「外国・外資系企業向けPR用動画コンテンツ制作業務」 委託事業者募集

「外国・外資系企業向けPR用動画コンテンツ制作業務」
委託事業者募集要領
1.目的・概要
神戸は、開港以来、外国人にとって安心・安全な住環境をはじめとした社会的基盤の存
在(外国人学校、多様な宗教施設、多言語対応の病院等)を背景に、海外有数大手企業の
日本本社をはじめとした外国・外資系企業の誘致を図ることで産業構造の多種機能化、都
市イメージの向上に努め、現在では 240 社を超える企業に進出してもらえる街として発展
してきた。
このように、海外における神戸の認知度のより一層の向上を図り、外国・外資系企業の
神戸進出を加速させることを目的として、神戸の投資環境や魅力を効果的に発信するPR
用動画コンテンツを制作する。
2.委託期間(予定)
契約締結日から平成 27 年5月 29 日まで
3.予算額
(1)委託料総額の上限は
3,000 千円(税込)とする。
(2)委託料の支払いは、原則として、業務の完了(必要な提出物の提出も含む)後に精
算して行う。
ただし、委託契約締結後、受託者から業務実施計画書の提出とともに、前払い金の
請求手続きがあれば、基礎調査費・活動費として 20%の 600 千円(税込)を上限に速や
かに支払うこととする。
(3)本事業は国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金(地方創生先行型)
」に基
づき実施するため、当該交付金の採択がなされない場合、あるいは国への申請金額
未満での採択となった場合、この公募に基づく契約は締結しないことがある。
4.業務内容等
(1)「外国・外資系企業向けPR用映像コンテンツ」の制作
①「神戸市への外国・外資系企業誘致」を目的とした動画コンテンツを制作するた
めの企画立案、シナリオ作成から撮影までの全てを行う。
映像の制作手法や内容については、応募者が自由に提案できる(実写、アニメーシ
ョン、CG、インフォグラフィクスを用いるものなど映像の様式を問わない)。
※撮影対象施設との調整が必要な場合、スケジュールも含め神戸市が実施する。
②映像コンテンツは、以下2種類のものを制作すること。
・10 分程度の長編
※場面ごとにチャプター分けした上で、モジュール化を行い、チャプター単体での使用
が可能となるように編集を行う。
・2~3分程度の短編
※長編のダイジェスト版。
③映像コンテンツ内の音声(ナレーション含む)・テロップについて、日本語及び英語
バージョンを作成すること。なお、英語の翻訳についても、受託者が実施すること。
④映像コンテンツ内に挿入する音楽を制作すること。もしくは、既存の音楽を活用す
る場合は、権利処理を適切に実施し使用すること。
⑤映像コンテンツは、外国・外資系企業を視聴ターゲットとしており、外国の方々が
本映像を見ることで、神戸に好印象をもつことを目的とする。好印象とはビジネス
環境や住環境において、企業が進出する上で神戸が良好なポテンシャルを持つとい
うことをイメージさせることを想定している。
また、効果的にプロモーションを行うため、インパクトがあり、かつ、短時間で印
象に残るものとなるよう企画すること。ダイジェストバージョンは映画の予告編の
ように視聴者を惹きつけ、「もっと見たい・神戸について知りたい」という気持ちを
喚起させるものが望ましい。毎年の更新ができないことも想定されるため、データ
を羅列した説明資料ではなくイメージコンテンツとしての位置づけのものを念頭に
制作すること。
⑥WEBサイトに掲載するための広告用画像及びバナーを作成すること
(広告用画像 1,280×400 ピクセル、バナー 700×150 ピクセル)
(2)業務実施計画書の提出
受託事業者は、本業務に関する実施計画書を契約締結後 10 営業日以内に神戸市へ提
出すること。
(3)データの納品
制作した映像コンテンツを収めた以下の成果物一式を委託期間内に納品すること。
ア.本編(10 分バージョン及び2~3分ダイジェストバージョン)
DVD
2枚(マスター1枚十コピー1枚)
※日本語バージョン、英語バージョンはメニューを分けて、1枚に収めること。
※ウェブサイトへの埋め込み、パワーポイントなど資料への挿入が可能な形式
の対応を行うこと、及び PC での再生については OS に依らないよう編集する
こと。
※ディスクには盤面印刷を施すこと。
イ.素材(画像、映像等)
DVD
2枚(マスター1枚十コピー1枚)
※本業務で撮影、取材を実施した画像、映像を全て納品すること(本編で未使
用のものも含む)。
5.応募資格
以下の要件をすべて満たす法人であること。
(1)映像制作の実績を有し、本事業の趣旨を十分に理解し、支障なく本業務を遂行でき
ること。
(2)申込み受付期間中に、神戸市指名停止基準要綱(平成 6 年 6 月 15 日市長決定)に基
づく指名停止措置を受けていないこと。
(3)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当していない
こと。
(4)本市における請負及び委託契約の業務について、これまで契約違反など履行状況が
不良との評価を受けていないこと。
(5)銀行取引停止処分を受けていないこと。
(6)会社更生法(昭和 27 年法律第 172 号)に基づく再生手続き開始の申立又は民事再生
法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続きの申立がなされている者(更生又
は再生の手続開始の決定がなされている者で履行不能に陥るおそれがないと神戸市
が認めたものを除く)でないこと。
(7)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)に基づく
暴力団でないこと。また,同法に基づく暴力団員(以下「暴力団員」)が役員とし
て又は実質的に経営に関与している団体でないこと。個人又は個人事業者である場
合にあっては,当該個人又は個人事業者が暴力団員でないこと。暴力団員を,相当
の責任の地位ある者として使用し,又は代理人として選任していないこと。役員等
が,暴力団又は暴力団員に金銭的な援助を行い,その他経済的な便宜を図ったこと
がないこと。役員等が,暴力団等と社会的に非難される関係を有していないこと。
(8)租税公課の滞納処分を受けていないこと。
(9)神戸市の外国・外資系企業誘致のコンセプトに賛同し、これを推進しようとする意
欲があること。
(10)委託期間中、定期的に神戸市内において、神戸市職員と協議することが可能である
こと。
6.応募書類
(1)参加申込書(様式1号)
:1部
(2)企画提案書(様式は任意だが、A4サイズとする):7部
(3)団体等の概要が分かる資料(会社概要、パンフレット、直近の決算報告書など)
:7部
(4)事業費見積書:1部
7.企画提案書の記載事項
提案書の様式は自由とするが、提案参加事業者の強み(企画力、映像作成技術など)
をどう活かしていくのかを明示しながら、下記の事項を必ず記載すること。記載のない場
合は、失格とする。
(1)テーマ・コンセプト
(2)内容及び具体的な手法
※ラフスケッチ、絵コンテ、過去の制作実績など提案の様式は自由とするが、本事
業における制作内容等がわかるものであること。
(3)「9.選考方法 (2)評価方法」において定める各評価の観点への対応が反映され
ていること。
(4)事業実施スケジュール
※企画に要する期間、制作にかかる期間など、いつまでにどのような進捗であるか
計画し、記載すること。
(5)事業費
※直接経費、一般管理費、消費税を項目ごとに積算すること。また、単価を示せる
ものは示すこと。
※事業実施に必要な交通費、宿泊費は直接経費の中に見込んで記載すること。
(6)事業実施体制
※事前の企画立案、連絡調整、準備業務の体制などについて記載すること。
(7)サンプル動画(1分程度)をプレゼンテーションの中で放映すること。
※当該動画は提案事業者の映像制作に係る企画力、構成力及び編集力等の技術を参
考に見るものであるため、必ずしも本事業と類似の内容である必要はなく、既存
動画でも構わない。
8.応募手続き
(1)参加申込書(様式1号)の提出:
以下の提出期限までに、
「6.応募書類」のうち、参加申込書(様式1号)を、
【提出先】
へ郵送または持参すること。なお、本申込書を提出した者のみ、(2)の応募書類を提出
できるものとする。
参加申込書(様式1号)の提出期限
平成 27 年3月 30 日(月)12:00 必着
(2)応募書類の提出:
以下の提出期限までに、
「6.応募書類(参加申込書(様式第1号)を除く)」を、
【提
出先】へ郵送または持参すること。なお、一団体で複数の企画提案書の提出はできない
ものとする。
応募書類の提出期限
平成 27 年4月6日(月)12:00 必着
【提出先】
〒650-8570
神戸市中央区加納町 6 丁目 5 番 1 号
神戸市役所 1 号館 23 階
神戸市企画調整局医療産業都市・企業誘致推進本部企業立地課
担当:仲宗根、戸田
9.選考方法
(1)審査方法
企画提案書に基づく審査により、応募者の受託適正、提案内容及び事業費などを総合
的に勘案し、評価を行う。また、以下の日程にてプレゼンテーションを実施する予定の
ため、準備すること。
プレゼンテーション実施日時・場所(予定)
日時:平成 27 年4月9日(木)
<開始時間などの詳細は、後刻連絡する>
場所:神戸市役所 1 号館 23 階
(2)評価方法
企画提案書の記載に基づき、下記の観点から企業誘致への貢献の可能性を相対評価(計
100 点満点)し、最も評価点の高かった事業者を受託候補者として1社選定する。
(ただ
し、最も評価点が高い候補者であっても、下記評価事項において著しく評価点が低いも
のがある場合、選定しない可能性もある)
A:応募者の受託適性・過去の実績(10 点)
B:提案内容の成熟度、企業誘致への貢献(30 点)
提案参加者の強み(企画力、技術力など)が十分に活かされており、かつ外国
企業誘致に資する提案内容となっているか。
C:提案内容の先進性(斬新さ)
、魅力(30 点)
従来の手法に捉われない民間事業者ならではの斬新な手法等が取り入れられて
いるか。
D:提案内容の実行可能性(20 点)
事業の円滑な実施体制、スケジュールが取られているか。
E:見積額の妥当性(10 点)
(3)選定結果の通知
選定結果が決定次第、企画提案書の提出者全員に対して、文書で通知する。ただし、
通知内容は、採用可否のみとし、評価点や評価順位については通知しない。
(4)その他
次のいずれかに該当する者は失格とする。
・受託候補者が提案資格を満たさないこととなった場合
・提出書類に虚偽の記載をしたときなどの不正行為が認められた者
・提出書類に必要事項の記載のなかった者
・提出期限内に所定の書類を提出しなかった者
・「5.応募資格」を満たしていない者
10.質問および回答
・質問がある場合は、平成 27 年4月2日(木)までに、様式2号の質問書に必要事項を
記載し、E-Mail で送付すること(電話による質問の受付は行わない)。
・E-Mail での質問時には、必ずタイトルを「PR用動画コンテンツ作成業務に関する質
問」と明記すること。
・ 質 問 に は E-Mail に て 回 答 す る 。 ま た 、「 神 戸 市 企 業 進 出 総 合 サ イ ト 」
(http://kobe-investment.jp/)上に、質問と回答をあわせて掲載する。
【質問書送付先】
神戸市企画調整局医療産業都市・企業誘致推進本部企業立地課 担当:仲宗根、戸田
E-Mail:invest[at]office.city.kobe.lg.jp
※メール送信時に[at]を@に変更すること。
11.その他
・評価の方法や評価結果に関する不服申し立て、及び提案評価委員会での審査の内容に
ついての問い合わせは一切受け付けない。
・応募者からの提出物は、返却しない
・支払対象となるのは、委託契約締結後に発生する費用であり、プレゼンテーションな
ど契約締結前に発生する費用については含まれない。
・制作業務に係る全ての成果品(シナリオ、ナレーション原稿、字幕、画像・映像(未
使用含む)、地図、イラスト、ロゴ等)の著作権法第 21 条から 28 条までに規定する権
利は神戸市に帰属する。また、成果物は神戸市が作成するホームページや印刷物等に
白由に使用できるものとする。
また、受託者は、神戸市が必要に応じて、成果物の変更、切除その他の改変を行うこ
とを了承するとともに、著作者人格権を行使しないものとする。
・受託者は、神戸市の書面による承諾なくして、成果物を利用し、又は第三者に提供し、
もしくは利用させてはならない。委託期聞の終丁後又は委託契約が解除された後にお
いても同様とする。
・受託者は神戸市に対し、成果物が第三者の著作権等を侵害していないことを保証する。
また、受託者の成果物が第三者の著作権等を侵害したことにより当該第三者から成果
物の使用の差止め又は損害賠償を求められた場合、受託者は神戸市に生じた損害を賠
償しなければならない。
・この業務に関する打合せや撮影・敢材等の経費及びその他この業務に付随する必要な
経費はすべて受託者の負担とする。
・本市は、受託者が業務の実施にあたり、上記項目に反した場合には、契約金額の一部
または全部を返還させることができる権利を有する。
・上記のほか、本市から、当該業務の遂行に関する書類の提出を求められた場合は、受
託者は速やかに書類の提出に応じなければならない。
・委託契約の締結については、本市所定の「委託契約約款」に基づくものとする。
・実際の業務運営の詳細に関しては、本市の指示に従うものとする。
・この業務概要に記載のない事項については、神戸市と協議し決定する。
・神戸市の外国・外資系企業誘致施策等についての資料を本市より提供するほか、下記
の神戸市HP掲載の写真、動画を利用することも可能であるが、著作権については以
下の通りとする。

コンペに出るための作品をつくるにあたって必要な場合は、当課が一括して使用
申請を行うため、事前に一報を入れること

当選事業者が実際に制作するにあたり使用する場合は、契約書における著作権の
取扱いに従うこと
写真・・・フォトコレクション
http://www.city.kobe.lg.jp/information/public/online/kobephoto/howto/index.html
動画・・・歳時記(各番組を1分 30 秒にまとめているため、番組ごとにその他の映像あり。)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/public/media/movie/kobe/saijikiindex.html