第6回 全国少年少女チャレンジ創造コンテスト 地区大会実施要領 1.事業目的 全国少年少女チャレンジ創造コンテストは、全国の少年少女に、ものづくりの楽 しさ、チームワークの大切さを体験させ、柔軟なアイデアや豊かな発想力を引き出 し課題に対する問題解決能力を高め、自ら考え行動するチャレンジ精神を育成する とともに、地区大会から成績優秀チームを選抜して全国大会を開催し優れた成績を 修めた者を顕彰することにより、発明創造に対する関心を高めその重要性を認識さ せ次世代を担う青少年の発想力と具現力を育成し未来を切り拓く意識を醸成するこ とを目的とする。 2.事業概要 地域毎に行う地区大会と地区大会の中から選考された成績優秀チームによる全国大 会を開催して優秀チームを顕彰する。 更に、作品のデザインなどに関しては、インターネットを活用した公開 Web 投票も 併せて実施して、草の根的な周知・拡大を図り、創造性開発に対する意識の醸成・高 揚を広く普及させる。 3.地区大会 地区大会の開催にあたっては、本実施要領及び競技規則に則り、地区事務局が実施 し、地域の教育委員会、小・中学校、科学館、マスコミ、企業等の協力を募り、地域 ぐるみで大会を盛り上げるよう努力すること。 ① 地区事務局 全国の少年少女発明クラブ又は学校等において指導員及び事務担当者を有する団 体。都道府県単位で地区大会を合同開催する場合には、地区事務局とは別に地区大 会事務局を別途おくこともできる。 ② 指導員 少年少女発明クラブの指導者又は図画工作等の創造性育成指導の経験者等。 ③ 開催場所 全国の少年少女発明クラブ又は学校等工作施設を有する施設。 ④ 実施時期 地区大会開催に当り、説明会及び創作指導会を行う。 (延べ 100 箇所程度) ⅰ)説明会 :原則として、6 月中旬に実施(各地区 1 日) 地区事務局が、参加チームに対して課題説明と基本材料の支給を 行う。 ⅱ)創作指導会:原則として、6 月~8 月の期間に 2 回実施(各地区半日×2 回) 地区事務局は、各チームに対する技術相談や指導を行うことがで きる。 ⅲ)地区大会 :原則として、夏季休暇期間に実施(各地区 1 日) ただし、地区大会は近隣の地区と合同で行うこともできる。 都道府県単位で地区大会を合同開催する場合には、都道府県大会 事務局をおくこともできる。 ⑤ 参加者 募集要項に基づき応募した小学 3 年から中学生までの 3 名からなるチーム。 チーム内の学年構成は不問。 参加チームは、地区大会の当日までに協力して作品を製作する。 また、作品についてのアイデアシートを作成する。 ⑥ 競技参加資格 地区大会当日、審判による車検及び工夫点等に対する口頭質問を行い、これをパ スしたチームのみ競技に参加できる。なお、不合格の場合は修正後、再検査を受 けることができる。 ⑦ 競技ルール 競技規則に基づく。 ※ ローカルルールについて 規則に記載のない事項、会場等の都合により厳格に規則通りに実施できない 場合、独自の判断でローカルルールを適用してはならない。必ず、発明協会 に相談すること。 また、発明協会へ相談なくローカルルールを適用した際は、全国大会出場資 格を失うことがある。 ⑧ 競技実施方法 競技の実施方法としては、各チーム毎に以下の手順で進行することが望ましい。 ⅰ)作品の競技走行(1分間) ※競技走行中、チーム員は移動しながら作品の工夫点やパフォーマン スの内容等 を実況し、審判や来場者にPRする。 ⑨ 評価方法 競技規則に基づく。 ⅰ)走行性能評価による成績(50点満点) 作品の走行状況を基に担当審判が各評価項目の客観的採点を行う。 ⅱ)アイデア・パフォーマンス評価による成績(50点満点) 参加チームより提出されたアイデアシート記載のアピール点を基に各評価項目 毎に 全審判が評価し、全審判の評価点の平均値を当該チームの成績とする。 ⑩ 表彰 地区大会において優秀な成績を収めたチームには、地区事務局より賞状や記念品等 を授与し、より達成感を得られるようにすることを推奨する。 ⑪ 報告 地区事務局は、地区大会終了後速やかに以下の報告資料を発明協会に提出する。 ・地区大会の成績一覧(成績一覧) ・実施報告書 ・優秀作品(上位2作品)の写真及び動画(からくりパフォーマンス動作時の映像: 約1分程度) ※コンテスト委員会での審議、WEB 投票で使用するため。 ・推薦チームのアイデアシート(含む作品の写真) ⑫ 費用の負担 ⅰ)会場、工作施設等については、少年少女発明クラブ又は学校等の協力を得る。 ⅱ)発明協会支給の基本材料以外の材料費は参加者が負担する。 ⅲ)地区大会参加者の開催場所までの交通費・食事代等は参加者が負担する。 ⅳ)実施報告書に記載された従事時間を基に地区事務局の指導員の役務費を発明協 会が負担する。 ・説明会担当者 :1日日当×2人まで支給、または、半日日当なら4人ま で支給 ・創作指導会担当者:半日日当×5人まで2回支給 ・地区大会担当者 :1日日当×5人まで支給、または、半日日当なら10人 まで支給 ※都道府県単位での合同地区大会を開催し、都道府県大会事務局を別途設けた場合 ・都道府県大会事務局担当者:1日日当×5人まで支給、 または、半日日当なら10人まで支給 日当区分 従事時間(30 分単位)、除く休憩時間 謝金 半日日当 2時間~4.5時間 3千円/人、源泉対象 1日日当 5時間以上 6千円/人、源泉対象 4.全国大会に向けて ① 開催日程・会場(予定) ・日程:平成27年11月28日(土) ・会場:東京工業大学 屋内競技場 (東京都目黒区大岡山 2-12-1) ② 参加者 チームメンバー3名及び引率指導員 1 名 ③ 地区大会通過作品に対する変更 地区大会通過後、全国大会出場までに作品が破損した場合の修理及び新たな工夫 や改良を追加することを可とする。 ただし、テーマの変更や外観の大幅な変更など、地区大会時との同一性が保持さ れていない場合は、これを認めない。追加改良した内容は、速やかに当協会に報告 すること。 ④ 作品のプレゼンテーション発表 選定したテーマ、からくりパフォーマンス内容、作品の工夫点等についてアピー ルしたいことを記したプレゼンテーション用紙を作成する。 プレゼンテーションは1分を越えた時点で打ち切る。 ⑤ 公開 Web 投票の実施 全国大会出場チームの作品は、作品写真及び動画を Web 掲載し、一般閲覧者によ る投票を行う。最も多い得票を得たチームには、全国大会において「WEB ポイント賞」 を授与する。 ⑥ 費用の負担 参加者の旅費は、発明協会規程に基づき発明協会が負担する。 ※都内からの参加者には旅費を支給しない。 ※遠隔地からの参加者で、当日中の帰宅が困難と当協会が判断した場合には、当 協会が宿泊費の一部を負担する。 以上
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