第15回 日本抗加齢医学会総会 5 / 31(日) 15th Scientific Meeting of the Japanese Society of Anti-Aging Medicine (JAAM2015) 12:10∼13:10 第1会場 ランチョンセミナー16 福岡国際会議場 3階メインホール ビタミンDの臨床応用 ∼糖尿病、アレルギーから自己免疫疾患まで∼ 従来の治療法で対応が困難な慢性疾患では、対症療法が治療の 座長:塩谷 信幸 先生 中心になる。個体差を重視した機能性医学では、ライフスタイルの改 日本抗加齢医学会顧問 アンチエイジングネットワーク理事長 北里大学名誉教授 善とともに食事の変更およびサプリメントやメディカルフーズを用い た栄養アプローチを重視している。 特に糖尿病やアレルギー、自己免疫疾患などは対症療法が治療の 演者:溝口 徹 先生 中心となっているが、栄養アプローチ特にビタミンDの至適量の投与 医療法人回生會 新宿溝口クリニック 院長 MSS主任講師 によって、状態の劇的な改善が望める疾患である。ビタミンDは、核 内に受容体を持つスーパーファミリーとして、遺伝子の発現を制御し、 多くの作用を有する。その作用の中に、免疫力の向上、耐糖能異常の 改善といった働きがある。 腸管には500∼1000種類、約100兆個といわれる腸内細菌が存 在し、腸管粘膜では宿主にとって排除すべきものと許容するべきもの を選択し、腸管免疫を形成している。腸管免疫はヒトの免疫における 中心であり、その破綻が炎症性腸疾患、自己免疫疾患、各種アレルギ ー疾患などの原因となることが知られている。また過敏性腸症候群な ど自律神経系における腸と脳のクロストークだけでなく、最近では自 閉症における腸内環境のトラブルと脳機能の関係などが注目され、腸 神奈川県出身。1990年福島県立 医大卒業。横浜市立大学付属病 院、国立循環器センター勤務を経 て、神奈川県藤沢市に溝口クリニック(現:辻堂クリニ ック)を開設。ペインを中心に、広く内科系疾患の診療 にも従事。 2000年から一般診療に分子整合栄養医学的アプロ ーチを応用し始め、治療が困難な疾患に対する栄養 療法を実践し、多くの改善症例を持つ。 2003年には、日本初の栄養療法専門クリニック 「新宿溝口クリニック」を開設。毎日の診療ととも に、患者や医師向けの講演活動を行っている。 脳相関としての概念が構築されてきた。 ビタミンDの 体内での作用は、カルシウムのホメオスターシス 維持や骨量 維持がよく知られているが、それだけではない。血中 25-(OH)D3 を正しく評価すると、腸管における免疫への作用を意図 新宿溝口クリニック ホームページ http://www.shinjuku-clinic.jp/ オーソモレキュラー.jp http://www.orthomolecular.jp/ して投与することが可能である。本ランチョンセミナーでは、実際の 症例における各種検査結果を提示し、それらの検査結果に基づく治 本学会の共催セミナーは 整理券制です。 整理券配布所にて整理券 をご入手ください。 療経過を提示する。実際の臨床において治療に苦慮する疾患に対す る機能性医学的なアプローチは、これからの医療に大きな可能性を 提供するものと思われる。 第15回 日本抗加齢医学会総会 ホームページ http://15jaam.jp/ ランチョンセミナー [配布場所]福岡国際会議場 1階 ロビー 整理券について [配布時間]8:00∼11:30 ※整理券は、セミナー5分後より無効となります。 ※お申込みには、参加証(ネームカード)が必要です。 共催:株式会社MSS(TEL. 03-5366-0208) 定期開催 栄養療法をご検討中のすべての医師の方へお勧めします 5時間半で学ぶ栄養療法のエッセンス 医師限定 M.D.コース 血液検査データから栄養素の代謝状況を導き出す− オーソモレキュラー 栄養療法( ) 分子整合栄養医学 の登竜門と言われる講座です 各ベーシックセミナーの詳細・お申込みはこちら 4時間で学ぶ栄養療法のエッセンス すべての科で可能な 栄養アプローチ(オーソモレキュラー療法) のスタートアップ 医師限定 M.D.コース 7/ 12(日)13 : 00 ~17 : 00 http://www.mssco.jp/seminar/ AP品川(予定)
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