1.キャンペーンで集客・販促-日本コカ・コーラ 日経産業2010.1.18 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 1 ※ コカ・コーラパーク パークG(パーク ゴールド)とは、コカ・コーラ社サイト共通で利 用できるポイントサービス。 貯めたパークGは、賞品プレゼ ントの応募などに使用できる。 会員数は 1320万強 http://c.cocacola.co.jp/(2015.6.6) モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 2 ※.オウンドメディアのサイトランキング(PV順) 飲料 業界 の2強 http://www.valuesccg.com/topics/detail/id=39 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 3 ※ コカコーラパークの圧倒的なPV数 ❒コカコーラパークの月・人当たりのPV数=522回/月・人!!。多くのコンテンツ が閲覧されている。 http://www.valuesccg.com/topics/detail/id=39 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 4 2.携帯クーポンで集客-日本マクドナルド 日経産業2009.10.26 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 5 3.クーポンかざして、即注文(マクドナルド) ●専用アプリで購入したいメニューを選択。 専用読み取り端末にタッチするだけで 注文完了。 トクするアプリ 使い方 かざすクーポン McDonald‘s Japan – YouTube (~0:34) 【au REGZA Phone】3月4日からマックのアプリが使用可 – YouTube (~2:45) モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 6 4.位置情報活用:ジオフェンシング(Geofencing) ❒ジオフェンシングとは ・地図上に柵(フェンス)を築く、という意味。 ・地図上にバーチャルなフェンスを設置し、 そこに人などが入ったり、 あるいはそこから出たりした時に、予め 決められた処理が自動的に行われる技術。 ❒スマホや携帯電話との相性がよい ・スマホや携帯電話には通常GPS機能があり、携帯している人が そこに入ったか、そこから出たか、は簡単に判別できる。 ❒色々な応用が考えられる ・マーケティングのそのひとつ。次のスライド モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 7 5.ジオフェンシングの応用分野 ❒店舗周辺のエリアを利用(そこに入ったら) ・店舗の近くにいる顧客に販促情報を送る(顧客が店舗付近フェンス内に入った ら、自動的に販促情報を送る) ❒子供の行動範囲を利用(そこから出たら) ・行動範囲として定めた場所から子供が出た時、自動的に親にメールが届く ❒自動車の正当な所在範囲を利用(そこから出たら) ・自分の自転車がフェンスの外に持ち出された場合に自動的にアラートを出す ❒社員の所在エリアの利用(そこに入ったら) ・社員がフェンスの中に入ったら自動的に出勤扱いとする(勤怠管理システム) ❒自宅周辺エリアの利用(そこに入ったら) ・最寄り駅の改札を出ると自宅のエアコンを作動させる ❒家の敷地エリアを利用(そこから出たら) ・家から出ると自動でマナーモードになる モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 8 6.ジオフェンシングの応用事例(G.U.) ❒チラシ配布の代わりに、スマホのアプリ(ジーユー)を活用して 来店を促進(2012年10月~、g.u.社) ・店舗を中心として半径1~2kmの フェンスを築き、その円の中に特定 のアプリを実行させている人が入っ た時、お買い得商品を自動的に案 内。来店を促す。 ・無作為に案内を配信するよりも 効率よく集客できる。 ・O2O(オンラインtoオフライン)の ひとつの手法とも考えられる。 日経デジタルマーケティング 2012.12 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 9 7.来店ポイントアプリ ■来店ポイントアプリとは スマートフォンを持ってお店に行くだけでポイントが貯まり、貯まったポイントを商 品券や提携ポイントに移行できるスマホアプリ。 ■利用の手順 (1)スマホアプリをインストール。 (2)アプリに表示されている店舗へ来店。指定場所(チェックインエリア)でチェック インボタンをタップ→来店ポイントが貯まる。 (3)貯めたポイントを商品券や他ポイントへ移行。 ■アプリの例 (1)複数種の店舗に対応しているもの ①スマポ、②ショプリエ、③楽天チェック、④ショッぷらっと、⑤じげんスタンプ (2)自分の店舗だけのもの ①無印良品MUJIpassport(無印良品のみ)、②アリオアプリ(アリオのみ) ★店側にとって、どんなメリットが考えられる? モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 10 8.来店ポイントアプリ(スマポ) ●アプリ名:スマポ(smapo、㈱スポットライト) ・無料iPhone/Androidアプリ。登録済みの百貨店・家電量販店・コンビニ・アパレル専門店などを訪 れただけでポイントがたまり、商品券などに交換できる。O2Oの先駆け。 ・超音波を利用して来店を検出 来店ポイント「スマポ」ア プリ - YouTube (内容 の説明、3:52。1:40 ~) お店に入るだけで ポイントが貯まる 「スマポ」体験動画 - YouTube (2:10) http://www.smapo.jp /company/ モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 11 9.iBeacon(アップル) ❒Bluetooth省電力版を用いた情報提供サービス。iOS 7に標準 搭載。 ❒iPhoneやiPadのBluetooth、アプリの位置情報サービスを有効状 態にして、iBeaconの発信機(iBeacon端末)に近づく ==>様々な情報が端末へプッシュ通知される。 ※情報を得るために「かざす」必要なし。近づくだけ。 ❒特徴 ・GPSや無線LANより、利用者の位置をきめ細かく把握できる。 ・GPSが使えない屋内で利用できる。 ・省電力。 ❒iBeacon端末の例 「Estimote Beacon」 (米Estimote社) Estimote Smart Beacons - welcome to the contextual computing era! - YouTube(1:27) Estimote Bluetooth Smart Beacon - iBeacon-compatible - YouTube (1:17) iBeacon Demo for Retail Clients - YouTube (1:46) TI SimpleLink? BluetoothR Smart SensorTag with iBeacon technology - YouTube (1:56) iBeacon開発事例 - ATTENDANCE - - YouTube (勤怠管理システム、2:19) モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 12 10.駅すぱあと(ヴァル研究所) ■ヴァル研究所が提供の乗り換え案内アプリ。 ■ビーコン機能と併用し、駅周辺を案内している看板に近づいた人のスマホなど に周辺の地図や店舗などの情報を提供。 ■実証実験:丸紅情報システムズ提供のビーコン端末を使用し2015.1.15~同3.1 に実証実験。駅周辺のビーコン端末から情報を得た人が、店にどの程度訪れた かのデータを収集。効果ありなら実導入予定。 http://markezine.jp/articl e/detail/21754 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 13 11.バーコードの活用 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 14 ※バーコードの一般的な利用形態(業者) 動画コーナー│一般財団法人流通システム開発センター (活用) モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 15 12.バーコードとは 商品に付けられている、13桁(標準)のJANコード 注)JAN:Japanese Article Number 動画コーナー│一般財団法人流通システム開発センター (標準コード) 動画コーナー│一般財団法人流通システム開発センター (活用) モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 16 13.スマホアプリでバーコードを読んでみよう 例えば、こんなアプリで ・Amazon アマゾンアプリのバーコード検索がすごい - YouTube (1:09) ・楽天市場 楽天市場 Androidアプリ | 楽天アプリ一覧 (1:03) ・価格なび バーコードをピッとするだけで価格比較 価格なび - YouTube (0:48) ・ショッピッ! モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 http://shoppi-and.softonic.jp/android 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 17 14.実際の商品のバーコード例 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 ¥2,036 18 15.価格を比較してみると・・・ イヤホン ¥2,036 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 19 16.アパレルショップでの最先端活用例 ❒ゾゾタウンのアプリ「WEAR」 スタートトゥデイ、パルコと組んで。 WEAR (JPN ver.) - YouTube モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 20 17.消費者接点の進化とオムニチャネル http://www.nrf.com/media.php?module=media&id=2485 Mobile Retailing Blueprint Ver. 2.0.0、Mobile Retail Initiative、2011/01/04 紀要2013秋 オムニチャネル モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 21 21 18.オムニチャネルの概念 小売企業 :消費者の移動 ●:消費者との接点 一元化された 品揃え・会員データ・在庫管理 販売チャネル 店舗 通販 (カタログ) ネット (Web、 SNS、 スマホ) 消費者 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 Web ● ● SNS ● ● スマホ ● 通販 (カタログ) 店舗 ネ ッ ト 宅:自宅 ● 宅 ● ● ● 宅 ● ● ● ● 宅 ● ● ● ● ● ● 認知 検討 購買 受取 リピート 購買プロセス 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 22 19.地下鉄に仮想店舗!(韓国、TESCO) ❒実店舗を増やさず、売上げ拡大を 地下鉄ホームに仮想店舗 帰宅する頃には注文商品が On Line Grocery Sales in South Korea - YouTube (2:31) モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 23 20. セブン・アンド・アイ ホールディングス ❒「あらゆる業態の商品」を「あらゆるチャネル」で購入できるサービスの提供を目指す。全国で約1万6千店舗を展開 する「セブン・イレブン」という強烈なチャネルを最大限に活用していく方針。 http://shopping-tribe.com/column/2031/ モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 24 21. セブン・アンド・アイ ホールディングス ❒グループ内の300万点の商品は「セブンネット」と呼ばれるサイトで注文 でき、自宅でも、最寄り店舗(コンビニ、スーパー、百貨店など、全国で 1万7000か所)でも、受け取れるようにする計画。 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 25 22. イオン ❒2013年春、全国の総合スーパー「イオン」など約460店舗に、ソフトバンクテレコムとヤフーが提供する「ウルトラ集客」 を導入 ❒さらに、2013年12月に、ソフトバンクテレコムと開発したスマホ向け「WAONサービスアプリ」や「ウルトラ集客」を活用 た各種クーポンを発信し、キャンペーンへの参加を促進。店内に設置している「ハッピーゲート」からクーポンを取得す と、特典を受けることができるサービスをスタート。 http://markezine.jp/article/detail/18887 モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 26 23. ヨドバシカメラ ❒ネットで注文し、店頭で24時間受け取りが可能なサービスを2014年1月から大阪で、同3月に東京で開始。 ❒ネットで商品選び・在庫確認・注文を行い、店舗で受け取ることが可能。 ❒深夜に急ぎで必要になった商品や、仕事帰りに商品を受け取って帰りたいといったニーズに対応。 http://shopping-tribe.com/column/2031/ モマ第10回0612 モバイルマーケティングの進展 流通経済大学 Ⓒ増田 2015 27
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