3次元デジタル化技術導入による中小企業処遇改善事業 久留米 3次元デジタル技術研究会 「 3Dデジタル技術活用セミナー」 ご案内 従来のモノづくりのプロセスに、3Dプリンター、3Dスキャナーなどの最新の3次元デジタル技術を 活用した、新たなビジネスモデルが創出されております。 本セミナー(5回シリーズ)では、業種別、 分野別に3Dデジタル技術を実践的にご活用をされている事例や最新技術をご紹介します。 また、具体的に3次元デジタル技術活用への取り組みをご希望される企業様には、その実現に向 けた問題解決、試作などのご支援をさせていただきます。 ●セミナー名 : 第3回 3Dデジタル技術活用セミナー ~ 製造分野 (2) ~ ●開催日時 : 平成27年6月11日(木) 13:30~17:00 (受付開始:13:00~) ●開催場所 : 久留米地域職業訓練センター 〒839-0809 久留米市東合川5丁目9番10号 ℡: 0942-44-5201 HP: http://www.ksk.ac.jp ●主催 : 久留米市 ●委託運営 : 職業訓練法人 久留米地区職業訓練協会 ●定員 : 50名 ●参加費 : 無料 ●プログラム(予定) (1) 「3次元データと職人技を融合した多品種変量生産への挑戦」 田名部 徹朗 氏 株式会社 三松 代表取締役社長 (2) (3) 「富士通のものづくり開発環境」 酒井 晃 氏 富士通アドバンストテクノロジ株式会社 テクノロジアソシエイト 「電脳工房3Dejima(スリーディーデジマ)」 ご紹介 一瀬 貴明 氏 オフィスメーション株式会社 ★3Dスキャナーによる測定→合成→3Dデータ化 までの手順を実機でご紹介します。 (4) 質疑応答(Q&A)&名刺交換会 ※会場内に、パーソナル3Dプリンター、3Dスキャナーの体験コーナーを設けております。 ●申込み方法 電話、FAX、または電子メールにてお申し込みください。 ※申込み書は、WEBサイトからダウンロードください。 https://www.ksk.ac.jp/ ●申込み、お問い合わせ先 職業訓練法人 久留米地区職業訓練協会(久留米地域職業訓練センター) 担当: 夕田 〒839-0809 久留米市東合川5-9-10 TEL: 0942-44-5201 Fax: 0942-43-2964 E-mail : [email protected] (1)「3次元データと職人技を融合した多品種変量生産への挑戦」 田名部 徹朗 氏 株式会社三松 代表取締役社長 (株)三松は、1974 年に葉たばこ乾燥機の部材製作からスタート、薄物板金加工を基本技 術とし、「お客様のどんなわがままにもお応えする」をモットーに、設計・開発、部品加工、 外注購買、アッセンブリー、工場管理・技能教育までの製造メーカー機能を代行するサー ビス業を標榜する。 しかも、1個からの小ロットから数千個までの中量品にも対応。 2009 年からは九州大学とブランド構築共同研究を行っており、“三松ブランド”の確立 を目指す。また、自社製生産管理システムSINSを構築し、メーカーが異なる多数の最新機 器全てをネットワーク化し連携させている。 デジタルと職人技との融合を目指した3D 対応自動塗装ラインや、3D CAD 対応溶接ロボットといった業界でも先駆的な設備も積極 導入。 2010年には、3D-CADのカスタマイズ事業から3次元シミュレーションソフト「SMASH」 の開発販売も手掛けている。 http://www.sanmatsu.com/index.html ●講演概要 三松での多品種変量生産における3次元デジタル技術活用(3次元CAD、CAE、 3Dプリンターなど)の状況、立ち上げプロセス&苦労、人材育成など、また、独自の 三松大学、マイスター制度、ものづくり補助金の活用、デザイナーとの連携、FABtra、 受託ものづくり などに関して講演する。 ※マイスター制度・・・各種作業のエキスパートを技能のみでなく、人格・識見を考慮 し社員投票(総選挙)を通じて決めていくもの。 いくら腕が良くても、 社員のみんなから信頼されないと認められないということです。 ※FABtra・・・Fabrication try をアレンジした造語。 traには、traial(試行)、trans(変換)、traditional (温故知新)、の意味も含まれます。 FABtraはデザインを知っています。 FABtraはものづくりを知っています。 FABtraは作ったものをどう売るかを知っています 自分のアイディアをカタチにして、販売するまで のサポートシステムです。 ●プロフィ-ル ・1964 年、福岡県生まれ。早稲田大学政経学部を卒業後、三菱重工業に入社。 お台場・横浜・幕張の湾岸再開発や、廃棄物プラントの営業を経験。 ・その後、ホノルル支店での海外勤務を含め米国シティバンクに7 年間勤務し、公開 企業経営者の資産運用業務を行う。 60 歳でハワイに移住することを夢みながら、 家業である株式会社三松に1996年入社。 ・2001 年常務取締役、2010 年7 月に代表取締役社長就任。 V-Factory 生産管理ネットワークシステム (2)「富士通のものづくり開発環境」 酒井 晃 氏 富士通アドバンストテクノロジ株式会社 テクノロジアソシエイト 富士通アドバンステクノロジ(株)は 富士通・テクノロジグループから分社した部門で、 テクノロジ・ガバナンスの視点から、富士通及び富士通グループ会社へ共通基盤技術プラッ トフォームを提供する部門です ① 開発に関する基盤技術 ② 共通的な先行・専門テクノロジ ③ テクニカルコンピューティング技術 これによりスマートフォン、タブレットPCからスパコン、サーバ、通信機器など 様々な製品 開発の根幹を支えています。 ●講演概要 ・富士通グループ開発環境のご紹介 ・三次元CAD適用推進(製品に関わる部門の知識集大成化による設計品質の向上) 統合設計環境(電気設計+構造設計)への取り組み、 クラウド技術を活用した新たな価値創出 ●プロフィ-ル 富士通入社後、主にキャッシュディスペンサの装置設計に従事 1990年から三次元CAD、構造解析の社内適用を担当。 1994年、3DCAD社内適用推進のため、3D意思伝達(現VPS)開発を担務 2005年 構造系設計開発に関わる解析シミュレーションやエコロジデザインへの対応 2007年 富士通アドバンストテクノロジ(株)として分社化。 富士通事例の社外へのソリューション拡販も担務 2008年 現在、エンジニアリングクラウドを活用した統合設計環境 (電気+構造、シミュレーション)の適用を推進中 仮想試作システム VPS 仮想生産ラインシミュレータ (3)「電脳工房 3Dejima(スリーディー GP4 エンジニアリングクラウド (3)「電脳工房3Dejima(スリーディーデジマ)」 一瀬 貴明 氏 ご紹介 オフィスメーション株式会社 オフィスメーション株式会社は、1980年(昭和55年)に富士通ディーラーとして長崎市にて 設立。 官公庁をはじめとする、地場の中小企業・医療機関を中心に基幹業務システムを核と した、機器販売・システム開発・メンテナンス業務を行ってまいりました。 2001年の自社ビル(電脳BLD.)建設を機に、iDC(インターネットデータセンター)業務にもいち早く 着手し、昨今では、病院・クリニック向けの、電子カルテシステムの導入サポートを手がける。 2015年4月には、自社ビル(電脳BLD.)の1階ショールームに、3Dスキャナ・3Dプリンタ 等のデジタル機器をラインナップした「電脳工房3Dejima」をオープンし、地域の製造業などのニ ーズに対応した、試作品(3Dデータ作成含む)制作のお手伝いから、3D技術に関する教育・人 材育成を目指している。 ●講演概要 「電脳工房3Dejima(スリーディーデジマ)は、「3Dプリンタの利活用をデータ作成から 製品完成まで、一貫して提供する革新的サービス事業」として、今年4/1にオープンしました。 長崎地域の製造業、医療・学校・工芸・建設などの「中小企業」や、学生・女性・シニア層 などの「個人」を対象として、 3D技術活用を普及啓発し人材育成をする事業を行うことを 目的としています。 今回は、電脳工房3Dejimaの事例紹介と、施設内で使用している機器のデモンストレーショ ンを行います。 ●プロフィ-ル ・九州工業大学大学院 生命体工学研究科卒(修士)。 自律移動型ロボットによる世界競技会である「第10回 ロボカップ世界大会@ドイツ」 に参加。 ・大手製造メーカー入社 生産設備や生産管理を担当 ・2012年 オフィスメーション株式会社入社。主にWebやタブレットのシステム開発を担当 ・2014年 電脳工房3Dejima(ファブラボ長崎β)の運営担当(工房長) 3D スキャナー(Rexcan) 3D プリンター(Afinia) 3D プリンター(uPrint SE Plus) レーザー加工機(HAJIME) 久留米 3Dデジタル技術活用セミナー開催スケジュール 第1回 3Dデジタル技術活用セミナー ~製造分野(1)~ 平成27年4月22日(水) ・ 「金属光造形複合加工によるパナソニックの金型づくり」 阿部 諭 氏 パナソニック株式会社 エコソリュ-ション社)モノづくり革新本部 生産技術開発センター 主幹(工学博士) ・ 「3Dプリンターを活用した高速搬送ロボットシステムの開発」 八谷 健 氏 サンビット株式会社 ロボティクス&メカトロニクスグループ テクニカルリーダー ・ 「3Dデジタルツールによる ものづくりのパラダイムシフト」 原 雄司 氏 株式会社ケイズデザインラボ 代表取締役社長 第2回 3Dデジタル技術活用セミナー ~建築・土木、デザイン、文化財、医療機器分野~ 平成27年5月27日(水) ・「建築、文化財保護 分野での3Dプリンター活用」 松林 洋一 氏 3Dデータジャパン合同会社 共同代表 ・「店舗設計、デザイン分野でのデジタルファブリケーションの活用」 加藤 美香 氏 株式会社マイサ 代表取締役社長 ・「福祉機器開発における3Dデジタル技術の活用」 千々和 直樹 氏 株式会社 有薗製作所 開発部 主任 第3回 3Dデジタル技術活用セミナー ~製造分野(2)~ 平成27年6月11日(木) 第4回 3Dデジタル技術活用セミナー ~技術講習会(1) ~ 平成27年6月24日(水) ・実機で体感!「パーソナル3Dプリンタ-を活用したロボット製作」 栗元 一久 氏 クラフトハウス株式会社 代表取締役社長 ・実機で体感!「リアルとバーチャルが融合していく今後の製品開発について」 藤田 義生 氏 株式会社 ネクストシステム 代表取締役CEO ・実機で体感! 「光学式高精度ハンディ・カラー3Dスキャナによる リバースエンジニアリング(フィギュア&工業製品)」 小倉 誠洋 氏 3D PRINT STUDIO shrink 第5回 3Dデジタル技術活用セミナー ~技術講習会(2) ~ 平成27年7月9日(木) ・実機で体感!「ハンディータイプ3Dスキャナーを活用した検査・測定、リバース」 株式会社トヨタケーラム様 ・ 実機で体感!「非接触3次元測定とリーバースエンジニアリングの基礎」 東京貿易テクノシステム株式会社様 ※上記セミナーとは別に、病院、医療分野での3Dプリンター活用事例をご紹介予定です。 ・医用画像から3次元画像を創生(3Dプリンターを活用した術前検討) 土井 章男氏 株式会社 i-Plants Systems 代表取締役社長 ( 岩手県立大学ソフトウェア情報学部 教授 ) ※ご講演者様は、現時点での予定であり、変更させていただくことがあります。 ●久留米地域職業訓練 センターへのアクセス 「久留米 3次元デジタル技術研究会」 及び 「3D デジタル技術活用セミナー(第3回~第 5 回)」 参加申込書 久留米地区職業訓練協会 宛て TEL : 0942-44-5201、 FAX:0942-43-2964、 E-mail: [email protected] 申込日 月 日 □過去の研究会に参加申込みをされた方は、*印の「企業・団体名」と「氏名」のみご記入ください。 企業・団体名* 部署 氏名* 電話番号 連絡先 E-mail (複数名お申込みの場合は、コンタクト窓口となられる方の連絡先をご記入ください。) 備考 (事務局への連絡事 項などがありましたら) お申し込みのセミナーに ○印 をご記入ください。 セミナー(開催日) 第 3 回(6/11) 第 4 回(6/24) 第 5 回(7/9) お申し込み(○) ※参加証の発行はいたしません。参加をお断りする場合のみ、こちらからご連絡いたします。 ※ご記入いただいた個人情報については、主催者にて適切に管理し、本研究会に関する連絡以外に利用することはありません。 ○久留米地区職業訓練協会から 今後の「3Dデジタル技術活用セミナー」及びデジタルものづくりに関連した イベント等の情報をメールにて不定期にお送りしています。 送付を希望される場合は以下にチェックをお願いします。 → □メールを希望する(E メールアドレス: ※上記連絡先の内容と異なる場合のみご記入ください。 ) 3次元デジタル化技術導入による中小企業処遇改善事業 久留米 3次元デジタル技術研究会 3Dスキャナーを使ってみませんか? 久留米市では、久留米・筑後地区の企業様に対して3Dデジタル技術に関する支援事業を行っております。 その一環として、「3Dデジタル技術活用セミナー」(5回シリーズ)を開催いたします。 また、3Dスキャ ナーを実際にお使いいただく機会を予定しております。 是非、ご活用ください。 1. 3Dスキャナーご活用の用途 ●検査・測定 製品がどれだけ正確に製造され たかを確認するために、製品のスキャンデータと元となるCAD データを比較する。 また、製品の熱や衝撃、環境による変化をスキャナーで測定することで、設計 段階の予測 (シミュレーション、CAE)と検証する ●リバースエンジニアリング 図面、CADデータがないもの、現実しかないものスキャナーを活用することで、新たに3Dデータとし て作成 して、復元・修正、活用する。 ●デジタルアーカイブ 図面、3Dデータのない 文化遺産、伝統工芸品、手工芸品などを劣化しない状態で、後世に残すため スキャナー撮影して3Dデータとして保管(デジタルアーカイブ)する。 また、スキャンして得られた3Dデータを3Dプリンターで造形することで、治具作製や伝統工芸の技術 伝承 (教育)に活用する。 ●カスタムフィット 医療器具 (義足や人工骨、インプラント、補聴器など)、服飾・装着具、製品カバーなどは、人体や物 体に沿ったオーダメイドの設計・デザインが必要。 対象となる人体や物体の スキャンデータをもとに データ作成することで、石膏型などをとらずに設計・デザインを実現できる。 ●エンタ-テイメント、フィギュア 3DCGアニメーションはゲームやアニメ、映画などに多く用いられるようになった。 また、3Dキャナー を使えば誕生、入学、成人などの個人の記念、ペットなど思い出を形に残すことが可能 2.利用する測定機器、その他 ・ご利用の目的(検査・測定、リバースなど)、測定対象物(大きさ)、ご要件(精度、色情報の有無など) に応じて、最適な機器での測定をご案内します。 ①REXCAN CS+ (Solutinix社製) (ご協力) オフィスメーション株式会社様 ※第3回セミナー ②COMET (Steinbichler社製) ③HANDY SCAN 3D (CRAEAFORM社製) (ご協力) (ご協力) 東京貿易テクノシステム株式会社様 株式会社トヨタケーラム様 ※第5回セミナー ※第5回セミナー ④Artec Eva&Spider (Artec社製) (協力) ・3Dデータジャパン様 ※第2回セミナー ・shrink様 ※第4回セミナー ●お申込み、お問い合わせ先 職業訓練法人 久留米地区職業訓練協会(久留米地域職業訓練センター) 担当: 夕田 〒839-0809 久留米市東合川5-9-10 TEL: 0942-44-5201 Fax: 0942-43-2964 E-mail : [email protected]
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