第9回資料3(PDF/28KB)

資料3−1
平成27年度
鈴鹿市立幼稚園の保育料について
教育委員会事務局
学校教育課
1
新制度における保育料について
平成27年度から開始される子ども・子育て支援新制度では,世帯の所得の状
況やその他の事情を勘案して保育料を定めることとされており,現行の負担水準
を踏まえつつ,平成27年3月末までに市町村が定めることとなる。
現在の市立幼稚園の保育料は,鈴鹿市立幼稚園条例に基づき一律年額 74,400 円
(月額 6,200 円)となっており,世帯にかかる市民税額等に応じた保育料の階層
区分の設定が必要である。
2
階層設定の考え方
現在の保育料の負担水準を踏まえ,減免制度による減免後の実質負担額を基に,
国の示す市町村民税非課税世帯の軽減措置を加味して,新制度における保育料の
年額を算出し,階層区分の設定を行う。
3
保育料(案)
新制度
現行
年額
月額
生活保護世帯
0円
0円
市民税所得割
非課税世帯
36,000 円
3,000 円
上記以外の
世帯
74,400 円
6,200 円
年額
月額
減免
年額 74,400 円減免
実質負担額 0 円
74,400 円
6,200 円
年額 20,000 円減免
実質負担額54,400 円
減免なし
実質負担額74,400 円
※
幼稚園年中(4歳児)から小学校3年生までの範囲において,最年長の子ども
から順に2人目は上記表の半額,3人目以降については無償とする。
※ 母子世帯等及び在宅障がい児(者)のいる世帯を対象に別途軽減措置を実施予定
4
5
適用時期
平成27年4月1日から適用
今後の保育料について
新制度における公立幼稚園の保育料は,公立施設の役割・意義,幼保・公私間の
バランス等を考慮し,平成26年度中に国の定める基準の範囲内で設定することと
されている。
平成27年度の保育料は,現行の負担水準と同等の設定としたが,今後の保育料
については,市内における幼児教育を全体的に捉え,将来的な課題とする。
資料3−2
平成27年度
私立幼稚園の保育料について
教育委員会事務局
学校教育課
1
新制度における私立幼稚園について
平成27年度から開始される子ども・子育て支援新制度では,私立幼稚園は新
制度へ移行する時期を選択することができるとされている。
新制度へ移行する幼稚園の保育料は,国の基準の範囲内で市町村が定める額と
なり,新制度へ移行しない幼稚園の保育料は,現行どおり各幼稚園にて設定する
額となる。
2
国の私立幼稚園保育料の設定について
新制度での保育料の設定については,国の基準の範囲内において世帯の所得の
状況やその他の事情を勘案して定めることとされており,平成27年3月末まで
に市町村が定めることとなる。また,国の基準案は次のとおり。
【国の基準案】
階層区分
保育料
1
生活保護世帯
0円
2
市町村民税非課税世帯
3,000 円
3
市町村民税所得割課税額
77,100 円以下
16,100 円
4
市町村民税所得割課税額
211,200 円以下
20,500 円
5
市町村民税所得割課税額
211,201 円以上
25,700 円
※小学校3年以下の範囲において,最年長の子どもから順に2人目は上記の半額,3人目以降
については無償とする。
※ひとり親世帯等,在宅障がい児(者)のいる世帯,その他の世帯(生活保護法に定める要
保護者等特に困窮していると市町村の長が認めた世帯)の子どもについては,第2階層は
0円とし,第3階層は上記額より1,000円減額する。
3
4
鈴鹿市の私立幼稚園の保育料設定について
平成27年4月の施行を前に,未だに国の基準が確定されておらず,軽減措置
の追加や制度の詳細が示されていない部分があることから,国の示した基準と同
額の保育料を設定する。
適用時期
平成27年4月1日から適用
(裏面へ)
1
保育料
国基準の額
6
国・県・市
負担額
公定価格
新制度に移行した場合の市等の財政負担について
新制度へ移行する幼稚園については,現行の私学
助成(国・県補助)及び就園奨励費補助事業(国・
市補助)は実施せず,幼稚園の運営費(公定価格)
から国基準の保育料を除いた額(施設型給付費)を,
国・県・市で負担する。
また,国基準より下げて市が保育料を設定した場
合には,差額分を施設型給付費に上乗せして幼稚園
へ給付することとなり,その差額分は市の単独負担
となる。
なお,新制度へ移行しない幼稚園については,現
行どおりの私学助成及び就園奨励費補助を受ける
こととなる。
施設型給付費
5
今後の保育料について
新制度における私立幼稚園保育料については,国基準と同額の設定としたが,今
後の保育料については,新制度の動向などを注視し,幼保・公私間のバランスや他
市の保育料との比較などを考慮したうえで,将来的な課題とする。
2
資料 3−3
新 保育料徴収金算定額表(案)
各月初日の入所児童の属する世帯の階層区分
費 用 の 額 ( 月 額 )
3歳未満児
3歳以上児
階層
区分
定 義
A
生活保護法による被保護世帯(単給世帯を含む)及
び,中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰
国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に
関する法律による支援給付受給世帯
B
C
保育標準時間 保育短時間 保育標準時間 保育短時間
A階層及びD
1∼D15階層 母子世帯等
を除き,市町
村民税非課税 上記世帯以外
世帯
A階層を除き,市町村民税均等割のみ課税世帯(所得
割非課税世帯)
D1
48,600 円未満
D2
48,600 円以上
56,200 円未満
D3
56,200 円以上
61,500 円未満
D4
61,500 円以上
78,500 円未満
D5
78,500 円以上
93,600 円未満
D6 A階層を除
D7 き,市町村民
税所得割課税
D8 世帯であって
その額が次の
D9 区分に該当す
る世帯
D10
93,600 円以上
101,100 円未満
101,100 円以上
112,400 円未満
112,400 円以上
131,100 円未満
131,100 円以上
153,600 円未満
153,600 円以上
176,100 円未満
D11
176,100 円以上
228,600 円未満
D12
228,600 円以上
260,100 円未満
D13
260,100 円以上
297,600 円未満
D14
297,600 円以上
338,800 円未満
D15
338,800 円以上
1
2
3
4
5
円
円
円
円
0
0
0
0
0
0
0
0
4,600
4,500
3,900
3,800
11,200
11,000
9,500
9,300
13,200
12,900
11,500
11,300
15,800
15,500
13,700
13,400
18,000
17,600
15,800
15,500
19,100
18,700
16,700
16,400
20,500
20,100
17,800
17,400
23,400
23,000
20,300
19,900
25,800
25,300
22,200
21,800
28,300
27,800
24,500
24,000
32,300
31,700
26,200
25,700
34,500
33,900
27,000
26,500
36,900
36,200
27,500
27,000
39,800
39,100
28,000
27,500
41,700
40,900
28,400
27,900
43,400
42,600
29,400
28,900
45,500
44,700
30,100
29,500
この表において「市町村民税」とは,4月から8月分については,前年度分を,9月から3月分については,当
年度分の市町村民税をいいます。
この表における「母子世帯等」とは、次に掲げる世帯をいいます。
(1) 母子及び父子並びに寡婦福祉法(昭和39年法律第129号)第6条に規定する配偶者のない女子で現に児童
を扶養しているもの又は配偶者のない男子で現に児童を扶養しているものの世帯
(2) 次に掲げる在宅障害児(者)のいる世帯
ア 身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条に定める身体障害者手帳の交付を受けた者
イ 療育手帳制度要綱(昭和48年9月27日厚生省発児第156号)に定める療育手帳の交付を受けた者
ウ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条に定める精神障害者保健福祉手
帳の交付を受けた者
エ 特別児童扶養手当等の支給に関する法律(昭和39年法律第134号)に定める特別児童扶養手当の支給対象児
又は国民年金法(昭和34年法律第141号)に定める国民年金の障害基礎年金等の受給者
この表において「3歳未満児」とは,保育の実施がなされた日の属する年度の初日の前日において3歳に達して
いない児童をいいます。
この表の所得割額を計算する場合には,住宅借入金等特別税額控除、配当控除、寄付金税額控除、外国税額控
除、配当割額・株式等譲渡所得割額控除を適用しません。
同一世帯から2人以上の就学前児童が特定教育・保育施設,特定地域型保育事業者,特定教育・保育施設でな
い幼稚園,特別支援学校幼稚部,情緒障害児短期治療施設通所部に入所又は児童発達支援及び医療型児童発達支
援を利用している場合の費用は,次のとおりとします。
費 用 の 額 (月 額)
第1子の入所児童
この表の費用の額欄の額
第2子の入所児童
この表の費用の額欄の額の2分の1の額
第3子以降の入所児童
0円