派遣社員就業規則(2015年4月1日一部改訂版)

派遣社員就業規則
株式会社プロスタ
―
目
次
―
第 1 章
総
則
――――――――――――――
2
第 2 章
採
用
――――――――――――――
2
第 3 章
服務規律
――――――――――――――
5
第 4 章
勤
務 ――――――――――――――
8
第1節
勤務時間、休憩および休日
第2節
時間外勤務および休日勤務
第3節
出退勤
第4節
休暇および休業
第 5 章
給 与 等
――――――――――――――
第1節
総
第2節
基本給および諸手当
第3節
給与の計算と支払い
第 6 章
人
則
事 ――――――――――――――
第1節
配置転換
第2節
退職および解雇
第 7 章
表彰および懲戒
第1節
表
彰
第2節
懲
戒
19
―――――――――――
22
――――――――――――――
23
安全および衛生
第 9 章
雑
則
17
―――――――――――
第 8 章
付
14
則
1
第1章
(目
総
則
的)
第1条
この規則(以下「本規則」という。)は、株式会社プロスタ(以下「会社」という。)
に勤務する派遣社員の服務規律および労働条件その他就業に関する事項について定め
ることを目的とする。
②
本規則および本規則の付属規程(以下「付属規程」という。)に定めのない事項に
ついては、労働基準法その他関係諸法令の定めるところによる。
(適用範囲および定義)
第2条
②
本規則は、会社に勤務する派遣社員に適用する。
本規則で派遣社員とは、第2章の定めによって採用された者をいい、次の各号に該
当する者は含まない。
1.社員
2.契約社員
3.技術社員
4.技術契約社員
5.現場契約社員
③
本規則で従業員という場合には、派遣社員のほか前項各号の者を含むものとする。
(規則等の遵守)
第3条
会社および派遣社員は、本規則および付属規程ならびに関係法規等を遵守して誠実
に義務を履行するとともに、互いに協力して社業の発展に努めなければならない。
(規則等の周知)
第4条
会社は、本規則、付属規程および従業員の過半数を代表する者(以下「過半数代表
者」という。)との間で書面により締結した協定(以下「労使協定」という。)を交付
することにより、派遣社員に周知する。
②
派遣社員は、前項に定める本規則、付属規程および労使協定について、会社の許可
なく複写し、あるいは社外の者に提示してはならない。また、退職(解雇含む。)時
には会社に返却しなくてはならない。
③
派遣社員は、本規則および付属規程の内容を知らなかったことを理由として、本規
則違反の責めを免れることはできない。
第2章
(採
採
用
用)
第5条
会社は、登録名簿に登録されている者(以下「派遣登録者」という。)のうちから、
所定の手続きを経た者を派遣社員として採用する。
②
会社は、採用にあたって、その都度派遣先事業所および労働条件を明示し、個別に
雇用契約を締結することとする。派遣登録者が派遣先事業所および労働条件に同意し
2
ない場合には、雇用契約は締結しない。
③
前項の雇用契約は、労働者派遣契約にあわせ都度締結する。
④
派遣社員は、会社が指示した事業所において、業務に従事するものとする。
(労働条件の明示)
第6条
会社は、採用の際に、就業場所(派遣先事業所)、従事する業務、勤務時間、休日、
給与その他の労働条件を記した雇用契約書(兼)就業条件明示書(以下「雇用契約書」
という。)および本規則を交付することにより労働条件を明示する。
②
派遣社員は、会社が指示した事業所で、派遣先の指揮命令者の指示によって前項の
業務に従事するものとし、正当な理由なくこれを拒んではならない。
(採用決定者の提出書類)
第7条
本規則第5条によって採用された派遣社員は、会社が指定する日までに、次の書類
を提出しなければならない。ただし、会社が特に必要がないと認めた場合には、その
一部を省略することがある。
1.住民票記載事項証明書(3ヵ月以内に発行されたもの)
2.身元保証書
3.誓約書
4.健康診断書(3ヵ月以内に受診したもの)
5.年金手帳(写)および雇用保険被保険者証(職歴のある者のみ)
6.源泉徴収票(採用の年に他から給与所得があった者のみ)
7.給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
8.給与振込口座申請書
9.通勤方法および通勤経路届
10.その他会社が必要と認めた書類
(身元保証)
第8条
前条第2号に定める身元保証書に係る身元保証人は、日本国籍を有し、かつ、日本
国内で一定の職業に従事し独立の生計を維持する成年者とする。
②
前項の身元保証人の保証期間は5年とする。なお、会社が必要と認めた場合には、
保証期間の更新を求めることがある。
(契約期間および更新)
第9条
派遣社員の契約期間は、原則として1年以内とし、雇用契約書で個別に定めるもの
とする。
②
会社は、雇用契約の締結時に、雇用契約の更新の有無について明示する。
③
前項により当該契約を更新する場合がある旨を明示したときは、次の基準に基づき、
更新の可否を判断するものとし、更新する場合には会社はその旨を本人に通知する。
1.派遣先との契約更新の有無
2.派遣業務の内容または契約の条件変更の有無
3.契約期間中の勤務成績、態度または勤怠状況
4.業務遂行能力または業務効率性
5.派遣業務の進捗状況
3
6.派遣業務量の変更の有無
7.派遣人員数の変更の有無
8.会社または派遣先への勤怠等の報告書類の提出状況
9.本規則を含む会社の諸規程の遵守状況
10.その他上記各号に相当する状況、またはそれに準じる状況の有無
④
前項による会社からの通知が行われない場合は、当該派遣社員の雇用契約は期間満
了日をもって終了する。なお、通算の契約期間が1年を超え、または契約を3回以上
更新している派遣社員について、雇用契約を更新しない場合には、少なくとも30日
前までにその予告をする。
(更新後の労働条件)
第10条
前条により雇用契約を更新する場合において、会社が提示する労働条件は、更新
前と異なることがある。
(試用期間)
第11条
新たに採用した派遣社員について、2ヵ月を限度として試用期間を設けることが
ある。この場合、個別の雇用契約書により明示する。
②
前項の試用期間中に派遣社員としての適格性を判断し難いときは、2ヵ月を限度
として試用期間を延長することがある。
③
本条の試用期間は勤務年数に通算する。
(試用期間中の解雇)
第12条
試用期間中の者が次の各号のいずれかに該当するときは解雇する。
1.正当な理由のない遅刻や早退が多いとき
2.正当な理由なく無断欠勤をしたとき
3.業務外の傷病での欠勤が続き、その回復が見込めないとき
4.勤務態度が悪く、または業務に熱意がなく、派遣社員として適格性がないと認
められるとき
5.業務を遂行する能力(コミュニケーション能力を含む。)が不十分で、本採用
するに不適当と認められるとき
6.上長の指示に従わず、または、職場のチームワークをしばしば乱したとき
7.本規則に違反したことを上長から指摘されても改めないとき
8.
本規則第7条に定める提出書類を所定期日までに提出しなかったとき。ただし、
やむを得ない事由により会社の承認を受けて後日提出した場合はこの限りではな
い。
9.本規則第7条に定める提出書類の記載事項または選考時に申し述べたこと(経
歴を含む。)が事実と著しく相違することが判明したとき
10.業務遂行に支障となるおそれがある既往症を隠していたことが判明したとき
11.採用時に予見できなかった不適格性が判明したとき
12.本規則第65条の解雇事由または同第74条の懲戒解雇事由に該当したとき
13.その他前各号に準ずる程度の事由があるとき
②
前項の定めに基づいて解雇するときの解雇手続きについては、本規則第66条の
定めるところによる。
4
(本採用)
第13条
会社は、本規則第11条によって試用期間を設けた者について、試用期間満了時
に、派遣社員として適格と認めたときは本採用とする。
第3章
服務規律
(服務の基本原則)
第14条
派遣社員は、職務上の責任を自覚し、誠実に職務を遂行するとともに、会社およ
び派遣先の指示命令に従い、職場秩序の維持に努めなければならない。
(服務上の遵守事項)
第15条
派遣社員は、次の事項を遵守しなければならない。
1.常に健康に留意し、清潔感のある態度をもって誠実に勤務すること
2.勤務中は、その職場にふさわしい清潔な服装、身だしなみ等、マナーの保持に
努めること
3.自己の職務上の権限を越えて、専断的なことを行わないこと
4.
会社および派遣先の指示命令を遵守して、自己の職務を正確かつ迅速に処理し、
常にその効率をはかり、業務の改善に積極的であること
5.業務を円滑に進めるため、チームワークの形成に努めること
6.同じ職場で働く者(派遣先従業員含む。)に対して、職務上の地位や人間関係
などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦
痛を与え、または職場環境を悪化させる行為(パワーハラスメント)をしないこ
と
7.社会的身分、信条、性別、国籍、人種、宗教、身体的障害などを理由として、
差別的な取扱いをしないこと
8. 会社および派遣先に帰属する物品、金銭有価証券等を私的に流用、使用、着服
したり、隠匿したりしないこと
9.職場を常に整理整頓し、清潔を保ち、他人に不快感を与えることのないように
すること
10.勤務中はみだりに自己の職場を離れないこととし、用務を帯びて職場を離れる
ときは、所在を明らかにしておくこと
11.勤務中は、定められた業務に専念し、他の従業員の作業を妨害し、または職場
の風紀秩序を乱すような行為をしないこと
12.刑罰法規にふれる行為、過度の借財、不当な私利を図る行為等を行い、他人に
迷惑をかけたり、風紀を乱さないこと
13.職場の立ち入り禁止区域に入らないこと、また、職場に第三者を入場させない
こと
14.会社および派遣先ならびにそれらに属する個人を中傷、誹謗したり、不利益を
与えるような事実の歪曲を行い、または虚偽の事実を陣述、もしく流布したりし
ないこと
15.常に品位、人格を保ち、挨拶、言葉遣いに十分配慮すること
5
16.会社および派遣先の信用もしくは名誉を損ない、または会社および派遣先に損
害を与えるような行為をしないこと
17.会社および派遣先の名称、職務上の地位を私的な目的やその他業務遂行以外の
目的で使用しないこと
18.就業または業務に関し、必要な報告を怠り、または虚偽の報告をしないこと
19.就業または業務に関し、必要な手続きを偽ったり、他人に依頼し、または依頼
に応じないこと
20.業務に関して会社、派遣先または上長を欺き、あるいは業務上の損害を与える
行為をしないこと
21.所定の場所以外で喫煙し、電熱器等の火器を許可なく使用しないこと
22.酒気を帯びて勤務しないこと
23.会社または派遣先の許可なく、日常携帯品以外の物品(個人所有のコンピュー
タその他の周辺機器を含む。)を会社または派遣先に持ち込まないこと
24. 会社または派遣先の許可なく、会社等の施設内でビラの配布、演説、集会、
提示、署名運動、政治、宗教、営利等の行為、活動を行わないこと
25.反社会的勢力(暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団
または個人)との利害関係を一切持たないこと
26.他人を教唆し、本規則を違反する行為をさせないこと
27.前各号のほか、会社および派遣先の命令、通達、注意、通知事項を遵守するこ
と
(セクシュアルハラスメントの禁止)
第16条
派遣社員は、職務に関連しまたは職場において、職責を利用して交際や性的な関
係を強要するほか、性的な言動によって他の従業員(派遣先従業員を含む。)に不快
な思いを与えたり、職場の環境を悪くするような行為(セクシュアルハラスメント)
をしてはならない。
②
会社は、良好な職場環境を確保するため、日常の指導等によりセクシュアルハラス
メントの防止および排除に努めるとともに、職場におけるセクシュアルハラスメント
が生じたときは、事実関係を迅速かつ正確に確認し、適切に対処するものとする。
③
前項にあたり、会社は、セクシュアルハラスメントに関する相談または苦情の窓口
を設けるものとし、その窓口は総務部とする。
(コンピュータ等の使用上の遵守事項)
第17条
派遣社員は、会社および派遣先の所有するコンピュータ等を使用するにあたって
は、次の事項を遵守しなければならない。
1.会社および派遣先のコンピュータや周辺機器を業務以外の目的で使用しないこ
と
2.会社および派遣先のコンピュータシステムを利用して会社から承認を受けてい
ないコンピュータプログラム、ソフトウェアその他コンピュータ、周辺機器を使
用しないこと
3.会社および派遣先のコンピュータのハードディスクやその他記録媒体に収録さ
れた会社の機密事項(個人情報を含む。)を、許可なくコピーし、またはインタ
ーネット回線を使用して社外に持ち出さないこと
6
4.業務上貸与されているコンピュータのパスワードの管理を適切に行うこと
②
会社または派遣先は、必要があると認めたときは、前項に定められた事項が遵守
されているかどうかのチェックを行うことがある。
(施設、物品等使用上の遵守事項)
第18条
派遣社員は、会社または派遣先に帰属する施設および物品等を使用等するにあた
り、次の事項を守らなければならない。
1.会社または派遣先に帰属する施設、機械器具(インターネット等の通信手段も
含む)、什器備品(制服、鍵、名札、各種IDカード等を含む)、施設および資
料等(以下「物品等」という。)を破損、汚損することのないように丁寧に取扱
い、かつ、紛失したり第三者にわたることのないよう管理・保管を厳重に行い、
業務遂行以外の目的で利用、使用または流用しないこと
2.会社または派遣先の許可なく、物品等を職場外に持ち出さないこと
3.会社または派遣先から、物品等の返還を求められた場合は、原状に復してすみ
やかに、会社または派遣先に返還すること
②
会社または派遣先は所持品検査を行う場合がある。この場合、派遣社員は正当な
理由なくこれを拒否してはならない。
(兼職等の制限)
第19条
派遣社員は、会社の許可を受けずに、他の企業の役員もしくは従業員等を兼務し、
あるいは営利を目的とする団体の役員等に就任してはならない。また、会社の許可
を受けずに、自ら事業を営んではならない。
②
派遣社員は、公職に就く場合には、あらかじめ会社の許可を受けなければならな
い。また、社外の団体や機関等の求めに応じて取材に応じ、または講演、執筆等を
行う場合には、あらかじめ会社の許可を受けなければならない。
(機密保持義務)
第20条
派遣社員は、会社が定める「機密情報保持規程」に定める事項を遵守し、在職中
はもちろん、退職後においても会社および派遣先の業務上の機密事項(個人情報を
含む。)や顧客情報のほか、会社および派遣先の不利益となる事項を社外に漏らし
たり、他の目的に利用してはならない。
②
派遣社員は前項の機密保持義務を履行するため、入社時および退職時のほか、会
社の求めに応じて誓約書を提出しなければならない。
(所定の手続義務)
第21条
派遣社員は、その身上に関して次の異動があったときは、その都度すみやかに、
所定の方法により会社に届け出なければならない。
1.婚姻、出産等により自己または扶養親族等に異動があったとき
2.住居地を変更したとき(通勤経路を変更したときを含む。)
3.その他前各号に準じた変更、異動があったときで、会社がその手続きを指示し
たとき
②
前項の届出を怠ったことにより生じた不利益または損失については、会社はその
責めを負わない。
7
第4章
第1節
勤
務
勤務時間、休憩および休日
(所定勤務時間、始業・終業の時刻および休憩時間)
第22条
所定勤務時間は、1日8時間、週40時間以内とし、各日の始業・終業時刻およ
び休憩時間は、派遣先の就業条件その他で定める事情を勘案し、個別の雇用契約書
により定める。
②
始業、終業の時刻および休憩時間は、個別の雇用契約書により定める。
(1ヵ月単位の変形労働時間制)
第23条
前条の定めにかかわらず、会社は、1ヵ月を平均した週の勤務時間が40時間を
超えない範囲で、特定の日に1日8時間を超えて、特定の週に40時間を超えて勤
務させる1ヵ月単位の変形労働時間制を適用することがある。
②
変形期間の起算日は原則として毎月1日とし、各日の所定勤務時間、始業、終業
時刻および休憩時間は、シフト勤務表により決定のうえ、前月末までに通知する。
③
前項の起算日は、派遣先の制度その他の事情を勘案して、個別の雇用契約により
別途定めることがある。
(始業、終業の時刻および休憩時間の繰り上げまたは繰り下げ)
第24条
前二条の定めにかかわらず、業務上の必要があるときは、事前に通知のうえ、始
業・終業の時刻および休憩時間を繰り上げまたは繰り下げることがある。
(休
日)
第25条
休日は、週1日以上与えるものとし、個別の雇用契約書で定める。
②
前項にかかわらず、1ヵ月単位の変形労働時間制を適用する派遣社員には、4週
を通じて4日以上の休日を与える。この場合の起算日は毎年4月1日とする。
③
前項にかかわらず、会社は、業務上の必要があるときは、休日を他の日と振り替
えることがある。この場合、振り替える日を事前に指定して、これを行う。
(代
休)
第26条
会社は、前条に定める休日に勤務した者に対し、代休を与えることがある。
(臨時の休業)
第27条
会社は、経営上の都合または天災事変等やむを得ない事由により通常の業務がで
きないときは、派遣社員の全部または一部について休業させることがある。
②
前項の休業期間中は給与を支払わない。ただし、その休業の事由が会社の責めに
よる場合には、本規則第55条の定める休業手当を支払う。
8
第2節
時間外勤務および休日勤務
(時間外勤務および休日勤務)
第28条
会社は、業務上の必要があるときは、本規則第22条に定める所定勤務時間を超
え、または同第25条に定める休日に勤務させることがある。派遣社員は、正当な
理由なくこの命令を拒むことはできない。
(命令によらない時間外勤務等)
第29条
派遣社員が前条の命令によらずに、時間外勤務または休日勤務をしようとすると
きは、あらかじめ派遣先の指揮命令者および派遣元責任者(以下「上長等」という。)
の許可を受けて行うものとする。ただし、あらかじめ許可を受けることができない
ときは、事後速やかに上長に報告し、承認を得なければならない。この場合、上長
または会社が、業務上の必要を認めないときは、許可または承認を行わないことが
ある。
②
前項の許可および報告については、所定の様式により行う。
(非常災害時の時間外勤務または休日勤務)
第30条
災害その他によって臨時の必要がある場合には、労働基準法第33条の定めると
ころによって、その必要の限度において、時間外または休日に勤務させることがあ
る。
②
前項の場合、会社は原則としてあらかじめ所轄労働基準監督署長の許可を得るも
のとする。ただし、許可を得る暇がないときは、事後遅滞なく届け出るものとする。
(特定社員に対する時間外勤務等の制限)
第31条
妊娠中または産後1年を経過しない女性派遣社員(以下「妊産婦」という。)が
請求した場合には、本規則第28条に定める時間外勤務および休日勤務ならびに午
後10時から午前5時までの時間帯の勤務(以下「深夜勤務」という。)をさせな
い。
②
3歳に満たない子を養育する派遣社員が請求した場合には、事業の正常な運営を
妨げる場合を除き、所定勤務時間を超えて勤務をさせない。
③
小学校就学前の子の養育または要介護状態にある家族の介護を行う派遣社員が請
求した場合には、
事業の正常な運営を妨げる場合を除き、1ヵ月について24時間、
1年150時間を超えて時間外勤務をさせない。
④
小学校就学前の子の養育または要介護状態にある家族の介護を行う派遣社員が請
求した場合には、事業の正常な運営を妨げる場合を除き、深夜勤務をさせない。
⑤
第3節
前三項の詳細については、育児・介護休業規程に定めるところによるものとする。
出退勤
(出退勤に関する遵守事項)
第32条
派遣社員は、出退勤について次の各号に掲げる事項を遵守しなければならない。
1.出勤した日について、日報に業務の開始時刻と終了時刻を記録すること
2.始業時刻前に出勤し、服装等の準備を整え、始業時刻には業務が開始できるよ
9
うに準備すること
3.書類や備品、貸与された鍵等を格納し、整理整頓した後、すみやかに退勤する
こと
②
業務のための直行または直帰する場合には、あらかじめ上長等に連絡し、その許
可を受けなければならない。
(遅刻、早退および私用外出)
第33条
派遣社員は、遅刻、早退または私用外出をするときは、あらかじめ上長等に届け
出て許可を受けなければならない。
②
急病等やむを得ない理由によって遅刻する場合で、あらかじめ前項の許可を受け
ることができないときは、電話その他の方法によって始業時刻までに連絡するとと
もに、出社後速やかに所定の手続きによって届け出なければならない。
③
前項において、遅刻の理由が公共交通機関の遅延による場合には、当該公共交通
機関が発行する遅延証明書を添付のうえ、届出を行うこと。なお、この場合にも不
就労時間分の給与は支払わない。
(欠
勤)
第34条
派遣社員は、病気その他やむを得ない理由によって所定勤務日に欠勤しようとす
るときは、あらかじめ上長等に欠勤予定日数および事由を届け出て許可を受けなけ
ればならない。
②
急病等やむを得ない理由によって欠勤する場合で、あらかじめ前項の許可を受け
ることができないときは、電話その他の方法によって始業時刻までに連絡するとと
もに、出社後速やかに所定の手続きによって届け出なければならない。
③
正当な理由なく、前二項の届け出をせず欠勤したとき、もしくは虚偽の願い出を
して欠勤したことが判明したときは、無断欠勤として取り扱うことがある。ただし、
やむを得ない理由があると会社が認めた場合は、この限りではない。
④
私傷病による欠勤が3日間を超えるときは、医師の診断書を提出しなければなら
ない。なお、この場合、医師について会社が指定することがある。
⑤
前項の診断書の提出を怠り、または正当な理由なくその提出を拒んだときは、無
断欠勤として取り扱うことがある。
(私用面会)
第35条
派遣社員は、勤務時間中に業務外の理由で訪問者と面会するときは、あらかじめ
上長等の許可を受けなければならない。
(出社禁止または退社命令)
第36条
会社または派遣先は、派遣社員が次の各号のいずれかに該当するときは、出社を
禁止し、または退社を命じることがある。この命令を受けた派遣社員は、命令に従
わなければならない。
1.風紀秩序をみだし、またはその恐れがあると認められるとき
2.業務を妨害し、もしくは会社の秩序をみだし、またはその恐れがあると認めら
れるとき
3.火気、凶器その他業務に関係のない危険物を携帯するとき
10
4.本規則第72条の定めにより出勤停止を命じられたとき、または同第82条の
定めにより就業を禁止されたとき
5.その他前各号に準ずると認められるとき
第4節
休暇および休業
(年次有給休暇)
第37条
会社は、6ヵ月以上継続勤務し、1年(入社時は6ヵ月)間の全労働日の8割以
上出勤した場合には、労働基準法第39条の定めるところにより、次の日数の年次
有給休暇を付与する。
週所定
週所定
勤務時間
勤務日数
雇入れの日から起算した継続勤務期間
1年間の
所定勤務
日数
6年
1年
2年
3年
4年
5年
6ヵ月
6ヵ月
6ヵ月
6ヵ月
6ヵ月
10日
11日
12日
14日
16日
18日
20日
7日
8日
9日
10日
12日
13日
15日
5日
6日
6日
8日
9日
10日
11日
3日
4日
4日
5日
6日
6日
7日
1日
2日
2日
2日
3日
3日
3日
6ヵ月
6ヵ月
以上
30時間以上
5日以上
4日
30時間
3日
未満
2日
1日
②
217日
以上
169~
216日
121~
168日
73~
120日
48~
72日
前項の出勤率の算定にあたっては、次の各号に掲げる日または期間は出勤したも
のとして取り扱う。
1.年次有給休暇を取得した日
2.業務上の傷病によって休業した期間
3.産前産後休業を取得した期間
4.育児休業または介護休業をした期間
③
派遣社員が年次有給休暇を取得しようとするときは、所定の方法により、原則と
して7日前までに上長等に届け出なければならない。ただし、事業の正常な運営を
妨げる場合には、取得の時季を変更させることがある。
④
年次有給休暇は、原則として1日単位で取得するものとする。ただし、派遣社員
が希望するときは、半日単位で取得することができるものとする。半休を取得した
場合の始業、終業時刻については、派遣先の就業形態を勘案し、個別の雇用契約書
で定める。
⑤
当該年度に取得しなかった年次有給休暇は、次年度に限り繰り越すことができる。
繰り越された年次有給休暇とその後付与された年次有給休暇のいずれも取得できる
場合は、繰り越された年次有給休暇から取得させる。
⑥
年次有給休暇を取得した日については、当該日に支払うべき通常の給与を支払う。
11
⑦
退職時に未取得の年次有給休暇がある場合でも、これを消化するための雇用期間
の延長は行わない。
⑧
派遣社員は、年次有給休暇の取得にあたっては、本条のほか、別に定めるルール
に従わなくてはならない。
(公民権行使の時間等)
第38条
派遣社員が勤務時間中に、選挙権その他公民としての権利の行使、または公の職
務を執行するため、あらかじめ請求した場合は、それに必要な時間または休暇を与
える。
②
前項の申出があった場合に、権利の行使または職務の執行を妨げない限度におい
てその時刻を変更することがある。
③
本条の時間または休暇は無給とする。
(生理日の休暇)
第39条
生理日の就業が著しく困難な女性派遣社員が請求したときは、会社は必要日数の
休暇を与える。
②
前項の休暇は無給とする。
(通院休暇)
第40条
妊産婦が母子保健法に基づく保健指導または健康診査のために、医師の指示によ
って通院する場合には、男女雇用機会均等法第12条の定めるところにより、原則
として次の通院休暇を与える。ただし、担当医師等が特別な指示をした場合は、こ
の限りではない。
1.妊娠中
(1)妊娠23週までは、4週間に1回
(2)妊娠24週から35週までは、2週間に1回
(3)妊娠36週から出産までは、1週間に1回
2.出産後は担当医師等の指示するところにより、必要な回数を与える。
②
会社は、妊産婦が健康診査等に基づく医師の指導事項を守ることができるように
するため、男女雇用機会均等法第 13 条の定めるところにより、勤務時間の変更、勤
務の軽減等必要な措置を講じるものとする。
1.妊娠中の通勤緩和
通勤緩和の指導の場合は、その指導に基づき時差出勤、勤務時間の短縮等
2.妊娠中の休憩に関する措置
(1)休憩時間等についての指導の場合は、その指導に基づき適宜休憩時間の延長
(2)休憩の回数の増加等
3.妊娠中または出産後の症状等に対応する措置
症状等に対応する指導の場合は、その指導に基づき作業の制限、勤務時間の短
縮、休業等
③
本条の定めによる休暇および不就業の時間は無給とする。
(育児時間)
第41条
生後1年未満の乳児を育てる女性派遣社員が請求したときは、休憩時間のほかに、
12
1日2回、各々30分の育児時間を与える。
②
前項の育児時間は1日1回60分にまとめて取得することができる。
③
本条に定める育児時間は無給とする。
(産前産後休業)
第42条
6週間(多胎妊娠の場合は14週間)以内に出産予定の女性派遣社員が請求した
ときは、休業させる。
②
産後8週間を経過しない女性派遣社員については就業させない。ただし、産後6
週間を経過した女性派遣社員が請求したときには、医師が支障ないと認める業務に
就かせることがある。
③
本条に定める産前産後休業期間中は無給とする。
(子の看護休暇)
第43条
小学校就学前の子を養育する派遣社員は、申し出ることにより、1年につき5日
(2人以上の場合は10日)を限度として、負傷し、疾病にかかったその子の世話
を行うため、または子に予防接種や健康診断を受けさせるための看護休暇を取得す
ることができる。
②
前項に定める看護休暇の適用対象者、申し出の方法等については、育児・介護休
業規程に定めるところによる。
③
本条に定める看護休暇を取得した日については無給とする。
(介護休暇)
第44条
要介護状態にある家族の介護または対象家族の通院等の付添い、対象家族が介護
サービスの提供を受けるために必要な手続きの代行その他必要な世話をする派遣社
員は、申し出ることにより、1年につき5日(2人以上の場合は10日)を限度と
して、当該世話を行うための介護休暇を取得することができる。
②
前項に定める介護休暇の適用対象者、申し出の方法等については、育児・介護休
業規程に定めるところによる。
③
本条に定める介護休暇を取得した日については無給とする。
(育児休業および育児短時間勤務)
第45条
1歳に満たない子を養育する派遣社員のうち、一定の要件を満たす者は、申し出
ることにより、
子が1歳に達するまでを限度として、育児休業をすることができる。
②
当該派遣社員の配偶者が本人と同じ日からまたは本人より先に育児休業をしてい
る場合、契約社員は、子が1歳2ヵ月に達するまでの間で1年(出生日以後の産前
産後休業期間を含む。)を限度として、育児休業をすることができる。
③
育児休業中の派遣社員または配偶者が育児休業中の派遣社員は、子が保育所に入
所できない等の一定の場合に限り、申し出ることにより、子の1歳の誕生日から1
歳6ヵ月に達するまでの間で必要な日数について、育児休業をすることができる。
④
3歳に満たない子を養育しながら勤務する派遣社員は、申し出ることにより、育
児短時間勤務制度の適用を受けることができる。
⑤
前四項に関する適用対象者、申し出の方法等については、育児・介護休業規程に
定めるところによる。
13
⑥
本条に定める育児休業の期間は無給とする。
(介護休業および介護短時間勤務)
第46条
要介護状態にある家族を介護する派遣社員のうち、一定の要件を満たす者は、申
し出ることにより、対象家族一人について通算93日間の範囲内で、介護休業をす
ることができる。
②
要介護状態にある家族を介護する派遣社員は、申し出ることにより、対象家族一
人について通算93日間の範囲内で、介護短時間勤務制度の適用を受けることがで
きる。
③
前二項に関する適用対象者、申し出の方法等については、育児・介護休業規程に
定めるところによる。
④
本条に定める介護休業の期間は無給とする。
(慶弔休暇)
第47条
会社が特に認めたときには、慶弔休暇を与えることがある。
②
前項の慶弔休暇は無給とする。
(業務上の傷病による休業)
第48条
派遣社員が業務遂行中に業務に起因して負傷し、または疾病にかかり、労働者災
害補償保険(以下「労災保険」という。)法による給付申請をした場合で、当該負
傷または疾病が業務上の災害によるものと認定された場合には、業務上の休業とし
て取り扱い、当該療養に必要な期間休業させる。
②
前項の休業期間中は給与を支給しない。ただし、休業開始から3日間については、
労働基準法第76条の定めに基づく休業補償を行う。
第5章
第1節
総
給与等
則
(給与支払いの原則)
第49条
本規則で給与とは、労働の代償として支払われるすべてのものをいう。したがっ
て、労働しない時間については原則として給与を支払わない。
(端数の取扱い)
第50条
本規則の適用にあたって、計算した額に1円未満の端数が生じた場合には、1円
に切り上げる。
第2節 基本給および諸手当
(基本給)
第51条
②
基本給は、時給、日給、月給のいずれかとし、個別の雇用契約書により定める。
原則として、雇用契約期間中の昇給は行わない。
14
(通勤手当)
第52条
通勤手当の支給の有無および支給額については、個別の雇用契約書により定める。
(日額および時間額の計算)
第53条
月給制または日給制の場合の日額および時間額は、それぞれ次の算式によるもの
とする。
1.月給制
(1)日額=基本給/月平均所定勤務日数
(2)時間額=基本給/月平均所定勤務時間
2.日給制
(1)日額=基本給(日給額)
(2)時間額=基本給/所定勤務時間
(超過勤務手当)
第54条
派遣社員が、所定勤務時間を超えて勤務し、もしくは深夜または休日に勤務した
ときは、それぞれ次の計算式によって算出した合計額を超過勤務手当として支給す
る。
1.時間外勤務
(1)法定内超過勤務(1日8時間および週40時間以内の時間)
時間額
×
1.0
×
勤務時間
(2)法定外超過勤務(1日8時間または週40時間を超える時間)
時間額
×
1.25
×
勤務時間
2.法定休日勤務(法定休日に勤務した時間)
時間額
×
1.35
×
勤務時間
3.深夜勤務(午後10時から午前5時までに勤務した時間)
時間額
②
×
0.25
×
勤務時間
前項各号の勤務時間は、一給与計算期間内に行った時間外勤務、法定休日勤務およ
び深夜勤務のそれぞれの時間数を合計して算出する。
③
本条第1項第1号の定めにかかわらず、1ヵ月単位の変形労働時間制を適用する派
遣社員の時間外勤務時間は、労働基準法の定めに基づき算出される時間とする。
(休業手当)
第55条
会社は、会社の責めに帰すべき事由によって派遣社員を休業させたときは休業手
当を支給する。この休業手当の額は休業1日につき平均賃金の100分の60とす
る。
(賞与および退職金)
第56条
派遣社員については、賞与および退職金は支給しない。
第3節 給与の計算と支払い
(給与の計算期間と支払日)
15
第57条
給与の計算期間は、毎月1日から末日までとし、当該期間の分について翌月15
日に支払う。
②
前項にかかわらず、給与支払日が金融機関の休業日にあたるときは、その前日に
繰り上げて支払う。
(退職時および非常時払い)
第58条
前条の定めにかかわらず、次の各号のいずれかに該当するときで、派遣社員(本
人が死亡したときはその遺族)から請求があったときは、会社は給与支払日以前で
あっても、既往の勤務に対する給与を支払う。
1.本人の死亡、退職、解雇のとき
2.本人またはその収入によって生計を維持する者の出産、疾病、災害、婚礼また
は葬儀など臨時の費用に充てるとき
3.本人またはその収入によって生計を維持する者が、やむを得ない事由によって
1週間以上にわたって帰郷するとき
4.その他特別の事情があると会社が認めたとき
②
派遣社員の死亡または退職の場合において、派遣社員(本人が死亡したときはその
遺族)から請求があったときは、会社は7日以内に給与を支払うとともに派遣社員の
権利に属する金品を返還するものとする。この場合、給与または金品に関して争い
がある場合には、異議のない部分についてのみ支払いまたは返還する。
(給与の支払い方法)
第59条
給与は、通貨で直接本人にその全額を支払う。ただし、次に掲げるものは控除す
る。
1.源泉所得税
2.住民税
3.健康保険料(介護保険料含む。)および厚生年金保険料
4.雇用保険料
5.労使協定を締結したもの
6.本人と控除することについて同意したもの
②
前項の定めにかかわらず、本人の同意を得た場合には、本人が指定する金融機関
の口座への振込みによって支払う。
③
本条第1項の定めにかかわらず、誤算等によって過誤払いが生じた場合には、あ
らかじめ予告したうえで、原則として翌月の給与で精算するものとする。
(給与の日割計算)
第60条
月給制の派遣社員が、給与計算期間の途中に入社、退職(解雇)、休業または復
職した場合には、暦日による日割計算を行う。
(給与の一部控除)
第61条
月給制または日給制の派遣社員で、勤務日に遅刻や早退、欠勤等による不就労の
日または時間がある場合には、給与の一部を控除する。
②
前項の控除額は次の算式によって計算する。
(1)欠勤等の不就労の日がある場合
16
控除額
=
日額
×
不就労日数
(2)遅刻、早退等の不就労時間がある場合
控除額
=
時間額
×
不就労時間
(給与等の返還)
第62条
派遣社員が、本規則に定める給与について、虚偽の届出または怠慢等により、不
正に受給した場合は、その全額を返還させるとともに、本規則第72条の定めに基
づいて懲戒処分をすることがある。
②
前項に定める不正受給の返還の方法については、本人に予告したうえで、翌月の
給与から控除することにより行う。
第6章
第1節
人
事
配置転換
(配置転換)
第63条
会社は、業務上必要があるときは、派遣社員に対し、就業の場所もしくは従事す
る職務の変更を命じることがある。この場合、派遣社員は正当な理由なく、これを
拒むことはできない。
②
前項により配置転換を命じられた派遣社員は、すみやかに業務の引継ぎを完了し
なければならない。ただし、会社が特別の指示をしたときはこの限りでない。
第2節
退職および解雇
(退職事由)
第64条
派遣社員は、次の各号のいずれかに該当するに至ったときは、その日をもって退
職とし、派遣社員としての身分を失う。
1.雇用契約の期間が満了し、雇用契約が更新されなかったとき
2.会社が退職を勧奨し、本人がこれを了承したとき
3.本人が死亡したとき
4.会社に連絡がなく、14日を経過しても会社が本人の所在を知らないとき
②
前項各号による場合を除き、雇用契約期間中の退職は原則として認めない。ただ
し、会社がやむを得ないと認めたときにはこの限りではない。
(解雇事由)
第65条
会社は、派遣社員が次の各号のいずれかに該当したときは解雇する。
1.精神または身体の障害もしくは疾病によって、業務に耐えられないと認められ
るとき
2.業務外による傷病での欠勤が延べ30日に達し、回復が見込めないとき
3.業務遂行するために必要な能力が不足し、教育指導しても改善が期待できない
とき
4.勤務成績または業務効率が著しく不良で、向上の見込みがなく、他の職務にも
17
転換できない等、派遣社員としての職責が果たせないと認められるとき
5.勤務状況が著しく不良で、改善の見込みがなく、就業に適さないと認められる
とき
6.業務上の傷病による休業中の者が本規則第67条第2項第1号の定めによって
解雇制限が解除されたとき
7.正当な理由なく、本規則第63条に定める配置転換命令を拒否したとき
8.本規則に違反し、本規則第72条第1項第1号から第3号に定める懲戒処分を
受けたのちも、同様の服務規律違反を犯すなど、改善あるいは改悛のあとが見ら
れないとき
9.本規則第74条に定める懲戒解雇事由に該当したとき
10.試用期間中の者が本規則第12条に定める解雇事由に該当したとき
11.事業の縮小・転換または部門の閉鎖その他経営上の必要があるとき
12.天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となったとき
13.その他前各号に準ずる事由に該当するとき
(解雇の予告)
第66条
前条により解雇する場合は、30日以上前に本人に予告するか、または平均賃金
の30日分に相当する解雇予告手当を支払う。この場合において予告の日数は、解
雇予告手当を支払った日数だけ短縮する
②
前項の定めにかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合はあらかじめ予告
せず、また解雇予告手当を支払わずに即時解雇する。
1.2ヵ月以内の期間を定めて雇用される派遣社員をその期間内に解雇するとき
2.試用期間中の者を入社後14日以内に解雇するとき
3.本規則第74条に定める懲戒解雇事由に該当した場合で、所轄労働基準監督署
長の解雇予告除外認定を受けたとき
4.天災事変その他やむを得ない事由のため事業の継続が不可能となった場合で、
所轄労働基準監督署長の解雇予告除外認定を受けたとき
(解雇制限)
第67条
本規則第65条の定めにかかわらず、次の各号のいずれかに該当するときは、原
則として解雇しない。
1.業務上の傷病にかかり療養のため休業する期間およびその後の30日間
2.産前産後休業の期間およびその後の30日間
②
前項の規定は、次の各号のいずれかに該当するときは適用しない。
1.業務上の傷病による休業中の者が療養開始後3年を経過した日に労災保険の傷
病補償年金を受けているとき、もしくは同日後に傷病補償年金を受けることにな
ったとき、または労働基準法第81条の打切補償を行ったとき
2.天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合で、
あらかじめ所轄労働基準監督署長の認定を受けたとき
(業務引き継ぎ)
第68条
派遣社員は、退職しまたは解雇されたときは、自己の業務に関する事項その他必
要な事項について、必ず引継ぎを完了しなければならない。ただし、疾病、突発的
18
な事故、その他やむを得ないときは、この限りではない。
(物品等の返納)
第69条
派遣社員は、退職しまたは解雇されたときは、次の各号に従わなければならない。
1.健康保険証および会社からの貸与品は、ただちに返納しなければならない。
2.会社に対して債務があるときは、退職(解雇)時に完済しなければならない。
ただし、死亡等の理由によって、本人が債務の弁済をすることができないときは、
会社は相続人または身元保証人に対して弁済の請求をすることができる。
(退職または解雇時の証明)
第70条
会社は、退職しまたは解雇された派遣社員が、使用期間、業務の種類、地位、給
与、退職の事由(解雇の場合は解雇事由を含む。)について証明書の交付を請求し
たときは、遅滞なくこれを交付する。
第7章
第1節 表
(表
表彰および懲戒
彰
彰)
第71条
会社は、派遣社員が次の各号のいずれかに該当する場合には、審査のうえ、これ
を表彰するものとする。
1.品行方正で技能優秀、業務に精励し、従業員の模範とすべき者
2.業務上有益な発明または工夫考案のあった者
3.社会的功績があり、会社および従業員の名誉となる行為があった者
4.災害を未然に防止し、また災害に際し適切な手段を講じた者
5.その他表彰の必要があると認めた者
②
第2節
前項の表彰は、賞状のほか商品または賞金を授受してこれを行う。
懲
戒
(懲戒の種類および程度)
第72条
懲戒処分の種類および程度は次のとおりとする。
1.けん責
始末書をとり、将来を戒める。
2.減給
始末書を提出させるほか、給与の一部を減ずる。ただし、一事案について平均
賃金1日分の2分の1、複数事案に及ぶ場合にも総額において一給与計算期間の
給与総額の10分の1を超えないものとする。
3.出勤停止
始末書を提出させるほか、10日を限度として出勤を停止し、その期間中の給
与は支給しない。
4.諭旨退職
19
懲戒解雇に該当するが、本人がその非を反省し、会社の諭旨または説諭を受け
入れる場合には、退職願を提出するよう勧告する。ただし、勧告に応じない場合
は懲戒解雇とする。
5.懲戒解雇
予告期間を設けることなく、即時に解雇する。この場合、所轄労働基準監督署
長の認定を受けたときは、解雇予告手当を支給しない。
(けん責、減給および出勤停止)
第73条
会社は、派遣社員が次の各号のいずれかに該当するときは、その程度によって、
けん責、減給または出勤停止のいずれかの懲戒処分に処する。ただし、違反が多重
的な項目に及びまたは重大な違反であると認められるときは、懲戒解雇に処するこ
とがある。
1.本規則および会社が定める諸規程に違反したとき
2.正当な理由なく、しばしば遅刻、早退、欠勤したとき
3.正当な理由なく、無断欠勤したとき
4.勤務時間中に許可なく、自己の職場を離脱し、職務に支障をきたしたとき
5.会社または派遣先が所有するコンピュータ等を利用して、インターネット接続
や電子メールの送受信を個人目的で行ったとき
6.怠慢によって、業務に支障をきたしたとき
7.就業または業務に関し、必要な報告を怠り、または虚偽の報告をしたとき
8.就業または業務に関し、必要な手続きを偽ったり、他人に依頼し、または依頼
に応じたとき
9.正当な理由なく、業務命令に従わなかったとき
10.会社、派遣先または上長を中傷し(インターネット等 Web 上での行為を含む。)、
または正当な理由なく上長に反抗したとき
11.自己の職務上の権限を越えた専断的な言動を行ったとき
12.会社または派遣先の事務用品、備品、設備機器等を無断で使用したとき
13.勤務時間中に私事を行ったり、会社または派遣先の施設、物品を利用もしくは
他人を利用してこれを行わせたとき
14.許可なく、会社または派遣先の所有物を持ち出し、または持ち出そうとしたと
き
15.会社または派遣先の施設その他の所有物を粗略に扱い、会社または派遣先に損
害を与えたとき
16.派遣先や取引先等に迷惑をかけ、取引関係に悪影響を与えたとき
17.喧嘩や口論、その他の行為により、会社または派遣先の秩序、風紀を著しく乱
す行為をしたとき
18.会社または派遣先の名誉または信用を傷つける言動を行ったとき
19.セクシュアルハラスメントまたはパワーハラスメントにあたる行為をしたとき
20.その他前各号に準ずる行為をしたとき
(懲戒解雇または論旨退職)
第74条
会社は、派遣社員が次のいずれかに該当するときは、懲戒解雇に処する。ただし、
本人がその非を反省し、会社の諭旨または説諭を受け入れた場合には、情状酌量に
20
より処分を軽減し、諭旨退職または他の懲戒処分に代えることがある。
1.無断欠勤が2週間以上に及び、出勤の督促に応じないとき
2.出勤不良または出欠常ならず、再三注意を受けても改めないとき
3.許可なく、在籍のまま他に就職(役員就任を含む。)したとき
4.故意または過失により業務に重大な支障をもたらしたとき
5.正当な理由なく、しばしば業務命令に違反し、または故意に業務妨害を図った
とき
6.就業または業務に関し、必要な報告を怠り、または虚偽の報告をし、会社また
は派遣先に重大な損害を与えたとき
7.重要な経歴を偽り、詐術その他不正な手段を用いて採用されたことが判明した
とき
8.反社会的勢力(暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団
または個人)に所属するとき、またはこれに所属する者と交際関係を持つことが
判明したとき
9.故意または過失により、取引関係に重大な損害を与えたとき
10.職務上の地位を利用して、不正、不当に金品その他を授受したとき
11.会社または派遣先の技術上もしくは営業上の情報および不利益となる事項その
他の機密情報(個人情報を含む。)を他に漏らしたり、他の目的に利用したとき
12.セクシュアルハラスメントまたはパワーハラスメントに該当する行為を再三の
注意を受けたにもかかわらず繰り返したとき、または同行為により当該従業員を
著しく傷つけたとき
13.会社または派遣先の名誉または信用を著しく傷つける行為をしたとき
14.会社または派遣先の施設内で盗取、横領、脅迫、傷害その他これに類する行為
を行ったとき
15.刑法上の犯罪を犯して起訴されたとき、または起訴される前であっても犯罪事
実が明白で、直ちに懲戒解雇することが妥当と会社が認めたとき
16.故意または重大な過失により、会社または派遣先の施設、設備機器、什器、備
品その他の物品を破損、滅失し、会社または派遣先に重大な損害を与えたとき、
もしくは重大な災害事故を発生させたとき
17.会社または派遣先の施設において、許可なく集会、演説、貼紙、印刷物等の配
布その他これに類する行為を行ったとき
18.他人を教唆煽動して、
前条または本条に定める懲戒事由に該当する行為をさせ、
またはそれを助けたり隠蔽したとき
19.前条に定める懲戒処分を受けた後も改悛、改善の跡が見られず、繰り返し違反
行為を行ったとき
20.前条違反の程度が重度で懲戒解雇に該当すると会社が認めたとき
21.その他前各号に準ずる行為があったとき
(監督責任)
第75条
会社は、指導怠慢または監督不行届きによって部下が違反行為を犯し懲戒処分を
受けたときは、当該上長に対しても懲戒処分をすることがある。
(懲戒処分の決定)
21
第76条
本節の懲戒処分のうち、けん責を除く処分については、代表取締役および2名の
取締役で構成する懲罰委員会で審議し、その決議によって決定する。
②
派遣社員が懲戒処分に該当する疑いがあるときは、処分が決定するまでの間、自
宅待機(謹慎)を命ずることがある。
③
本条第1項の懲戒処分の審査にあたっては、上長その他関係者から事情聴取を行
う。
④
会社が必要と認めた場合には、懲戒の決定に先立って本人に弁明の機会を与える
ことがある。
第8章
安全および衛生
(遵守義務)
第77条
会社および派遣社員は、安全衛生に関する諸法令および会社の諸規程を遵守し、
相互に協力して健康の増進ならびに災害の未然防止に努めなければならない。
②
派遣社員は、自己の責任で健康管理を行うよう努めるとともに、安全および衛生
に関する会社の指示命令に従わなければならない。
(安全衛生管理体制および安全衛生教育)
第78条
会社は、法令の定めるところによって安全衛生管理体制を確立するほか、必要に
応じて法令に定める安全衛生教育を行う。
②
派遣社員は、前項の安全衛生教育を受けなければならない。
(災害防止等)
第79条
派遣社員は、災害防止のため次の事項を遵守しなければならない。
1.安全衛生に関する諸規程を遵守し、火災、その他の事故防止に努めること
2.機械設備、工具等は就業前に点検し、異常を認めたときは、すみやかに会社に
報告し、指示に従うこと
3.安全装置を取り外したり、その効力を失わせるようなことはしないこと
4.作業にあたり保護具を使用したり、防具を装着しなければならないときは、必
ず使用し、または装着すること
5.消防具、救急品の備付場所およびその使用方法を知得しておくこと
6.職場の整理整頓に努め、通路、出入口および消火設備のあるところに物品を置
かないこと
7.火気の取り扱いに注意し、喫煙は所定の場所ですること
8.火災その他非常災害の発生を発見し、またはその危険があることを知ったとき
は、臨機の処置を講じるとともに、直ちにその旨を会社その他居合わせた者に連
絡し、互いに協力してその被害を最少限にとどめるよう努めること
9.自動車の運転を含め、交通規則を遵守し交通事故防止に最善の注意を払うこと
10.安全の確保と保健衛生のために必要に応じて、会社に進言し、その向上に努め
ること
(健康診断等)
22
第80条
会社は、派遣社員に対して、法令の定めるところにより、定期健康診断を行うほ
か、必要に応じて、全部または一部の派遣社員に対し、臨時に健康診断または予防
接種を行う。
②
会社は、法令に定める特定業務に従事する派遣社員および新たにその業務に配置
された派遣社員に対し、必要な健康診断を行う。
③
前二項に定められた健康診断または予防接種を命じられた者は、これを受けなけ
ればならない。
④
派遣社員は、原則として会社が指定する健診機関で健康診断を受診しなければな
らない。ただし、やむをえない理由がある場合には指定外の健診機関で受診するこ
とができるものとする。この場合、派遣社員は遅滞なく健康診断結果を会社に提出
しなければならない。
⑤
健康診断の結果、再検査等の特別な指示があった場合には、当該派遣社員は医師
の指示に従わなければならない。
(健康診断等の結果に基づく措置)
第81条
会社は、前条の健康診断または面接指導の結果、就業の障害となる旨の所見があ
った派遣社員に対し、次の各号のいずれかの措置をとる。
1.就業を一定期間禁止または制限する。この期間については原則として医師の診
断に従う
2.軽易な業務に配置転換する
3.その他必要な措置をとる
②
会社は、前項に定める健康管理上の措置を受ける者に対しては、その制限の程度
に応じてその間の給与を不支給または減額することがある。
(就業の禁止)
第82条
派遣社員が次の各号のいずれかに該当する場合には、就業を禁止する。
1.病毒伝ぱのおそれのある伝染性の疾病にかかった者。ただし伝染予防の措置を
した場合はこの限りではない。
2.労働のため病勢が著しく増悪するおそれのある心臓、腎臓、肺等の疾病にかか
った者
3.前各号に準ずる疾病で厚生労働大臣が定めるものにかかった者
②
前項の定めによって就業を禁止する場合は、医師の意見を聴くものとする。
③
派遣社員が本条によって就業を禁止されたときはその期間中の給与は支給しない。
(感染症等の届出)
第83条
派遣社員は同居の家族または近隣の者が感染性の疾病にかかり、あるいはその疑
いがあるときは、ただちに届け出なければならない。
②
前項の届出があったときは、医師等の指示に基づいて一定期間当該派遣社員の会
社施設内への立入りを禁止することがある。
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第9章
雑
則
(業務上の災害補償)
第84条
派遣社員が業務上の事由によって負傷しまたは疾病にかかった場合もしくは死亡
した場合には、
労災保険法による給付を申請するものとし、当該保険給付をもって、
労働基準法に定める災害補償に代える。
②
前項の場合、労災保険法による給付が認定されなかったときは、会社は補償義務
を負わないものとする。
(損害賠償)
第85条
派遣社員が、在職中はもちろん退職後においても、会社または取引先等に損害を
与えたときは、会社はその全部または一部について損害賠償を請求することがある。
②
派遣社員が本規則に違反し、本規則第72条に定める懲戒処分を受けた場合にも、
前項の損害賠償を免れることはできない。
③
本条第1項の損害賠償に関し、本人に弁済能力が不足するときは、身元保証人に
請求することがある。
(教
育)
第86条
会社は、派遣社員に対し、業務に必要な知識、技能を高め、資質の向上を図るた
めに各種の教育訓練を行う。教育訓練に関する計画、実施方法等は、その都度別に
定める。
②
派遣社員は、正当な理由なく前項の指示を拒んではならない。
(知的財産権の帰属)
第87条
派遣社員が自己の業務に関して、発明、発見、考案、著作等を行い、これによっ
て特許権等の知的財産権を取得した場合には、その権利は会社に帰属する。
(登録取消)
第88条
会社は、派遣登録者が次の各号のいずれか一つに該当する場合は、派遣登録を取
り消す。
1.本人からの登録取り消しの申し出があったとき
2.本人の責に帰すべき事由で雇用契約が終了した場合等で、会社が取り消しが必
要と認めたとき
3.会社が、派遣就業が困難である、または適当でないと判断したとき
4.登録時または採用時に、経歴、職能、資格を詐称した場合、あるいはその他の
事項について虚偽の申告をしたとき
5.故意または過失により会社、派遣先、派遣先関係者、あるいは第三者に損害を
与えたとき
6.会社、派遣先または派遣先関係者に不利益を与える行為、あるいは名誉、信用
を損なうような行為があったとき
7.その他、本規則または「機密情報保持規程」に違反したとき
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(個人情報)
第89条
派遣社員は、会社に所定の事項、その他で個人情報を申告、提供する場合には、
正確な個人情報を申告、提供しなければならない。
②
会社は、派遣登録者および派遣社員の個人情報を、選考、登録・採用合否判定、
人事労務管理、給与・健康管理、安全管理、勤務状況の証明、派遣先または派遣先
になろうとする者へのスキル・資格・経歴等の照会、派遣先への就業状況確認、各
種情報(福利厚生、教育研修等)・資料の送付・提供、会社および取引先の営業情
報の送付、提供、派遣業務管理等、その他これらに準ずる目的に利用する。また、
派遣先による評価情報については人事労務管理およびこれに準ずる目的に利用する。
③
会社は、前項の目的のために行政機関、委託事業者等の第三者に派遣登録者また
は派遣社員の個人情報を提供することがある
④
会社は、業務遂行能力等の情報については派遣先および派遣先になろうとする者
に開示・提供することがある。また、派遣先および派遣先になろうとする者は、会
社が開示、提供した情報を派遣受け入れ上の労務管理、業務遂行能力等の確認等の
ために利用する。
⑤
会社は、個人情報保護法に基づく適正な開示請求があった場合であっても、派遣
登録者および派遣社員の人事評価情報、人事考課結果、選考に関する情報、派遣先
による評価等の情報、未発表の人事情報、法令または会社の諸規則に違反する行為
の調査に関わる情報については、本人にも開示を行わない。
付
則
(疑義の解釈)
第90条
(変
本規則の解釈に関して疑義が生じた場合の判断は、社長が行う。
更)
第91条
会社は、本規則および付属規程について、法律の改正、経済社会状況の変動、会
社の経営状況または業務上の必要性、その他諸事情等の変化に応じて、変更するも
のとする。
②
本規則および付属規程の改定または変更は、取締役会の決議を経て行う。
(制改定の記録)
1.本規則は、平成19年1月1日から施行する。
2.平成19年10月1日から一部改定する。
3.平成22年
4月1日から一部改定する。
4.平成27年
4月1日から一部改定する。
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<別表>休暇一覧
名
称
条文番号
給与の取扱い
年次有給休暇
第37条
有給
公民権行使の時間等
第38条
無給
生理日の休暇
第39条
無給
通院休暇
第40条
無給
育児時間
第41条
無給
産前産後休業
第42条
無給
子の看護休暇
第43条
無給
介護休暇
第44条
無給
育児休業
第45条
無給
介護休業
第46条
無給
慶弔休暇
第47条
無給
業務上傷病による休業
第48条
無給(ただし、休業開始から3日間は有給)
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