広島公共職業安定所におけるハローワークカードの誤り

平 成
2 7 年 5 月
2 2 日
広島労働局職業安定部職業安定課
広島公共職業安定所におけるハローワークカードの
誤りによる持ち帰り事案について
広島労働局(局長 星
直幸)は、広島公共職業安定所(所長
藤原
正人。以下「広島所」という。
)
において発生した第三者のハローワークカード(ハローワークカードとは、職業相談を行う際に提示す
る受付カードであり、以下「カード」という。
)を誤って持ち帰られた事案について、下記のとおりその
事実を確認の上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。
記
1
概要
広島所の広島わかものハローワーク(以下「付属施設」という。
)において、求職者であるAさんが
相談カウンター上に置き忘れたカードを、次の相談に訪れた求職者であるBさんが相談窓口で受領し
た他の書類と一緒に誤って自宅に持ち帰ったもの。
カードには、Aさんの氏名と求職番号が記載されていた。
2
事実経過
(1) 平成 27 年4月 24 日(金)15:30 頃、受付で預かったAさんのカードを相談窓口で職員からA
さんに返却。Aさんは受領したカードを相談カウンター上に置いたままにし、相談終了後もカ
ードを持たず帰宅。相談した職員も忘れたカードに気付かなかった。
(2)同日 16:40 頃、次の相談に訪れたBさんに対し、リーフレットを使用して相談を開始。相談終
了後、Bさんは受領したリーフレットを持ち帰ったところ、Aさんのカードが紛れ込んでいるこ
とに気付き、平成 27 年4月 27 日(月)に誤って持ち帰ったAさんのカードを同付属施設に持参
され、事案が発覚した。
(3)平成 27 年4月 27 日(月)17:00 頃、広島所職業相談部長がAさんに電話で謝罪の後、Aさん
宅へ出向きカードを返却。経過の説明及び謝罪を行い、了解を得た。
3
再発防止策
(1) 広島所においては、平成 27 年4月 28 日(火)、所長から幹部職員を通じて全職員に対して事案
説明と再発防止に向けた注意喚起を実施した。
さらに、同日に付属施設全職員に対し研修を実施し、個人情報の保護管理の徹底を指示した。
(2) 広島労働局においては、平成 27 年5月 11 日(月)に管下の全公共職業安定所長に対し、文書に
より、本事案の概要を周知するとともに、個人情報を含む文書の保護・管理の徹底について指示
した。
(3) なお、広島労働局においては、平成 27 年5月 21 日(木)に開催した公共職業安定所長会議にお
いて、あらためて個人情報の保護・管理の徹底について指示した。
〔担当〕広島労働局職業安定部職業安定課
職 業 安 定 課 長
天野
順治
職業安定課長補佐
山本
常雄