～春の花を探しに行こう！～ Groot-Bijgaarden城ブリュッセル・フロラリアと題して、この時期のみ14ヘクタールもの城の庭園を一般公開しています。球根花の専門家の指導のもと、城の職員により100万個あまりの球根が植えられ、園内所狭しと美しい花を咲かせ、色の祭典を繰り広げます。 400種類にのぼるチューリップの開花時期は、早い・通常・遅いと分けられており、公開期間中いずれの時期に出かけても素晴らしい花を観賞できます。温室内では、毎週金曜日に1万本の花が様々なテーマで生けられて、温室を華やかに飾ります。金曜日には、その作業を見学できます。また、バラ、アジサイ、ユリのブーケも彩りを添えてくれます。チューリップの花で作られた迷路もあります。出口では、チューリップ、蘭などの球根の販売があります。 Kasteel van Groot-Bijgaarden www.floralia-brussels.be/en Isidoor Van Beverenstraat 5 1702 Groot-Bijgaarden 4月3日(金)～5月3日(日)10～18h 入場料：大人€12 65歳以上・学生・身障者€10 6-14歳€5、6歳未満無料期間中通し券€17 園内にカフェテリアあり(軽食可) ラーケン王宮温室　ハルの森 1873年、レオポルド2世がアールヌーボーの巨匠ヴィクトール・オルタの師であるアルフォンス・バラに依頼し、20年かけて王宮庭園に建設した、ガラスと鉄骨で造られた温室です。この広い温室内で、貴重な品種の植物やエキゾチックな植物を鑑賞できます。ブリュッセルの南約20kmのところにあるHal/Halleの森は、その大部分がブラバン・フランダース州にあり、一部がブラバン・ワロン州に位置します。このハルの森に咲くブルーベル(野生のヒヤシンス)は、森を覆い、まるで紫色の絨毯を敷き詰めたようになります。毎年この時期に一般公開され、王宮の一角に足を踏み入れることができます。レオポルド 2世時代に植えられた植物が現在も生育しており、珍しい品種の植物も多岐にわたり栽培されています。中でも見事なカメリアのコレクションは一見の価値があります。開園時間は、曜日により異なり、夜に見学できる日程もあります。公開による収益は、温室と植物の維持に充てられます。毎年4月から5月にかけて、ベルギーをはじめ、日本からもハルの森のブルーベルを見に多くの人が訪れます(ニュースやブログなどで開花時期の確認要)。 Château de Laeken / Kasteel van Laken Avenue du Parc Royal, 1020 Laeken 一度は訪れてみたいハルの森。ブルーベルの後は、スズランの花が満開になり、森は真っ白な絨毯となって、違った雰囲気を演出してくれます。歩きやすい散歩道が整っており、ウォーキングスポットとしてもお勧めです。乗馬専用道もあり、週末には、乗馬を楽しむ人も見かけます。 4月17日20～22h 18・19日9h30～16h、20～22h 21・22・23日9h30～16h 24日13～16h、20～22h 25・26日9h30～16h、20～22h 28日9h30～16h(身障者用の日) 29日9h30～16h 30日13～16h、20～22h 5月1・2・3日9h30～16h、20～22h 5・6・7日9h30～16h 8日13～16h、20～22h、月休入場料：€2.50、18歳未満無料 © Olivier Polet 3 森の入り口は数カ所にあり、どこから入っても紫の絨毯のような、趣きのある花たちが、森を一段と幻想的なものにしています。雨上がりの霧のかかった森林は、さらに魅惑の世界です。行き方は、プチポワの過去記事をご覧ください。 w w w. p e t i t s - p o i s . b e / a r c h i v e 3 / a r ticles/2011/04/3.html