日曜午後の朗読会

青森県近代文学館
平成 27 年度
日曜午後の朗読会
朗読会とは?
当館解説員が、青森県を代表する作家と
その作品を、わかりやすく解説いたします。
明るいロビーのソファに腰をおろし、
朗読と解説に耳をかたむけ過ごす 30 分。
おとなのための特別なおはなし会です。
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日曜午後の朗読会 年間スケジュール
― 戦争と青森文学 ―
場所:2階 近代文学館企画展示室前ロビー
時間:午後1時30分~午後2時
第 1 回 6 月 14 日(日)
太宰治① 「お伽草紙」
むかしむかし、おじいさんが山に
柴刈りにいったのは、なぜ?
防空壕の中で紡がれる、
大人へ向けたおとぎばなし。(担当:三森)
第2回
7 月 5 日(日)
太宰治② 「正義と微笑」
太平洋戦争下、弟子のおとうとの
日記を参考に書かれた小説。
十代の頃の、繊細な心情に
思いを馳せながらお楽しみ下さい。
(担当:鎌田)
第3回
7 月 19 日(日)
北村小松 「燃ゆる大空」
日中戦争時、軍部の
強制指令により執筆。
特
別
展
「
青
森
の
文
学
者
た
ち
の
戦
前
・
戦
中
」
7
/
18
▼
9
/
23
第 4 回 8 月 9 日(日)
第 8 回 11 月 1 日(日)
今官一① 「不沈〃戦艦長門〄」
石坂洋次郎② 「青い山脈」
レイテ沖海戦に
若い男女の交際をめぐる騒動が
参戦した官一。
さわやかに描かれた青春小説。
彼にとっての戦場とは、
どんな“場所”であったのか。(担当:三森)
第5回
9 月 6 日(日)
石坂洋次郎① 「マヨンの煙」
太平洋戦争下のフィリピンでの
従軍経験をもとに執筆。
記録を超えた文芸作品。
(担当:三森)
第6回
9 月 27 日(日)
戦後の開放的な雰囲気を
企
画
展
「
戦
後
―
青
森
文
学
と
青
森
の
復
興
」
10
三浦哲郎 「十五歳の周囲」
/
24
三浦が描いた、
▼
12
終戦後の八戸市。
彼の経験した想いとは。(担当:鎌田)
第7回
10 月 11 日(日)
今官一② 「幻花行」
“花まぼろしの世に在らば
陸軍飛行隊で活躍する
世も幻の花ならん“。戦場へ赴いた
若者を描く。(担当:鎌田)
官一は人生に何を思うのか。(担当:鎌田)
/
13
感じることのできる一作。
(担当:三森)
第9回
11 月 22 日(日)
北畠八穂 「十二才の半年」
長い戦争が終わり、
v
翌年八穂は自身初の
児童文学作品を書く。
この作品を起点とし、
少年少女に向けた
沢山の作品を世に生み出した。(担当:鎌田)
第 10 回
12 月 6 日(日)
鈴木喜代春 「白い河」
大正末期から敗戦までの歴史を、
青森県の貧農の子供を
中心に書いた大作。
平成 28 年 1 月 30 日より開催の企画展「児童文学
者・鈴木喜代春」も合わせてどうぞ。(担当:三森)
朗読担当者は予告無く変更となる場合がございます。予めご了承下さい。