2015 年度 最高学部 科目聴講可能科目 年間 1 科目または複数科目の聴講を許可します。 *本学部は年間 2 学期制(春学期 4 月中旬~9 月中旬・秋学期 10 月中旬~2 月中旬)をとり、 原則として、在学期間は学期毎とします。 *聴講科目は、原則的に講義形式の科目です。語学は不可。 実習科目などの聴講については教務事務係へお問い合わせください。 【 講義時間 】 Ⅰ(9:00~10:30) 、Ⅱ(10:40~12:10) 、 Ⅲ(13:35~15:05) 、Ⅳ(15:15~16:45) 、Ⅴ(16:55~18:25) 科 目 (対象学年) 講義のテーマとねらい 公衆衛生 [春期] (2 年) 【自然】 担当教員 曜日 時限 単位数 夏井正明 月 Ⅱ 2 日常生活に必要と思われる、医学・医療の諸問題についてわかり易く解説する。健康情報が氾濫するなかで、正確 で客観的な医学知識は今後、質の高い生活を送るうえで基盤となるものと考える。 栄養学 [秋期] (2 年) 深川卯子 【自然】 月 Ⅱ 2 Ⅰ. 栄養学の基礎や食事との関係などを学び理解することによって、今後の生活に応用し、心身ともに健康な生活 が送る事ができるようになること。Ⅱ. メタボリックシンドロームは生活習慣と食べ方が大きな影響を与えるが、食べ物の 選び方や食べ方(朝食を含む 3 食の時間や楽しい食事)など各自が食生活を賢く選択しよりよい生活が送れるようにな ることを目標として学ぶ。 日本文学原典講読 (3~4 年) 室永優子 【文化】 月 Ⅲ 4 日本近現代の主要な文学作品を通し、日本人の精神性や美意識に触れていく。西洋文化の影響によって、何が変 わり、何が変わらずに生き続けているのかを追求し、今、自分がこの時代、この国に生まれた意味を問うていく。 被服学概論 (1~4 年) 加地泰子 【ライフ・デザイン】 月 Ⅳ 4 衣服は誰もが一生身に着けるものである。年齢、体型、障害の有無にかかわらず、全ての人が精神的に豊かな衣 生活をおくるためには何が必要か。被服学の基礎を学びつつ、実際に布に触れる機会も持ち、様々な観点から被服 を捉えていきたい。 IT 社会基礎 [春期] (1~2 年) 杉原弘恭 【社会】 月 Ⅴ 2 日本も「就社」から「就職」、「学歴・肩書き」から「資格・キャリア」社会になってきている。本講義は資格取得のための ハウツウ講義ではなく、IT 化した社会で働くために必要な情報・経営・財務分析の基礎知識を広く学ぶとともに、その 背後にある基礎的な考え方やロジカルな思考を学ぶことで、各分野で通用する基礎思考力をつけることを目標とす る。 企業・業界分析 [秋期] (3~4 年) 【社会】 杉原弘恭 月 Ⅴ 2 かつては金融関係の企業審査部門でのニーズに限られていたが、現在では就・転職の際の会社分析、仕事での相 手企業の把握、投資など、随所で求められるようになっている、財務諸表から企業を分析できる力を養う。 スポーツと生きがい [秋期] (2~4 年) 【社会】 酒本絵梨子 火 Ⅲ 2 人の生きがいとは何かを「スポーツ」という文化を視点に考えることが主題である。スポーツの遊戯性を理解した上で、 日本の社会、教育、文化、環境などを考慮しつつ、仕事と遊びの関係、生きがいについて考える。 3 科 目 (対象学年) 講義のテーマとねらい 生活とデザイン (3~4 年) 【社会】 担当教員 曜日 時限 単位数 中村祐二 水 Ⅱ 4 デザインとは美しい形のものを作るだけではなく、生活の中に新しい物や考え方を創り出すことである。デザインす るときの考え方と視点を通して生活の中の様々な物や事柄を見つめ、それらがどのように形作られ、社会・生活の中で どのような役割を果たしているのかを観察する。また、これからの私たちの生活をどのようにデザインしていくべきか具 体的な物を通して皆で考える。 日本文化史 (2~4 年) 渡辺憲司 【文化】 水 Ⅲ 4 古典文学作品で「食」がどのように扱われてきたかを検証し、日本文化の諸相を知る手掛かりとする。又、文学作品 を生み出す土壌についても視野を広げたいと思う。自然環境・社会文化史環境との関連も考える。 教育学基礎 (2 年) 咲花昭嗣 【社会】 水 Ⅲ 4 私たちの身近なところにある教育の生きた現実や具体的事例から出発して、それらが何を私たちに問いかけ、呼び かけているかを明らかにする。それらを通して、教育の持つ「可能性」と、一方でそれが「限界」をも持ちあわせている点 に注目して、「教育とは何か」を考える。 生活・産業技術史 (2~4 年) 【社会】 中村祐二 水 Ⅲ 4 科学・技術の急速な発展に伴って私たちの生活は飛躍的に便利で快適なものになった。しかし一方で環境問題や 安全性、ストレスの増加など様々な課題を生んだことも確かだ。この発展の中で逆に私たちは多くのものを失ったので はないだろうか?これからの私たちの社会・生活を考える上で、この過去の 100 年に多くのヒントが隠されているはず だ。20 世紀の産業・技術の発展と生活の変化の関係を実証的に学びながら、これからの私たちの望ましい生活に求 められる事柄を考察する。 情報の表現Ⅰ (1 年) 大柳陽一 ※ 【自然】 水 Ⅳ 4 情報化のために必要な「理論」と「手法」を学びながら、対象を理解することと、同時に他者に伝えるための構造や意 義について考える。付随して「美しいレポートの作成方法」や「発表技術」等の習得を目標とする。 情報の表現Ⅱ (2 年) 大柳陽一 ※ 【自然】 水 Ⅴ 4 我々が相対峙する様々な「対象」を理解する方法の一つとして、「論理構造」や「関連」を見いだすことと、それらを UML 等で「図示」する方法について学習する。今年度は関連付けの技術について興味をもち、「システム」とは何かに ついて考える時間にする。 情報の表現Ⅲ (3~4 年) ※ 【自然】 大柳陽一 木 Ⅳ 4 音響/映像資料作成の理論と手法を学ぶ。撮影計画の立案、機材設営作業を OJT として取り組む。この作業によ って、論理的、かつ合理的な思考と、機敏な行動力を身に付けることがテーマである。情報を生み出し、発信する意義 とその困難さについて、映像資料制作の実体験の中に感じ取ってもらいたい。 人体生理学 (3~4 年) 夏井正明 【自然】 木 Ⅴ 4 ヒトが「生きている」状態とはどのようなことかを、平易に解説する。ヒトの身体は、外部環境や内部環境の変化にとも ない、どのように対応(反応)しているか、日常の生活で感じるさまざまな疑問に答えるかたちで、最新のエビデンスに 基づく「ヒトの生理」が理解できるように解説する。 被服学演習 (1~4 年) 【ライフ・デザイン】 加地泰子 木 Ⅴ 2 金 Ⅱ 4 平面の布から立体の衣服を製作する中で、衣服の構造、生地の特性なども学ぶ。 文化人類学 (3~4 年) 大坪玲子 【文化】 文化人類学の全体を概説する。総合人類学の 4 つの分野である自然人類学、考古学、言語人類学、文化(社会) 人類学について、学問としての特徴をそれぞれ述べると共に、それらが組み合わされていることの意味を解説する。具 体的な事例として、講師の調査地のイエメンを取り上げて紹介する。 経営学 (3~4 年) 杉原弘恭 【社会】 金 Ⅳ 4 学園では一貫教育の中で小さなマネジメントを繰り返し実践してきている。どのような分野の仕事に従事しても、随 所でマネジメント能力が求められることから、応用がきく基礎的な考え方・見方を習得し、マネジメントからガバナンス能 力へ発展させることを目標とする。 教育文化論 [春期] (3~4 年) 【社会】 咲花昭嗣 金 Ⅴ 2 子どもや若者の文化を読み解くことを通して、学校教育(正規のカリキュラム)以外の「教育装置」としての文化を探 求する。遊びやファッション、音楽など、時代を反映し社会を動かす文化は「なにを教え、また教えないのか」を考えて みたい。 ※印:ノートパソコン持参。必要なソフトは各自で用意すること。 4 3
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