平成 27 年度事業計画書

資料 25-5
平成 27 年度事業計画書
（平成 27 年 4 月 1 日～平成 28 年 3 月 31 日）
一般財団法人
日本規格協会
ＩＥＣ活動推進会議
ＩＥＣ活動推進会議平成 27 年度事業計画
当会議は、以下に示す「活動理念」、「重点推進項目」に基づく具体的活動を推進することで、IEC
国際標準化事業への貢献、並びに IEC における我が国のプレゼンスの向上に貢献するものである。
１．IEC 活動推進会議の活動理念
(1) 我が国の IEC 国際標準化事業に対し、積極的に参加、支援することにより、我が国産業界の発
展と、利用者の利便性の向上に貢献する。
(2) IEC 国際標準化事業における我が国の貢献度を向上させるとともに、IEC に対し我が国産業界の
意見を反映させる。
２．重点推進項目
平成 26 年度に引き続き、APC 活動活性化検討会(平成 23 年度)の結果を踏まえ、会員への有益情報の
タイムリーな提供を中心として APC 活動の更なる活性化を図る。
【提案事業】IEC 上層委員会（CB、SMB、CAB、MSB(それらの下部組織を含む)）委員に対する支援、
及び各対応委員会開催、産業界の意見取りまとめ。各国際会議への日本委員派遣支援【国費】。SEG
1 Smart Cities 及び国内委員会の運営継続【国費】。SyC Smart Energy 国内体制の試行運用の推進。IEC
中央事務局と産業界との情報･意見交換会開催。
【支援事業】TC/SC/WG 国際会議の日本開催支援並びに TC/SC(TC100 TA を含む)の国際幹事国業務、
国際議長業務の支援。エキスパートシステム、ミーティングレジストレーションシステム等の運用
管理･利用者支援【国費】。その他、IEC 活動への協力･支援。
【広報・人材事業】APC 表彰制度による IEC 国際標準化活動のモチベーション向上。ホームページ、
セミナー、委員会報告会、IEC 国際標準化注目テーマに関する国際標準化ワークショップの開催等
を通じた情報提供、
広報活動。
IEC ミンスク大会 IEC Young Professionals 2015 WS への派遣人材選考、
ヤンプロジャパン講座の継続による国際標準化人材育成推進。JISC/IEC APSG 人材育成セミナーの
企画並びに開催【国費】。
【情報交換事業】CENELEC 対応委員会開催、JISC-CEN/CENELEC 間 Cooperation Agreement に基づく
協調施策の支援、CEN/CENELEC 総会参加支援【国費】。日中韓情報電子国際標準化フォーラム
(CJK-SITE)への参画を通じた関連情報の収集と日中韓標準化連携の推進。
【APC 会議運営】APC 総会、運営委員会、実行委員会、広報･人材委員会の開催による企画立案と事業
遂行推進。
APSG: アジア太平洋ステアリンググループ(Asia-Pacific Steering Group)
1
CAB:
適合性評価評議会(Conformity Assessment Board)
CB:
評議会(Council Board)
CEN: 欧州標準化委員会(European Committee for Standardization)
CENELEC: 欧州電気標準化委員会(European Committee for Electrotechnical Standardization)
CJK-SITE: 日中韓情報電子国際標準化フォーラム(China/Japan/Korea-Standards Cooperation on IT and Electronics)
MSB:
市場戦略評議会(Market Strategy Board)
SEG: システム評価グループ(Systems Evaluation Group)
SG:
戦略グループ(Strategy Group)
SMB:
標準管理評議会(Standardization Management Board)
SyC:
システムコミッティ(Systems Committee)
2
【事業計画】
1．APC 活動活性化
(1) 戦略的活動に向けた上層対応活動基盤整備としての産業界、行政、日本代表委員との繋がりの充
実
(2) 上記(1)の活動等を通じて得られる有益情報の収集･蓄積と会員へのタイムリーな発信
(3) APC の更なるプレゼンス向上を目的とした APC のアピール機会の拡大
(4) 人材育成プログラムの構築と推進
(5) システム標準化対応への取り組み
2．提案事業（IEC 上層対応・SMB 技術諮問委員会等支援）
(1) 上層活動支援
・ C(総会)、CB、SMB、CAB、MSB 会議に対し、審議文書について検討、及び IEC 上層対応委員
会、SMB 対応委員会、CAB 対応委員会、MSB 対応委員会を開催し、産業界の意見の取りまと
めと日本代表委員の参加を通じて IEC への提案実施【国費】
・ CB 委員、SMB 委員、CAB 委員、MSB 委員等の各上層委員会への派遣支援及びそれに付帯す
る業務管理の実施【国費】
・ IEC ミンスク大会への日本派遣団支援【国費】
・ IEC 上層日本代表委員懇談会の開催
・ TC/SC 国際役員 – SMB 委員連絡会の開催【国費】
・ DMT 委員のサポートと ISO/IEC Supplement 改定への貢献【国費】
・ IEC 中央事務局と産業界との情報・意見交換会の開催
(2) SMB 戦略グループ（SG）、システム評価グループ（SEG）対応
・ SG8 日本代表委員の派遣支援【国費】。
国際会議日本開催に対する費用等の支援。SG8 分科会の運営推進
・ SEG 1 Smart Cities 及び国内委員会の運営【国費】
(3) SMB 技術諮問委員会対応
・技術諮問委員会対応分科会による技術的見解・意見の取りまとめ。
日本代表委員の派遣支援【国費】
(4) 横断的分野・システムの標準化への対応
・ SyC Smart Energy 国内委員会の試行運営推進
・ SyC Smart Cities 設置時における対応準備検討
3．支援事業（国際会議日本開催支援・国際幹事国業務支援）
(1) 日本開催の TC/SC/WG 等の国際会議に対する費用支援
(2) 日本担当の TC/SC 幹事国業務、国際議長業務及び TC100/TA 役員業務（セクレタリ、マネージャ）
に対する費用支援
(3) IEC への専門家登録を行うエキスパートマネジメントシステムや TC 会議参加登録を行うミーテ
ィングレジストレーションシステム関連の運営･管理･利用者支援【国費】
3
4．広報・人材事業（国際標準化情報提供・人材育成）
(1) 表彰制度の継続
・議長表彰制度及び感謝状制度の実施
・ IEC トーマスエジソン賞や経済産業省工業標準化事業表彰等への候補者募集、推薦
(2) 研修、セミナーの企画・開催
・ IEC 国際標準化の注目テーマに関する国際標準化ワークショップ開催
・経済産業省との共催によるヤンプロジャパン講座開催
・ IEC ミンスク大会 IEC Young Professionals 2015 WS への派遣人材選考と派遣支援
・ JISC/IEC APSG 人材育成セミナー(JISC/IEC/APSG Asia-Pacific Human Resource Development
Seminar)の開催【国費】
・ JSA 主催の IEC 国際標準化研修への講師派遣
・その他の講演会、講習会の企画、開催
(3) IEC 活動の報告会開催
・上層委員会報告会開催
・ JISC/CENELEC 情報交換会報告会開催
(4) 広報誌の発行
・「IEC 事業概要 2015 年版」の発行
(5) ホームページの活用
・主な活動トピックに関する APC ニュースの発行
・報告会資料、委員会資料等の掲載
5．情報交換事業（多国間国際標準化協力）
(1) JISC-CEN/CENELEC 情報交換
・ CENELEC 対応委員会開催
・ JISC- CEN/CENELEC 間 Cooperation Agreement に基づく協調施策の支援
(2) CEN/CENELEC 総会
・ CEN/CENELEC 総会への CENELEC 対応委員会委員長の派遣【国費】
(3) 日中韓協力体制の構築支援
・日中韓国際標準化情報電子国際標準化フォーラム(CJK-SITE)国内委員会活動への参加･連携及
び 2015 年 CJK-SITE 総会（青島中国）への参加
6．APC 会議運営
(1) )総会、運営委員会、実行委員会、広報･人材委員会による APC の活動方針検討、ガバナンス遂行。
(2) その他、事業計画に基づく事業遂行
以上
4
参考 1：IEC 活動推進会議の会員一覧（平成 27 年 4 月現在）
（50 音順）
■法人会員一覧（39 社）
ＩＤＥＣ(株)
中国電力(株)
(株)日立製作所
(株)アズビル
中部電力(株)
フクダ電子(株)
アルプス電気(株)
ＴＤＫ(株)
富士通(株)
大崎電気工業(株)
電源開発(株)
富士電機(株)
沖電気工業(株)
東京電力(株)
古河電気工業(株)
オムロン(株)
(株)東芝
本田技研工業(株)
関西電力(株)
東北電力(株)
北陸電力(株)
九州電力(株)
日本光電工業(株)
北海道電力(株)
(株)ケミトックス
日本電気(株)
三菱電機(株)
四国電力(株)
日本電信電話(株)
(株)明電舎
シャープ(株)
パナソニック(株)
(株)安川電機
住友電気工業(株)
東日本旅客鉄道(株)
横河電機(株)
ソニー(株)
日立工機(株)
リオン(株)
(一社)火力原子力発電技術協会
電気事業連合会
(一社)日本電気制御機器工業会
(一社)KEC 関西電子工業振興センター
(一社)電気設備学会
(一社)日本電子回路工業会
基準認証イノベーション技術研究組合
(一社)電子情報技術産業協会
(一財)日本電子部品信頼性センター
合成樹脂製可とう電線管工業会
(一社)電子情報通信学会
(一社)日本電線工業会
(公財)国際超電導産業技術研究センター
(一社)電池工業会
(一社)日本配線システム工業会
(公社)産業安全技術協会
(一社)日本音響学会
(一社)日本バルブ工業会
次世代化学材料評価技術研究組合
(一社)日本火災報知機工業会
(一財)日本品質保証機構
(一社)情報処理学会
(一社)日本画像医療システム工業会
日本プラスチック工業連盟
(一社)情報通信ネットワーク産業協会
(一社)日本機械工業連合会
(公社)日本防犯設備協会
全国金属製電線管附属品工業組合
(一財)日本自動車研究所
(一財)光産業技術振興協会
総務省総合通信基盤局
(一社)日本照明工業会
(一社)ビジネス機械･情報システム産業協会
(公財)鉄道総合技術研究所
(一財)日本船舶技術研究協会
(一財)マイクロマシンセンター
(一財)電気安全環境研究所
(一社)日本電気協会
溶接鋼管協会
(一社)電気学会
(一社)日本電気計測器工業会
電気機能材料工業会
(一社)日本電機工業会
■団体会員一覧（43 団体）
5
参考 2：IEC 活動推進会議の運営組織
IEC 活動推進会議
総会
総会諮問委員会
法人会員 39、団体会員 43
運
営
委
員
会
実行委員会
IEC 活動推進会議事務局
上層対応委員会
I E C
S
M
B
対
応
委
員
会
M
S
B
対
応
委
員
会
C
A
B
対
応
委
員
報
・
人
材
委
員
C
O
S
分
科
会
A
C
E
C
分
科
会
A
C
E
A
分
科
会
A C T A D
分科会
A
分
会
C E N E L E C 対応委員会
広
A
C
E
E
A C S E C
会
SyC Smart Energy 国内委員会
S
G
8
分
科
会
分科会
科
会
SEG 1 Smart Cities 国内委員会
※ SMB：標準管理評議会(Standardization Management Board)
MSB：市場戦略評議会(Market Strategy Board)
CAB：適合性評価評議会(Conformity Assessment Board)
ACOS：安全諮問委員会(Advisory Committee on Safety)
ACEC：電磁両立性諮問委員会(Advisory Committee on Electromagnetic Compatibility)
ACEA：環境諮問委員会(Advisory Committee on Environmental Aspects)
ACEE：エネルギー効率諮問委員会(Advisory Committee on Energy Efficiency)
ACTAD：電力送配諮問委員会(Advisory Committee on Electricity Transmission and Distribution)
ACSEC：情報セキュリティ諮問委員会(Advisory Committee on Security)
SG8：戦略グループ(Strategic Group インダストリ 4.0 – スマートマニュファクチャリング)
SEG：システム評価グループ(Systems Evaluation Group)
SyC：システムコミッティ(Systems Committee)
CENELEC：欧州電気標準化委員会
平成 27 年 4 月現在
6

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