小林洋子先生 49 規模の大きな「小林音楽教室」 —大規模な教室経営を展開されている「小林音楽教室」ですが、まずは現在の規模を教えてください。現在教室は２箇所です。東京都の江戸川区の船堀教室と、港区の麻布教室です。船堀は６つ、麻布は３つのレッスン室があります。いずれも私の自宅とは別に独立した教室として運営しています。クラスは幼児から大人まで、９つの設定があります。ピアノ＋ソルフェージュ、ピアノ、ソルフェージュ、作曲、声楽・ボイストレーニング、ヴァイオリン、幼児リトミック＝ソルフェージュ、絶対音感、マスタークラスです。全体の生徒数は、現在 228 名。その中でもっとも多いのはピアノクラスで、なかでも幼稚園から小学校中学年くらいの年齢層ですね。作曲も 30 名ほどいます。趣味で習う方、音大受験生、多くの社会人など、さまざまな生徒さんが通っています。私と18 名の講師で指導をしており、マスタークラスの特別レッスンではピアニストの横山幸雄先生にもお越しいただいています。横山先生は私がかねてから大ファンだったこともあるのですが、私の母校、上野学園音楽学部の教授になられたことでつながりが生まれました。 —小林先生は日頃、２つの教室を行き来されているのでしょうか。はい。２箇所を行き来しながら、レッスン、講師のスケジュール管理やサポート、体験レッスン・入会対応、そして教室運営に関わる事務や経理関係までと、山ほどある仕事をこなしています。今はまだ幼い子どもの子育てをしながらなので、本当に忙しいです。小林先生のレッスン風景