2015年3月期決算説明会 ■決算の概要 ■今後の施策 ■通期の見通し 2015年5月20日 代表取締役社長 小川 達哉 資料取り扱い上の注意 このプレゼンテーション資料で述べられている当社の将来に関する見通しは、 現時点で知りうる情報をもとに作成されたものです。 あくまでも現時点での将来予想であり、リスクや不確定要素を含んでいること から、実際の業績は大きく異なる結果となることがあります。 それらのリスクや不確定要素の主なものは、以下のとおりです。 ・主要市場(日本、アジア等)の経済状況、消費動向 ・エレクトロニクス産業の業界動向・技術トレンド等の変化 ・当社の主要製品市場における需給の急激な変動 ・ドル等外国通貨の対円為替相場の大幅な変動 1 決算の概要 2 決算の概要 2015年3月期 決算のポイント 前年度比で売上高・営業利益・経常利益は 増収となるも、当期純利益は減益となる。 ●車載・産業関連は、好調に推移し、前年度比で売上増。 ●娯楽機器関連は、リユース促進に伴う新規部材減により、 前年度比で売上減。 ●15年3月期は、TI製品の売上99億円(14年3月期実績)を ルネサス製品およびその他製品でカバー。 ●15年3月期は、特損(所有不動産期限前償却)59百万円あり。 ●14年3月期は、TI事業の譲渡益3.4億円および中国の工場買収 に伴う負ののれんの発生益61百万円あり。 3 決算の概要 分野別売上構成 【2015年3月期】 【2014年3月期】 民生 5.3% OA 7.9% 通信 6.3% アミューズメント 21.8% 140,652 車載 24.1% 百万円 産業 34.6% 民生 7.3% OA 6.2% 通信 6.3% アミューズメント 19.8% 145,704 百万円 産業 33.9% 車載 26.5% (注)決算短信のセグメントは電子部品事業、アッセンブリ事業、 その他事業の三種類(後述)。 4 決算の概要 決算概要 前年度比較 (百万円) 2014年3月期 2015年3月期 前期比伸長 前期比増減 業績予想 (5/15発表) 売上高 140,652 145,704 104% 5,052 140,000 売上総利益 11,667 12,007 103% 340 - 販管費 7,591 7,734 102% 143 - 営業利益 4,075 4,272 105% 197 4,000 経常利益 4,088 4,155 102% 67 4,000 当期純利益 2,718 2,474 91% △243 2,300 114円62銭 104円34銭 - △10円28銭 96円96銭 40円00銭 40円00銭 - - 30円00銭 1株当たり 当期純利益 1株当たり 配当金(年間) 5 決算の概要 売上高推移 (百万円) 国内 海外 154,233 160,000 131,228 123,023 140,652 133,489 145,704 120,000 80,000 40,000 0 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 6 決算の概要 四半期毎売上高 前年度比較 14年3月期 (億円) 450 407 400 350 15年3月期 353 375 379 367 358 319 306 300 250 200 150 100 50 0 1Q 2Q 3Q 4Q 7 決算の概要 前年同期比 売上増減要因分析 (億円) その他 1,500 +40 1,457 TI製品 1,450 -99 1,406 1,400 アッセンブリ ルネサス +13 +48 1,350 1,300 1,250 1,200 14/3月 15/3月 8 決算の概要 品種別売上高 前年度比較 【2014年3月期】 【2015年3月期】 電子機器 2.4% 電子機器 3.0% アッセンブリ 16.9% 集積回路 33.8% 140,652 その他 電子部品 20.9% 百万円 半導体素子 回路部品 12.9% 8.7% LCD等 3.7% アッセンブリ 17.2% その他 電子部品 16.5% 集積回路 35.4% 145,704 百万円 LCD等 回路部品 3.4% 11.9% 半導体素子 12.9% 9 決算の概要 売上総利益/売上総利益率/販管費 推移 売上総利益 (百万円) 販管費 売上総利益率 (%) 15,000 12.0 10,431 10,000 7.9 10,837 11,604 11,667 12,007 10.0 9,772 7.9 8.1 8.3 7.5 8.2 8.0 5,000 6.0 0 4.0 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 10 決算の概要 営業利益/営業利益率 推移 営業利益 (百万円) 営業利益率 (%) 5,000 5.0 3,956 4,000 3,000 2,818 2,618 2,103 2,000 2.0 2.6 4,075 4,272 4.0 2.8 2.9 2.1 3.0 2.0 1.7 1,000 1.0 0 0.0 10/3月 11/3月 12/3月 13/3月 14/3月 15/3月 11 (百万円) 決算の概要 営業外損益・特別損益等の主な増減要因(増減分析) 2014年3月期 営業利益 2015年3月期 増減額 4,075 4,272 196 12 △116 △128 経常利益 4,088 4,155 67 特別利益 418 0 △418 340 0 △340 21 80 59 0 59 59 税金等調整前当期純利益 4,485 4,075 △410 法人税等 1,636 1,406 △229 34 16 △17 2,718 2,474 △243 営業外損益 内、事業譲渡益 特別損失 内、減損損失 少数株主損益 当期純利益 12 決算の概要 要約貸借対照表① (百万円) 2014年3月期 資産合計 2015年3月期 増減額 80,086 85,461 5,375 流動資産 73,652 78,076 4,423 内、現金及び預金 15,394 18,984 3,590 受取手形及び売掛金 30,803 28,429 △2,374 たな卸資産 12,664 14,201 1,536 6,520 8,119 1,599 固定資産 6,433 7,385 951 内、投資有価証券 2,866 3,397 530 繰延税金資産 28 32 4 未収入金 13 決算の概要 要約貸借対照表② 2014年3月期 負債合計 流動負債 内、支払手形及び買掛金 短期借入金 固定負債 長期借入金 純資産合計 内、資本金及び資本剰余金 利益剰余金 自己資本比率 2015年3月期 (百万円) 増減額 26,519 27,936 1,417 22,308 22,741 433 16,576 19,467 2,891 1,317 1,544 227 4,211 5,195 983 2,500 3,100 600 53,566 57,524 3,958 19,101 19,101 0 34,393 35,938 1,545 66.3% 66.7% 14 決算の概要 キャッシュ・フロー (百万円) 2014年3月期 2015年3月期 推移額 営業活動によるキャッシュ・フロー △1,075 4,095 5,171 投資活動によるキャッシュ・フロー 1,061 △741 △1,803 財務活動によるキャッシュ・フロー △860 △950 △90 (前年度比) 現金及び現金同等物の期末残高 21,931 25,143 3,212 15 今後の施策 16 今後の施策 今後の施策 1 ビジネス領域 2 ルネサス・エレクトロニクスとのビジネスについて 3 新規仕入先の開拓について 4 海外ビジネスの状況について 5 車載系・産業系ビジネスへの取組みについて 6 娯楽機器ビジネスの現状と見通し 17 1.ビジネス領域 デバイス・ソリューション ★半導体 グローバルサポート ●ルネサスエレクトロニクス㈱ ●ザイリンクス㈱ ●セイコーインスツル㈱ ●日本電気(株) ●海外半導体メーカー ●海外生産移管サポート 香港・上海・深セン シンガポール・タイ マレーシア・北米 スペイン 他 (世界9カ国21拠点) ●IPO事業の展開 ●海外EMS事業の展開 (Synaptics、QuickLogic、EverLight、KEC、Fidelix等) ★電子部品 ●TDK㈱・TDKラムダ㈱ ●日通工エレクトロニクス㈱ ●NECトーキン(株) ●京セラ㈱・京セラディスプレイ㈱ ●日本精機㈱ ●㈱フジクラ/第一電子工業㈱ ●日本モレックス(合) 海外現地法人 デバイス技術サポート ・回路部品 ・・・コンデンサ/水晶/コイル・・ ・表示デバイス・・TFT/タッチパネル・有機EL・・ ・機構部品 ・・・コネクタ/ワイヤ-ハーネス/プリント基板・・・ ・モジュール・・・電源・通信・カメラ・・・ ・放熱、ノイズ、防水、衝撃吸収シートなど ・組込ボード・・アットマークテクノ ★樹脂整形部品・板金加工 お客様 システムモジュール受託 IPO、部品実装 協業ビジネス提案 新光商事(株)、NT販売(株) 受託開発・技術支援 ●ASIC/PLD 受託開発 ●技術者派遣 ●IP開発 ●組込みソフトウェア受託開発(DSP・マイコン) ●アプリケーションソフトウェア受託開発 ●ハード・ソフト・システム開発 新光商事LSIデザインセンター(株) EMSソリューション ●KITTINGサービス ●プリント基板実装・組立 ●受託生産協業パートナー (国内外FAB 海外自社工場) 新光商事(株)、ノバラックスジャパン(株) 今後の施策 2.ルネサスエレクトロニクスとのビジネスについて① 【ルネサスエレクトロニクス売上推移】 国内 (億円) 更に上を目指します 海外 700 575 600 500 421 453 448 12/3月 13/3月 620 400 300 200 100 0 11/3月 14/3月 15/3月 昨年度は車載顧客向けの好調により、売上600億円を達成 19 今後の施策 2.ルネサスエレクトロニクスとのビジネスについて② 【分野別売上 前年度比較】 【14年3月期実績】 OA 9.0% アミューズメント 7.0% 52 通信 8.3% 【15年3月期実績】 40 OA 10.5% 280 48 575億円 155 産業 27.0% 車載 48.7% 通信 10.5% 65 アミューズメント 7.9% 65 48 294 620億円 車載 47.6% 142 産業 23.1% 20 今後の施策 2.ルネサスエレクトロニクスとのビジネスについて③ 【インダストリ4.0】 インターネットを介して工場内外のモノとモノ(IoT)が連携する。 ファクトリー・オートメーションが更に普及した結果、オープンネットワーク対応機器の需要が増加。 ⇒ルネサスエレクトロニクスの「R-IN32」シリーズをはじめ、ソフト受託開発、周辺電子部品 を合わせたトータルソリューション提案を実施。 今後の施策 3.新規仕入先の開拓について① 【 新規取扱い製品群】 Synaptics タッチパネルドライバ ANALOG DEVICES アナログ部品 メモリドライブ 半導体 Quick Logic ASSP 表示デバイス KEC 汎用部品 EVERLIGHT カプラ・LED 拡販推進部署 デバイスソリューション技術部 海外タッチパネル 電源用部品 電子部品 電子部品販売推進部 連携 アルミダイカスト 成形部品 素材製品 接着剤 センサモジュール EMS推進室 コンデンサ 放熱シート 22 今後の施策 3.新規仕入先の開拓について② 【QuickLogic社 超低消費電力センサーハブの拡販】 最大12個のセンサ接続が可能であり、1chipでセンシングが可能。 状態検知やジェスチャーといった各種アルゴリムも合わせて提供が可能。 <ターゲット市場> ・スマートフォン ・ウェアラブル ・健康機器 今後の施策 4.海外ビジネスの状況について① 【海外現地法人 売上推移 消去前】 (億円) 83.15 82.19 94.05 102.92 800 120.17 690 ←US$レート (3月末) 700 556 600 460 500 400 300 247 303 200 100 0 11/3月 12/3月 13/3月 14/3月 15/3月 24 今後の施策 4.海外ビジネスの状況について② 【海外現地法人 地域別 売上推移 消去前】 (単位:億円・%) <’15年度> 11 <’14年度> <’13年度> 北米8% 北米10% 37 54 62 北米10% 68 ASEAN 23% ASEAN13% 460億円 370 152 131 556億円 中国・台湾 中国・台湾 79% 67% 370 欧州2% 690億円 457 ASEAN 22% 中国・台湾 66% 中国・台湾 ASEAN地区 北米 欧州 ◆顧客の生産海外移管加速に伴い、売上は二年間で約1.5倍に。 ASEAN、北米地区における車載顧客向け売上が増加。 ・ASEAN地区:62億⇒131億⇒152億円 ・北米地区:37億⇒54億⇒68億円 25 4.海外ビジネスの状況について③ インド市場攻略状況 チェンナイに続き、プネオフィスを4月に開設、新規ビジネス開拓に 向けて、自動車・二輪顧客を重点的に攻略中 何故、インド攻略なのか? Pune Office Chennai Office (2015年4月始動) (2011年7月~) ・インドの人口は、中国を抜き 17億人まで膨らむと予想。 ・中国市場を抜き最大の市場と なる可能性がある ・自転車や二輪の普及率は高いが、 自動車は低い PUNE ・自動車販売台数は、中国の 1/5程度である ・二輪攻略から自動車攻略へ CHENNAI エンジニア (マーケッター) 1名常駐 エンジニア 1名常駐 今後の施策 5.車載・産業関連ビジネスへの取組みについて① 【車載分野 売上推移】 (億円) 目標:600億円 国内 海外 386 450 400 339 350 300 250 188 198 11/3月 12/3月 219 200 150 100 50 0 13/3月 14/3月 15/3月 27 今後の施策 4.車載・産業関連ビジネスへの取組みについて② “当社開発” 初期開発、そして安全な作業環境を実現 「スタータキット」 新光商事モータソリューション 開発完了 <用途> ・制御アルゴリズム開発 ・新人教育をサポート ・技術習得etc <展示会の実施> 〇展示会参加 4回 ・インド ・顧客A社 ・顧客B社 ・ルネサス 主催プライベート展示会 当社の訴求力を強力にアピール <新規開拓、発掘活動> 〇中国新規顧客 6件 〇国内顧客 2件 5.車載・産業関連ビジネスへの取組みについて④ 【中国向けモータービジネス】 新規顧客 電動工具・車載ファン/ポンプ・生活家電 etc… ~新光パートナー企業群~ 現地Design House(≒システム商社) 1本目の矢:BLDCインバータ開発キット 2本目の矢:Evaluation Board 3本目の矢:リファレンスデザイン ・・・既に攻略中 今後の施策 5.車載・産業関連ビジネスへの取組みについて④ 【産業分野 売上推移】 (億円) 600 500 520 444 434 12/3月 13/3月 486 493 14/3月 15/3月 400 300 200 100 0 ※産業分野に含まれる顧客 工作機械、半導体製造装置、医療機器、スマートメーター等 16/3月 (目標) 30 今後の施策 5.車載・産業関連ビジネスへの取組みについて⑤ 【産業関連ビジネス 取組み内容】 オリジナルBOX型PC/アプライアンスサーバ デジタルサイネージ向け 色調補正LSI デジタルサイネージ向け : 色補正セットトップBOX お客様のニーズに合せたBOX型PC、ラックマウントサーバ等の開発~量産 ・既存のマザーボード使用 ・キャリアボード開発 ・機構/筐体設計 ・各種検査 デジタル・サイネージ上の色調を自動補正するLSIや、 設置場所に応じて輝度やコントラスト比を調整するLSIの開発 PCと液晶モニタにつなぐHDMIケーブルの間に入れるだけで色を忠実に 再現することができる。 船舶CAN リモコン Copyright © 2015 NOVALUX JAPAN CO.,LTD. All rights reserved. 電子ペーパー向けコントロール基板 今後の施策 6.娯楽機器事業の現状と見通し① 【 業界を取り巻く環境】 ・パチンコ/パチスロの合計設置台数は前年よりダウン。 ・パチスロの設置シェアが増加傾向。パチンコの1/2超に。 ・新規店舗の大型化傾向が定着。小型店淘汰により店舗数は減少。 ◆遊技機器メーカーの対応 ・コンテンツクリエイターとしての機能を強化。 ・機材の原価低減に向けた取組みを強化。 ・リユース/リサイクルの更なる加速。 32 今後の施策 6.娯楽機器事業の現状と見通し② 【パチンコ販売台数シェア】 京楽 三共 平和/オリンピア (単位:%) 20.3 32.4 14% 17.0 30% 33.9 ‘13年度 ‘12年度 21.8 10.1 9.6 15.4 14.3 9.8 8.7 6.7 三洋 サミー その他 14% ‘14年 当社予測 13% 13% 16% ※各社決算期に基づき算出 1月~12月で区切った出荷台数とは異なります。 (出典:矢野経済研究所) ※2014年は1月~12月の累計販売台数(当社予測) 33 今後の施策 6.娯楽機器事業の現状と見通し③ 【 今期のポイント】 パチンコ、パチスロ共に第3Qに実施される規則改正施行の 影響を受ける可能性が大。 ◆当社の方針 娯楽機器業界に精通した商社として、お客様の利便性アップ に貢献してまいります。 ・業界標準部品としてお使いいただける商品の企画・開発・販売 ・驚きのある商材を紹介 ・リユース機へのビジネス参画形態の変化に対応 34 2016年3月期の見通し 35 2016年3月期の見通し 通期業績見通し (百万円) 2015年3月期 2016年3月期 前期比 実績 売上高 増減額 見込 145,704 135,000 92% △10,704 営業利益 4,272 3,500 81% △772 経常利益 4,155 3,500 84% △655 当期純利益 2,474 2,000 80% △474 104円34銭 84円32銭 1株当たり 当期純利益 - 20円02銭 36 2016年3月期の見通し 通期業績見通し(四半期別売上高) 15年3月期 (億円) 16年3月期 500 400 352 353 378 358 318 339 367 340 300 200 100 0 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 37 2016年3月期の見通し 株主還元について ●1株当たり配当金 2015年3月期 実績 2016年3月期 予想 第2四半期 15円00銭 20円00銭 期末 25円00銭 20円00銭 年間 40円00銭 40円00銭 ●ROE5%および配当性向50%を目指します。 38 連絡先 新光商事株式会社 取締役 正木 輝 企画室長 小林 直之 Tel: 03-6361-8062 Fax: 03-5437-8481 E-mail: [email protected] [email protected] 住所: 〒141-8540 東京都品川区大崎1-2-2 アートビレッジ大崎セントラルタワー13階 HP: http://www. shinko-sj.co.jp 39
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