【プレスリリース】 UBM Canon Japan 合同会社 2015 年 4 月 23 日 日本発の革新的な医療機器技術・製品を表彰する、第 4 回「MEDTEC イノベーション大賞」 大賞は、株式会社アムテックの 「頸椎椎弓形成術に用いるインプラント『Laminoplasty Basket』」に決定 医療機器の設計・製造に関する“アジア最大”の展示会「MEDTEC Japan 2015」にて発表 UBM Canon Japan 合同会社(東京都千代田区/職務執行者:クリストファー イブ)が主催する、 医療機器の設計・製造に関する“アジア最大”の展示会「MEDTEC Japan 2015(メドテック ジャパン 2015)」において、展示会初日の 4 月 22 日(水)、国内企業による“日本発”の革新的な医療機器技 術・製品を表彰する、第 4 回「MEDTEC イノベーション大賞」の第二次審査が同展示会の会場で行わ れ、栄えある大賞には、株式会社アムテックの「頸椎椎弓形成術に用いるインプラント『Laminoplasty Basket』 」が選ばれました。 ■大賞受賞製品 株式会社アムテック 「頸椎椎弓形成術に用いるインプラント『Laminoplasty Basket』 」 【受賞製品の概要】 株式会社アムテックの「Laminoplasty Basket」は、頸椎椎弓形成術に 用いるインプラント。頸椎椎弓形成術は日本の脊椎外科医によって 考案された手術手技で、日本では非常に多く行われている代表的な 脊椎手術である。従来、日本では主にセラミック製のスペーサーが 使用されており、チタン製のインプラントは存在しなかった。 「Laminoplasty Basket」はセラミック製のスペーサーにない優位性の ある特徴が主に 2 つある。1 つは、バスケット状の 3 次元構造の内部 に骨を移植することで、骨と骨を支えるだけでなく脊椎再建に重要な新たな骨を形成できること。もう 1 つは、糸で固定していたセラミック製スペーサーと違い、スクリューで固定することで安全で容易な操作 で強固な固定が得られるようになった。 【審査委員会 審査評】 国内で取り組みの少ない植え込み医療機器で、東洋人向け製品を開発し、海外展開にも意欲的に取り組ん でいる。 なお、今回の全受賞企業・製品は、以下の通りです。 <第 4 回「MEDTEC イノベーション大賞」受賞企業・製品> 賞 受賞企業 受賞製品 MEDTEC イノベーション大賞 株式会社アムテック 頸椎椎弓形成術に用いるインプラント「Laminoplasty Basket」 敢闘賞 スリープウェル株式会社 「スリープスコープ」を利用した睡眠評価システム 期待賞 株式会社アニモ 「ZooZii (いびきチェックソフトウェア)」 睡眠時無呼吸症候群スクリーニング 入賞 大衛株式会社 腹腔鏡手術器具ホルダー 「エンドエプロン/ENDO APRON」 日本電波工業株式会社 医療用小型・軽量 高精細画像 3D 超音波プローブ 1 ■「MEDTEC イノベーション大賞」とは 「MEDTEC イノベーション大賞」は、医療機器の設計・製造 において、国内企業による革新的な製品を表彰する趣旨で、 2012 年に創設、今回で 4 回目となります。毎年、大賞 1 社と各 部門賞(数社)を選出。これまでに 24 社を選出、表彰していま す。受賞製品は世界に誇れる、日本発の革新的な医療機器や部 材・部品、加工技術・製造装置等の技術・製品として、国内外 に広く伝えていきます。 <今回の受賞企業・審査委員> <報道関係お問い合わせ先> ㈱ユニ・プランニング MEDTEC 担当:臼田(ウスダ) TEL:03-5282-8651/FAX:03-5282-8658 E-mail:[email protected] 2 参考資料 ■第 4 回「MEDTEC イノベーション大賞」の概要 <実施要項(抜粋)> 名 称 MEDTEC イノベーション大賞(メドテック イノベーションタイショウ) 趣 旨 政府は、日本が持つモノづくりの技術を医療機器分野へ発展させることを重要と考えており、特 に中堅・中小企業が医療現場の課題を汲み取り、それを解決する技術・製品の開発につなげてい けるよう取り組んでいます。医療機器製造市場は、このような技術力を持つ中堅・中小企業や異 業種からの新規参入にも期待が高まると同時に、人口の高齢化などにより今後も発展し続けてい く産業のひとつです。新たな事業分野として医療機器への参入を検討している企業をサポートし ていく場として「 MEDTEC Japan」に出展および来場頂くと共に、医療機器産業 振興のため 「MEDTEC イノベーション大賞」を設けます。 主 催 UBM Canon Japan 合同会社 後 援 一般社団法人日本医療機器産業連合会、日本の技術をいのちのために委員会 協 賛 一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 賞 ・MEDTEC イノベーション大賞(1 社) ・優秀賞(数社) ・奨励賞(数社) 受賞メリット 受賞製品は、UBM Canon が発行する電子版・紙媒体で特集記事として取り上げられる他、英文姉 妹誌でも製品紹介が掲載される。 応 募 対 象 工作機、金属加工機、射出成型機、押出機、レーザー技術、金属原材料、プラスチック/セラ ミック原材料、各種工具、ワイヤー/ばね、チューブ類、各種完成部品、マイクロ/ナノ技術、 表面処理技術、半導体、センサー、電源/電池、電子部品各種、ロボット技術、測定/テスト機 器、包装用機械、包装材料、印刷/ラベル技術、消毒滅菌技術、フィルター、無菌衣/マスク 等、OEM、処置用医療機器(注射器具類、チューブ・カテーテル類、ディスポーザブル製品、外 科・整形外科用手術材料)、手術用機器(整形外科手術用器械器具、切断/切削器具、ピンセッ ト・鉗子類)、生体機能補助/代行機器(人工関節、人工呼吸器、人工心肺装置、人工腎臓装置、 麻酔器)、生体機能検査/計測機器(心電計、脳波計、血圧計、トポグラフィー、内視鏡)、衛生 材料/用品(医療脱脂綿、ガーゼ、無菌衣、用品) 、ソフトウェアなどを取り扱う企業。 審 査 方 法 ・有識者で構成された審査委員会が審査を行う。 ・第一次審査:書類選考(3 月中旬) 。 ・第二次審査:「MEDTEC Japan 2015」開催初日(4 月 22 日(水)) 、ノミネート各社による 18 分間 (プレゼン 10 分/質疑応答 8 分)のプレゼンテーションを経て、審査委員会が会 場内で審査を行う。 審 査 員 (審査委員会) 審 査 委 員 長:妙中 義之(日本の技術をいのちのために委員会 代表) 北島 政樹(一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 代表) 副審査委員長:Christopher Eve(President, UBM Japan Co.,Ltd.) 審 査 委 員:原澤 栄志(一般社団法人日本医療機器産業連合会 常任理事) 鎮西 清行(産業技術総合研究所 ヒューマンライフテクノロジー研究部門 副研究部門長) 大西 昭郎(東京大学公共政策大学院 教授) 山田 栄子(株式会社三菱総合研究所 人間・生活研究本部医療・福祉経営グループ 主席研究員) 中野 壮陛(公益財団法人医療機器センター 専務理事) 竹田 正俊(株式会社クロスエフェクト 代表取締役) *前回の受賞企業として参加 3 ■過去の受賞企業/団体のご紹介 ◇第 1 回 受賞企業・製品(2012 年 4 月 18 日 「MEDTEC Japan 2012」にて実施) 賞 受賞企業 受賞製品 MEDTEC イノベーション大賞 朝日インテック株式会社 ガイドワイヤー、コイル 優秀賞 株式会社シャルマン チタン微細加工 加工技術賞 株式会社ミスズ工業 Evaheart 部品加工 チャレンジ賞 株式会社メトラン 人工呼吸器 期待賞 株式会社スズキプレシオン 単孔ポート 奨励賞 グンゼ株式会社 自己血糖測定装置 永島医科器機株式会社 低侵襲手術を支援する内視鏡手術ナビゲーター 株式会社アクトメント 巻爪矯正具 二九精密機械工業株式会社 βチタンパイプ 株式会社東鋼 切削工具 ◇第 2 回 受賞企業・製品(2013 年 4 月 24 日 「MEDTEC Japan 2013」にて実施) 賞 受賞企業 受賞製品 MEDTEC イノベーション大賞 瑞穂医科工業株式会社 近赤外蛍光カラーカメラシステム チャレンジ賞 山科精器株式会社 洗浄吸引カテーテル 期待賞 ローム株式会社 微量血液検査システム 努力賞 ゼオンメディカル株式会社 エクストラクション・バルーン・カテーテル 奨励賞 株式会社トップ 脱気防止弁 株式会社ニチオン クリップ鉗子システム 株式会社村田製作所 金属メッシュを用いた微量物質検出技術 富士フイルム株式会社 遠隔画像診断治療補助システム ◇第 3 回(前回) 受賞企業・製品(2014 年 4 月 9 日 「MEDTEC Japan 2014」にて実施) 賞 受賞企業 受賞製品 MEDTEC イノベーション大賞 株式会社クロスエフェクト 超軟質心臓シミュレーター チャレンジ賞 メディカルネット岡山 脊椎圧迫骨折手術で用いる脊椎アラインメントを最適化するフレーム 株式会社ライトニックス 無痛ランセット「ピンニックスライト」 TDK 株式会社 超小型・低消費電力 Bluetooth4.0 対応無線モジュール 大成化工株式会社 次世代型プレフィル用シリンジ 株式会社日本インフォメーションシステム 外科手術用鋼製器具ガーゼ管理システム 奨励賞 以上 4
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