高岡市立能町小学校 平成 27 年度 学校だより ホームページアドレス 第1号 〒933-0005 高岡市能町南 2-110 TEL:22-2706 FAX:22-2846 発行:平成 27 年4月 15 日 発行責任者:小林隆文 http://www.city-takaoka.jp/noumachi/index.html 能町小学校へようこそ! ~新任式・始業式~ 4月6日(月) 、新任式の後、引き続き始 業式を行いました。 新任式では、児童を代表して6年の山田 さんが歓迎の言葉を述べました。 「はあと運 動」等について紹介し、今年はあいさつ運 動に力を入れることを述べました。自分た ちの活動について、堂々と話すことができ ました。 始業式では、6年の本間さんが、新学年になり最高学年と しての目標を二つ述べました。 二人とも緊張感を乗り越え、原稿を見ないで堂々と述べる ことができました。 (前略)・・・能町小学校児童会では、 「はあと運動」に取り組んでいます。 は は、はきはきとあいさつする心。 あ は、相手を思いやる心。 と は、共に 助け合う心です。去年は、共に助け合 う心として、エコキャップ回収やユニ セフ募金に取り組み、世界中の人たち の役に立つことができました。 今年は、あいさつ運動に積極的に取 り組もうと思っています。そして、去 年より、たくさんの「はあと」の花を咲 かせたいです。 能町小学校では、他にも様々な活動 を行っています。春には、運動会、秋 には学習発表会や持久走大会、冬には 縄跳び大会も行っています。 このような活動や授業を通して、楽 しく厳しく教えていただきたいです。 よろしくお願いします。 山田 (前略)・・・私は6年生として、二つ の目標をかかげました。 一つ目は、お世話になった人への感謝 の気持ちをしっかりもつことです。今ま では、何かを他の人にしてもらっても、 しっかり感謝の気持ちをもって、「あり がとうございました」と言っていなかっ たように思います。最高学年として、立 山登山や連合運動会などでお世話にな る方が多くなると思うので、心を込めて 「ありがとうございました」と言えるよ うになりたいです。二つ目は、いろいろ なことに自分から進んで取り組むとい うことです。6年生の学校生活では、い ろいろなことに取り組む機会が今まで より、もっと増えると思います。だから、 言われなくても、自分から進んで、いろ いろなことに取り組みたいと思います。 そして、今までの6年生のように、学 校をしっかりまとめ、引っ張っていきた いと思います。 本間 かわいい1年生入学! ~入学式~ 4月7日(火) 、94 名の新1年生が入学しました。 今年は、花曇りで少し肌寒い天候でしたが、保護者や 祖父母の方がお出でになり、1年生の入学を祝っていた だきました。ご来賓や保護者、ご家族の祝福のお陰で、 心が温かくなる入学式になりました。 児童を代表し、6年の広崎侑真さんが歓迎の言葉を述 べました。その一部を紹介します。 (前略)…能町小学校には、楽しい行事がたくさんあります。…(中略) …夏が近付くと、プールでの水泳が始まります。1年生の皆さんは、6 年生の僕たちと一緒に泳ぐ時間があります。すいすい泳げるようになる と、とても気持ちがいいですよ。…(中略)…さあ、今日から皆さんは、 「能町っ子」となります。先生や友達に大きな声であいさつをしましょ う。そして、幼稚園や保育園より、たくさんお友達をつくりましょう。困ったことがあ ったら、上級生のお兄さん、お姉さんに何でも聞いてください。困っている友達がいた ら、助けてあげましょう。そして、僕たちと楽しい学校生活にしましょう。広崎 お世話になった先生方に感謝! ~退任式・離任式~ 4月8日(水)、退任式と離任式が ありました。年度末をもって2名が退 職、人事異動により下記の教職員の転 出入がありました。 退職・転出した教職員一人一人が、本校での思い出や 児童への願いを、熱く、あるいは涙ながらに語りかけて いました。 児童の代表が感謝の言葉を述べた後、退職・転出する教職員に花束を贈呈しました。 最後に、全員で「さようなら」の歌と校歌を歌いました。精一杯大きな声で歌う児童 の校歌が、体育館中に響き渡りました。 退任された吉田篤史先生は、小矢部園芸高校に入学し 退職教職員 園芸の勉強をされるそうです。残念ながら、当日は高校 吉田篤史 荒勢美津子 の入学式と重なり出席できませんでした。 転出教職員 教頭 通級指導 6年担任 2年担任 養護 4年担任 岡 はるみ 谷井 瞳 堀田 陽 遠藤 舞偉 清水由三佳 今市 晃央 少人数 少人数 栄養士 事務 用務 調理 スタディメイト 転入教職員 宮浦 遥 北村佳菜子 村本奈緒美 大口 秋宏 田所 功 飴谷 千里 秦 美代子 教頭 初任者研修 3年学主 通級指導 養護 4年担任 5年担任 渡辺 昭裕 (松澤 弓月) 有澤 結子 藤田伊都子 金田 順子 内河 篤史 奥井 千里 3年担任 少人数 少人数 少人数 栄養士 用務 調理 スタディメイト 草島かおり 小嵐 愛 谷口 磨和 塚元 ゆり 羽岡久美子 城光 力 東 美智子 板本 智恵 学校の教育目標と学校運営の方針 学校の教育目標 豊かな心をもち、たくましく生きる子供の育成 ・よく考える子供(知) ・思いやりのある子供(徳) ・進んで体を鍛える子供(体) 学校運営の方針 (1)「とやま型学力向上プログラム(Ⅱ期)」の推進 ① 学力向上のための重点課題の克服 ア 良好な人間関係の構築 ・人間関係づくり(児童同士、児童と教師、 保護者と教師) イ 思考力・判断力・表現力の育成 ・根拠を明確にして話したり書いたりして 考えを深める活動 ・指導方法と評価方法の両面からの工夫 ② PDCAによる検証改善サイクルの確立 ※ 上記の内容に、「学校の独自 ・中期のスパンで計画的に実行 性を生かした取組」を付加 ・客観的に評価できる目標・方法の設定 ・終末における学習の成果の確認 (2) ・目的を明確にした書く活動の効果的な位置 「いのちの教育」を核とした豊かな心の育成 付け ・生命尊重や自尊感情の醸成、真理や美しさにあこがれを感じる心の育成(きらきら) ・夢や希望をもち、その実現に向けてねばり強く頑張る心の育成(いきいき) ・他を思いやる心や感謝の心の育成、自己有用感の体感(ほかほか) (3)健やかな体の育成 ・望ましい生活習慣の育成(健康三原則 の徹底) ・進んで運動する児童の育成 (4)安全な生活の推進 ・自分の身を守る児童の育成 健康三原則とは 「調和のとれた食事」「適切な運動」「十分な休養・睡眠」 (5)信頼される学校づくりの推進 ・保護者会や地域諸団体との懇談会、学 校評議員会、いじめ対策委員会等から 得た地域の願いへの誠実な対応 ・学校だより等の各種たよりやホームペ ージ等を通した積極的な情報発信 ・アクションプランの改善につながる内 部評価・外部評価の結果の公表 ・地域の教育力を活用した特色ある活動 を推進する。 今年度初めての集団下校 4月9日(木)、第1回目の町別児童会を行いました。 集団登校班の編成と名簿の確認、町内の危険箇所と危機回避 の方法の確認、登校するときの5つの約束を確認しました。 班長が先頭、副班長が最後尾になり、担当教職員に付き添わ れ集団下校していきました。上学年の児童は、1年生の歩く速 さを気遣いながら歩いていきました。 お子さんが5つの約 <登校するときの5つの約束> 束を守れるよう、ご協 ① ヘルメットを被って登校すること 力をお願いします。 ② 集合時刻を守ること ③ 縦1列に並び、学校まできちんと集団登校すること ④ 見まもり隊の方、交通当番の保護者や先生、友達に元気よく あいさつをすること ⑤ 7時 45 分から7時 55 分の間に学校に着くようにすること ちょっとした話 「声なき祝辞に感動! 」 校長 小林 隆文 プロデューサーでもあり、歌手でもある「シャ乱 Q」のつんくさんが、母校の近畿大学の 入学式に、サプライズゲストで出演している様子が、ニュースで報道されていた。祝辞 を依頼した大学関係者も、彼が声帯を切除して声が出ない状態であることを知らず、当 日初めて知ったということであった。昨年の秋、喉頭癌のため声帯を切除し、声が出せ ない状態であったため、プロジェクターを使い祝辞の内容が文字で出席者に分かるよう に拡大表示されていた。感銘を受けたので、その内容の一部を紹介する。 (前略)…去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出 するより他なかったから、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。… (中略)… 私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな 私だからできること。こんな私にしかできないこと。そんなことを考えながら生きて いこうと思います。 皆さんもあなただからできること。あなたにしかできないこと。それを追求すれば、 学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりは無理なんだという人生が待っている と思います。…(中略)…「ああ、良かった!」と思える大学生活をセルフプロデュ ースしてください!…(後略)… 「こんな私だからできること。こんな私にしかできないこと」を考えながら生きていく のだという決意。そして、「あなただからできること。あなたにしかできないこと」を追 求していけば、あなたの代わりはいないという人生が拓かれてくるであろうという入学 生へのメッセージは、確実に彼らの心に浸み入ったのではないかと思う。このことは、 その場にいたすべての人達に伝わっていることを確信する。 声を失ったときは、さぞかし落ち込んだと思うが、このように前向きに考えることが できるようになるまでには、きっと何ヶ月もかかったのではないかと思う。 この祝辞から、私自身も何ができるかを改めて考えさせられた。
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