大 型カ ー フェリー ・ 内 航二団体 ・ 全 内 航 期限内妥 結

内航二団体の第4回交渉は
3月 日に開催し、船団内部
内航二団体交渉
の経過
日に第5回交渉を
全内航の第4回交渉は3月
日、翌
船団側の交渉姿勢を糺した上
使双方の考え方に大きな乖離
第5回交渉においても船団
側は具体的回答を示さず、労
開催した。
で、翌 日に第5回交渉を開
で引き続き検討したいとする
全内航交渉の経過
大型カーフェリー・内航二団体・全内航 期限内妥結
平成 年度労動協約改定の中央交渉(大型カーフェリー集団交渉・内航二団体・全
内 航)は、労働協約期限最終日である3月 日に妥結した。今次春闘は陸上大手企業
で昨年を上回るベア回答が相次ぐ中、大型カーフェリー集団交渉は本交渉を4回重
ね、内航二団体および全内航との本交渉は5回を重ねた。それぞれの交渉において期
大型カーフェリー
集団交渉の経過
大型カーフェリー第4回集
団交渉を3月 日開催した。
船 主 側 は〈 船 長 水 先 慰 労
金〉については、検討しなけ
ればならないとしながらも、
現行の手当額で職責に対する
十分な評価をしているとの姿
勢を崩さず、また〈基本給〉
についても、後継者確保や社
会背景の観点からベースアッ
これを誠意ある回答と受け止
含め総合的に検討した結果、
け、組合側は年間臨時手当も
そ の 後、 船 団 側 の 回 答 を 受
られたため交渉を再開した。
時手当も含め一定の整理が図
ギリギリに船団側から年間臨
断続的に開催し、期限最終日
内解決に向けての小委員会を
渉を中断した。その後、期限
線を辿ったことから第5回交
催した。しかし、論議は平行
全内航
(妥結内容)
け止め合意した。
果、これを誠意ある回答と受
も含め総合的に検討した結
その後、船団側の回答を受
けて、組合側は年間臨時手当
図れたため交渉を再開した。
期限最終日に、一定の整理が
小委員会を断続的に開催し、
の後、期限内解決に向けての
め第5回交渉を中断した。そ
があり進展が図れなかったた
①有効期間は、平成 年4
月1日から平成 年3月 日
め合意した。
内航二団体
(妥結内容)
別途協議会を設け引き続き協
だし、具体的内容については
用できる環境を整備する。た
各居室でインターネットが使
⑤船員設備の改善について、
給を1800円アップとする
④ 基 本 給 に つ い て は、 標 令
母の取り扱いを明確化する
特 別 休 暇 に つ い て は、 祖 父
1割アップの6割とする③
について、休暇買い上げ率を
までとする②陸上休暇の付与
継続協議とする⑦年間臨時手
M ゼロ船慰労金については
する⑥Mゼロ船機関部手当・
途協議会を設け引き続き協議
し、具体的内容については別
き る 環 境 を 整 備 す る。 た だ
室でインターネットが使用で
員設備の改善について、各居
1800円アップとする⑤船
基本給については、標令給を
母の取り扱いを明確化する④
③特別休暇については、祖父
1 割 ア ッ プ の 5・5 割 と す る
・5割とする。(前年
比率+
割)
中央交 渉 詳 細 は 次 号 掲 載 予 定
1割とする。(前年比率+
割)
当は
議する⑥年間臨時手当は ・
までとする②陸上休暇の付与
28
プを行わなければならないと
24
について、休暇買い上げ率を
27
考えているが、各社各様の事
内航二団体・全内航妥結
23
①有効期間は、平成 年4
月1日から平成 年3月 日
27
31
情もあり組合要求に応えるの
は厳しいと、具体的回答を示
さなかったため、船主側の交
渉姿勢を厳しく糺した上で交
渉を中断、その後、期限内解
決に向けての小委員会を断続
的に開催した。
期限最終日ギリギリまで鋭
意交渉を重ねた結果、船主側
から「基本給については標齢
給を1800円アップとした
い。また、船長水先慰労金に
23
24
限内解決を図るべく、小委員会をはさみ、再考を強く求めながら、ギリギリまで決着
年
ついては5%の増額とした
い」との回答が示され、組合
側はこれまで重ねてきた交渉
経緯を踏まえ、これを誠意あ
る回答と受け止め、要求項目
について確認を行った後、合
意に至り、事務部分社の取り
扱いについては、運航部会社
28
25
に準拠することを確認した。
右から森田保己組合長、佐藤國臣一洋会会長、玉越靖彦内労協会長、上窪
良和一洋会交渉委員長、三上文彦内労協交渉委員長、平岡英彦国内局長
左から西瀧常博全内航交渉副委員長、塚本博行全内航交渉委員長、
森田保己組合長、平岡英彦国内局長
内航二団体
全内航
に向けての論議を重ねた結果、焦点の基本給については、大型カーフェリー・内航二
とする。
③ 船長水先慰労金については、1欄 2欄 共に5%
アップとする。
化する。
④ 特別休暇については、祖父母の取り扱いを明確
ップとする。
左から髙松勝三郎副委員長、阿部哲夫委員長、森田保己組合長、平岡英彦国内局長
団体・全内航ともに、標齢給を1800円アップすることで妥結した。
年 4月 1日 か ら 平 成
日までとす る 。
① 有効期間は、平成
大型CF集団交渉妥結
大型カーフェリー(妥結内容)
購読料は組合費に含む)
第2766号(昭和25年8月24日第三種郵便物認可)
定価1部 50円
(組合員の
FAX 03-5410-8337
気軽にお散歩(尾道 / 広島)
31
② 基本給については、標齢給を 1800円 アップ
3月
27
⑤ 事務部分社においても、標齢給を1800円ア
整理明確化を行う。
39
0.1
〒 106-0032 東京都港区
(民主党・公明党)
27
⑥ その他、必要とされる条文、確認書、覚書等の
0.1
大型CF
28
31
42
31
TEL 03-5410-8329
発行人 立川 博行
本部で入職式
4面
六本木 7 丁目 15 番 26 号
全日本海員組合本部
中・四国旅客船集団交渉妥結
3面
本紙は毎月 5・15・25 日発行
洋上投票制度改善へ向け要請活動
2面
2015年(平成27年)
4月5日
今号の主な記事
平成
年度
項をもとに、賃金改定に焦点
れた双方の要求・申し入れ事
3月 日開催の第4回交渉
において、前回までに整理さ
限内に円満妥結した。
ると繰り返す船団側主張によ
を伴う有額回答は困難であ
の目下の会社窮状により原資
と、船員不足を理解するもの
た賃金改定を求める組合姿勢
通の維持存続を図ることを主眼に鋭意交渉を重ねた結果、期
は、旅客船員の魅力回復を前提に労働条件を改善し、海上交
する中、今年度の中・四国旅客船との労働協約改定集団交渉
き、依然として厳しい状況となっている。これら課題が山積
な影響を受けつつ、燃料油価格の不安定化や船員不足が続
【中・四国地方支部=木村俊暁通信員】中・四国旅客船業
界は、日本経済の低成長やデフレ、架橋問題などにより深刻
客船各社を取り巻く厳しい経
組合側はこの船団側の回答
を慎重に検討し、当地区の旅
ップを回答した。
経験加給額の増額とベースア
みは不可欠である」として、
は労働環境の改善への取り組
が、船員の確保育成のために
船団側は「現状では賃金改
定を行える経営環境に程遠い
から交渉を再開した。
決に向けた整理が図れたこと
衝を粘り強く行った結果、解
その後、行き詰まった交渉
の進展を図るべく、幹事間折
において、会社側の理解と前
いまだ景気回復の実感を得
られていないこの旅客船業界
【 組 合 側・ 斉 藤 洋 中・ 四 国
地方支部長】
礼の言葉を述べたい。
た。交渉委員各位に対し、お
限内に妥結することができ
し信頼関係を持った中で、期
ぞれが難航したが、労使協調
厳しい状況の中、船団側の意
賃上げに焦点が置かれた今
次交渉において、各社非常に
【 船 主 側・ 岡 谷 和 則 交 渉 委
員代表】
中・四国 旅 客 船
労 働 協 約改 定 集 団 交 渉 妥 結
を当てての逐条審議を進めた
り、議論は平行線をたどり、
営状況において、最大限の誠
船員の選挙権を求める申し入
田克也代表に対し、「全ての
組合は3月6日の、海事振
興連盟と自由民主党への要請
れ」を行った。
党山口那津男代表と民主党岡
3月 日の要請活動には、
左 から立川博行政策局長、森田保己組合長、漆原良夫 衆議 院議員
(公 明 党 中央 幹 事 会 会長 )、後 藤雄一 郎共栄タンカー職 場委員
大長根輝明飯野海運職場委員
31
識統一、組合側との論議それ
が、船員の後継者確保・育成
交渉を一時中断した。
活動に続いて、 日には公明
た。この結果は中・四国旅客
左4人目から森田保己組合長、枝野幸男幹事長、髙木義明組合政治顧問、柳
田稔参議院議員、黒岩宇洋衆議院議員
会会 長 )は 、「 選 挙の適正性
衆議院議員(公明党中央幹事
森田組合長から要請文書を
受け取った公明党の漆原良夫
うよう強く要請した。
ような制度改正を速やかに行
の船員が選挙権を行使できる
の適用拡大――を挙げ、全て
選挙のみならず、地方選挙へ
も投票可能とすること▽国政
日本人船員3名未満船の船舶
(FOC)船への適用拡大▽
改 善 点 と し て、 ▽ 便 宜 置 籍
た後、現行の洋上投票制度の
要請では森田組合長から、
日本商船隊の現状説明を行っ
合政策部長が参加した。
川博行政策局長、新見善弘総
郎共栄タンカー職場委員、立
飯野海運職場委員、後藤雄一
森田保己組合長、大長根輝明
対応したい」と述べた。
しながら最大限前進するよう
岩議員を中心に総務省と連携
が課題である。逢坂議員や黒
6月10日に開式
選挙管理事務との兼ね合いで
実な要望として受け止めた。
応対した。枝野幹事長は「切
議員、黒岩宇洋衆議院議員が
参議院議員、逢坂誠二衆議院
き、枝野幸男幹事長、柳田稔
民主党では、髙木義明組合
政治顧問に同行していただ
究したい」と述べた。
望事項についてはしっかり研
を探ることが大事である。要
基本的権利をいかに補償する
適正性確保とともに、船員の
一方で、選挙人の投票行動の
確保できるかが課題である。
民一般の目から見て信頼性を
分)、ま
分)で終
今年も6月 日に、第 回
戦没・殉職船員追悼式が観音
い。
霊」奉納。是非ご参列くださ
辞、 参 列 者 献 花、 能 楽「 海
03(3234)0682
Eメール
☎03(3234)0662
)
崎灯台近くにある、神奈川県
日 水
(
正午 開式
▽場所=横須賀市観音崎公園
戦没船員の碑
▽交通=京急浦賀駅から観音
http://www.kenshoukai.
jp
ホームページ
[email protected].
ne.jp
▽日時=6月
られている。
で亡くなった船員の御霊が祀
戦没船員の碑には、先の戦争
立観音崎公園で開催される。
財団法人日本殉職船員顕彰会
海事センタービル
東京都千代田区麹町4―5
〒102―0083
《問い合わせ》
はご用意ください。
ず、屋外で実施します。雨具
※ 式 典 は、 晴 雨 に か か わ ら
クロバス)で案内
会場までは、送迎車(マイ
点、観音崎バス停から式典
崎行きバス(約
たはJR横須賀駅から観音
崎行きバス(約
どこまで要望に応えられるか
かも重要であり、その妥協点
をいかに確保できるのか、例
えば外国籍船においても、国
能楽「海霊」を奉納
15
30
向きな検討により、昨年に引
き続きベースアップをもって
れ、組合員の士気の向上と船
無事円満解決することができ
妥結した。
員の確保対策に寄与されるも
年3
歳ポイントを
26
26
27
と船員職業の魅力回復に向け
左から岡谷和則船主側代表、斉藤洋中・四国地方支部長
民主党と公明党へ
洋上投票制度の改善を要請
意ある回答であると判断、合
意し、平成 年度中・四国旅
客船労働協約改定集団交渉は
最後に、平成 年度中・四
国旅客船労働協約改定集団交
年4月1日より平成
位に深く感謝を申し上げる。
船集団協約の歴史に刻み込ま
渉妥結にあたって労使双方の
のである。船主側交渉委員各
いての特別休暇
③ 職別基本給改定=役付A
350円アップ、各職に展開し、経験加給額
を 円アップする
④ 確認事項=退職年齢延長については、引き続
年度内の実施
民主党
神奈川県立観音崎公園
45
代表者からあいさつが行われ
① 有効期間=平成
28
② 特別休暇=本人の祖父母の死亡、危篤時につ
月 日までとする
27
き別途協議会を設置し、平成
公明党
27
を目途に積極的に協議する
第45回 戦没・
殉職船員追悼式
式典は国歌斉唱・黙祷・式
10
35
27
10
27
31
10
た。
平成27年度中・四国旅客船
労働協約改定集団交渉 妥結内容
2015年
(平成27年)
4月5日 (2)
(第3種郵便物認可)
第 2766 号
本部会館前での記念撮影
初心を忘れずに、健康には十
森田組合長が「厳しいこと
も経験するかと思いますが、
人の入職式を行った。
任事務職員6人と事務職員5
付で組合に新規採用された先
局長らが出席して、4月1日
4月1日、組合本部で、森
田保己組合長・勘場賢次総務
た。式終了後、森
ての抱負を述べ
など入職にあたっ
さまの目線で業務
「常に組合員の皆
を 続 け た い 」、
るよう、日々努力
も早く戦力になれ
員全員が「1日で
分に気を付けながら頑張って
田組合長を囲んで
べた後、勘場総務局長が一人
た。
記念撮影を行っ
船員教育機関の充実や
デジタルディバイド解消など
申し 入 れ
3月 日と 日の2日間、
全国海友婦人会が船員保険会
した。
の髙木義明衆議院議員が同行
申し入れには、組合政治顧問
や各省庁宛てに船員教育機関
井智代子会長、小原文子副会
から参加している。今年は酒
で、海友婦人会の代表が全国
毎年3月に実施しているもの
茂樹北方対策本部審議官、総
美副大臣、内閣府本府=山本
大臣政務官、復興庁=長島忠
大臣、文部科学省=赤池誠章
《各省庁の応対者》
国土交通省=西村明宏副大
臣、農林水産省=小泉昭男副
の充実やデジタルディバイド
長、前田千代子北海道ブロッ
合海洋政策本部=加藤由紀夫
の解消などについて、陳情活
ク長、石毛美登里中国ブロッ
事務局長、総務省=西銘恒三
動を行った。この陳情活動は
ク長、田島嘉代子北九州ブロ
郎副大臣
2 01 5 年 4 月
日
議長
中央選挙委員会
第 期全国委員の資格喪失告示
第 期全国委員・補充選挙の告示
満晴
松浦
031 関東地区外航Aグループ
内田 利洋
033 関東地区外航Cグループ
梅田 進吾
《企業区・企業単位》
073 フェリーさんふらわあグループ 船越 啓史
二、次の者は、規約第 条A項8号により全国委員
資格を喪失したので告示する。
《企業区・企業単位》
一、次の者は、規約第 条A項5号により全国委員
資格を喪失したので告示する。
35
規約第 条および全国委員選挙規則第 条に基づ
き、第 期全国委員補充選挙の実施について次の通り
35
告示する。
一、補充選挙を行う選挙単位と補充定員
《選挙単位コード・単位名》
企業単位
0 31 関東地区外航Aグループ
1名
0 33 関東地区外航Cグループ
1名
1名
0 7 3 フェリーさんふらわあグループ
二、補充選挙の実施日程
立候補届出期間
2015年4月5 日 よ り
2015年4月 日 まで
候補者告示
2015年4月 日
投票期間
2015年4月 日よ り
2015年5月 日まで
当選人告示
2015年5月 日(予 定 )
三、補充選挙の被選挙人
(1)企業区
25
事
し)=関西地方支部在籍専従
執行部員(フェリーさんふら
以
《退職》
月 日
黒岩和広=フェリーさんふら
わあ一航士)
中央選挙委員会事務局(総務部)
上
五、補充選挙の実施に関する問い合わせ先
合 人
《採用・配属》
月 1日
船 越 啓 史( ふ な こ し・ ひ ろ
組
出すること。
四、立候補の届け出
立候補をする者は、全国委員選挙規則付表の一に定
める様式に基づく立候補届を担当地区選挙委員会へ提
員とする。
全国委員選挙規則第 条B項により、補充選挙告示
日に補充選挙を行う企業単位に所属する完全資格組合
15 14 15 15 14
ック長、塙由佳子伊勢湾支部
47
47
25
副支部長が参加。各省庁への
《応募資格》船員(船員であった者を含む)、海
運・水産各社、海事関係官庁や団体に勤務している
方、商船・水産関係教育機関の職員・学生・生徒、
およびそれぞれのご家族。▼《応募方法》住所・電
話 番 号、 氏 名、 勤 務 先・ 電 話 番 号 を 明 記 の 上、 郵
送、FAX、Eメールで応募。USBメモリ可。▼
《応募先》船員災害防止協会「安全衛生月間」 係
〒102―0083
東京都千代田区麹町4―5
[email protected]
(海事センタービル4F)
Eメール:
社
籍専従執行部員)期間満了復
わあ二航士(関西地方支部在
31
に取り組みたい」
ください」と激励の言葉を述
ひとりに辞令を手渡した。
式の締めくくりには新入職
3
5月 29 日(金)まで
5
…
4
国土交通省:左から 前田北海道ブロック長、小原副会長、酒井会
長、 西村副大臣、 髙木政治顧問、田島北九州ブロック長、塙伊勢湾
総務省:左から前田北海道ブロック長、小原副会長、酒井会長、西銘
副大臣、髙木政治顧問、石毛中国ブロック長、田島北九州ブロック長
27
「家族目線」で
船員災害防止を促進
45
…
組合本部で入職式
国土交通省
総務省
25
安全衛生に関する「標語」募集
35
…
順三総務部長、前列左から斎藤那奈美、酒井美妃、森田保己組合長、松本彩花、長谷川響子
抱負を述べる新入職員たち
新入職員11人が組合本部に初出勤
4月1日
第 2766 号
(第3種郵便物認可)
(3)
2015年
(平成27年)
4月5日
後列左から勘場賢次総務局長、堀江樹、深野大樹、長野拓馬、佐藤周、石井千晴、河野哲朗、小栗侑大、鈴木
支部副支部長、石毛中国ブロック長
๶ ൽġ
美しい眺望に元気を
もらう
少し休憩することに。振り返
中は雑貨店兼
カフェのようだ
が、外観とのギ
100年以上続いた銭湯を改装したカフェ
飲む。手前に尾道の町が広が
ャップに驚く。
ると、その眺めに思わず息を
り、その奥には尾道水道と向
っていた。尾道には他にも古
昔は銭湯として
民家を改装した居酒屋やカフ
島が横たわる。向島のドック
の音は「日本の音風景百選」
ェが数多い。古い建物を使い
使われていたよ
に選ばれている。「鐘をつか
うで、当時の看
ないでください」の看板に、
には船が寄り添う。遠くには
その眺めに元気をもら
い、 再 び 登 る と、 よ う や く
続ける所に、この町の暖かさ
白い尾道大橋が見え、青い海
千光寺らしい赤い建物が見
少し残念に思うが、変わらな
を感じた。
板がそのまま残
え て き た。 千 光 寺 は 大 同 元
い美しい景色に気を取り直す
と空の中で映えている。
(806)年に開かれ、 年
で、ぜひこの機会に訪ねてみ
光寺は桜の名所でもあるの
温暖な瀬戸内の空気と、ど
こか人情味あふれる尾道。千
レトロな建物に感じる
暖かさ
ことに。
に一度開帳される観音像は、
聖徳太子の作とされている。
本堂(写真左上)は斜面上
に造られた舞台のような造
てほしい。
(広報室)
(写真左)を食べる。しょう
夫加えた献立)
☎03(3475)5391
尾道の眺望を楽しんだとこ
ろで、下山して先程上から眺
お参りをする。
うな風味がする。細めの平打
《学科》栄養学、食品衛生学
Mail
[email protected]
03(3475)5892
めていた街並みを歩くこと
お参りの後、ふと右手を見
ると、大きな岩があることに
ち麺が独特で面白い。麺の上
原則、申込順。定員を超え
た場合は参加者の調整。
(栄養のバランスを考えたメ
り。天井には桜や梅、アジサ
気付く。岩の上には丸い岩の
には大きめの脂が浮かぶ。
ため、「船内で簡単に作れる
ニューの組み合わせ方法、食
イのような絵が描かれてい
がら進み、「寺院めぐり」の
球が乗っている。これは「玉
あっさりとこってりが丁度
よく調和した名物を味わった
▼研修内容=船内調理に従事
中毒の予防法)
に。街歩きの前の腹ごしらえ
看板を見付けたところで路
の岩」と呼ばれ、かつて海上
する船員を対象に乗組員の食
▼研修費用=受講
る。本堂からの景色の素晴ら
地 に 入 る。 ま っ す ぐ 続 く 石
を照らしていたと言われてい
栄養バランスの良い献立」を
事による健康管理術の習得、
SSに申請 F
( AX申込可
段に少し尻込みす
ところで、人通りの多いアー
テーマに、第 回船内調理初
ならびに、当番制で賄いを担
料無料(ただし宿
に、尾道名物・尾道ラーメン
るが、石畳につま
る。思わず、光が海を照らし
ケードを歩いてみることに。
当する船員の調理作業の負担
しさに忘れそうになったが、
づかないよう、ゆ
ている幻想的な様子を想像す
昔ながらの商店も多いが、喫
級者研修を実施します。
「船内での調理を効率的に
楽しくする秘訣」を学べる機
茶店やカフェが多い。洒落た
全日本海員福祉センター
(JSS)は、調理担当者の
切り方、魚おろし、造りの盛
調理(包丁の砥ぎ方、野菜の
《実技》①日本料理
希望者は、ホテル
▼宿泊仲介=宿泊
給
往復実費相当分支
ては自己負担)、
木 3日間
( )
7― ―
(
)
一財 全日本海員福祉セン
ター訓練部
包丁の研ぎ方を学ぶ
リなど定番の中華料理に一工
り付け方、厚焼き卵など)、
を紹介 1泊朝食
火
( )
基本の調理技術(和えもの、
付5000円・ホ
0032 東京都港区六本木
っくりと登り始め
る。
雰囲気の店を横目に見ながら
4日
煮物、焼き物、お造り)②寿
テルから会場まで
26
ゆ味のスープに少し魚介のよ
る。
巨岩の周囲をぐるりと回る
と、赤と白の鐘楼が。この鐘
▼場所=国立清水海上技術短
司(寿司職人による魚のさば
無料送迎有
さい。
期大学校(静岡市清水区)
き方と握り寿司の実習)③西
▼受講申請=最寄
が。
▼対象者=原則、調理経験3
洋料理(スタンダードな洋食
りの全日本海員組
◇
▼開催日=6月2日
年未満の船員(担当職務とは
と船内で作る欧風料理、肉や
火 〜
( )
別に当番制で賄いを担当する
魚の簡単なソース作り)④中
(
船員含む)
)
▼募集定員= 人限定
合支部、またはJ
日
華料理(酢豚、炒飯、エビチ
基本
=
船内調理を効 率的に楽 しくす る
秘訣を学べます
分ほど登った
だろうか、息が切
泊費、食費につい
驚音楼の鐘は毎日夕方6時に鳴らされる
軽減を図る。
▼問い合わせ=〒106―
)
撮影ポイント=横浜港内
会なので、奮ってご参加くだ
船内調理初級者研修
横浜市 工藤 康雄 さん
歩いていると、一際古い建物
受講者募集
楼は「驚音楼」と呼ばれ、そ
R尾道駅から線路を右に見な
『横浜港と客船』
15
広島
暖かみあふれる街並みを眺めて
まず初めに尾道を代表する
名所「千光寺」に向かう。J
33
れてきたところで
17
回
第
▼ 申 込 締 め 切 り = 5月
19
10
17
12
2015年
(平成27年)
4月5日 (4)
(第3種郵便物認可)
第 2766 号