旅費規定 第一章 総 則 第 一 条 この規定は就業規則第四十三条に基き、旅費に関する事項を定めたものである。 第 二 条 当社従業員が当社の用務のため国内に出張を命ぜられた場合の旅費、及び転勤を 命ぜられ居住地の変更が必要と認められたときの旅費はこの規定によって支給す る。出張・転勤命令は社長の決裁を得て行う。また出張先または移動中、朝・昼 ・夕の定時連絡を会社に取らなけれぱならない。 第 三 条 旅費は次の通り区分し、各区分の支給額は別表に定める。 一、旅客運賃 二、日 ①鉄道運賃 ②船賃 ③航空賃 ④車賃 ①赴任旅費 ②転勤手当 当 三、宿泊料 四、転勤旅費 ③荷造運送料 五、海外出張費 第二章 第 四 条 (海外旅費規定) 出張手続きおよび旅費請求手続き 出張を命ざられた者、及び出張を行う必要のある者は、持別の場合を除き最低一 週間前までに出張予定表を所属長に提出し、承認を受け、総務・経理部へ提出し なければならない。 第 五 条 第四条の手続きにより承認された時は概算によりほぼ実経費またはそれより少な い範囲内にて旅費等の仮払を受けることが出来る。出張が終了したときは帰着後 2日以内に出張旅費計算書及び報告書を所属長を通じて経理課に提出しなければ ならない。尚、仮払未精算の者は追加の仮払は出来ない。 第三章 第 六 条 国内出張旅費 国内出張旅費は旅費規定により支給する。航空機及び列車寝台利用の時には所属 長を通じ社長の事前承認を必要とする。 第 七 条 諸会合に参加のため出張し会費で旅費をまかなう場合は、関係先か負担する旅客 運賃以外に使われた運賃を社内規定にて支給し、日当は全額支給する。 また会費に宿泊費が含まれる場合宿泊料は支給しないものとする。 第 八 条 出張中許可を得て私用のため迂路を通過し、または滞在する場合は社用日数およ びその順路のほか、旅費は支給しない。 (私用のための迂路または遅れた帰社路、滞在は労災対象外とります) 第 九 条 日当は出張先で勤務した分を全額支給し、午後(正午~午前0時)の出発、また は午前(午前0時~正午)の帰宅には半額支給とする。 但し、出発・帰宅地は出張予走表に記載された地点をいう。 -1- 第 十 条 夜間、旅館等に宿泊ぜず自動車または船舶に仮眠した場合は車中泊適応となり宿 泊料は支給されない。 第十一条 出張旅費は次の表の区分により支給する。 区分 日当 一般社員 600円 課長以上 800円 取締役 代表取締役 7500円 10000円 宿泊費 車中泊 食事代 列車等 6000円以内 500円 500円 普通車 7000円以内 1500円 500円 普通車 1500円 1000円 普通車 1000円 グリ‐ン車 15000円 実 費 一、宿泊に関しては、会社会員の紀州鉄道ビラを努めて利用する事。 二、一般社員、課長以上の宿泊費に関しては、大都市については7000円以内 その他に関しては、6000円以内までの支給とする。 三、食事代に関しては、朝8:00以前(自宅)出発をもって朝食代を支給し、 夜8:00以降帰社(宅)にて夕食代を支給する。 四、日当は、9:00~18:00(または8:30~5:30)勤務にて一日 日当とする。 五、営業のみの出張で航空機及び新幹線利用の場合、基本的に二都市(二県)以 上移動の場合の他は、日帰りとする事 。(東京⇔客先往復時間か6時間を超 える場合は、この限りでない 。) 六、社会事情により日当 / 宿泊費の額は停止を含み随時見直すこととする。 但しその場合宿泊費に関しては実費支給とする。 第十二条 役員または上長に随行した場合、または宿泊料などに持に多額を要した場合およ びその他の事情により定額旅費で支弁し難い場合に、その実費にもとずき増額支 給することが出来る。 第十三条 出張中の交際費については予め会社の承認を必要とする。但し、事後において状 況上止むを得ないと認められた場合は、その事実を証明するものに限り認めるこ とがある。 第十四条 日帰り出張に関しては次の表の区分により日当を支給する。 日帰り出張キロ行程(直線距離) 第十五条 日当 片道 100K m 以上200Km未満 半日当 片道 200K m 以上 全日当 長距離出張の場合、原則として自動車の使用を禁止するが、重量物運搬のため必 要な場合これを認める、但し会社への届出による許可を必要とする。 第十六条 自勤車による出張は、第11条.第14条による他、次の表の車両手当を支給す る。 片道直線距離250Km以上500Km未満 ” 500Km以上 1000円 1500円 同乗者は半額とするが、500Km以上に間しては同額支給とする。 -2- 第十七条 会社状況により一部の手当を一定期間廃止し実経費のみの精算を行うこともあ る。 第四章 第十八条 転勤旅費 赴任旅費は現在地を起点とし、新任地に至る最短区間について、本人及び同居の 必要あると認められだ同伴家族に対し、表に定める額の合計額を支給する。 区 分 本 配 その他 偶 旅費運賃・宿泊料 当 人 第11条による定額 者 本人と同額 本人と同額 本人と同額 本人と同額 本人の半額 本人の半額 12才以上 6才以上12才未満 第十九条 日 第11条による定額 転勤手当は次の通りとする。 区 分 手 当 単身者(単身赴任含む) 基本給の半月分 妻帯者また準ずる者 基本給の1月分 未成年扶養者1人につき20,000円 を加算して支給する。 第二十条 荷造運送費は実費を負担する 。但し 、経費明細書及び支出の明細書を必要とする 。 第二十一条 赴任休暇は単身者2日、妻帯者3日間とする。但し、特別な理由がある場合日数 の延長ができる。 第二十二条 関係会社へ出向まだは関係会社より帰任の場合は転勤旅費を出向先会社と当社と で折半負担とする。 -3- 海外出張旅費規定 (目的) 第 一 条 この規定は、就案規則第四十三条に基づき、役員及び従業員が社命により海外 に出張旅行する場合について定める。 (旅費の種類) 第 二 条 支度金 、交通費 、日当(宿泊料 、食費) 、旅行諸雑費及び旅行傷害保険料とする 。 (支度金) 第 三 条 一、初回の海外出張の場合、パスポート発行手数料の実費支給をする。 二、二度目以降の海外出張にて、本人のパスポート期限終了している場合、 パスポートに係る実費は支給される。 (交通費) 第 四 条 交通費は国内旅費と海外交通費に区分し、内地(国内)旅費については当社旅 費規定を適応し、海外交通費については実費を支給する。 (利用交通機関及び出発) 第 五 条 航空機及び現地交通機関は極力安価かつ最短な方法を利用することとする。 取締役はビジネスクラスの利用とする。 平日の出発は欧米諸国等遠距離でない場合、極力勤務後の出発または当日現地 勤務が出来る時間帯での出発便を利用することとする。 尚、規定に無い部分は国内旅費規定に準ずる。 (私用による迂回等) 第 六 条 国内旅費規定第八条同様、出張中許可を得て私用のため迂路を通過し、または 滞在する場合は社用日数およびその順路のほか、旅費は支給しない。 (私用のための迂路または遅れた帰社路、滞在は保険及び労災対象外となる) -4- (日当及び宿泊料) 第 七 条 日当宿泊料他は次により支給する。努めて支払い証明書を添えること。 尚、先方側負担での宿泊等ホテル利用無い場合、下記金額の25%とする。 また、その他特殊な地域や条件に関してはその都度現状に見合った検討を会社 にて行うこととする。 1泊2日滞在当たり金額 米国・欧州 以後一泊 他地区 宿泊費が日当の60%以 1ヶ月を越える連続 下の低所得地域 1日日当 /分割滞在の場合 代表取締役 600 450 350 取 役 375 250 200 部 長 123 80 75 実宿泊費+1400円 〃 課 長 100 75 70 実宿泊費+1200円 〃 他 90 70 65 実宿泊費+1000円 〃 そ 締 の 単位米ドル 支給額× 0.85 〃 95 円を基準の支給額 ホテル以外の宿泊等(寝台以外の列車・飛行機・自宅等)は取締役を除き上記金額の 25%とする・為替諸事情により変化する 。 接待等にて食事を取った場合、接待費にて実費精算し、食費の二重払いを避けるため一食につき日当から 8 ドル(米)差し引く こととする。為替状況に社会状況に応じ表の金額は見直しを定期的に行う。 第 八 条 現地交通費に関しては現地通貨の利用となるが、出張精算及び仮払い等は日本 円で精算するため、外国貨幣残金は日本円に換金して経理まで戻すこととする。 レイトに関しては精算日に発表される公式レイトにて精算することとする。 第 九 条 出張先または移動中、朝・昼・夕の定時連絡を会社に取らなけれぱならない。 -5-
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