プラント設備の3次元レーザー計測

プラント設備の3次元レーザー計測
3 次元レーザー計測により、効率的で高精度な現場スケッチを実施します。
測定データと 3 次元 CAD とを連携させることにより、設計∼施工∼検査までの
一貫した高品質な工事を実施いたします。
改造を繰り返し、図面に反映できていない設備でも
最新の状態を計測し、現状のプラント状態を3次元CADデータで保存が可能です。
既設設備と改造計画の3次元CADデータを合成し活用することで、
短期間での工事計画のご提案と正確な設計、工期の短縮を実現いたします。
実物の写真
3次元レーザー計測によるメリット
既設設備の改造工事において、
3次元レーザー計測を使うことにより、
設計から施工までの
TOTAL のコストダウンおよび品質向上を図ります。
①現場スケッチの効率化(時間短縮・後戻り作業削減)
②設計時のミス防止(施工時の手直し無)
改造計画
③既設プラント内での作業は、安全かつ最小限
(例:高所作業やばく露対象エリアでの作業など)
④計測データは、承認時の資料、工事計画に利用
3次元レーザー計測の原理
計測機から発射したレーザーが物体に反射して戻ってくるデータにより、
地形・既設物等について、計測機を原点とした3次元 (X,Y,Z) で計測することができます。
3次元レーザー計測の成果物は、点群 ( レーザーが反射した個所 ) の集合です。
スキャニング対象物
3D レーザー計測機
点群データ
取得
3次元レーザー計測を活用した現場スケッチの効率化および工事への適用
A.既設と同じ寸法・形状を製作:『高精度』
事前準備・
ターゲット設定等
ノイズ処理・
点群データ合成
データ解析
単純な形状への
置き換え
座標確認
製作図作成
B.現場スケッチとして
ポリゴン化
合成
干渉チェック
自由曲面への
置き換え
画面上にて
干渉チェック
プリミティブ化
3D CAD 設計
単純な形状への
置き換え
3次元設計
点群データ
合成
点群データを
そのまま使用
製作図作成
配管製 作・工事計 画
点群デ ータ
現地での
3Dスキャン計測
プリミティブ化
干渉チェック
画面上にて
干渉チェック
計測機仕様
レーザー計測機仕様 『FARO社製 Focus3D X330』
サイズ・重量 : 24×20×10 (cm) ・ 5.2kg
測 定 範 囲 : 0.6m∼330m、垂直視野300°
、
水平視野360°
測 定 速 度 : 122,000/244,000/488,000/976,000(点/秒)
測 定 精 度 : ±2mm
レ ー ザ ー : レーザークラス1
波 長 : 1,550nm
計 測 方 法 : 三脚等にて固定による計測
電 源 : 不要
(専用バッテリー使用)
お問い合わせ先
株式会社 高田工業所
エンジニアリング部
TEL
093-632-2561