平成 27 年度 砺波東部小学校 PTA スローガン 『 想像し 創造しよう 私の幸せ みんなの幸せ 心の半分 分けあって 』 【活動方針】 元気な子供の健全な育成のため、学校教育と家庭教育の連携を図る。 PTA 活動を通じて、会員のみんなが学び、語り合える場として充実させる。 元気なあいさつで地域を笑顔にし、ありがとうの言葉で感謝を伝える。 子供を、家庭と学校・地域で見守りながら、安心・安全な環境づくりに努める。 【重点目標】 １ 家庭教育の充実 基本的な生活習慣を身に付けさせる（早寝・早起き・家庭学習） アウトメディアへの取り組み ２ 共に学ぶ PTA 活動の推進 子供を育む「より良い環境づくり」に努める 子供と共に学び、「子ども理解」に努める ３ 地域と連携した子育て活動の推進 あいさつ運動を継続実施と、ありがとうの習慣化 地域の人々と連携し、子供の安全・安心を守る PTA 会長あいさつ 茂 清博 庄川のせせらぎと温かな日差しが葉桜を揺らす候、はしゃぎまわる子供たちの声に田起こしで目 覚めた蛙も、我負けじと大声で鳴き始めました。 さて、先日行なわれた PTA 総会をもって、新旧役員が無事交代することができました。 今年度の PTA スローガンは、｢想像し 創造しよう 私の幸せ みんなの幸せ 心半分 分けあっ て｣としました。このスローガンを掲げたのは、今までの PTA 活動の主眼である笑顔やあいさつ運 動などの取り組みを通じて、子供たちを導く方向性が必要だと考えたからです。方向性とは、子供 の｢自己肯定感｣を育むことです。普段考えている自分自身の幸せ、その心の半分を学校に集う ｢子供、親、先生｣みんなの幸せについても考えましょうということです。そしてその中で育まれるで あろう相手への思いやりの心が子供にも宿り、子供が自分自身必要とされているという感覚を育 むことが目標です。この取り組みは、一般的に親が子供に願う肉体的・精神的健康や基礎学力な どの取得と深く因果関係があるという研究結果に基づいています。 実はこのことを PTA 会長の研修会で教わりました。今まで自分自身あまり考えなかった概念でし た。以前の私は、子供の言い分を否定し威力で抑え込むような態度を示し、まるで子供を自分の 所有物のように考えていたのかもしれません。そう考えると、恥ずかしさと情けなさで、私自身がこ の目標から一番遠い存在だと認識させられ、とても会長など務まらないと挫折しそうになりました が、恥をかくことを覚悟で開き直り、PTA 総会の壇上に立ちデビューしました。 砺波東部小学校 PTA は、役員 24 人（先生を除く）と専門委員 124 人で構成されていますが、PTA 活動に協力していただける方がこんなに大勢いらっしゃることに感謝の気持ちを禁じえません。本 当にありがとうございました。しかしながら選出方法に不公平さが見られるようになっている部分 が見つかりましたので、これについては改善していく予定です。 そして皆様方にお願いしたいことがございます。それは PTA 会費の値上げです。現在の砺波東部 小学校の PTA 会計は毎年 20 万円ほどの赤字状態です。損失部分をバザーの収益金で穴埋めし ている状況です。加えて富山県 PTA 連合会では、H28 より会員一人当たりの会費を\20-値上げ することが決定しています。そして砺波市 PTA 連絡協議会でも数十円の値上げを検討しています。 このことから来年の PTA 総会の際に、PTA 会費の値上げをお願いしたい考えです。 さて、仕事を持つ我々にとって、PTA 活動にかかわることは非常に面倒なことかもしれません。昨 年私のところへ旧役員がどっとやってきて「PTA 会長やってくれ」といわれたときは絶句しました。 今まで PTA にかかわったことが一度もなかったからです。周囲からは引き受けると大変だと騒が れましたが、誰かやったことはあるのかと聞くと誰も経験がないといいました。いろいろなことが独 り歩きしているのだろうとしばらく悩んでいたところ、「自分自身の至らない部分を埋めなさい」そう 私に囁く声が聞こえた気がしました。いまこの PTA 活動を通じて多くの方々と出会うことができた ことは、大きなメリットだと感じています。活動はまだ始まったばかりですが、総会と運動会と学習 発表会が同じ日にならない限り、根を上げることなく頑張りたいと思いますので、皆様のご協力、 何卒よろしくお願いいたします。 私にとって PTA は、まったくの新世界です。先日富山で公演された脳博士の茂木健一郎さんが、 「新しいことを始めると脳からドーパミンが分泌され、それがアンチエイジングにいいんです！」と おっしゃっていました。 私は今年 48 歳、この新しい取組みにチャレンジすることで 5 歳ほど若返ってみたいと思います。
© Copyright 2024 ExpyDoc
