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平成27年度
永平寺町社会福祉協議会
事業計画
平成27年4月
≪はじめに≫
ますます進行する社会の超高齢少子化、核家族化、また、長期にわたる景気低迷による先
行き不透明感に伴う不安の増大等により、地域における生活課題・福祉ニーズは尚一層、多
様化と高度化の傾向にある。
また、地域におけるコミュニティの希薄化など、住民を取り巻く環境が変化していく中で、
地域に潜在化する問題の把握や、継続的な相談支援による深刻化の防止と早期発見に繋げる
ため、より小地域、ひいては一個人に寄り添った事業展開が求められている。
このような状況を踏まえて、平成27年度は、地域包括ケアシステムの構築・整備を推進・
個別支援体制を強化するとともに、より効率的・効果的な組織体制への見直しを実施しなが
ら、住民参加を基本とした地域福祉活動の推進を図ることを事業活動の柱とする。
1.永平寺町社会福祉協議会の使命・経営理念
1.市区町村社会福祉協議会は、地域福祉を推進する中核的な団体として、誰もが安心して
暮らすことができる福祉のまちづくりを推進することを使命とする。
2.この使命を達成するために、当町社協の事業は以下の理念に基づき展開する。
① 住民参加・協働による福祉社会の実現
地域住民、民生委員・児童委員、社会福祉施設、ボランティア及び市民活動団体や
福祉サービスを提供する事業者など地域のあらゆる団体・組織の相互理解と協働によ
って市民参画型の福祉社会を実現すること。
また、教育機関と連携しながら積極的に福祉教育を実践し、次世代のマンパワーを
育成する。これにより福祉が永平寺町において文化として定着すること。
②
地域における利用者本位の福祉サービスの実現
地域において、誰もが地域社会の一員として尊厳をもった生活を継続できる自立支
援や利用者本位の福祉サービスを実現すること。
③
地域に根ざした総合的な支援体制の実現
地域の福祉ニーズに対して、多様な福祉サービスや福祉活動(インフォーマルなサ
ービスや活動も含む)と保健、医療、教育、交通、住宅、就労などのあらゆる生活関
連分野の活動が連携し、身近な地域で総合的かつ効果的に展開される地域に根ざした
支援体制を整備すること。
④
地域の福祉ニーズに基づく先駆的な取り組みへのたゆみない挑戦
制度の谷間にある福祉課題や低所得者、社会的支援を要する人々への対応に重きを
おき、常に事業展開を通じて地域の福祉課題をとらえ直し、地域住民やあらゆる団
体・組織に働きかけ、新たな福祉サービスや活動プログラムの開発にたゆみなく挑戦
すること。
3.組織特性を活かした組織運営の実現
社協は、
「社会福祉を目的とする事業を経営する者」と「社会福祉に関する活動を
行う者」が参加する公益性の高い非営利・民間の福祉団体であり、こうした組織特性
を活かした組織運営が求められる。
よって、
● 地域に開かれた組織として住民参加を徹底し、積極的な情報公開や説明責任を
果たす。
● 事業経営について責任ある組織的な判断を可能とするために事業の効果測定や
コスト把握などの事業評価を適切に行い、効果的で効率的な自律した経営を行う。
2.永平寺町社会福祉協議会の事業体制
○
永平寺町社会福祉協議会は、地域福祉の推進に必要な事業を行うために、以下のような
部門をもった事業体制を確立する。
① 法人運営部門(法人運営課)
適切な法人運営や事業経営を行うとともに、総合的な企画や各部門間の調整などを行
う部門。
② 地域福祉活動推進部門(地域福祉推進課)
地域住民や地域のあらゆる団体・組織と協働して地域の福祉課題を把握し、その解決
にむけた取り組みを計画的に行う地域福祉を総合的に推進する部門。
③ 福祉サービス利用支援部門(地域福祉推進課)
福祉サービス利用者等のサービス利用の援助や地域での生活支援に向けた相談・支援
活動、情報提供・連絡調整を行う部門。
④ 在宅福祉サービス部門(在宅福祉サービス課)
介護保険サービスはじめ、多様な在宅福祉サービスを提供する部門。
⑤ 地域包括支援センター(町受託)
介護予防、総合相談、権利擁護、包括的マネジメントを業務の柱とし、地域で高齢者
とその周囲の人々を支援する部門。
3.永平寺町社会福祉協議会の事業計画
重点課題
① 地域包括ケアシステムの構築・整備
ますます進行する超高齢・少子社会の中にあって、今後、高齢者ケアのニーズの増大、
単独世帯の増大、認知症を有する人の増加が予想され、介護保険サービスや医療保険サ
ービスのみならず、
見守りなどの様々な生活支援や成年後見等の権利擁護、住居の保障、
低所得者への支援などさまざまな支援が切れ目なく提供されることが必要となり、これ
らに対応すべく「地域包括ケアシステム」の構築の整備を本格的に図る。また、在宅
医療・介護連携推進事業の実施により、在宅で安心してくらせるまちづくりを実現する。
② 在宅福祉サービスの充実
「高齢となり、たとえ障害を持ったとしても住み慣れたこの町で暮らしたい。」これは
永平寺町民みんなの願いです。
その願いをかなえられるよう支援を必要とする方々が永
続的に在宅生活をおくれるよう適切な(必要な)サービス提供体制を構築する。そのた
めに現存のサービスを拡充させるとともに積極的な新規事業の開拓にも乗り出し、福祉
問題の発見から解決までの一貫したサービス提供を町内で行えるよう町の福祉力をア
ップさせる。
③ 効果的で効率的な自律した経営
社協らしい活動(民間性を発揮した「すばやい対応」「柔軟な対応」「開拓精神に基づい
た対応」
)を展開するためには、自律した経営を行う必要がある。また、自律した経営
を行うことによりサービスの安定した質の向上がはかれる。
そのために貴重な自主財源
である「会費」
「寄付金」
「介護報酬」「利用料」などの増収を図るとともに、「費用対効
果」を重んじたコスト意識に根付いた事業を執行する。
④ 「高参加高福祉」型社会の実現に向けての取り組み
地域住民一人ひとりが何らかの役割を持ち、お互いが助け合い・支え合う地域社会づく
りを基本とした事業・活動展開をする。
住民参加型福祉サービス事業の研究および事業開始。
⑤ 「個別支援」の徹底
一人ひとりが“その人らしい”地域での生活を送れるよう、多種多様にわたる細かな生
活課題・福祉ニーズ、個別ニードに対しても、使命感に基づき、柔軟に対応するととも
に、徹底した解決姿勢を貫く。
法 人 運 営 事 業
〇
法人運営部門は、理事会等の運営のほか、経理事務をはじめとする財務管理、職員の
採用や研修・能力開発、人事考課などの人事管理、所轄庁への届出や対外的な法的対応
を行う法務に関する業務など、法人運営とともに社協事業全体の管理(マネジメント)
業務にあたる。
01 法人運営事業
01 法人運営事業
(1)理事会の開催(奇数月
年 6 回)
(2)監査の実施(決算監査・中間監査)
(3)評議員会の開催(年 4 回)
→社協の事業や業務の状況を地域住民に広く周知するため傍聴規程を策定し評議員
会を公開する。また傍聴手続き・方法や審議内容をホームページ等に掲載。
(4)事務局の強化
・専門研修および資格取得の促進
資格取得の為の規程の整備化準備
(専門的な資格取得を促し、資質向上させるため)
資格取得の為の職員同士の勉強会
・規則規程の徹底した見直し整備
・人事考課制度の定着に向けての取組み
目標管理の徹底化
人材育成のための育成プログラムの作成
・内部会議のあり方の検討(内部会議の見直し)
・必要な人材の計画的採用(高卒新卒者の採用検討)
・事務所のあり方検討
→
より効果的な運営となるよう事務所のあり方を検討していく。
福祉用具貸与事業所の事務所も要検討。
・働きやすい職場づくり
メンタルヘルス対策事業
→
局内職員向けにメンタルヘルスカウンセラーによる相談窓口を配置。こころ
のケアを早期に行い、働きやすい就業環境を整備。
腰痛対策(腰痛予防体操等)事業
→
局内研修を年4回実施。町内の他社会福祉法人職員や賛助企業も受講可。
・職員の連続休暇の取得が容易となる制度の新設
・職場と家事・育児との両立支援の協力
→ 託児所の検討(町内の社会福祉施設の職員の方も利用可能にする)
育児休暇取得期間延長および介護休暇制度の周知および期間延長の検討。
労務士による育児休業制度や職業生活と家庭生活との両立を支援する為の制度
内容の理解と利用促進のために研修を開催。
・職員の表彰、顕彰制度の創設(会長賞を含む)
(5)社協会費の加入促進。
(6)社会福祉大会の開催
・平成 27 年 6 月 7 日(日)開催予定のふれ愛フェスタと併催。
(7)部会・委員会の開催
・事業の推進にあたり、幅広く地域のあらゆる立場の意見を反映し、速やかに、住民
参加・協働による地域福祉を推進するために部会・委員会を開催する。
(8)障がい者等の雇用促進
・障がい者の特性の理解と雇用について計画的に研修受講し、受け入れ体制を強化する。
(9)災害時における各種関係機関との協力体制の確立。
・県外市町社協との協定
・災害ボランティアセンター連絡会設立
→行政、各種団体・機関等と連携し有事の際の意思決定が迅速かつ適切に行えるよ
う災害ボランティアセンター連絡会を立ち上げる。
(10)経営基盤の強化
・公認会計士・税理士による経営・会計指導・外部監査の実施の継続。
・自己財源の確保→ 特別会費および賛助会費の募集の強化。
目的を明確にすることによる寄付金の募集
→ リサイクル品販売(リサイクル品を通年募集)
02 松岡事務所運営事業
03 永平寺事務所運営事業
04 企画調整事業
〇
各部門相互の事業展開の総合的な調整や、事業経営発展・強化計画の策定等、法人
としての将来ビジョンを検討するなど、組織全体の企画・調整の役割を果たす。
(1)関係団体への援助協力
町内の社会福祉施設および事業所に従事する職員などの資質向上を図るため当会主
催の研修参加周知。
(例:OJT研修等)
→
町内の施設職員も対象とした当会独自の研修会を開催。また、賛助会員とな
ることにより、研修費無料という方法も検討。
(2)苦情解決体制の整備
・社会福祉法第 82 条
社会福祉事業の経営者は、常に、その提供する福祉サービスに
ついて、利用者からの苦情の適切な解決に努めなければならない。
・情報公開の一環として、広報誌等により苦情およびその処理状況を公開する。
・第三者委員会の定期的開催
・苦情受付体制強化研修の実施。
(3)リスクマネジメント体制の整備
・法人運営部会委員や専門家の参画によりリスクマネジメント体制の強化を図る。
経営リスク、個人情報の漏えい、事故再発防止等
・リスクマネジメント研修の実施。
→ 安全運転研修を開催(対象;車両事故加害者)
(参考;平成 26 年度 全事故 40 件中、車両事故 19 件)
(4)コンピュータネットワークの運用
・適切な情報システムの運用により業務の効率化・迅速化を図る。
・セキュリティの強化
(5)役職員先進地視察研修会の開催
・福祉先進地を視察し、地域福祉の向上に寄与する。
(6)社協発展(基盤強化)計画の策定(27 年度策定予定)
・発展・強化策定委員会にて社協活動発展(事業・経営)のための中期計画を策定。
(7)新規事業・収益事業の調査・研究・企画
・モデル事業や助成金事業の積極的な活用の導入。
・新規事業(及び継続事業)ごとにプロジェクトチームの設置(課・事業所を越えた
「横の連携」
)→ 品質向上プロジェクト会議の実施の継続化。
・新規事業 調査研究 (移動販売サービス、福祉有償運送 など)
02 企画広報事業
01 企画広報事業
〇
情報を必要としている人に、的確な情報が行き渡るよう、ターゲットに応じた広報の
方法を模索し、あらゆる媒体において情報を発信していくとともに、「感動」という視点
のもと、町民の方々にまちの福祉への関心を持ってもらえるよう働きかけていく。また、
町民が集まる場所に出向き、ダイレクトに社協事業の PR を行う。
(1)広報ほほえみ発行 月1回
(2)ホームページ、フェイスブックの更新
→
閲覧しやすいホームページづくり、感動的な話題の発信。
→
広く意見を募るためパブリックコメント(意見公募)欄の作成。
(3)社協のしおり・各事業所の PR ツールの作成
(4)マスメディアの活用(新聞社への投げ込み、ケーブル TV 放映等)
02 福祉まつり事業
ふれ愛フェスタ 2015(仮)の開催
〇 障がいを持つ者・持たない者、老若男女多くの町民が交流するイベントを実行委員会
形式で企画・運営まで多くの福祉団体、ボランティアの参画のもと、開催。
開催日 平成 27 年 6 月 7 日(日)
03 福祉基金運営事業
当初予算計上にて基金積立し、将来、計画性のある事業を展開していく。
地 域 福 祉 活 動 事 業
〇
地域福祉活動部門は、住民参加や協働による福祉活動の支援、福祉のまちづくりや福
祉コミュニティづくりなどを展開し、住民が安心して生活できる地域包括ケアシステム
の構築をめざす。関係者や区民が協働して地域課題の早期発見、普段の人間関係の構築、
身近な相談所として地域での見守り活動や簡単な日常生活課題の解決、孤立防止、除雪
や防災活動など地域での助けあい活動を進めるよう働きかけ、以て住民自治の推進と地
域福祉推進の中核的な役割を果たすため、以下のような事業を実施する。
・福祉課題の把握、地域福祉活動計画の策定、提言・改善運動
・住民、当事者、社会福祉事業関係者の連絡調整
・ボランティアや市民活動の振興・支援
・新たな福祉サービス等の企画
・福祉教育・啓発活動
・地域福祉財源の造成、助成事業の研究・実践
・共同募金の配分事業
・高齢者慶祝訪問
・解決困難な課題は住民と関係機関、福祉職と協働で解決(福祉総合相談事業と連動)
04 地域福祉事業
01 地域福祉事業
(1)地域福祉活動計画の策定支援
見直し時期。それぞれの地域の福祉ニーズを基本として、自治会(集落)における
福祉活動の自律的な活動の促進を図るよう、第 1 次計画の見直しを行う。
(2)福祉委員会の運営
福祉委員が地域の社会資源として活動するためには福祉の研修参加や福祉委員同
士の交流、地域での関係者とのネットワークづくりを図る。
・福祉課題の早期発見のためのミニ連絡会
・福祉委員代表者会の開催、福祉委員会の開催
・福祉委員活動報告書の活用
・福祉のしおりの活用
(3)地域福祉活動人材育成・リーダー養成事業
区長、民生委員児童委員、福祉委員や小地域福祉委員会の構成員、ボランティア活
動者等、地域福祉を担うリーダー層の強化を行い、地域で支える体制を整備する。
・区長・民生委員・福祉委員合同会議の開催
・地域の福祉力向上セミナーの開催
・地域福祉講座の実施
・認知症サポーター養成講座(初級・中級)
・小地域福祉活動のすすめ
・福祉の制度や在宅福祉サービス
・高齢者、障がい者等の権利擁護
・職員の地域福祉研修
(4)出前講座の実施
地域に出向き、地域の変化に敏感になり住民の生活実態や福祉ニーズの把握、福
祉の啓発活動、社協の理解促進を図る。
講座の内容は「地区座談会」、「社協とは?」、「介護保険って何に?」、「悪徳商法
にご用心」など
(5)小地域たすけあい活動の推進・小地域ネットワーク活動の推進
集落を単位として、住民自らがその地域内の福祉(生活)課題を発見し、自らが課
題解決に向け関係者で情報を共有し、ネットワークを構築する委員会活動の設置に
向け支援する。
既に設置している集落に対しては自主性を損なわない範囲で職員が参画し、孤立
防止、見守り活動、高齢者等の居場所づくり、介護予防、地域ケア会議、課題の早
期発見・解決に向けた活動、日常の助けあいや緊急時の対応・災害時の対応など組
織的かつ計画的に推進するよう支援する。
・小地域福祉委員会活動、集落福祉活動計画(目標)の策定
・小地域福祉委員会ステップアップ研修会
・地域見守り(毎日型)ネットワークの推進
・居場所づくり(モデル事業)
・永平寺町社協 PIRIKA クリーンアップ小作戦(ゴミ拾いボランティア活動)
高齢者に限らず、あらゆる世代が地縁でつながる居場所(みんなのサロン)を集
落単位で企画、設置を試行的に推進する。
(6)調査、研究の実施
・ひとり暮らし高齢者、高齢世帯等の生活支援についての調査
・障害(児)者の生活課題、就労についての調査
(7)児童福祉の推進
・関係機関連絡会議の開催
・不登校児童や生徒等の居場所づくり
・チャイルドシートのリサイクル事業
・子育て中の親たちの孤立防止のための組織化活動
(8)障がい児者福祉の推進
障がい者団体、障がい者支援団体とのネットワークの強化と支援を行う。また、障が
い者が地域でその人らしく生活できる支援として相談
支援を新たに実施する。日常生
活上の不安解消に向けた助けあいのきっかけづくりや緊急時や災害時の支援体制の確
立を図る。
・障がい(児)者が集まれるサロンの立上げ
・障がい(児)者の就労支援
・障がい児の親を支える活動の実施
・障がい者関係連絡会の開催(福井県福祉総合相談所、特別支援学校、親の会)
・障がい児者福祉サービスの検討
・知的障害者と家族の会の組織強化と生活課題に応じた活動
(9)スキマ・スイッチ会議の開催
既存の制度、サービスではまかないきれない個別の生活課題に対して、関係者、
近隣住民等で協議・検討する。地域で解決できない場合は新たなサービスの企画・
開発につなげる。
(10)社協会費の加入促進
02 松岡地区地域福祉活動事業
03 永平寺地区地域福祉活動事業
04 上志比地区地域福祉活動事業
(1)個別支援体制(生活支援活動)の強化
・深刻な福祉(生活)課題解決を当事者や関係者とともに自立に向けた支援の強化を行う。
・地域のネットワークをいかして福祉課題を持つ人の早期発見と行政や専門機関と連携、
協力のもとにケアプランの作成、アセスメントを行い自立に向けた個別支援を当事者、
地域の関係者、福祉職が協働して行う。
※福井大学医学部・地域連携室、仁愛大学合同ケースカンファレンスでの事例検討と
実践(奇数月 第1月曜日)
(2)たすけあい銀行の創設(新規)
・生活困窮者に対して、食料を中心として現物支援を行う。協力者を登録し、必要な
ときに援助を求める。
(3)各事務所まつりの開催
05 緊急時情報カード設置普及事業(町受託)
緊急連絡先、自らの病名などの医療情報等を記入できるカードを頒布し、緊急時に発見
者や救急・医療関係者が適切な判断や応急の措置をとる等の適切な対応を可能にすること
により、町民の生命と安全を守る。
06 地域ふれあいサロン事業(町受託)
介護予防が必要な高齢者に対して身近な集落センター等において、福祉委員、民生委員、
ボランティアの協力のもと、健康チェック、日常動作訓練やレクリェーションなどの活動
を通じて日常生活能力と社会性の維持向上を図り、継続的な在宅生活を支援。
・サロン代表、世話人および後継者により各サロン(町内)の情報交換会の実施
・サロン代表者等リフレッシュ交流事業、事例発表会の実施
・サロンリーダー研修会
・サロン未実施地区への支援
※福井大学医学部 福井こころの元気プロジェクトに協力(認知症の健診の研究)
07 物品貸出事業
在宅での介護を支援するために介護保険制度上、福祉用具貸与を利用できない方に社協
保有の介護機器(車いす、電動ベッド等)を町民に無料で貸し出す。
・地域での福祉活動を支援するため、また福祉の啓蒙啓発のために社協保有の機器、機
材、福祉図書を無料で貸し出す。
・福祉教育・地域での福祉活動を支援するための必要物品の購入の検討。
・福祉車両の無料貸し出しの継続(有料道路代、ガソリン代は除く)
。
08 団体事務事業
住民団体の円滑な運営を補佐し、住民活動の促進を図る
・永平寺町遺族連合会
・永平寺町英霊顕彰奉賛会
・福井県共同募金会永平寺町共同募金委員会
※永平寺町傷痍軍人会は平成 25 年度中に解散したが、旧会員からの制度の利用等の相談
にあたる。
05 ボランティアセンター活動事業
01 ボランティアセンター活動事業
(1)ボランティアセンター運営委員会の運営
・運営委員会(福祉教育推進委員会を兼ねる)の開催
・ボランティア情報紙の配布
(2)ボランティア活動に関する相談・登録・コーディネート事業
・各事務所の相談・受付機能の強化を図る
・社会福祉施設、介護保険事業所のコーディネート担当職員の連絡会議の開催
・ボランティア団体等実態調査
(3)情報提供事業
・社協広報誌「ほほえみ」の中で町民に情報提供
・ホームページ・フェイスブックの更新、ケーブルテレビ、メールの活用
・大学祭 IN ボランティア(臨時ボランティアセンターの開催)
(4)研修・講座の開催事業
・ミュージックケア体験教室・講座
・傾聴ボランティア講座
・おやじ塾(シニアボランティア講座)
・福祉レクリエーション講座
・初級手話入門講座
・緑のカーテン講座
(5)ボランティア活動リーダー研修事業
・全国ボランティアフェスティバル福島(11/21~22)の参加促進
・ボランティアリーダー研修会、ボランティア連絡協議会の立ち上げ
(6)福祉教育の推進(地域ぐるみ福祉推進事業)
・教育委員会と連携のうえ、福祉教育担当教員の研修会を開催
・小中学校での福祉教育・体験教室の支援
・バリアフリーマップ作成(公共機関のトイレ、駐車場、エレベーター)
・社会人向け福祉講座
・小学生向け夏休み体験ボランティア事業
・福祉教育セミナー、福祉教育講座
(7)災害時における福祉救援体制の整備
・行政等との協議により、各種関係機関を含めた救援体制の確立を図る
・スノーバスターズの結成、地域と関係者と社協の連携
・災害に強いまちづくりセミナー
(8)ボランティア情報交換会の開催
(9)NPO、企業等の社会貢献活動への支援
(10)ボランティアセンター拠点整備
・先進地ボランティアセンター視察研修
(11)収集ボランティア活動の促進
・ペットボトルキャップ一斉収集日
・ペットボトル、プルタブの回収
・書き損じのはがき、使用済み切手など
(12)国際交流サロンの開催
(13)東日本復興支援プロジェクト
06 共同募金配分金事業
〇
募金者の意思を尊重し、地域福祉活動の貴重な民間財源という認識で、効果的な事業
展開を図る。なお、配分方法等については共同募金配分検討委員会および関係機関等と
調整の上決定する。
01 一般配分金事業
(1)障がい児(者)の社会参加と保護者の親子リフレッシュ事業
・障がい児(者)の事業として実施。参加者は特定せずに募集する。
(2)減災のための家具固定事業
・家具を固定し地震などで倒れないようボランティアの協力のもとで実施
(3)障がい児の豊かな発達を考えるつどい
(4)たすけあいのまちづくり講演会の実施
(5)笑いのある社会づくり事業
・町民に笑いながらリフレッシュしていただき、福祉についてふれる機会とする。
(6)ペットと豊かな暮らしを考える事業
・ペットに関する地域における問題について考える。しつけのことマナーのこと、また、
高齢者におけるペットの行先など、みんなで考える.
02 歳末配分金事業
(1)ひとり暮らし高齢者への歳末おせち料理配食事業
・一人でお正月を迎える高齢者宅へおせち料理を配達(12 月 31 日)。
(2)ひとり暮らし高齢者の集い
・ひとり暮らしの高齢者を集い社会性の維持向上を図る。
(3)在宅重度障がい者等への支援金配布
・在宅の重度障がい者および難病者に支援金を配布。
(4)生活困窮世帯への支援金配布
・生活困窮世帯へ支援金を配布。
(5)母子父子家庭児童への図書券贈呈
・母子父子家庭児童へ図書券を配布。
(6)障害児者福祉施設への歳末訪問事業
・当町出身者が入所している障がい児者福祉施設を訪問。
(7)会食サービスの実施
・3 地区でひとり暮らし高齢者等を対象に会食サービスを実施。
(8)家屋漏電点検事業
・ひとり暮らしの高齢者等宅の漏電点検を無料で実施。
(9)みんなの学び舎事業
・夏休み中の学生等が小学生の勉強のサポートを行い、地域交流も進める。
03 災害配分金事業
・火災等の災害に対して臨時に援助する。
07 住民参加型サービス事業
○ 少子高齢社会、地域の人間関係が希薄になるなか、日常生活を営む上で、本人や家族
だけでは対応できない状況に対応するため、町民の参加と協力により会員制の有償サー
ビスを実施する。
・利用会員・協力会員の募集
08 チャリティ事業
○ チャリティ活動を通して、永平寺町に「寄付の文化」を定着させることを目的に実施。
なお、実施にあたっては実行委員会を組織して実施する。
・チャリティ映画会
福祉的要素を含んだ感動作を多くの町民で鑑賞、共感することにより、地域社会の連
帯感を高めるとともに、福祉の啓発に寄与する。
・チャリティ音楽会
音楽を多くの町民で鑑賞、感動するとともに、地域社会の連帯感を高めることに寄与
する。
09 地域福祉事業安定化基金運営事業
〇
地域福祉事業安定化基金規程に基づき、管理運用する。増大する住民の福祉需要に対
応し、地域福祉事業の安定的発展を図るための財源とする。
福 祉 サ ー ビ ス 利 用 支 援 事 業
10 福祉総合相談事業
〇
どのような相談も受付、各種機関と連携、制度や社協事業を有効かつ総合的に結び付
け、解決に向け歩む総合相談をめざす。
福祉サービス利用者や地域住民の立場に立ち、福祉サービス利用や地域生活の支援に
向けた相談援助・支援活動、地域全体の介護サービスや福祉サービスの水準の向上に向
けた福祉サービス提供機関をはじめとする多様な社会資源の情報提供・連絡調整を行う。
(1)福祉総合相談所の運営
・民生児童委員による福祉相談所を各支所ともに毎月開設する。
・相談員(民生委員児童委員)研修会の開催。
・福祉総合相談所運営委員会の開催。
・地域を会場とする特設相談会の開設(年 6 回)
(2)弁護士による無料法律相談所開設
・各地区持ち回りで毎月開催する。
(3)講座・セミナーの開催
・タイムリーな福祉課題を住民にわかりやすく、情報の発信を行う。年 6 回実施
(4)臨床心理士による子育て相談所開設
・各地区持ち回りで毎月1回実施。各関係機関とのネットワークづくりを行うことに
より組織的な解決を図る
(5)精神科医によるこころの相談所開設(年 6 回)
・認知症や精神・発達障がいなどの専門的な相談を新たに開設する。年 6 回実施
(6)障がい者一般相談
・様々な障がい者の身近な相談所として実施する
(7)生活困窮者の相談
・経済的に困窮している人や社会的に孤立している人への相談と支援活動
11 研修教育事業
○ 社会福祉援助技術実習生等の受け入れ
社会福祉の専門職を目指す学生に対し、実習プログラムを通して社会福祉士(ソーシ
ャルワーカー)として求められる姿勢、態度、援助技術を身につける実地教育の場を提
供する。
また、個別課題を地域の福祉課題として取組む地域福祉活動、社協事業や他機関との
連携についての実習もおこう。
12 日常生活自立支援事業(福祉サービス利用援助事業)
○ 永平寺町民の方を対象に、判断能力が不十分な高齢者・障がい者の方が、福祉サー
ビスを利用しながら自立した日常生活を送れるよう、福祉サービス利用援助、金銭管
理、書類預かりなどを中心とした生活支援を行う。
・専門員、各事務所副専門員と生活支援員の体制で実施
・相談活動の充実と他機関との連携強化
・必要な生活支援員の確保と育成
・事業の浸透を図るための広報活動の強化
・成年後見制度への橋渡しと、後見人等との連携
13 資金貸付事業
〇 低所得世帯、障がい者世帯、高齢者世帯、失業者世帯等が、生活困窮により生活を
維持することが困難である状態を独立自活できるよう資金の貸付および生活相談を行
うことにより、世帯の自立更正を図る。
01 小口資金貸付事業
〇 一時的な生活困窮に陥った人を対象に緊急に資金を貸し付け世帯の自立更正を図る。
02 生活福祉資金貸付事業(県社協受託事業)
低所得世帯・身体障がい者世帯・知的障がい者世帯・高齢者世帯及び離職者世帯等を対
象に、次の目的のための費用を貸し付ける。
・総合支援資金(生活支援費・住宅入居費・一時生活再建費)、福祉資金(福祉費・緊急
小口資金)
、教育支援資金(教育支援費・就学支度費)、不動産担保型生活資金(不動
産担保型生活資金・要保護世帯向け不動産担保型生活資金)
(1)生活福祉資金調査委員会の運営
(2)民生委員への制度研修会の開催
(3)貸付事業の広報
(4)貸付相談
(5)償還指導
14 福祉サービス利用料負担軽減実施事業
福祉サービスを利用したいけれど利用できない低所得者を対象に利用負担金の補助を行
う(1 か月限度額 10,000 円)
。および、人工透析患者の通院(町受託事業の外出支援事業優
先)にかかる費用の助成を行う。
15 障害者計画相談支援事業
〇
障がい児(者)の自立した生活を支え、障がい児(者)の抱える課題の解決や適切な
サービス利用に向けて、事業所としての指定を受け、ケアマネジメント、サービス等利
用計画の作成をする。
・行政、障がい者施設・事業所等との連携強化
・相談支援専門員の育成
16 成年後見サポートセンター事業
〇 永平寺町社協成年後見サポートセンター「ふわり」の開設。運営委員会の開催。
成年後見制度の相談、日常生活自立支援事業から成年後見制度への移行する方への
援助等。
・成年後見専門員と生活支援員での支援体制。
・相談事業
・法人後見人として受任
・成年後見サポートセンターの広報活動
・成年後見制度講座
在 宅 福 祉 サ ー ビ ス 事 業
住み慣れた地域でその人らしい生活を支えるために、「その人に寄り添う」ケアと
支援サービスを提供していく。また、最期まで在宅生活が続けられるよう介護保険を
中心にした新規事業の開拓や、利用者の意見要望を積極的に受け入れ、よりニーズに
合った形で独自の「横出しサービス」を展開し、地域に根差した施設運営を目指し、
住民参加と協働による事業展開を図っていく。
17 ホームヘルプ事業
〇
要介護・要支援認定を受けた高齢者等および身体障がい者に対し、利用者の家庭を訪問
し、身体介護、生活支援(家事援助)
、相談・助言などのサービスを行い、生活の自立と家
族介護等の支援を目的として「365 日体制」を確立。また、常時利用者が連絡をとれるよう
体制を整え、ケアマネジャーと連携を図り緊急のニーズに対応可能にする。
01 ホームヘルプ事業
・介護保険制度下での高齢者への訪問介護事業。
・自費型ホームヘルプサービス
→
制度外のヘルパー援助。自費負担にて介護保険適用外の方にも身体介護や生活援
助等のサービスを提供。多種多様なニーズに柔軟に対応していく。
02 自立支援居宅介護事業
障害者自立支援制度下での障害者への訪問介護事業。
18 デイサービス事業
〇
要介護・要支援認定を受けた高齢者等および身体障害者に対して、健康チェック、昼
食、入浴、レクリェーションなどの活動を通じて日常生活能力と社会性の維持向上を図
り、併せて家族の介護負担軽減と継続的な在宅生活の支援を目的として実施。
・平成 27 年度からは、全デイサービス年中無休に営業日拡大。
また、利用者のニーズに柔軟に対応するため、営業時間を拡大。
・洗濯サービスの実施。
→
老々世帯やひとり暮らしなどで衣服の衛生管理が困難なご利用者様を対象に、
低額での洗濯サービスを実施。
・元気デイサービス・ミニデイサービス
→ 介護認定に捉われない昼間の一人暮らし高齢者の方などを中心に「居場所づく
り」と「生きがいづくり」の場として年度内の実施を目指す。
01 松岡デイサービス事業
松岡デイサービスセンターにおける介護保険制度下での通所介護事業。
→
365 日体制。
営業時間拡大。
02 松岡自立支援生活介護事業
松岡デイサービスセンターにおける障害者自立支援制度下での通所介護事業。
→ 365 日体制。
営業時間拡大。
03 永平寺デイサービス事業
永平寺デイサービスセンターにおける介護保険制度下での通所介護事業。
→
年中無休営業に営業日拡大。
営業時間拡大。
04 永平寺自立支援生活介護事業
永平寺デイサービスセンターにおける障害者自立支援制度下での通所介護事業。
→
年中無休営業に営業日拡大。
営業時間拡大。
05 上志比デイサービス事業
上志比デイサービスセンターにおける介護保険制度下での通所介護事業。
→
年中無休営業に営業日拡大。
営業時間拡大。
06 上志比自立支援生活介護事業
上志比デイサービスセンターにおける障害者自立支援制度下での通所介護事業。
→
年中無休営業に営業日拡大。
営業時間拡大。
19 小規模多機能型居宅介護支援事業
○
介護保険事業の小規模多機能型居宅介護事業として、山鹿地区にて開所。認知症高齢
者を中心に、高齢者の方々が要介護状態になっても住み慣れた地域で可能な限り生活が
できるよう支えるため、
「通い」を中心に利用者の状態や希望、家族の実情に応じて「訪
問」や「泊まり」を組み合わせてサービスを提供する多機能施設として実施する。また、
地域行事への参加や区の一員としてのサロン事業などへの協力や地域住民との交流を図
っていく。なお、平成 27 年度は、より地域に根差したサービス展開を図るため、介護保
険適用外の方であっても、いつでもご利用可能な環境を整えていく。サービスの提供に
ついては 365 日 24 時間営業で、通所サービス、ヘルパー派遣の訪問サービス、緊急時等
の宿泊サービスを行う。
・小規模多機能型居宅介護支援事業所(新規)
→来年度(27 年度)の町の公募に向けて、条件に合った空き物件を確保した上で、
申請を行い、町の計画年度内(平成 29 年度)開所を目指す。
20 訪問入浴介護事業
〇
要介護度の重い寝たきり老人宅に、特殊浴槽を持ち込み、入浴サービスを提供する。
01 えいへいじ訪問入浴介護事業
・介護保険制度下での高齢者への訪問介護入浴事業。
02 自立支援訪問入浴介護事業(町受託)
・障害者自立支援制度下での障害者への訪問入浴介護事業。
21 居宅介護支援事業
〇
要介護者の心身の特性を踏まえて、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むこ
とが出来るよう、本人や家族の意思を尊重し、有効にサービスが利用出来るための居宅
サービス計画を作成する。
01 まつおか居宅介護支援事業
02 えいへいじ居宅介護支援事業
03 かみしひ居宅介護支援事業
(1)居宅介護支援事業
(2)介護認定調査(町受託)
(3)介護予防サービス計画作成(地域包括支援センター受託)
22 福祉用具貸与事業
〇
心身の機能が低下し、日常生活を営むのに支障がある要支援・要介護者の方の自立を
支援し、また、家族の介護負担の軽減を図ることを目的として福祉用具を貸出・販売を
行う。27 年度は利用者はじめ町民の利便性を高めるため、介護保険外の貸与・販売の実
施に加え、業務の効率化を考慮しサテライト型のサービス提供を検討する。
さらにショールームや在庫管理により、より収入増を目指した運営をしていく。
01 福祉用具貸与事業
02 福祉用具販売事業
23 介護保険安定化基金運営事業
介護保険事業安定化基金規程に基づき、管理運用する。
・高質の介護保険サービスを安定して提供し続けることを目的とする。
24 高齢者生活支援事業
01 配食サービス事業(町受託)
民生委員、ボランティアの協力により、調理の困難な高齢者宅へ昼食を配達するとともに
安否を確認し、バランスのとれた食生活を維持して、継続的な在宅生活を支援。
・町内全域にて週 3 回配食(月・水・金)
02 介護用品支給事業(町受託)
要支援者・要介護者に対し在宅生活を維持するために必要な介護用品の購入を支援する。
03 寝具洗濯サービス事業(町受託)
独居老人、高齢者のみ世帯、寝たきり老人、痴呆老人等の寝具を丸洗い、消毒、乾燥し
清潔を保持する。
04 外出支援サービス事業(町受託)
75 歳以上の高齢者および要介護・要支援者、身体障害者の 1 級または 2 級の交付を受け
ている単独で通院することが困難な方を移送し、通院に対する援助を行うことにより継続
的な在宅生活の支援を目的として実施。
05 家族介護者教室事業(町受託)
(1)家族介護者教室
・介護方法や介護予防、介護者の健康づくり等について知識・技術を習得させるための教
室を開催。
(2)おしゃべりサロン
・介護者が一堂に会して、日頃の悩みを話し合ったりする場を提供。
(3)家族介護者交流事業
・高齢者を介護している家族に対して、介護から一時的に開放し、宿泊・日帰り旅行など
により介護者相互の交流会に参加するなど心身の元気回復(リフレッシュ)を支援。
25 施設管理運営事業
〇 町からの指定により、会館・センターの管理運営を行う。
地 域 包 括 支 援 事 業(町受託)
〇
高齢者が住み慣れた地域で安心して過ごすことが出来るように、包括的および継続的な
支援を行う「地域包括ケア」を実現することを目的に以下の事業を実施する。
26 地域包括支援センター
01 包括的支援事業
(1)介護予防ケアマネジメント業務
・要介護状態となることを予防するため、介護予防事業その他の適切な事業が
包括的かつ効率的に実施されるよう必要な援助を行う。
(2)総合相談支援業務
・地域の高齢者が住み慣れた地域で安心してその人らしい生活を継続していくこと
が出来るようにするため、必要な支援を把握し、地域における適切なサービス、
関係機関及び制度の利用に繋げる等の支援を行う。
①地域におけるネットワークの構築業務
→地域ケア個別会議:年 12 回開催
→政策に繋げる地域ケア推進会議:年 1 回開催
②実態把握業務
③総合相談業務
(3)権利擁護業務
・高齢者が、地域において尊厳のある生活を維持し、安心して生活を行うことが出来る
よう、専門的・継続的な視点から、高齢者の権利擁護のため必要な支援を行う。
①成年後見制度の活用促進
②老人福祉施設等への措置の支援
③高齢者虐待への対応
④困難事例への対応
⑤消費者被害の防止
⑥認知症高齢者への対応
→認知症に対する理解とケアについての普及啓発
→認知症サポーター養成講座の開催
(4)包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
・地域において関係機関との連携を図るとともに、介護予防ケアマネジメント、
指定介護予防支援及び介護給付におけるケアマネジメントを実現するため介護
支援専門員に対する後方支援を行う。
①包括的・継続的なケア体制の構築
②地域における介護支援専門員のネットワークの活用
③日常的個別指導・相談
④支援困難事例等への指導・助言
⑤資質向上のための介護支援専門員研修会の開催
(5)在宅医療・介護連携推進にかかる業務
・在宅医療・介護の連携強化を図るコーディネーターを配置し、地域の在宅医療・
介護関係者の顔の見える関係づくりやサービス提供体制の充実、地域住民への
在宅ケアの普及啓発等在宅ケア体制整備の支援。
①在宅医療・介護サービスを一体的に調整・紹介。
②医療・介護関係者が一堂に会する「多職種連携研修会」の開催。
③地域住民を対象にした在宅ケアに関する普及啓発活動の実施。
02 一次予防事業
・高齢者が自ら活動に参加できるよう、介護予防に関する活動の普及・啓発や地域
における自発的な介護予防に資する活動の育成・支援を行う。
(1)元気高齢者を対象に運動器具を使用して行う筋力トレーニング
◆ もりもりトレーニング教室(新規参加者)
◆ ぞくぞくトレーニング教室(継続参加者)
(2)65歳以上の高齢者を対象に音楽や運動による健康教室を開催し、生活機能
の維持向上を図る。
◆ こつこつ教室
松岡福祉総合センター
◆ こつこつ教室
ざおう荘
(3)元気高齢者を対象にした、筋力アップに繋がる運動教室を開催し、生活機能
の維持向上を図る。
◆ 筋トレ教室 永平寺保健センター
◆ 筋トレ教室 上志比保健センター
(4)地域の高齢者自ら介護予防に向けた活動のため、おもりを使った筋力
トレーニング教室を開催し、生活機能の維持向上を図る。
◆いきいき百歳体操:6 地区
(5)介護予防普及啓発のための講演会・相談会
(6)介護予防に関する活動の普及・啓発や活動の育成・支援
◆地域サロンへの職員の派遣、作業療法士による評価の実施
03 二次予防事業
・要支援・要介護に陥るリスクの高い高齢者(二次予防事業対象者)に、要介護
状態となることを予防することを通じて、活動的で生きがいのある生活や人生
を送ることができるよう支援する。
◆二次予防事業対象者把握事業
◆通所型介護予防事業
◆訪問型介護予防事業
<元気いきいき教室>:5か所のサロンにて開催。また、松岡、
永平寺、上志比の3地区で認知機能強化を含めた教室を開催。
・松岡地区
「ざおう荘」
・永平寺地区「永平寺老人センター」
・上志比地区「上志比保健センター」
04 介護予防事業
・介護保険における予防給付の対象となる要支援 1.2 の方が介護予防サービス等の適切な
利用が行えるよう心身の状況や置かれている環境を勘案して介護予防サービス計画を作
成し、計画に基づくサービスが提供されるよう関係機関との連絡調整を行う。
27 在宅介護支援センター事業
〇
在宅で介護を必要とする高齢者等とその家族が、身近なところで気軽に相談が出来るよ
うに地域包括支援センターのブランチ(窓口)として、地域包括支援センターが行う業務
に協力・連携して以下の業務を実施する。
①町民からの相談を受付けて集約し、地域包括支援センターにつなぐ。
②地域包括支援センターが行う高齢者の実態調査や初期の相談対応業務を協力・連携して実
施する。
01 松岡在宅介護支援センター事業
02 永平寺在宅介護支援センター事業