2015 年度「建築・地域プロジェクト特論」 2015/4/10 2015 年度 TA 中村達也 昨年度の反省点と改善提案 スケジュールの問題 ① 現地調査(4/18,25)の期間中、提出がなく、学生側に進展がなかった(2 回分の時 間があっただけの成果は出ていなかった)。 基本的には毎週の資料提出・ゼミを行う。現地調査の回は、時間外で TA とのエ スキスを行うなどして、なるべく間を空けずにプロジェクトを進行する。 授業体制の問題 ② 初回授業ではじめからチーム分けをしてしまい、そのまま最後まで進行してしまっ た。同じような興味を持っているのにチーム間で共有しなかった。 ③ 学生の専門性(研究室による専門分野)に応じたチームワークが成り立っていない。 ④ 学生に対する先生方のサジェスチョンが一方的になっている。 意匠・構造・都市・まちづくり…等の専門性を踏まえたチームワークが成立する ように。お互いの専門性を踏まえたクリティークの応酬がおこるようにする。チ ーム内レビューを義務づける。 授業の発表時に、チーム間のレビューを義務付ける(学生どうしが、互いのチー ムのとりくみに対して意見を言う時間を設ける)=授業計画に「クリティーク」 の項目を追加 ⑤ 授業内容のアーカイブが不十分だった。ウェブスタジオへのアップが徹底されておら ず、チームによってはアップしなかった発表資料がある。 ⑥ チームごとに調査・分析・作成した資料、参照元のデータが散逸しており、データベ ース化されていない。 発表内容を教員・受講生で共有、次年度以降の学生への参照資料データベースを 作成するためにも、ウェブスタジオへのアップを徹底する。 澤田研究室内に共有フォルダをつくり、使用したデータ等を蓄積していく。 設計の進行の問題 ⑦ 企画設計との整合性<事業計画(ソフト)と建築(ハード)との整合性>をつけるこ とに時間が掛かってしまう。形(ハードとしての建築)の検討をもっと深化する。形 を意識したスケジュールを立てる。早めに形に至るようにする。 ソフトとハードを常に往復するような進行を心がける。TA からもそのような進 行を奨励する。 2015 年度「建築・地域プロジェクト特論」 2015/4/10 2015 年度 TA 中村達也 ⑧ 最初の「仮説の設定」の段階で、問題意識や目標設定が曖昧だったために、その後の 方針(分析対象・方法・設計内容)が定まらなかった。同じ原因によって、設計の肝 要な部分である妥当性の確認が出来ていない。 学生が、分析→問題発見・解決→妥当性の検討、の一連の流れを意識化してプロ ジェクトを進行する必要がある。 提案内容の妥当性の検討を、授業計画に「提案・設計内容の妥当性検討」の項目 を追加 その他の改善提案 初回授業のみ情報処理室で行う。それ以降の開催教室は随時検討。 発表のタイムキープ、時間の管理を徹底し、進行を円滑化する。
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