認定実務実習指導薬剤師 更新申請等について 滋賀県薬剤師会 薬学教育委員会 平成27年4月 ■認定実務実習指導薬剤師認定制度について 本制度は、6年制薬学教育制度下の薬学生に対して、医療の現場における 実務実習の際に指導に当たることのできる薬剤師を認定する制度です。 平成22年度からは日本薬剤師研修センター独自事業として実施されております。 公益財団法人日本薬剤師研修センターHPにて、認定実務実習指導薬剤師認定 制度実施要領が掲載されております。 (URL) http://www.jpec.or.jp/download/ninteijitsumu_yoryo.pdf 滋賀県薬剤師会HPにもPDFを掲載しておりますので、ご確認ください。 (URL) http://www.shigayaku.jp/ この資料は実施要領に沿って、ポイントをまとめたものです。 4-(2) 認定要件 次の認定実務実習指導薬剤師養成研修をすべて修了した薬剤師であること。 ①ワークショップ形式の研修 一般社団法人薬学教育協議会が認めるワークショップとする。 なお、平成22年度までに開催された認定実務実習指導薬剤師養成ワーク ショップ又は平成16年度以前の薬学教育者ワークショップを含む。 ②講習会形式の研修(厚生労働省補助事業による講習会を含む。) 講座ア 学生の指導について 講座イ 薬剤師に必要な理念について 講座ウ 実務実習モデル・コアカリキュラムについて 講座オ 参加型実務実習の実施方法について ただし、認定申請の時点から過去5年以内に、病院又は薬局で学生指導に 携わった経験を有する場合、講座アを免除する。 5 認定実務実習指導薬剤師養成研修の受講資格① 認定実務実習指導薬剤師養成研修の受講資格は次のとおりとする。 ①実務経験 薬剤師実務経験が5年以上あること。 なお、6年制の薬学教育を受けて薬剤師となった者は、薬剤師実務経験が 3年以上あれば、認定実務実習指導薬剤師養成研修を前もって受講する ことができるものとする。この場合、認定実務実習指導薬剤師の認定申請は、 薬剤師実務経験が5年以上となってからでなければ行うことができない。 ②勤務状況 病院又は薬局における実務経験者が受講しようとする時点において 継続して3年以上であること、かつ、現に病院又は薬局に勤務している者 であること。 5 認定実務実習指導薬剤師養成研修の受講資格② <附則(平成26年5月20日)より> (3)5.①に規定する実務経験については、平成27年3月31日までの間に限り、 4年制の 薬学教育を受けて薬剤師となった者のうち、次に掲げる場合等、 実務経験を補う研鑽を 積んでいる場合には3年以上とする。 その際、厚生労働省薬剤師実務研修を修了している場合は、その研修期間を 実務経験に算入する。 ア 公益財団法人日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師である場合 イ 一般社団法人日本病院薬剤師会生涯研修認定を取得している場合 ウ 大学院医療薬学系修士課程を修了している場合 <注意>平成27年3月31日までの特例です! 7 登録、認定証及び公表 (3)認定証を交付された者の公表 すべての認定者について、公益財団法人日本薬剤師研修センターの ホームページに、氏名、認定番号、認定年月日及び勤務先施設名を掲載し、 公表する。 認定に当たっては、上記全項目の公表を前提とし、全部又は一部の公表を 希望しない場合は認定しない。 11 更新申請① ~更新の条件~ (1)更新の条件 更新申請に際して満たすべき条件は次のとおりとする。 ①6年間の認定期間中に、実務実習生の指導実績が1例以上あること。 ただし、指導実績がない場合は、ない理由、その間の勤務状況の説明及び 今後の指導の見込を記載した書類を提出すること。それに基づき委員会が 個別に審査する。 ②勤務状況に関し、次のア、イ及びウのすべてを満たすこと。 ア 現に実務に従事していること。 イ 6年間の認定期間中のいずれかの時点で3年以上継続的に病院又は 薬局に勤務していること。 ウ 更新申請の直近1年以上継続的に病院又は薬局に勤務していること。 11 更新申請② ~更新講習~ ③更新講習を受講していること。 更新講習は講習会形式の研修とし、その内容は、薬学教育モデル・コア カリキュラムの主な変更点、薬剤師に求められる基本的な資質(以上、 講座 カ)等とする。 更新講習を受講できる者は、認定実務実習指導薬剤師の認定を受けた日 から5年以上を経過した者とする。 (講座カについての成果報告書の提出は不要 ) <認定実務実習指導薬剤師の認定を受けた日=認定開始日> 各々の「認定開始日」については、各自の「認定実務実習指導薬剤師証」 もしくは日本薬剤師研修センターHPに掲載されている 「認定実務実習指導薬剤師の認定者名簿」を参照のこと。 (URL) http://www.jpec.or.jp/nintei/ninteijitumu/certified_list.html (参照)日薬研発第250号 平成27年3月27日 「認定実務実習指導薬剤師の更新講習の実施等について」 実習指導 第○○○○○○○○号 認定実務実習指導薬剤師証 ○○ ○○ 殿 ①認定有効期間 あなたは、薬学教育6年制過程の・・・・・・・→認定開始日 ~ 認定期間終了日 ① ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 認定有効期間:平成○○年○月○日~平成○○年○月○日 ② ②認定登録日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平成□□年□月□日 財団法人 日本薬剤師研修センター 理事長□□ □□ 印 11 更新申請③ ~注意事項~ <注意事項> 「認定登録日」が平成22年(2010年)4月1日より前の方の「認定開始日」は、全員、 平成22(2010年)年4月1日であり、認定期限は平成28(2016年)年3月31日です。 (例)認定開始日 2010/04/01 認定期間終了日 2016/03/31 の先生の場合 更新講習の受講条件である「認定実務実習指導薬剤師の認定を受けた日 から5年以上を経過した者とする」から考えると、 2015/04/01から2016/03/31の間に更新講習を受け、更新申請を済ませ なければならない。 (参照)日薬研発第250号 平成27年3月27日 「認定実務実習指導薬剤師の更新講習の実施等について」 11 更新申請④ ~更新に係る特例等~ (5)更新に係る特例等 ① 11(1)①のただし書きにより書類を提出した者であって、個別審査によって 更新された者は、更新後の6年間の認定期間中に指導実績がない場合、その 次の更新申請をすることができない。 ② 認定期間終了時に更新の条件が満たされていないために、更新申請を行う ことができなかった者が、認定期間終了後2年以内に更新の条件をすべて 満たすこととなった場合は、更新申請としての手続きをすることができる。 ただし、この更新の有効期間の起算日は、通常の更新がなされたとした場合 の起算日とする。 11 更新申請⑤ ~更新申請受付期間~ <附則(平成26年5月20日)より> (5)更新申請受付期間は、認定の有効期間が終了する日の3か月前から前日 (当日消印有効)までとする。 ただし、平成28年3月31日に認定の有効期間が終了する者の更新申請は、 平成27年5月1日から受け付けられます。
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