Panasas® ActiveStor 高速クラスタストレージパラレルネットワークファイルシステム新世代の並列ストレージクラスタ分散ファイルシステムのリーディング製品として早くから注目を浴びる商用のオブジェクトデバイス製品です。次世代の分散ファイルシステムは最小の構成が11台からなる一般的なブレードシステムで実現し、高速でスケーラブルな環境を低コストで実現します。 Panasas Parallel Storage が選ばれる 10 の理由 1. 先進のアプリケーションパフォーマンス DirectFLOW®プロトコルを使用するPanasas®の並列ファイルシステムは一般的なNFSサーバーと比較して非常に高いスループットが提供できます。シュミレーションやモデリングアプリケーション分野でこの高速なI/Oスループットが生かされ、 Panasas Storageが選ばれる最大の理由となっています。 2. 大規模ストレージシステムの実績 Panasas® Storage Clustorは市場で最も要求の厳しい環境の世界で既に多数の実績があります。世界中のデータセンター、物理探査船、制御機器などの環境でテラバイトからペタバイト級の規模を提供し、その夫々の企業に他社との競争の優位性を提供することを実現できます。 3. ワールドワイドのサービス & サポート my.panasas.com では、「 panselect サポートサービスプログラム」を提供しています。選任のスタッフはクラスタストレージの専門化からなり、お客様の期待を上回るサポートを提供します。 4. 低コストのTCO Panasas® Parallel Storageは扱いが簡単なインターフェースを装備し、アプライアンス製品のようなストレージシステムです。競合他社がこれに匹敵する性能を提供するためには床面積及び、電源、冷却装置に約2倍の設備が必要で、シングルグローバルネームスペースを提供するこの並列ファイルシステムは無駄を排除したオペレーションが可能となりTCOの削減に貢献します。 5. 大規模システムと、優れた信頼性 Panasas®ストレージは多くの機能を組み込み、大規模なクラスターに対しても信頼性と最高のアベイラビリティを提供します。単一の障害点を持たないPanasasストレージクラスタはActiveGuard® の機能で高可用性のソフトウェアが自動的にフェイルオーバーを行い、稼働時間を最大にします。また、Panasas®はユニークなパリティアーキテクチャを提供しており整合性と信頼性を併せ持つスケーラブルさを、他に比類の無い機能てして実現するストレージベンダーです。 6. アプリケーションに最適化されたストレージシステム Panasas®は最先端の工学系技術を積極的に取り込みHPC用ソフトウェア、ANSYS/Fluent , CD-adapco など、アプリケーションのI/Oを最適化し、ストレージシステムのランドマークとして認識されるまでになりました。これにより、顧客が意思決定を必要とするビジネスの重要な現場で素早いアプリケーションでの支援をすることが可能となりました。 7. NFSの進化（pNFS） pNFSは次世代の標準となりうる並列I/Oのミドルウェアで伝統的なNFSファイルシステムです。次世代プロトコルのシンプルなPanasas®DirectFLOW®と同様ParallelNFSはPanasasが開発し、オープンソースコミュニティに提供しているプロトコルです。 8. 無限のスケーラビリティストレージ容量の拡張は迅速かつ容易で、30分もあれば追加可能です。また、システムの帯域幅はリニアに100GB/sec を超え、テラバイトからペタバイトまでのスケーラビリティを提供します。 9. 導入のスピーディさとより早い応答時間 Panasas®ストレージクラスタの優れたパフォーマンスと簡素な管理性はお客様の素早いビジネスと意思決定を導き競争上の優位性を考慮することが可能となります。 10.統合されたストレージ環境バッチ処理、対話型アプリケーション双方ともDirectFLOWプロトコルを使用することによって無敵の性能を享受することになります。Panasas Direct Storage ClustersはNFSのサポートとシングルネームのCIFSアクセスを提供することで統一されたストレージのインフラを可能とします。このアプローチは補完管理を簡素化でき、データの無駄な重複を抑えエンドユーザーの生産性向上を助けることになります。株式会社ワイズ・コーポレーションプラットホーム事業部 ™ PANASAS ACTIVESCALE 3.5 OPERATING ENVIRONMENT ActiveScale Operating Environment Object-Based Parallel I/O for HPC Linux Clusters Panasas® ActiveStor™によるパラレルストレージソリューションの基礎となるのがPanFS™パラレルファイルシステムを含むPanasas®の第三世代オペレーティングシステムActiveScale™ ver3.5環境です。 ActiveScale™のファイルシステムはファイルをよりスマートに、データオブジェクトとして扱いPanasas®のStorageBlade 全体にデータを分散し、並列処理を行います。このオブジェクトベースのストレージアーキテクチャはクライアントLinux クラスタノード、アプリケーションサーバ、ワークステーションなど、StorageBlade間でパラレルにデータパスを利用したデータ転送を可能にすることで従来のボトルネックを排除します。 ActiveScale™ストレージクラスタは他のストレージソリューションと比較してスループットとランダムなI/O性能に関して数倍から数十倍の性能差を示すことを可能とし、ActiveScale™オペレーティング環境では数テラバイトから数ペタバイトまでの拡張性と容量に関係なく提供可能なシングルグローバルネームスペースによりファイルの重複を未然に防ぎ運用コストとディスクスペースを大幅に低減することが可能となります。オべジェクトベースアーキテクチャとは？ Panasas®のストレージクラスタは現代のインテリジェントなストレージシステムの先端を行くオブジェクトベースのアーキテクチャを構成しています。従来のストレージシステムではブロックマネージメントをファイルサーバーが行っていましたがPanasas®のストレージクラスタはストレージのブロックマネージメントをストレージデバイスに分散して処理を行います。このため従来のファイルサーバなどで問題となった様々なボトルネックと呼ばれる弊害を解消するに至っています。データオブジェクトはインテリジェントなストレージデバイスによって並列に処理することでスケーラブルな性能と様々な問題に対処可能です。個々のデータオブジェクトはストレージシステムの稼働状況に関係なく、サイズの拡大と縮小が可能でありデータへの処理が並列に実行され、更にはシングルネームスペースで管理されます。 DirectFLOWプロトコルとは？ Panasas® ActiveScale™ ストレージクラスタはDirect FLOW™プロトコルを利用した場合、クライアントと StorageBlade間の通信が直接可能となります。このクライアントとStorageBlade間のデータ通信を同時並列に実行することで最も高い性能を実現することが可能となっており、DirectFLOW™では、クライアント数が増大しても個々のクライアントはStorageBladeと直接データのI/O が可能となるためクライアント数に応じたバンド幅の拡張をすることが可能であり、クライアント数の増加によるスループットの低下などの問題が有りません。また、StorageBladeを追加した場合にはストレージシステム自身の処理能力をスケーラブルに向上させることが可能となり、データの処理能力と処理スループットの双方をスケーラブルに向上させたストレージシステムが構築されます。ActiveStorはNFSやCIFS/SMBといったファイルサーバとして利用する場合に一般に利用されるプロトコルによるアクセスもサポートされます。DirectFLOW™の処理で、メタデータの処理を行っているとDirector BladeのNFSやCIFSの処理では複数のDirectorBladeによるクラスタNFSのような構成を容易に実現することが可能であり NFSやCIFS/SMBのサーバとしてもスケーラブルなストレージシステムとして利用可能です。