カタログダウンロード(PDFファイル)

モノリス 核酸精製・抽出キット MonoFas®シリーズ
<2015年5月改訂>
モノリス 核酸精製・抽出キット
MonoFas
®
シリーズ
フラグメントDNAの精製
プラスミドDNAの抽出
ゲノムDNAの抽出
Based on monolithic technology, Merck KGaA, Darmstadt, Germany
INDEX
シリカモノリスによって実現した次世代のDNA抽出
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
フラグメントDNAの精製 ~ゲル中のDNA抽出、PCR産物の精製~
MonoFas DNA精製キットⅠ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
プラスミドDNAの抽出
MonoFas プラスミド抽出キットⅢ
MonoFas BAC抽出キットⅤ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
ゲノムDNAの抽出
MonoFas 培養細胞ゲノムDNA抽出キットⅥ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
MonoFas バクテリアゲノムDNA抽出キットⅦ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
MonoFas レジオネラ属菌ゲノムDNA抽出キット
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
MonoFas 口腔粘膜細胞ゲノムDNA抽出キットⅧ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
MonoFas マウス・ラットテイルゲノムDNA抽出キットⅨ
MonoFas 糞便DNA抽出キットⅩ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MonoFas 加工食品DNA抽出キットⅪ
MonoFas 植物DNA抽出キットⅫ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
14
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16
サンプルガイド
ターゲット
PCR産物
MonoFas DNA 精製キットⅠ
アガロースゲル
所要時間
他社製品所要時間
4分
15 分
9分
20 分
大腸菌(プラスミド)
MonoFas プラスミド 抽出キット Ⅲ
10 分
25 分
BAC(Bacterial Artificial Chromosome)
MonoFas BAC 抽出キット Ⅴ
10 分
30 分
培養細胞
MonoFas 培養細胞ゲノム DNA 抽出キット Ⅵ
グラム陽性菌
バクテリア
グラム陰性菌
レジオネラ属菌
2
キット名
MonoFas バクテリアゲノム DNA 抽出キット Ⅶ
MonoFas レジオネラ属菌ゲノム DNA 抽出キット
15 分
60 分
38 分
60 分
30 分
60 分
ー
ー
口腔粘膜細胞
MonoFas 口腔粘膜細胞ゲノム DNA 抽出キット Ⅷ
20 分
60 分
マウス細胞
MonoFas マウス・ラットテイルゲノムDNA 抽出キット Ⅸ
30 分
~180 分
糞便 (腸内バクテリア、腸内上皮細胞)
MonoFas 糞便 DNA 抽出キット Ⅹ
10 分
50 分
加工食品
MonoFas 加工食品 DNA 抽出キット Ⅺ
15 分
60 分
植物葉
MonoFas 植物 DNA 抽出キット Ⅻ
10 分
60 分
シリカモノリスによって実現した次世代のDNA抽出
シリカモノリスは、ケイ酸エチルから合成された均一な連続孔をもつ一体型のシリカゲルです。粒子とは異なりディスク状に成形
されています。シリカモノリスは貫通孔となるスルーポアと、骨格表面にある微細な孔のメソポアを持つため、大きな通液空間に
より低圧で使用でき、大きな表面積のために高い精製度が得られます。次世代の分離媒体として注目されています。
MonoFasシリーズはシリカモノリスの特長を活かした高性能なDNA精製、抽出キットです。
メソポア
スルーポア
MonoFas® シリーズ 5つのコンセプト
①高純度
②高負荷量
シリカモノリス
分離能→高
シリカモノリスは表面積が大きいため、DNAの保持力が高くなります。また、
キットの構成を最適化しているため、溶出液中の高純度DNAは、エタノー
ル沈殿などの後処理を必要とせず、そのままシーケンスや形質転換などに
用いることができます。
③微量溶出
液抵抗→低
堅い骨格
→加圧によって
変形しない
粒子充填
シリカモノリスは、粒子を止めるためのフリットを用いていないため、液残り
が生じにくく、通液性に優れています。そのため、微量溶出が可能で、高純
度で高濃度なDNAサンプルを得ることができます。
④高い再現性
フィルター
に液残り
粒子の漏れ
高い品質管理のもとシリカモノリスを製造しているため、スルーポアとメソポ
アが制御され、再現性良くDNAを回収できます。
スポンジフィルター
⑤高速処理
シリカモノリスは通液性と液切れが非常に良く、従来の他社製品と比べて、
圧倒的に操作工程が少なく、処理時間の短縮を実感できます。洗浄工程
の際に、「空遠心」や「溶出Buffer負荷後の静置時間」も不要です。
フィルター
に液残り
3
フラグメント DNA 精製
MonoFas®DNA 精製キットⅠ
操作方法
①PCR産物
②アガロースゲルから抽出
Buffer A
吸着
10,000 rpm、30 sec
洗浄
Buffer B 500 µL
10,000 rpm、30 sec
特長
 PCR産物やアガロースゲル中も単一のキットで抽出可能
溶出
Buffer C 10~50 µL
 微量溶出による濃縮精製
10,000 rpm、1 min
 幅広いサイズのDNA精製に対応
 高いプライマー除去効率
フラグメントDNA
 迅速処理で高純度精製
【製品仕様】
【価格表】
項目
PCR産物からの精製
ゲルからの抽出
入数・容量
Cat.No.
価格
操作時間
4分
9分
50 回分
5010-21500
12,000
最大DNA結合量
10 µg
10 µg
最大ゲル処理量
-
1g
最小溶出量
10 µL
10 µL
DNA回収範囲
35 bp~35 kbp
35 bp~35 kbp
Buffer B
60 mL
5010-21507
2,000
>80 %
(100 bp~5 kbp)
>50 %
(5 kbp~35 kbp)
Buffer C
10 mL
5010-21508
2,000
回収率
>85 %
(100 bp~5 kbp)
>60 %
(5 kbp~35 kbp)
MonoFasⅠ Spin Column
100 本
5010-21541
19,000
プライマー除去率
95 %
-
MonoFas
DNA精製キットⅠ
100 回分
5010-21501
23,000
250 回分
5010-21502
44,000
50 mL
5010-21506
3,000
Buffer A
196 bp のフラグメントDNA精製による再現性
クロマトグラムによるDNA精製比較
M
1
2
3
4
5
6
dNTPs
primer
Fragment DNA
(400 bp)
196 bp
0
1
2
3
4
5
6
Time(min)
7
8
9
①PCR産物精製前 ②MonoFas精製後 ③他社製品精製後
イオン交換クロマトグラフィーによって、プライマーの除去効率や
フラグメントDNA残存率を比較した結果、他社製品に比べて、よ
り良い純度が得られました。
4
10
M:pHY Marker
1~6:MonoFas
マイクロサイズで制御されたシリカモノリスを高い品質管理のもとで
製造しているため、再現性良くDNAを回収できます。
MonoFas®DNA 精製キットⅠ
溶出量の違いによる電気泳動、および分光光度計による回収率の比較
MonoFas
C
1
2
3
4
5
B社製品
6
7
8
C社製品
D社製品
9 10 11 12 13 14 15
回収率(%)
M
A社製品
15 50 100
15 50 100 15 50 100 15 50 100 15 50 100
溶出量(µL)
M:DNA Marker
溶出量(µL)
C:Control (6000 bp)
核酸の保持能力が強いため、100 bp以下または、10 kbp以上のフラグメントDNAでも簡単な遠心処理のみで精製できます。
対応可能なサイズは35 bp~35 kbpです。
120
M
1
2
3
M
1
2
3
M
1
2
3
M
1
2
3
100
35 bp
500 bp
10 kbp
回収率(%)
80
35 kbp
60
40
20
M :pHY Marker
1 :PCR産物精製前
2 :MonoFas精製後
3 :他社製品精製後
MonoFas
他社製品
0
35
80 100 500 1 k 5 k 10 k 20 k 30 k
DNA断片の大きさ(bp)
MonoFas DNA精製キットⅠは、卓上遠心分離機で操作可能です。回転数・回転時間による回収率の変化は見られません。
●フラグメントDNA:35 bp
使用可能な
簡易型卓上遠心機
定常回転数
6,200 rpm以上
(±20 %)(固定設定)
一定遠心加速度
2,000×g以上
(19,600 m/s2)
M
1
2
3
4
●フラグメントDNA:35 kbp
5
M
1
2
3
4
5
フラグメントサイズが35 bpでも35 kbpでも遠心分離機で精製可能です。
洗浄工程では1分間の遠心が必要です。
5
プラスミド DNA 精製
MonoFas® プラスミド抽出キットⅢ
操作方法
大腸菌培養液1~3 mL
13,000 rpm、1 min
Buffer A3 250 µL*
Buffer B3 250 µL
Buffer C3 300 µL
13,000 rpm、5 min
溶解
*: Buffer A3 に事前にRNase Aを混入
吸着
13,000 rpm、1 min
洗浄
Buffer D3 600 µL
特長
13,000 rpm、1 min
 プラスミドDNAの損傷なし
溶出
 後処理なしで次のアプリケーションに適応可能
Buffer E3 50~200 µL
(シーケンス、ライゲーション、ライブラリスクリーニング、PCR、
13,000 rpm、1 min
制限酵素処理、形質転換)
プラスミドDNA
 安定した回収率
【製品仕様】
【価格表】
項目
仕様
操作時間
培養液処理量
10 分
高コピープラスミド
入数・容量
Cat.No.
価格
50 回分
5010-21503
11,000
100 回分
5010-21504
21,000
44,000
MonoFas
プラスミド抽出キットⅢ
[冷蔵]
1~3 mL
低コピープラスミド
1~5 mL
250 回分
5010-21505
高コピープラスミド
15 µg/mL culture
Buffer A3
50 mL
5010-21515
2,000
低コピープラスミド
5 µg/mL culture
Buffer B3
50 mL
5010-21516
2,000
推奨溶出量
50~200 µL
Buffer C3
50 mL
5010-21517
2,500
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~1.9
Buffer D3
50 mL
5010-21518
2,000
Buffer E3
10 mL
5010-21519
2,000
RNase A [冷蔵]
500 µL
5010-21520
4,000
収量
注)[冷蔵]は、冷蔵輸送品ですので、冷蔵送料¥1,000が別途必要となります。
冷蔵輸送品のため、返品・交換はご遠慮ください。
大腸菌(DH5α株)1.5 mLから2.6 kbpプラスミドDNA抽出
M
1
2
3
4
5
6
7
大腸菌(JM109株)中の2.6 kbp低コピープラスミド抽出に
おける再現性
M
8
1
2
3
4
5
6
7
8
9
2.6 kbp
5.0 kbp
2.5 kbp
M:DNA Marker
1~4:MonoFas
5、6:A社製品
7、8:B社製品
MonoFas プラスミド抽出キットⅢはシリカモノリスを用いているため、
プラスミドDNAにニックなどが入らず、高純度に抽出できます。
6
M:pHY Marker
1~9:MonoFas プラスミドDNA
(2.6 kbp低コピープラスミド)
シリカモノリスの品質管理により、スルーポアのサイズが一定で
あるため、再現性良く抽出が行えます。
MonoFas® プラスミド抽出キットⅢ
高コピープラスミドDNAの制限酵素処理
M
1
2
3
4
5
6
4870 bp
pUC 119/ARL 1
M :pHY Marker
1~3: pUC 119/ARL 1 プラスミド(3714 bp)
4~6: 高コピープラスミドを制限酵素消化処理
pUC 119(3162 bp)
2016 bp
ARL 1(552 bp)
ARL 1遺伝子を導入したプラスミドDNAを大腸菌(DH5α株)
からMonoFasを用いて抽出。
レーン1~3抽出後のプラスミドを、制限酵素EcoRⅠ-HindⅢ
にて消化し、目的遺伝子( ARL 1 ;552 bp)を確認しました。
低コピープラスミドDNAの制限酵素処理
MonoFasと他社製品で抽出したプラスミドDNAを用いて制限酵素で2時間処理した消化物です。
M
1
2
3
4
5
6
7
8
M
M :pHY Marker
1、5 : A社製品
2、6 : B社製品
3、7 : C社製品
4、8 : MonoFas
1~4:プラスミドDNA
(2.6 kbp)
5~8:プラスミドDNA
(3.6 kbp)
1~8:ApaLⅠ処理
4870 bp
2016 bp
1360 bp
1~4検出バンド:1246 bp、943 bp、497 bp
5~8検出バンド:2617 bp、1246 bp、498 bp
35 kb
5 kb
1
2
3
4
M:pHY Marker
1: A社製品
2: B社製品
3: C社製品
4: MonoFas
1~4:プラスミドDNA
(5271 bp)
1~4:ApaLⅠ処理
1~4検出バンド:2617 bp、2246 bp、408 bp
MonoFasキットにより抽出したDNAサンプルは、抽出液中にナトリウムを含まないため、エタノール沈殿などの後処理をしなくてもシーケンスな
どの実験に用いることが可能です。
Sample:DNA to make it amplify from human genome by suing Takara PCR kit.
Sequence data analyzed with ABI Prism 3730 xl Genetic Analyzer
7
BAC(Bacterial Artificial Chromosome)、コスミド DNA 抽出
MonoFas® BAC 抽出キットⅤ
特長
操作方法
 わずか10分で簡単に抽出精製可能
大腸菌培養液1~8 mL
エタノール沈殿、フェノール/ クロロホルム抽出不要。タンパク質分解
10,000 rpm、1 min
Buffer A5 250 µL*
Buffer B5 250 µL
Buffer C5 300 µL
15,000 rpm、5 min
溶解
酵素不要、界面活性剤有機溶媒、毒性のある試薬は含みません。
 高純度で回収ロスが少ない
高純度:O.D.260/280=1.7~1.9 O.D.260/230=1.8~2.2
回収溶液はナトリウムフリー。
*: Buffer A5 に事前にRNase Aを混入
吸着
 微量サンプル処理能力が高い
5,000 rpm、1 min
微量サンプルからも抽出可能です。
洗浄
 DNAの結合能力が高い
Buffer D5 500 µL
大腸菌培養液8 mLの試料から5 µgまでのBACやコスミドDNAを
10,000 rpm、1 min
抽出できます。
溶出
 あらゆる用途が可能
Buffer E5 50~200 µL
通常のプラスミドと同様に宿主の染色体と分離して抽出できるため、
10,000 rpm、1 min
クローン解析などにそのまま使用できます。
BAC、コスミドDNA
【製品仕様】
項目
仕様
操作時間
10 分
低コピー数BACの回収量
5 µg
大腸菌培養液
1~8 mL
【価格表】
培養(時間、O.D.)
12~14時間、O.D.=2.0~2.5
推奨溶出量
50~200 µL
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~1.9
M
1
2
3
4
5
100 kbp
MonoFas
BAC抽出キットⅤ [冷蔵]
使用回数
Cat.No.
価格
50 回分
5010-21840
29,000
100 回分
5010-21841
49,000
250 回分
5010-21842
99,500
注)[冷蔵]は、冷蔵輸送品ですので、冷蔵送料¥1,000が別途必要となります。
冷蔵輸送品のため、返品・交換はご遠慮ください。
レーン
使用キット
抽出サンプル
大きさ
コピー数
培養液処理量
溶出量
収量
M
pHY Marker
-
-
-
-
-
-
1
MonoFas
BAC
約100 kbp
20/cell
3 mL
100 µL
42 ng/µL
2
MonoFas
BAC
約100 kbp
20/cell
3 mL
50 µL
59 ng/µL
3
A社製品
BAC
約100 kbp
20/cell
200 mL
200 µL
140 ng/µL
4
MonoFas
コスミド
約100 kbp
1/cell
3 mL
100 µL
40 ng/µL
5
MonoFas
コスミド
約100 kbp
1/cell
3 mL
50 µL
79 ng/µL
MonoFas BAC抽出キットⅤの収量は、A社製品より多いことがわかります。(100 kbp、コピー数20/cell)
M
1
2
3
4
M
MonoFasを用いて、培養液 8 mL
からBACとコスミドを抽出しました。
M :pHY Marker
1~2:コスミド
3~4:BAC
溶出量:100 µL
8
1
2
3
4
MonoFasで抽出したBAC、コスミドDNA
は、環状であることが確認できます。
(Plasmid Safe 処理)
M :pHY Marker
1~2:抽出コスミド
Plasmid Safe:酵素
3~4:抽出BAC
Plasmid Safe:酵素
培養細胞ゲノム DNA 抽出
MonoFas® 培養細胞ゲノム DNA 抽出キットⅥ
特長
操作方法
 わずか15分で簡単に抽出可能
培養細胞 ~1×107
エタノール沈殿、フェノール/ クロロホルム抽出不要。分解用RNase、
Buffer A6 600 µL
Proteinase K 20 µL
70 ℃ 10分間
イソプロパノール 200 µL
溶解
分解酵素不要。有機溶媒、毒性のある試薬は含みません。
 高純度で回収ロスが少ない
高純度: O.D.260/280=1.7~2.3 O.D.260/230=1.7~2.2
回収溶液はナトリウムフリー。
吸着
不純物が少ないため、そのまま高効率PCR増幅ができます。
15,000 rpm、1 min
 微量サンプル処理能力が高い
洗浄
培養細胞107までの場合、溶出量:20~200 µL、
Buffer B6 500 µL
カラム容量:1000 µLを処理できます。
15,000 rpm、1 min
 DNAの結合能力が高い
溶出
50 µgまでのDNAを抽出可能。ゲノムDNAの断裂がおこりにくい
Buffer C6 20~200 µL
です。
15,000 rpm、1 min
 あらゆる用途が可能
リアルタイムPCR、PCR増幅、制限酵素処理、ウイルス・細菌・真菌
ゲノムDNA
分析、癌関連研究、ヒト遺伝学試験、法医学試験など。
【価格表】
項目
仕様
操作時間
15 分
最大DNA結合量
50 µg
推奨処理量
~107
推奨溶出量
20~200 µL
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~2.3
DNA純度(O.D.260/230)
1.7~2.2
250
200
150
100
50
MonoFas培養細胞ゲノム
DNA抽出キットⅥ
MonoFas培養細胞ゲノム
DNA抽出キットⅥ
(Proteinase K付)[冷蔵]
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
0.5
0
O.D.
A 社製品
B 社製品
C 社製品
2
3
4
5
6
Cat.No.
価格
25 回分
7820-11100
11,000
250 回分
7820-11101
75,000
25 回分
7820-11102
18,000
250 回分
7820-11103
98,000
M
7
M
:pHY Marker
1~7 :溶出液
4870 bp
4870 bp
溶出量:200 µL
100 µL
1×107という多量の培養細胞からも
MonoFasでは、10 µL溶出が可能です。
O.D.=1.7~2.3で、高純度なDNAを抽出
できます。
D 社製品
ヒト培養細胞HEK293からのDNA抽出
M 1
50 µL
10 µL
100 µL
50 µL
10 µL
100 µL
50 µL
10 µL
100 µL
50 µL
10 µL
100 µL
50 µL
0
MonoFas
使用回数
注)[冷蔵]は、冷蔵輸送品ですので、冷蔵送料¥1,000が別途必要となります。
冷蔵輸送品のため、返品・交換はご遠慮ください。
回収量
10 µL
回収量(μg/mL)
【製品仕様】
176 bp
1
2
3
4
5
6
左記で抽出したゲノムDNAを
用いて、ヒト成長ホルモン遺伝
子配列(176 bp)をPCR増幅
しました。
M
:pHY Marker
1~6 :PCR増幅
10 µLロード
5 µLロード
9
グラム陽性菌・グラム陰性菌ゲノム DNA 抽出
MonoFas® バクテリアゲノム DNA 抽出キットⅦ
特長
【製品仕様】
 1つのキットでグラム陽性菌&陰性菌に対応
項目
グラム陰性菌
操作時間
38 分
30 分
最大DNA結合量
50 µg
50 µg
1つのキットでグラム陽性菌38分、グラム陰性菌は30分
と短時間でゲノムDNAを抽出精製可能です。
グラム陽性菌
バクテリア増殖O.D.
0.4~0.5
0.6~0.7
処理量
~600 µL
~250 µL
エタノール沈殿、フェノール/ クロロホルム抽出不要。分
推奨溶出量
20~100 µL
20~100 µL
解用RNase、分解酵素不要。有機溶媒、毒性のある試
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~2.3
1.7~2.3
 簡単に抽出可能
薬は含みません。
 高純度で回収ロスが少ない
高純度: O.D.260/280=1.7~2.3
【価格表】
回収溶液はナトリウムフリー。
不純物が少ないため、そのまま高効率PCR増幅ができ
MonoFasバクテリアゲノム
DNA抽出キットⅦ
ます。
 微量サンプル処理能力が高い
MonoFasバクテリアゲノム
DNA抽出キットⅦ
(酵素付) [冷蔵]
溶出量:20~100 µL、カラム容量:1000 µLで処理でき
ます。
MonoFasバクテリアゲノム
DNA抽出キットⅦ
(Proteinase K 付) [冷蔵]
 DNAの結合能力が高い
使用回数
Cat.No.
価格
25 回分
7820-11110
19,000
250 回分
7820-11111
75,000
25 回分
7820-11112
29,000
250 回分
7820-11113
138,000
25 回分
7820-11114
25,000
250 回分
7820-11115
102,000
50 µgまでのDNAを抽出可能。ゲノムDNAの断裂がおこ
注1)酵素付のキットにはRNase A、Proteinase Kが付属しています。
りにくいです。
注2)[冷蔵]は、冷蔵輸送品ですので、冷蔵送料¥1,000が別途必要となります。
冷蔵輸送品のため、返品・交換はご遠慮ください。
グラム陰性菌200 µL
A社製品
M
1
2
3
グラム陽性菌600 µL
MonoFas
4
5
6
A社製品
7
8
9
10
11
MonoFas
12
13
14
15
16
グラム陰性菌の抽出
LB液体培地で培養した大腸菌(DH5α株)より、
MonoFas:Proteinase Kで処理、RNase A処理なし
(グラム陰性菌プロトコール)
A社製品 :Proteinase KとRNase Aで処理
グラム陽性菌の抽出
LB液体培地で培養した納豆菌(Bacillus natto株)より、
MonoFas:Proteinase KとRNase Aで処理
(グラム陽性菌プロトコール)
A社製品 :Proteinase KとRNase Aで処理
A社製品
M
1
2
3
A社製品のBuffer
+MonoFasカラム
MonoFas
4
5
6
7
8
9
10 11
12
E.Coli 5 µLから各社のプロトコールに沿って精製しました。
A社製品と比較すると回収量では大きな差は見られませんでした。しかし、
A社製品は、断片化DNAが確認されたのに対し、MonoFasでは確認され
ず、A社製品より分子サイズが大きいDNAを抽出できたことがわかります。
M
:Marker
1~4 :A社製品 (Proteinase K処理あり)
5~8 :MonoFas (Proteinase K処理なし)
9~12 :A社製品のBuffer +MonoFasカラム (Proteinase K処理あり)
溶出量:50 µL
10
ロード: 10 µL
MonoFas® バクテリアゲノム抽出キットⅦ
操作方法【グラム陽性菌】
操作方法【グラム陰性菌】
グラム陽性菌培養液 ~600 µL
溶解
グラム陰性菌培養液 ~250 µL
15,000 rpm、2 min
Buffer AP7 200 µL
RNase A 10 µL、40 ℃ 15 min
Proteinase K 10 µL、60 ℃ 10 min
Buffer B7 200 µL、 75 ℃ 5 min
100 % エタノール 200 µL
溶解
吸着
15,000 rpm、2 min
Buffer A7 200 µL
Proteinase K 10 µL、60 ℃ 10 min
Buffer B7 200 µL、 75 ℃ 5 min
100 % エタノール 200 µL
吸着
10,000 rpm、1 min
洗浄1
10,000 rpm、1 min
洗浄1
Buffer C7 300 µL
Buffer C7 300 µL
10,000 rpm、1 min
洗浄2
溶出
10,000 rpm、1 min
洗浄2
溶出
Buffer D7 300 µL
Buffer D7 300 µL
13,000 rpm、1 min
溶出
13,000 rpm、1 min
Buffer E7 ~100 µL
溶出
Buffer E7 ~100 µL
13,000 rpm、1 min
13,000 rpm、1 min
ゲノムDNA
【グラム陽性菌】
ゲノムDNA
A社製品
M 1
2
3 4
【グラム陰性菌】
MonoFas
5
6
7
8
9 10
M
:pHY Marker
1~5 :A社製品
6~10 :MonoFas
2
3
MonoFas
4
5
6 7
8
9 10
A社製品
M 1 2 3 4
5
MonoFas
6 7 8 9 10
M
:pHY社Marker
1~5 :A製品
6~10 :MonoFas
溶出量:100 µL
10 µLロード
溶出量:100 µL
10 µLロード
【グラム陽性菌】
A社製品
M 1
M
:pHY Marker
1~5 :A社製品
6~10 :MonoFas
A社製品
M 1
2
3
4
【グラム陰性菌】
MonoFas
5
6 7
8 9 10
200 bp
PCR産物5 µLロード
M
:pHY Marker
1~5 :A社製品
6~10 :MonoFas
200 bp
PCR産物5 µLロード
MonoFas® レジオネラ属菌ゲノム DNA 抽出キット
【価格表】
レジオネラ属菌の検査法は、JIS 0350-50-10 : 2006に記載の
培養法が実施されていますが、平成21年3月に財団法人ビル管
理教育センターより発行された「第3版 レジオネラ症防止指針」に、
培養法を補助する検査法として遺伝子検査法の詳細が記載され
ました。
MonoFas レジオネラ属菌ゲノムDNA抽出キットは、本指針記載
のレジオネラ属菌ゲノム抽出法に対応した製品となっており、検
査時間の短縮・迅速化が可能です。
MonoFasレジオネラ属菌
ゲノムDNA抽出キット
[冷蔵] [毒]
MonoFas Column for
Legionella genome
入数
Cat.No.
価格
50 回分
5010-21555
38,000
100 回分
5010-21556
70,000
250 回分
5010-21557
160,000
100 本
5010-21550
30,000
注1)[冷蔵]は、冷蔵輸送品ですので、冷蔵送料¥1,000が別途必要となります。
冷蔵輸送品のため、返品・交換はご遠慮ください。
注2)[毒]は、医薬用外毒物です。
11
口腔粘膜細胞ゲノム DNA 抽出
MonoFas® 口腔粘膜細胞ゲノム DNA 抽出キットⅧ
操作方法
1 mL滅菌水チューブに口腔粘膜採集
15,000 rpm、2 min
Buffer A8 180 µL
Proteinase K 20 µL、70 ℃ 10 min
Buffer B8 200 µL
イソプロパノール 200 µL
溶解
吸着
15,000 rpm、1 min
洗浄
特長
Buffer C8 300 µL
15,000 rpm、1 min
 口腔粘膜採集からから抽出までわずか20分
 高純度で回収ロスが少ない
溶出
Buffer D8 ~100 µL
高純度:O.D.=1.7~2.3
15,000 rpm、1 min
回収溶液はナトリウムフリー。
 微量サンプル処理能力が高い
ゲノムDNA
溶出量:10~200 µL、容量:1000 µLまでのアプライが可能。
【製品仕様】
【価格表】
項目
仕様
操作時間
20 分
最大DNA結合量
50 µg
推奨溶出量
10~200 µL
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~2.3
MonoFas口腔粘膜細胞
ゲノムDNA抽出キットⅧ
MonoFas口腔粘膜細胞
ゲノムDNA抽出キットⅧ
(Proteinase K 付)[冷蔵]
使用回数
Cat.No.
価格
25 回分
7820-11120
15,000
250 回分
7820-11121
75,000
25 回分
7820-11122
20,000
250 回分
7820-11123
98,000
注)[冷蔵]は、冷蔵輸送品ですので、冷蔵送料¥1,000が別途必要となります。
冷蔵輸送品のため、返品・交換はご遠慮ください。
MonoFas
A社製品
Proteinase K処理
必要
必要
操作時間
20 分
~50 分
最大DNA結合量
50 µg
15~30 µg
溶出量
10~200 µL
50~200 µL
カラム容量
1,000 µL
800 µL
DNA回収量
32 µg/mL(n=5)
30 µg/mL(n=5)
純度(O.D.260/280)
1.7~2.3
1.5~1.9
M
2
3
4
M :pHY Marker
1~4 :MonoFas
4870 bp
溶出量:100 µL
10 µLロード
M
4870 bp
196 bp
12
1
1
2
3
4
5
6
M :pHY Marker
1~6 :PCR産物
5 µLロード
マウス・ラットテイルゲノム DNA 抽出
MonoFas® マウス・ラットテイルゲノム DNA 抽出キットⅨ
操作方法
特長
 溶解から抽出まで30分
テイル ~20 mg (細かく切断)
Buffer A9 400 µL
Proteinase K 20 µL
ボルテックス混和
65 ℃ 20 min インキュベート
Buffer B9 400 µL
ボルテックス混和
15,000 rpm、2 min
上清 500 µL+イソプロパノール 500 µL
溶解混合液をMonoFasカラムに移す。
エタノール沈殿、フェノール/ クロロホルム抽出不要。
有機溶媒、毒性のある試薬は含みません。
溶解
 高純度で回収ロスが少ない
高純度:O.D.260/280=1.7~2.1
回収溶液はナトリウムフリー。
吸着
 微量サンプル処理能力が高い
15,000 rpm、1 min
溶出量:10~200 µL、容量:1000 µLまでのアプライが可能。
(最大20 mgの組織を処理)
洗浄1
Buffer C9 500 µL
 DNAの結合能力が高い
15,000 rpm、1 min
50 µgまでDNAを抽出可能です。ゲノムDNAの断片化が起こり
洗浄2
溶出
にくいです。
Buffer D9 500 µL
15,000 rpm、1 min
 あらゆる用途が可能
PCR増幅、SNP解析、制限酵素消化、ウイルス・細菌・真菌分析、
Buffer E9 10~200 µL
溶出
トランスジェニック、癌関連研究、ヒト遺伝学試験、法医学試験など
15,000 rpm、1 min
ゲノムDNA
(抽出DNAは-20 ℃で保存可能)
【価格表】
【製品仕様】
項目
仕様
操作時間
30 分
最大DNA結合量
50 µg
推奨処理量
~20 mg
カラム容量
1000 µL
溶出量
10~200 µL
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~2.1
MonoFas を用いて、テイル組織からゲノムDNAを抽出精製し、
Buffer E9 200 µLで溶出しました。
M
1
2
3
4
5
6
7
8
MonoFasマウス・ラットテイル
ゲノムDNA抽出キットⅨ
MonoFasマウス・ラットテイル
ゲノムDNA抽出キットⅨ
(Proteinase K 付)[冷蔵]
使用回数
Cat.No.
価格
25 回分
7820-11130
17,000
250 回分
7820-11131
75,000
25 回分
7820-11132
22,000
250 回分
7820-11133
102,000
注)[冷蔵]は、冷蔵輸送品ですので、冷蔵送料¥1,000が別途必要となります。
冷蔵輸送品のため、返品・交換はご遠慮ください。
左記で抽出精製したゲノムDNAを用いて内在性遺伝子配列(190 bp)
をPCR増幅しました。
M
1
2
3
4
5
6
4870 bp
190 bp
M
:pHY Marker
1,3,5,7 :マウステイル
2,4,6,8 :ラットテイル
10 µLロード
M :pHY Marker
1~3 :マウステイル PCR反応液
4~6 :ラットテイル PCR反応液
5 µLロード
13
糞便中(腸内バクテリア、腸内上皮細胞) DNA 抽出
MonoFas® 糞便 DNA 抽出キットⅩ
特長
操作方法
 糞便からわずか10分でDNAを簡単に抽出
糞便1 g、遠心チューブに採取
滅菌水20 mL添加、激しく混合
室温で30~60分静置(懸濁液)
エタノール沈殿、フェノール/ クロロホルム抽出不要。有機溶媒、
毒性のある試薬は含みませんので、DNAの断片化が起こりにく
懸濁液 1 mL
く、作業者や環境に対して悪影響を及ぼしません。
 高純度で回収ロスが少ない
溶解
高純度: O.D.260/280=1.7~2.1
15,000 rpm、2 min、上清廃棄
Buffer A10 300 µL 激しく混合
Buffer B10 300 µL 攪拌
回収溶液はナトリウムフリー。
15,000 rpm、1 min
 わずか10 µLで濃縮溶出が可能
不純物が少ないため、PCR増幅に影響するRNase Aなど酵素類
上清
500 µL
Buffer C10 500 µL 攪拌
スピンカラムにアプライ
を使用せずに抽出可能で、抽出DNAをそのままリアルタイムPCR
法等の増幅反応に使用できます。
吸着
 微量サンプル処理能力が高い
13,000 rpm、1 min
様々な感染糞便試料に用いることができ、幅広い溶出量(10~
洗浄
200 µL)のため、サンプル量に合わせた溶出ができます。
Buffer D10 500 µL
 ビーズ破砕を行わずに抽出可能
13,000 rpm、1 min
ビーズ破砕(ジルコニアビーズ)を行わずにDNA抽出が可能です。
 あらゆる用途が可能
溶出
Buffer E10 10~200 µL
13,000 rpm、1 min
リアルタイムPCR増幅、ウイルス・細菌・真菌分析、感染疾病、
癌診断関連研究、ヒト遺伝学試験など
ゲノムDNA
【製品仕様】
項目
仕様
操作時間
10 分
最大DNA結合量
50 µg
推奨処理量
~300 mg
【価格表】
カラム容量
1000 µL
使用回数
Cat.No.
価格
溶出量
10~200 µL
25 回分
7820-11140
20,000
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~2.1
250 回分
7820-11141
180,000
MonoFas
糞便DNA抽出キットⅩ
MonoFas を用いてゲノムDNAを抽出精製し、Buffer E10 50 µLで
溶出しました。
M
1
2
3
4
左記で抽出精製したゲノムDNAを用いて内在性遺伝子配列を
PCR増幅しました。
5
【ヒト糞便グラム陽性菌】
M
1
2
3
4
5
【ヒト糞便グラム陽性菌】
2000 bp
M :pHY Marker
1~5:ヒト糞便グラム陰性菌
ゲノムDNA
M :pHY Marker
1~5:PCR産物
M
【ヒト糞便上皮細胞】
M :pHY Marker
1~5 :ヒト糞便上皮細胞
ゲノムDNA
14
1
2
3
4
5
M
1
2
3
4
5
【ヒト糞便上皮細胞】
M :pHY Marker
1~5 :PCR産物
196 bp
加工食品 DNA 抽出
MonoFas® 加工食品 DNA 抽出キットⅪ
操作方法
加工食品粉末 ~1.0 g
前処理
特長
Buffer A11 4.0 mL
Proteinase K 20 µL
攪拌
65 ℃ 10 min インキュベート
Buffer B11 600 µL
激しく攪拌
 加工食品からわずか15分でDNAを抽出
15,000 rpm 、2 min
エタノール沈殿、フェノール/ クロロホルム抽出不要。有機溶媒、
毒性のある試薬は含みませんので、DNAの断片化が起こりにく
溶解
く、作業者や環境に対して悪影響を及ぼしません。
 高純度DNA抽出
吸着
高純度: O.D.260/280=1.7~2.1
上清
1000 µL
Buffer C11 450 µL 攪拌
全量をスピンカラムに2~3回に分けて
アプライ
回収溶液はナトリウムフリー。
15,000 rpm 、1 min
 Amylaseフリー
洗浄
Buffer D11 500 µL
PCR増幅に影響するAmylaseやRNase Aなど酵素類を使用せず
15,000 rpm 、1 min
に抽出可能で、抽出したDNAをそのまま増幅反応に使用できます。
溶出
 微量溶出
Buffer E11 55 µL
シリカモノリスは表面積が大きく微量試料中のDNAも保持でき、
15,000 rpm 、1 min
わずか10 µLでDNAを回収できます。
加工食品DNA
 あらゆる用途が可能
遺伝子組換え加工食品の検査、食品遺伝学試験など
【価格表】
【製品仕様】
項目
仕様
使用回数
Cat.No.
価格
操作時間
15 分
50 回分
7510-11150
45,000
最大DNA結合量
50 µg
100 回分
7510-11151
75,000
推奨試料処理量
~1 g
カラム容量
1000 µL
推奨溶出量
55 µL
DNA純度(O.D.260/280)
1.7~2.1
MonoFas
加工食品DNA抽出キットⅪ
左記の抽出精製したDNAを用いて、コメ判断用の内在性遺伝子を
PCR増幅しました。
M 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
MonoFas を用いて、コメ粉末からDNAを抽出精製し、
Buffer E11 55 µLで溶出しました。
M
1
2
3
4
5
6
5 µLロード
10 µLロード
M : pHY Marker
1~2 : MonoFas (Amylase, ProK, RNase A 処理)
3~4 : MonoFas (Amylase, ProK 処理)
5~6 : MonoFas (ProK 処理)
M : pHY Marker
1 : MonoFas (Amylase, ProK, RNase A 処理)
2 : MonoFas (Amylase, ProK 処理)
3 : MonoFas (ProK 処理)
4 : 他社製品 (Amylase, ProK, RNase A 処理)
5~7 : 1~3のエタノール沈殿
8~9 : 検体コシヒカリ (Amylase, ProK 処理)
10 : 検体コシヒカリ (ProK 処理)
11 : Positive Control DNA
12 : Negative Control (滅菌水)
15
植物 DNA 抽出
MonoFas® 植物 DNA 抽出キットⅫ
特長
操作方法
液体窒素中で粉砕した植物葉 ~0.2 g
 植物葉からわずか10分でDNAを抽出
毒性のある試薬や有機溶媒を使用しないため、 DNAの断片化が
Buffer A12 500 µL
ホモジナイザーで激しく攪拌
Buffer B12 150 µL
激しく攪拌
前処理
起こりにくく、作業者や環境に対して安全です。
 高純度DNA抽出
高純度: O.D.260/280=1.7~2.1、回収溶液はナトリウムフリー。
PCR増幅に影響する酵素類を使用せずに抽出可能で、抽出した
15,000 rpm、3 min
DNAをそのまま増幅反応に使用できます。
溶解
 微量溶出
上清
400 µL
Buffer C12 400 µL 攪拌
全量をスピンカラムにアプライ
モノリスディスクの容積が小さいため、わずか10 µLでDNAを回収
できます。少量溶出においても最大50 µgのDNAを抽出できます。
吸着
 あらゆる用途が可能
15,000 rpm、1 min
植物の遺伝子組換え、PCR増幅用テンプレートDNAの抽出、
洗浄
遺伝子検査、感染検査関連研究、食品遺伝学試験など
Buffer D12 500 µL
15,000 rpm、1 min
溶出
【製品仕様】
項目
操作時間
10 分
50 µg
推奨試料処理量
~200 mg
カラム容量
1000 µL
推奨溶出量
10~200 µL
DNA純度(O.D.260/280)
1
15,000 rpm、1 min
仕様
最大DNA結合量
M
2
3
1.7~2.1
植物葉緑体DNA
【価格表】
MonoFas
植物DNA抽出キットⅫ
4
M
植物からDNAを抽出精製し、
Buffer E12 50 µLで溶出しました。
4870 bp
2016 bp
4870 bp
2016 bp
Buffer E12 10~200 µL
M : pHY Marker
1 : トマト葉
2 : じゃがいも葉
600 bp
3 : なす葉
4 : 葉菜
1
2
3
使用回数
Cat.No.
50 回分
7510-11160
25,000
250 回分
7510-11161
105,000
4
価格
左記で抽出精製したDNAを用い
て植物葉の内在遺伝子(600 bp)
をPCR増幅しました。
M : pHY Marker
1 : トマト葉
2 : じゃがいも葉
3 : なす葉
4 : 葉菜
MonoFasは、ジーエルサイエンス株式会社の日本における登録商標です。
AA941-20150501PDF