平成27年5月20日第272号について

平成27年5月20日
(隔月1回発行) 第272号( )
1
題 字
宮城県知事 村 井 嘉 浩
発 行 所
仙台市宮城野区安養寺三丁目11番24号
一般社団法人
電話 022-298-8473
編 集 発 行 人
石 川 壽 一
印 刷 所
㈱東北プリント
第65回東北輓馬競技大会 涌谷町(平成27年4月19日)
も く じ
も く じ
C
O
N
T
E
N
T
S
畜産クラスター事業(畜産収益力強化対策)について・
C O N T 〈畜試便り〉
E N T S・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2−3
〈衛生便り〉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
第50回宮城県ブラックアンドホワイトショウ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
共進会50回記念式典開催のお知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 〈農業大学校生の抱負〉
平成27年度全農宮城県本部畜産部事業方針について・・・・ 4 〈New face〉〈人の動き〉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
繁殖牛生産基盤(簡易牛舎)推進事業について・・・・・・・・ 5
〈全共便り〉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
平成27年度地域における肉用牛生産基盤強化等・
対策事業について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
平成26年度家畜共済事業実績について・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
宮城県農業共済組合(NOSAI宮城)の合併について・・・・ 7
平成26年度生乳需給状況及び・
平成27年度生乳計画生産について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
みやぎの
畜産情報
発信基地
宮城 県 畜 産 協 会 ホ ー ム ペ ー ジ
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Eメール [email protected]
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古紙パルプ配合率 70%の再生紙と、
植物性大豆油インキを使用しています。
( )
2 平成27年5月20日
(隔月1回発行)
第272号
畜産クラスター事業(畜産収益力強化対策)について
宮城県農林水産部畜産課
1 畜産クラスターとは
近年の畜産を巡る情勢は農家戸数の減少が続き、人口が減少する中、労働力の確保も困難になってきて
おり、畜産の生産基盤の強化は喫緊の課題となっています。畜産は畜産農家が畜産物を生産するだけでは
なく、飼料等を購入し、生産された畜産物を処理・加工することにより消費者に届けられる仕組みになっ
ており、地域の関連産業と密接に関連しています。
クラスターとは「
(ブドウなどの)房、群れ、集団」を意味しており、「畜産クラスター」は、畜産農家
と地域の畜産関係者が一体となり、連携・結集することにより地域の畜産の収益性の向上を図ろうとする
体制および取組を総称しています。
2 畜産クラスター協議会の設置と畜産クラスター計画の策定
地域の畜産の収益性の向上を図るため、畜産農家をはじめとする関係者が集まり、畜産クラスター協議
会(畜産農家とほか関係者2者以上が参画)を設置するとともに、協議会としてその地域が目指す収益性
向上の目標やそこに到達するための具体的な手段、連携の内容やそれぞれの構成員が果たす役割を記載し
た畜産クラスター計画(地域畜産の未来設計図)を策定し、県知事の認定を受けます。
なお、県内では平成27年3月末現在で8つの畜産クラスター協議会の計画が認定されています。
畜産クラスター計画の実現のために、必要な取組として位置づけられた中心的経営体の機械導入や規模
拡大等を支援するために以下の国庫補助事業が措置されています。
3 支援の内容
(1)畜産収益力強化緊急支援事業(リース事業)
畜産クラスター計画に位置づけられた中心的経営体が、生産コストの低減や販売額の増加、飼料自給
率の向上に資する機械のリース導入を支援するものです。
(2)畜産競争力強化対策整備事業(ハード事業)
畜産クラスター協議会の構成員かつ畜産クラスター計画に位置づけられた中心的経営体が実施する家
畜飼養管理施設等の整備を支援するものです。事業実施主体は畜産クラスター協議会、施設整備の取組
主体は畜産クラスター協議会の構成員である中心的経営体及び中心的な経営体に整備した施設を貸し付
ける団体等となります。この事業は一戸一法人等の個別経営も対象となります。
4 その他
畜産収益力強化緊急支援事業(リース事業)は平成26年度事業、畜産競争力強化対策整備事業(ハード
事業)は平成27年度事業となっていますが、今後地域の畜産の収益性向上を図るためには、各地域での畜
産クラスター協議会の設置が必要となってくると考えられますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いし
ます。
(企画管理班 門脇 宏)
平成27年5月20日
(隔月1回発行) 第272号( )
3
第50回宮城県ブラックアンドホワイトショウ
共進会50回記念式典開催のお知らせ
宮城県ホルスタイン改良同志会
ホルスタイン種の改良、普及、奨励と育成技術の
4 出品区分及び出品予定頭数
改善を促進し、併せて会員の親睦を図り本県ホルス
タイン種の改良増殖に資することを目的とした、第
50回宮城県ブラックアンドホワイトショウ(旧:同
志会ホルスタイン共進会)と50回の節目として記念
式典を下記のとおり開催することとなりました。
第1部
第2部
第3部
第4部
第5部
本県のホルスタイン種改良の成果をご覧いただき
たく、
多数ご来場下さいますようご案内申し上げます。
第6部 生後30ヶ月未満
経 産 11頭
第7部 生後30ヶ月以上〜36ヶ月未満 〃 11頭
記
1 開催日 平成27年6月27日(土)
共 進 会:午前9時30分〜
記念式典:午後2時〜
第8部 生後36ヶ月以上〜48ヶ月未満 〃 11頭
第9部 生後48ヶ月以上〜60ヶ月未満 〃 11頭
第10部 生後60ヶ月以上
〃 11頭
出品予定頭数合計 110頭
2 場 所 みやぎ総合家畜市場(美里町)
3 審査員 (事務局 一般社団法人宮城県畜産協会家畜改良課
庄司清文)
ストレートマン・キャトル・ケア・サービス
高橋 直人 氏
生後9ヶ月未満
未経産 11頭
生後9ヶ月以上〜12ヶ月未満 〃 11頭
生後12ヶ月以上〜16ヶ月未満 〃 11頭
生後16ヶ月以上〜20ヶ月未満 〃 11頭
生後20ヶ月以上
〃 11頭
( )
4 平成27年5月20日
(隔月1回発行)
第272号
平成27年度全農宮城県本部畜産部事業方針について
全農宮城県本部
畜産事業を取り巻く環境は、生産面では円安基調
の継続による配合飼料価格の高止まり・生産資材等
の高騰による生産コストの上昇、更には生産農家の
高齢化並びに後継者不足による規模縮小・廃業が散
見される状況の中、生産基盤の脆弱化が進行してい
る。一方、消費面では少子高齢化社会への進行・低
価格志向による消費減退が続く中、国産畜産物の消
費の落込みが懸念される。また、TPP交渉につい
ては生産農家の経営継続に対する先行き不安感をさ
らに増幅させている状況にあり、更なる生産性の高
い畜産経営と消費者に軸足を置いた、生産・販売対
策が求められている。
このような状況の中、従来から取組んできた生産
基盤維持・拡大対策事業を強化するとともに、新た
な地域生産振興の取組みとして、
「繁殖牛簡易牛舎
推進事業要領」に基づく規模拡大生産者への支援並
びに担い手を中心に繁殖基盤の拡充を図るととも
に、肉牛担い手対応強化策として、「JAグループ肉
牛事業推進要領」による担い手の育成・強化を推進
する。
さらに、平成29年9月に開催される第11回全国和
牛能力共進会宮城大会の成功と悲願である「日本
一」獲得を目指し、生産組織並びに関係機関との連
携のもと、取組みを強化していくこととする。
以上のことを踏まえ、畜産経営の継続的維持・拡
大並びに販売力の強化策として、以下の重点実施策
に取組む。
1.畜産生産基盤維持・拡大取組み強化
(1)繁殖牛生産基盤
①みやぎ農業振興公社との連携により初妊牛生
産事業の取組みを強化する
②基幹産地登録制度要領による規模拡大を推進
する
③優良雌牛保留対策事業による優良雌牛の保留
を推進する
④JA全農北日本くみあい飼料との連携により
規模拡大を推進する
⑤繁殖牛預託要領による優良雌牛更新・規模拡
大を推進する
⑥簡易牛舎推進事業による規模拡大を推進する
(2)肉牛肥育生産基盤
①JA全農北日本くみあい飼料との連携により
規模拡大を推進する
②肥育牛預託要領による維持・拡大を推進する
(3)系統養豚生産基盤再構築推進事業による維
持・拡大を推進する
(4)生乳生産基盤維持対策要領・初妊牛供給によ
る生乳計画生産の取組みを強化する
2.家畜市場事業取組み強化
(1)基幹種雄牛情報提供等により購買者誘致に取
組む
(2)6ヶ月齢リスト送付による適正出荷を推進し
出荷日齢の短縮を図る
(3)子牛品質向上を図るため市場開催時に講習会
を開催する
3.肉畜販売事業取組み強化
(1)仙台牛・宮城野豚等銘柄普及を図るため、卸
業者・指定店との連携を強化する
(2)消費者交流会開催並びに指定店イベント開
催・協賛を実施し消費拡大に取組む
(3)輸出事業の取組みを強化し、現地での銘柄表
示・指定店の開拓に努める
(4)JA全農北日本くみあい飼料との連携により
飼料米の普及推進・販売先の開拓に取組む
4.第11回全国和牛能力共進会宮城大会対策取組
み強化
(1)優良雌牛保留対策事業による優良雌牛保留を
推進する
(2)育種価推進事業による枝肉情報の収集に努
め、育種価判明率の向上を図る
(3)早期肥育技術向上対策事業の取組みを強化し
24ヶ月肥育体系の確立を図る
(4)基本計画に基づき企画運営の策定に取組む
(会場・催事・運営計画等)
(5)出品候補牛生産対策に取組む(候補牛素材調
査、種牛取得交配等)
5.担い手育成並びに組織活動取組み強化
(1)担い手育成普及推進事業による担い手組織活
動を支援する
(2)全国和牛登録協会県支部との連携により担い
手育成・組織活動の取組みを強化する
(和牛改良組合リーダー研修会、後継者育成研
修会、地区別女性部研修会等)
(3)JAグループ肉牛担い手推進事業による担い
手の育成・強化を図る
(飼養管理講習会、枝肉共進会、購買者・消費
者交流会等)
(畜産部長 佐々木 仁)
平成27年5月20日
(隔月1回発行) 第272号( )
5
繁殖牛生産基盤(簡易牛舎)推進事業について
全農宮城県本部
畜産を取り巻く情勢は、円安等による配合飼料の高
止まり、生産資材等の高騰による生産コストの上昇、
更には繁殖農家の高齢化並びに後継者不足による規模
縮小・廃業が続いております。
県本部は、繁殖牛生産基盤対策として初妊牛導入助
成事業、優良雌牛保留事業、基幹産地登録制度、繁殖
牛預託制度等の活用による導入助成を講じてきており
ますが、本県の子牛取引頭数は、平成21年度20,484頭の
取引後、年々減少にあり平成26年度15,797頭と5年間で
4,687頭減少しました。
このような状況を踏まえ、平成27年度各導入助成と
併せて新たに簡易牛舎推進事業実施要領を立上げ、飼
養規模拡大意欲農家を支援して繁殖牛生産基盤推進を
図ります。
【簡易牛舎概要】
・牛舎施設は、生産者負担軽減を考え、肉用牛経営
安定対策補完事業−繁殖雌牛の増頭に資する簡易
牛舎等の整備(補助事業)を活用し施設設置に必
要な資材・機材を供給する。
・確 保した資材・機材については、県本部が固定資
産として取得する。
・賃 貸期間は、7年間の分割賃貸とし、賃貸料支払
終了後は生産者へ譲渡する。
・簡易牛舎増設に伴う用地については生産者が確保
し、許認可、手続き等は生産者が行い、租税公課
等についても生産者負担とする。
・増 設にあたり、法的確認(農地法、農振法、建築
基準法等)並びに税務関係を確認の上実施する。
(畜産部次長 的場俊次)
平成27年度地域における肉用牛生産基盤強化等対策事業について
一般社団法人 宮城県畜産協会
本事業は、繁殖雌牛増頭の取組等を支援し肉用牛生
産基盤の強化を図る目的で、独立行政法人農畜産業振
興機構の補助を受け、本協会が事業実施団体として今
年度も事業を継続実施いたしますので、その内容等に
ついてご紹介いたします。
Ⅰ 事業に取組める生産者集団等
農協、農協連、公社、一般社団法人及び3戸以上
の農業者で構成する生産者集団等
Ⅱ 事業の内容
1 中核的担い手育成増頭推進
地域の中核的担い手が計画的に優良な繁殖雌牛
を増頭した場合、増頭実績に応じた奨励金(育種
価要件により8万円/頭又は10万円/頭以内)を
交付します。
(1)
奨励金交付対象者
ア 肉用子牛生産者補給金交付契約をしている者。
イ 平成26年に繁殖雌牛を増頭又は維持した者。
ウ 平成27年12月31日現在の繁殖雌牛飼養頭数(生
後12ヶ月齢以上)が10頭以上の見込であること。
(2)
奨励金交付対象牛(奨励金単価8万円/頭、10
万円/頭共通要件)
ア 繁殖目的に飼養されている黒毛和種であること。
イ 平成27年12月31日現在で満12ヵ月齢以上であ
ること。
ウ 導入時点での月齢が、満72ヵ月齢未満であること。
エ 国及び農畜産業振興機構から、繁殖雌牛の導
入、保留及び増頭に係る補助金の交付を受けて
いないこと。
(3)
奨励金交付対象頭数
ア 期首頭数
平成27年1月1日現在の満12ヵ月齢以上の黒
毛和種繁殖雌牛飼養頭数。
ただし、平成27年度に新規に事業を実施する
者については、平成27年4月1日現在の満12ヵ
月齢以上の黒毛和種繁殖雌牛飼養頭数。
イ 期末頭数(黒毛和種繁殖雌牛飼養頭数が10頭
以上であること。
)
平成27年12月31日現在の満12ヵ月齢以上の黒
毛和種繁殖雌牛飼養頭数。
ウ 交付頭数及び上限頭数
上記イの期末頭数−上記アの期首頭数=増頭
数(うち奨励金交付対象要件該当の繁殖雌牛)
×奨励金単価(8万又は10万)
ただし、1生産者当り50頭を補助頭数の上限
とします。
なお、平成26年度中に育種価が判明しなかっ
たために奨励金の交付対象外となった繁殖雌牛
については、平成27年度中に育種価が判明した
場合、以下のどちらか少ない頭数を平成27年度
奨励金の交付対象へ追加できます。
①50頭の上限頭数から平成26年度交付対象頭数
を差し引いた頭数
②平成26年度増頭数から平成26年度交付対象頭
数を差し引いた頭数
2 優良繁殖雌牛導入支援
地域の肉用牛改良に必要な優良繁殖雌牛を農協等
の預託により導入する場合、奨励金(育種価要件に
より4万円/頭又は5万円/頭以内)を交付します。
(1)
奨 励 金 交 付 対 象 牛( 奨 励 金 単 価 4 万 円/頭、
5万円/頭共通要件)
ア 国及び農畜産業振興機構から、繁殖雌牛の導
入、保留及び増頭に係る補助金の交付を受けて
いないこと。
イ 登録・登記を受けた黒毛和種繁殖雌牛。
3 繁殖雌牛の増頭に資する簡易牛舎等の整備
繁殖雌牛の増頭に資する簡易牛舎(木造、パイ
プハウス及び鉄骨)及び器具機材を農協等が取得
し、繁殖雌牛増頭計画及び飼料自給率向上計画等
を有する当該生産者と貸付契約を締結する場合1/2
以内を補助します。
4 肉用牛ヘルパー推進
(一社)宮城県畜産協会長が承認した規約を有す
る肉用牛ヘルパー利用組合に対して、ヘルパー要
員の傷害保険料及びヘルパー利用料金の1/2以内を
補助します。
Ⅲ 問合せ先
最寄りの農協又は宮城県畜産協会へ
一般社団法人 宮城県畜産協会 経営支援課
TEL:022−298−8473
FAX:022−292−5395
Eメール:info@mygchiku.or.jp
(経営支援課 伊藤利樹)
( )
6 平成27年5月20日
(隔月1回発行)
第272号
平成26年度家畜共済事業実績について
NOSAI宮城
平成26年度の家畜共済の引受及び事故実績につい
て報告いたします。
引受は、高齢化や後継者不足による廃業及び経済
的理由等での未加入のため、肉用牛農家を中心に引
受戸数及び頭数が前年度より減少しました。肉用牛
で共済金額(補償額)が増加したのは、牛個体の評
価基準が前年度より高くなったためです。全家畜の
引受頭数は119,934頭(前年度対比97.4%)
、共済金
額は169億9,973万円(同104.0%)となりました。
死廃事故は、前年度より頭数では122頭減少の
4,304頭、支払共済金は527万円増加の4億8,749万円
となりました。繁殖牛の事故が増加しており、親牛
は心不全や腰痿が、出生子牛・胎児は原因不明の胎
児の死亡や子牛虚弱症候群が多く発生しています。
[表1] 家畜共済引受実績
家畜の種類
病傷事故は、前年度より件数では1,453件減少の
44,138件、支払共済金で2,309万円減少の5億7,975
万円となりました。成乳牛は乳房炎、肥育牛と繁殖
子牛等は呼吸器・消化器病、繁殖成牛は生殖器病が
多く発生しています。
家畜の死廃、疾病等による経済的損失は少なくあ
りません。経営安定のため、家畜共済へ加入してい
ただき万が一等に備えられますようお勧めします。
なお、農林水産大臣が定める養豚農業の振興に関
する基本方針が本年3月に策定され、「災害による
損失補填に対しては、家畜共済制度(種豚・肉豚)
の普及を推進する」旨が掲げられております。改め
てご加入をお勧めします。
平成26年度
共済金額
頭
円
24,593
2,805,994,352
7,335
165,051,961
22,719
4,881,029,767
61,425
9,182,320,627
25,799
2,103,778,500
7
1,954,800
1,223
88,570,800
9,967
39,868,000
119,934
16,999,738,346
平成25年度
共済金額
頭
円
24,633
2,836,677,434
7,276
133,288,932
24,217
4,610,278,906
62,921
8,745,305,849
26,371
2,061,121,094
11
3,946,700
1,260
98,592,400
10,094
56,526,000
123,136
16,351,327,289
頭 数
乳牛の雌
(うち乳用胎児)
肥育牛
その他の肉用牛(繁殖牛)
(うち胎児)
一般馬
種豚
肉豚
合 計
[表2] 家畜共済死廃事故実績
平成26年度
支払共済金
頭
円
1,971
221,882,708
446
11,336,803
438
63,678,323
1,735
201,233,031
1,191
104,944,825
0
0
0
0
160
705,154
4,304
487,499,216
家畜の種類
平成26年度
支払共済金
件
円
13,174
215,198,032
711
7,990,544
6,718
85,285,520
24,216
279,008,538
10,227
138,080,592
0
0
30
267,700
44,138
579,759,790
頭 数
平成25年度
支払共済金
件
円
13,887
233,578,248
851
9,582,310
7,082
89,073,610
24,585
279,916,356
10,464
143,494,622
5
42,220
32
240,890
45,591
602,851,324
件 数
乳牛の雌
(うち出生子牛)
肥育牛
その他の肉用牛(繁殖牛)
(うち出生子牛)
一般馬
種豚
合 計
増 減
支払共済金
頭
円
△ 139
△ 18,179,193
△ 38
181,170
△ 18
3,667,590
36
22,133,467
23
13,641,582
△4
△ 1,758,900
△ 11
△ 378,816
14
△ 212,642
△ 122
5,271,506
頭 数
[表3] 家畜共済病傷事故実績
家畜の種類
頭 数
平成25年度
支払共済金
頭
円
2,110
240,061,901
484
11,155,633
456
60,010,733
1,699
179,099,564
1,168
91,303,243
4
1,758,900
11
378,816
146
917,796
4,426
482,227,710
頭 数
乳牛の雌
(うち出生子牛・胎児)
肥育牛
その他の肉用牛(繁殖牛)
(うち出生子牛・胎児)
一般馬
種豚
肉豚
合 計
増 減
共済金額
頭
円
△ 40
△ 30,683,082
59
31,763,029
△ 1,498
270,750,861
△ 1,496
437,014,778
△ 572
42,657,406
△4
△ 1,991,900
△ 37
△ 10,021,600
△ 127
△ 16,658,000
△ 3,202
648,411,057
頭 数
増 減
支払共済金
件
円
△ 713
△ 18,380,216
△ 140
△ 1,591,766
△ 364
△ 3,788,090
△ 369
△ 907,818
△ 237
△ 5,414,030
△5
△ 42,220
△2
26,810
△ 1,453
△ 23,091,534
件 数
件 数
(家畜課長 遠藤和浩)
NAR
競
馬
全
国
協
会
岩手競馬(盛岡・水沢開催)6・7月 開催予定表
3
水
4
木
5
金
6
土
7
日
8
月
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火
月
2
方
月
1
地
金
土
日
月
火
水
木
6 月 火
盛岡
7 水 木
水 沢
盛 岡
※開催期間中の重賞レース
金
土
日
盛 岡
水 沢
月
火
水
木
金
土
日
盛 岡
水 沢
月
火
水
木
金
土
日
盛 岡
水 沢
月
火
水
木
金
・6/1
(月)第35回岩手ダービーダイヤモンドカップ ・6/6(土)第18回かきつばた賞 ・6/7(日)第41回早池峰賞 ・6/21
(日)第43回一條記念みちのく大賞典 ・6/27(土)第39回ウイナーカップ ・7/5(日)第47回岩鷲賞 ・7/11(土)第3回ハヤテスプリント
・7/12
(日)第16回オパールカップ ・7/18(土)第16回フェアリーカップ ・7/20(月)第19回マーキュリーカップ(JpnⅢ)
平成27年5月20日
(隔月1回発行) 第272号( )
7
宮城県農業共済組合(NOSAI宮城)の合併について
NOSAI宮城
全国のNOSAI団体で1県1組合化が進められております。これは、平成22年に農林水産省より「農業
共済団体等における1県1組合化の取組の推進について」の通知があり、これに基づき、組合・連合会・国
という三段階制から1県1組合による二段階制に移行するものです。
東北においては、岩手県が平成27年4月1日に1組合となっており、全国では既に20都府県が1組合となっ
ております。
本県においても、予てより1県1組合について検討を進めてきており、平成27年6月1日に1県1組合と
して宮城県農業共済組合が設立されます。
現在の組合は支所として、また家畜診療センター等も現在地で、組合員の皆様との接点強化に努めて参り
ますので、よろしくお願いします。
1 合併の時期 平成27年6月1日設立
2 合併の趣旨 農業情勢が激変する中で、将来にわたって安定的な事業運営が図れる体制を目指して宮城
県内8農業共済組合を合併し、なお一層の発展を期します。
3 合併の方法 県内8組合の対等な立場での新設合併による県域1組合とします。
なお、新組合設立後、連合会の権利義務は新組合に承継されます。
4 新組合の機構図
○全体機構図
監 事
組合長
理 事
【本所】
家畜部
建物農機具部
農産部
総務部
監査室
【支所】
家畜診療研修所
県北家畜診療センター
中央家畜診療センター
県南家畜診療センター
石巻支所
迫 支 所
栗原支所
大崎支所
六の国支所
亘理名取支所
宮城中央支所
県南支所
【家畜診療センター等】
(特定組合化推進室長 鈴木 守)
地方競馬全国協会からのご案内
「地方競馬の馬主になりたい!」という方は地方競馬全国協会までご連絡下さい。
地方競馬の馬主登録制度についてご案内いたします。
なお、地方競馬の馬主情報については、地方競馬サイト(http://www.keiba.go.jp/)でもご覧になれます。
(担当:審査部登録課 電話03-3583-2142)
( )
8 平成27年5月20日
(隔月1回発行)
第272号
平成26年度生乳需給状況及び平成27年度生乳計画生産について
東北生乳販連宮城支所
みやぎの酪農農業協同組合
中期的計画生産最終年度となる平成26年度生乳計画生産数量については、生乳の安定供給と生産基盤の回
復を目指すため増産型計画生産数量の設定されました。
1.生乳需給状況
(1)宮城県
平成26年度4月〜3月の販売実績乳量は117,861㌧、前年比96.1%と減少し、生乳計画生産出荷目標数量
125,991㌧に対し8,130㌧未達となりました。また、3月現在の出荷戸数は568戸と前年より24戸減少しました。
2.平成27年度生乳計画生産
平成27年度生乳計画生産は、流通飼料や生産資材価格等の高止まりについては、大きな変化はないものと
思われ、中長期的にはさらに減少することが懸念されるため、平成27年度以降についても計画生産による生
産意欲への悪影響を避ける観点も含めて、今後3年間は前年実績以上の目標数量の設定を行う中期計画生産
が実施されます。
平成26年度宮城県生乳受託販売実績
(単位:kg、%)
団体名
み や ぎ
全 農 宮
宮 城 酪
宮 城 県 合
月
の
城
農
計
団体名
み や ぎ の
全 農 宮 城
宮 城 酪 農
宮 城 県 合 計
団体名
み や ぎ の
全 農 宮 城
宮 城 酪 農
宮 城 県 合 計
団体名
み や ぎ の
全 農 宮 城
宮 城 酪 農
宮 城 県 合 計
団体名
み や ぎ
全 農 宮
宮 城 酪
宮 城 県 合
5,716,696
1,616,462
2,905,534
10,238,692
月
7月
5,458,858
1,599,236
2,816,407
9,874,501
月
10月
5,432,696
1,516,352
2,770,368
9,719,416
月
1月
5,490,349
1,567,209
2,764,172
9,821,730
月
の
城
農
計
4月
26年度計
65,970,445
18,601,122
33,289,363
117,860,930
前年比
94.3
97.2
95.8
95.2
前年比
94.5
99.2
94.6
95.2
前年比
95.4
98.5
96.5
96.2
前年比
95.6
95.9
95.6
95.7
5月
5,915,380
1,652,400
3,060,120
10,627,900
8月
5,404,313
1,539,055
2,718,102
9,661,470
11月
5,291,589
1,466,642
2,613,554
9,371,785
2月
5,227,189
1,452,083
2,514,788
9,194,060
前年比
94.0
95.6
95.4
94.6
前年比
98.7
98.1
95.5
97.7
前年比
97.0
96.5
95.9
96.6
前年比
98.9
97.2
95.7
97.8
6月
5,589,342
1,578,621
2,857,322
10,025,285
9月
5,194,302
1,481,052
2,659,622
9,334,976
12月
5,469,777
1,511,851
2,717,722
9,699,350
3月
5,779,954
1,620,159
2,891,652
10,291,765
前年比
96.3
96.9
96.1
96.4
前年比
94.4
97.9
96.4
95.5
前年比
94.9
93.6
97.1
95.3
前年比
97.5
96.3
98.3
97.6
第1四半期
17,221,418
4,847,483
8,822,976
30,891,877
第2四半期
16,057,473
4,619,343
8,194,131
28,870,947
第3四半期
16,194,062
4,494,845
8,101,644
28,790,551
第4四半期
16,497,492
4,639,451
8,170,612
29,307,555
前年比
94.9
96.6
95.8
95.4
前年比
95.8
98.4
95.5
96.1
前年比
95.7
96.1
96.5
96.0
前年比
97.3
96.4
96.6
97.0
前年比
95.9
96.9
96.1
96.1
(販売課 村田孝志)
平成27年5月20日
(隔月1回発行) 第272号( )
9
〈畜試便り〉
新しい飼料作物奨励品種の紹介
宮城県畜産試験場
畜産試験場では、県内に適した飼料作物の選定を行うため,栽培試験を実施し品種の生育特性や生産性を
調査しています。
今回は、新しく飼料作物奨励品種になった飼料用トウモロコシ品種について紹介します。
スノーデント125T(SH2821)
スノーデント125T(系統名SH2821)(図1)は当試験場を含む各地での栽培試験を経た上で、雪印種苗(株)
から流通されております。
スノーデント125TはメーカーRMが「125日」で、(独)農研機構東北農業研究センターが定める標準品種
の32F27(RM126)と比較して、初期生育等の生育特性は同等です。収量性は雌穂収量が少ないものの茎葉
収量が多いことから乾物収量が多く、耐倒伏性やごま葉枯れ病抵抗性が優れます。
栽培上の留意点は栽植本数を6,500〜7,000本/10aとし、1本仕立てとすることに心掛けて下さい。
表1 主要な特性
品種名
系統名
早晩性
メーカーRM
収量性
耐倒伏性
ごま葉
枯れ病
スノーデント125T
SH2821
中性
125
◎
○
○
※凡例は◎優れる、○普通
表2 飼料用トウモロコシ「スノーデント125T(SH2821)」の生育特性および収量(kg/10a)
品種名
発芽良否 初期生育
(3年平均) (cm)
乾物収量(kg/10a)
罹病個体の全体に対する割合(%)
茎葉
雌穂
全体
根腐れ病
紋枯れ
アワノメイガ
スノーデント125T
(対標準品種比)
7.3
90.6
1,141
(121)
736
(81)
1,918
(103)
2.5
49.7
7.0
32F27(標準品種)
7.1
94.8
943
906
1,864
1.7
48.2
6.5
※スノーデント125Tと32F27はH24〜H26の3年間の収量調査結果 発芽の良否は極良を9、極不良を1と
する評点法、( )内は標準品種32F27(RM126)を100とした値。
子実の様子
生育状況(茎葉)
図1 スノーデント125T(撮影 雪印種苗)
(草地飼料部 森田昌孝)
( )
10 平成27年5月20日
〈衛生便り〉
(隔月1回発行)
第272号
〈農業大学校生の抱負〉
私の目標
牛白血病の衛生対策について
宮城県農業大学校 畜産学部
乳牛専攻 2学年 佐藤 大地
大河原家畜保健衛生所
牛白血病ウイルス(BLV)の感染によって引き
起こされる地方病性牛白血病は、近年、国内での発
私の家は川崎町で酪農を営ん
でおり、現在は父と母が主体で
生が増加しており、生産現場に与える経済的損失も
大きいため問題となっています。
このような中、農林水産省から、平成27年4月2
日に「牛白血病に関する衛生対策ガイドライン」が
公表されました。ガイドラインには、本病対策の基
本的な考え方、農場内の感染拡大防止対策、農場へ
の侵入防止対策等について示されており、農林水産
省のホームページ*)に掲載されております。
BLVは極微量の血液で感染するため、生産現場に
おいては、「一頭ごとの注射針・直検手袋の交換」、
「除角・去勢・削蹄・耳標・鼻環装着等で使用する
器具の確実な消毒」
「吸血昆虫の防除」等の対策が
重要です。
なお、家畜共済の事務取扱要領及び事務処理要領
が改正され、5月1日以降、と畜場で牛白血病と診
断され廃棄となった場合も共済金の支払い対象とな
りました。ただし、所有者が遵守すべきとされる一
頭毎の用具器具の交換や消毒等の牛白血病感染拡大
防止措置が実施されていない場合には、共済金の4
割を免責する等の規定も設けられましたので注意が
必要です。
家畜保健衛生所は、個々の農場における本病の浸
潤状況や飼養状況の実情を考慮し、着手可能な対策
から講じることによって、本病の衛生対策を推進し
ていきたいと考えております。
経営を行っています。私は幼い
頃から家の仕事を手伝い、乳牛
や酪農に興味を持つようになり
ました。そのため、将来、父と
母が行っている酪農経営を仕事にしていきたいと考
えています。
しかし、私は普通科の高校に通っていたので、農
業の知識があまりありませんでした。そこで、畜産
に関する専門的な知識や技術を学びたいと思い、宮
城県農業大学校に入学しました。入学してから1年
が経ち、勉強の場所も名取から岩出山教場に移して
毎日の講義を受けています。農業大学校の2年生で
は、乳用牛を専攻し、毎朝の家畜管理実習を通して
乳用牛の体の仕組みや飼養管理などの専門的な知
識・技術を実践的に学んでいます。更に、7月から
は家畜人工授精師の講習会が始まります。農業大学
校に入ってからの目標である家畜人工授精師につい
ては覚えることが多く、取得するのが大変な資格で
すが必死に勉強して資格を取得したいと思います。
そして、家畜人工授精師の資格取得後は、私の家の
牛の交配を私がしたいと考えています。
就農後の目標は、低コスト化と生産性向上の両立
を目指し、その中で徐々に規模拡大をしていきたい
*「牛白血病に関する衛生対策ガイドライン」
と考えています。我が家では乳用牛群検定に加入し
URL http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/pdf/
ebl_guide.pdf
(防疫班 岡野純)
ていませんが、就農後には牛群検定を取り入れ、個々
の牛の能力を把握し、これから取得する予定である
家畜人工授精師としての技術を利用して、低コスト
化と生産性の向上を目標に、安定した経営をしてい
きたいと思っています。
私は、畜産に関してはまだまだ知識も浅く、経験
もあまりありません。そのため、これからの学校生
活で多くの知識や技術を身に付けて就農した時に生
かしていきたいです。そしてこれからの農業を支え
ていける酪農家になるため日々頑張って行きたいと
思います。
平成27年5月20日
(隔月1回発行) 第272号( )
11
〈New face〉
北部家畜保健衛生所
鈴木 千尋
皆さん、はじめまして。
平成27年4月から宮城県北
部家畜保健衛生所防疫班に
配属になりました鈴木千尋
と 申 し ま す。 出 身 は 金 札
米、りんご、陸中牛の産地
である奥州市(旧江刺市)
です。兼業農家で育ち、幼
い頃からイヌ、ネコ、ウサ
ギ、モルモット、ニワトリなど多くの動物に囲まれ、
物心の付いた時には繁殖牛が飼養されており、動物
〈New face〉
宮城県農業共済組合連合会
県南家畜診療センター
小堤 晃博
はじめまして、今年度か
らNOSAI宮 城 の 県 南 家 畜
診療センターに配属となり
ました小堤晃博と申しま
す。出身は宮城県大崎市古
川です。出身大学は北海道
の酪農学園大学で、研究室
は生産動物内科学に所属
し、動物病院の診療を手伝
う傍ら、牛のマイコプラズマ性疾患について勉強し
てきました。
〈New face〉
一般社団法人 宮城県畜産協会
経営支援課
柴田 夏季
はじめまして。平成27年
4月より宮城県畜産協会経
営支援課に配属となりまし
た、柴田夏季と申します。
出身は宮城県仙台市で、
宮城県宮城野高校、宮城県
農業短期大学畜産科を卒
業、愛媛大学農学部生物資
源学科へ編入学し、平成15
年3月に卒業後、平成16年4月から宮城県畜産協会
で臨時職員として10年間、家畜衛生及び家畜改良業
務に携わってきました。
〈人の動き〉
公益財団法人みやぎ農業振興公社
1 異動(平成27年4月1日)
氏 名
新
参与(復興支援基盤整備
渡辺 武
部・畜産振興部担当)
(平成27年5月1日)
岡本 俊彦
畜産振興部長
旧
参与(復興支援基盤整備部)
畜産振興部長兼
畜産振興班長事務取扱
の中でもウシが好きで、生まれた子牛に自分の名前
を付けてもらったこともあります(市場に上場され
る子牛に自分の名前を付けるなんて今では考えられ
ないことですが)。高校卒業後は、大自然と家畜の
教材に富んだ酪農学園大学で学び、衛生学教室で抗
生物質を用いない乳房炎の乾乳期治療をテーマに企
業と共同研究し、乳房炎原因菌検索の手技や搾乳技
術を身に付けることができました。大学卒業後は地
元に戻り、家畜衛生に携わってきました。縁あって
宮城県に移住し、3年目になります。現在は職場の
方々から様々なことを教えていただきながら、管内
の地名、関係団体や主要道路などを覚える日々です。
地元特有のイントネーションを早くマスターし地域
の方々とスムーズに対話ができるように、初心を忘
れず業務を遂行していきたいと思います。今後とも
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
大学時代、研修に行ったドイツのハノーバーで、
様々な品種の牛を見たことがきっかけとなり、珍し
い品種の牛を見ることが密かな楽しみになりまし
た。シャロレー種、ハイランド種が特に気に入って
います。
幼い頃から生産動物獣医師を生業としていく決意
していたため、今はその願いが叶い心から嬉しく
思っています。震災前の大学2年の夏と震災後の5
年の春の2回、NOSAI宮城で実習させていただき、
震災の大きな影響を受けながらも、それに負けじと
奮闘する農家の皆さんや獣医師の先生方に心打た
れ、自分も故郷の復興ために貢献したいと強く考え
るようになりました。
農家の皆さんと共に、故郷である宮城県の畜産の
復興と発展に尽力する一心で頑張っていきます。皆
様どうかご指導ご鞭撻の程よろしくおねがいします。
今年3月までは家畜改良課に所属し、窒素補給や、
宮城県家畜人工授精師協会の事務員として、家人協
会員の皆様には、大変お世話になっておりました。
今春から正職員として採用され、配属先も、業務
内容も変わり、現在は養豚経営安定対策事業や酪農
生産基盤維持緊急支援事業とあわせて、この「畜産
みやぎ」の発行を担当しております。
幼いころから動物が好きで、動物に関わる仕事に
つきたいと思い、今に至ります。
しかし、家は非農家で、なかなか家畜と直に接す
る機会も少なく、畜産に関しての知識も経験も、未
熟なところばかりです。
皆様にはご迷惑おかけすることばかりですが、先
輩方の指導のもと、少しでも経験を積み、1日も早
く業務に慣れ、畜産について一つ一つ勉強しながら、
頑張っていきたいと思っております。
皆様方のご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願いい
たします。
2 採用(平成27年5月1日)
氏 名
新
平田 利幸 畜産振興部参事兼畜産振興班長
( )
12 平成27年5月20日
〈全共便り〉
(隔月1回発行)
第272号
第11回全国和牛能力共進会宮城大会に向けて
第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会
第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局の移転
第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局は、これまで県庁畜産課内に設置されていましたが、
平成27年4月1日(水)、宮城県農林水産部に「全国和牛能力共進会推進室」、全国農業協同組合連合会宮城
県本部内に「全共宮城大会推進室」が組織され、両者が一体となり、さらなる体制強化を図り、準備作業を
本格化させるため、事務局を移転しました。
当日は、実行委員会事務局の看板を設置し、実行委員会会長である若生正博副知事から「約40万人の来場
を見込む大会運営と、日本一獲得に向け、一致団結して業務に当たって欲しい」と訓示をいただきました。
事務局の移転先については下記のとおりです。
記
住 所 〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町三丁目1-6
宮城県本町第3分庁舎 2階
電 話 022-714-2982
F A X 022-714-2985
※なお、駐車場はございませんので公共交通機関を御利用願います。
マスコットキャラクターのデザイン決定と名称募集
県内在住者を対象として、大会のシンボルとなる和牛のマスコットキャラクターのデザイン画を募集した
ところ、532作品の応募がありました。
幅広い世代の方々で構成するマスコットキャラクター審査会(審査委員長:東北工業大学クリエイティブ
デザイン学科 篠原 良太 准教授)において入賞候補作品を選定した後、実行委員会の正副会長による最
終審査の結果、下記のとおり採用作品を決定しました。
■募集期限
平成27年5月29日(金)(郵送は当日消印有効、持参
及び電子メールは当日到着分まで有効。
)
最優秀賞(採用作品:1点)
仙台市 石井 宏紀 さん
(いしい ひろのり)
■応募方法
(1)郵送、持参、ファクシミリ、電子メールのいず
れかの方法で応募してください。
(2)必ず次の事項を明記してください。
●キャラクターの名称、説明
●郵便番号※、住所※、氏名(ふりがな)※、
年齢※、電話番号※、性別、職業 (※は必須)
(3)1人何点でも応募できます。ただし、応募用紙
1枚につき1点の作品とし、それぞれ異なる作
品に限ります。
(4)応募に関する一切の費用は、応募者の負担とな
ります。
この他、詳細事項については実行委員会ホーム
ページを御覧ください。
■応募先・問合せ先
第11回全国和牛能力共進会宮城県実行委員会事務局
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町三丁目1-6
TEL:022-714-2982 FAX:022-714-2985
E-mail:[email protected]
ホームページ:http://www.pref.miyagi.jp/site/
nourinsui/miyagi-zenkyou.html
マスコットキャラクターのデザイン決定に伴い、
マスコットキャラクターの名称を下記のとおり募集
します。
応募作品の中から、最優秀賞(採用作品:1点)
には賞金2万円と仙台牛1kgを、さらに、全応募者
の中から抽選で5名の方に仙台牛1kgをそれぞれ
贈呈します。
たくさんの御応募をお待ちしています。
■募集内容
マスコットキャラクターにふさわしく、親しみや
すい名称を募集します。
■応募資格
宮城県内にお住まいの方
(宮城県農林水産部全国和牛能力共進会推進室 千田春香)