形式:RMD - M

形式:RMD
C1:アンテナ延長ケーブル(2m)
C2:アンテナ延長ケーブル(5m)
テレメータ
無線データ通信モデム
関連機器
主な機能と特長
●長距離、高速データ伝送
●ケーブルやケーブル設置コストが不要
アプリケーション例
●ケーブル配線が困難な特殊環境や海上との通信
●工場現場など一時的なケーブル配線設備の代替
●工場間、ビル間などの長距離通信
・モデムインタフェース(形式:SMDM)
・モデムインタフェース(形式:SMM)
機器構成
RMD-01:無線機本体、本体取付金具、屋内用つば付アンテナ、
アンテナ固定金具、AC アダプタ、電源ケーブル
RMD-A1:屋内用つば付アンテナ、アンテナ取付金具
RMD-A3:ダイバシティ平面アンテナ
RMD-A4:屋外用つば付アンテナ、アンテナ取付金具
RMD-A5:コリニアアンテナ、コリニアアンテナケーブル
RMD-C1:アンテナ延長ケーブル 2m
RMD-C2:アンテナ延長ケーブル 5m
145
CD
SD
RD
PW
R
27
機器仕様
94
構造:ボックス形
接続方式
・電源部:ACアダプタ、DC電源端子接続
・RS-232-C(CDE):9ピン、Dサブコネクタ(オス形)
・アンテナ:コネクタ接続
きょう体材質:アルミ板金(黒色アルマイト処理)
アイソレーション:RS-232-C-電源間
接続モード設定:ディップスイッチにより設定
ホッピング設定:ロータリスイッチにより設定
電源表示ランプ:3色LED(赤/緑/橙)
・親局:電源ON時・通信時 赤色点灯、電源断時 消灯
・子局:電源ON時 赤色点灯、通信時 橙色点灯、電源断時 消灯
回線接続表示ランプ:2色LED(赤/緑)
通信時 緑色点灯、回線切断時 赤色点灯
送信表示ランプ:2色LED(赤/緑)
送信時 緑色点灯、無送信時 赤色点灯
受信表示ランプ:2色LED(赤/緑)
受信時 緑色点灯、無受信時 赤色点灯
(mm)
形式:RMD-①
価格
基本価格
組込みセット 380,000円
屋内用つば付アンテナ 18,000円
コリニアアンテナ 136,000円
ダイバシティ平面アンテナ 35,000円
屋外用つば付アンテナ 35,000 円
アンテナ延長ケーブル(2m) 11,000 円
アンテナ延長ケーブル(5m) 35,000 円
ご注文時指定事項
・形式コード:RMD-①
①は下記よりご選択下さい。
(例:RMD-01)
通信仕様
①種類
01:組込みセット
A1:屋内用つば付アンテナ
A2:コリニアアンテナ
(本コードは生産中止となりました。代替としてA5をご利用ください)
A3:ダイバシティ平面アンテナ
A4:屋外用つば付アンテナ
A5:コリニアアンテナ
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技術基準:ARIB標準規格 STD-33無線設備適合
(小電力データ通信システムの無線局の無線設備)
電波形式:スペクトル拡散
(DS/FHハイブリッド通信方式)
使用周波数:2474.0~2493.0MHz
周波数ホッピングパターン:10パターン
(同期ホッピング方式*1を使用することにより、同一エリア内同時
10回線の通信が可能)
データ変調速度:51.9kbps(無線区間内)
空中線電力:10mW/MHz以下(180mWピーク)
到達距離:
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形式:RMD
・屋内 約240m(設置環境により異なる)
・屋外 約1200m(見通し距離)
誤り訂正機能:自動誤り検出と自動再送機能
外部インタフェース:RS-232-C
データレート:300~38400bps
アンテナの利得:
・屋内用つば付アンテナ 2.14dBi
・屋外用つば付アンテナ 2.14dBi
・ダイバシティ平面アンテナ*2 2.14dBi
・コリニアアンテナ(種類コードA5) 9dBi±1dBi
*1
使用時はメモリレジスタの設定が必要です。
*2
指向特性はアンテナの正面方向球形に広がります。背面方向
には、ほとんど電波は放射されません。
モデム・インタフェース仕様
通信規格:EIA RS-232-C準拠
通信方式:全二重または半二重調歩同期(非同期)式
伝送速度:300~38400bps
コネクタ:9ピン、Dサブコネクタ(オス形)
ケーブル:ストレート形ケーブル(お客様ご用意となります。)
設置仕様
供給電源
・交流電源:専用ACアダプタ
50/60±2Hz 約16VA
・直流電源:許容電圧範囲 9~31V DC
リップル含有率10%p-p以下
約5.5W(12V DC時、約450mA)
使用温度範囲:-10~+50℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:壁取付
質量:約300g
■ご注意
本無線モデムは防水構造になっておりません。
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パネル図
■インジケータ側外観
CD
SD
RD
PW
R
表示ランプ
スイッチパネル
取付用ねじ穴
スイッチパネル
動作モードを設定するスイッチが入っています。
表示ランプ
CO(無線回線接続)、SD(送信)、RD(受信)、PW(電源)の4つのLEDが状況に応じて赤、橙または
緑に点灯または点滅します。
取付用ねじ穴
本体取付用のねじ穴です。
各部の名称と機能
■スイッチパネル内部
ロータリスイッチ
ディップスイッチ
F01
2
6
A
345
B CD E
リセット入力/モニタ出力用コネクタ
O
N 1
↑
2
3
4
5
6
7
8
789
リセット入力/モニタ出力用コネクタ
使用しません。
ロータリスイッチ
データ透過モードのスイッチ設定有効モードのときに、運用する周波数ホッピングパタンを設定します。
ディップスイッチ
RS-232-Cの通信パラメータや無線回線の接続モードを設定します。
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■コネクタ側外観
アンテナ端子B
アンテナ端子A
RS-232-C接続コネクタ
DC電源接続端子
ACアダプタ接続端子
電源スイッチ
アンテナ端子A(送受信)
アンテナを接続します。専用アンテナを使用して
下さい。アンテナを1本で使用するときは、必ず
アンテナ端子Aに接続して下さい。
アンテナ端子B(受信専用)※1
ダイバシティ受信用アンテナ端子です。
2本目のアンテナを接続します。
電源スイッチ
無線モデム本体の電源スイッチです。上に倒すと
電源が入ります。
●RS-232-C インタフェース
1
5
6
9
略号 ピン番号
機 能
説 明
CD
1
キャリア検出 キャリア検出
RD
2
受信データ
アンテナから送られるデータ信号
SD
3
送信データ
アンテナに送られるデータ信号
ER
4
端末レディ
端末レディ
SG
5
信号用アース 信号用グラウンド
※2
ACアダプタ接続端子
ACアダプタを接続します。
DR
6
モデムレディ モデムレディ
RS
7
受信要求
受信停止要求/受信再開要求
DC電源接続端子
DC電源ケーブルを接続します。
CS
8
送信要求
送信停止要求/送信再開要求
CD
9
キャリア検出 未使用
RS-232-C接続コネクタ
RS-232-Cケーブルを接続します。コネクタ形状
はDサブ9ピンオスです。
※3
※2、フレームグラウンドと内部で接続されています。
※3、有線モデム接続時に使用します。
※1、使用時はメモリレジスタの設定が必要です。
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外形寸法図(単位:mm)
■本体
181
165
66
27
66
94
145
4−M3 TAP
4−R3.5
4−R1.75
取付金具
■屋内用/屋外用つば付アンテナ(形式コード A1、A4)
φ50
3−φ4.5
φ32
φ32
60
°
60
2.5
°
1.5Dケーブル
30
60°
98.5
46
60
3−φ5.1
φ14
3−φ4.5
°
φ11
■屋内用/屋外用つば付アンテナ取付金具(形式コード A1、A4)
27
R23
φ16
50
15
20
35
45
SMA−P
930
t1.5
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形式:RMD
■ダイバシティ平面アンテナ(形式コード A3)
■コリニアアンテナ(形式コード A5)
14.7
52
10.7
57.5
26
57.5
H
φ3
V
890
V
1000
H
220
SMA−P
マストφ32∼60
(お客様ご用意)
φ32
■コリニアアンテナケーブル(形式コード A5、コリニアアンテナ付属品)
N−P
SMA−P
5D FB
(5000)
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■アンテナ延長ケーブル(2m、形式コード C1)
SMA−P
1.5D2V(相当)
SMA−J
(2000)
■アンテナ延長ケーブル(5m、形式コード C2)
SMA−P
5D FB
SMA−J
(5000)
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システム構成例
■無線モデムを用いたシステム構成方法について
①基本構成
アンテナ
小形多重伝送
ユニット
形式:SML
モデム
インタフェース
形式:SMDM
アンテナ
無線データ
通信モデム
形式:RMD
CD
SD
モデム
小形多重伝送
インタフェース ユニット
形式:SMDM 形式:SML
CD
RD
PWR
SD
RD
PWR
②アンテナの設置方法
・アンテナ同士が見える場所に設置する。
・アンテナの設置高さを高くする。
③ディップスイッチの設定
RS-232-Cの通信パラメータ設定と無線回線の接続モードを指定します。
接続する機器(形式:SMDM)の設置に合わせます。
機 能
SW No.
1
2
3
4
5
6
7
8
SW No.
1
2
伝送レート
データ長
ストップビット長
パリティビット
フロー制御
動作モード
モード選択
4800
ON
OFF
伝送レート(bps)
9600
19200
OFF
ON
OFF
ON
SW ON
SW OFF
伝送レート設定表を参照してください。
7ビット
2ビット
偶数
ハードフロー
スレーブ
メモリ設定有効モード
8ビット
1ビット
なし
ソフトフロー
マスタ
スイッチ設定有効モード
38400
OFF
ON
④ロータリスイッチの設定※1
無線回線の周波数ホッピングパタンを設定します。
0∼9まで10通りの設定ができます。ペアを組む2台の無線モデムの設定を同一に設定します。
※1、A∼Fは特殊なモード専用ですので、周波数ホッピングパタンの設定では使用しません。
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⑤1:1通信での各種スイッチの設定例
無線モデムを1:1で仕様する際のスイッチの設定例を以下に示します。
・構成例
アンテナ
モデム
インタフェース
形式:SMM
アンテナ
無線データ
通信モデム
形式:RMD
CD
SD
無線データ
通信モデム
形式:RMD
CD
RD
PWR
マスタ局
・ディップスイッチの設定
設定
SW No.
マスタ スレーブ
1
ON
2
OFF
3
OFF
4
OFF
5
OFF
6
OFF
ON
OFF
7
8
OFF
SD
RD
モデム
インタフェース
形式:SMM
PWR
スレーブ局
設定内容の説明
伝送レータ:4800bps 固定※2
データ長:8ビット
ストップビット:1ビット
バリティビット:なし
フロー制御:ハードウェア
マスタ、スレーブの設定※3
1:1の場合は必ずOFF
※2、RMDの通信速度は4800bpsに設定します。
※3、マスタ、スレーブの設定はRMDと接続するSMM、または
SMDMの無線回線ブロックの設定と一致させなければなり
ません。
・ロータリスイッチの設定
0∼9までの10通りのうちマスタ、スレーブ局とも同一に設定します。
RMD設置事前チェック項目
RMDを設置する際は、以下の項目を全て満たしていることが必要です。
□アンテナ同士の見通しは良好ですか。(片局のアンテナから相手局のアンテナが見えること)
□アンテナ同士は同じ方向を向いていますか。
□アンテナは高い位置に設置されていますか。
□アンテナの周り30cm以内に障害物(特に金属)、壁面などはありませんか。
□自局アンテナの周囲2m以内に異なる無線機のアンテナはありませんか。
□1台のRMDでアンテナを2本使用する場合、アンテナ間は30cm以上離してありますか。
□屋内用アンテナ(つば付アンテナなど)を屋外で使用する際、プラスチックなどの非金属容器に納めるなどの
雨、雪対策はできていますか。
□延長ケーブルを屋外で使用する際、コネクタ雨水侵入対策はとれていますか。
□アンテナ、RMD本体の設置場所は固定されていますか。
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形式:RMD
●記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承下さい。
●ご注文・ご使用に際しては、弊社ホームページの「ご注文に際して」を必ずご確認下さい。
●本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法の規制をご確認の上、必要な手続きをお取り下さい。
安全保障貿易管理については、弊社ホームページより「輸出(該非判定)」をご覧下さい。
お問合わせ先 ホットライン:0120-18-6321
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