内部統制整備に向けた取組方針

平成 27 年度 JA東京あおば
内部統制整備に向けた基本計画
1.取組方針
JA東京あおば
内部統制整備に向けた取組方針
わがJAは、業務改善・効率化や法令遵守の徹底による経営の信頼性向上、
さらに経営者による内部統制評価報告書の作成と内部統制の有効性監査に対
応するため、全役職員で内部統制システムの構築に取り組みます。
このため、下記の事項に関して内部統制基本計画を定め、内部統制システ
ムの整備をめざします。
1.組合の内部統制が有効に機能するよう、組合組織の体制、活動、IT
を適切な仕組みに整備、運用する。
2.決算・財務報告などの重要な業務プロセスについて、業務の流れ、統
制上の要点を可視化し、内部統制の整備状況を把握する。
3.内部統制の整備状況および運用状況について、適切に評価を実施し、
検討を行う。
4.内部統制の整備状況および運用状況の評価にもとづき、適切な内部統
制報告書を作成する。
5.組合全体の統制活動の評価、業務プロセスの評価を通じて抽出された
改善点について継続的な業務改善の取り組みを行う。
平成27年4月1日
代表理事組合長 榎本 高一
2. 内部統制構築および評価の範囲
項目
範囲・水準
1 全般統制評価
(35 項目)
①統制環境、②リスクの評価と対応、③統制活動、④情
報と伝達、⑤モニタリング、⑥ITへの対応といった
JA経営全体に広く影響を及ぼす「内部統制の 6 つの基
本的要素」が適切に整備・運用されているかを評価し、
適切に整備・運用されていないと評価されたものについ
ては改善計画を立案する。
2 業務プロセス
の評価
( 決算・財務
報告に係る重
要な業務 )
総勘定元帳から財務諸表を作成する手続、財務諸表
に関連する開示事項を記載するための手続や決算等、
財務報告に係る業務プロセスについては、見積りや経営
者による予測を伴い財務報告に及ぼす影響が大きくなる
勘定科目については、個別に評価するものとします。
(※個別評価対象一覧)
3 整備状況の有
個別に評価対象とされた業務プロセスについて、関連
効性評価
文書の閲覧、質問、観察等により、内部統制の整備状況
の有効性を評価する。
4 運用状況の有
個別に評価対象とされた業務プロセスについて、関連
効性評価
文書の閲覧、質問、観察、内部統制の実施記録の検証、
自己点検の状況の検討等により、内部統制の運用状況の
有効性を評価する。
3. 個別評価対象一覧
決
算
・
財
務
報
告
01
賞与引当金
02
退職給付引当金
03
資産査定
04
貸倒引当金
05
税効果会計
06
固定資産減損会計
4.スケジュール
予定
年 度
全
般
統
制
平
成
27
年
度
28
年
度
面
担当部署
開
始
終了
・全般統制評価(前年度分)
監査室
4
月
4 月末
・全般統制評価報告書の作成(前年度分)
監査室
5
月
5 月末
・全般統制評価報告書の理事会報告
監査室
6 月理事会
(前年度分)
実践担当
部署
2
月
3 月末
・決算・財務報告プロセスの整備状況の
有効性を評価
監査室
5
月
7 月上
・決算・財務報告プロセスの運用状況評
価および運用状況有効性評価報告書
の作成
監査室
7
8 月末
・進捗管理個票の作成(来年度分)
決
算
・
財
務
報
告
基
本
平
成
局
全
般
統
制
・基本計画の作成
旬
月
3 月中
リスク管理室
・全般統制評価(当年度分)
監査室
4
月
4 月末
・ 全 般 統 制 評 価 報 告 書 の 作 成
(当年度分)
監査室
5
月
5 月末
・全般統制評価報告書の理事会報告
(当年度分)
監査室
6 月理事会
以
上