〒135-8585 東京都江東区潮見 2-10-10 日本カトリック会館 Tel: 03-5632-4439 Fax: 03-5632-4464 E-mail: [email protected] URL: www.caritas.jp 緊急ネパール大地震 No.4 カリタスジャパンは救援募金を呼びかけています！カリタスは移住労働者世帯に支援を届けましたカトマンズの北に位置するラスワ郡の辺境にあるラハレパウワ村は、先日の地震で54人が亡くなりました。ほとんどの村民が全てを失い、主な家財道具さえも持ち出せず、彼らの目の前で家は一瞬にして崩れ去りました。少なくとも95戸の家屋が損壊しました。この村に住む数百世帯のうち3分の1は、中東やマレーシアで出稼ぎしている移住労働者です。村では雇用機会がなく、ネパールでは毎月3万5千人から4万人が海外での就労を余儀なくされています（家族のうち少なくとも一人が外国で働いている世帯の割合は 56％）。ゴマ・バッタさん（24歳）は今回の震災で、4歳の娘、家畜と家を失いました。夫は、3カ月前にマレーシアに出稼ぎに行ったばかりでしたが、雇用の中途解約にかかる約10万円を支払えないため、一時帰宅することができませんでした。「どうしたらいいのでしょう。もう一人子どもがいるのに。調理器具すらもない。夫が一緒にいてくれれば・・・。とても心細いです」と彼女は途方に暮れています。ラハレパウワ村での物資配布の様子ネパールの村落地域は通常でさえたどり着くのが困難ですが、今般、車両の増加や瓦礫などが状況をさらに複雑化しています。人口の80％が村落地域に住むネパール。緊急シェルター支援、および今後長期にわたる復興支援を全国的に展開していくためには、強力な協調関係と息の長い関わりが必要です。「2週間以上も外で生活しています。もう何も考えられません。今日は生きているけれど明日のことは分からない。でも、カリタスが来てくれたことは小さな希望でした」とゴマ・バッタさんは言いました。カリタスジャパンは救援募金を呼びかけています！ ■ 郵便振替番号：00170-5-95979 ■加入者名：カリタスジャパン ※ 通信欄に「ネパール地震」とご明記ください。 ※ 「ゆうちょダイレクト」インターネットサービスでの募金の際は「ご依頼人番号」欄にネパール募金のコード番号「6271」をご入力ください。 ※ ニュースレターの献金者名簿にお名前の掲載を希望されない方は「匿名希望」とお書き下さい。 2015.5.14 国際カリタスニュース 2015.5.11 より