あわじ石の寝屋緑地パンフレット 表面ダウンロード

ね
や
でんせつ
石の寝屋の伝説!
お
さ
し
はか
でんしょう
「男狭磯の墓の伝承」
むかし
いんぎょうてんのう
いわ や
かいてい
あわび
わた
サシバ、ハチクマの渡りを見よう!
てんぼうだい
「見上げる展望台」
お
ね
は
もう
てんぼうだい
サシバ、ハチクマ等の渡りを観察することができます。
入っている白玉(真珠)を、島神(伊弉諾尊)に祀ろうと
尾根から張り出して設けた「見上げる展望台」からは、
昔、允恭天皇が、岩屋の海底にある大きい鮑の貝の中に
しんじゅ
しまがみ
いざなぎのみこと
ちょうりゅう
い わや
まつ
かいてい
はや
など
しました。しかし、岩屋の海は潮流が速いうえ、海底まで
ふか
あ
ま
いき
かいてい
つづ
つ
も深く、多くの海人は息が続かず、海底までたどり着くこ
とく い
お
さ
し
み ごと
よ
かいてい
あわび
つ
男狭磯という男が呼ばれ、見事、海底までたどり着き鮑を
と
かいじょう
お
さ
し
し
あわ
いんぎょうてんのう
わた
かんさつ
と く ちょう
サシバの特徴
ながむら
とができませんでした。そこで、もぐりが得意な長邑の
トビに
くらべて
ぜんたいてき
全体的に
明るい色あい
採ってきましたが、海上に上がるとすぐに死んでしまいま
い わ や
した。その男狭磯を哀れに思った允恭天皇は、岩屋の海が
にしおか
や
こふん
お
さ
はか
し
あわ
じ
しま
よ
い も の
はっけん
いろんな生き物を発見してみよう!
「いきものたんぼ」
し ぜんゆた
ね や りょく ち
さまざま
い も の
自然豊かな、あわじ石の寝屋緑地では、様々な生き物を
はっけん
発見することができます。「いきものたんぼ」には、かつて
たな だ
り よ う
なが
の棚田を利用した田んぼとビオトープがあり、山から流れて
こ
い も の
くる小川の水を引き込んで、生き物のために1年を通して
は
じょうたい
水を張った状態にしています。よく見てみると、いろんな
い も の
生き物に出会えるかもしれません。
翼を広げると
「アカマツ林」 約1m !
ね や りょく ち
トビより小さく
よ
カラスと同じか
少し大きいくらい
わた
そうていず
ねやりょくち
わた
きゅうしゅう
はんしょく
夏は本州~九州で繁殖し、
おきなわ
なんせい し ょ と う
秋には沖縄 ・ 南西諸島で冬
こ
を越す。 カエルやヘビなどを
ほ し ょ く
捕食する。
かんさつきろく
参考:「サシバ、ハチクマ秋の渡り観察記録」
お さ し
海に潜る男狭磯(絵本より)
じ ゅ も く
里山林のいろんな樹木!
「ウバメガシ」「クヌギ」「コナラ」
淡 路 島 の 人 々 が「バ ベ」と 呼 ぶ
かい がん
ウ バ メ ガ シ は、岩 場 や 海 岸 に 多 く
じょうりょく じ ゅ
みられる常緑樹です。このウバメガシ
まき
すみ
や、クヌギ、コナラは、薪や炭などに
り よ う
ね や
利用されていました。あわじ石の寝屋
りょく ち
緑地には、ウバメガシがトンネルの
しげ
ように茂った「ウバメガシのトンネル」
が見られます。
つばさ
やく
はか
り っ ぱ
見える西岡山の上に、立派な墓をつくりました。このため、
ね
地元の人は、石の寝屋古墳を男狭磯の墓とも呼んでいます。
あわじ石の寝屋緑地には、アカマツ
のこ
が多く残っています。かつては、もっと
ア カ マ ツ が 多 く 見 ら れ、マ ツ タ ケ も
と
てん ぼ う だ い
のぼ
採れたそうです。「空中展望台」に登る
と、アカマツがよく見えます。
渡りのルート想定図
ひょうごけんりつ
【サシバ (Butastur indicus)】
ぞく
タ カ 目 タカ 科 サ シバ 属 ほんしゅう
さんこう
もぐ
絵本
しゅってん あわじ しりつ いしや
出典:淡路市立石屋小学校
ひょうごけんりつかぶとやま
(兵庫県立甲山森林公園、1999 年)
きんき
近畿地方におけるサシバ、ハチクマの
わた
そうていず
渡りルート想定図
ビオトープ
田んぼ
しょか
[ 初夏のイメージ ]
監修:兵庫県立大学大学院 緑環境景観マネジメント研究科 /
兵庫県立淡路景観園芸学校 澤田 佳宏
「クスノキ」「タケ」「クリ」
かつて、人里に近いこの山に
は、クスノキ、タケ、クリなど
げ ん り ょう
う
しょうのう
が植えられ、樟脳の原料や、タ
ちくざい
み
ケノコ、竹材、クリの実などを
と
むかし
採 っ て い ま し た。昔 の 山 道 で
えん ろ
あ っ た 園 路 を 歩 い て い る と、
「クスノキ林」や「竹とクリの林」
が見られます。
制作協力:兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科 /
兵庫県立淡路景観園芸学校 〒656-1726 兵庫県淡路市野島常盤 954-2
HP: http://www.awaji.ac.jp/
キャンパスは兵庫県立あわじ花さじきの
近くにあります。
園内のアルファガーデンやカフェテリア
「風の詩(うた)
」は一般公開しておりま
すので、ご自由にご見学下さい。
しょうのう
樟脳 :
ね
えだ すいじょうきじょうりゅう
クスノキの根や枝を水蒸気蒸留
え
むしょくとうめい けっしょう
い ふく
して得る無色透明の結晶。 衣服
ぼうちゅうざい
の防虫剤として用いられる。
◆駐車場無料
(駐車台数:一般 40 台、身障者 2 台、大型 3 台)
明石海峡公園
(公財)兵庫県園芸・公園協会
あわじ石の寝屋緑地管理事務所
(兵庫県立淡路島公園内)
HP の
QR コード
〒656-2301
28
28
兵庫県淡路市楠本 2425 番 2 号
淡路島国営
淡路島国営
28
TEL: 0799-72−5401 明石海峡公園
明石海峡公園
FAX: 0799-72−5402
淡路島国営
H P: http://www.hyogo-park.or.jp/ishinoneya/
もつくられていました。
兵庫県立あわじ花さじき
兵庫県立あわじ石の寝屋緑地広域図
兵庫県立
淡路景観園芸学校
淡路ハイウェイ
オアシス
兵庫県立
淡路島公園
中心とした森だったようです。
国営明石海峡公園
その頃の山の尾根などは、アカマツを
淡路IC
ころ
5km
ね や
ね や
神戸西JCT
0
500m
0
500m
こ ふん
こ ふん
石 の 寝 屋 古 墳 群 は、海 を 生 業 と し て
こ ふん ぐん
なりわい
石の寝屋古墳群がつくられた時代
せい き
(6世紀後半)
洲
本
↓
0
28
28
お ね
多く見られる種類の古墳です。
神戸淡路鳴門自動車道
しゅ るい
いたと考えられる集団がつくった古墳に
明石海峡大橋
しゅうだん
路
道 線
速 戸
高 神
神 北
田ノ代交差点
第
阪 二神
明
路
道
永井谷JCT 道
布施畑JCT 速 線
高 戸
神
垂水JCT 阪 神
伊川谷JCT
兵庫県立
名谷JCT
石の寝屋緑地
N
淡路IC
淡路インター前
31
31
淡路松帆交差点
兵庫県立
淡路松帆
あわじ石の寝屋緑地周辺図
じ だい
28
淡路IC
淡路インター前交差点
岩屋フェリー前
岩屋フェリー前
31
岩屋事務所前交差点
こ ふん ぐん
じ だい
あわじ石の寝屋緑地のこれまで
ね や りょく
絵島
淡路
ジェノバライン
岩屋港
淡路
ジェノバライン
絵島
絵島
ち
N
さあ、淡路島の北のはしっこ、明石海峡を間近に望む
N
この里山で、昨日まで知らなかった何かを発見しよう!
き の う
はっ けん
あわ じ しま
りょく 出口から約 5 分
(無料駐車場有)
●高速バスの場合
31
JR・神姫バス
岩屋総合 【淡路 IC】到着後
案内所
岩屋
岩屋総合 徒歩約 30 分
事務所
案内所 ●船の場合
淡路ジェノバライン
【岩屋】到着後
徒歩約 40 分
あ か し かい きょう
ま ぢか
のぞ
が、今に言い伝えられています。
ち
つた
あり、岩屋の海に真珠を採りに潜った海人の男狭磯の伝説
いわ や
しんじゅ
と
もぐ
あ ま
お
さ
でん せつ
し
また、海人のお墓だといわれる「石の寝屋古墳群」が
はか
あ ま
こ ふん ぐん
ね や
里山」そのものです。
が自然と深くかかわりあいながら暮らしてきた「淡路島の
ね や
し ぜん
ふか
く
あわ じ しま
など、様々な環境がここに集まっています。これらは、人々
さま ざま
かんきょう
あつ
ウバメガシやコナラの林、小さなため池、泥深い田んぼ
どろ ふか
31
31
明
↑
まき
淡路IC
淡路インター前
ちょうぼう
石
明 明
↑ ↑
と
かん さつ
利用交通機関
道の駅
道の駅 ●自家用車の場合
あわじ
あわじ
道の駅 神戸淡路鳴門
あわじ 自動車道【淡路 IC】
海
峡
み
人 々 が 木 を 切 っ て 薪 に し た り、
じ だい
もの
淡路島の里山を残し、四季折々の
石 大石
橋
道
海 海
車
車道
動
動
自
自
峡
峡
海
海
門
門
鳴
鳴
路
路
淡
淡
道
戸
車
神
動
峡大峡大神
自
峡
海
門
鳴
路
淡
戸
神戸
橋 橋
に、クリや竹、クスノキなどが植 え
う
ウバメガシやクヌギ、コナラの森
クリを植えて実を採っていました。
う
路
県立淡路島公園
問い合わせ先
られてい まし た 。 谷 で は 、 たんぼ
淡路島公園
有料駐車場
淡路島公園
157
157
有料駐車場
157
淡路島公園
有料駐車場
ハイウェイ
淡路ハイウェイ
オアシス
オアシス
ハイウェイ
オアシス
兵庫県立淡路島公園
県立淡路島公園
里山の時代
しょう わ
ごろ
(昭和 30 年頃まで)
無料
兵庫県立
駐車場
無料
あわじ石の寝屋緑地
駐車場
楽しめる場所になりました。
ば しょ
生 き 物 の 観 察、す ば ら し い 眺 望 を
い
自然を楽しみながら、ハイキングや
し ぜん
石の寝屋緑地
無料駐車場
石の寝屋緑地
遊びや学びの森の時代
げんざい
157
(現在)
あわ じ しま
のこ
し き おりおり
157
あそ
けるフィールドです。
ここは、自然と歴史と文化のおもしろさをみんなで見つ
し ぜん
れき し
ぶん か
開園されました。
かいえん
ひょう ご
けん
端にあり、明石海峡大橋周辺の自然豊かな緑を守るために
りつ
はし
し ぜん ゆ た
あ か し かいきょうお お は し しゅうへん
みどり
まも
あわじ石の寝屋緑地は、明石海峡を望む淡路島の北の
淡路松帆
アクセス
ね
や りょく ち
あ か し かいきょう
のぞ
きた
あわ じ しま