製品概要 PALMiCE3 ARM (JTAG200) 2015-05-26 (1/2) JTAG エミュレータ PALMiCE3 ARM (JTAG200) PALMiCE3 ARM は、ARM7/9/11、Cortex の各種 ARM コア対応 JTAG エミュレータです。ホストイ ンターフェースは USB2.0(Hi-speed)、電源不要の Vbus 対応により、小型・軽量で、フットワークに優 れたデバッグをサポートします。ターゲット・システムとは 20 ピンの MIL コネクタケーブルで接続。ま た、CoreSight テクノロジーに対応し 2 本の信号線による SWD(シリアル・ワイヤ・デバッグ)インターフ ェースにも接続可能です。さらに 1 本の信号による SWV(シリアル・ワイヤ・ビュワー)に対応。実行中 にブレークすることなく変数の値や例外情報の参照が可能なほか、タイムスタンプ機能により、各情報 の相対的な時間測定が可能になり、よりデバッグ効率がアップします。デバッガは、もちろん操作性抜 群のデバッグ環境を提供する CSIDE。各種 C 言語の高級言語デバッグ・サポートに加え、オプションの μITRON 開発環境やデバッグ・ライブラリにより、RTOS デバッグも万全です。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ CoreSight テクノロジー対応(SWD、SWV) CPU ブレーク機能 アンドゥ・トレース機能 USB2.0(Hi-speed)対応、高速処理をサポート 広範囲なターゲット電圧対応(1.0V~5.5V)と電圧測定機能 スリープ・モード対応 組込 Linux デバッグ対応 (オプション) ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ マルチコア・デバッグに対応 内蔵/外部フラッシュ・メモリ上のデバッグ対応 LPAE 対応 (40bit 物理アドレス空間アクセス) 電源不要の Vbus 対応 手のひらサイズのコンパクト・サイズ 各種 RTOS デバッグ対応 (オプション) ホットプラグイン・デバッグが可能(オプション) 主な仕様 1 対応 CPU *1 ターゲット I/F 電圧 消費電流 電圧計測 コネクタ JTAG クロック 動作モード レジスタ、メモリ操作 フラッシュ・メモリ 対応 パラレル NOR シリアル ソフトウェア・ブレーク機能 ARM7/9 ARM11、Cortex-A/R CPU ブレーク機能 Cortex-M0/M0+ Cortex-M3/M4 FA526/FA626TE 実行時間測定 SWV 機能(Cortex-M3/M4) マルチコア・デバッグ ALTERA 製 Cyclone V Atmel 製 SAM3 ファミリ FaradayTechnology Corporation 製 FA526 / FA626TE Freescale Semiconductor 製 i.MX ファミリ / Kinetis NVIDIA 製 Tegra NXP Semiconductors 製 LPC800 / LPC1000 / LPC2300 / LPC2400 / LPC4300 シリーズ RENESAS 製 RZ ファミリ / R-Car シリーズ / R-IN32M3 シリーズ / R-Mobile Silicon Laboratories 製 EFM32 スパンション・イノベイツ製 FM0+ / FM3 / FM4 ファミリ STMicroelectronics 製 STM32 / STR7 / STR9 ファミリ Texas Instruments 製 OMAP / Sitara / StellarisⓇファミリ / Davinci 東芝セミコンダクター&ストレージ社製 TX00 / TX03 / TX04 シリーズ ARM 製 Cortex-A5 / Cortex-A7 / Cortex-A8 / Cortex-A9 / Cortex-A15 / Cortex-R4(F) / Cortex-M0 / Cortex-M0+ / Cortex-M3 / Cortex-M4(F) / ARM7 / ARM9 / ARM11 1.0V~5.5V*2 (ターゲット自動追従) 50μA 以下 サンプリングして表示 精度 : 50mV 小数点以下 2 桁表示 20 ピン MIL コネクタ、20cm ケーブル 1KHz~40MHz の範囲で設定可能 RTCK による自動追従サポート ARM/Thumb/ Thumb2/ThumbEE モード対応、スリープ・モード対応(ただし、RTCK 使用時) ブレーク中、レジスタ、メモリの参照/変更、およびメモリへのダウンロードをサポート Cortex-A8 は、実行中、IO の操作ダイアログから物理メモリの参照/変更をサポート Cortex-M は、実行中のメモリの参照/変更をサポート ダウンロードに加え、ソフトウェア・ブレーク指定や、通常のメモリ書換え機能もサポート 未対応デバイスも CSIDE 上で簡単に追加可能。 モニタをカスタマイズすることで、さまざまなシリアル・フラッシュ・メモリへの書き込みが可能 命令置換方式で 256 点サポート 2 点 ただし、ソフトウェ・ブレーク・ポイント指定時は 1 点(ARM926EJ-S のみ 2 点) 8 点 (アドレス一致ブレーク 6 点、データ一致ブレーク 2 点) *3 6 点 (アドレス一致ブレーク 4 点、データ・アクセス・ブレーク 2 点) *3 10 点 (アドレス一致ブレーク 6 点、データ・アクセス・ブレーク 4 点) *3 2 点 ただし、ソフトウェ・ブレーク・ポイント指定時は 1 点(FA626TE のみ 2 点) ユーザ・プログラムの実行時間を測定 (64 ビットカウンタ、計測単位=1ms) リアルタイム・データ・ウォッチ 4 点 CPU サイクル測定(命令サイクル、PC、例外サイクル等) 指定したアクセス・アドレス間の実行時間測定 関数毎の実行比率を表示する簡易プロファイラ機能 簡易 Printf デバッグ(ユーザ・プログラムからデバッガへ簡単に文字列の出力が可能) 例外情報遷移表示機能 SWV 情報出力間の相対時間測定(Printf が実行される間隔の測定などが可能) 複数の ARM コアを同コア、異コアに関係なく最大 8CPU まで制御可能 *1:CPU 個別の対応については、当社ホームページの http://www.computex.co.jp/asp/cpu/cpu.asp より検索して頂くか、当社営業部までお問い合わせください。 *2:ハードウェア・レビジョン 0-A 以降の仕様で、レビジョン 0-0 では 1.0V~3.6V の対応です。 *3:CPU により本数が異なる場合があります。 製品概要 PALMiCE3 ARM (JTAG200) 2015-05-26 (2/2) 主な仕様 2 アンドゥ・トレース機能 FPGA コンフィギュレーション機能 ホットプラグイン・デバッグ 標準装備のデバッガ サポート制度 電源仕様 外形寸法 ホスト I/F 一般仕様 ホストパソコン CD ドライブ 動作環境 USB OS 製品構成 レジスタやメモリの表示内容を記憶してトレース実行などを擬似的に逆戻りする機能 JTAG から FPGA をコンフィギュレーション (ZynqTM -7000 All Programmable SoC ファミリのみ) ターゲット・システムの電源を切らずに JTAG エミュレータを接続してデバッグする機能 CSIDE for PALMiCE3 ARM あり DC+5V 250mA (USB の Vbus 対応) 95mm(W) ×70mm (D) ×21mm (H) USB mini-B コネクタ 対応 OS が動作するパソコン インストール時に必要 USB2.0 Windows Vista 32bit 版 / Windows 7 32bit 版、64bit 版/ Windows 8 32bit 版、64bit 版 PALMiCE3 JTAG200 モデル本体一式 / 2mUSB ケーブル / 専用デバッガ(CD-ROM) 対応言語 対応 C コンパイラ ARM ADS/RVCT、 CCS、 GNU C、 GreenHills C、 EW 対応言語の詳細についてはお問い合わせください。 オプション(μITRON アプリケーション開発環境) 製品名 内容 NORTi ProfessionalⅡ(ARM/CCS)、CCS 対応の ADE*1 NORTi ProfessionalⅡ(ARM/ADS)対応*1 μC3/Standard for DM36x CCS、CCS 対応の ADE*1 ADE NORTi-ARM-CCS/P3 ADE NORTi-ARM-ADS/P3 ADE uC3-DM36x-CCS/P3 *1 ADE の詳細については、当社ホームページのhttp://www.computex.co.jp/products/lib/ade/index.htmをご覧ください。 オプション(ソフトウェア) *1 製品名 内容 uITRON-DBGLIB-ARM/P3 TOPPERS-DBGLIB-ARM/P3 TOPPERS/FMP-DBGLIB-ARM/P3 OSE-DBGLIB-ARM/P3 Linux-APDLIB-ARM/P3 T-Kernel-DBGLIB-ARM/P3 T-Kernel/SE-DBGLIB-ARM/P3 ETBLIB-ARM/P3 OMAP4-CPULIB-ARM/P3 TICA8-CPULIB-ARM/P3 FARADAY-CPULIB-ARM/P3 TEGRA2-CPULIB-ARM/P3 μITRON 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能 TOPPERS 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能 TOPPERS/FMP 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能 OSE 専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能 Linux 専用のデバッグ・ライブラリで、ローダブル・モジュールおよびアプリケーションのデバッグをサポート T-Kernel専用のデバッグ・ライブラリで、ステータス表示、タスクトレース表示などが可能 T-Kernel/Standard Extension専用のデバッグ・ライブラリで、ロード・モジュールおよびアプリケーションのデバッグをサポート ARM9、ARM11、Cortex シリーズコア用トレース(ETB、ETF)対応ライブラリ TI 製 OMAP4 対応ライブラリ TI 製 Cortex-A8 コア CPU 対応ライブラリ Faraday Technology 製 FA526、FA626TE コアデバッグ対応ライブラリ NVIDIA 製 Tegra 250 対応 CPU ライブラリ *1: 各ソフトウェア・オプションに対応している CPU、RTOS、Linux の詳細についてはお問い合わせください。 オプション(ハードウェア) 製品名 ADP ARM-TI ADP-ARM-MIL20-MS20 SWJ-PRB-MIL20-20HP SWJ-PRB-MIL20-10HP PALMiCE 連動ケーブル EXTPRB1 内容 20 ピンコネクタから TI 仕様 14 ピンコネクタ変換アダプタ JTAG200 の 20 ピンプローブを TI 製ターゲットボード上に用意されている 20 ピン MICRO SOCKET コネクタに接 続するための変換アダプタ CoreSight の SWJ-DP*1 対応プローブで、ターゲットの 20 ピンコネクタ(ハーフピッチ 1.27mm)と接続可能 CoreSight の SWJ-DP*1 対応プローブで、ターゲットの 10 ピンコネクタ(ハーフピッチ 1.27mm)と接続可能 複数の PALMiCE3 で、CPU の実行/ブレークの同期を取るためのケーブル ホットプラグイン・デバッグや、任意の外部信号の入力により CPU をブレークさせるために使用するケーブル *1: Serial Wire JTAG Debug Port 株式会社コンピューテックス <お問合せは> http://www.computex.co.jp 本 社 東京営業所 〒605-0846 京都市東山区五条橋東 4-432-13 對嵐坊ビル TEL:075-551-0528(代) E-mail [email protected] TEL:03-5753-9911(代) ※ 記載内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。 ※ COMPUTEX、CSIDE および PALMiCE は株式会社コンピューテックスの登録商標です。 ※ その他、記載されている製品、CPU 名および会社名は、各社の商号、登録商標又は商標です。
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