平成27年度 主任介護支援専門員研修 開催要項 1.目的 2.対象者

平成27年度
主任介護支援専門員研修
開催要項
1.目的
本研修は、
「介護支援専門員事業の実施について」(平成 18 年 6 月 15 日老発第 0615001 号)の
(別添 6)
「主任介護支援専門員研修実施要項」に基づき、介護支援専門員が介護保険サービスや
他の保健・医療・福祉サービスを提供する者との連絡調整、他の介護支援専門員に対する助言・
指導など、ケアマネジメントが適切、かつ、円滑に提供されるために必要な業務に関する知識及
び技術を習得することを目的として実施されます。
2.対象者
介護支援専門員の業務に関し十分な知識と経験を有する介護支援専門員で、申込み時点で「介
護支援専門員専門研修実施要綱」に基づく専門研修Ⅰ及び専門研修Ⅱ又は「介護支援専門員更新
研修実施要綱」の 3(3)に基づく介護支援専門員更新研修(実務経験者対象)を修了し、かつ、
以下の受講資格番号①から⑤のいずれかに該当する方で、勤務地が岐阜県の方 (※1)
【受講資格番号】
(受講資格は申込み時点での状況とします。)
① 専任(※2)の介護支援専門員として従事した期間が通算して 5 年(60 か月)以上(※3)であ
る方(ただし、指定居宅介護支援事業所の管理者(以下「管理者」という。)との兼務については、
期間として算定できるものとする。
② 「ケアマネジメントリーダー活動等支援事業の実施及び推進について」(平成 14 年 4 月 24
日老発第 0424003 号)に基づくケアマネジメントリーダー養成研修を修了した方又は日本ケア
マネジメント学会が認定する認定ケアマネジャーであって、専任の介護支援専門員として従事
した期間が通算して 3 年(36 か月)以上である方(ただし、管理者との兼務は期間として算
定できるものとします。
)
③ 施行規則第 140 条の 52 第 2 号のハに規定する主任介護支援専門員に準ずる者(※4)として、
現に地域包括支援センターに配置されている方
④ 専任・兼任を問わず介護支援専門員として従事した期間が通算して 5 年(60 か月)以上で
あり、平成 18 年度以降に岐阜県知事指定研修機関が実施した研修(※5)指導者又は演習指導
者の方
⑤ 専任・兼任を問わず常勤の介護支援専門員として従事した期間が通算して 3 年(36 か月)以上
であり、地域包括支援センター又は在宅介護支援センターでの経験を有し、新たに地域包括支
援センターで主任介護支援専門員として配置が予定されている経験豊富な介護支援専門員で
あって、市町村が推薦する方
1
なお、この要件に該当し研修を修了した介護支援専門員が有する研修修了証の効力は、原則
として当該地域包括支援センターの主任介護支援専門員としての就労期間中に限られるもの
とする。
ただし、当該研修修了者が、当該地域包括支援センターの在籍中に①、②又は④に定める受
講基準を満たした場合には、当該地域包括支援センターを離職後も引き続き、主任介護支援専
門員として認めるものとする。(※6)
◆対象者の注意事項
※1
受講資格を満たしている場合は、非現任者についても申込みはできますが、受講希望者が定員を
超過した場合は、現任者を優先して受講決定を行います。
※2 「専任」とは、常勤・専従のことを指します。
(下記参照)
居宅介護支援事業所の管理者以外の職務を兼務していた期間は実務経験期間として算入できませ
ん。なお、②における「専任」も同様です。
「専任」とは、次の基準に基づく介護支援専門員業務の常勤・専従を指します。
◆常勤とは、当該事業所における勤務時間が、当該事業所において定められている常勤の従事者
が勤務すべき時間数(32 時間を下回る場合は 32 時間を基本とする)に達していることをいいま
す。
◆専従とは、サービス提供時間帯(当該従事者の当該事業所における勤務時間)を通じて、当該サ
ービス以外の職務に従事しないことをいいます。
※3
通算した従事期間のうち、病気休業や育児休業などによる休職期間は除外してください。
なお、②~⑤においても同じです。
※4
主任介護支援専門員に準ずる者は、
「地域包括支援センターの設置運営について」(平成 19 年 1 月
16 日改正 老計発第 101800 号・老振発第 1018001 号・老老発第 1018001 号)に基づき、
「ケアマネジ
メントリーダー活動等支援事業の実施及び推進について」(平成 14 年 4 月 24 日付け老発第 024003
号厚生労働省老健局通知)に基づくケアマネジメントリーダー研修を修了し、介護支援専門員として
の実務経験を有し、かつ、介護支援専門員の相談対応や地域の介護支援専門員への支援等に関する
知識及び能力を有している者が要件となります。
※5
岐阜県知事指定研修機関が実施した研修とは、平成 18 年度以降に実施された次の研修を指しま
す。
◆介護支援専門員実務研修
◆介護支援専門員実務従事者基礎研修
◆介護支援専門員研修
専門研修Ⅰ・Ⅱ ◆介護支援専門員更新研修(実務経験者対象・実務未経験者対象)
◆介護支援専門員再研修 ◆主任介護支援専門員研修
2
※6 当該地域包括支援センターを離職後も引き続き主任介護支援専門員として認められるには、
「主
任介護支援専門員研修の修了証書」及び「当該地域包括支援センターの在籍中に①、②又は④に
定める受講基準を満たしたとされる証明書」を添えて、岐阜県福祉総合相談センターに申請し、
新たな修了証書の発行が必要となります。
3.日程及び会場
別紙「平成27年度主任介護支援専門員研修日程・時間割表」参照
4.定員
100名
5.受講料等及び納付方法
(1)受講料等
合計50,000円(受講料48,000円 資料代2,000円)
(2)納付方法
銀行振込:受講決定者には振込先を通知いたします。
6.申込手続き
(1)申込期間
平成27年4月20日(月)~5月25日(月)※必着・期限厳守
(2)受講決定
平成27年6月4日(木)
受講可否発送予定
(3)申込方法
「平成27年度主任介護支援専門員研修受講申込書」(様式1)に必要事項を記入した上で、
受講要件等に基づく提出書類を添付し、郵送又は窓口に提出してください。
※提出書類については、受講要件別に次ページに記載してあります。
※FAXでは受け付けられませんのでご注意ください。
3
(4)提出書類
下記のA・Bの書類を提出してください。
A.全員が必要とする受講要件と提出書類
受講要件
提出書類
①専門研修Ⅰ及び専門研修Ⅱの修了証書の写し
※専門研修Ⅰの修了証書の写しは、旧現任研修基礎研修
介護支援専門員専門研修Ⅰ及び介護支援専
課程Ⅰ・Ⅱの写しに替えることができます。
(以下の更
門員専門研修Ⅱの修了
新研修(実務経験者対象
専門Ⅰ)も同じ)
②介護支援専門員更新研修(実務経験者対象
又は
び介護支援専門員更新研修(実務経験者対象
専門Ⅰ)及
専門Ⅱ)
の修了証書の写し
介護支援専門員更新研修(実務経験者対象
専門Ⅰ相当分・専門Ⅱ相当分)の修了
③受講申込書(様式1)
④介護支援専門員証の写し
(受講申込書に添付)
⑤実務経験証明書(様式2)
※①②についてはいずれかの修了証書の写しを提出してください。
B.受講資格により必要な受講要件と提出書類
受講要件
①
提出書類
専任の介護支援専門員として従事した期間が
通算して 5 年(60 ヶ月)以上である方(ただし、
居宅介護支援事業所の管理者との兼務は期間
上記Aの書類のみ
として通算できる。
)
②
ケアマネジメントリーダー養成研修修了者又
は認定ケアマネジャーであって、専任の介護
ケアマネジメントリーダー養成研修修了証書の写し
支援専門員として従事した期間が通算して 3
又は
年(36 ヶ月)以上である方(ただし、居宅介護
日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャー認定書の
支援事業所の管理者との兼務は期間として通
写し
算できる。
③
施行規則第 140 条の 52 第 2 号のハに規定する
主任介護支援専門員に準ずる者として、現に
ケアマネジメントリーダー養成研修修了証書の写し
地域包括支援センターに配置されている方
④
専任・兼任を問わず介護支援専門員として従
事した期間が通算して 5 年(60 ヶ月)以上であ
り、平成 18 年度以降に岐阜県知事指定研修機
関が実施した研修指導者又は演習指導者を担
当した方
4
岐阜県知事指定研修機関の発行する講師証明書の写し
⑤
専任・兼任を問わず常勤の介護支援専門員と
して従事した期間が通算して 3 年(36 ヶ月)以
上であり、地域包括支援センター又は在宅介
護支援センターでの経験を有し、新たに地域
主任介護支援専門員研修の受講に係る推薦書 (様式3)
包括支援センターで主任介護支援専門員とし
て配置が予定されている経験豊富な介護支援
専門員であって、市町村が推薦する方
※書類が提出できない場合又は提出書類に不備等がある場合、受講ができませんのでご注意く
ださい。
(5)申込みに際しての留意事項
①定められた研修課程すべてを履修する必要があります。1課目でも欠席されると、当該年度に
おいて研修を修了することができませんので、全ての日程を履修できることをご確認の上お申
込み下さい。
②講義課目によりケアプラン作成等の課題提出(講義時等に講師より説明予定)がありますので、
課題提出が困難な場合は受講することができませんので、ご注意ください。
③受講決定された方には、事前レポートを提出していただきます。提出できない場合は受講する
ことができませんので、ご注意ください。
(6)提出先
社会福祉法人 岐阜県福祉事業団 岐阜県福祉総合相談センター
〒501-1173
岐阜市中2-470 岐阜県立寿楽苑2階
7.研修申込みにおける注意事項
(1)受講に当たって不正が発覚したとき、あるいは実務経験等の証明における過誤により受講対象
となる条件を満たしていないことが発覚したときは、その時点で受講決定を取り消します。
(2)昼食は各自ご用意ください。
(3)その他ご質問については、下記にお問い合わせください。
【研修主催】
社会福祉法人
岐阜県福祉事業団 岐阜県福祉総合相談センター
〒501-1173
TEL
岐阜市中2-470 岐阜県立寿楽苑2階
058-239-8063
FAX
058-239-8072
(主任介護支援専門員研修は、岐阜県より指定を受け、社会福祉法人岐阜県福祉事業団
岐阜県福祉総合相談センターが実施するものです。)
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主任介護支援専門員研修に関するQ&A
Q1 訪問看護事業所の管理者と居宅介護支援事業所の管理者を兼務していた期間において介護支
援専門員の業務をしていた場合、介護支援専門員業務における「専任」の期間に含むことがで
きますか。
A1 含むことはできません。
管理者との兼務が認められるのは、居宅介護支援事業所の管理者のみです。居宅介護支援事
業所以外の事業所の管理者との兼務期間は「専任」の期間には含めないでください。
Q2 複数の居宅介護支援事業所の管理者と介護支援専門員を兼務している期間は、介護支援専門
員業務における「専任」の期間に含むことができますか。
A2 含むことは可能です。
ただし、管理者の業務のみ行い、介護支援専門員の業務を行っていない期間は兼務とはならず、
よってそのような場合には「専任」の期間とはなりませんので、ご注意ください。
Q3 現在は介護支援専門員の業務は行っていませんが、過去に5年以上の介護支援専門員業務専
任の経験がある居宅介護支援事業所の管理者です。
(管理者のみの業務)
この場合に受講することができますか。
A3 管理者のみの業務を行っている場合、介護支援専門員としての実務経験としては認められま
せんので、受講することはできません。
Q4 平成17年度以前の在宅介護支援センターの職員は「専任」の要件に該当しますか。
A4 在宅介護支援センターにおいて介護支援専門員の業務のみ行っている場合は「専任」に該当
します。ただし、相談員との兼務、管理者との兼務は認められませんのでご注意ください。
Q5 どうしても1日受講できない日があります。その1日分を来年度受講して修了することはで
きますか。
A5 できません。
受講の前提として11日間全ての日程を受講できることが求められますので、予め修了でき
ないことが分かっている場合には、お申込みはご遠慮願います。
Q6 施設やグループホームの介護支援専門員でも受講することはできますか。
A6 受講の条件を満たせば受講することは可能です。
ただし、施設やグループホームにおいて介護支援専門員業務の「専任」の期間には、
「生活相
談員」「看護職員」「介護職員」等の職務を兼務している期間は除外して計算する必要がありま
す。あくまでも介護支援専門員の職務のみ行っている期間に基づき判断されますので、介護支
援専門員以外の業務を行っている期間は、居宅介護支援事業所の管理者との兼務期間を除き含
まれません。ご注意ください。
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次ページに続きます
Q7
実務経験証明書について、昔勤めていた事業所が閉鎖していたり、統合されている場合はど
のようにすれば良いですか。
A7 次のとおり証明をしてください。
a)事業所が閉鎖されている場合
給与明細書、雇用契約書、以前に作成された実務経験証明書等専任の介護支援専門員の期間
と証明できる書類を「実務経験証明書」に添付し、現在の事業所における証明権限を有する者
により証明する。この場合において、閉鎖された事業所名を必ず記入してください。
なお、この場合は添付書類等について審査を行います。よって介護支援専門員専任の実務経験
期間とは認められない場合もありますのでご留意ください。
b)事業所が統合されている場合
労働者名簿・賃金台帳等を引き継いだ先の事業所により実務経験証明書を作成する。
なお、統合元・統合先の事業所名を実務経験証明書の備考欄に記入してください。
証明書が発行されない場合は、その期間は実務経験とみなされません。
Q8 研修中に提出する課題はどのようなものですか?
A8 講師からの指示がまだありませんので、今のところは詳細をお伝えすることができませんが、
昨年度におきましては、「事例研究および事例指導方法(演習)」の講義においては、ケアプラ
ン作成の課題提出がありました。
また、
「対人援助者監督指導(演習)
」の講義においては、ご自身のスーパービジョンの振り返り
に関する課題提出がありました。
また、研修を効果的なものとするために、事前レポートの提出があります。
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