黒松内町民体育館新築工事基本設計業務 公 募 型 プ ロ ポ ー ザ ル 実 施 要 領 平成27年4月 黒松内町教育委員会 1 趣 旨 この要領は、黒松内町民体育館の整備に伴う基本設計に当たり、基本設計 者を選定するため実施する公募型プロポーザル(以下「プロポーザル」とい う。)に関して必要な事項を定める。 2 業務概要 (1)業 務 名 黒松内町民体育館新築工事基本設計業務 (2)業 務 内 容 ① 事業前提条件の整理 ② 関連条件の整理 ③ 整備基本方針の設定(施設整備方針・運営方針) ④ 基本設計書の作成(整備費概算、整備スケジュール含む) ⑤ 町民意見の集約等 ⑥ 打合せ記録等の作成 ⑦ その他、基本設計書作成のため必要と認められる作業 ⑧ 成果品の作成 ア 設計書本編 50部 イ 電子データ 一式 (3)委 託 期 間 契約日から平成27年10月30日(金) (4)委託料上限 3,240千円以内(消費税及び地方消費税含む。) 3 全体日程 (1)募集開始 (2)参加申請書提出期限 (3)企画提案書提出期限 (4)1次審査(書類審査) 1 (5)2次審査(プレゼンテーション及びヒアリング) 4 計画与条件 (1)敷地の条件 ① 場 所 ② 敷地面積 (2)施設の条件 ① 工事種別 ② 延べ面積 ③ 主要構造 平成27年 4月30日(木) 平成27年 5月11日(月) 平成27年 5月25日(月) 平成27年 5月29日(金) 平成27年 6月10日(水) 寿都郡黒松内町字黒松内392番地2 9,604.33㎡ 新築工事 約2,000㎡ 木材の活用を基本とする。(北海道所管の森林整備加速化・ 林業再生事業(木造公共施設等整備)の採択要件を満たすもの) ④ 最低限必要な機能 ア バスケットボール(コートサイズ:縦28m×横15m) 1面 イ バレーボール(コートサイズ:縦18m×横9m) 2面 ※ただし、公式試合の規格を満たすもの1面 - 1 - ウ バトミントン(コートサイズ:縦13.4m×横6.1m) 4面 エ トレーニングルーム オ 交流スペース (3)建設の条件 ① 総事業費 10億円以内(基本設計、実施設計、施設整備費、既存施設 の解体費含む) ② 事業計画 平成27年度 基本設計及び実施設計 平成28年度 施設整備 平成29年度 供用開始 5 町民が期待する施設のあり方 別添資料のとおり ※この資料は、黒松内町民体育館改修事業等検討委員会が黒松内町長へ答 申(平成26年11月5日付け)したものであり、この答申及び黒松内 町民体育館改修事業等検討委員会報告書を尊重した提案を前提とします が、全ての項目・内容を満たすことを企画提案の要件とするものではあ りません。 6 参加資格 次の条件を全て満たし、この業務委託に係る参加資格の確認を受けた者の みが企画提案することができる。ただし、複数の団体の連合体での参加は認 めない。 (1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4に規定す る者でないこと。 (2)税の滞納をしていないこと。 (3)本町から指名停止措置を受けていないこと。 (4)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77 号)第2条の2に規定する暴力団又はその構成員(暴力団の構成団体の構成 員を含む。)の統制の下にない団体であること。 (5)500㎡以上の建築(増改築含む)について、総括責任者又は主担当者 として基本計画等の策定に関わった実績があること。 7 参加に係る制限 (1)参加は1者につき、一つとし、重複参加は認めない。 (2)参加者は、構造、設備、その他専門家と共同提案することができる。 8 参加申請 プロポーザルへの参加を希望する者は、参加申請書(様式第1号)に必要 - 2 - 事項を記入し、郵送(書留郵便に限る。 )又は持参により提出すること。 (1)参加申請書提出期限 平成27年5月11日(月)午後5時まで(必着) (2)参加申請書提出場所 〒048-0101 北海道寿都郡黒松内町字黒松内392番地2 黒松内町教育委員会 TEL 0136-72-3160 FAX 0136-72-3209 E-mail [email protected] (3)添付書類・・・(任意様式) ① 提案者(会社)の概要書(会社の規模、業務状況等の概要が分かる書類) ② 業務実績(過去において500㎡以上の建築(増改築含む)に係る計画等 の受託実績について、受注年度、業務名、業務概要、発注者を簡潔に記載 すること。) ③ 納税証明書(3カ月以内に発行されたもの、写し可) 9 企画提案書の提出要請 参加資格を有する申請者へは、企画提案書の提出要請を行う。 10 企画提案書の作成留意事項 (1)企画提案書 ① 企画提案書の構成 ア 企画提案書(様式第2号) 次のポイントに留意し、体育館の整備のあり方等について、企画提案書 の別紙として、A4版6ページ以内、若しくはA3版3ページ以内で分か りやすくまとめること。 Ⅰ 施設に求める機能 A:スポーツ活動及び健康づくり事業の拠点としての機能 B:世代を超えた交流施設としての機能 C:災害時の避難場所としての機能 Ⅱ 管理運営に関する基本的な考え方 Ⅲ ライフサイクルコストへの配慮 Ⅳ その他、設計・整備のあり方等として重要と考えられる取組み姿勢、 新たな発想・意図、運営体制・手法等 (2)企画提案書の無効 本要領に示された条件に適合しない場合は、無効とすることがある。 (3)企画提案書等の取扱い 企画提案書の著作権は、企画提案者に帰属するが、選定を行う作業に必要 な範囲内での複製及び必要な公表には、提出書類を使用できることとする。 - 3 - なお、提出された書類は返却しない。 11 企画提案書の提出 (1)提出期限 平成27年5月25日(月)午後5時まで(必着) (2)提出部数 企画提案書10部 (3)提出場所 参加申請書の提出場所と同じ (4)提出方法 郵送(書留郵便に限る)又は持参 12 質疑等 企画提案書の記載に関し不明な点がある場合は、質問書(様式第3号)に 必要事項を記入し、E-mail で照会すること。 (1)質問の受付 平成27年5月13日(水)午後5時まで(必着) (2)照 会 先 参加申請書の提出場所と同じ (3)質問の回答 平成27年5月18日(月) 13 企画提案の選定 (1)審 査 企画提案の選定は、プロポーザル審査会で行う。 (2)書類選定 企画提案書を提出した者が、5者を超える場合は、プロポーザル審査会に おいて書類選定を行い5者に絞る。 (3)プレゼンテーション及びヒアリングの実施(非公開とする。) プロポーザル審査会において、プレゼンテーション及びヒアリングを行う。 プレゼンテーションの時間は20分以内、ヒアリングの時間は20分以内と する。 プレゼンテーション及びヒアリングの説明者は、企画提案書に記載した業務 担当予定者に限定し、代理の出席は認めない。入室は2名以内とする。 提出した企画提案書以外の説明は行わないこと。また、プレゼンテーション 及びヒアリング当日における追加資料の提出は認めない。 プレゼンテーション及びヒアリングの実施日は、平成27年6月10日(水) とし、時間、場所及び詳細は、別途通知する。なお、プレゼンテーション及び ヒアリングに参加のない場合は、棄権したものとみなす。 (4)審査基準 次に示す事項を主なものとし、1次審査及び2次審査により総合的に判断 する。 ①業務遂行能力全般(業務の執行体制等) ②企画提案内容(提案コンセプト等の提案事項、業務への意欲・姿勢等) (5)審査結果 審査終了後速やかに文書で通知する。審査の過程は非公開とし、審査結果 に対する質疑には一切応じない。 - 4 - 14 プロポーザルにおける承諾事項 (1)企画提案書の作成、提出、ヒアリング等に関する費用は、全てプロポー ザル参加者の負担とする。 (2)定められた提出期限内に企画提案書の提出がないとき、又は辞退の申し 出があったときは、プロポーザルに参加する資格を失う。 (3)企画提案書に虚偽の記載をしたことが判明した場合は、提出された企画 提案書を無効にする。また、特定者に選定され契約を締結した場合にあっ ては、これを破棄することができる。 (4)提出期限以降、原則として企画提案書の記載内容の変更を認めない。ま た、企画提案書に記載した業務担当予定者は、原則として変更できない。 ただし、病休、死亡、退職等のやむを得ない理由により変更を行う場合に は、同等以上の能力を有する者であること。 (5)本プロポーザルはあくまで基本設計者を選定するために実施するもので あるので、企画提案書の内容がそのまま採用されるわけではないことを承 諾すること。 15 黒松内町民体育館整備事業における留意事項 本プロポーザルにおいて選定された者は、下記のとおり基本設計業務に着手 し、原案策定後、並行して実施設計の業務に着手いただく予定でいるので、留 意すること。 ①平成27年6月中旬 基本設計業務委託契約締結 ②平成27年8月中旬 施設に関する基本的事項をまとめ、原案策定 ③平成27年9月上旬 実施設計業務委託契約締結 ④平成27年10月30日(金) 基本設計業務完了 ⑤平成28年2月下旬 建築物確認申請書提出 ⑥平成28年3月上旬 実施設計業務完了 - 5 - 別添 町民が期待する施設のあり方 1 黒松内町民体育館改修事業等検討委員会答申 現在の体育館は、昭和50年に建設され、当時としては、画期的な施設として注目を浴びその後、 「健康とスポーツの町」多くの町民のスポーツ・健康づくり環境を支えてきたことは、いうまでもあ りません。 しかし、ここ数年、施設の老朽化に伴い、安全・安心な施設とは言えない状態が見られること。 また、新たな競技スポーツ、健康づくり事業等に耐えられない規模、設備であることから、検討委 員会では次のとおり意見をまとめました。 町民体育館は、スポーツに親しめる豊かで潤いのある生涯スポーツ社会の実現と、スポーツを通し て町民がつどい・つながり、町内外の人たちと交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成する場とし て重要なスポーツ施設であります。 また、超高齢化時代を迎えるにあたり、スポーツは心身の健康保持増進にも重要な役割を果たすも のであり、健康で活力に満ちた長寿社会の実現が求められています。 それらに応えるために現在の体育館に不足している面積、施設設備を備えた新体育館が必要である と思います。 具体的には、ランニングといった新たな種目への対応や大規模な大会等を想定したアリーナ(競技 場)の充実、飲食スペース、乳幼児から親子で快適にスポーツができる施設・設備を期待します。 2 黒松内町民体育館改修事業等検討委員会報告書 新体育館は、町のスポーツ活動の拠点であるとともに、町民の健康で豊かな暮らしを担う施設であ ることから建設するにあたって次のとおり提案します。 ①生涯スポーツ推進の中心施設の一つとなり、利用者中心の運営が行われるように、また、他の関 係施設・諸団体との連携した運営が可能となるように、職員の適正な配置と組織機構での位置付 けを行う。 ②スポーツの拠点として、町民のライフスタイルに応じた多様なスポーツ活動の場と「する」「見 る」「支える」の多様なスポーツへの参加の機会を提供する施設とする。 ③町民が誰もが安心して利用できるユニバーサルデザインを採用し、子供から高齢者、障がい者が 気軽に利用できる健康づくりの拠点としての役割を担う施設とする。 ④スポーツ活動を通して幅広い世代の交流と、地域交流が図られ、コミュニティが生まれるような 施設づくりを行う。 ⑤災害発生時には町の避難場所として町民の安心を支える施設づくりを行う。 ⑥自然エネルギーを活用するなど、環境負荷の軽減と省エネルギー・コストバランスの視点で、環 境に配慮すること。 ⑦本町の景観やブナ北限の里にふさわしい建築物であり町民に愛され、活用してもらえる施設づく りを行う。 ⑧立地場所については、子供から高齢者が、安全で・安心加えて気軽に通える場所とする。
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