学部の科目も履修す
経済学部
ることができ、思った通りの環境でした。
しかし、大学は縛りがな
いからこそ学びたいことを自ら考えていかなければならず、能動
的に行動することの大変さを痛感しています。心がけていること
は、身体を壊さないようにすることです。休んでも先生や友人に
内容を聞きやすかった高校の授業と違い、大学の授業は一人で
法学部
受けることも多く、教員と話せる機会も限られているので、一度聞
き逃したらもう戻ってきません。
ぜったい休まないように、体調管
理には気をつけています。今後は、
商学部
在学中に公認会計士に合格する
ことを目標に勉学に励んでいきたい
と思っています。
商学部 商学科 2 年
(石川県・国立金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 出身)
医学部
●
商学部生の生活データ例
1カ月の収支 ②(一人暮らし)
1 3 7 , 0 00 円
37,000 円
合計
1 3 7 , 0 00 円
合計
92,000 円
家賃
7 3 , 0 00 円
交際費
30,000 円
食費
3 0 , 0 00 円
交通費
7,000 円
光熱水費
1 0 , 0 00 円
交際費
1 0 , 0 00 円
55,000 円
アルバイト
支出
支出
家 族から
奨学金
10,000 円
その他 ※1
20,000 円
電話代
8 , 0 00 円
その他 ※2
25,000 円
交通費
5 , 0 00 円
合計
92,000 円
書籍代
合計
※ 1 部活動※ 2 趣味
(千葉県出身・1 年生・男性)
私法基礎Ⅰ・Ⅱ
中国語Ⅳ a・Ⅳ b
2
英語コミュニケー
ションⅡa・Ⅱb
3
心理学Ⅰ・Ⅱ
4
管理会計論Ⅰ・Ⅱ
水
中国語Ⅲa・Ⅲb
総合教育
セミナー D
体育実技 A
(ハンドボール)
障害者雇用の現状
と今後の方向性
20:30 帰宅∼夕食・
自由時間・入浴
木
金
マーケティング・
産業経済論 a・b
マネジメント論
統計学Ⅰ・Ⅱ
英語リーディ
ングⅡa・b
情報リテラシー
基礎
参考:商学部入学に必要な費用
2
3
Global
Marketing
ミクロ・マーケ
ティング各論
Researchon
Marketing
International
Accounting
4
研究会
マーケティング史
水
入学金
木
金
土
労働経済学Ⅰ
Passport
Members'
WorkshopD
金融論Ⅰ・Ⅱ
アート・マネジ
メントⅠ・Ⅱ
芸術学A・B
計量経済学各論
関連課題研究S
在籍基本料
60,000 円
授業料
830,000 円
施設設備費
190,000 円
その他の費用
合計
200,000 円
薬学部
火
e-Marketing
(入学金を含む初年度納入金:2015年度参考例)
学費
月
1
0:00 就寝
7:30 起床
8:00 朝食
8:30 登校
13:00 授業
9:00 授業
12:15 昼食
土
応用経営学
時間割 ②(三田キャンパス・3年生・女性)
6
ある1日のスケジュール②(日吉キャンパス・1年生・男性)
18:00 部活動
(∼20:00)
5
5
1 , 0 00 円
1 3 7 , 0 00 円
看護医療学部
1
7:00 起床
7:30 朝食
8:30 登校
9:00 授業
13:00 授業
(∼16:15) 12:15 昼食
16:30 勉強
環境情報学部
火
23:30 就寝
19:15 勉強
(∼21:50)
18:30 夕食
(石川県出身・3 年生・女性)
時間割 ①(日吉キャンパス・2 年生・男性)
月
22:05 帰宅∼自由時間・入浴
総合政策学部
貯金
ある1日のスケジュール ①(三田キャンパス・3 年生・女性)
理工 学 部
収入
収入
1カ月の収支 ①(実家暮らし)
9,850 円
1,289,850 円
47