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( 神戸市委託研究
神戸市 委託研究事業
委託研究 事業)
事業 )
「市の政策課題解決に向けた大学発政策研究・提案事業
市の政策課題解決に向けた大学発政策研究・提案事業」
大学発政策研究・提案事業」
募 集 要 項
~未来の神戸づくりに向けた政策を創造するため大学発の研究・提案を募集します~
全国有数の大学集積都市である神戸市には短期大学や大学院大学を含めて 25、兵庫県内には 59 も
の大学があり、それぞれの大学が蓄積している知的資源や専門人材等は大きな財産です。
少子超高齢化、グローバル化を迎える中で多様化・複雑化する市政課題を解決するためには、政
策の研究や形成段階において、大学とのよりいっそうの連携強化が求められております。
そこで、神戸市では、下記のとおり未来の神戸づくりに向け、市政が抱える政策課題解決の糸口
とするため大学発の調査研究・提案を平成 26 年度から募集しております。大学の若手研究者の皆さ
んの専門的な知識や新たな視点を活かした提案をお待ちしております。ふるってご応募ください。
1.事業の概要
〇目的
・政策課題解決のために大学が有する研究ストックを含めた豊富かつ高度な専門的知見の活用
・調査、研究に参画した大学の専門人材とのネットワークの構築
・研究発表会や交流会を通じた、大学との情報共有と相互交流の機会の提供
〇内容
少子超高齢化、グローバル化などの社会情勢を踏まえ、市政として対応が必要と考えられる政策
課題や将来の環境変化を踏まえ重要性を増してくる中長期的な政策課題及びその対応策につい
て、県内大学の若手研究者を中心に提案を募集し、採択した提案事業に対して研究を委託して実
施し、成果を神戸市と神戸市民が共有する。
※本事業の運営業務等は神戸市から(公財)神戸都市問題研究所に委託しております。
2 募集期間
募集期間
平成2
平成27年4月17
年4月17日
17日(金)~5
)~5月15日(
15日(金
日(金)午後5
)午後5時(必着)
3 委託調査研究費の額・件数
委託調査研究費の額・件数
研究費の限度額は1件あたり最大50万円
最大50万円、件数は3件程度を予定しています。
最大50万円
(概算払い請求により、予定額の2分の1を着手時に支払うことができます。)
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4 募集する研究テーマ・対象者
(1) 募集する研究テーマ
指定テーマ1
神戸市における人口増減の要因分析と「選ばれる都市」形成への政策提案
(趣 旨)
超高齢化・人口減少社会を迎える中で、持続可能な地域社会づくりのためには生産年齢人口の中核を担う若
年人口層の流出抑止、流入増加が必須であり、統計データの解析等に基づき若年人口層から「選ばれる都市」
となるための要因分析等を行う。
(内容例)
市内各区の特徴的ないくつかの地域を選定し、結婚・育児・マイホーム購入世代である「25 歳~44 歳」を中
心とする若年人口層の動態を分析する。
「最寄駅や子育て支援施設、図書館等の都市福利施設までの距離区分」など各地域の立地特性や地域内での住
宅供給戸数などの変動要因(増加地域及び減少地域)を抽出し、人口動態との相関が高い項目を特定するとと
もに、子育て支援策や教育施策、住宅購入支援策などの政策が若年人口層の動態にどのような影響を与えてい
るのか分析し、若年人口層の流入増加、流出抑止に効果的な政策を立案・検証するための指標づくりを目指す。
指定テーマ2
国際的なベンチマーキング手法による神戸の競争力評価とその強化のための政策提案研究
(趣 旨)
地球規模で都市化が進展し、都市間競争が激化する中で、神戸市においてもグローバル化した流動的な人材や
企業、投資を惹きつける都市づくりが必要である。
(内 容)
居住環境の良さなどを評価し、ランク付けする世界的に権威ある調査結果や神戸市或いは神戸経済圏に類似し
た規模、地理的特性、経済特性などの性質を持ちながら、世界都市として評価を受けているなどの基準に基づ
きベンチマークする都市を選定する。その上で、神戸の国際都市として比較評価指標を抽出、分析し、グロー
バルの中で神戸の都市のポジショニング及び都市としての強み、弱みを明らかにする。
自由テーマ
2025 年を目標年次とする第 5 次神戸市基本計画(神戸づくりの指針)において、未来に向け
た神戸のまちづくりに大きく関わってくる4つの社会潮流(①少子・超高齢化の進行 ②グローバル化する社
会・経済 ③地球温暖化防止への取組み ④地域主権改革の取組みと指定都市の課題)を踏まえ、神戸市が中
長期的に研究や検討を要すると想定される政策課題
(テーマ例)
「商店街の振興」
「地下鉄海岸線の利用促進」等
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(2)対象者
兵庫県内所在大学(短期大学、大学院大学を含む)に所属する若手研究者
(平成 27 年 4 月1日現在で満年齢 50 歳未満の研究者。ただし教授職にあるものは除く。
グループでの応募も可)
※(公財)神戸都市問題研究所と研究者(又は所属する大学)との間で、研究委託契約を締結いただく
ことが条件となります。
5 神戸市等による支援内容
神戸市等による支援内容
・事業実施主体が提案事業遂行に必要な統計データなどの神戸市所有の資料等の提供
・事業実施主体による神戸市関係部署へのヒアリングの調整
6 委託調査研究費
(1)対象期間
平成 28 年 3 月 31 日までに調査研究を完了し、経費の支払いを完了することが必要です。
(2)対象となる経費
旅費、消耗品費、謝金、通信運搬費、印刷費、図書・資料購入費、役務費、賃借料、会場借料
(3)対象外経費
①対象期間以降も他の用途に利用できる汎用性の高い機器等(パソコン、机等の備品)
②調査や打ち合わせの会食費、茶菓子代
③研究に参画する研究者の人件費
④領収書等で支出行為が証明できない経費
⑤その他、当該研究の実施に関連のない経費
7 応募の方法
(1)次の書類を、
(公財)神戸都市問題研究所あてに郵送もしくは持参してください。
① 応募申込書(様式1)
② 研究計画書(様式2) ③ 事業実施計画書(様式3)
④ 申請者(代表者)履歴書(様式なし)
(2)注意事項
①応募の内容は、外部に漏らしませんのでできるだけ詳細にご記入ください。
②提出いただいた書類は返却しませんので、ご了承ください。
③提出期限後の変更、差し替え又は再提出は原則として認めません。
④応募書類は、
(公財)神戸都市問題研究所にてお渡しいたします。
また、神戸都市問題研究所のホームページ(http://www.kiur.or.jp/)からもダウンロードもできます。
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8.選考方法
・神戸市企画調整局公民大学連携推進室に審査会を設置し、書類審査により採用する提案を決定いたしま
す。提案内容について電話等で確認する場合がございますので、その際はご協力ください。
・テーマの審査基準は、〇適合性(神戸市の担当部局において中長期的に研究や検討を要すると想定さ
れる政策課題であるか)
、〇具体性、〇実現可能性 です。
9 今後のスケジュール(予定)
5 月下旬~:応募テーマ等について関係部局との協議を踏まえテーマ審査
6 月上旬:研究テーマ決定(2~3 テーマ程度)
6 月中旬:研究開始
・研究テーマに関する既存の統計データ、資料等の提供・関係部局職員からのヒアリング、協議
・実地視察等への支援 等
11 月頃:神戸市幹部職員に中間報告
平成 28 年 2 月頃 :神戸市幹部職員に最終報告
平成 28 年 3 月
:最終報告書の提出
10 留意事項
・事業終了後、
「実績報告書」を提出していただきます。
・研究成果については神戸市に帰属するものとし、広く公表いたします。
・神戸市幹部職員への報告の日程など詳細については、選考後に別途お知らせいたします。
11 参考
26 年度の
年度の研究テーマ(3テーマ)
研究テーマ(3テーマ)
・商店街活性化のための「地元のお店」の認知度調査
・住み替えスキームの構築による効率的な住居ストックの活用 ~ニュータウンのリノベーション
・熱環境の改善を目指した神戸市の建築・緑地配置に関する計画・デザイン論的研究
お問い合わせ先・申込書送付先
お問い合わせ先・申込書送付先
(公財)神戸都市問題研究所
(公財)神戸都市問題研究所(神戸市からの受託者)
研究所
神戸市中央区浜辺通 5 丁目 14 番 1 号神戸商工貿易センタービル 18 階
電話 078-252-0984
ホームページ
FAX 078-252-0877
担当
http://www.kiur.or.jp/
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石井