1. 3つの領域で地域社会への貢献をめざす「3E`sプロジェクト」

CSR活動ハイライト
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インドが抱える社会課題を見据えて。
3つの領域で地域社会への貢献をめざす
「3E'sプロジェクト」
キヤノンは、インドにおいて深刻な社会課題とされる
「アイケア
(Eye Care)
「
」教育
(Education)
「
」環境
(Environment)
」
に着目し、
これら3つの領域で持続的・長期的な社会貢献をめざす
「3E'sプロジェクト」
を推進しています。
私たちも幅広い社会貢献ができることに気づきました
キヤノンインディア は 、現 地 の N G O「 C A F( C h a r i t i e s A i d
Foundation)India」
と協働し、
オフィス近隣の貧しい村を対象に
「ア
イケア
(眼科医療)
「
」教育」
「 環境」
の側面から、さまざまな支援を行う
キヤノンインディア
コーポレートコミュニ
ケーション部門
Ruma Gautam
「3E'sプロジェクト」
を実施しています。2012年10月にハリヤナ州、
2014年6月にはカルナタカ州の2村を選定し、
この両地域において継
続的な取り組みを始め、今後はほかの地域にも広げていくという長期
的なプランを描いています。
眼科機器を製造する企業の使命として、キヤノンがとくに重視する
「アイケア」
では、視覚障がい者を救済するための眼科医療の充実に努
めています。インドの視覚障がい者は4,500万人にのぼるといわれ、
その最大の原因が白内障です。白内障による視覚障がいの8割は予防
や治療が可能であり、次世代を担う子どもの場合、検診の徹底により4
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Canon Sustainability Report 2015
キヤノンの眼底カメラを使用し、眼科検診をサポート
割近くは疾患の発生を避けられると報告されています。そこで、私たち
は、村内に眼科疾病の検査用機器や検査技師を備えた
「ビジョンセン
ター」
を建設し、治療や検診を提供しています。検診に参加してもらう
ために、移動診療やパンフレットの配布を通して、村民に対しアイケア
の大切さを啓蒙することから始め、2014年には年間100回以上の眼
科検査を実施し、約5,400人が受診するまでに拡大しました。
教育面では、学校内でのインフラ整備や教師の養成、
コンピュータ
ステークホルダーメッセージ
現地社会の子どもたちから
喜びの声が上がっています
私たちは現地のNGO
として 、キ ヤノンイン
ディアの従業員とともに
「3E'sプロジェクト」
に取
り組んでいます。約3年
授業の支援を、環境面ではソーラーパネルの寄贈や植樹活動、古紙リ
間 の 活 動に対し、モデ
サイクル活動なども行っています。
ル地域では感謝の声が
私たちは3E'sプロジェクトに参加することで、
生まれ育った社会に貢
献できるという幸福感と満足感を得るだけではなく、
自分たちが地域社
会に対してもさまざまな形で貢献できることに改めて気づきました。今
広がっています。なかで
CAF India
3E'sプロジェクトリーダー
Sanjoy Sharma様
も子どもたちから喜びの声が聞こえてくるのは、
ともに活動に携わった者としては嬉しい限りで
す。今後も継続的な活動を期待するとともに、ア
後も3つのテーマはもちろん、
インドの社会課題を広い視野で見据え、
イケア、教育、環境にとどまらず、幅広い領域での
次世代のためのよりよい社会づくりに貢献していきたいと思います。
社会貢献を検討いただきたいと思っています。
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