プレミアム・ファンズ

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プレミアム・ファンズ
月次運用報告書
2015年6月30日現在
ファンドの概要
当ファンドは、ケイマン籍外国投資信託であるプレミアム・ファンズのサブ・ファンドで、主にルクセンブルグ籍投
資法人のNN(L)ヨーロピアン・ハイイールド (ユーロ建てクラスZ)(以下、投資先ファンド)への投資を通じ
て、欧州通貨建てのハイイールド債を実質的な主要投資対象とし、長期的な信託財産の成長およびインカムの確保を
主たる目的とします。
設定日
2011年5月31日
プレミアム・ファンズの信託期間 2008年9月11日から149年後に終了する予定
一口当たり純資産価格と純資産総額の推移
ユーロ建てクラス
一口当たり純資産価格
米ドル建て(ヘッジあり)クラス
13.37 ユーロ
純資産総額
6.39 百万ユーロ
(ユーロ)
一口当たり純資産価格
13.14 米ドル
純資産総額
46.52 百万米ドル
(百万ユーロ)(米ドル)
14
15.00
(百万米ドル)
70
15.00
一口あたり純資産価格(左軸)
一口あたり純資産価格(左軸)
14.00
12
14.00
60
13.00
10
13.00
50
12.00
8
12.00
40
11.00
6
11.00
30
10.00
4
10.00
20
2
9.00
9.00
純資産総額(右軸)
8.00
'11/5/31
'12/5/31
'13/5/31
'14/5/31
0
'15/5/31
10
純資産総額(右軸)
8.00
'11/5/31
'12/5/31
'13/5/31
'14/5/31
0
'15/5/31
'13/5/31
'14/5/31
'15/5/31
円建て(ヘッジあり)クラス
一口当たり純資産価格
1,308 円
純資産総額
参考指標*
6.54 億円
(億円)
(円)
1,600
9
一口あたり純資産価格(左軸)
1,500
8
15.00
14.00
1,400
7
1,300
6
1,200
5
12.00
1,100
4
11.00
1,000
3
900
2
800
1
純資産総額(右軸)
700
'11/5/31
'12/5/31
'13/5/31
'14/5/31
0
'15/5/31
13.00
10.00
9.00
8.00
'11/5/31
'12/5/31
一口当たり純資産価格の騰落率
1ヶ月
3ヶ月
6ヶ月
1年
3年
-1.40%
-0.52%
3.24%
0.91%
30.82%
33.70%
参考指標
米ドル建て(ヘッジあり)クラス
-1.45%
-0.40%
3.94%
4.19%
33.72%
41.15%
-1.50%
-0.61%
2.98%
0.46%
28.82%
31.40%
円建て(ヘッジあり)クラス
-1.51%
-0.61%
2.91%
0.23%
28.49%
30.80%
ユーロ建てクラス
*
*参考指標は、「BofA
設定来
メリルリンチ・ヨーロピアン・カレンシー・ハイ・イールド・コンストレインド・インデックス (除く金融劣後債)」、
設定日を10.00として指数化しています。指数はユーロ建てで、米ドル建てクラスや円建てクラスに対応するものではありません。指数の騰
落率は一口あたり純資産価格に対応した期間にて計算しています。一口あたり純資産価格は管理報酬等(合計年率1.76%程度)およびその他
の費用控除後の値です。手数料は考慮しておりません。上記は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。
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月次運用報告書
2015年6月30日現在
投資先ファンド(NN(L)ヨーロピアン・ハイイールド)の状況
※ ポートフォリオの特性値、概要および組入れ上位銘柄は投資先ファンドであるNN(L)ヨーロピアン・ハイイールドの当該月末におけるも
のです。
■ ポートフォリオの特性値
平均最終利回り
■ 残存期間別組入れ比率
6.06%
平均デュレーション
4.08
平均格付け
50
40
B
組入れ銘柄数
96
■ 通貨別組入れ比率
30
20
ユーロ
英ポンド
その他
83.62%
16.82%
-0.44%
10
0
0-1年
■ 国別組入れ比率
メキシコ
4.2%
スペイン
4.3%
1-3年
3-5年
5-7年
7-10年 10-15年 15-30年 30年超等
■ 資産・債券種別組入れ比率
その他
9.4%
ルクセンブルグ
4.5%
フランス
4.7%
現金等
8.0%
米国
23.5%
英国
17.0%
アイルランド
5.0%
オランダ
5.2%
(%)
社債等
92.0%
ドイツ
12.0%
イタリア
10.1%
■ 業種別組入れ比率
■ 格付別組入れ比率
その他(無
格付含む)
5.4%
ヘルスケア
2.7%
BB
19.6%
その他
9.6%
基礎産業
17.7%
銀行
7.5%
CCC
17.5%
サービス
10.4%
消費財
7.9%
メディア
8.3%
B
57.5%
資本財
8.6%
■ 組入れ上位10銘柄
銘柄名
自動車
9.5%
小売
8.6%
通信
9.3%
クーポン(%)
償還日
業種
格付
組入れ比率(%)
10.000%
2016/07/30
銀行
NA/NA
3.2%
ジッゴ・セキュアード・ファイナンス
3.750%
2025/01/15
通信
NA/Ba3
3.0%
3
グルポ・イゾルクス・コルサン
6.625%
2021/04/15
サービス
B/NA
2.8%
4
バリアント・ファーマシューティカルズ
4.500%
2023/05/15
ヘルスケア
B/B1
2.5%
5
ウィンド・アクイジション
4.000%
2020/07/15
通信
BB/Ba3
2.2%
6
フィアット・クライスラー・オートモビル
8.250%
2021/06/15
自動車
BB-/B1
2.1%
7
ジオ・デット・ファイナンス
7.500%
2018/08/01
サービス
B/B3
2.0%
2.0%
1
バンク・オブ・アイルランド
2
8
スリーABオプティック
5.625%
2019/04/15
小売
B/B2
9
ネーションワイド・ビルディング・ソサエティ
6.875%
永久債
銀行
BB+/NA
2.0%
ユニティーメディア
3.750%
2027/01/15
メディア
B/B3
1.9%
10
平均最終利回りは、債券に内包されたオプション等を考慮して計算した期待利回りのうち、最も低いもの(Yield to Worst)を表示しています。平均格付は
S&P社とムーディーズ社の平均の格付(平均が格付ランクの中間の場合は平均に最も近い低い方の格付)をランク毎に数値化したものを加重平均しています。
通貨別組入れ比率は為替ヘッジを考慮した実質的な比率を記載しています。上位10銘柄の格付はS&P社(左)とムーディーズ社(右)を併記しています。四
捨五入の影響により合計数値が必ずしも100%にならない場合があります。※ポートフォリオの特性値、通貨別組入れ比率、資産・債券種別組入れ比率およ
び組入れ上位10銘柄の組入れ比率は、ファンドの純資産を100%として計算しています。残存期間別組入れ比率、国別組入れ比率、格付別組入れ比率、業
種別組入れ比率は債券部分を100%として計算しています。上記は本運用報告書基準日現在の参考情報であり、予告なしに変更されます。上記データは過去
のものであり、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものでも
なく、一般的または特定の投資助言を意図するものでもありません。
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月次運用報告書
ドイツ10年国債の利回りの推移
(%)
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
-0.5
'10/12/31 '11/12/31 '12/12/31 '13/12/31 '14/12/31
出所:ブルームバーグ
マーケットコメント
2015年6月30日現在
参考指標の最終利回りと、
ユーロ建ての主要国債との利回り格差の推移*
(%)
12
11
最終利回り(左軸)
10
9
8
7
6
5
4
利回り格差(右軸)
3
2
'10/12/31 '11/12/31 '12/12/31 '13/12/31 '14/12/31
出所:ブルームバーグ
(%)
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
*オプション調整後スプレッド
以下のコメントは投資先ファンドであるNN(L)ヨーロピアン・ハイイールドの運用会社からの情報を基に
NNインベストメント・パートナーズ株式会社が作成したものです。
<当月の市況>
6月の欧州ハイ・イールド債券市場は、主要国債の利回りがやや上昇したことに加えて、主要国債との利回り格差(以下スプ
レッド*)が拡大したことを背景に利回りが上昇(価格は下落)しました。スプレッド拡大の主な要因としては、ギリシャ政府がユー
ログループ(ユーロ圏財務相会合)との交渉を断念して7月5日に財政緊縮案の受け入れの可否を問う国民投票を行うことを発表
したことによってギリシャのユーロ圏離脱への警戒感が高まったこと、ギリシャ政府が6月30日に国際通貨基金(IMF)に対する支
払いを実行できないとの懸念が高まったことなどが挙げられます。なお、6月30日のスプレッドは、5月29日と比較して0.56%ポイ
ント拡大して4.57%となりました。
市場における利回り(市場平均)の変化を格付け別に見ると、相対的に信用力が低いCCC格の債券の利回りの上昇が、BBや
B格の債券の平均利回りの上昇を上回りました。一方、B格債券の利回りの上昇はBB格の債券の平均利回りの上昇を若干上
回りました。クーポン収入も加味した期間収益率は、B格、BB格、CCC格の順となりました。セクター別では、銀行や公益セク
ターなどで利回りの上昇が比較的大きなものとなりました。
*代表的な指数であるBofAメリルリンチ・ヨーロピアン・カレンシー・ハイ・イールド・コンストレインド・インデックス(除く金融セク
ターの劣後債)の信用スプレッド
<当月の運用状況>
引き続き相対的に利回りが低く、債券価格の金利に対する感応度が比較的高いBB格付けの銘柄をアンダーウェイトとする一
方、利回りが相対的に高いB格付けやCCC格付けの銘柄の中で、企業のファンダメンタルズと比較して割安と考える銘柄のオー
バーウェイトを継続しました。
欧州ハイ・イールド債券の中から、安定した事業基盤と優れた経営を背景に経済成長に大きく依存せずに債務の返済が可能
なファンダメンタルズを有すると判断する発行体の債券を高位の組み入れとしました。セクター別では、主としてエネルギー、通
信、公益セクターなどの組入比率を市場と比較して低位としました。発行体別のパフォーマンスを見ると、比較的多めに組み入
れていたブライトハウス・グループ(英国の家庭・事務用品製造)が、ムーディーズ社による格上げの可能性が高まったとの見方
が広がったことなどから買われたため、プラス寄与が相対的に大きなものとなりました。一方、OTE PLC(ギリシャの通信サービ
ス)をオーバーウェイトとしていましたが、ギリシャ支援策交渉での混乱が嫌気されて売られたことから、比較的大きなマイナス寄
与となりました。
<今後の見通し>
欧州のハイ・イールド債発行企業の財政状況は引き続き比較的健全です。手元流動性が過去最高の水準にあることや、企業
が発行している債券の中で償還が2018年以降になるものが多いことなどから、今後1~2年のデフォルト率は引き続き比較的低
水準で推移するとみられます。また、欧州中央銀行(ECB)が市場の予想を上回る額の国債を買い入れて市場に資金を供給す
る量的緩和に踏み切っており、低金利の環境の一層の長期化が見込まれます。
ただし、短期的には、周縁国での構造改革の後退に対する懸念やデフォルト率上昇に対する懸念の高まり、および流動性が
一時的に縮小し、最終投資家による「売りが売りを呼ぶ」状況になって値動きが大きくなるリスクには留意致します。他方、ECB
による量的緩和が奏功して比較的格付けの低い債券でよりスプレッドが縮小することや欧州の景気が市場の予想以上に早く回
復した場合は、欧州のハイ・イールド債券市場において、想定を上回るより魅力的なパフォーマンスが見込まれます。
中期的には、安定的なクレジット・ファンダメンタルズ、低水準のデフォルト率、投資家の利回り指向の継続、魅力的なバリュ
エーションなどを背景に、欧州ハイ・イールド債券に対する堅調な需要が見込まれます。
今後も、分散投資に留意しながら、割安と判断する銘柄への投資を継続します。また、銘柄選択の結果、引き続きB格付けや
CCC格付けの銘柄のウェイトを市場と比較して高くする方針です。
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月次運用報告書
2015年6月30日現在
お申込メモ
詳しくは「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。
投資信託説明書(交付目論見書)のご請求・お申込はシティバンク銀行株式会社にお問い合わせください。
正式名称
商品分類
ファンド設定日
プレミアム・ファンズ ヨーロピアン・ハイイールド
公募外国株式投資信託 平成23年5月31日
営業日
ルクセンブルグおよびケイマン諸島における銀行営業日、かつ日本における金融商品取引業者および銀行の営業日(土曜日、日
曜日を除く。)、または管理会社が随時決定するその他の日
収益分配
届出日現在、分配する予定はありません。
申込(発行)価格
発行日(申込受付日)における受益証券1口当たり純資産価格。
発行価格は通常、発行日のルクセンブルグにおける翌営業日に算出されます。
申込単位
申込通貨
当初申込単位
追加申込単位
ユーロ
3,000ユーロ以上1ユーロ・セント単位
100ユーロ以上1ユーロ・セント単位
米ドル
3,000米ドル以上1米セント単位
100米ドル以上1米セント単位
円
50万円以上1円単位
1万円以上1円単位
買戻日 (買戻請求受付日)
現在の受益証券1口当たり純資産価格。買戻価格は通常、買戻日のルクセンブルグにおける翌営業日に算出されます。
買戻価格
原則として各クラス証券1口以上1/1,000口単位(保有全受益証券売却の場合は 1/1,000口以上、 1/1,000口単位)
買戻単位
買戻代金のお支払
原則として、買戻日から6営業日以内(買戻日を含む)(休日等により変更となることがあります。詳しくはお問合せください。)
インターネット取引
シティバンク・ホームページ
http://www.citibank.co.jp
可
※当行の判断により、取扱いが停止となることがあります。詳しくは、当行にお問合わせください。
お買付時の費用(お申込手数料)
申込通貨
ユーロ
米ドル
円
10万ユーロ未満
10万米ドル未満
1,000万円未満
10万ユーロ以上30万ユーロ未満
10万米ドル以上30万米ドル未満
1,000万円以上3,000万円未満
30万ユーロ以上100万ユーロ未満
30万米ドル以上100万米ドル未満
3,000万円以上1億円未満
100万ユーロ以上
100万米ドル以上
1億円以上
お申込手数料
3.240%
2.160%
1.620%
1.080%
(税抜3.0%)
(税抜2.0%)
(税抜1.5%)
(税抜1.0%)
(注)プレミアム・ファンズ内の同じ表示通貨の異なるサブ・ファンドを同時に申し込む場合、合算はできません。
※外貨建ての投資信託を円資金から該当通貨に交換したうえでお申込みの場合、別途、為替手数料が片道1円/往復2円(上限)かかります。
スイッチングに関する留意事項
クラス間の受益証券のスイッチングを行うことはできません。プレミアム・ファンズにおけるサブ・ファンドの受益証券と他のサブ・ファンドの受益証券とのス
イッチングも行うことができません。
投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用
管理報酬等と内訳
その他の費用
サブ・ファンドにおける管理報酬等
年率1.59%および年率0.01%(最低で年間15,000米ドル、最高で年間30,000米ドル)の
合計額
投資先ファンドにおける管理報酬等
年率0.16%
内訳: 固定サービス費用
年率0.15%
年率0.01%
申込税
設立費用、仲介手数料、その他の運営費用および投資先ファンドにかかる費用等が信託財産から支払われますが、運用状況等に
より変動するものであり、事前に料率、上限額等を表示することができません。
お買戻時の費用
ありません
※上記の手数料および費用等の合計額、ならびにこれらの計算方法については、投資者の皆さまがサブ・ファンドを保有される期間および運用状況等に
応じて異なりますので、表示することができません。
その他のご留意事項
ファンド関係会社
管理会社
SMBC日興インベストメント・ファンド・
マネジメント・カンパニー・エス・エイ
保管会社および
管理事務代行会社
SMBC日興ルクセンブルク銀行株式会社
投資運用会社
受託会社
日本における販売会社
および代行協会員
販売取扱会社
NNインベストメント・パートナーズ株式会社
プレミアム・ファンズ・リミテッド
SMBC日興証券株式会社
シティバンク銀行株式会社
登録金融機関:関東財務局長(登金)第623号
加入協会:日本証券業協会
一般社団法人 金融先物取引業協会
※お申込みの際には、「外国証券取引口 座約款」 に基づき、外国証券取引口 座
を設定していただく必要 があります。
※米国連邦税制上の米国市民、米国居住者または グリーンカードホルダーは、
居住、非居住にかかわらず投資信託の取引申込ができま せん。
※本資料は販売用資料としてシテ ィバンク銀行 株式会社がNNインベストメント・
パートナーズ株式会社より提供された情報・デー タ等に基づいて作成したもの
です。なお、本資料1ページの一口当たり純資産価 格に関するデータとグラフ
および表、2ページの投資先ファンドの状況、および3ページのマーケットコメ
ントは、運用実績をご紹介する目的として、NNイン ベストメント・パー トナーズ
株式会社が作成したものです。本資料に記載 された情報等 は、十分信 頼に足
ると考えられる情報に基づいておりますが、その情報の正確性、完全性 およ
び公平性については、シティバンク銀行株式会社並び にその関連会社が 保証
するものではありません。また、その情報を使 用することにより生ずる 、直接ま
たは間接のいかなる損失に対しても、責任を負うものではありません 。本資料
に記載された内容は作成時点の ものであり、今後予告なしに変更されるこ とが
あります。
2015年4月7日付で投資運用会社の商号が「アイエヌジー投信株式会社」から「NNインベストメント・パートナーズ株式会社」に変更されました。
また、同日付で投資先ファンドの名称も「NN(L)ヨーロピアン・ハイイールド」に変更されました。
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月次運用報告書
主な投資リスク
2015年6月30日現在
詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
投資信託のお申込みに際しては、投資信託説明書(交付目論見書)等をよくお読みになり、契約内容およびリスク・手数料等をご理解いただいたうえでお客様ご
自身の判断と責任においてお取引ください。
●投資信託は銀行預金ではなく、預金保険制度の対象ではありません。また、当行で取扱う投資信託は金融商品仲介口座を通じた取扱いの場合を除き、投資者保護基金
の対象ではありません。●投資信託は、元本・利回りの保証はありません。●投資信託はシティバンク銀行やシティグループ等の債務でなく、それらによる保証もあり
ません。
投資リスク
受益証券1口当たり純資産価格は、組み入れた有価証券等の値動きおよび為替相場の変動等により上下します。したがって、投資者の皆様の投資元本は保証されている
ものではなく、受益証券1口当たり純資産価格の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。これらの運用および為替相場の変動による損益はすべ
て投資者の皆様に帰属します。投資信託は預貯金と異なります。
以下は、サブ・ファンドの主な投資リスクの要点だけを述べたものです。他のリスクを含む詳細は、請求目論見書をご参照ください。
投資リスク
サブ・ファンドが投資目的を達成できるという保証はありません。管理会社は、サブ・ファンドへの投資にはリスクが伴うことに鑑みて、サブ・ファンドへの投資を中
長期的投資と考えることを投資者に対して推奨します。
クロス・ライアビリティ
サブ・ファンドの受益証券の発行または販売を通じて受託会社が受領するすべての買付金額、当該買付金額が投資されるすべての資産、ならびにこれらに帰属するすべ
ての収入および利益は、サブ・ファンドに係るものとして指定されます。いずれかのサブ・ファンドに帰属することが容易に見極められない資産は、受託会社の裁量に
より一つまたは複数のサブ・ファンド間に受託会社またはその代理人により配分されます。サブ・ファンドの資産は、サブ・ファンドの負債を負担し、原則として、他
のサブ・ファンドの負債を弁済するために用いることはできません。管理会社は、債権者となりうる者との取引において、当該債権者が関連するサブ・ファンドの資産
のみを引当てとすることができ、各サブ・ファンドについて受託会社名義で締結されるすべての契約が債権者の請求権を関連するサブ・ファンドの信託財産の範囲内の
みに限定する文言を含むよう確保する義務を負います。ただし、投資者は、あるサブ・ファンドの資産が別のサブ・ファンドの債務を弁済するために使われる範囲を数
量化することがあらゆる場合に可能となる訳ではない点にご留意ください。
時間外取引およびマーケットタイミング
管理会社は、時間外取引もしくはマーケットタイミングまたはその他類似の取引方法を認めていません。かかる取引実施を回避するため、受益証券の発行および買戻し
は未知の価格で行われ、管理会社は、締切時刻以降に受領した注文を受け付けません。管理会社は、マーケットタイミング行為が疑われる者からの買付注文およびサ
ブ・ファンドへの転換注文を拒否する権利を有します。
強制的買戻しのリスク
管理会社は、その単独かつ最終的な裁量により、受益者の受益証券の全部または一部の買戻しを強制的に行う権利を有します。
投資運用会社のリスク
サブ・ファンドの投資プログラムの相当部分の収益性は、投資運用会社が特定の証券およびその他の投資対象の価格動向の将来の推移を正確に評価することに大きく依
拠します。投資運用会社がかかる価格動向を正確に予測できることを保証することはできません。
買戻しによる損失の可能性
受益証券の買戻しは、投資対象の換金を必然的に伴うことがあります。かかる換金に起因してサブ・ファンド(およびその残存受益者)において、換金がなければ生じ
なかったと思われるコストを負担する可能性があります。
投資先ファンドへの投資に係るリスク
サブ・ファンドが投資先ファンドの投資証券に対して投資する場合、サブ・ファンドの投資対象について分散または流動性が欠けるおそれがあります。それ故に、投資
先ファンドのパフォーマンスの悪化は、サブ・ファンドのパフォーマンスの悪化を招きます。
報酬の重複:投資先ファンドへの投資に関連する報酬
受託会社、管理会社、投資運用会社、管理事務代行会社、保管会社、代行協会員、日本における販売会社および販売取扱会社ならびにサブ・ファンドのためのその他の
業務提供会社の費用および報酬に加え、サブ・ファンドはまた、投資先ファンドの資産から支払われる全報酬および費用(投資先ファンドの業務提供会社に支払われる
報酬および費用を含みます。)を按分して間接的に負担します。
投資先ファンドに伴う主な投資リスク
投資先投資法人の投資目的達成のために活用される債券およびその他の金融商品に伴う全般的な市場リスクは高いと考えられます。以下のリストは、最も一般的に直面
するリスクを示すものであり、全ての潜在的リスクを包括的に示すものではありません。詳細は、請求目論見書をご参照ください。
市場リスク
譲渡性のある証券の価格動向は、主に金融市場の動向および発行体の経済動向により決定され、発行体は、関連する各国において一般的な経済状況および政治状況によ
り影響を受けます。
金利リスク
投資者は、投資先投資法人の投資証券への投資が金利リスクを負うことを認識していなければなりません。このリスクは、各譲渡性のある証券または投資先投資法人の
主要通貨の金利が変動する場合に発生します。
通貨リスク
投資先ファンドの基準通貨以外の通貨での投資ができる投資先ファンドにおいて、投資対象の価額は為替相場の変動により影響を受けることがあります。
信用リスク
投資者は、かかる投資が信用リスクを伴うことを十分に認識していなければなりません。債券および債務証券は実質的に発行体の信用リスクを伴い、かかる信用リスク
は発行体の支払能力を用いて計算することができます。格付の低い事業体により発行される債券および債務証券は、より高い格付を有する発行体により発行される債券
および債務証券と比べて、一般的に信用リスクおよび発行体の債務不履行の可能性が高いと考えられています。債券または債務証券の発行体が財政的または経済的困難
に陥った場合、債券または債務証券の価額(無価値となることがあります。)が影響を受けることがあります。店頭(OTC)クレジット・デリバティブ利用は信用リス
クを伴うことがあります。
発行体の債務不履行リスク
金融市場において一般的な動向と平行して、各発行体に特有の動向が投資対象の価額に影響を与える可能性があります。例えば、譲渡性のある証券を慎重に選択した場
合でも、発行銘柄の資産の下落により生じる損失のリスクを排除することはできません。
流動性リスク
流動性リスクは、特定の証券の売却が困難な場合に発生します。原則として、常に売却可能な証券が投資先ファンドに追加されます。同様に、一部の譲渡性のある証券
は、特定の期間においてまたは証券取引所の特定の部門において望ましい時点で売却することが困難であることがあります。最後に、限られた市場セグメントにおいて
取引される証券は大幅に価格が変動するというリスクが存在します。
取引相手方リスク
店頭契約が締結された場合、投資先投資法人は、その取引相手方の支払能力および取引相手方が当該契約の条件を遵守する能力に起因するリスクを負うことがありま
す。
デリバティブ
金融デリバティブに対する請求権は、市況および適用ある制限により限定されることがあり、投資先ファンドが本来は負わないリスクおよび経費を伴うことがありま
す。金融デリバティブ商品の利用はレバレッジ・リスクも伴います。レバレッジが高いほど、(デリバティブの条件に従って決定される引受価格と比べて)原資産の価
格が変動した場合のデリバティブの価格の変動も大きくなります。金融デリバティブ商品の利用により追求される目的が達成される保証はありません。
その他の留意点
サブ・ファンドの受益証券の取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
投資先ファンドへの資金の流出入により発生する取引費用によって、当該ファンド資産が希薄化されることを防ぐため、当該ファンドの純資産価格は一定の調整が行わ
れることがあります。