第26回 日本公民教育学会全国研究大会(東京大会)のご案内 (第二次案内) 大会テーマ:社会的諸課題に対する「見方や考え方」を育む公民教育 第26回日本公民教育学会全国研究大会を,「社会的諸課題に対する『見方や考え方』を育む公民教 育」を大会テーマに,高千穂大学にて開催いたします。 日本公民教育学会においては,昨年度より科学研究費補助金によるプロジェクト「現代社会の課題 を考察する見方や考え方を身に付けさせる公民教育カリキュラムの再構築」に取り組んでおります。 本プロジェクトでは,「公民教育カリキュラムの再構築」に向け,現代社会の様々な課題を,どのよ うに実践をするか研究を重ねております。例えば「若者の貧困と社会的排除」を現代社会の課題の一 つとして取り上げ,幸福,正義,公正といった基本的な枠組み,対立と合意といった見方や考え方か らどのように捉えることができるかについて,検討しております。 そこで,本研究大会では,社会的諸課題に対する「見方や考え方」を育む公民教育と題し,現代の 社会的諸課題をどのように捉えるべきか,またどのような実践が考えられるのかについて,会員同士 の対話を通じて検討し,公民教育カリキュラムの再構築に向けた議論をしていきたいと考えておりま す。 会員の皆様におかれましては,自由研究発表やラウンドテーブルの場での活発な議論を賜りますよ う,よろしくお願い申し上げます。皆様の本大会へのご参加を,心よりお待ち申し上げております。 2015年5月14日 日本公民教育学会会長 第26回大会実行委員会委員長 西村 鈴木 公孝 隆弘 記 1 期 日 2015(平成27)年6月13日(土) 2 会 場 高千穂大学(西永福キャンパス,東京都杉並区大宮2-19-1) 3 主 催 日本公民教育学会 4 後 援 東京都教育委員会,杉並区教育委員会 5 日 程 9:00 9:30 受 付 ○ 9:00 12:00 自由研究発表 13:15 昼食 理事会 14:15 講演 14:30 ラウンド テーブル 趣旨説明 ・ 休憩 15:40 15:50 17:00 17:15 18:00 課題別ラウンドテーブル ラウンド テーブル ① 受付 1 休 憩 ラウンド テーブル ② 移 動 総会 移 動 懇親会 ○ 9:30~12:00自由研究発表 ○第一分科会(1号館3階1303教室) [発表20分,質疑10分] 司会 猪瀬 武則(日本体育大学) 升野 伸子(筑波大学附属中学校) (1) 9:30~10:00 学習指導要領改訂による公民・経済分野の新出項目の考察 金子 浩一(宮城大学) (2)10:00~10:30 電力市場完全自由化に関する学習指導 -市場における公正な競争を考える- 保立 雅紀(兵庫教育大学連合大学院,東京工業大学附属科学技術高等学校) (3)10:30~11:00 ビジネスゲームにおける協同的活動の認知的意味 福田 正弘(長崎大学) (4)11:00~11:30 社会系教科における「子どもの貧困と社会的排除」に関する授業実践の分析と開発 松井 克行(西九州大学) (5)11:30~12:00 現代社会を主体的に考察する見方や考え方を身に付けさせる授業とその課題 -単元「ルワンダ内戦から人種・民族問題を考える」を事例として- 渥美 利文(東京都立小岩高等学校) ○第二分科会(1号館3階1304教室) [発表20分,質疑10分] 司会 永田 忠道(広島大学) 原 宏史 (東海学園大学) (1) 9:30~10:00 通信事業技術者に対する公民教育の歴史的変遷過程 加藤 敬之(名古屋大学大学院,愛知県立五条高等学校) (2)10:00~10:30 論争問題の授業から18年後の公民的資質 ~ 環境の番人のライフヒストリー ~ 竹澤 伸一(名古屋商科大学) (3)10:30~11:00 高等学校「一般社会」・「時事問題」の廃止と社会科「社会」の成立 太田 正行(慶應義塾大学) (4)11:00~11:30 生活綴方と社会科・公民教育 -3・11震災後,公民教育(史)を問い直すために- 土屋 直人(岩手大学) (5)11:30~12:00 公民教育における哲学教育の可能性 -哲学対話の実践から- 新井 明(上智大学) ○第三分科会(1号館3階1306教室) [発表20分,質疑10分] 司会 蓮見 二郎(九州大学) 三浦 朋子(亜細亜大学) (1) 9:30~10:00 高校「現代社会」の授業で「政策」を考える ~発表する力と記述する力を伸ばすための試み~ 松澤 徹(東京都立国立高等学校) 2 ○ 9:30~12:00自由研究発表 (2)10:00~10:30 ドイツ政治教育における授業記録の分析枠組 的場 正美(東海学園大学) (3)10:30~11:00 生徒の参加を促す教科間連携のあり方 -東北の防潮堤建設問題を例にして- 加納 隆徳(帝京大学) 磯崎 育男(千葉大学) (4)11:00~11:30 政策教育における合意形成の手法について (5)11:30~12:00 社会参画学習における政治的リテラシーの育成 -プロジェクトシチズンの再評価- 峯 ○第四分科会(1号館3階1307教室) [発表20分,質疑10分] 司会 明秀(大阪教育大学) 水山 光春 (京都教育大学) 吉村 功太朗(宮崎大学) (1) 9:30~10:00 市民性育成を目指した歴史教育論分析枠組みの再検討 -民主主義と学問規範を軸とする米国研究者の論を手がかりとして- 鈩 悠介(岡山大学大学院) (2)10:00~10:30 批判的参画学習としての中学校社会科授業構成 -公民的分野小単元「生徒会における募金活動について考える」の開発を通して- 大西 智也(岡山大学大学院) (3)10:30~11:00 「国際理解教育」の推進におけるNPOとの協同指導 -国際「社会生活」から杉総「国際ボランティア」への実践指導- 藤野 明彦(東京都立杉並総合高等学校) (4)11:00~11:30 歴史教育における市民性育成の国際比較 -日中韓の歴史教科書記述の分析をふまえて- 桑原 敏典( 岡 山 大学 ) ○ 金 璐(岡山大学大学院) ○第五分科会(1号館2階1203教室) [発表20分,質疑10分] 司会 井上 奈穂(鳴門教育大学) 磯山 恭子(静岡大学) (1) 9:30~10:00 他者の信念理解に基づく社会問題学習のあり方 -文学的作品を取り入れた小学校社会科単元開発を通して- 夏川 真名(岡山大学大学院) (2)10:00~10:30 NIEを取り入れた小学校社会科カリキュラムの改革 -情報読解力の育成をめざして- 橋本 祥夫(京都文教大学) 3 (3)10:30~11:00 統計の正当性を疑う社会問題学習の提案 -中学校社会科小単元「『少年犯罪凶悪化』は本当か?」を事例として- 岩﨑 圭祐(岡山大学大学院) (4)11:00~11:30 「バリュースケールを用いて価値観変容のメタ認識化をはかる」高等学校公民科授業実践 田中 一裕(新潟県立新潟江南高等学校) ○ 12:00~13:15 昼食 (食堂が営業しております。11ページキャンパス地図を参照ください) 理事会(1号館4階1401教室) ○ 13:15~14:15 講演 哲学対話の可能性 (1号館1階1102教室) -社会と教育を結ぶひとつの実践として- 齋藤 元紀(高千穂大学) ○ 14:15~14:30 課題別ラウンドテーブル趣旨説明・休憩 ○ 14:30~17:00 課題別ラウンドテーブル 本大会では,日本公民教育学会が科学研究費補助金により取り組んでいるプロジェクト「現代社会 の課題を考察する見方や考え方を身に付けさせる公民教育カリキュラムの再構築」の一環として,課 題別グループによるラウンドテーブル(公開研究会)を行います。ラウンドテーブルは,14時30分か ら15時40分までのラウンドテーブル①と,15時50分から17時までのラウンドテーブル②の2部構成と し,各6グループのラウンドテーブルを実施します。ラウンドテーブルでは,「ラウンドテーブル」 (円卓)という言葉のように,参加者が「円卓」を前に自由闊達に意見を述べ合います。課題に関心 を持つ者が一堂に会し,参加者同士の対話を通じて,各課題の研究をより進めることを目指します。 各ラウンドテーブルの具体的内容および進行は,実践結果の分析,研究構想検討,講演,討論など さまざまです。参加者は,ラウンドテーブル中に移動することも可能です。詳細は各グループ概要を ご参照ください。 ○ ラウンドテーブル開催教室およびグループ,スケジュール 時間 ラウンドテーブル① ラウンドテーブル② 教室 (14:30~15:40) (15:50~17:00) 1303 1 若者の貧困と社会的排除 7 グローバリゼーション下の産業と貿易 1304 2 超少子高齢化と社会保障 8 地域紛争と民族的・宗教的多様性 1306 3 東日本大震災からの復興支援 9 持続可能な開発と地球温暖化 1307 4 地方の衰退と町づくり 10 科学技術の発展と生命倫理 1203 5 財政危機と金融政策 11 情報社会とメディアリテラシー 1204 6 限りある資源とエネルギー政策 12 グローバリズム・ナショナリズムとアイゼンティティ 4 ○ 14:40~15:40 ラウンドテーブル① ○グループ1 「若者の貧困と社会的排除」 コーディネーター コメンテーター 太田 齋藤 (1号館3階1303教室) 正行(慶応義塾大学) 元紀(高千穂大学) [概要] ラウンドテーブルでは,本年2月から5月にかけて行われた「倫理」実践を報告する。貧困問題は, 「政治・経済」において主として取り扱われている。では,「正義」「幸福」といった枠組み,見方 や考え方を真正面から取り扱う「倫理」の授業において貧困問題を扱った時,生徒たちはどのように 捉えたのか。コメンテーターも交え,検討する。 [発表] ・豊かさと貧困について考え社会に提案する公民科倫理の実践 -A・センの思想を用いて- 小貫 篤(東京都立雪谷高等学校) ・社会の中の青年期の学習を通じて自己の生き方を考える 富塚 昇(東京都立立川高等学校) ○グループ2 「超少子高齢化と社会保障」 コーディネーター (1号館3階1304教室) 磯山 恭子(静岡大学) [概要] 近年,超少子高齢化の急速な進展を受けて,多様な人々がともに支え合える社会を実現する社会保 障のしくみのあり方を,問い直すことが求められています。このような超少子高齢化と社会保障の現 状を踏まえて,市民的資質の育成を目指す公民教育では,どのような授業が求められるのか,参加者 の皆さんとともに議論を深めます。 [発表] ・超少子高齢化社会におけるシティズンシップの育成の基礎理論 井柳 美紀(静岡大学) 磯山 恭子(静岡大学) ・超少子高齢化社会における社会科授業づくりの方向性 ・社会科における超少子高齢化社会の授業試案 清 侑太郎(静岡大学教育学部附属静岡中学校) ○グループ3 「東日本大震災からの復興支援」 (1号館3階1306教室) 谷口 和也(東北大学) コーディネーター [概要] 東日本大震災から四年が過ぎたものの,被災地において復興は道半ばである。しかしながら,「今 後,10年間以上も」「全国の学校で」東日本大震災からの復興支援を公民教育の一環として学ぶ意味 はどこにあるのか。本ラウンドテーブルは,昨年度の実践の成果を踏まえ,防災教育をテーマとした 新しい授業の提案と教材としての可能性について議論する。 [発表] ・市民性教育としての防災教育 ―防災教育のアクティビティ― 谷口 ・効率と公正から見た復興支援 和也(東北大学) ―防潮堤問題を考える― 後藤 雅彦(新潟市立白根第一中学校) ・今,復興支援を学ぶ意味は何か? 佐藤 幸也(関東学院大学) ・公民教育の教材としての復興支援 金子 5 浩一(宮城大学) ○ ○グループ4 「地方の衰退と町づくり」 (1号館3階1307教室) 桑原 敏典(岡山大学) コーディネーター [概要] 主権者教育に注目が集まり,将来の地域の担い手を育てることが公民教育の重要な課題となった今, 町づくりは,将来の地域社会を担う高校生をはじめとする若者にとって,重要な課題である。本ラウ ンドテーブルでは,若者を中心に取り組んだ町づくりワークショップの成果と,その学校教育への応 用可能性を議論していきたい。 [発表] ・若者が考え,行動する地域づくりワークショップとは? ○グループ5 「財政危機と金融政策」 桑原 井上 渡部 敏典(岡山大学) 奈穂(鳴門教育大学) 竜也(東京学芸大学) (1号館2階1203教室) コーディネーター 栗原 久 (東洋大学) [概要] 「財政危機と金融政策」の問題は,社会の持続可能性,給付と負担にかかわる世代間格差,効率性 などの「見方や考え方」と深く関わる。この問題をどうするかについては,最終的には国民の選択に よる。それだけに,公民教育の中心的なテーマであるといってよい。 生徒が,このテーマについて探究し続ける授業(評価)の事例を報告する。 [発表] ・価値判断力の向上を目指す社会科単元構成 -社会保障制度に関する「効率・公正」の概念に着目して- 田村 徳至(信州大学) ・金融危機における金融政策 保立 雅紀(兵庫教育大学連合大学院,東京工業大学附属科学技術高等学校) ○グループ6 「限りある資源とエネルギー政策」 コーディネーター (1号館2階1204教室) 吉村 功太郎(宮崎大学) [概要] 資源・エネルギー問題は,多様な条件や利害が重なり合っている複合的な問題であり,授業として の取扱いに難しい課題を抱えている。本グループでは,資源・エネルギー問題を捉えて考えていく上 で,どのような点が基本的に社会で求められるのかということを中心的課題に据え,具体的な実践を 開発する中でその内実を探っていきたい。 [発表] ・「政治的リテラシー」を涵養する社会科学習 ~原発の再稼働は誰が決めるのか~ 岡田 泰孝(お茶の水女子大学附属小学校) ・エネルギー政策議論学習の構想 -発送電分離の教材化を手がかりに- 藤瀬 泰司(熊本大学) ・社会技術の視点を取り入れたエネルギー政策学習の構想 吉村 功太郎(宮崎大学) ○ 15:40~15:50 休憩 6 ○ 15:50~17:00 ラウンドテーブル② ○グループ7 「グローバリゼーション下の産業と貿易」 (1号館3階1303教室) コーディネーター 猪瀬 武則(日本体育大学) 総括発表者 宮原 悟(名古屋女子大学) [概要] 本部会は発足当初,従来の内容に制約されることなく,経済・倫理・環境・文化・伝統などの多面 的視点から内容開発することを構想しました。しかし,メンバーの構想はさらに広く,深く,先の枠 組みに収まりそうにありません。そこで,その思いを持ち寄り,audiencesに批判を仰ぎつつ,構想 を深める場にしたいと思います。 [発表] ・貿易の歴史と本質 宮原 悟(名古屋女子大学) ・小学校社会科5学年でのグローバリゼーション下のTPP問題の扱い 秋田 真(弘前大学教育学部附属小学校) ・グローバリゼーションを問いなおす -援助と開発のダブル・バインド- 猪瀬 武則(日本体育大学) ・(グローバル化した)社会空間の変容を捉えさせる社会科産業学習の授業開発 (もしくは英国地理教育(KS3)におけるグローバリゼーションを取り上げた単元分析) 佐藤 克士(共栄大学) ・地域から考えるグローバリゼーション -宇都宮の税関と国際貨物ターミナル- 鈴木 健一(宇都宮共和大学) ・グローバル化の中の企業の国際化 西尾 理(東京都立国分寺高等学校,埼玉学園大学) ・グローバリゼーション経済とフェアトレードの可能性 -フェアトレード運動と持続可能性,そして人権- 三輪 昭子(愛知学泉大学) ○グループ8 「地域紛争と民族的・宗教的多様性」 (1号館3階1304教室) コーディネーター 鴛原 進(愛媛大学) [概要] 現在,民族的・宗教的な多様性を肯定し尊重しようとする風潮がある。他方,民族的・宗教的な対 立や衝突の結果としての地域紛争が多く起こっている。「なぜ,同時に相反する社会現象が地球上に 起こっているのか」という問いと一人ひとりが向き合う公民教育を再構築するために,プログラム分 析,授業実践,カリキュラム開発の視点から迫ってみたい。 [発表] ・紛争解決と多様性に関する授業の原理 -プログラムの分析を通して- 長田 ・紛争と多様性に関する授業開発 健一(就実大学) -アメリカでの実践を通して- 小川 正人(環太平洋大学) ・地域紛争と民族的・宗教的多様性のカリキュラム開発の視点 鴛原 7 進(愛媛大学) ○グループ9 「持続可能な開発と地球温暖化」 コーディネーター コメンテーター (1号館3階1306教室) 橋本 康弘(福井大学) 角田 将士(立命館大学) [概要] グループ9では,テーマ「持続可能な開発と地球温暖化」における価値学習の展開可能性を実践的 に検討することを目標としている。そのために,本ラウンドテーブルでは,諸外国,特にオーストラ リアのカリキュラム編成論を取り上げて,検討することとしたい。また,我々のグループの研究方針 について提案し,その内容を吟味することとしたい。 [講演] ・地球市民の育成をめざすグローバル教育のカリキュラム編成に関する一試論 - オーストラリアのグローバル教育研究を手がかりとして - 木村 裕(滋賀県立大学) [発表] ・グループ「持続可能な開発と地球温暖化」の研究方針について 橋本 康弘(福井大学) ○グループ10「科学技術の発展と生命倫理」 (1号館3階1307教室) コーディネーター 原 宏史 (東海学園大学) 疋田 晴敬(愛知県立中村高等学校) 指定討論者 鎌田 公寿(常葉大学) 加藤 敬之(名古屋大学大学院, 愛知県立五条高等学校) [概要] これまでグループメンバーが行ってきたテーマ(「科学技術の発展と生命倫理」)にかかわる実践 を報告し,改めて今回のプロジェクトで取り上げる「現代社会の課題を考察する見方や考え方」を育 成する視点からどのような授業モデルが考えられるかを提案する。それを踏まえ,今後の研究実践に ついて議論を深める。 [発表] ・高等学校公民科における生命倫理の実践と現代社会の課題を考察する見方考え方 原 宏史(東海学園大学) ・高等学校総合的な学習の時間における「いのち」をテーマとする実践と育む見方考え方 小松 伸之(清和大学) ○グループ11「情報社会とメディアリテラシー」 コーディネーター コメンテーター 中原 永田 服部 河村 (1号館2階1203教室) 朋生(川崎医療短期大学) 忠道(広島大学) 一秀(山梨大学) 新吾(広島市立舟入高等学校) [概要] 情報社会とメディアリテラシーをテーマに検討を進めている本グループでは,これから新たな授業 開発を行っていくにあたり,まずは高等学校の元教員として豊富な実践経験をお持ちの矢吹氏と胤森 氏より,テーマに関連したご自身の授業実践をご紹介いただく。その上で,メンバーとともにフロア も交えて今後の研究の方向性を議論したい。 [発表] 矢吹 香月(岡山県消費者生活センター) 胤森 裕暢(広島経済大学) 8 ○グループ12「グローバリズム・ナショナリズムとアイゼンティティ」 (1号館2階1204教室) コーディネーター 水山 光春(京都教育大学) 橋崎 頼子(奈良教育大学) [概要] 本グループでは,「空間」(グローバル,ナショナルなど)と「特質」(排除と包摂・流動と変容 など)の二軸からなる概念枠組を設定するとともに,「外国人労働者問題」という具体的社会事象を 題材とした教材化を小中高の校種毎に試みる予定。ラウンドテーブルでは,このような研究全体の方 向性が妥当かつ可能かをドラフトのレベルで検討したい。 [発表] ・「グローバリズム・ナショナリズムとアイデンティティ」を問うことで問題とするものは 水山 光春(京都教育大学) 橋崎 頼子(奈良教育大学) ・「グローバリズム・ナショナリズムとアイデンティティ」と外国人労働者問題 (小・中学校における教材化に向けての試案) 橋本 祥夫(京都文教大学) ・「グローバリズム・ナショナリズムとアイデンティティ」と外国人労働者問題 (高等学校における教材化に向けての試案) 品川 勝俊(兵庫県立神戸商業高等学校) ○ 17:15~ 総 会(1号館1階1102教室) ○ 18:00~ 懇親会(セントラルスクエア4階) 6 参加費 大会参加費 :事前納入は2,500円,当日納入は3,000円 懇親会参加費:事前納入は4,500円,当日納入は5,000円 7 今後の日程 発表要旨原稿締切 大会参加(懇親会参加)事前申込締切 大会(懇親会)参加費 事前納入締切 2015年5月22日(金) 2015年5月29日(金) 2015年5月29日(金) 8 自由研究発表について (1)発表時間:原則として,発表20分,質疑応答10分の合計30分です。 (2)発表資料:発表者各自で70部をご用意の上,当日9時20分までに,各会場係員にご提出ください。 (3)発表機器:パソコンはご持参ください。また, 9時30分までに各自で機器の動作確認を行ってくだ さい。プレゼンテーションソフトをご使用の方は,スライドサイズを標準(4:3)で作成 してください。 (4)発表中止:発表を万一取り止める場合は,事前に大会実行委員会までご連絡ください。 なお,発表時間の繰り上げは行わない予定です。 9 発表要旨原稿 (1)提出締切:2015年5月22日(金) (2)書 式:A4用紙1枚以内。書式は,11ページ掲載の全国研究大会ホームページよりダウンロードしてく ださい。ダウンロードできない場合には,事務局までご連絡ください。 (3)送付方法:次の,ア,イ いずれかの方法で,お願い申し上げます。 ア Eメールでの提出 大会実行委員会委員長の鈴木までメール添付にてお送りください。アドレスは,次の通りです。 Eメール:[email protected] (”@ml”の”l”は,数字でなくアルファベット”L”の小文字です。) なお,メールを送る際には件名を「日本公民教育学会発表要旨」と記してください。文書作成のためのソフ 9 トウェアにはWordもしくは一太郎をご使用ください。作業簡略化のため,提出方法にご協力くださいますよう お願いいたします。 イ 郵便での提出 送付していただいた原稿をそのまま印刷いたします。 10 大会(懇親会)参加費事前納入 (1)納 付 先 : ○ゆうちょ銀行から 口座番号 :00190-4-387135 口座名称 :第26回日本公民教育学会大会 (ダイニジュウロクカイニホンコウミンキョウイクガッカイタイカイ) ○他行から 金 融機関 :ゆうちょ銀行 (金融機関番号:9900) 店 番 :019 店 名 :〇一九店(ゼロイチキュウ店) 預金種目 :当座 口座番号 :0387135 口座名義 :第26回日本公民教育学会大会 (ダイニジュウロクカイニホンコウミンキョウイクガッカイタイカイ) (備考) 振込先は,文字数の関係により「全国研究大会」ではなく「大会」になります。ご注意ください。 (2)納付 期限 : 2015年5月29日(金) (3)納入 金額 : 6の大会参加費の欄をご確認ください。 (4)振込手数料 : 各自の負担をお願い申し上げます。 11 大会会場案内 高千穂大学は,京王井の頭線「西永福」が最寄駅となります。西永福キャンパスへのアクセスは,下の案内図 をご覧ください。また,高千穂大学ホームページでもご覧になれます。 学内および近隣には駐車場がございません。お車での来校はお控えください。公共交通機関のご利用をお願い します。大学アクセス ホームページアドレス http://www.takachiho.jp/access.html 《来場方法》 京王井の頭線「西永福」駅北口下車,徒歩10分 ※急行は,西永福駅には停車いたしません。ご注意ください。 ○西永福駅まで (1)JR山手線・新宿駅から京王線「明大前」駅にて,京王井の頭線 にのりかえ「西永福」駅下車。 (2)JR山手線・渋谷駅から京王井の頭線「西永福」駅下車。 (3)JR中央線・吉祥寺駅から京王井の頭線「西永福」駅下車。 ○西永福駅から大学まで 「西永福」駅北口から西永福商店街を抜け,井の頭 通りと方南通りの横断歩道を渡り,右折。方南通りに 沿って大宮八幡神社の方向へ進んだ後,住宅街を抜け ます。 詳しい経路は,右案内図をご参照ください。 10 12 昼食のご案内 大学構内セントラルスクエア3階食堂,近隣の飲食店,コンビニエンスストア等をご利用ください。 弁当等の販売はございません。 13 宿泊のご案内 宿泊等は,京王観光株式会社京王新宿駅営業所にてあっせんを行っております。お問い合わせくだ さい。大学周辺に,宿泊施設はございません。 京王観光株式会社 京王新宿駅営業所 〒160-0023 東京都 新宿区西新宿1-1-4 京王線京王新宿駅西口改札前 TEL:03-3342-7731 Eメール:[email protected] 担 当:平 達矢(ヒラ タツヤ) 営業時間:平日10:30~20:00 土・日・祝10:30~18:30 14 大会ホームページ 大会ホームページアドレスは次の通りです。 http://www.takachiho.ac.jp/koumin2015/ 参加申込書,発表要旨執筆要項,発表要旨のフォーマットをダウンロードしてお使いいただけます。 15 お問い合わせ・大会および懇親会参加・自由研究発表要旨送付先 〒168-8508 東京都杉並区大宮2-19-1 高千穂大学内 第26回日本公民教育学会全国研究大会事務局 電 話:03-3317-4077 (内線:3401) ※ダイヤル後に内線番号の入力が必要です。 F A X:050-3737-5073 Eメール:[email protected] ("@ml"の"l"は,数字でなくアルファベット"L"の小文字です。) 大会ホームページ:http://www.takachiho.ac.jp/koumin2015/ (できる限り,Eメールでの申込み・ご連絡をよろしくお願いいたします。) <<高千穂大学 西永福キャンパス内案内図>> 武道場 7 号館 1 号館 守衛所 体育館 西門 駐 輪 場 自転車 10 号 館 受付・大会会場 セントラル スクエア 通用門 2 号館 食堂(3階) 懇親会会場(4階) 5 号館 4 号館 グラウンド × 工事中 守衛所 幼稚園 正門 西永福駅 正門付近は工事中の建物がございます。入校時,ご注意ください。 11 【大会参加申込書】 送付先 ○ 郵送の場合 〒168-8508 東京都杉並区大宮2-19-1 高千穂大学内 第26回日本公民教育学会全国研究大会事務局 ○ FAXの場合 050-3737-5073 ○ Eメールの場合 メールアドレス [email protected] ("@ml"の"l"は,数字ではなくアルファベット"L"の小文字です。ご注意ください。) 【基本情報】 (フリガナ) 1 お名前: 2 ご所属: 3 ご連絡先( (住所) 自宅 ・ 勤務先 ) ※どちらかに○をつけてください。 〒 (電話番号) (メールアドレス) 該当する□にチェックを記入の上,基本事項の必要事項をご記入ください。 □ 大会への参加のみ □ 大会への参加+懇親会参加 *2015年5月29日(金)必着。 *Eメールにてお申込みの方は,この用紙を添付ファイルにてお送りいただくか,必要事項をメール 本文にご記入ください。申込用紙は,以下の大会ホームページからもダウンロードできます。 http://www.takachiho.ac.jp/koumin2015/ 12
© Copyright 2024 ExpyDoc