﹁目指すべき姿﹂に向けた体質改善販路開拓・拡大株式会社カイセイ代表者所在地従業員数事業内容連絡先企業の現状代表取締役黒岩孝一上田市小泉1302 10名金属切削・研削加工 0268-27-6146 当社は、建設機械、航空機、産業機械等、様々な分野での部品加工を行っている。NC自動旋盤を主にしたミクロンレベルの精密切削加工技術を更に高め、変化に対応できるよう体質改善を進めている。支援の経緯当社は、長年に亘り建機用部品を中心に種々金属の機械加工を行っている。特に球研磨加工では、優れた技術により長い間当社の主力製品を作り出してきたが、主要取引先の海外展開の加速化と現調強化の影響により量産品は海外生産となり、数量減少と価格低下の二重苦と言う大きな環境変化に直面した。これまで主要取引先１社に対する依存度が高く、又、量産品加工が主であった為このような大きな変化への対応に苦慮していた。３代目の現社長は、父親である会長と共に、当社を取り巻く環境を分析し、「出来ない」ではなく「どうしたら出来るか」をモットーに将来に向け多品種少量品への対応力向上、旋削、研磨技術の向上等の取組を積極的に開始した。当社は長年の事業活動の結果、種々業界との繫がりも深く情報量も多い。将来的には協力企業との連携を強化し、機械加工のみならず、熱処理、研磨等の二次加工も一貫して行う事を目指している。一方で、量産品の確保も現時点での経営上の重要課題である為、該当案件の紹介、新市場・新顧客開拓に繋がる案件紹介等の支援活動を積極的に行う事にした。支援内容（連携支援機関を含む）支援の結果・成果当社の強みは、長年培ってきた様々な金属の切削加工マッチングの成果としては、である。油圧部品、航空機部品等様々な分野で精密切削数量、金額は未だ小さなものだ部品加工の実績があり、小ロットから量産品まで、高品が新規顧客からの受注も出来て質で短納期の納入を実現している。いる。当社では、多品種少量品このような強みを活かす事が出来るような案件を継続への対応力強化や、加工能力向的に紹介した。上の為、工場の増築と新規設備又、管内企業からの案件紹介、マッチング商談会へのの導入を進めている。又、人材参加奨励等も行った。育成にも力を入れており、技術１社依存からの脱却及び多品種少量対応力強化を目指力向上の為に各種講習会等へのした新市場・新規顧客開拓の為の支援活動である。参加も奨励している。今後も当社の事業戦略に適う案件の紹介、様々な情報提供等を継続的に行い「目指すべき姿」に繋がる支援活動を進めて行きたい。支援をうけて株式会社カイセイ代表取締役黒岩孝一氏 10 日頃、新規顧客開拓支援で大変お世話になり感謝申し上げます。おかげさまで少しずつ成果が出て参りました。長野県中小企業振興センター様には引き続きご支援頂き、積極的に新顧客開拓を行い、更なる飛躍を目指していきたいと考えております。